JPH05248683A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH05248683A
JPH05248683A JP4050423A JP5042392A JPH05248683A JP H05248683 A JPH05248683 A JP H05248683A JP 4050423 A JP4050423 A JP 4050423A JP 5042392 A JP5042392 A JP 5042392A JP H05248683 A JPH05248683 A JP H05248683A
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JP
Japan
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thermal sensation
computer
air conditioner
computers
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JP4050423A
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English (en)
Inventor
Satoshi Hishida
聡 菱田
Hiroyuki Ito
宏幸 伊藤
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パソコン等の使用者毎に個別空調を行うように
して快適性の向上を図る。 【構成】各パソコン(41)の設置位置データが予め入
力されて該設置位置データを記憶するデータ記憶部(3
1)が設けられている。上記各パソコン(41)には、
該パソコン(41)の設置部付近における温冷感を検出
する温冷感センサ(72)と、該温冷感センサ(72)
に接続されて温冷感センサ(72)の温冷感情報を出力
する情報出力部(73)とが搭載されている。更に、ネ
ットワーク(1)の情報を取込む情報取込み部(61)
が設けられている。加えて、該情報取込み部(61)の
ネットワーク情報から取出した温冷感センサ(72)の
温冷感情報とデータ記憶部(31)の設置位置データと
より上記各パソコン(41)の設置部付近がそれぞれ所
定の空調条件になるように上記空気調和装置(5)を制
御する空調制御部(63)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のコンピュータ
が設置された室内を空調する空気調和装置の運転制御装
置に関し、特に、各コンピュータ付近毎の空調制御対策
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より空気調和装置において、空調負
荷に対応して圧縮機の容量等を制御ゲインを補正し、空
調能力を制御するようにしている。そして、この制御ゲ
インの補正対象としては、例えば、特開平2−3060
41号公報に開示されているように、人検知センサを設
け、室内の居住者を検出して圧縮機の容量等を制御して
快適性の向上を図るようにしているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置においては、居住者付近の温冷感につい
ては何ら考慮されていないことから、各居住者毎の個別
空調を行うことができず、快適性に劣るという問題があ
った。
【0004】そこで、リモコンに温冷感センサを設ける
ことが考えられるが、これでは、居住者が多数の場合に
各居住者の温冷感を満足させることができず、また、リ
モコンに設けられた乾電池では温冷感センサに長期間給
電を行うことができないという問題がある。
【0005】特に近年、各種情報をコンピュータ処理す
るようになってきており、室内に多数のコンピュータを
設置している部屋が多い。このような室内を空調する場
合、上述した空気調和装置においては、コンピュータの
産熱量を何等考慮しておらず、コンピュータの使用者毎
に空調を行うことができず、快適性に欠けるという問題
があった。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、コンピュータの使用者毎に個別空調を行うようにし
て快適性の向上を図ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、ネットワークの各コンピ
ュータに温冷感検出手段を設けて個別空調を行うように
したものである。
【0008】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、複数台のコンピュータ
(4,41,…)を備えたネットワーク(1)に接続さ
れて空気調和装置(5)を運転制御する空気調和装置の
運転制御装置を対象としている。
【0009】そして、上記各コンピュータ(4,41,
…)の設置位置データが予め入力されて該設置位置デー
タを記憶するデータ記憶手段(31)が設けられる一
方、上記各コンピュータ(4,41,…)には、該コン
ピュータ(4,41,…)の設置部付近における温冷感
を検出する温冷感検出手段(72)と、該温冷感検出手
段(72)に接続されて温冷感検出手段(72)の温冷
感情報を出力する情報出力手段(73)とが搭載されて
いる。更に、上記ネットワーク(1)の情報を取込む情
報取込み手段(61)が設けられている。加えて、該情
報取込み手段(61)のネットワーク情報から取出した
温冷感検出手段(72)の温冷感情報とデータ記憶手段
(31)の設置位置データとより上記各コンピュータ
(4,41,…)の設置部付近がそれぞれ所定の空調条
件になるように上記空気調和装置(5)を制御する空調
制御手段(63)が設けられた構成としている。
【0010】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明における空調制御手段(63)
に代えて、各コンピュータ(4,41,…)の設置部付
近毎に要求される温冷感の個別データが入力されて該個
別データを記憶する個別情報入力手段(8)と、該情報
取込み手段(61)のネットワーク情報から取出した温
冷感検出手段(72)の温冷感情報とデータ記憶手段
(31)の設置位置データとより上記各コンピュータ
(4,41,…)の設置部付近がそれぞれ所定の空調条
件になるように上記空気調和装置(5)の制御量を導出
する制御量導出手段(64)と、上記個別情報入力手段
(8)の個別データに対応して上記制御量導出手段(6
4)の制御量を補正し、上記空気調和装置(5)を運転
制御する補正制御手段(65)とが設けられた構成とし
ている。
【0011】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求項2の発明における個別情報入力手段
(8)に代えて、データ記憶手段(31)が各コンピュ
ータ(4,41,…)の設置位置データと各コンピュー
タ(4,41,…)の設置部付近毎に要求される温冷感
の個別データとが予め入力されて該各データを記憶する
構成としたものである。
【0012】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、ネットワーク(1)において、ワークステーショ
ンやパソコン等のコンピュータ(4,41,…)はホス
トコンピュータとの間で情報を授受する一方、空気調和
装置(5)は室内温度が目標温度になるように圧縮機の
容量等が制御されている。
【0013】そして、各コンピュータ(4,41,…)
に搭載された温冷感検出手段(72)がそれぞれコンピ
ュータ(4,41,…)の設置部付近の温度や湿度等を
検出する。そして、上記温冷感検出手段(72)の温冷
感情報を情報出力手段(73)がネットワーク情報とし
て出力する。
【0014】また、上記コンピュータ(4,41,…)
の設置位置データは、予めデータ記憶手段(31)に記
憶されている。
【0015】一方、情報取込み手段(61)は、ネット
ワーク情報を取込んでおり、この情報取込み手段(6
1)の取込んだネットワーク情報より、空調制御手段
(63)が、温冷感検出手段(72)の温冷感情報とデ
ータ記憶手段(31)の設置位置データとを取出すこと
になる。そして、該空調制御手段(63)が、温冷感情
報に基づいて上記各コンピュータ(4,41,…)の設
置部付近が所定の空調条件になるように該各コンピュー
タ(4,41,…)の方向の吹出空気量等を制御し、上
記コンピュータ(4,41,…)の使用者を個別に空調
することになる。
【0016】また、請求項2に係る発明では、各コンピ
ュータ(4,41,…)の設置部付近に要求される個別
データ、つまり、コンピュータ(4,41,…)の使用
者の個人情報が個別情報入力手段(8)に記憶されてお
り、また、請求項3に係る発明では、データ記憶手段
(31)に個別データが記憶されており、該個別データ
によって制御量導出手段(64)が導出した制御量を補
正制御手段(65)が補正して空気調和装置(5)を運
転制御することになる。
【0017】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
各コンピュータ(4,41,…)の設置部付近における
温冷感を検出してネットワーク情報として出力するよう
にしたために、各コンピュータ(4,41,…)の使用
者毎に空調を行うことができるので、各使用者毎の快適
性の向上を図ることができと共に、無駄な空間の空調を
削減することができることから、省エネルギ化を図るこ
とができる。
【0018】特に、上記温冷感検出手段(72)をコン
ピュータ(4,41,…)に設けていることから、使用
者付近の温冷感を確実に検出することができ、精度のよ
い空調を行うことができる。更に、上記コンピュータ
(4,41,…)に温冷感検出手段(72)を設けてい
るので、該温冷感検出手段(72)の電力をコンピュー
タ(4,41,…)から取ることができ、給電について
何ら考慮することなく継続して温冷感を検出することが
できる。
【0019】また、請求項2に係る発明によれば、各個
人が要求する温冷感を入力するようにしたために、各コ
ンピュータ(4,41,…)の使用者毎の嗜好に対応し
た空調を行うことができるので、より快適性の向上を図
ることができる。
【0020】また、請求項3に係る発明によれば、デー
タベース等のデータ記憶手段(31)に個人情報を記憶
するようにしたために、ネットワーク情報から各コンピ
ュータ(4,41,…)の使用者毎の嗜好に対応した空
調を行うことができるので、簡単な情報処理によってよ
り快適性の向上を図ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0022】図2は、請求項1に係る発明の実施例を示
しており、(1)は事務室や研究所などにおけるネット
ワークであって、室内(2)に設置された複数台のコン
ピュータ(4,41,…)を備えている。
【0023】該ネットワーク(1)は、ネットワークケ
ーブル(11)にホストコンピュータ(3)が接続され
ると共に、コンピュータを備えたワークステーション
(4)とターミナルサーバ(42)と複数台のパーソナ
ルコンピュータ(以下、パソコンという。)(41,4
1,…)とが接続されて構成されている。そして、上記
ターミナルサーバ(42)には複数台のパソコン(4
1,41,…)が接続されており、上記各パソコン(4
1,41,…)等はネットワークケーブル(11)を介
してホストコンピュータ(3)との間で情報を授受して
いる。
【0024】更に、上記ホストコンピュータ(3)に
は、データベースを記憶しているデータ記憶部(31)
が設けられており、該データ記憶部(31)は、上記パ
ソコン(41,41,…)及びワークステーション
(4)の各種情報が記憶されており、該各パソコン(4
1,41,…)及びワークステーション(4)の設置位
置データが予め設定されて該データを記憶するデータ記
憶手段を構成している。
【0025】一方、上記室内(2)には、該室内(2)
を空調する複数の空気調和装置(5,5,…)が設置さ
れており、例えば、図3に示すように、4台の空気調和
装置(5,5,…)が設けられる一方、該各空気調和装
置(5,5,…)が空調する空調エリアには、ワークス
テーション(4,4,…)又はパソコン(41,41,
…)が4台ずつ設置されている。そして、上記空気調和
装置(5,5,…)は、空調用コンピュータ(6)が接
続され、該空調用コンピュータ(6)が上記ネットワー
クケーブル(11)に接続されている。
【0026】一方、上記ワークステーション(4,4,
…)及びパソコン(41,41,…)は、図4に示すよ
うに、キーボード(7)を備えており、該キーボード
(7)は、複数のキー(71,71,…)が設けられる
と共に、温冷感センサ(72)及び情報出力部(73)
が設けられている。該温冷感センサ(72)は、温度セ
ンサ、輻射センサ、湿度センサ及び風速センサを備えた
温冷感検出手段であって、ワークステーション(4,
4,…)又はパソコン(41,41,…)の本体から給
電されている。そして、該温冷感センサ(72)は、ワ
ークステーション(4,4,…)及びパソコン(41,
41,…)の設置部付近の温冷感を検出しており、つま
り、ワークステーション(4,4,…)及びパソコン
(41,41,…)の使用者付近の温冷感を検出するよ
うになっている。
【0027】また、上記情報出力部(73)は、温冷感
センサ(72)が接続されて該温冷感センサ(72)の
温冷感情報をネットワーク情報としてネットワークケー
ブル(11)に出力する情報出力手段を構成している。
【0028】また、上記空調用コンピュータ(6)
(6)には、情報取込み部(61)と識別部(62)と
空調制御部(63)とが設けられており、該情報取込み
部(61)は、ネットワークケーブル(11)に接続さ
れて上記ホストコンピュータ(3)と各パソコン(4
1,41,…)(41,43,…)等との間の情報を取
込む情報取込み手段を構成している。
【0029】該識別部(62)は、上記情報取込み部
(61)(62)が取込むネットワーク情報から作動し
ているパソコン(41,41,…)及びワークステーシ
ョン(4,4,…)を識別する識別手段を構成してい
る。つまり、上記ネットワークケーブル(11)に直接
接続されたパソコン(41,41,…)及びワークステ
ーション(4,4,…)とホストコンピュータ(3)と
の間では、該パソコン(41,41,…)及びワークス
テーション(4,4,…)(4)にノード名が予め付さ
れているので、上記識別部(62)は、所定のコマンド
によって各ノード名のパソコン(41,41,…)等が
オンした作動状態にあるか否かを識別することになる。
また、上記ターミナルサーバ(42)に接続されたパソ
コン(41,41,…)は、該ターミナルサーバ(4
2)の各ポートにハード的に接続されているので、上記
識別部(62)は、所定のコマンドによって何れのポー
トに接続されたパソコン(41,41,…)がオンした
作動状態にあるか否かを識別することになる。そして、
該識別部(62)がワークステーション(4,4,…)
及びパソコン(41,41,…)のオン状態を識別する
ことにより該ワークステーション(4,4,…)及びパ
ソコン(41,41,…)の使用者の存在を識別するよ
うにしている。
【0030】更に、上記空調制御部(63)は、情報取
込み部(61)が取込んだネットワーク情報から温冷感
センサ(72)の温冷感情報とデータ記憶部(31)の
設置位置データとを取出すと共に、識別部(62)の作
動情報を受け、使用者がいる各ワークステーション
(4,4,…)又はパソコン(41,41,…)の設置
部付近がそれぞれ所定の空調条件になるように空気調和
装置(5,5,…)を運転制御する空調制御手段を構成
している。つまり、上記各空気調和装置(5,5,…)
の空調エリア内におけるワークステーション(4,4,
…)又はパソコン(41,41,…)の温冷感情報に基
づいて該ワークステーション(4,4,…)又はパソコ
ン(41,41,…)の設置部付近が所定の空調条件に
なるように各ワークステーション(4,4,…)又はパ
ソコン(41,41,…)の方向の吹出空気温度等を制
御するようになっている。
【0031】次に、上記空気調和装置(5)の運転制御
動作について図5のブロック図及び図6の制御フロー図
に基づき説明する。
【0032】先ず、ネットワーク(1)において、ネッ
トワークケーブル(11)に直接接続されたワークステ
ーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)はホストコンピュータ(3)との間で該ネットワー
クケーブル(11)を介して情報を授受する一方、ター
ミナルサーバ(42)に接続されたパソコン(41,4
1,…)は該ターミナルサーバ(42)によってネット
ワークケーブル(11)を介してホストコンピュータ
(3)との間で情報を授受している。
【0033】一方、図5に示すように、上記ワークステ
ーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の電源をオンすると、温冷感センサ(72)に電力
供給され、該温冷感センサ(72)がワークステーショ
ン(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)の設
置部付近の環境、つまり、温度等を検出することにな
る。そして、空調用コンピュータ(6)が各ワークステ
ーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の設置部付近が所定の空調条件になるように該各ワ
ークステーション(4,4,…)及びパソコン(41,
41,…)の方向の吹出空気量等を制御している。
【0034】そこで、上記温冷感センサ(72)の温冷
感情報による空気調和装置(5,5,…)の制御動作に
ついて、図6の制御フローに基づき詳細に説明する。
【0035】先ず、ステップST1において、ワークステ
ーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の電源がオンされると、該各ワークステーション
(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)に搭載
された温冷感センサ(72)がそれぞれワークステーシ
ョン(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)の
設置部付近の温度や湿度等を検出する。続いて、ステッ
プST2に移り、上記温冷感センサ(72)の温冷感情報
を情報出力部(73)がネットワーク情報としてネット
ワークケーブル(11)に出力する。
【0036】一方、ステップST3において、上記ワーク
ステーション(4,4,…)及びパソコン(41,4
1,…)の設置位置データは、予めホストコンピュータ
(4,41,…)のデータ記憶部(31)に記憶されて
いる。
【0037】その後、ステップST4において、空調用コ
ンピュータ(6)の情報取込み部(61)は、ネットワ
ーク情報を取込んでおり、この情報取込み部(61)の
取込んだネットワーク情報より識別部(62)がオン状
態のワークステーション(4,4,…)及びパソコン
(41,41,…)をノード名等を読み出す一方、空調
制御部(63)が、該ノード名等を受けると共に、上記
情報取込み部(61)の取込んだネットワーク情報より
温冷感センサ(72)の温冷感情報とデータ記憶部(3
1)の設置位置データとを取出すことになる。続いて、
ステップST5に移り、上記空調制御部(63)が、温冷
感情報に基づいて上記各ワークステーション(4,4,
…)及びパソコン(41,41,…)の設置部付近が所
定の空調条件になるように該各ワークステーション
(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)の方向
の吹出空気量等を制御することになる。
【0038】つまり、上記ワークステーション(4,
4,…)及びパソコン(41,41,…)のオン状態を
検出することにより、空調対象者であるパソコン(4
1,41,…)等の使用者の存在を検出し、データ記憶
部(31)の設置位置データにより空調方向であるパソ
コン(41,41,…)等の使用者の方向を検出して温
冷感情報に基づきパソコン(41,41,…)等の使用
者を個別に空調することになる。
【0039】従って、上記ワークステーション(4,
4,…)及びパソコン(41,41,…)の設置部付近
における温冷感を検出してネットワーク情報として出力
するようにしたために、該各ワークステーション(4,
4,…)及びパソコン(41,41,…)の使用者毎に
空調を行うことができるので、各使用者毎の快適性の向
上を図ることができと共に、無駄な空間の空調を削減す
ることができることから、省エネルギ化を図ることがで
きる。
【0040】特に、上記温冷感センサ(72)を各キー
ボード(7)に設けていることから、使用者付近の温冷
感を確実に検出することができ、精度のよい空調を行う
ことができる。更に、上記パソコン(41,41,…)
等に温冷感センサ(72)を設けているので、該温冷感
センサ(72)の電力をパソコン(41,41,…)等
から取ることができ、給電について何ら考慮することな
く継続して温冷感を検出することができる。
【0041】図7は請求項2に係るは発明の実施例を示
しており、個別情報入力手段である個別情報入力部
(8)が設けられると共に、空調用コンピュータ(6)
には、空調制御部(63)に代えて制御量導出部(6
4)及び補正制御部(65)が設けられている。
【0042】該個別情報入力部(8)は、上記ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の設置部付近に要求される温冷感の個別データが予
め入力されて記憶されており、つまり、ワークステーシ
ョン(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)の
使用者個人の嗜好の個別データが記憶されており、該個
別情報入力部(8)の個別データが空調用コンピュータ
(6)に入力されるようになっている。
【0043】また、上記制御量導出部(64)は、上記
情報取込み部(61)のネットワーク情報から取出した
温冷感センサ(72)の温冷感情報とデータ記憶部(3
1)の設置位置データとより上記各コンピュータ(4,
41,…)の設置部付近がそれぞれ所定の空調条件にな
るように上記空気調和装置(5,5,…)の制御量を導
出する制御量導出手段を構成している。
【0044】一方、上記補正制御部(65)は、個別情
報入力部(8)の個別データを受けて制御量導出部(6
4)の制御量を補正して空気調和装置(5,5,…)を
運転制御する補正制御手段を構成しており、つまり、ワ
ークステーション(4,4,…)及びパソコン(41,
41,…)の使用者の嗜好に合わせて制御量を補正して
制御するように構成されている。
【0045】そこで、上記温冷感センサ(72)の温冷
感情報による空気調和装置(5,5,…)の制御動作に
ついて、図8の制御フローに基づき詳細に説明する。
【0046】先ず、ステップST11において、ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の電源がオンされると、該各ワークステーション
(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)に搭載
された温冷感センサ(72)がそれぞれワークステーシ
ョン(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)の
設置部付近の温度や湿度等を検出し、該温冷感情報を情
報出力部(73)がネットワーク情報としてネットワー
クケーブル(11)に出力する。
【0047】一方、ステップST12において、上記ワー
クステーション(4,4,…)及びパソコン(41,4
1,…)の使用者の個別データが予め個別情報入力部
(8)に入力されると共に、ステップST13において、
上記ワークステーション(4,4,…)及びパソコン
(41,41,…)の設置位置データが予めホストコン
ピュータ(4,41,…)のデータ記憶部(31)に記
憶されている。
【0048】その後、ステップST14において、空調用
コンピュータ(6)の情報取込み部(61)が、ネット
ワーク情報を取込んでおり、この情報取込み部(61)
の取込んだネットワーク情報より識別部(62)がオン
状態のワークステーション(4,4,…)及びパソコン
(41,41,…)をノード名等を読み出す一方、制御
量導出部(64)が、該ノード名等を受けると共に、上
記情報取込み部(61)の取込んだネットワーク情報よ
り温冷感センサ(72)の温冷感情報とデータ記憶部
(31)の設置位置データとを取出し、上記各ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の設置部付近が所定の空調条件になるように該各ワ
ークステーション(4,4,…)及びパソコン(41,
41,…)の方向の吹出空気量等の制御量を導出する。
そして、該制御量導出部(64)の制御量を補正制御部
(65)が受けると共に、上記個別情報入力部(8)の
個別データを補正制御部(65)が受けて、ステップST
15に移り、上記補正制御部(65)が、個人の嗜好を
考慮して上記温冷感情報に基づき上記各ワークステーシ
ョン(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)の
設置部付近が所定の空調条件になるように該各ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の方向の吹出空気量等を制御することになる。
【0049】従って、各個人が要求する温冷感を入力す
るようにしたために、各パソコン(41,41,…)等
の使用者毎の嗜好に対応した空調を行うことができるの
で、より快適性の向上を図ることができる。
【0050】図9は、請求項3に係るは発明の実施例を
示しており、図7に示すように、個別情報入力部(8)
に変えて、個別データをホストコンピュータ(3)のデ
ータ記憶部(31)に記憶させるようにしたものであ
る。よって、図7に示す個別情報入力部(8)が設けら
れていないもので、その他の構成は前実施例と同様であ
る。
【0051】そこで、上記温冷感センサ(72)の温冷
感情報による空気調和装置(5,5,…)の制御動作に
ついて、図9の制御フローに基づき詳細に説明する。
【0052】先ず、ステップST21において、ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の電源がオンにより温冷感センサ(72)がそれぞ
れワークステーション(4,4,…)及びパソコン(4
1,41,…)の設置部付近の温度や湿度等を検出し、
該温冷感情報を情報出力部(73)がネットワーク情報
としてネットワークケーブル(11)に出力する。
【0053】一方、ステップST22において、上記ワー
クステーション(4,4,…)及びパソコン(41,4
1,…)の使用者の個別データが、予めホストコンピュ
ータ(4,41,…)のデータ記憶部(31)に記憶さ
れており、ステップST23において、該データ記憶部
(31)の個別データよりワークステーション(4,
4,…)及びパソコン(41,41,…)の使用者を識
別する。また、ステップST24において、上記ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の設置位置データが、予めホストコンピュータ
(4,41,…)のデータ記憶部(31)に記憶されて
いる。
【0054】その後、ステップST25において、空調用
コンピュータ(6)の情報取込み部(61)が、ネット
ワーク情報を取込んでおり、この情報取込み部(61)
の取込んだネットワーク情報より識別部(62)がオン
状態のワークステーション(4,4,…)及びパソコン
(41,41,…)をノード名等を読み出す一方、制御
量導出部(64)が、該ノード名等を受けると共に、上
記情報取込み部(61)の取込んだネットワーク情報よ
り温冷感センサ(72)の温冷感情報とデータ記憶部
(31)の設置位置データとを取出し、上記各ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の設置部付近が所定の空調条件になるように該各ワ
ークステーション(4,4,…)及びパソコン(41,
41,…)の方向の吹出空気量等の制御量を導出する。
そして、該制御量導出部(64)の制御量を補正制御部
(65)が受けると共に、上記情報取込み部(61)の
取込んだネットワーク情報よりデータ記憶部(31)の
個別データを補正制御部(65)が受けて、ステップST
26に移り、上記補正制御部(65)が、個人の嗜好を
考慮して上記温冷感情報に基づき上記各ワークステーシ
ョン(4,4,…)及びパソコン(41,41,…)の
設置部付近が所定の空調条件になるように該各ワークス
テーション(4,4,…)及びパソコン(41,41,
…)の方向の吹出空気量等を制御することになる。
【0055】従って、データベースのデータ記憶部(3
1)に個人情報を記憶するようにしたために、ネットワ
ーク情報から各パソコン(41,41,…)等の使用者
毎の嗜好に対応した空調を行うことができるので、簡単
な情報処理によってより快適性の向上を図ることができ
る。
【0056】尚、本実施例は、温冷感センサ(72)及
び情報出力部(73)をキーボード(7)に設けたが、
ワークステーション(4,4,…)及びパソコン(4
1,41,…)の本体等に設けてもよい。
【0057】また、空気調和装置(5)は複数台に限ら
れず、1台であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】ネットワークを示す構成図である。
【図3】パソコン等の配置状態を示す室内の平面図であ
る。
【図4】キーボードの平面図である。
【図5】空調運転の制御を示すブロック線図である。
【図6】空調運転の制御フロー図である。
【図7】他の実施例のネットワークを示す構成図であ
る。
【図8】第2の実施例を示す空調運転の制御フロー図で
ある。
【図9】第3の実施例を示す空調運転の制御フロー図で
ある。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 室内 3 ホストコンピュータ 4 ワークステーション 5 空気調和装置 6 空調用コンピュータ 8 個別情報入力部 31 データ記憶部 41 パソコン 61 情報取込み部 62 識別部 63 空調制御部 64 制御量導出部 65 補正制御部 72 温冷感センサ 73 情報出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のコンピュータ(4,41,…)
    を備えたネットワーク(1)に接続されて空気調和装置
    (5)を運転制御する空気調和装置の運転制御装置であ
    って、 上記各コンピュータ(4,41,…)の設置位置データ
    が予め入力されて該設置位置データを記憶するデータ記
    憶手段(31)と、 上記各コンピュータ(4,41,…)に搭載されて該コ
    ンピュータ(4,41,…)の設置部付近における温冷
    感を検出する温冷感検出手段(72)と、 上記各コンピュータ(4,41,…)に搭載されると共
    に、上記温冷感検出手段(72)に接続されて該温冷感
    検出手段(72)の温冷感情報を出力する情報出力手段
    (73)と、 上記ネットワーク(1)の情報を取込む情報取込み手段
    (61)と、 該情報取込み手段(61)のネットワーク情報から取出
    した温冷感検出手段(72)の温冷感情報とデータ記憶
    手段(31)の設置位置データとより上記各コンピュー
    タ(4,41,…)の設置部付近がそれぞれ所定の空調
    条件になるように上記空気調和装置(5)を制御する空
    調制御手段(63)とを備えていることを特徴とする空
    気調和装置の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 複数台のコンピュータ(4,41,…)
    を備えたネットワーク(1)に接続されて空気調和装置
    (5)を運転制御する空気調和装置の運転制御装置であ
    って、 上記各コンピュータ(4,41,…)の設置位置データ
    が予め入力されて該設置位置データを記憶するデータ記
    憶手段(31)と、 上記各コンピュータ(4,41,…)に搭載されて該コ
    ンピュータ(4,41,…)の設置部付近における温冷
    感を検出する温冷感検出手段(72)と、 上記各コンピュータ(4,41,…)に搭載されると共
    に、上記温冷感検出手段(72)に接続されて該温冷感
    検出手段(72)の温冷感情報を出力する情報出力手段
    (73)と、 上記ネットワーク(1)の情報を取込む情報取込み手段
    (61)と、 上記各コンピュータ(4,41,…)の設置部付近毎に
    要求される温冷感の個別データが入力されて該個別デー
    タを記憶する個別情報入力手段(8)と、 該情報取込み手段(61)のネットワーク情報から取出
    した温冷感検出手段(72)の温冷感情報とデータ記憶
    手段(31)の設置位置データとより上記各コンピュー
    タ(4,41,…)の設置部付近がそれぞれ所定の空調
    条件になるように上記空気調和装置(5)の制御量を導
    出する制御量導出手段(64)と、 上記個別情報入力手段(8)の個別データに対応して上
    記制御量導出手段(64)の制御量を補正し、上記空気
    調和装置(5)を運転制御する補正制御手段(65)と
    を備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制御
    装置。
  3. 【請求項3】 複数台のコンピュータ(4,41,…)
    を備えたネットワーク(1)に接続されて空気調和装置
    (5)を運転制御する空気調和装置の運転制御装置であ
    って、 上記各コンピュータ(4,41,…)の設置位置データ
    と各コンピュータ(4,41,…)の設置部付近毎に要
    求される温冷感の個別データとが予め入力されて該各デ
    ータを記憶するデータ記憶手段(31)と、 上記各コンピュータ(4,41,…)に搭載されて該コ
    ンピュータ(4,41,…)の設置部付近における温冷
    感を検出する温冷感検出手段(72)と、 上記各コンピュータ(4,41,…)に搭載されると共
    に、上記温冷感検出手段(72)に接続されて該温冷感
    検出手段(72)の温冷感情報を出力する情報出力手段
    (73)と、 上記ネットワーク(1)の情報を取込む情報取込み手段
    (61)と、 該情報取込み手段(61)のネットワーク情報から取出
    した温冷感検出手段(72)の温冷感情報とデータ記憶
    手段(31)の設置位置データとより上記各コンピュー
    タ(4,41,…)の設置部付近がそれぞれ所定の空調
    条件になるように上記空気調和装置(5)の制御量を導
    出する制御量導出手段(64)と、 上記情報取込み手段(61)のネットワーク情報から取
    出した個別データに対応して上記制御量導出手段(6
    4)の制御量を補正し、上記空気調和装置(5)を運転
    制御する補正制御手段(65)とを備えていることを特
    徴とする空気調和装置の運転制御装置。
JP4050423A 1992-03-09 1992-03-09 空気調和装置の運転制御装置 Withdrawn JPH05248683A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5762265A (en) * 1995-10-06 1998-06-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Air-conditioning control unit
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