JPH05247358A - アリーリデン色素類の製造方法 - Google Patents

アリーリデン色素類の製造方法

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JPH05247358A
JPH05247358A JP4323025A JP32302592A JPH05247358A JP H05247358 A JPH05247358 A JP H05247358A JP 4323025 A JP4323025 A JP 4323025A JP 32302592 A JP32302592 A JP 32302592A JP H05247358 A JPH05247358 A JP H05247358A
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alkyl
dyes
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aromatic amine
compound
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JP4323025A
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Leslie Shuttleworth
シュトレウォース レスリー
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Eastman Kodak Co
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    • C07D215/02Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D215/12Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles
    • C07C255/01Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to acyclic carbon atoms
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
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    • C09B23/143Styryl dyes the ethylene chain carrying a COOH or a functionally modified derivative, e.g.-CN, -COR, -COOR, -CON=, C6H5-CH=C-CN

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】次式: (RおよびRは、水素原子、アルキルもしくはシク
ロアルキル基、又は置換アルキルもしくはシクロアルキ
ル基であり、Rは、水素原子、アルキルもしくはアル
コキシ基、縮合フェニル環、又はカルボニルアミノ基で
あるか、あるいはR及びRが一緒に環を形成し、そ
してE及びEは、強電子吸引性不飽和置換基であ
る)のアリーリデン色素の製造方法であって、強塩基の
存在下、構造式E−CH−Eの活性メチレン化合
物をホルミル化剤と反応せしめてヒドロキシメチレンエ
ノレート塩を生成する工程、及びハロゲン化スルホニル
化合物の存在下、上記エノレート塩を次式 の芳香族アミンと反応せしめてアリーリデン色素を生成
する工程、を含んで成る製造方法。 【効果】上記製造方法は、反応性中間体の製造・単離を
必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色素類の新規製造方法
に関し、そしてより詳細には、写真組成物類、紡織繊維
類並びに着色剤類及び色素類などとしての別の製品に有
用であるアリーリデンもしくはメチン色素の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アリーリデンもしくはメチン色素とは次
式のものである。
【0003】
【化3】
【0004】上式中、R1 及びR2 は、水素原子、アル
キルもしくはシクロアルキル基又は置換アルキルもしく
はシクロアルキル基であり、R3 は、水素原子、アルキ
ルもしくはアルコキシ基、カルボニルアミノ基、又は縮
合フェニル環であるか、あるいはR2 及びR3 が一緒に
環を形成し、そしてE1 及びE2 は、強電子吸引性不飽
和置換基である。
【0005】アリーリデン色素類の製造については、幾
つかの方法が既知である。これらの方法の1つでは、フ
ィルスマイヤー反応で芳香族アミンが塩化ホスホリル及
びジメチルホルムアミドの混合物でホルミル化される。
この反応の説明は、K.Venkataraman, The Chemistry of
Synthetic Dyes, Academic Press, N.Y.,1970, Vol.II
I, 450ページに提供される。この工程で生成されるアミ
ノ置換ベンズアルデヒドは、次いで活性メチレン化合物
と縮合してアリーリデン色素を与える。
【0006】このアリーリデン色素類の製造方法は、多
くの芳香族アミン類に関して、フィルスマイヤー反応で
のホルミル化が不完全に行われ、望ましくない副反応を
伴うことから厳しく限定される。例えば、芳香族アミン
がヒドロキシもしくはアセトアミド置換基を担持する場
合には、このような基は反応で使用される酸塩化リンに
より塩素化される。同様に、ただ1つのN−アルキル置
換基を含むアニリン類は、反応条件下、望ましくない副
生成物を与える。米国特許第4,006,178号明細
書は、次式
【0007】
【化4】
【0008】(上式中、Rは、水素原子もしくはアルキ
ル、シクロアルキル又はアラルキル基を表す)のジシア
ノビニル置換基を含有するアリーリデン色素の製造方法
を開示する。ジシアノビニル置換アリーリデン色素類
は、芳香族アミンと1−ハロゲノ−2,2−ジシアノエ
チレン、好ましくは1−クロロ−2,2−ジシアノエチ
レンの反応により製造される。この後者の化合物は、幾
つかの複数工程方法によって製造できる。米国特許第
2,774,783号明細書に記載された或る方法は、
1−アセトキシ−1,1−ジシアノエタンを用いて出発
し、それが熱分解されて1,1−ジシアノエチレンを提
供し、単離されることなくそれが1,2−ジクロロ−
1,1−ジシアノエタンに塩素化され、その生成物が第
二熱分解工程にかけられて1−クロロ−2,2−ジシア
ノエチレンを提供する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このジシアノ置換アリ
ーリデン色素類の製造方法は、必要とされる反応体1−
クロロ−2,2−ジシアノエチレンが、製造されかつ複
数工程プロセスより単離されねばならないという欠点を
有する。更に、芳香族アミンとのその反応は、塩化水素
が生成される。これは、100%過剰な芳香族アミンが
発生する酸を中和するために使用されることか、又は化
学量論量のより強塩基性アミン、例えば、トリエチルア
ミンが、厳密に調整された条件下、酸を中和するために
添加されることのどちらかを必要とする。前記欠点が取
り除かれうることが望まれるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、次式のア
リーリデンもしくはメチン色素類を生成する。
【0011】
【化5】
【0012】上式中、R1 及びR2 は、水素原子、アル
キルもしくはシクロアルキル基、又は置換アルキルもし
くはシクロアルキル基であり、R3 は、水素原子、アル
キルもしくはアルコキシ基、縮合フェニル環、又はカル
ボニルアミノ基、例えば、アルカノイルアミノ、アロイ
ルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ及びアリールオ
キシカルボニルアミノであるか、あるいはR2 及びR3
が一緒に環を形成し、そして
【0013】E1 及びE2 は、+0.6を越えるハメッ
トシグマ値を有する強電子吸引性不飽和置換基(J.Hin
e, Physical Organic Chemistry、第2版、McGraw-Hil
l, N.Y.,1962, 90ページ)、例えば、シアノ、アシル、
カルバミル、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニ
ル及びアリールスルホニルである。本発明方法では、次
【0014】
【化6】
【0015】の活性メチレン化合物が、強塩基、例え
ば、アルキル金属アルコキシドもしくは水素化物の存在
下、ギ酸アルキルと反応して次式
【0016】
【化7】
【0017】(上式中、M+ はアルカリ金属イオンを表
す)のエノレート塩を提供し、更に上記エノレート塩は
アルキルもしくはアリールスルホニルハロゲン化物の存
在下、芳香族アミンと反応してアリーリデン色素を生成
する。
【0018】本発明に従う方法は、必要とされるアミノ
ベンズアルデヒド中間体を生成するためのフィルスマイ
ヤーのホルミル化反応を用いる方法の制限を解決する。
詳細には、本発明方法が、ヒドロキシ、アセトアミド及
びモノアルキル置換アミノを初めとする置換基を含有す
るアリーリデン色素類の製造を許容する。
【0019】本発明方法は、複数工程方法で反応性中間
体の生成及び単離を必要としない米国特許第4,00
6,178号明細書の方法を越える利点を有する。本発
明に従う方法は、塩化水素を全く発生しない更なる利点
を有するため、それは過剰ではなく単に化学量論量のみ
の芳香族アミン反応体を必要とする。
【0020】
【具体的な態様】新規方法では、最初に活性メチレン化
合物が、強塩基、例えばアルカリ金属ハロゲン化物もし
くはアルコキシド、例えばカリウムエトキシドの存在
下、下記等式に従って、低分子量のギ酸アルキル、例え
ばギ酸エチルとの反応により、それはエノレート塩に転
化される。
【0021】
【化8】
【0022】本発明方法の第二工程では、下記等式に従
って、エノレート塩が、アルキルもしくはアリールスル
ホニルハロゲン化物、例えば、p−トルエンスルホニル
クロリド及び好ましくは触媒として極微量のピリジンの
存在下、芳香族アミンと反応してアリーリデン色素を提
供する。
【0023】
【化9】
【0024】本発明方法を代表する上記2つの等式で
は、置換基の記号が課題を解決するための手段に先に記
載されるような意味と同様の意味を有する。置換基
1 ,R2及びR3 ,E1 及びE2 では、アルコキシ及
びアルカノイルに関して「アルキル」及び「アルカ」
は、例えば1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル基
である。好ましくはシクロアルキル基がシクロヘキシル
である。「アリール」及び「アリ」はフェニル及び置換
フェニルを称する。置換アルキル及びフェニル基は、1
つ以上のヒドロキシル、ハロ、特にクロロ、アミド、カ
ルボキシル、低級アルキル及びフェニルを初めとする基
で置換できる。
【0025】本発明方法では、エノールスルホネートが
アリーリデン色素の生成における反応性中間体であると
仮定される。エノールスルホネートの合成及び単離が報
告されているが(Polymer Bulletin, 1985, 13, 329〜
336ページ)、しかし収率は非常に低い(約5%)
【0026】
【化10】
【0027】仮定された反応性中間体が現場で生成さ
れ、従って単離を必要としないことが、本発明方法の利
点である。本方法は簡単に実施され、温和な条件下、例
えば室温で進行し、そして高収率でアリーリデン色素を
生成する。ハロゲン化水素は全く生成されず、過剰の反
応体アリールアミンの使用は完全な反応を行うために必
要とされない。それは、以前から既知である方法によっ
て満足に合成できないヒドロキシもしくはアセトアミド
を初めとする置換基を備えた色素の製造に適用できる。
【0028】本発明方法に使用できる活性メチレン化合
物の具体例としては、以下のものが挙げられる。 CH2 (CN)2 CH2 (CONH2 2 NCCH2 CO2 CH3 NCCH2 CONHC6
5 NCCH2 CO2 2 5 NCCH2 SO2 6 5 本発明方法に使用できる芳香族アミンの具体例として
は、以下のものが挙げられる。
【0029】
【化11】
【0030】適する芳香族アミン類は、アリーリデン色
素類を生成するための以前から既知である方法でそれら
が満足のいくように用いられることを妨害する置換基、
例えば、ヒドロキシ及びアセトアミドを含有する化合物
類を包含する。
【0031】本方法の第2工程で用いられるスルホニル
ハロゲン化物は、低級アルキルスルホニルもしくはアリ
ールスルホニルの塩化物、フッ化物もしくは臭化物であ
ることができる。便宜上及び経費の理由から、アリール
スルホニル塩化物、例えば、p−トルエンスルホニルク
ロリドが好ましい。以下は、本発明方法によって製造で
きるアリーリデン色素類の具体例である。
【0032】
【化12】
【0033】
【化13】
【0034】これらの色素は、色素天然及び合成紡織材
料に使用できる。また、それらは、プラスチック材料と
ブレンドされて着色剤類及び紫外線による崩壊に対する
安定剤として供給できる。より詳細には、このような色
素はカラーフィルターを生成するために、ポリマーフィ
ルム中に昇華でき、又そうでなければ、組み入れること
ができる。
【0035】
【実施例】以下の例は、本発明を更に具体的に説明する
ものである。
【0036】例1−1,1−ジシアノ−2−(6−(N
−ヒドロキシエチル−2,2,4,7−テトラメチルテ
トラヒドロキノリニル))エチレンの製造 ヒドロキシメチレンマロノニトリルのカリウム塩を、無
水エタノール140mLにカリウムt−ブトキシド23g
(0.21モル)を溶解して、マロノニトリル13.2
g(0.20モル)及びギ酸エチル30g(0.40モ
ル)を添加し、そして混合物を1.5時間還流すること
により製造した。混合物を冷却し、そして沈殿した生成
物を濾取し、エーテルで洗浄し、そして真空デシケータ
ー中で乾燥した。収量:18.1g(68.5%)。
【0037】N−ヒドロキシエチル−2,2,4,7−
テトラメチルテトラヒドロキノリン(Chemistry and Ap
plications of Dyes, Waring and Hallas, editors, Pl
enum,N.Y., 1990, 144ページに記載されるように製造し
た)2.3g(0.01モル)及びアセトニトリル25
mLの攪拌した混合物に、上記のように製造したヒドロキ
シメチレンマロノニトリルのカリウム塩1.3g(0.
01モル)を添加した。次いでp−トルエンスルホニル
クロリド1.9g(0.01モル)を添加し、そして得
られた混合物を室温で週末の間攪拌した。混合物を水へ
注ぎ入れ、そして分離した黄色固体を濾取しそして乾燥
した。収量は2.0g(64%)であった。エタノール
−水 1:1次いでトルエンより固体を再結晶化した。
分析:C 19233 Oについての計算値:C, 73.7
6;H, 7.49;N, 13.58。実験値:C, 7
3.64;H, 7.31;N, 13.31。
【0038】再結晶化したアリーリデン色素のアセトン
溶液の分光光度測定は、452nmで吸収極大となり、吸
光度係数5.62×104 であった。本例は、本発明方
法がヒドロキシ置換基を含有する芳香族アミンよりアリ
ーリデン色素を良好な収率で生成することを具体的に示
している。
【0039】例2−1,1−ジシアノ−2−(2−アセ
タミド−4−N, N−ジプロピルアミノフェニル)エチ
レンの製造 アセトニトリル25mL中N,N−ジプロピル−m−アセ
タミドアニリン2.34g(0.01モル)の溶液に、
p−トルエンスルホニルクロリド1.90g(0.01
モル)を添加し、続いてピリジン3滴を滴下した。この
混合物に例1に記載のように製造されたヒドロキシメチ
レンマロノニトリルのカリウム塩1.32g(0.01
モル)を添加した。得られた混合物を室温で2時間攪拌
し、次いで水75mLで処理した。分離した固体を濾取
し、水で洗浄しそして乾燥した。アリーリデン色素の収
量は2.4g(77%)であった。分析:C18224
Oについての計算値:C, 69.65;H, 7.14;
N, 18.05。実験値:C, 69.44;H, 6.9
7;N, 17.88。
【0040】アリーリデン色素のアセトン溶液の分光光
度測定は、445nmで吸収極大となり、吸光度係数5.
23×104 であった。本発明を、それらの好ましい態
様を特に引用して詳細に記載してきたが、変更及び修正
が本発明の精神及び範囲内で可能であることは理解され
るであろう。
【0041】
【発明の更なる具体的な態様】ホルミル化剤が低級アル
キルホルメートであり、強塩基がアルカリ金属アルコキ
シドもしくはヒドリドであり、かつハロゲン化スルホニ
ル化合物が低級アルキルスルホニルもしくはアリールス
ルホニルの塩化物、フッ化物もしくは臭化物であるアリ
ーリデン色素の製造方法について記載された方法。
【0042】活性メチレン化合物がマロノニトリルであ
る方法。ホルミル化剤がギ酸エチルもしくはギ酸メチル
である方法。
【0043】強塩基がカリウムエトキシド、ナトリウム
メトキシド、カリウムt−ブトキシドもしくは水素化ナ
トリウムである方法。ハロゲン化スルホニル化合物が、
p−トルエンスルホニルクロリド、メタンスルホニルク
ロリド、ベンゼンスルホニルクロリドもしくはp−トル
エンスルホニルフルオリドである方法。
【0044】活性メチレン化合物がマロノニトリルであ
りかつ芳香族アミンがN−ヒドロキシエチル−2,2,
4,7−テトラメチルテトラヒドロキノリンである1,
1−ジシアノ−2−(6−(N−ヒドロキシエチル−
2,2,4,7−テトラメチルテトラヒドロキノリニ
ル))エチレンの製造方法について記載された方法。
【0045】活性メチレン化合物がマロノニトリルであ
り、かつ芳香族アミンがN,N−ジプロピル−m−アセ
タミドアニリンである1,1−ジシアノ−2−(2−ア
セタミド−4−N,N−ジプロピルアミノフェニル)エ
チレンの製造方法について記載された方法。
【0046】
【発明の効果】アリーリデン色素類の製造方法は、反応
性中間体の製造及び単離を必要とせずかつ塩化水素を発
生しない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式 【化1】 (上式中、 R1 及びR2 は、水素原子、アルキルもしくはシクロア
    ルキル基、又は置換アルキルもしくはシクロアルキル基
    であり、 R3 は、水素原子、アルキルもしくはアルコキシ基、縮
    合フェニル環、又はカルボニルアミノ基であるか、 あるいはR2 及びR3 が一緒に環を形成し、そしてE1
    及びE2 は、強電子吸引性不飽和置換基である)のアリ
    ーリデン色素の製造方法であって、 強塩基の存在下、構造式E1 −CH2 −E2 の活性メチ
    レン化合物をホルミル化剤と反応せしめてヒドロキシメ
    チレンエノレート塩を生成する工程、及びハロゲン化ス
    ルホニル化合物の存在下、上記エノレート塩を次式 【化2】 の芳香族アミンと反応せしめてアリーリデン色素を生成
    する工程、を含んで成る製造方法。
JP4323025A 1991-12-03 1992-12-02 アリーリデン色素類の製造方法 Pending JPH05247358A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US801224 1991-12-03
US07/801,224 US5214186A (en) 1991-12-03 1991-12-03 Process for the preparation of arylidine dyes using an active methylene compound

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