JPH05247052A - N−アルキルグルタールイミドの4−(4−ピペリジニル)−チエノ〔3,2−c〕ピリジン誘導体 - Google Patents

N−アルキルグルタールイミドの4−(4−ピペリジニル)−チエノ〔3,2−c〕ピリジン誘導体

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JPH05247052A
JPH05247052A JP4354794A JP35479492A JPH05247052A JP H05247052 A JPH05247052 A JP H05247052A JP 4354794 A JP4354794 A JP 4354794A JP 35479492 A JP35479492 A JP 35479492A JP H05247052 A JPH05247052 A JP H05247052A
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William L Christopher
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system

Abstract

(57)【要約】 【目的】 副作用の少ない向精神薬として有用な新規な
チエノ〔3,2−C〕ピリジン誘導体を提供する。 【構成】 本発明の新規化合物は次式Iの構造をもつ。 ただし式中のZはグルタールイミド基であり、実線を伴
った点線は単一結合または二重結合を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は4位が4−チエノ〔3,
2−C〕ピリジン環で置換され且つ窒素がグルタールイ
ミジニルアルキル部分で置換されたピペリジンおよび
1,2,5,6−テトラヒドロピリジンから成る薬剤で
生物学的に悪影響をうけた身体の治療用化合物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,677,104号にはN
ewらによって次式1の一連の抗精神症薬剤であるピペ
ラジン化合物類が記載されているが、本発明の化合物は
これに最も密接に関係があるように思われる。
【0003】
【化3】
【0004】とりわけて、Zがグルタールイミド部分で
あり、縮合環系がチエノピリジンである場合の化合物は
本発明の化合物に最も密接に関係があるように思われ
る。ZはC〜Cアルキレン鎖によってピペラジン窒
素原子に結合している。本発明において、ピペラジン環
はピペリジンまたは1,2,5,6−テトラヒドロピリ
ジン環系のいずれかによって置換された。
【0005】Templeらは米国特許第4,320,
131号において構造2のN−アルキルアザスピローデ
カンジオンおよびウンデカンジオンの4−フェニル−テ
トラヒドロピリジニルおよび4−フェニル−4−ヒドロ
キシピペラジニル誘導体を開示している。
【0006】
【化4】
【0007】これらの化合物は若干の不安選択性および
神経過敏解消作用をもつトランキライザーとして記述さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は式Iの新規な
ピペリジンおよびテトラヒドロピリジン化合物を提供す
るものである。
【0009】
【化5】
【0010】上記の式中、Zはグルタールイミド部分で
あり、nは2〜4の整数であり、そして実線と点線は炭
素−炭素の単一結合または2重結合のいずれかの配置を
意味する。式Iの化合物の製薬上許容しうる塩および/
または溶媒和物も本発明の範囲に含まれ、それらのすべ
ては治療の必要な患者の向精神薬剤としての使用が意図
される。
【0011】
【課題を解決するための手段】最も広い面において、本
発明は向精神薬活性をもつピペリジニルおよび1,2,
5,6−テトラヒドロピリジニル誘導体に関する。これ
らの誘導体は下記の式Iによって特徴づけられ、それら
の製薬上許容しうる酸付加塩および/または溶媒和物を
も包含する。
【0012】
【化6】
【0013】式Iの化合物の構造において、Zは次式の
基である。
【0014】
【化7】
【0015】RおよびRは独立に水素およびC
1−4アルキルからえらばれるか又はRとRは一緒
になってCまたはCアルキレン架橋を表し、それに
よって5,6−または6,6−スピロ環系を形成する。
符号nは2〜4の整数を表し、それによってグルタール
イミドとピペリジン窒素原子との間のエチル、プロピル
またはブチルアルキレン結合を示す。実線を付随させる
点線は単一結合または2重の炭素−炭素結合を表し、そ
の結果としてピペリジン環または1,2,5,6−テト
ラヒドロピリジン系のいずれかを与える。好ましい化合
物はRおよびRが独立に水素およびC1−4低級ア
ルキルからえらばれ、nが4である式Iの化合物であ
る。最も好ましい化合物はRとRの双方がC1−4
低級アルキルである場合の化合物である。
【0016】本発明の製薬上許容しうる酸付加塩はアニ
オンが該塩の毒性または医薬活性に目立って寄与しない
塩類であり、そしてそれ自体でそれらは式Iの化合物の
塩基の薬学的均等物である。それらは一般に医薬用途に
好ましい。いくつかの場合において、それらは医薬処方
を更に望ましいものにする物性をもつ。このような性質
は溶解度、吸湿性の欠如、錠剤処方に関する圧縮性、お
よび医薬用途に使用しうる他の成分との相溶性でありう
る。これらの塩類は式Iの塩基をえらばれた酸と混合す
ることによって、好ましくは常用の不活性溶媒たとえば
エーテル、ベンゼン、エタノール、エチルアセテート、
アセトニトリル、および水の過剰量を使用して溶液とし
て接触させることによって、常法により製造される。塩
の形体はまた他の標準法のいずれかによって製造するこ
とができる。このような方法の詳細は文献に記載されて
おり、当業者にとって容易に利用しうるものである。有
用な有機酸のいくつかの実例は、カルボン酸たとえばマ
レイン酸、酢酸、酒石酸、プロピオン酸、フマル酸、イ
セチオン酸、コハク酸、パーモ酸、シクラミン酸、ピパ
リン酸、などである。有用な無機酸はハロゲン化水素酸
たとえばHCl、HBr、HI;硫酸、リン酸、などで
ある。
【0017】本発明の化合物は向精神活性をもつ有用な
医薬試剤である。この点に関して、それらは非毒性調剤
量で選択的な中枢神経系活性を示し、向精神薬(神経過
敏解消)試剤として特に興味がある。他の周知の向精神
薬と同様に、式Iの化合物はヒトの急性および慢性の精
神症状の軽減に良く相関することの知られている生体内
および試験管内の薬理学試験系において標準として研究
するとき明確な応答を示す。
【0018】本発明の化合物の向精神活性および明細の
サブ分類のために、試験管内の中枢神経系受容体結合の
方法論の技術状態が使用される。いくつかの化合物(ふ
つうにはリガンドと呼ばれる)は副効果の向精神活性ま
たは能力を取扱う脳組織の特定の高親和性の場に優先的
に結合するものとして同定(アイデンテイフアイ)され
た。このような特定の高親和性の場に結合する放射能標
識の阻止は化合物の対応する中枢神経系機能を行う能力
の尺度または生体内で副効果を生ぜしめる能力の尺度と
考えられる。この原理を試験に使用して、たとえば顕著
なドーパミン受容体結合活性を示す〔H〕スピペロン
結合の阻止を測定する(cf:Burt,et a
l.,Molecular Pharmacolog
y,12,800(1976);Science,19
6,326(1977);Crease,et a
l.,Science,192,481(197
6))。使用した更に重要な試験のいくつかを下記の表
1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】上記の結合試験から誘導されたデータは、
本発明の化合物のファミリーがドーパミン受容体の低親
和力に対して温和であるがセロトニンSおよびS
双方の場に対して遙かに大きい親和力をもつことを実証
している。これらの結合性は本発明の化合物を引用の従
来技術の化合物ならびに現在使用されている臨床的に有
用な向精神薬の大部分から判然と区別している。この点
に関して、本発明の化合物は非代表的な標準の不安神経
解消剤であるクロザピンすなわちジベンゾジアゼピン化
合物と共通の若干の薬理学的性質をもつ。主題化合物の
ドーパミン結合親和力の欠如は、最もよく現在使用され
ている向精神薬に共通の望ましからざるエキストラピラ
ミダル副作用を誘発させる傾向の減少したことに関係が
あると考えられる。
【0021】α−1受容体(試験252B)の結合活性
は、本発明の化合物が精神病患者のサブグループにしば
しば望まれる活性の鎮静成分を恐らくもっていることを
示している。
【0022】次の生体内試験は向精神薬を非特異性CN
S鎮静剤から分類して区別するために及びカテレプティ
ック活性のような有力な副作成傾向を決定するために通
常使用される。
【0023】試 験 2 1.式Iの化合物を評価するために使用する生体内試
験。Conditioned Avoidance R
esponse(CAR)−断食に馴らしたラットの電
気ショックに対する回避応答の減衰によって測定される
薬剤の鎮静活性の尺度;次の文献を参照。Alber
t,Pharmacologist,4,152(19
62);WuらのJ.Med.Chem.,12,87
6−881(1969)。
【0024】2.カタレプシイーラットの薬剤誘発カタ
レプシイはヒトの有力なエキストラピラミダル症候(E
PS)を予告するものである。次の文献参照。Cost
allらのPsychopharmacologia,
34,233−241(1974);Berksonの
J.Amer.Statist.Assoc.,48,
555−599(1953)。
【0025】これらの生体内試験によって確立された薬
理学的プロフィルによれば、式Iの本発明の化合物は、
それらがCAR試験において比較的に能力をもち、<1
00mg/kg体重のED50値をもつという点で約束
された向精神活性をもつ。本発明の化合物ファミリーは
カタレプスイを生ぜしない調剤量で抗精神活性がみられ
るので選択的向精神活性をもつと考えられる。カタレプ
シイ誘発に及ぼす本発明の化合物の効果の意義は、ある
クラスとしての向精神薬がエキストラピラミダル反応を
生ぜしめることが知られているということを考慮すると
きより良く理解される。これらの望ましくないエキスト
ラピラミダル反応は重大な治療傾向を表し、急性のデイ
ストニア、アカテシア、パーキンソン症状、およびター
デイブ・ダイスキネシアを含む。
【0026】上記の討議を要約すれば、本発明の化合物
は運動障害の副作用を僅かしかもたない選択的な抗精神
作用剤として使用するのに特に適する向精神活性をも
つ。従って、本発明の別の面は治療の必要な哺乳動物の
精神状態を軽減する方法に関し、その方法は式Iの化合
物またはその製薬上許容しうる酸付加塩および/または
溶媒和物の有効調剤量を哺乳動物に系統的に投与するこ
とから成る。
【0027】式Iの化合物の投与および調剤処方は基準
化合物クロザピンの場合と同様に行うべきであると考え
られる。The Merck Index,11th
Edition,(1989),page379,およ
びそこに含まれる引用文献を参照されたい。調剤量およ
び調剤処方は健全な専門点判断を使用して且つ服用者の
年齢、体重および状態を考慮して、投与経路ならびに患
者の性質と症状に応じて、それぞれの場合に注意深く調
節しなければならないけれども、一般に一日の調剤量は
非経口投与の場合約0.05〜約50mg/kg、好ま
しくは0.1〜2mg/kgの範囲にあり、経口投与の
場合には約1〜約50mg/kg、好ましくは2〜30
mg/kgの範囲にある。若干の場合にはこれより低い
調剤量で充分な治療効果がえられるが、他の場合にはこ
れより多い調剤量が必要である。ここに使用する「系統
的投与」なる用語は経口、直腸内、および非経口すなわ
ち筋肉内、静脈内および皮下のルートのことをいう。
【0028】一般にいって、本発明の化合物を好ましい
ルートである経口投与するとき、非経口投与のときと同
じ少量でこれと同じ効果を得るためにはこれより多量の
活性試剤が必要であるということが見出された。良好な
臨床慣習によれば、有害な又は望ましくない副作用を生
ぜしめることなしに有効な向精神効果を生ぜしめる濃度
で本発明の化合物を投与するのが好ましい。
【0029】治療的には、本発明の化合物は一般に、有
効向精神薬量の式Iの化合物またはその製薬上許容しう
る酸付加塩および/または溶媒和物と製薬上許容しうる
担体とから成る医薬組成物として与えられる。このよう
な治療用の医薬組成物は主要量の又は少量の、すなわち
95〜0.5%の少なくとも1種の本発明の化合物を製
薬上許容しうる担体と組み合わせて含む。担体は1種以
上の固体、半固体または液体の希釈剤、充填剤および配
合助剤から成り、これらの担体は非毒性、不活性で医薬
的に許容しうるものである。このような医薬組成物は好
ましくは調剤単位形体にある。すなわち、所望の治療応
答を生ずるように計算された調剤量の分数または倍数に
相当する薬剤の予め定められた量を含む物理的に別個の
単位にある。この調剤単位は単一調剤量の1倍、2倍、
3倍、4倍またはそれ以上を含むことができ、あるいは
また単一調剤量の1/2、1/3、または1/4の量で
ありうる。単一調剤量は好ましくは、予め定めた調剤処
方、通常は毎日の調剤量の全体、半分、1/3または1
/4を1日に1回、2回、3回または4回投与、に従っ
て1回以上の適用で投与したとき所望の治療効果を生ず
るに十分な量を含む。他の治療剤も存在させることがで
きる。単位調剤量当り約1〜約500mgの活性成分を
提供する医薬組成物が好ましく、錠剤、ロゼンジ、カプ
セル、粉末、水性または油性の懸濁液、シロップ、エリ
キサー、および水溶液として好都合に製造される。好ま
しい経口組成物は錠剤またはカプセルの形体にあり、通
常の補助薬たとえば結合剤(例としてシロップ、アカシ
ア、ゼラチン、ソルビトール、トラガカンス、またはポ
リビニルピロリジン)、充填剤(例としてラクトーマ、
砂糖、メイズでんぷん、リン酸カルシウム、ソルビトー
ルまたはグリシン)、潤剤(例としてステアリン酸マグ
ネシウム、タルク、ポリエチレングリコール、またはシ
リカ)、崩壊剤(例としてでんぷん)および湿潤剤(例
としてラウリル硫酸ナトリウム)を含むことができる。
通常の医薬用ビヒクルを含む式Iの化合物の溶液または
懸濁液が非経口用組成物に使用される。このような組成
物はたとえば静脈注射用水溶液または筋肉内注射用油性
懸濁液でありうる。非経口用途に望ましい透明性、安定
性および適合性をもつこのような組成物は0.1〜10
重量%の活性化合物を水に、またはグリセリン、プロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、またはそれ
らの混合物のような多価脂肪族アルコールから成るビヒ
クルに、とかすことによってえられる。ポリエチレング
リコールは不揮発性の通常液体のポリエチレングリコー
ル類の混合物から成り、水と有機液体の双方に可溶であ
り、約200〜1500の分子量をもつ。
【0030】式Iの化合物はグルタールイミジニルアル
キル誘導体によりピペリジニルまたは1,2,5,6−
テトラヒドロピリジニル中間体をアルキル化することを
包含する方法によってえられる。
【0031】
【化8】
【0032】方 法 1 方法1において;R、Rおよびnは上記と同じ意味
をもつ。方法1中の符号Xは好適な置換基たとえばクロ
ライド、ブロマイド、ヨーダイド、サルフェート、ホス
フェート、トシレートまたはミシレートである。方法1
は2級アミンのアルキル化による3級アミンの製造に好
適な反応条件下で行われる。反応試剤を好適な有機液体
中で好ましくは約60〜100℃の温度に、酸結合剤の
存在下に加熱する。ベンゼン、ジメチルホルムアミド、
エタノール、アセトニトリル、トルエン、およびn−ブ
チルアルコールが有機液体反応媒質の好ましい例であ
る。好ましい酸結合剤は炭酸カリウムであるが、他の無
機および3級有機塩基を使用することができ、これらの
例として他のアルカリおよびアルカリ土類金属の炭酸
塩、重炭酸塩、または水素化物、および3級アミンがあ
げられる。これらの合成法のすべては化学文献に十分に
記載されており、合成有機化学の技術に習熟している当
業者に知られていることである。
【0033】式IIIの中間体化合物は方法2および3
に示すようにして製造するのが便利である。これらの方
法は所望の特定の化合物に従って変化させることができ
る。
【0034】
【化9】
【0035】方法2において、商業的に入手しうる2−
チオフェネカルボキシアルデヒドとニトロメタンを縮合
させて化合物8を作り、これをリチウムアルミニウムハ
イドライドにより還元して化合物7を得る。化合物7と
エチル1−ベンジル−4−ピペリジンカルボキシレート
をエポキシド/エタノール中で反応させてアミド中間体
6を得る。ピリジンカルボキシレート試剤は商業的に入
手しうるエチルイソニペコテートのベンジル化によって
製造される。POCl/ベンゼン中で化合物6を温和
に還流することによって環化を行って化合物5を得る。
炭素上の5%パラジウムにより接触脱水素を220〜2
50℃で行って生成物4を得る。生成物4の脱ベンジル
化の困難性により、エチルカーボネート3への転化は還
流ベンゼン中のエチルクロロホーメートを用いて行い、
次いでトリメチルシリルエステルへの転化をトリメチル
シリルヨーダイドを用いて行い、次いで酸性操作して所
望のピペリジン中間体IIIを得た。
【0036】
【化10】
【0037】方法3において、Reissert化合物
16を水素化ナトリウムで処理し次いで1−ベンジル−
4−ピペリドンで処理した。この逐次反応により中間体
15からベンゾエート化合物14への反応が進行した。
6N HCl中の還流によりヒドロキシ化合物13への
定量的転化がえられた。ヒドロキシ化合物13は脱水に
対して驚くほど不活性であった。その結果として化合物
13をクロロ中間体12に転化させ、これを1,8−ジ
アザビシクロ〔5,4,0〕−ウンデス−7−エン(D
BU)による処理によって成功裡に脱ハロゲン化水素化
して化合物11を得た。化合物11をカバーメート10
に転化し、次いで酸性の加水分解を行って所望の1,
2,5,6−テトラヒドロピリジン中間体IIIを得
た。
【0038】式IIの中間体化合物の合成は化学および
特許の文献に適切に記載されている。たとえばWuらの
米国特許第3,717,634号、Templeらの米
国特許第4,361,565号参照。1つの便利な合成
は加熱した反応に不活性な溶媒中での適切な無水グルタ
ール酸と4−アミノブタノールとの反応を包含する。中
間のグルタールイミジニルアルカノールのヒドロキシ官
能基は次いで常法の技術に従い離脱基Xに転化され、そ
れによって式IIの中間体がえられる。
【0039】上述の方法1における式IIおよびIII
の中間体化合物の利用は式Iの向精神薬化合物の合成を
もたらす。
【0040】
【実施例】本発明の化合物およびその製造法は次の実施
例によって更に十分に理解されるであろう。これらの実
施例は本発明を具体的に説明するためのものであって本
発明の範囲を限定するものと解すべきではない。すべて
の温度は他に特別の記載のない限り℃で与えられる。核
磁気共鳴(NMR)スペクトル特性は基準標準物として
のテトラメチルシラン(TMS)に対する、ppmで表
示した化学シフト(δ)のことをいう。プロトン(PM
R)スペクトルデータの種々のシフトについて報告した
相対面積は分子中の特定の官能型の水素原子の数に相当
する。多重性についてのシフトの性質はブロードな単一
子(bs)、単一子(s)、多重子(m)、2重子
(d)、2重子の2重(dd)、3重子(t)、または
4重子(q)として報告する。使用した略号はDMSO
−d(ジメチル−d−スルホキシド)、CDCl
(クロロホルム−d)およびその他の通常の略号であ
る。赤外(IR)スペクトルの記述は官能基同定値をも
つ吸収波数(cm−1)のみを含む。IRの決定は希釈
剤として臭化カリウム(KBr)を使用して行った。す
べての化合物は満足すべき(±0.40%)元素分析を
与えた。
【0041】式IIIの中間体の合成 実施例1 ピペリジン中間体 A.チオフェン エチルアシン(化合物7)の製造 1lの酢酸中の2−チオフェンカルボキシアルデヒド
(化合物9、100g、1.0当量)、ニトロメタン
(2.0当量)および酢酸アンモニウム(1.3当量)
の溶液を、TLC試験がアルデヒドの消費を示すまで
(約3時間)、還流させた。反応物を5℃に冷却し、注
意深く1lの氷水にそそいだ。沈澱した緑色固体を濾過
によって集め、デシケータ中で一夜乾燥した。化合物を
メチレンクロライドにとかし、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、濾過し、真空蒸発させて固体を得た。この固体を
クロロホルムにとかし、シリカゲルの暑いパッドを通し
て濾過して夾雑物を除去した。生成溶液を真空濃縮して
2−チエニルニトロスチレン(化合物8)を緑黄固体と
して得た(82g、60%)。
【0042】このニトロ化合物8をジエチルエーテルに
とかし、滴下ロートを通して、エーテル中のリチウムア
ルミニウムハイドライドの0℃攪拌懸濁液(60g、3
当量)に除々に加えた。添加を注意深くモニターして反
応混合物のゆっくりした還流を保った。添加が完了した
ら、反応物を氷水溶中で更に2時間攪拌した。60ml
の水、60mlの3N NaOH、次いで180mlの
水のゆっくりした添加によって過剰のLAHを急冷し
た。生成混合物を濾過し、集めた塩をエーテルで十分に
洗った。液を真空濃縮して暗色油を得た。これを蒸留し
て化合物7を透明油として得た(45.0g、67
%)。
【0043】B.アミド(化合物6)の製造 ナトリウムエトキシド(2当量)をナトリウム金属(2
3g)から500mlエタノール中で製造した。チオフ
ェンエチルアミン(化合物7、1当量)および適当なピ
ペリジンカルボキシレート(1当量)を加え、生成溶液
を、TLC試験が反応が完了したことを示すまで(代表
的に12時間)、還流させた。少量の水を加えて過剰の
エトキシドを中和し、反応物を真空濃縮した。
【0044】エチル 1−ベンジル−4−ピペリジンカ
ルボキシレートを使用して、上記の方法を行い、粗アミ
ド(化合物6)を灰白色ガムとして得た。生成物をジエ
チルエーテルからの再結晶によって精製して白色固体を
得た(47%収率)。
【0045】
【表2】
【0046】C.ジヒドロチエノピリジン(化合物5)
の製造 アミド(化合物6、1当量)とオキシ塩化リン(2当
量)をベンゼン中で混合し(25ml/g POC
)、TLC試験が反応の完了を示すまで(代表的に
2〜3時間)還流させた。反応物を冷却してから当容量
の氷水中に注意深く注入した。生成混合物を50%水酸
化ナトリウムで強塩基性にした。生成層を分離し、水性
層をベンゼン(2×100ml)で抽出した。集めた有
機留分を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空濃縮した。粗
ジヒドロチエノピリジン(化合物5)を暗色油(51
%)として得た。この化合物を更に精製することなしに
次の工程で使用した。
【0047】D.チエノピリジン(化合物4)の製造 ジヒドロチエノピリジン(化合物5、3.0g)と炭素
上の触媒量のパラジウム(5重量%、0.15g)を正
味のまま磁気攪拌棒付きフラスコ中で混合した。砂浴を
220〜250℃に平衡化させ、反応物を窒素雰囲気中
で攪拌しながら砂浴中に、TLC試験が出発物質の消費
を示すまで(代表的に20〜40分)おいた。粗反応混
合物を室温に冷却し、5%エタノール/クロロホルム中
でのフラッシュクロマトグラフによって精製して、化合
物4の1.34g(45%)を得た。
【0048】
【表3】
【0049】E.カーバメート(化合物3)の製造 エチルクロロホーメート(3当量)と炭酸カリウム(2
当量)を乾燥ベンゼン中で混合し攪拌した(5ml/m
lホーメート)。ベンゼン(上記と同量)中のN−ベン
ジルピペリジン(化合物4、1当量)を添加ロートから
滴下状に加えた。TLC試験は反応が2〜4時間後に完
了したことを示した。反応物を真空濃縮し、メチレンク
ロライド中に取り上げ、水で抽出した。有機層を硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、真空濃縮した。生成カーバメー
ト(化合物3)をメチレンクロライド中の20%エチル
アセテート中のフラッシュクロマトグラフによって精製
して6−15g(75%)を得た。
【0050】
【表4】
【0051】F.4−(4−ピペリジニル)チエノ
〔3,2−C〕ピリジン(化合物III) カーバメート(化合物3、3.5g、1当量)を最小量
のクロロホルムにとかし、60℃に加温した。ヨードト
リメチルシラン(1.2当量)を注射器から加え、反応
物を、TLC試験が出発物質の消費を示すまで(代表的
に3時間)攪拌した。反応物を60℃に保持しながら、
過剰のメタノール性HClを加えてCOを発生させ
た。30分後に、反応物を真空中で濃縮して乾固させ
た。生成固体をナトリウムメトキシド/メタノールにと
かし(1当量)、短時間攪拌した。反応物を再び真空中
で濃縮し乾固させた。残渣を10%水性NaCOとク
ロロホルムとの間に分配した。生成層を分離し、有機留
分を真空中で濃縮し、乾燥させ、5%エタノール/クロ
ロホルム中のフラッシュクロマトグラフによって精製し
て所望の生成物(0.5g、11%)を得た。そして出
発物質(3.0g、85%)を回収した。この生成物を
塩酸塩に転化してエタノールから回収した。
【0052】
【表5】
【0053】実施例2 1,2,5,6−ジヒドロピリジン中間体 4−〔4−(1,2,5,6−テトラヒドロピリジニ
ル)−チエノ〔3,2−C〕ピリジン(III)の製造 A.ベンゾエート(化合物14)の製造 50mlの無水DMF中のナトリウムハイドライド
(1.11g、1.2当量)の−35℃攪拌スラリに1
00mlの無水DMF中のReissert化合物16
(New,らのJ.Heterocyclic Che
m(1986)23:545;10.0g、1当量)を
加えた。添加は内部モニターした反応温度が−30℃を
越えないように行った。5〜10分の攪拌後に、50m
lの無水DMF中の商業的に入手し得る1−ベンジル−
4−ピペリドン(7.5g、1.05当量)を加えた。
温度を再び−30℃以下に保った。この溶液を一夜かけ
て室温にまで除々に加温した。反応物を1lの氷水に注
入した。沈澱物を濾過によって集め、メチレンクロライ
ドにとかし、水(1x)で洗浄した。有機留分を硫酸ナ
トリウム上で乾燥し、溶媒を真空除去した。生成固体を
エチルアセテートから再結晶させて12.0g(2滴、
75%)の白色固体を得た。
【0054】
【表6】
【0055】B.アルコール(化合物13)の製造 ベンゾエート(化合物14、12.0g)を150ml
の6N HCl中で24時間還流させた。室温溶液を2
5%NaOHにより除々に塩基性にした。この塩基性溶
液をクロロホルム(3x)で抽出した。収集した有機留
分を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、溶媒を真空除
去して実質的に純粋な化合物13を黄全色油として定量
的収率でえた。
【0056】
【表7】
【0057】C.クロライド(化合物12)の製造 アルコール(化合物13、500mg、1当量)を50
mlのクロロホルムにとかした。この溶液を攪拌し、チ
オニルクロライド(180mg、1当量)を滴下状に加
えた。この溶液を50℃に加温して一夜攪拌した。反応
物を真空中で濃縮して乾固させ、そしてメチレンクロラ
イドと飽和水性炭酸ナトリウムとの間に分配させた。こ
れらの層を分離し、有機留分を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、濾過し、溶媒を真空除去した。50%エチルアセテ
ート/ヘキサン中でのフラッシュクロマトグラフにより
396mg(75%)の所望生成物をえた。
【0058】D.N−ベンジルテトラヒドロピリジン
(化合物11)の製造 クロライド(化合物12、23.0g、1.0当量)を
400mlのキシレン中でDBU(20.4g、2当
量)と混合し、TLC試験が反応の完了を示すまで(約
5時間)100℃で攪拌した。反応物を真空中で濃縮し
て乾固させた。残渣をメチレンクロライドにとかし、水
(1x)で抽出した。有機溶媒を真空除去し、残渣を1
0%エチルアセテート/メチレンクロライド中でフラッ
シュクロマトグラフ処理して11.8g(60%)の化
合物11を油状物として得た。
【0059】
【表8】
【0060】E.カーバメート(化合物10)の製造 製造方法は実施例1の工程Eのカーバメートの製造に使
用したのと同じであった。生成物(化合物10)は50
%エチルアセテート/メチレンクロライド中のフラッシ
ュクロマトグラフによる精製後に化合物11から33%
収率でえられた。
【0061】
【表9】
【0062】F.4−〔4−(1,2,5,6−テトラ
ヒドロピリジニル)〕チエノ〔3,2−C〕ピリジン
(化合物III)の製造 製造方法は実施例1の工程FのピペリジンIIIの製造
に使用したのと同じであった。生成物(III)は10
%メタノール/クロロホルム中のフラッシュクロマトグ
ラフによる精製後に化合物10から93%収率でえられ
た。
【0063】
【表10】
【0064】式Iの生成物の合成 実施例3 4−4−ジメチル−1−〔4−〔4−(チエノ〔3,2
−C〕ピリジン−4−イル)−1−ピペリジニル〕ブチ
ル〕−2,6−ピペリジンジオン 4−(4−ピペリジニル)チエノ〔3,2−C〕ピリジ
ン(III;2.50g、1.00当量)とN−(4−
ブロモブチル)−3,3−ジメチルグルタールイミド
(NewらのJ.Med.Chem 1989,32,
1147;1.00当量)と炭酸カリウム(3.00当
量)との混合物をアセトニトリル(150ml)中で2
4時間還流させた。反応物を熱時に濾過し、溶液を真空
除去した。残渣を1%−5%MeOH/CHCH
配でフラッシュクロマトグラフ処理した。クロマトグラ
フ処理した物質を塩酸塩に転化し、アセトニトリル/エ
チルアセテートから灰白色固体として再結晶させた。融
点199−202℃
【0065】
【表11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム エル クリストファー アメリカ合衆国ノース カロライナ州 27514 チャペル チャールズベリー レ ーン 103

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 (Zは次式の基 【化2】 であり、RおよびRは独立に水素およびC1−4
    ルキルからえらばれるか、又は一緒になってCまたは
    のアルキレン架橋を表し;nは2,3,または4の
    整数であり;そして実線を付随させる点線は単一結合ま
    たは2重結合を示す)の化合物およびその製薬上許容し
    うる酸付加塩および/または溶媒和物。
  2. 【請求項2】 RおよびRが独立に水素およびC
    1−4アルキルからえらばれる請求項1の化合物。
  3. 【請求項3】 RおよびRがC1−4アルキルであ
    る請求項1の化合物。
  4. 【請求項4】 実線を付随させる点線が単一結合を示す
    請求項1の化合物。
  5. 【請求項5】 4−4−ジメチル−1−〔4−〔4−チ
    エノ〔3,2−C〕ピリジン−4−イル)−1−ピペリ
    ジニル〕ブチル〕−2,6−ピペリジンジオン;4−メ
    チル−1−〔4−4(チエノ〔3,2−C〕ピリジン−
    4−イル)−1−ピペリジニル〕ブチル〕−2,6−ピ
    ペリジンジオン;1−〔4−4−(チエノ〔3,2−
    C〕ピリジン−4−イル〕−1−ピペリジニル〕ブチ
    ル〕−2−ピペリジンジオン;および4,4−ジメチル
    −1−〔4−4−チエノ〔3,2−C〕ピリジン−4−
    イル)−1−(1,2,5,6−テトラヒドロ−ピリジ
    ニル)〕ブチル〕−2,6−ピペリジンジオンから成る
    群からえらばれた請求項1の化合物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項の化合物を
    有効成分とする哺乳精神症状態改善剤。
  7. 【請求項7】 有効成分が4,4−ジメチル−1−〔4
    −〔4−チエノ〔3,2−C〕ピリジン−4−イル)−
    1−ピペリジニル〕ブチル〕2,6−ピペリジンジオン
    であることを特徴とする請求項6の剤。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1項の化合物の
    有効量と製薬担体から成ることを特徴とする哺乳動物宿
    主に系統的に投与するのに好適な調剤単位形体の医薬組
    成物。
  9. 【請求項9】 請求項1の化合物が4,4−ジメチル−
    1−〔4−〔4−(チエノ〔3,2−C〕ピリジン−4
    −イル)−1−ピペリジニル〕ブチル〕−2,6−ピペ
    リジンジオンである請求項8の医薬組成物。
JP4354794A 1991-12-05 1992-12-01 N−アルキルグルタールイミドの4−(4−ピペリジニル)−チエノ〔3,2−c〕ピリジン誘導体 Pending JPH05247052A (ja)

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US804,270 1991-12-05
US07/804,270 US5137894A (en) 1991-12-05 1991-12-05 4-(4-Piperidinyl-thieno[3,2-c]pyridine derivatives of n-alkylglutarimides

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