JPH052442Y2 - - Google Patents

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JPH052442Y2
JPH052442Y2 JP18478987U JP18478987U JPH052442Y2 JP H052442 Y2 JPH052442 Y2 JP H052442Y2 JP 18478987 U JP18478987 U JP 18478987U JP 18478987 U JP18478987 U JP 18478987U JP H052442 Y2 JPH052442 Y2 JP H052442Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、容器、とくに容器内に充填された
米、麦等の粒状物あるいは洗剤、小麦粉、等の粒
状物を取出すための折畳み自在な取出し口を備え
た保管用容器に関する。
従来の技術と問題点 従来、一般家庭に販売される米は20Kg、10Kg、
5Kg、2Kg等のように所定量がポリエチレンやビ
ニール等の合成樹脂シートからなる包装用袋に袋
詰めされている。
平均的な家族数の家庭においては一般に20Kgあ
るいは10Kg詰めの米を購入し、これを計量装置付
きの米びつ等に入れ替えて保管しておくことが多
いが、独身者やいわゆる単身赴任者等の独り住ま
いの者は5Kg、2Kgの比較的少量を購入すること
が多く、またこれをわざわざ米びつ等に入れ替え
ることもせず、米を使用する度に袋から取出して
いる。
しかしながら、袋口を大きく開けて袋内に計量
カツプ等を入れて取出すにしても、あるいは袋口
を小さくして、袋を手で持つて傾けながら米を計
量カツプ等に移し替えるにしても、一旦開けた袋
口を閉じるためには輪ゴムや紐、紙挟み等を容易
しておかなけらばならず面倒である。
また、収容物を充填した状態での輸送や保管及
び店頭での陳列に際しては多数個が段積みされる
が、収容量の大小に拘らず、袋詰めの状態では段
積み状態が不安定である。
この考案は、このような問題点に鑑みてなされ
たもので、一旦開蓋した後も別部材を用いること
なく簡単に再閉蓋することができ、かつ多数個を
安定良く段積することのできる容器を提供するこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記目的を達成するために、箱本
体の上蓋を構成する外蓋片を内蓋片に重合貼着し
たまま、外蓋片の一部を引起こし、さらに側壁に
連設された内方折曲部を引起こすことにより上蓋
の一端部に折畳み自在な収容物取出口を形成しう
るものとし、収容物を取出した後に、この収容物
取出口を畳込んで上蓋を偏平状態とした際に、収
容物取出口が不本意に開かないように、内外両蓋
片に閉止機構を設けたものである。
而して、この考案は、紙ないし合成樹脂シート
等の腰のあるシート材からなる断面方形の有底角
筒状の容器であつて、その上端開口を閉塞する上
蓋が、前後壁2,4の一方の上端縁から折目24
を介して連設され開口の略半分を覆う内蓋片6
と、他方の上端縁から折目26を介して連設され
前記内蓋片6の上面に重合貼着される外蓋片8
と、左右側壁1,3の各々の上端縁から折目2
3,25を介して連設された内方折曲片5,7と
から構成され、前記外蓋片8は、内蓋片6との重
合面部14に一側端から引き剥がし可能な帯状の
分離部15が破断用連結部16を介して設けられ
ると共に、同側端の基端側の隅部から破断用連結
部16に向かう斜状の谷折目34が設けられて、
分離部15を引き剥がした状態において起伏自在
な三角状開閉部17が形成され、この三角状開閉
部17と前記分離部15以外の重合面部14が内
蓋片6の上面に貼着され、前記内蓋片6は、前記
分離部15側の隅部から遊端部に向かう斜状の谷
折目35が設けられて三角状開閉部18が形成さ
れると共に、この三角状開閉部18に外蓋片8の
三角状開閉部17に設けられた差込係止片17a
が差込まれる差込み孔19が設けられ、前記内方
折曲片5,7の少なくとも前記分離部15側の一
方は、その左右両端縁が折目31,32を介して
内外両蓋片6,8の三角状開閉部18,17に連
設されかつ基端両隅部から遊端部に向かう左右一
対の斜状の谷折目36,36が設けられて中央部
7aに重ね合わされる左右一対の折返し重合部7
b,7bが形成され、前記分離部15を引き剥が
して内外両蓋片6,8の三角状開閉部18,17
及び内方折曲片7の中央部7aを引起こすことに
より、この内方折曲片7と内外両蓋片6,8の各
三角状開閉部18,17とからなる折畳み自在な
収容物取出口41が形成されてなることを要旨と
するものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
まず、第5図はこの考案に係る容器の展開状態
を示し、全体が紙ないし塩化ビニル等の合成樹脂
シート等の腰のあるシート材からなるものであつ
て、角筒状周壁を構成する右側壁1、前壁2、左
側壁3、後壁4が相互間に折目20,21,22
を介して横に連設されている。一方、前壁2の上
端縁から折目24を介して容器の上面開口の前後
方向の略半分を覆う内蓋片6が連設されると共
に、後壁4の上端縁から折目26を介して前記内
蓋片6の上面に重合される外蓋片8が連背さされ
ている。また左右両側壁1,3の上端縁から折目
23,25を介して内方折曲片5,7が連設さ
れ、これら外蓋片8、左側壁3の内方折曲片7、
内蓋片6、右側壁1の内方折曲片5も相互間に折
目31、32,33を介して横に連設されてい
る。
容器の組立て状態において内蓋片6に重ね合わ
される外蓋片8の重合面部14には一側端から引
き剥がし可能な帯状の分離部15が破断用連結部
16を介して設けられると共に、同側端の基端の
隅部から前記破断用連結部16に向かう斜状の谷
折目34が設けられて三角状開閉部17が形成さ
れている。
前記分離部15の先端部と中間部には三角状開
閉部17に食込むような態様で間隔を置いて2つ
の突出部15a,15aが突設され、三角状開閉
部17のこれら突出部15a,15aに挟まれた
部位が後述する内蓋片6に設けられた差込み孔1
9に係止しうる差込み係止片17aとなされてい
る。容器の組立て状態においては、前記三角状開
閉部17と分離部15以外の重合面部14が内蓋
片6の上面に重合貼着されることになる。
一方、内蓋片6の左側壁3側の端部には、基端
隅部から遊端部に向かう斜状の谷折目35が設け
られて前記外蓋片8の三角状開閉部17よりも小
型の三角状開閉部18が形成されると共に、外蓋
片8の差込み係止片17aとの対応位置に差込み
係止片17aを差込みうる差込み孔19が斜状谷
折目35を跨ぐような態様に設けられている。
左右両側壁1,3の上端縁に連設されたら内方
折曲片5,7には基端両隅部から遊端部に向かう
斜状の谷折目37,37及び36,36が設けら
れて中央部5a,7aに重ね合わされる左右一対
の折返し重合部5b,5b及び7b,7bが形成
されている。左側壁3に連設された内方折曲片7
は、内外両蓋片6,8の三角状開閉部18,17
と共に折畳み自在な収容物取出口41を構成し、
折畳み状態においては両三角状開閉部18,17
の下方に位置されるものであるので、その引起こ
しを容易にするために内方折曲片7の中央部7a
は台形状に形成され、中央部7aの先端縁には折
目40を介して舌片7cが連設されている。
図中、13は右側壁1及び右側壁1の内方折曲
片5の側壁に折目42を介して連設された接合
片、9は右側壁1の下端縁から折目27を介して
連設された内フラツプ、10は前壁28の下端縁
から折目28を介して連設された内底蓋片、11
は左側壁3の下端縁から折目29を介して連設さ
れた内フラツプ、12は後壁4の下端縁から折目
30を介して連設された外底蓋片、38は外蓋片
8と内蓋片6との間及び外底蓋片12と内底蓋片
10との間の接着剤層である。而して、この展開
状態から容器を組立てるには、まず各壁1,2,
3,4を折目20,21,22から折曲げ、接合
片13を後壁4及び外蓋片8に接合して筒状と
し、左右の内方折曲片5,7の中央部5a,7a
を内方に90度折曲げると、左右の折返し重合部5
b,5b及び7b,7bが自動的に中央部5a,
7aに対面するようになると共に、内外両蓋片
6,8も内方に折曲する。次に、内蓋片6の上而
に外蓋片8の重合面部14が重なるように内外両
蓋片6,8を完全に90度折曲げ、重合面部14の
分離部15と三角状開閉部17を除いて内蓋片6
に貼着する。そして、容器の天地を逆にして、本
来の底部から米を充填した後、内底蓋片10をこ
れら内フラツプ9,11に重ね合せるように折曲
げ、さらにこの内底蓋片10に外底蓋片12を重
合貼着することにより、所期する容器を組立てる
ものである。
これら組立て及び収容物の充填は全て機械によ
り連続的かつ自動的に行い得るものである。
この組立て、包装状態から収容物を取出すに
は、第3図に示すように、まず分離部15を引き
剥がして内外両蓋片6,8の三角状開閉部18,
17を引起こす。次に、内方折曲片7の舌片7c
を内方に折曲げるようにしながら、容器内に指を
差入れて中央部7aを引起こすと、谷折目36,
36が山折目となつて、第4図に示すような内外
両蓋片6,8の各三角状開閉部18,17と内方
折曲片7とからなる上方突出状の収容物取出口4
1が形成される。そして、容器を傾けて収容物取
出口41を下方に位置させれば容器内から収容物
が落下してくるのである。
収容物の必要量を取出した後は、内方折曲片7
の中央部7aを内方に押込めば、中央部7aと左
右の折返し重合部7b,7bと再度谷折状とな
る。そして、外蓋片8の差込み係止片17a,を
内蓋片6の差込み孔19に差込み係止することに
より、収容物取出口41を折畳んで上蓋をフラツ
トな状態となしうると共に、外蓋片8が閉止され
て上蓋の不本意な開閉蓋を防止しうる。
なお、実施例においては、収容物取出し口41
を構成する内方折曲片7の中央部7a先端に舌片
7cが突設されているが、内方折曲片7を引起こ
し易くするためには、中央部7aの遊端部に指先
を差込むことのできる半円状の切り欠きを設ける
こともある。
また、容器に充填収容する物は、米に限らず、
麦あるいはペツト用の飼料等の粒状物、洗剤、小
麦粉等の粒状物であれば特に限定されるものでは
ない。
考案の効果 この考案は、上記のような構成を有するもので
あるから、組立て、収容物の充填が容易に行なえ
ることはもとより、所定の操作を行うことによ
り、フラツトな上蓋部分に上方突出状の収容物取
出口41を簡単に形成せしめることができ、かつ
容器全体が腰のあるシート材料から形成されて収
容物取出し口41もしつかりしているので、収容
物の取出しも行い易い。
また、収容物取出し口41を畳込んで、外蓋片
8の差込み係止片17aを内蓋片6の差込み孔1
9に差込み係止させることにより、上蓋の不本意
な開蓋を防止することができると共に、蓋を閉止
するための別部材を必要としないので至便であ
る。
さらに、容器が断面方形の角筒状の箱形態とな
されかつ上蓋もフラツトな状態に形成されている
ので、多数個を安定良く段積みすることができ、
輸送、保管に好都合であると共に、その段積み状
態において容器の外面に印刷した模様、文字等も
視覚し易く、見栄えを向上しうるので、店頭での
陳列にも最適である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はこの考案に係る容器の閉蓋状態を示す斜視図、
第2図は第1図−線断面図、第3図は収容物
取出口を形成せしめる途上の要部の斜視図、第4
図は収容物取出口を形成せしめた状態の要部の斜
視図、第5図は容器全体の展開状態平面図であ
る。 1……右側壁、2……前壁、3……左側壁、4
……後壁、5,7……内方折曲片、6……内蓋
片、8……外蓋片、14……重合面部、15……
分離部、16……破断用連結部、17,18……
三角状開閉部、17a……差込み係止片、19…
…差込み孔、34,35,36……斜状谷折目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙ないし合成樹脂シート等の腰のあるシート材
    からなる断面方形の有底角筒状の容器であつて、
    その上端開口を閉塞する上蓋が、前後壁2,4の
    一方の上端縁から折目24を介して連設され開口
    の略半分を覆う内蓋片6と、他方の上端縁から折
    目26を介して連設され前記内蓋片6の上面に重
    合貼着される外蓋片8と、左右側壁1,3の各々
    の上端縁から折目23,25を介して連設された
    内方折曲片5,7とから構成され、前記外蓋片8
    は、内蓋片6との重合面部14に一側端から引き
    剥がし可能な帯状の分離部15が破断用連結部1
    6を介して設けられると共に、同側端の基端側の
    隅部から破断用連結部16に向かう斜状の谷折目
    34が設けられて、分離部15を引き剥がした状
    態において起伏自在な三角状開閉部17が形成さ
    れ、この三角状開閉部17と前記分離部15以外
    の重合面部14が内蓋片6の上面に貼着され、前
    記内蓋片6は、前記分離部15側の隅部から遊端
    部に向かう斜状の谷折目35が設けられて三角状
    開閉部18が形成されると共に、この三角状開閉
    部18に外蓋片8の三角状開閉部17に設けられ
    た差込係止片17aが差込まれる差込み孔19が
    設けられ、前記内方折曲片5,7の少なくとも前
    記分離部15側の一方は、その左右両端縁が折目
    31,32を介して内外両蓋片6,8の三角状開
    閉部18,17に連設されかつ基端両隅部から遊
    端部に向かう左右一対の斜状の谷折目36,36
    が設けられて中央部7aに重ね合わされる左右一
    対の折返し重合部7b,7bが形成され、前記分
    離部15を引き剥がして内外両蓋片6,8の三角
    状開閉部18,17及び内方折曲片7の中央部7
    aを引起こすことにより、この内方折曲片7と内
    外両蓋片6,8の各三角状開閉部18,17とか
    らなる折畳み自在な収容物取出口41が形成され
    てなることを特徴とする粉粒状物の取出し口付容
    器。
JP18478987U 1987-12-02 1987-12-02 Expired - Lifetime JPH052442Y2 (ja)

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