JPH05241892A - リアルタイムトレーサ - Google Patents

リアルタイムトレーサ

Info

Publication number
JPH05241892A
JPH05241892A JP4041479A JP4147992A JPH05241892A JP H05241892 A JPH05241892 A JP H05241892A JP 4041479 A JP4041479 A JP 4041479A JP 4147992 A JP4147992 A JP 4147992A JP H05241892 A JPH05241892 A JP H05241892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
trace
real
bus
reference address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4041479A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Ishii
安則 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4041479A priority Critical patent/JPH05241892A/ja
Publication of JPH05241892A publication Critical patent/JPH05241892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インサーキットエミュレータに使用されるリ
アルタイムトレーサにおいて、プログラムの流れのみを
効率的にトレースする。 【構成】 フリップフロップ5は、アドレスバス6上の
信号をデータ入力とし、バスストローブ7と命令開始タ
イミング信号15との論理積信号である参照アドレスラ
ッチ信号17をラッチクロックとして、参照アドレスバ
ス14にデータ出力する。参照アドレスバス14上の信
号は、ブランチステータス8又は割込み受け付け信号9
がアクティブになったときに、アドレスバス6,バスス
トローブ7,ブランチステータス8及び割込み受け付け
信号9と共に、トレースメモリ3に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイムトレーサ
に関し、特にインサーキットエミュレータに用いられる
リアルタイムトレーサにおけるプログラム分岐元を効率
的にトレースするリアルタイムトレーサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリアルタイムトレーサとしては、
図3のブロック図に示すようなリアルタイムトレーサが
ある。近年マイクロコンプュータは、ニーズの多様化と
高機能化に伴ってアプリケーションプログラムの開発効
率の向上化が重大な問題となっている。従って、インサ
ーキットエミュレータは、プログラムの流れの効率的な
リアルタイムトレース機能を要求されている。特に高級
言語においてのプログラムデバッグでは、関数毎のバッ
クトレース機能が要求されている。
【0003】従来のリアルタイムトレーサの動作を図3
及び図6を参照して説明する。図6は、図3に示す従来
のリアルタイムトレーサにおける各部の動作タイミング
を示すタイミングチャートである。トレースメモリ3に
おけるトレースライトパルス12は、エミュレーション
チップ1におけるバスストローブ7を入力とするインバ
ータ10の出力であるため、バスストローブ7がアクテ
ィブとなったときにアドレスバス6,バスストローブ7
及びブランチステータス8における信号がトレースメモ
リ3に書き込まれる。
【0004】トレースメモリ3におけるアドレスには、
カウンタ4の出力であるトレーサアドレスバス13が接
続されている。カウンタ4におけるカウントクロックに
は、バスストローブ7の反転信号であるトレースライト
パルス12が接続されているため、トレースメモリ3に
おけるアドレスは、バスストローブ7によってカウント
アップされる。
【0005】従って、図6のタイミングチャートに示す
バスサイクルが発生した場合には、トレースメモリ3に
は、下記表1で表わされるような10個のフレームにト
レースデータが書き込まれる。下記表1は、図3に示す
従来のリアルタイムトレーサにおける各トレースフレー
ムに書き込まれたトレースデータの一例を示すトレース
データ表である。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のリアルタイムトレーサでは、バスストローブの
反転信号がトレースライトパルス信号となっているた
め、全てのバスサイクルにおいてトレースしてしまう。
従って、プログラムの流れのみを知りたい場合には、分
岐フレーム及びその分岐フレームの前のフレーム以外は
トレースデータとして不要となるため、トレース効率が
悪いという問題点がある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、インサーキットエミュレータに用いられる
リアルタイムトレーサにおいて、プログラムの流れのみ
を効率的にトレースすることができるリアルタイムトレ
ーサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリアルタイ
ムトレーサは、バスストローブ及び命令開始タイミング
信号を入力し論理積をして参照アドレスラッチ信号とし
て出力する論理積回路と、アドレスバス上の信号をデー
タ入力し前記参照アドレスラッチ信号をラッチクロック
として参照アドレスバスにデータ出力するフリップフロ
ップと、ブランチステータス及び割込み受け付け信号を
入力し論理和をしてトレースライトパルスとして出力す
る論理和回路と、前記参照アドレスバス上の信号をデー
タ入力とし前記トレースライトパルスをライトイネーブ
ル入力とするトレースメモリとを有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明に係るリアルタイムトレーサにおいて
は、インサーキットエミュレータに用いられるリアルタ
イムトレーサにおいて、フリップフロップは、論理積回
路を介してバスストローブ及び命令開始タイミング信号
の論理積信号をラッチクロックとして入力し、更にアド
レスバス上の信号をデータ入力して参照アドレスバスに
データ出力する。論理和回路は、ブランチステータス及
び割込み受け付け信号を入力し論理和をしてトレースラ
イトパルスとして出力する。トレースメモリは、参照ア
ドレスバス上の信号をデータ入力としトレースライトパ
ルスをライトイネーブル入力とする。参照アドレスバス
上の信号は、ブランチステータス又は割込み受け付け信
号がアクティブになったときに、アドレスバス,バスス
トローブ,ブランチステータス及び割込み受け付け信号
と共にトレースメモリに書き込まれる。
【0011】これらにより、本発明に係るリアルタイム
トレーサは、プログラム分岐命令の先頭アドレスとプロ
グラム分岐先のアドレス又は、割込み発生時の命令の先
頭アドレスと割込み受け付け時のアドレスとを同一トレ
ースフレームとしてリアルタイムトレースすることがで
きて、プログラム分岐及び割込み受け付けに関しないフ
レームはリアルタイムトレースしない。従って、本発明
に係るリアルタイムトレーサは、プログラムの流れのみ
を知りたいときにはトレースメモリを効率的に使用でき
るばかりでなく、命令の先頭アドレスをトレースしてい
るのでトレース後にトレースメモリを検索する必要がな
くなり、簡単にプログラムの流れを表示することができ
る。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施例に係るリア
ルタイムトレーサを示すブロック図である。なお、図1
において、図3に示す従来のリアルタイムトレーサと同
一の構成部には、同一符号を付して説明を省略する。図
1に示す本第1の実施例に係るリアルタイムトレーサに
おいて、図3に示す従来のリアルタイムトレーサに対し
て異なる構成部分は、フリップフロップ5及びNAND
ゲート16が付加されている部分と、インバータ10の
入力がブランチステータス8に接続されている部分であ
る。NANDゲート16は、命令開始タイミング信号1
5及びバスストローブ7を入力し参照アドレスラッチ信
号17としてフリップフロップ5のクロック端に出力す
る。また、フリップフロップ5は、アドレスバス6上の
信号を入力し参照アドレスバス14としてトレースメモ
リ3に出力する。
【0014】次に、上述の如く構成された本第1の実施
例に係るリアルタイムトレーサの動作について説明す
る。図4は、図1に示す本第1の実施例に係るリアルタ
イムトレーサにおける各部の動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【0015】参照アドレスラッチ信号17は、命令開始
タイミング信号15とバスストローブ7とがアクティブ
のときに“0”となる。参照アドレスバス14は、フリ
ップフロップ5によりアドレスバス6上の信号が参照ア
ドレスラッチ信号17の立ち上がりに同期してラッチさ
れた信号である。トレースメモリ3におけるトレースラ
イトパルス12は、ブランチステータス8を入力とする
インバータ10の出力であるため、ブランチステータス
8がアクティブとなったときにアドレスバス6,参照ア
ドレスバス14,バスストローブ7及びブランチステー
タス8がトレースメモリ3に書き込まれる。
【0016】従って、図4のタイミングチャートに示す
バスサイクルが発生した場合には、トレースメモリ3に
は、下記表2で表わされるようなトレースデータ表に示
す3つの分岐フレームがトレースデータとして書き込ま
れる。下記表2は、図1に示す本第1の実施例に係るリ
アルタイムトレーサにおける各トレースフレームに書き
込まれたトレースデータの一例を示すトレースデータ表
である。
【0017】
【表2】
【0018】ここで、分岐による参照アドレスとして
は、命令開始タイミング信号15がアクティブとなる分
岐命令のアドレス即ち分岐命令の先頭アドレスがトレー
スデータとしてトレースメモリ3に書き込まれる。
【0019】以上説明したように、本第1の実施例に係
るリアルタイムトレーサは、分岐による参照アドレスと
して分岐命令の先頭アドレスを分岐先アドレスと同一ト
レースフレームとしてリアルタイムトレースすることが
できるため、プログラムの流れのみを効率的にトレース
することができる。
【0020】次に、本発明の第2に実施例について説明
する。図2は、本発明の第2の実施例に係るリアルタイ
ムトレーサを示すブロック図である。本第2の実施例に
係るリアルタイムトレーサにおいて、図1に示す第1に
実施例に係るリアルタイムトレーサに対して異なる構成
部分は、トレースメモリ3におけるトレースパルス12
がブランチステータス8と割込み受け付け信号9との論
理和をするNORゲート11の出力となっている部分で
ある。また、ブランチステータス8及び割込み受け付け
信号9は、トレースメモリ3にデータとして入力され
る。
【0021】次に、上述の如く構成された本第2の実施
例に係るリアルタイムトレーサの動作について説明す
る。図5は、図2に示す本第2の実施例に係るリアルタ
イムトレーサにおける各部の動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。図5に示すように、ブランチス
テータス8又は割込み受け付け信号9がアクティブにな
ったとき、アドレスバス6,参照アドレスバス14,バ
スストローブ7,ブランチステータス8及び割込み受け
付け信号9がトレースメモリ3に書き込まれる。
【0022】図5のタイミングチャートに示すバスサイ
クルが発生した場合には、トレースメモリ3には、下記
表3で表わされるようなトレースデータ表に示す3つの
分岐フレームがトレースデータとして書き込まれる。下
記表3は、図2に示す本第2の実施例に係るリアルタイ
ムトレーサにおける各トレースフレームに書き込まれた
トレースデータの一例を示すトレースデータ表である。
【0023】
【表3】
【0024】ここで、分岐による参照アドレスとして
は、分岐命令の先頭アドレスがトレースデータとしてト
レースメモリ3に書き込まれ、割込み受け付けによる参
照アドレスとしては、割込み発生時の命令の先頭アドレ
スがトレースデータとしてトレースメモリ3に書き込ま
れる。
【0025】以上説明したように、本第2の実施例に係
るリアルタイムトレーサは、分岐による参照アドレスと
して分岐命令の先頭アドレスを分岐先アドレスと同一ト
レースフレームとしてリアルタイムトレースすることが
でき、更に割込み受け付けによる参照アドレスとして割
込み発生時の命令の先頭アドレスを割込み受け付け時の
アドレスと同一トレースフレームとしてリアルタイムト
レースすることができるため、プログラムの流れのみを
効率的にトレースすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るリアル
タイムトレーサによれば、プログラム分岐命令の先頭ア
ドレスとプログラム分岐先のアドレス又は、割込み発生
時の命令の先頭アドレスと割込み受け付け時のアドレス
とを同一トレースフレームとしてリアルタイムトレース
することができて、プログラム分岐及び割込み受け付け
に関しないフレームはリアルタイムトレースしない。従
って、本発明に係るリアルタイムトレーサは、プログラ
ムの流れのみを知りたいときにはトレースメモリを効率
的に使用できるばかりでなく、命令の先頭アドレスをト
レースしているのでトレース後にトレースメモリを検索
する必要がなくなり、簡単にプログラムの流れを表示で
きる。また高級言語におけるデバック時において、ある
関数がどの関数から呼ばれたかを示すバックトレース機
能及びどの関数を実行中に割込み処理が発生したかを示
す機能を効率的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るリアルタイムトレ
ーサを示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るリアルタイムトレ
ーサを示すブロック図である。
【図3】従来のリアルタイムトレーサの一例を示すブロ
ック図である。
【図4】図1に示す本発明の第1の実施例に係るリアル
タイムトレーサにおける各部の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図5】図2に示す本発明の第2の実施例に係るリアル
タイムトレーサにおける各部の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図6】図3に示す従来のリアルタイムトレーサにおけ
る各部の動作タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ;エミュレーションチップ 2 ;リアルタイムトレーサ 3 ;トレースメモリ 4 ;カウンタ 5 ;フリップフロップ 6 ;アドレスバス 7 ;バスストローブ 8 ;ブランチステータス 15 ;命令開始タイミング信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスストローブ及び命令開始タイミング
    信号を入力し論理積をして参照アドレスラッチ信号とし
    て出力する論理積回路と、アドレスバス上の信号をデー
    タ入力し前記参照アドレスラッチ信号をラッチクロック
    として参照アドレスバスにデータ出力するフリップフロ
    ップと、ブランチステータス及び割込み受け付け信号を
    入力し論理和をしてトレースライトパルスとして出力す
    る論理和回路と、前記参照アドレスバス上の信号をデー
    タ入力とし前記トレースライトパルスをライトイネーブ
    ル入力とするトレースメモリとを有することを特徴とす
    るリアルタイムトレーサ。
JP4041479A 1992-02-27 1992-02-27 リアルタイムトレーサ Pending JPH05241892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041479A JPH05241892A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 リアルタイムトレーサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4041479A JPH05241892A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 リアルタイムトレーサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05241892A true JPH05241892A (ja) 1993-09-21

Family

ID=12609489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4041479A Pending JPH05241892A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 リアルタイムトレーサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05241892A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200348A (ja) * 1993-11-23 1995-08-04 Rockwell Internatl Corp プログラムアドレスデータを圧縮する方法および装置ならびにプログラムのデバッギング処理を速める装置
US6467083B1 (en) 1998-09-30 2002-10-15 Nec Corporation Debugging system for computer program, method for checking target program and information storage medium for storing checking program

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200348A (ja) * 1993-11-23 1995-08-04 Rockwell Internatl Corp プログラムアドレスデータを圧縮する方法および装置ならびにプログラムのデバッギング処理を速める装置
US6467083B1 (en) 1998-09-30 2002-10-15 Nec Corporation Debugging system for computer program, method for checking target program and information storage medium for storing checking program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6578187B2 (en) Digital circuit design method using programming language
JP3105223B2 (ja) マイクロコンピュータ,マイクロプロセッサおよびコア・プロセッサ集積回路用デバッグ周辺装置
US7962869B2 (en) Method and system for debug and test using replicated logic
JPH01109456A (ja) インタフエイス装置
US5197126A (en) Clock switching circuit for asynchronous clocks of graphics generation apparatus
JPH05241892A (ja) リアルタイムトレーサ
Hoover et al. Top-Down Transaction-Level Design with TL-Verilog
Moeschler et al. High-level modeling using extended Timing diagrams-A formalism for the behavioral specification of digital hardware
Bredt et al. A model for parallel computer systems
JPH0612283A (ja) リアルタイムトレーサ
JP3104830B2 (ja) 論理シミュレーション用cad装置
JPH08272770A (ja) マイクロコントローラディベロップメントシステム
GB1504535A (en) Stored programme data processing apparatus
JPH01222343A (ja) トレース方法
Gang et al. Speech signal digital processing algorithm development environment
JPS6235143B2 (ja)
JP2614931B2 (ja) 割込制御回路
JPH034335A (ja) 経路抽出方法及び経路抽出装置
CN114610596A (zh) 实现用户程序断点调试的处理器芯片调试***
Arnold et al. Simulation of cooperating algorithmic state machines using Verilog HDL
KR20000061819A (ko) 다양한 언어로 기술된 프로그램의 시뮬레이션 결과 비교 검증 장치 및 그 방법
JPS63107160A (ja) 内部にスル−パス機能を持つパツケ−ジ検査容易化lsi
van Rootselaar et al. Debugging of Systems-on-a-Chip
JPH10198723A (ja) タイミング検証方法及び装置
JPH0612504A (ja) エミュレーションチップ