JPH0524096Y2 - - Google Patents

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JPH0524096Y2
JPH0524096Y2 JP15852088U JP15852088U JPH0524096Y2 JP H0524096 Y2 JPH0524096 Y2 JP H0524096Y2 JP 15852088 U JP15852088 U JP 15852088U JP 15852088 U JP15852088 U JP 15852088U JP H0524096 Y2 JPH0524096 Y2 JP H0524096Y2
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connector
cup
wire harness
bundle
wire
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、例えば分岐線端部にオプシヨン用
のコネクタを接続したワイヤハーネスに関するも
のである。
(従来の技術) オプシヨン用のコネクタが分岐線端部に接続さ
れたワイヤハーネスが知られている。この種のワ
イヤハーネスでは、自動車車体等に組み付ける迄
の間にオプシヨン用のコネクタが邪魔にならない
ようにする必要がある。また、自動車車体等に組
み付けてもオプシヨン用のコネクタを使用しない
場合、同様にコネクタが邪魔にならないようにす
る必要がある。
このような場合にあつては、例えば第5図に示
すように、分岐線110と共にコネクタ200を
粘着テープ300によりワイヤハーネスAの幹線
束100に固定している(実開昭62−149106号公
報参照)。
また、粘着テープの代わりに貼合フアスナーに
より固定(実開昭60−135018号公報参照)した
り、弾性係合片を介してコネクタをワイヤハーネ
スの幹線束に固定(実開昭61−76685号公報参照)
したり等している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記ワイヤハーネスでは、いず
れもコネクタ200が幹線束100から突出して
おり、外観を損ねる上に、ワイヤハーネスを自動
車車体に組み付ける際、例えば狭い場所や孔等に
通すときにコネクタが邪魔となつて作業性が悪
く、コネクタ200が傷付く等の問題があつた。
この考案は上記従来技術の問題点を解消するも
ので、その目的とするところは、オプシヨン用と
してのコネクタを邪魔にならないように固定し
て、外観や作業性が良く、コネクタが傷付くおそ
れのないワイヤハーネスを提供することである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの考案のワイヤハー
ネスでは、ワイヤハーネスの幹線束内にカツプを
配置し、このカツプ内にワイヤハーネスの分岐線
の端部に設けたコネクタを収容するように構成し
たことを特徴としている。
(作用) オプシヨン用のコネクタをカツプ内に収容し
て、テープ等を巻き付けてカツプの開口部を閉じ
る。
(実施例) 以下この考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図乃至第3図a〜dはこの考案のワイヤハ
ーネスの一実施例を示している。図中符号Aはワ
イヤハーネスで、その幹線束10内に、幹線束1
0を左右に分け開いて断面円形状のカツプ40が
埋め込まれている。そして、このカツプ40内に
は、幹線10aから分岐した分岐線11の端部に
設けたオプシヨン用としてのコネクタ20が収容
されるようになつている。ここで、カツプ40
は、幹線束10内で潰されて容易に変形しないよ
うに例えばPBT等の合成樹脂により形成されて
おり、そしてコネクタ20よりも大きく形成され
ていて、カツプ40へのコネクタ20の出し入れ
が容易に行えるようになつている。なお、カツプ
40は、コネクタ20を立てた状態で収容するよ
うに底が深く形成されている。
次に、第3図a〜dを参照して、ワイヤハーネ
スAの幹線束10内にカツプ40を埋め込んで、
オプシヨン用のコネクタ20を固定する作業につ
いて説明する。
まず、第3図aに示すように、結束テープ30
が巻き付けられていない部分の幹線束10を左右
に分け開いて隙間を作り、この隙間内にカツプ4
0をその開口部41が露出するようにして埋め込
む。そして、同図bに示すように、開口部41を
被わずカツプ40を挾むようにして結束テープ3
0を幹線束10に巻き付けて、幹線束10を結束
すると共に、カツプ40が幹線束10内から容易
に抜け出ないようにする。この後、同図cに示す
ように、コネクタ20を開口部41からカツプ4
0内に収容する。このようにしてから、同図dに
示すように、開口部41を結束テープ30で被つ
て、コネクタ20がカツプ40からはみ出ないよ
うにする。
このようにすると、自動車車体等に組み付ける
迄の間にオプシヨン用のコネクタ20が邪魔にな
らずに済む。また、オプシヨン用のコネクタ20
を使用しない場合にも、同様にコネクタ20が邪
魔にならずに済む。
また、コネクタ20が幹線束10の外側に突出
しないため、外観が良い他に、自動車車体に組み
込む際、狭い場所や孔等を通すときにコネクタ2
0が邪魔にならず、作業能率が向上すると共に、
コネクタ20が傷付けられずに済む。
なお、オプシヨン用のコネクタ20を使用する
場合には、カツプ40の開口部41を被つている
結束テープ30を外せばよく、このときカツプ4
0が幹線束10内で容易に変形しないような材料
で形成されているため、簡単にコネクタ20を取
り出すことができる。
上記実施例では、コネクタ20を立てて収容す
るようにカツプ40の底を深く形成した場合を示
したが、第4図に示すように、カツプ40の底を
浅くして、コネクタ20を横にした状態で収容す
るようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、ワイヤ
ハーネスの幹線束内にカツプを配置し、このカツ
プ内にワイヤハーネスの分岐線の端部に設けたコ
ネクタを収容するように構成したので、オプシヨ
ン用としてのコネクタを邪魔にならないように固
定して、外観や作業性が良く、コネクタが傷付く
おそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図a〜dはこの考案の一実施例
を示し、第1図は斜視図、第2図は断面図、第3
図a〜dは幹線束内にカツプを埋め込んで、オプ
シヨン用のコネクタを固定する作業を説明する斜
視図であり、また第4図は他の実施例を示す断面
図であり、また第5図は従来技術を示す斜視図で
ある。 10……幹線束、11……分岐線、20……コ
ネクタ、40……カツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイヤハーネスの幹線束内にカツプを配置し、
    このカツプ内にワイヤハーネスの分岐線の端部に
    設けたコネクタを収容するように構成したことを
    特徴とするワイヤハーネス。
JP15852088U 1988-12-07 1988-12-07 Expired - Lifetime JPH0524096Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15852088U JPH0524096Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15852088U JPH0524096Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0279516U JPH0279516U (ja) 1990-06-19
JPH0524096Y2 true JPH0524096Y2 (ja) 1993-06-18

Family

ID=31438925

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15852088U Expired - Lifetime JPH0524096Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

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JP (1) JPH0524096Y2 (ja)

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JPH0279516U (ja) 1990-06-19

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