JPH052395A - 吸音複合パネル - Google Patents
吸音複合パネルInfo
- Publication number
- JPH052395A JPH052395A JP3152852A JP15285291A JPH052395A JP H052395 A JPH052395 A JP H052395A JP 3152852 A JP3152852 A JP 3152852A JP 15285291 A JP15285291 A JP 15285291A JP H052395 A JPH052395 A JP H052395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- sound
- film body
- base material
- composite panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Building Environments (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸音した音を効果的に吸収して優れた吸音効
果を得る。 【構成】 吸音ベース材１の片面側に凹凸４を設けると
共に片面側から凹凸４の凹部４ａより深い内部吸音穴５
を設ける。吸音ベース材１の片面上に通気性のある薄膜
体６を重ねて凹凸４の凸部４ｂに接着する。多数の外部
吸音孔３を有する表面板２を薄膜体６に接着する。
果を得る。 【構成】 吸音ベース材１の片面側に凹凸４を設けると
共に片面側から凹凸４の凹部４ａより深い内部吸音穴５
を設ける。吸音ベース材１の片面上に通気性のある薄膜
体６を重ねて凹凸４の凸部４ｂに接着する。多数の外部
吸音孔３を有する表面板２を薄膜体６に接着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、吸音を必要とする部屋
の天井材や壁面材等に用いられる吸音複合パネルに関す
るものである。
の天井材や壁面材等に用いられる吸音複合パネルに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のパネルとしては例えば実
開昭５９−８９９１６号公報に開示されるものがある。
これは図３に示すように繊維板１′の表面に表面材２′
を積層し、表面材２′に多数の吸音孔３′を穿孔してあ
った。そして音が表面材２′の吸音孔３′から吸音され
て繊維板１′に吸収されるようになっていた。
開昭５９−８９９１６号公報に開示されるものがある。
これは図３に示すように繊維板１′の表面に表面材２′
を積層し、表面材２′に多数の吸音孔３′を穿孔してあ
った。そして音が表面材２′の吸音孔３′から吸音され
て繊維板１′に吸収されるようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし吸音孔３′から
吸音して繊維板１′に吸収するだけではさほど優れた吸
音効果が期待できないという問題があった。本発明は上
記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的
とするところは吸音した音を効果的に吸収して優れた吸
音効果が得られる吸音複合パネルを提供するにある。
吸音して繊維板１′に吸収するだけではさほど優れた吸
音効果が期待できないという問題があった。本発明は上
記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的
とするところは吸音した音を効果的に吸収して優れた吸
音効果が得られる吸音複合パネルを提供するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明吸音複合パネルは、吸音ベース材１の片面側に凹
凸４を設けると共に片面側から凹凸４の凹部４ａより深
い内部吸音穴５を設け、吸音ベース材１の片面上に通気
性のある薄膜体６を重ねて凹凸４の凸部４ｂに接着し、
多数の外部吸音孔３を有する表面板２を薄膜体６に接着
して成ることを特徴とする。
本発明吸音複合パネルは、吸音ベース材１の片面側に凹
凸４を設けると共に片面側から凹凸４の凹部４ａより深
い内部吸音穴５を設け、吸音ベース材１の片面上に通気
性のある薄膜体６を重ねて凹凸４の凸部４ｂに接着し、
多数の外部吸音孔３を有する表面板２を薄膜体６に接着
して成ることを特徴とする。
【０００５】
【作用】表面板２の外部吸音孔３から吸音した音は、ま
ず薄膜体６で吸収され、次いで凹部４ａや内部吸音穴５
で大きく吸収されると共に吸音ベース材１に吸収される
ものであって、効果的に吸音される。
ず薄膜体６で吸収され、次いで凹部４ａや内部吸音穴５
で大きく吸収されると共に吸音ベース材１に吸収される
ものであって、効果的に吸音される。
【０００６】
【実施例】本発明吸音複合パネルＡは、図１や図２に示
すように吸音ベース材１に通気性のある薄膜体６を接着
し、薄膜体６に表面板２を接着して形成されている。吸
音ベース材１はロックウール、グラスウール等の無機質
多孔質材、ウレタンフォームのような合成樹脂発泡体、
スチールウール、アルミニウム発泡体等で形成されてい
る。この吸音ベース材１の片面には凹凸４をランダムに
設けてあり、吸音ベース材１の片面から未貫通の内部吸
音穴５を多数穿孔してある。通気性のある薄膜体６とし
ては不織布、繊維質布、織布、通気性のある紙や合成樹
脂シート等がある。この薄膜体６が吸音ベース材１上に
重ねられ、凹凸４の凸部４ｂに接着層７にて接着してあ
る。表面板２は多数の外部吸音孔５を有するものであっ
て、有孔板やメッシュ板等である、表面板２の材質とし
ては、ラワン合板、無垢木材、中密度繊維板等の木質
材、ウレタン、アクリル等の合成樹脂材、アルミニウ
ム、ステンレス鋼、鉄等の金属材、石膏ボード、ケイ酸
カルシウム板、スレート板等の無機質材等がある。表面
板２は薄膜体６上に重ねられ、接着層７にて接着してあ
る。このように形成された吸音複合パネルＡは音響室等
の天井材や壁面材として用いられる。そして音は外部吸
音孔５から吸音され、薄膜体６、凹部４ａや内部吸音孔
５で吸収されると共に吸音ベース材１に吸収される。
すように吸音ベース材１に通気性のある薄膜体６を接着
し、薄膜体６に表面板２を接着して形成されている。吸
音ベース材１はロックウール、グラスウール等の無機質
多孔質材、ウレタンフォームのような合成樹脂発泡体、
スチールウール、アルミニウム発泡体等で形成されてい
る。この吸音ベース材１の片面には凹凸４をランダムに
設けてあり、吸音ベース材１の片面から未貫通の内部吸
音穴５を多数穿孔してある。通気性のある薄膜体６とし
ては不織布、繊維質布、織布、通気性のある紙や合成樹
脂シート等がある。この薄膜体６が吸音ベース材１上に
重ねられ、凹凸４の凸部４ｂに接着層７にて接着してあ
る。表面板２は多数の外部吸音孔５を有するものであっ
て、有孔板やメッシュ板等である、表面板２の材質とし
ては、ラワン合板、無垢木材、中密度繊維板等の木質
材、ウレタン、アクリル等の合成樹脂材、アルミニウ
ム、ステンレス鋼、鉄等の金属材、石膏ボード、ケイ酸
カルシウム板、スレート板等の無機質材等がある。表面
板２は薄膜体６上に重ねられ、接着層７にて接着してあ
る。このように形成された吸音複合パネルＡは音響室等
の天井材や壁面材として用いられる。そして音は外部吸
音孔５から吸音され、薄膜体６、凹部４ａや内部吸音孔
５で吸収されると共に吸音ベース材１に吸収される。
【０００７】
【発明の効果】本発明は叙述のように吸音ベース材の片
面側に凹凸を設けると共に片面側から凹凸の凹部より深
い内部吸音穴を設け、吸音ベース材の片面上に通気性の
ある薄膜体を重ねて凹凸の凸部に接着し、多数の外部吸
音孔を有する表面板を薄膜体に接着しているので、外部
吸音孔から吸音した音が薄膜体、凹凸の凹部の空間及び
内部吸音孔で効果的に吸収されると共に凹部や内部吸音
孔から吸音ベース材に吸収されるものであって、従来に
比べて遥かに効果的に吸音できるものである。
面側に凹凸を設けると共に片面側から凹凸の凹部より深
い内部吸音穴を設け、吸音ベース材の片面上に通気性の
ある薄膜体を重ねて凹凸の凸部に接着し、多数の外部吸
音孔を有する表面板を薄膜体に接着しているので、外部
吸音孔から吸音した音が薄膜体、凹凸の凹部の空間及び
内部吸音孔で効果的に吸収されると共に凹部や内部吸音
孔から吸音ベース材に吸収されるものであって、従来に
比べて遥かに効果的に吸音できるものである。
【図１】本発明の一実施例の要部の断面図である。
【図２】同上の一部切欠斜視図である。
【図３】従来例の断面図である。
１ 吸音ベース材 ２ 表面板 ３ 外部吸音孔 ４ 凹凸 ４ａ 凹部 ４ｂ 凸部 ５ 内部吸音穴 ６ 薄膜体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 吸音ベース材の片面側に凹凸を設けると
共に片面側から凹凸の凹部より深い内部吸音穴を設け、
吸音ベース材の片面上に通気性のある薄膜体を重ねて凹
凸の凸部に接着し、多数の外部吸音孔を有する表面板を
薄膜体に接着して成ることを特徴とする吸音複合パネ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3152852A JPH052395A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 吸音複合パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3152852A JPH052395A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 吸音複合パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052395A true JPH052395A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15549539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3152852A Withdrawn JPH052395A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 吸音複合パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052395A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005106156A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Yoshino Gypsum Co., Ltd. | ボード建材、ボード建材製造方法及びボード建材施工方法 |
| US7308965B2 (en) * | 2002-03-19 | 2007-12-18 | Ecole Polytechnique | Noise abatement wall |
| KR101437226B1 (ko) * | 2012-10-29 | 2014-09-02 | 서울과학기술대학교 산학협력단 | 선접촉 구조를 갖는 타공 박막 흡음셀 |
| JP2017008711A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 大成建設株式会社 | 内装材 |
| CN109208808A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-01-15 | 嘉兴佳源多彩铝业有限公司 | 一种隔音效果好的吊顶铝扣板 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3152852A patent/JPH052395A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7308965B2 (en) * | 2002-03-19 | 2007-12-18 | Ecole Polytechnique | Noise abatement wall |
| WO2005106156A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Yoshino Gypsum Co., Ltd. | ボード建材、ボード建材製造方法及びボード建材施工方法 |
| KR101437226B1 (ko) * | 2012-10-29 | 2014-09-02 | 서울과학기술대학교 산학협력단 | 선접촉 구조를 갖는 타공 박막 흡음셀 |
| JP2017008711A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 大成建設株式会社 | 内装材 |
| CN109208808A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-01-15 | 嘉兴佳源多彩铝业有限公司 | 一种隔音效果好的吊顶铝扣板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |