JPH052339Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052339Y2 JPH052339Y2 JP1986117485U JP11748586U JPH052339Y2 JP H052339 Y2 JPH052339 Y2 JP H052339Y2 JP 1986117485 U JP1986117485 U JP 1986117485U JP 11748586 U JP11748586 U JP 11748586U JP H052339 Y2 JPH052339 Y2 JP H052339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- vehicle
- engine mount
- lower panel
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 17
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は車両のエンジンマウント部構造に係
り、特に、車両のエンジンをブラケツトを介して
ダツシユロアパネルに取り付けるようにした車両
のエンジンマウント部構造に関する。
り、特に、車両のエンジンをブラケツトを介して
ダツシユロアパネルに取り付けるようにした車両
のエンジンマウント部構造に関する。
従来、上述のような車両のエンジンマウント部
構造としては次のようなものがある。これは第４
図に示すように、エンジンルーム１と車室２とを
隔てるダツシユロアパネル３の車室内側に補強用
のダツシユロアレインフオース４を配設し、この
ダツシュロアレインフオース４を配設したダツシ
ユロアパネル３のエンジンルーム１側にエンジン
マウント部ブラケツト５を取り付け、このエンジ
ンマウント部ブラケツト５を介してエンジン６を
取り付けるようにしている。尚、第４図中符号７
はエンジン側取付ブラケツト、８はエンジンフー
ド、９はカウルトツプパネル、１０はダツシユア
ツパパネル、１１はフロアパネル、１２はフロン
トウインドウパネル、１３はフロントウインドウ
パネルを固定するシール部材である（類似の構造
に関しては例えば実開昭61−24224号参照）。
構造としては次のようなものがある。これは第４
図に示すように、エンジンルーム１と車室２とを
隔てるダツシユロアパネル３の車室内側に補強用
のダツシユロアレインフオース４を配設し、この
ダツシュロアレインフオース４を配設したダツシ
ユロアパネル３のエンジンルーム１側にエンジン
マウント部ブラケツト５を取り付け、このエンジ
ンマウント部ブラケツト５を介してエンジン６を
取り付けるようにしている。尚、第４図中符号７
はエンジン側取付ブラケツト、８はエンジンフー
ド、９はカウルトツプパネル、１０はダツシユア
ツパパネル、１１はフロアパネル、１２はフロン
トウインドウパネル、１３はフロントウインドウ
パネルを固定するシール部材である（類似の構造
に関しては例えば実開昭61−24224号参照）。
ところで、上述のような従来の車両のエンジン
マウント部構造にあつては、エンジン６の重量を
ダツシユロアパネル３の板材でささえるようにし
ているから、エンジン６の振動が車室内に伝り易
く、これを防止するためには多量の遮音材が必要
となる。また、エンジン６の重量をダツシユロア
パネル３及びダツシユロアレインフオース４で支
持するのであるから、これらの部材３，４は所定
の強度を有しなければならず、部品が大型化し、
肉厚が増加してコスト、重量が増大するという問
題がある。
マウント部構造にあつては、エンジン６の重量を
ダツシユロアパネル３の板材でささえるようにし
ているから、エンジン６の振動が車室内に伝り易
く、これを防止するためには多量の遮音材が必要
となる。また、エンジン６の重量をダツシユロア
パネル３及びダツシユロアレインフオース４で支
持するのであるから、これらの部材３，４は所定
の強度を有しなければならず、部品が大型化し、
肉厚が増加してコスト、重量が増大するという問
題がある。
本考案において上記の問題を解決するための手
段は上記のようなエンジンマウント部構造におい
てダツシユロアパネルのエンジン取付部車室内側
とフロアパネルとの間に管状の補強ステーをダツ
シユロアパネルのブラケツト取付位置から車幅方
向にずらせた位置に張り渡すと共に該管状補強ス
テー内に線状部材を貫通させ当該取付位置と補強
ステーとの間を連結するガゼツト部材を設けたこ
とである。
段は上記のようなエンジンマウント部構造におい
てダツシユロアパネルのエンジン取付部車室内側
とフロアパネルとの間に管状の補強ステーをダツ
シユロアパネルのブラケツト取付位置から車幅方
向にずらせた位置に張り渡すと共に該管状補強ス
テー内に線状部材を貫通させ当該取付位置と補強
ステーとの間を連結するガゼツト部材を設けたこ
とである。
以下本考案に係る車両のエンジンマウント部構
造の実施例を図面に基づいて説明する。
造の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案に係る車両のエンジンマウント
部構造の実施例を示すものである。本実施例にお
いては車体の構造の点においては従来と同様であ
るので従来と同様の部材には従来と同様の符号を
付してその説明は省略する。本実施例においてダ
ツシユロアパネル３のエンジンルーム１側にはエ
ンジンマウント部ブラケツト５を取り付け、また
このエンジンマウント部ブラケツト５を取りつけ
たダツシユロアパネル３の車室内２側にはダツシ
ユロア３の補強用のステー２０をフロアパネル１
１との間に張り渡している。
部構造の実施例を示すものである。本実施例にお
いては車体の構造の点においては従来と同様であ
るので従来と同様の部材には従来と同様の符号を
付してその説明は省略する。本実施例においてダ
ツシユロアパネル３のエンジンルーム１側にはエ
ンジンマウント部ブラケツト５を取り付け、また
このエンジンマウント部ブラケツト５を取りつけ
たダツシユロアパネル３の車室内２側にはダツシ
ユロア３の補強用のステー２０をフロアパネル１
１との間に張り渡している。
この補強ステー２０の両側には取付用のフラン
ジ１６を設けボルト１７、ナツト１８で固定する
ようにしている。そして、この補強ステーは管状
の部材であり、第２図に示すようにその取付位置
をエンジンマウント部ブラケツト５に対して車幅
方向にずらせ、補強ステー２０と取付相当位置と
の間にはガゼツト部材を張り渡すようにしてい
る。
ジ１６を設けボルト１７、ナツト１８で固定する
ようにしている。そして、この補強ステーは管状
の部材であり、第２図に示すようにその取付位置
をエンジンマウント部ブラケツト５に対して車幅
方向にずらせ、補強ステー２０と取付相当位置と
の間にはガゼツト部材を張り渡すようにしてい
る。
そして、この管状の補強ステー２０の内部には
オートマチツクトランスミツシヨン制御用のケー
ブル２２やハーネス等の線状部材を通すようにし
ている。
オートマチツクトランスミツシヨン制御用のケー
ブル２２やハーネス等の線状部材を通すようにし
ている。
従つて、本実施例によれば、ダツシユロアパネ
ル３は補強ステー２０で強固なものとなり、エン
ジン６の振動が車室２内に伝わりにくく名鵜ため
遮音材の使用量を減少させることができるほか、
エンジンマウント部ブラケツト５、ダツシユロア
パネル３等の部材の大型化、厚肉化を防止できる
ほか、線状部材の配置スペースが確保されてスペ
ースの有効利用を図ることができる。
ル３は補強ステー２０で強固なものとなり、エン
ジン６の振動が車室２内に伝わりにくく名鵜ため
遮音材の使用量を減少させることができるほか、
エンジンマウント部ブラケツト５、ダツシユロア
パネル３等の部材の大型化、厚肉化を防止できる
ほか、線状部材の配置スペースが確保されてスペ
ースの有効利用を図ることができる。
以上説明したように本考案によれば、車両のエ
ンジンマウント部においてダツシユロアパネルと
エンジン取付部車室内側との間に管状の補強ステ
ーをダツシユロアパネルのブラケツト取付位置か
ら車幅方向にずらせた位置に張り渡すと共に該管
状補強ステー内に線状部材を貫通させ当該取付位
置と補強ステーとの間を連結するガゼツト部材を
設けるようにしたから、エンジンのマウント強度
が向上し遮音材の使用量を減少させることができ
るほか、エンジンマウント部ブラケツト、ダツシ
ユロアパネル等の部材の大型化、厚肉化を防止す
ることができ、さらにスペースの有効利用を図る
ことができコスト及び車体重量低減することがで
きるという効果を奏する。
ンジンマウント部においてダツシユロアパネルと
エンジン取付部車室内側との間に管状の補強ステ
ーをダツシユロアパネルのブラケツト取付位置か
ら車幅方向にずらせた位置に張り渡すと共に該管
状補強ステー内に線状部材を貫通させ当該取付位
置と補強ステーとの間を連結するガゼツト部材を
設けるようにしたから、エンジンのマウント強度
が向上し遮音材の使用量を減少させることができ
るほか、エンジンマウント部ブラケツト、ダツシ
ユロアパネル等の部材の大型化、厚肉化を防止す
ることができ、さらにスペースの有効利用を図る
ことができコスト及び車体重量低減することがで
きるという効果を奏する。
第１図は本考案時係る車両のエンジンマウント
部構造の実施例を示す断面図、第２図は第１図中
線矢視図、第３図は従来の車両のエンジンマウ
ント部構造を示す断面図である。 ３……ダツシユロアパネル、５……エンジンマ
ウント部ブラケツト（ブラケツト）、６……エン
ジン、１１……フロアパネル、２０……補強ステ
ー、２１……ガゼツト部材、２２……ケーブル
（線状部材）。
部構造の実施例を示す断面図、第２図は第１図中
線矢視図、第３図は従来の車両のエンジンマウ
ント部構造を示す断面図である。 ３……ダツシユロアパネル、５……エンジンマ
ウント部ブラケツト（ブラケツト）、６……エン
ジン、１１……フロアパネル、２０……補強ステ
ー、２１……ガゼツト部材、２２……ケーブル
（線状部材）。
Claims (1)
- 車両のエンジンをブラケツトを介してダツシユ
ロアパネルに取り付けるようにした車両のエンジ
ンマウント部構造において、ダツシユロアパネル
のエンジン取付部車室内側とフロアパネルとの間
に管状の補強ステーをダツシユロアパネルのブラ
ケツト取付位置から車幅方向にずらせた位置に張
り渡す共に該管状補強ステー内に線状部材を貫通
させ当該取付位置と補強ステーとの間を連結する
ガゼツト部材を設けたことを特徴とする車両のエ
ンジンマウント部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986117485U JPH052339Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986117485U JPH052339Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6324029U JPS6324029U (ja) | 1988-02-17 |
| JPH052339Y2 true JPH052339Y2 (ja) | 1993-01-21 |
Family
ID=31003045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986117485U Expired - Lifetime JPH052339Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052339Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0721438Y2 (ja) * | 1990-11-27 | 1995-05-17 | 川崎重工業株式会社 | 小型滑走艇のハンドルポスト |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60117224U (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-08 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車のロ−ルストツパ支持構造 |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP1986117485U patent/JPH052339Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6324029U (ja) | 1988-02-17 |
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