JPH0523328B2 - - Google Patents

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JPH0523328B2
JPH0523328B2 JP18370285A JP18370285A JPH0523328B2 JP H0523328 B2 JPH0523328 B2 JP H0523328B2 JP 18370285 A JP18370285 A JP 18370285A JP 18370285 A JP18370285 A JP 18370285A JP H0523328 B2 JPH0523328 B2 JP H0523328B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、少なくとも固形可燃性有機物質と金
属とを混合状態で含む被処理物から金属を回収す
るための方法及び装置に関する。
[従来の技術及び解決しようとする問題点] 多くの廃却電線はプラスチツク類で絶縁被覆さ
れ、鉄鋼原料としてのスクラツプも、プラスチツ
ク類で被覆されている物が増加の一途をたどり、
例えば廃却乗用車など全重量の1/4〜1/5の割合を
示すに至つている現状であり、加うるに、近時、
プラスチツク類の基盤上に金・白金等を接点部材
として電子部品が配着されたものの廃棄品が増大
しつつある。
このような固形可燃性有機物質と金属とを混合
状態で含む被処理物から金、白金、銀、銅、鉄な
どの金属を回収する場合、焼却炉を利用する回収
手段よりも、むしろ機械的な削り取り・抜き取り
または、まれに極低温処理後の粉砕分離等の回収
手段がとられているが、コスト高の上、分離後の
プラスチツク類などは、終局的に埋立・焼却等の
処分を必要とするなど、問題点が多い。
勿論、焼却炉で焼却分離されることもあるが、
その場合は、過焼に依る金属の変質や金属の酸化
等のため、その回収品の価値の下落及び収率低下
を招来することとなる。また、焼却炉の一次燃焼
室で可燃性物質の完全燃焼化をすることができ
ず、その有煙廃ガスを二次燃焼室、三次燃焼室に
おける一般燃料を用いたバーナでアフターバーニ
ングする方式の焼却炉が多く、而も該二次燃焼
室、三次燃焼室のアフターバーニングはもとよ
り、一次燃焼室においても、一般燃料を用いてバ
ーナで助燃しなければならない場合が多い。その
ため何れにしても高コスト化を免れ得ず、更に、
上述の燃焼・焼却を行つても、煤塵発生が多量
で、集塵装置が不可欠の付帯設備となり、装置の
コスト及び操作コストの高騰を招来する所以とな
る。
本発明は、従来技術に存した上記のような問題
点に鑑み行われたものであつて、その目的とする
ところは、少なくとも固形可燃性有機物質と金属
とを混合状態で含む被処理物から、低コストでも
つて、品質の良い状態の有価金属を高い回収率で
回収し、排ガス熱を効率的に利用すると共に排ガ
スを清浄化することができるガス化燃焼による金
属回収方法及び金属回収用ガス化燃焼装置を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のガス化燃
焼による金属回収方法は、 少なくとも固形可燃性有機物質と金属とを混合
状態で含む被処理物から金属を回収する方法であ
つて、 一次反応室に前記被処理物を収容させて着火し
た後、 その被処理物中の有機物質に不完全燃焼及び熱
分解が生ずるように一次反応室に空気を制御送入
することによつて可燃性ガスを発生させ、 不完全燃焼及び熱分解により被処理物中の有機
物質から生成した炭分との間で水性ガス反応が生
ずるように一次反応室に水蒸気を制御送入するこ
とによつて、水性ガスを発生させると共に被処理
物中における回収すべき金属の品質劣化を防止し
得る程度に高温化を抑制し、 一次反応室において有機物質の不完全燃焼及び
熱分解により発生した可燃性ガス及び水性ガス反
応により発生した水性ガスをガス燃焼室に導くと
共にそのガス燃焼室に空気又は空気及び水蒸気を
送入し、 一般燃料による助燃バーナによつて一時的に助
燃することにより前記可燃性ガス及び水性ガスの
継続的自燃を行わせるものとしている。
また本発明の金属回収用ガス化燃焼装置は、 少なくとも固形可燃性有機物質と金属とを混合
状態で含む被処理物から金属を回収するための装
置であつて、 前記被処理物を容入する一次反応室と、 被処理物中の有機物質に不完全燃焼及び熱分解
が生じて可燃性ガスが発生するように一次反応室
に空気を制御送入するための空気制御送入手段
と、 不完全燃焼及び熱分解により被処理物中の有機
物質から生成した炭分との間で水性ガス反応が生
じて水性ガスを発生させると共に被処理物中にお
ける回収すべき金属の品質劣化を防止し得る程度
に高温化が抑制されるように一次反応室に水蒸気
を制御送入するための水蒸気制御送入手段と、 一次反応室において有機物質の不完全燃焼及び
熱分解により発生した可燃性ガス及び水性ガス反
応により発生した水性ガスが導かれるガス燃焼室
と、 ガス燃焼室に空気又は空気及び水蒸気を送入す
るための送入手段と、 一時的に助燃することにより前記可燃性ガス及
び水性ガスの継続的自燃を行わせるための一般燃
料による助燃バーナとを備えるものとしている。
[作用] 一次反応室に前記被処理物を収容させて着火し
た後、その被処理物中の有機物質に不完全燃焼及
び熱分解が生ずるように一次反応室に空気を制御
送入すると、不完全燃焼により有機物質中の炭素
分は二酸化炭素化が抑制されて一酸化炭素化傾向
を増大し、可燃性成分が豊富となる。そして、有
機物質の不完全燃焼はその反応熱による有機物質
の熱分解を促し、その結果、炭化水素系ガス及び
水素ガス等を生成する。
有機物質の不完全燃焼及び熱分解は、一方にお
いては炭化を進行させ、生成炭分がおき火状態と
なるが、その炭分との間で水性ガス反応が生ずる
ように一次反応室に水蒸気を制御送入することに
よつて、炭分を消化しつつ水性ガスを発生させる
ことができると共に、水性ガス反応が吸熱反応で
あることから、被処理物中における回収すべき金
属の品質劣化を防止し得る程度に高温化を抑制す
ることが可能である。而も、サーマルNOxの生
成をも半減させる。
更に、上記のような不完全燃焼による一酸化炭
素ガス、熱分解による水素ガス並びに水性ガス反
応による水素ガス及び一酸化炭素ガスは還元作用
を発揮するので、一次反応室において、被処理物
中の金属の酸化が防がれる。
以上のようにして一次反応室において有機物質
の不完全燃焼及び熱分解により発生した可燃性ガ
ス並びに水性ガス反応により発生した水性ガスを
ガス燃焼室に導くと共に、そのガス燃焼室に空気
又は空気及び水蒸気を送入し、一般燃料による助
燃バーナによつて一時的に助燃することにより、
前記可燃性ガス及び水性ガスの継続的自燃を行わ
せることができる。
そして、一次反応室において、空気の制御送入
による有機物質の不完全燃焼と水蒸気の制御送入
による水性ガス反応とにより、一酸化炭素ガス、
炭化水素系ガス及び水素ガス等の可燃性のガスの
生成が非常に効率的に行われることと、それらの
ガスが一次反応室において十分に予熱されている
こととが相まつて、ガス燃焼室において理想的な
完全燃焼状態が継続的に得られ、排ガス中のダス
ト濃度が極めて低くなる。
[実施例] 本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。
1は、少なくとも固形可燃性有機物質と金属と
を混合状態で含む被処理物を収容する一次反応室
である。被処理物としては、具体的には、被覆電
線、回路基板、それらを含む電気または電子機
器、プラスチツクと金属とが一体をなす各種の機
器またはその部分品、或は、これらと他の可燃性
有機物質または不燃性物質等との混合物などを例
示することができる。
2は、制御弁3及び空気供給管4を介して一次
反応室底床部5に連通する供空機である。制御弁
3の作動により、一次反応室底床部5に開口する
多数の空気噴出口6……6を介して行われる一次
反応室1腔部への空気送入量が制御され、一次反
応室1に収容された被処理物中の有機物質に、不
完全燃焼と、その不完全燃焼熱による熱分解とが
生ずる。
7は、空気供給管4途次に連通する水蒸気供給
管である。水蒸気ボイラー(図示を略す。)で生
成した水蒸気は、一次反応室1内の生成炭分との
間に水性ガス反応を生じさせて水性ガスを発生さ
せると共に回収すべき金属の品質劣化を防止し得
る程度に高温化を抑制するべく、空気供給管4中
にて送給空気と混合して一次反応室1に制御送入
されるものである。
8は、可燃性ガス吹出口9を介して、一次反応
室1内生成の可燃性のガスが送給されるガス燃焼
室であつて、供空機10のみ又は供空機10及び
水蒸気供給管11の両者よりそれぞれ送給される
空気又は空気及び水蒸気の混合物の存在下に、一
般燃料による助燃バーナ12の一時的助燃によ
り、一次反応室1より送給される可燃性ガスが継
続的自燃し得る如く構成されている。
以上のような装置において、まず一次反応室1
内に固形可燃性物質又は該固形可燃性物質を含む
金属廃棄物を天蓋13より収容させ、当該一次反
応室1正面配設の回収扉14を閉扉し、引続い
て、一般燃料、就中重油を用いる助燃バーナ12
を点火始動して、ガス燃焼室8内に燃焼火炎をつ
くる。
その火炎は、ガス燃焼室8の内壁を加熱しつつ
廃ガスとして排ガス口15を介して大気中に放出
される。その排ガス口15は、装置の設備場所の
環境条件に対応して、適宜煙突(図示を略す。)
と接続すれば、好都合である。
前記助燃バーナ12の点火始動後、直ちに供空
機10を始動して、空気供給管16を介してガス
燃焼室8に空気を送給し、送給せられた空気は助
燃バーナ12により生成される廃ガスと共に、排
ガス口15を介して大気中に放出されることとな
る。
次に、一次反応室1内に貯溜される被処理物中
の一次反応室底床部5近傍に点火し、回収扉14
を閉扉し、閉扉後直ちに供空機2を始動して、制
御弁3……3を介して、制御された空気量を空気
吹出口6……6より一次反応室底床部5に送給す
る。
かくして、一次反応室1内の可燃性有機物質の
燃焼は、制御弁3……3による送入空気量の制御
により不完全燃焼となり、これによつて、可燃性
有機物質中の炭素分は二酸化炭素化が抑制されて
一酸化炭素(CO)化傾向を増大し、可燃性成分
が豊富となる。
更に、前記の可燃性有機物質の不完全燃焼は、
その反応熱による固形可燃性物質の熱分解を促
し、その結果、炭化水素系ガス(CnHo)及び水
素(H2)等を生成する。
ところで、前述の一次反応室1における可燃性
有機物質の不完全燃焼及び熱分解は、一方におい
ては、炭化を進行せしめ、ここに供空機2による
空気供給の続行に伴うおき火状態における高温を
招来し、被処理物中の金属、例えば銅・鉄等の品
質を劣化させたり溶融させて回収不能とするとい
う問題点がある。
ところがこの装置においては、水蒸気が水蒸気
供給管7を介して空気供給管4中の空気に混入さ
れて一次反応室底床部5に制御送入せられるの
で、生成炭分の下記水性ガス反応が起こり、水性
ガスたる一酸化炭素(CO)と水素(H2)を生成
させる。
C+H2O→CO+H2 如上の水性ガス反応は、公知の如く吸熱反応で
あり、而も炭素(C)が一酸化炭素(CO)ガス
となつて消化される反応である。
従つて、この装置においては、前記の空気及び
水蒸気の送給量の調整により、一次反応室1内の
温度が容易且つ自在に調整されて金属の過焼を防
止し得、且つ炭素(C)の効果的消化を行い得る
こととなる。而も、不完全燃焼による一酸化炭素
ガス、熱分解による水素ガス並びに水性ガス反応
による水素ガス及び一酸化炭素ガスは還元作用を
発揮するので、一次反応室1において、回収すべ
き有価金属の酸化が防がれる。
以上のようにして可燃性有機物質の不完全燃
焼、熱分解及び水性ガス反応により効率的に発生
した一酸化炭素ガス、炭化水素系ガス及び水素ガ
ス等の燃焼性の良いガスが、一次反応室1にて十
分予熱された状態でガス燃焼室8に送られて、理
想的な完全燃焼状態が継続的に得られ、排ガス中
のダスト濃度が極めて低くなると共に、排ガス熱
を効率的に利用することができる。
なお、一次反応室1よりガス燃焼室8へ可燃性
ガスを送給する可燃性ガス吹出口9の位置と、ガ
ス燃焼室8への空気供給管16の位置の関係は、
可燃性ガスが一次反応室1よりガス燃焼室8へ吸
引される如きエジエクテイング効果が得られるよ
う構成されることが望ましい。
また、ガス燃焼室8にて生成される帯熱廃ガス
を排ガス口15に導出する代りに、熱ガス供給口
17を介して、ボイラー・乾燥機・加熱機等の熱
利用装置に導入する如く構成すれば、効果的であ
る。
[発明の効果] 本発明では、一次反応室への空気の制御送入及
び水蒸気の制御送入により、被処理物中の有機物
質に不完全燃焼及び熱分解を生じさせると共にそ
の有機物質から生成した炭分と水蒸気との間で水
性ガスを発生させることによつて、被処理物中に
おける回収すべき金属の品質劣化を防止し得る程
度に高温化を抑制し、而も一酸化炭素ガス及び水
素ガスによる還元作用により金属の酸化を防い
で、回収される有価金属の品質向上及び回収率ア
ツプを実現し得る。すなわち例えば廃却電線の回
収率において、従来装置の80%に対して95%以上
を実現し得る。而も、炭分の消化により金属の回
収を容易にすると共に炭分処理作業を省力化する
ことができる。
また、不完全燃焼、熱分解及び水性ガス反応に
よる可燃性のガスの効率的生成等によつて実現さ
れるガス燃焼室での理想的な完全燃焼状態によ
り、排ガス熱を効率的に利用し得ると共に、排ガ
ス中のダスト濃度が極めて低くなつて集塵装置等
の付帯をほとんど要しない。
更に、サーマルNOxの生成をも低減させるこ
とができ、必要によりガス燃焼室へ空気と共に水
蒸気を供給することによつてガス燃焼室内のサー
マルNOxを従来装置の半分に減少させ得る。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の1実施例についてのもの
であつて、第1図は装置の縦断面図、第2図はそ
の横断平面図、第3図は、第1図におけるAA線
縦断面図である。 図面中、1は一次反応室、2は供空機、3……
3は制御弁、4は空気供給管、5は一次反応室底
床部、6……6は空気吹出口、7は水蒸気供給
管、8はガス燃焼室、9は可燃性ガス吹出口、1
0は供空機、11は水蒸気供給管、12は助燃バ
ーナ、13は天蓋、14は回収扉、15は排ガス
口、16は空気供給管、17は熱ガス供給口であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも固形可燃性有機物質と金属とを混
    合状態で含む被処理物から金属を回収する方法で
    あつて、 一次反応室に前記被処理物を収容させて着火し
    た後、 その被処理物中の有機物質に不完全燃焼及び熱
    分解が生ずるように一次反応室に空気を制御送入
    することによつて可燃性ガスを発生させ、 不完全燃焼及び熱分解により被処理物中の有機
    物質から生成した炭分との間で水性ガス反応が生
    ずるように一次反応室に水蒸気を制御送入するこ
    とによつて、水性ガスを発生させると共に被処理
    物中における回収すべき金属の品質劣化を防止し
    得る程度に高温化を抑制し、 一次反応室において有機物質の不完全燃焼及び
    熱分解により発生した可燃性ガス及び水性ガス反
    応により発生した水性ガスをガス燃焼室に導くと
    共にそのガス燃焼室に空気又は空気及び水蒸気を
    送入し、 一般燃料による助燃バーナによつて一時的に助
    燃することにより前記可燃性ガス及び水性ガスの
    継続的自燃を行わせることを特徴とするガス化燃
    焼による金属回収方法。 2 少なくとも固形可燃性有機物質と金属とを混
    合状態で含む被処理物から金属を回収するための
    装置であつて、 前記被処理物を容入する一次反応室と、 被処理物中の有機物質に不完全燃焼及び熱分解
    が生じて可燃性ガスが発生するように一次反応室
    に空気を制御送入するための空気制御送入手段
    と、 不完全燃焼及び熱分解により被処理物中の有機
    物質から生成した炭分との間で水性ガス反応が生
    じて水性ガスを発生させると共に被処理物中にお
    ける回収すべき金属の品質劣化を防止し得る程度
    に高温化が抑制されるように一次反応室に水蒸気
    を制御送入するための水蒸気制御送入手段と、 一次反応室において有機物質の不完全燃焼及び
    熱分解により発生した可燃性ガス及び水性ガス反
    応により発生した水性ガスが導かれるガス燃焼室
    と、 ガス燃焼室に空気又は空気及び水蒸気を送入す
    るための送入手段と、 一時的に助燃することにより前記可燃性ガス及
    び水性ガスの継続的自燃を行わせるための一般燃
    料による助燃バーナとを備えることを特徴とする
    金属回収用ガス化燃焼装置。 3 ガス燃焼室が、ボイラー・乾燥器・加熱炉等
    の熱利用装置に連通する熱ガス供給口を有する特
    許請求の範囲第2項記載の金属回収用ガス化燃焼
    装置。 4 一次反応室が、被処理物中の可燃性物質のガ
    ス化燃焼後、残存金属を回収するための開閉自在
    の回収扉を具備する特許請求の範囲第2項記載の
    金属回収用ガス化燃焼装置。
JP60183702A 1985-08-20 1985-08-20 ガス化燃焼による金属回収方法及び金属回収用ガス化燃焼装置 Granted JPS6246117A (ja)

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