JPH05233277A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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JPH05233277A
JPH05233277A JP3504092A JP3504092A JPH05233277A JP H05233277 A JPH05233277 A JP H05233277A JP 3504092 A JP3504092 A JP 3504092A JP 3504092 A JP3504092 A JP 3504092A JP H05233277 A JPH05233277 A JP H05233277A
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JP
Japan
Prior art keywords
time
microprocessor
executed
difference
processing unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3504092A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Aihara
直樹 相原
Masashi Hoshino
正志 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、同期処理に用いて好適なマイクロ
プロセッサに関し、ハードウェア同期回路に匹敵するよ
うな正確に同期できる機能をソフトウェアにより実現で
きるようにすることを目的とする。 【構成】 命令コードを実行する処理ユニット2をそな
えたマイクロプロセッサ1において、処理ユニット2で
実行される命令コード間の時間調整手段3を設けるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期処理に用いて好適
なマイクロプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロプロセッサには、1命令
実行に必要なクロックサイクル数に関して、1クロック
サイクルで実行するものや、幾つかのクロックサイクル
を必要とするもの等があるが、ある1つのまとまった処
理を入出力間で同期的に実行するための機能が提供され
ているようなものはない。しかし、ある種の処理におい
ては、あるまとまった処理を一定の時間間隔で行なった
りする機能、いわば、同期型のディジタル回路がクロッ
クに同期して動くが如く動作させる機能が要求されてい
るが、従来のマイクロプロセッサでは、上記のような機
能を、タイマ割り込みを使うことにより実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマイクロプロセッサでは、あるまとまった処
理を同期的に実行する場合には、タイマ割り込みを使う
ことによって実現しているのであるが、かかる割り込み
処理は本質的に時間のかかる処理であり、正確な同期時
間を測ることは難しく、マイクロプロセッサのクロック
サイクル単位での同期、つまりハードウェア同期回路の
代用となるような同期化方式には、適用できない。
【0004】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ハードウェア同期回路に匹敵するような正確
に同期できる機能をソフトウェアにより実現できるよう
にした、マイクロプロセッサを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1はマイクロプロセッサ
であり、このマイクロプロセッサ1は、以下に述べる処
理ユニット2,時間調整手段3,バッファ8を備えてい
る。ここで、処理ユニット2は、命令コードを実行する
ものであり、時間調整手段3は、処理ユニット2で実行
される命令コード間の時間調整を行なうものである。そ
して、この時間調整手段3は、以下に述べる時間計測手
段4,特定時間設定手段5,差分演算手段6,アイドル
状態挿入手段7を備えて構成される。
【0006】時間計測手段4は、命令コード間の時間を
計測するものである。なお、この時間計測手段4とし
て、カウンタを用い、測定開始を示す命令コードが実行
されると、このカウンタがリセットされるとともに、測
定終了を示す命令コードが実行されると、その計数値が
読み出されるように構成してもよい。特定時間設定手段
5は、特定時間を設定するものである。差分演算手段6
は、時間計測手段4で計測された時間と、特定時間設定
手段5で設定された特定時間との差分を演算するもので
ある。
【0007】アイドル状態挿入手段7は、差分演算手段
6で得られた差分に見合う時間だけアイドル状態を挿入
するものである。なお、バッファ8は外部バスとのイン
タフェースの役割を担うものである。
【0008】
【作用】上述の本発明のマイクロプロセッサでは、時間
調整手段3において、処理ユニット2で実行される命令
コード間の時間調整が行なわれる。なお、その際、時間
調整手段3が時間計測手段4,特定時間設定手段5,差
分演算手段6,アイドル状態挿入手段7を備えて構成さ
れる場合には、時間計測手段4にて命令コード間の時間
を計測し、差分演算手段6にて時間計測手段4で計測さ
れた時間と特定時間設定手段5で設定された特定時間と
の差分を演算し、アイドル状態挿入手段7にて、差分演
算手段6で得られた差分に見合う時間だけアイドル状態
を挿入するという動作が行なわれる。
【0009】また、時間計測手段4としてカウンタを用
いる場合には、このカウンタは測定開始を示す命令コー
ドが実行されるとリセットされるとともに、測定終了コ
ードを示す命令コードが実行されると、その計数値を読
み出されることにより処理ユニット2で実行される命令
コード間の時間を計測する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すブロック図で、こ
の図2において、21はマイクロプロセッサであり、こ
のマイクロプロセッサ21は、処理ユニット22,時間
計測手段としてのクロックカウンタ23,マイクロプロ
グラム格納部24,バッファ25,レジスタ26を備え
ている。
【0011】ここで、処理ユニット22は、命令コード
を実行するものであり、クロックカウンタ23はマイク
ロプロセッサ21に供給される基本クロックを計数する
ものである。なお、このクロックカウンタ23は、基本
クロックを内部的に分周したもの、基本クロックとは別
にマイクロプロセッサ21に対して入力されたもの又は
これを分周したもの、あるいはマイクロプロセッサ21
自身に内蔵した発振源からのクロックのいずれかを用い
て計数するように構成してもよい。
【0012】マイクロプログラム格納部24はマイクロ
プログラム(命令コード等)を格納しているものであ
り、バッファ25は外部バスとのインタフェースの役割
を持つものであり、レジスタ26は作業用メモリの役割
を持つものである。ところで、このマイクロプロセッサ
21は、その命令コードの中にクロックカウンタ23を
リセットするコード(初期化命令コード),一連の処理
が終了するとその旨を示すコード(同期化命令),所望
の同期時間(特定時間)を設定するためのパラメータ
(これは命令コードの中のパラメータとして与えられ
る)等を備えており、これにより、マイクロプロセッサ
21を構成する処理ユニット22,クロックカウンタ2
3,マイクロプログラム格納部24,レジスタ26は、
処理ユニット22で実行される命令コード間の時間調整
手段〔この時間調整手段は、命令コード間の時間を計測
する時間計測手段(クロックカウンタ23)と、特定時
間を設定する特定時間設定手段と、時間計測手段23で
計測された時間と特定時間設定手段で設定された特定時
間との差分を演算する差分演算手段と、差分演算手段で
得られた差分に見合う時間だけアイドル状態を挿入する
アイドル状態挿入手段とをそなえて構成される〕として
の機能を有していることになる。
【0013】そして、この場合、時間計測手段としてク
ロックカウンタ23が使用されているが、このクロック
カウンタ23は、測定開始を示す命令コードが実行され
ると、リセットされるとともに、測定終了コードを示す
命令コード(初期化命令コード)が実行されると、その
計数値を処理ユニット22で読み出されるように構成さ
れている。
【0014】なお、上記の同期時間(特定時間)は、命
令コード固有に付随するものとして設定してもよく、あ
るいはマイクロプロセッサ21に対して事前に内部レジ
スタやメモリ等を通して与えられるものとして設定して
もよく、またはマイクロプロセッサ21に対してハード
ウェア的に設定してもよい。上述の構成により、本実施
例にかかる動作を、図3に示す動作フローチャートを参
照しながら説明する。まず、マイクロプロセッサ21の
ユーザーはある同期サイクルのはじめにクロックカウン
タ23の初期化命令を発行する(ステップA1−1参
照)。そして、マイクロプロセッサ21では、初期化命
令を受け取ると、クロックカウンタ23を初期化する
(ステップB1−1,B2−1)。この間は、時間軸上
のスケールでは、初期化命令実行時間となる。
【0015】その後ユーザーは一連の処理に関する命令
を発行するが(ステップA2−1)、これはマイクロプ
ロセッサ21の中で通常に処理される。この間は、時間
軸上のスケールでは、同期処理時間となる。そして、一
連の命令の最後でユーザーが同期化命令を発行する(ス
テップA3−1)。この命令を受け取ると、マイクロプ
ロセッサ21はまずクロックカウンタ23の値を読み出
して初期化命令発行後の経過時間を認識し、この値と所
望の同期時間(特定時間)とを比較し、この同期時間に
満たない時間を求めて、この次の命令が実行される時に
丁度この同期時間が経過しているようにアイドルサイク
ル/ステートを挿入する(ステップB3−1,B4−
1)。この間は、時間軸上のスケールでは、同期命令実
行時間とその後のアイドル状態時間となる。
【0016】なお、2サイクル目以降は、上記と同様の
処理が施される。したがって、上記のような仕組みを持
ったマイクロプロセッサを使用すれば、ユーザーは一連
の同期する命令の前後に同期初期化,同期化命令を挿入
することにより、命令処理を同期的に実行させることが
可能となる。よって、昨今の高速クロックで動作するマ
イクロプロセッサを使用すれば、従来ハードウェアで行
なっていた処理をプログラムで行なうことが可能とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のマイクロ
プロセッサによれば、処理ユニットで実行される命令コ
ード間の時間調整手段が設けられているので、ハードウ
ェアに匹敵するような正確に同期する機能がソフトウェ
アによって実現可能となり、これにより複雑な同期処理
機能がハードウェアの代わりにプログラムにより実現可
能となる。また、ソフトウェアで実現できるので、ハー
ドウェアによる場合と比べ、より少ない開発工数で済
み、より簡易で安価なものが作れるようになるという利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,21 マイクロプロセッサ 2,22 処理ユニット 3 時間調整手段 4 時間計測手段 5 特定時間設定手段 6 差分演算手段 7 アイドル状態挿入手段 8,25 バッファ 23 クロックカウンタ 24 マイクロプログラム格納部 26 レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令コードを実行する処理ユニット
    (2)をそなえたマイクロプロセッサ(1)において、 該処理ユニット(2)で実行される該命令コード間の時
    間調整手段(3)が設けられたことを特徴とする、マイ
    クロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 該時間調整手段(3)が、 該命令コード間の時間を計測する時間計測手段(4)
    と、 特定時間を設定する特定時間設定手段(5)と、 該時間計測手段(4)で計測された時間と、該特定時間
    設定手段(5)で設定された特定時間との差分を演算す
    る差分演算手段(6)と、 該差分演算手段(6)で得られた差分に見合う時間だけ
    アイドル状態を挿入するアイドル状態挿入手段(7)と
    をそなえて構成されたことを特徴とする、請求項1記載
    のマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】 該時間計測手段(4)としてカウンタを
    そなえ、 該カウンタが、測定開始を示す命令コードが実行される
    と、リセットされるとともに、測定終了コードを示す命
    令コードが実行されると、その計数値を読み出されるよ
    うに構成されたことを特徴とする、請求項2記載のマイ
    クロプロセッサ。
JP3504092A 1992-02-21 1992-02-21 マイクロプロセッサ Withdrawn JPH05233277A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7069425B1 (en) 1999-05-18 2006-06-27 Sharp Kabushiki Kaisha Real-time processor executing predetermined operation defined by program correctly at predetermined time
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518