JPH0523236A - ウオータベツドおよびウオータベツド用ウオータバツグ - Google Patents

ウオータベツドおよびウオータベツド用ウオータバツグ

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JPH0523236A
JPH0523236A JP34571591A JP34571591A JPH0523236A JP H0523236 A JPH0523236 A JP H0523236A JP 34571591 A JP34571591 A JP 34571591A JP 34571591 A JP34571591 A JP 34571591A JP H0523236 A JPH0523236 A JP H0523236A
Authority
JP
Japan
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water
bed
bag
water bag
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP34571591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kishimoto
俊一 岸本
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AZU INTERNATL KK
Original Assignee
AZU INTERNATL KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウォータベッドの健康に対する利点を享受し
つつ、その欠点、すなわち横揺れがあって不安定である
点、通常のベッドと比較して重量がかなり重い点、高価
である点、設置ならびに移動が容易でない点を解消した
新たなウォータベッドを提供することを目的とする。 【構成】 ベッドフレーム上に、熱可塑性樹脂をブロー
成形することによって形成され、かつ平面視矩形状をし
た複数個の単位ウォータバッグを載置するようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ウォータベッドに関
し、より詳しくは、就寝状態における安定性が改善さ
れ、しかも、幅方向のサイズを容易に変更することがで
きるように改良されたものに関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】身体の形状に対応して
きめ細かくベッド面が変形するために、局部的な毛細血
管の圧迫が少なく、血液の循環を妨げることがないため
に、短時間の睡眠でも充分に深い睡眠が得られること、
ベッド面から体にかかる圧力を平均に分散させることが
できるため、寝心地が非常に良いこと、ヒータコントロ
ールによる水温管理が比較的容易なために、夏涼しく、
冬温かい状態での睡眠が可能であること、などの種々の
優れた長所を備えていることから、ベッド面をウォータ
バッグにより形成してなるウォータベッドは、とりわけ
欧米においては高い普及率を示している。
【0003】しかしながら、上記のような優れた長所を
有するウォータベッドであっても、次のような欠点も存
在するため、とりわけ、日本国内における普及率は依然
として低い。
【0004】すなわち、ウォータベッドの通常のベッド
と異なる最も重大な点は、設置状態での重量が、通常の
ベッドに比較して5倍ないし10倍もあることである。
しかも、ベッドフレーム上に単一のウォータバッグを載
置するタイプのものが殆どであり、設置時にこのウォー
タバッグに適量の水を充填することは、素人には難し
く、業者に頼らざるを得ない。より具体的には、水を充
填してしまうと、もはやこのウォータバッグを移動させ
ることは不可能となるため、ベッド・フレーム上でウォ
ータバッグに水を充填する作業を行う必要があり、作業
自体が大掛かりとなり、しかも、水量を調節するのも難
しい。したがって、ウォータベッドを設置するには、ウ
ォータベッドそれ自体の価格に加え、上記のような設置
のための費用が必要となり、総額としては、相当な出費
となる。そして、ベッドの移動も簡単にはいかない。
【0005】さらに、従前のウォータベッドにおけるウ
ォータバッグは、単一バッグ構成のものが殆どであり、
したがって、比較的大きな面積の樹脂シートを熱溶着な
どで接合して形成せざるをえない。そうすると、この熱
溶着部の強度がシート部分よりも低くならざるをえず、
長期間使用するうちに水の洩れが生じる懸念がある。か
かる水洩れがないようにするには、ウォータバッグを形
成するための素材・構成、加工にさらに細心の注意と費
用をかけることになり、したがって、このことによって
も、ウォータベッド全体の価格が一定以下にはならない
のである。
【0006】本願発明は、上述のような事情のもとで考
えだされたものであって、ウォータベッドとしての長所
を最大限に生かしつつ、従来のウォータベッドの上述の
短所をできる限り軽減し、就寝時での安定性をより高め
ると同時に、重量と価格を大幅に軽減することができ、
しかも設置や移動を素人でも容易に行えるようにした全
く新しいウォータベッドを提供することをその課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本願の請求項1に記載したウォータベッドは、ベッ
ドフレーム上に、熱可塑性樹脂をブロー成形することに
よって形成され、かつ、平面視矩形状をした複数個の単
位ウォータバッグを載置するようにしたことを特徴とし
ている。
【0008】そして、本願の請求項2に記載したウォー
タベッドは、幅方向に伸縮可能なベッドフレーム上に、
平面視矩形状をした複数個の単位ウォータバッグを複数
列複数行に並べて載置するようにしたことを特徴として
いる。
【0009】さらに、本願の請求項3に記載したウォー
タベッドは、請求項1または2に記載したウォータベッ
ドにおける単位ウォータバッグ内に、水と、吸水性樹脂
繊維とが注入されていることを特徴としている。
【0010】また、本願の請求項4に記載したウォータ
ベッドは、請求項1または2に記載したウォータベッド
における単位ウォータバッグ内に、変形可能なゲル状物
質が注入されていることを特徴としている。
【0011】さらに、本願の請求項5のウォータベッド
用ウォータバッグは、熱可塑性樹脂をブロー成形するこ
とによって形成されるとともに、流動性内容物注入時に
おいて平面視矩形状であって所定厚みとなるように形成
され、裏面適部にキャップによって開閉可能な注入口を
設けてなることを特徴としている。
【0012】
【発明の作用および効果】本願発明のウォータベッドの
ベッド面は、基本的に、ベッドフレーム上に、互いに独
立した複数個の単位ウォータバッグを複数個載置して形
成される。したがって、各単位ウォータバッグ内の流動
性内容物がウォータバッグ間で移動することがないた
め、従来のいわゆるワンバッグ型のウォータベッドのよ
うに、横揺れがそれほどなく、就寝時における安定性が
格段に改善されることになる。
【0013】そして、各単位ウォータバッグは、互いに
独立しているため、水等を注入した状態でも持ち運び可
能な大きさとすることができる。したがって、ベッド設
置時、各単位ウォータバッグへの水の注入を水道のある
場所で行い、水の注入後、ベッドフレーム上に載置して
ベッド面を形成することができる。また、各ウォータバ
ッグをベッドフレームから取り除いて容易に他の場所に
移動させることもできる。さらには、移転等において、
ウォータバッグの内部の水を排水することを容易にでき
る。したがって、本願発明のウォータベッドは、ベッド
設置あるいは移転時において、その作業を業者に依頼し
なくとも、素人であっても簡便に行うことができる。
【0014】さらに、本願の請求項1に記載したウォー
タベッドの各ウォータバッグは、特に熱可塑性樹脂をブ
ロー成形することによって形成している。これは、本願
発明において、ベッド面を、複数個の単位ウォータバッ
グで形成するようにしたことから、初めて可能となった
ものである。すなわち、ブロー成形機として、従前のワ
ン・バッグ型のウォータバッグのような大型の袋状物を
成形しうるものが従来存在せず、また、今後も提供さな
いと思われるが、本願発明における単位ウォータバッグ
のように比較的小型のもにについては、従前のブロー成
形機によってブロー成形が可能なのである。
【0015】周知のように、ブロー成形による成形物
は、周囲に接合部がほとんどなく、耐圧袋として最適で
ある。このことは、単位ウォータバッグの肉厚を低減し
ても充分な耐圧強度を達成できることを意味し、このこ
とが、本願発明のウォータベッドの軽量化、および低価
格化に大きく寄与する。
【0016】そして、本願の請求項2に記載のウォータ
ベッドは、そのベッドフレームが幅方向に伸縮可能とな
っているので、単位ウォータバッグの幅寸法に対応して
ベッドフレームの幅を拡張し、こうして拡大されたベッ
ドフレーム上の領域に、ベッド長手方向に必要個数の単
位ウォータバッグを並べることにより、きわめて容易に
ベッドの幅方向のサイズを拡張することができ、逆に、
ベッド面の両側部における長手方向の一列の単位ウォー
タバッグを取り去るとともに、ベッドフレームを幅方向
に縮小することにより、きわめて容易にベッドの幅方向
のサイズを縮小することができる。このことも、本願発
明のウォータベッドが、基本的に、複数個の単位ウォー
タバッグによってベッド面を形成するという、いわば、
マルチバッグ式のウォータベッドであることから可能な
のである。
【0017】さらに、本願の請求項3および4に記載の
ウォータベッドにおいては、単位ウォータバッグ内に注
入される内容物の流動性を低めることにより、寝心地感
をさらに向上させた点に特徴づけられている。すなわ
ち、請求項3においては、単位ウォータバッグ内に、水
と、吸水性繊維とを混入している。そうすると、水の流
動性が吸水してゲル化した繊維によって阻害され、した
がって、ウォータバッグの変形が、フワリとした感じと
なり、寝心地感が向上する。また、請求項4において
は、変形可能なゲル状物がウォータバッグ内に注入され
ており、この場合も、水のみを注入することに比べて、
寝心地感が向上する。なお、吸水性繊維を混入するにし
ても、ゲル状物を注入するにしても、ウォータバッグ
を、その内部に所定量の吸水性繊維あるいは吸水性樹脂
をあらかじめ装填した状態で供給し、設置時に水を注入
すれば、ウォータバッグ内の水に吸水状態にある繊維が
浮遊し、あるいは、吸水性樹脂によってウォータバッグ
内の水がゲル化することになり、実施にあたり、何らの
困難性もない。
【0018】以上のように、本願発明のウォータベッド
によれば、体にかかる圧力を平均に分散させることがで
きるため、寝心地が非常に良く、また体の形状にきめ細
かく合わせてベッド面がフィットし、局部的な毛細血管
の圧迫が少なく、健康的な深い睡眠を得ることができ、
さらには、ヒータコントロールによりウォータバッグ内
の水の温度を調節することが容易であることから、夏涼
しく、冬温かい状態で睡眠を取ることができるなどとい
うウォータベッドのもつ優れた利点を生かしつつ、従来
の一般的なウォータベッドに比較して、横揺れが少なく
睡眠状態での安定性が改良され、設置や移動時における
取り扱いが素人でも容易に行えるようになり、さらに
は、価格および重量を大幅に低減できるという、きわめ
て優れた効果を発揮する。
【0019】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。図1に示すよう
に、本願発明のウォータベッド1は、ベッドフレーム2
と、このベッドフレーム2上に並べられた複数個の単位
ウォータバッグ3…とを備える。本実施例におけるベッ
ドフレーム2は、幅方向に伸縮可能な構成となってお
り、図1に示す状態は、その幅を最も狭く縮小した状態
である。そして上記単位ウォータバッグ3は、平面視に
おいて矩形状をした同一の大きさのものが用いられてお
り、図1に示すように、最小幅に縮小されたベッドフレ
ーム2上に、幅方向に3個、長手方向に5個、合計15
個の単位ウォータバッグ3…が、整列載置させられてい
る。
【0020】上記ベッドフレーム2は、図2に示すよう
に、ベッド長手方向中央部において折り畳み回動可能に
互いに連結された前主フレーム2aと、後主フレーム2
bとを備える。この前主フレーム2aおよび後主フレー
ム2bは、それぞれ3本の縦パイプ4a,4b,4c
と、3本の横パイプ5a,5b,5cとを互いに格子状
に溶接した形態をなしている。そして上記前主フレーム
2a、および後主フレーム2bの3本の横パイプ5a,
5b,5cのうち、前後方向両端にある横パイプ5a,
5cには、パイプ部材を横に広いU字状に形成した形態
をなすベッド脚6a,6bがそれぞれ溶接等により取付
けられている。また、ベッドフレーム2の長手方向両端
部に位置する横パイプ5a,5aの上部には、単位ウォ
ータバッグ3の上面高さとほぼ一致する程度に上方に延
びるように溶接された幅広の門型のフェンス部材7a,
7bが設けられている。
【0021】上記前主フレーム2aと後主フレーム2b
との連結は、図3に示すように、所定間隔を隔てて平行
に固定連結された一対の環具8a,8bからなるヒンジ
ブラケットの各環具8a,8bに、それぞれ前主フレー
ム2aの長手方向後端の横パイプ5c、および後主フレ
ーム2bの長手方向前端の横パイプ5cを回転可能に通
挿保持させることにより構成している。なお、上記前主
フレーム2aと後主フレーム2bとの連結部において、
上記環具8a,8bに通挿支持される各横パイプ5c,
5cに設けられるベッド脚6b,6bには、その立てパ
イプ部においてそれぞれ合計4個のキャスタ9が設けら
れている。
【0022】前主フレーム2aおよび後主フレーム2b
における各長手方向前後端に位置する横パイプ5a,5
cの両側部には、平面視において略U字状をしたスライ
ドフレーム10が、ベッドの幅方向にスライド可能に支
持されている。すなわち、上記スライドフレーム10
は、各前主フレーム、および後主フレームの長手方向の
寸法と対応した長さを有する長手方向直線パイプ部10
aと、この直線パイプ部10aの前後両端部から直角に
折れ曲がってベッドの幅方向に延びるスライドパイプ部
10b,10bが設けられており、各スライドパイプ部
10b,10bが、上記横パイプ5a,5cの端部にス
ライド可能に通挿支持されている。
【0023】図4に詳示するように、各横パイプ5a,
5cの両端部には、プラスチック製のブッシュ11が嵌
め込まれており、スライドフレーム10の摺動が円滑か
つ容易に行われうるようにしてある。また各横パイプ5
a,5cの両端部適部にはボルト通挿孔12がそれぞれ
設けられているとともに、各スライドフレーム10の各
スライドパイプ部10bには、ほぼ単位ウォータバッグ
3の幅方向寸法と対応した間隔をあけた2箇所において
ねじ穴13が設けられており、上記ボルト通挿孔12に
対していずれか一方のねじ穴13が対応するようにスラ
イドフレーム10のベッド幅方向のスライド位置を設定
するとともに、ボルト通挿孔12から通したボルト16
をねじ穴13に螺合することにより、スライド調整され
たスライドフレーム10の各主フレーム2a,2bに対
するベッド幅方向の位置を固定できるように構成してい
る。各スライドフレーム10の直線パイプ部10aに
は、上記各主フレーム2a,2bの長手方向端部の横パ
イプ5c,5cに設けたのと同様のベッド脚14および
フェンス部材15が溶接等により固定されている。
【0024】図2に示すように伸展させられたベッドフ
レーム2の上には、図5に詳示するように、支持ボード
17を介装したうえで、この支持ボード17上に、内部
に水またはゲル状の半流動体物質を注入した単位ウォー
タバッグ3…を複数行複数列に並べる。なお、本実施例
においては、図5に示すように、ベッドフレーム2の外
周上面に形成される各フェンス部材7a,7b,15の
内側に沿わせるようにして、たとえば硬質ウレタン樹脂
によって形成したフェンス18…を枠状に並べ、これら
フェンス18…の内側に形成される領域に、所定個数の
上記単位ウォータバッグ3…を嵌め込み状に整列させて
いる。上記フェンス18は、ベッドの全長の約半分の長
さの縦方向部分18aと、その一端からL字状に折れ曲
がる、最も縮小されたベッド幅の半分の長さ延びる横方
向部分18bとを備えるL字状をしており、ベッド幅が
最も縮小されている場合には、このL字状のフェンス1
8を4個用いて図1に示すようにベッドフレーム2のフ
ェンス部材7a,7b,15の内側に沿って保持枠を形
成する。
【0025】なお、ベッドフレーム2を図1に示す最小
幅の状態から各スライドフレーム10をスライドさせる
ことによって拡張する場合には、上記フェンス18の横
方向部分18bどうしの間に、単位ウォータバッグ3の
横幅と対応した長さを有する上記フェンス18と同一断
面をもつ1個または2個のアジャスト用フェンス18′
を介装することにより、連続した枠状のフェンスが形成
されるようにする(図6参照)。すなわち、本実施例の
場合、フェンス18に関しては、図6に示すように、上
記L字状のフェンスに加えて、同一断面を有し、かつ単
位ウォータバッグ3の横幅と対応した長さを有する4個
のアジャスト用フェンス18′が付属することになる。
【0026】また、ベッドフレーム2が幅方向に伸縮す
ることに対応して、またベッドフレーム2そのものがそ
の中央部によって折り畳み得ることと対応して、図6に
示すように、最小幅としたベッドフレームの幅と対応し
た幅と、ベッド長手方向の長さの半分の長さを有する2
枚の主支持ボード17に加え、単位ウォータバッグ3の
横幅と対応した幅と、ベッドの長さの半分の長さを有す
る長矩形状の4枚の補助支持ボード17bが付属するこ
とになる。なお、図5において符号19は、所望によっ
て支持ボード17とその上に整列させられる各単位ウォ
ータバッグ3…との間に介装させられる、ヒータであ
る。
【0027】本願発明において上記単位ウォータバッグ
3は、耐熱性、耐水性を備える軟質の熱可塑性樹脂を用
い、ブロー成形により作成する。かかる熱可塑性樹脂
は、いわゆるエラストマと称される樹脂を使用すること
ができ、さらに具体的には、東洋紡株式会社の商品名
「ペルプレン」として提供される樹脂のうち、適当な柔
らかさをもつものを使用してブロー成形することができ
る。
【0028】ブロー成形そのものの手法は公知であるの
でここでの詳細な説明は行わないが、本願発明における
単位ウォータバッグ3は、ブロー形成による利点、すな
わち、周囲に継ぎ目が存在しないことから、耐圧強度が
非常に大きいという利点を享受することができる。した
がって、単位ウォータバッグ3は、比較的薄肉であって
も、充分な強度を備えることができ、ウォータバッグ3
の身体の形状に応じた変形の容易性を達成することがで
きるのみならず、軽量・低コストを達成することができ
るのである。
【0029】各単位ウォータバッグ3は、それぞれ内部
に水等を注入し、あるいは内部の水を排出するための注
入口20が設けられる。この注入口30は、ウォータバ
ッグ3そのものをブロー成形するための樹脂材料と同質
の材料によってあらかじめ作成しておいた注入口本体部
材22を、ブロー成形金型内に配置して上記ブロー成形
時にインサートすることができる。この注入口20の一
例を図6に示す。
【0030】単位ウォータバッグ3の側壁または底壁
に、図7に示すように凹陥部21が形成されており、上
記注入口本体部材22が上述のようにして一体的にイン
サート成形される。この注入口本体部材22は、上記凹
陥部21の底部を貫通する筒胴部22aと、この筒胴部
22aの外方端から半径方向外方に広がるフランジ部2
2bと、このフランジ部22bの外周部からさらに軸方
向外方に延出する大径筒胴部22cとを備えており、大
径筒胴部22cの外周面にはねじ23が形成されてい
る。この注入口本体部材22の筒胴部22aの内側に
は、筒状の弁ハウジング24が嵌合させられている。
【0031】この弁ハウジング24は、ブロ成形時に一
体インサート成形される上記注入口本体部材22の外側
から嵌合する必要があるために、内端部における所定長
さ部位に縦スリット25を形成することにより先端部の
弾性縮径が可能となるようにするとともに、縦スリット
25の基端部外周に対応する部位に、環状の係合突条2
6を形成してある。
【0032】そしてこの弁ハウジング24の内端部に
は、内向フランジ27が形成されている。したがって、
この弁ハウジング24を上記注入口本体22の筒胴部2
2aの入口から強制的に挿入すると、その外周に係合突
条26が形成されているにもかかわらず、上述のように
縦スリット25の存在により内方端が縮径可能となって
いることから、内方端が縮径されつつ筒胴部22aの内
部に進入可能であり、上記係合突条26が筒胴部22a
内端にいたった時点で弁ハウジング24自体のもつ弾性
により上記係合突条26が自動的に筒胴部22aの内端
面に係合し、弁ハウジング24の抜けが阻止される。
【0033】上記弁ハウジング24の内端方には、圧縮
コイルスプリング28によってこの弁ハウジングの出口
方向に付勢された円板状の弁体29が装填されている。
また、上記筒胴部22aの外方端の外周にはねじ30が
形成されており、このねじ30に外端キャップ部31a
が螺合されるようにして筒胴部31bが上記弁ハウジン
グ24の内部に挿入された弁押さえ31によって、上記
円板状の弁体29の出口方向への移動が阻止される。な
お、上記弁押さえ31の筒胴部31bの先端部には、好
ましくは環状のパッキン32が添設され、上記筒胴部3
1bに対する弁体29の密接状態を確保できるようにす
るのがよい。
【0034】上記弁押さえ31はまた、弁ハウジング2
4を出口方向に引き上げることによて、その係合突条2
6を確実に注入口本体部材22の筒胴部22aの端部に
当接させ、もって、弁ハウジング24をその軸方向移動
不能に固定する作用をもなす。上記弁押さえ31の筒胴
部31bの入口近傍の内周には、後記する水注入用アッ
タチメント33を螺入するためのねじ34が形成されて
いる。そしてさらに、上記注入口本体部材22の大径筒
胴部22cには、キャップ部材35が螺合される。な
お、図7に示されているように、このキャップ部材35
の内面には、シート状パッキン36を設け、キャップ部
材35の螺合時注入口本体部材22の大径筒胴部22c
の端面が上記シート状パッキン36に密着することによ
り、シール性を確保するようにするのが望ましい。
【0035】上記の構成の注入口20から水等を単位ウ
ォータバッグ3内に注入するために特に使用される水注
入用アタッチメント33は、図8に示されているよう
に、ホース37等の先端に対してシール性をもって回転
可能に連結された略筒状の部材であって、基端部外周に
回転操作を容易にするために突出させられた4本のハン
ドルバー38と、上記弁押さえ31の筒胴部31bの内
周ねじ34に螺合しうる雄ねじ部39と、それより先端
に設けられた、スリット40を有する弁体押圧部41と
を備える。
【0036】上記注入口20から単位ウォータバッグ3
の内部に水等を注入するには、キャップ部材35をはず
した状態において、上記注入用アタッチメント33を、
その雄ねじ部39を弁押さえ31の筒胴部31bに形成
されたねじ34に対して螺進させつつ先端の弁体押圧部
41を弁ハウジング24内に進入させる。そうすると、
上記弁体押圧部41が、圧縮コイルスプリング28の付
勢力に抗して強制的に上記弁体29を図8の下方に押し
下げ、この弁体29と弁押さえ31の先端部との間のシ
ールを解除する。そして、さらにこの弁体29が、弁ハ
ウジング24における縦スリット25の形成部まで押し
下げられると、注入用アタッチメント33の内部は、そ
の先端のスリット40および弁ハウジング24の縦スリ
ット25を介して単位ウォータバッグ3の内部に連通さ
せられる。
【0037】この状態においてホースから水を導入する
と、この水は上述のとおり、注入口20から上記の経路
を通って単位ウォータバッグの内部に注ぎ込まれる。水
の注入が終わると、上記と逆に、注入用アタッチメント
33を回転させることによって弁押さえ31から抜き取
る。そうすると、上記弁体29は、圧縮コイルスプリン
グ28の弾性力および、単位ウォータバッグ3内に注入
された水の圧力によって、再びパッキン32を介して弁
押さえ31の先端部に密着する。したがってこの状態に
おいて単位ウォータバッグ3の内部に注入された水が外
部に流出することは阻止される。
【0038】さらにその上、本実施例の注入口20の構
成においては、注入口本体部材22の大径筒胴部22c
に対してさらにキャップ部材35がシート状パッキン3
6を介して螺着されるので、内部からの水の流出は、上
記弁体29と、上記キャップ部材35およびシート状パ
ッキン36とにより、二重に阻止されることになり、単
位ウォータバッグ3の内部の水の流出が、確実に阻止さ
れる。
【0039】なお、単位ウォータバッグ3の内部の水を
排出するには、上記と同様にすることにより、排出ホー
スに取り付けた水注入アタッチメント33を弁押さえ3
1にねじ込み、弁体29による封止を解除することによ
って排水流路を確保し、ウォータバッグ3を外部から押
さえ付けて小さくするなどすればよい。
【0040】上記の単位ウォータバッグは、従前のワン
バッグ型のウォータベッドのそれに比較して著しく小さ
く構成することができるので、素人であっても、これを
水道のある場所に運んで上述のようにして水を注入した
上、寝室に設置したベッドフレーム上に運ぶことがで
き、ウォータベッドの設置が非常に簡単に行える。ま
た、ウォータベッドの移設についても、同様に簡便に行
える。
【0041】さらに、単位ウォータバッグ3内に注入す
るべき内容物としては、水のほか、水と吸水性の繊維と
の混合物、あるいは、変形可能なゲル状物質であってよ
い。この場合、単位ウォータバッグ3内の内容物の流動
性が低下させられ、ベッド面に身体を横たえた場合、よ
りソフトな寝心地感をうることができる。なお、吸水性
繊維は、あらかじめ注水前の単位ウォータバッグに装填
しておけばよい。また、単位ウォータバッグ3内にゲル
状物を装填する場合にも、注水前のウォータバッグ3に
吸水性樹脂を所定量装填しておき、注水後、この吸水性
樹脂が水を吸ってゲル化するようにできる。いずれにし
ても、ベッド設置時に特別な取り扱いを必要とすること
はない。
【0042】以上の構成において、本実施例のウォータ
ベッド1を、最も幅の狭いシングルベッドとして使用す
る場合には、各スライドフレーム10を、最も深く各主
フランジ2a,2bの横パイプ5a,5cに挿入し、ボ
ルト16をボルト通挿孔12から通してスライドフレー
ムのスライドパイプ10bに形成した2個のねじ穴のう
ちの一方にねじ込んで固定するとともに、2枚の支持ボ
ード17を各主フレーム2a,2b上に載せ、さらにそ
の上に、ベッドフレーム2の周囲のフェンス部材7a,
7b,15の内側に沿うようにして上述のウレタン樹脂
製の4個のL字状フェンス18をこれらが協働して矩形
の枠を形成するように載せ、そしてこのフェンスの内側
に、上記のようにして水等を注入した単位ウォータバッ
グ3を隙間なく3列5行に並べるだけでよい。なお、図
示は略しているが、フェンスの内側に上述のようにして
並べられた単位ウォータバッグは、適当なベッドカバー
によって覆われることになる。また、上記単位ウォータ
バッグ3を並べるにあたり、支持ボード17上には、適
当なヒータ19が介装される。
【0043】そして、本実施例のウォータベッド1をシ
ングルベッドの幅よりはやや幅の大きいセミダブルベッ
ドとして使用するには、4個のスライドフレーム10の
うち、いずれか片側の2個のスライドフレーム10のみ
を伸出させて上述のようにボルト16をボルト通挿孔1
2からねじ穴13にねじ込んで固定するとともに、前後
それぞれにアジャスト用フェンス18′を各L字状フェ
ンス18の横方向部分18b,18bの間に介装して横
方向に拡大した枠状のフェンス18を形成し、この拡大
した領域に、ベッド長手方向に1列5個の単位ウォータ
バッグ3を並べるだけでよい。したがってこのセミダブ
ルベッドの場合単位ウォータバッグ3は、横方向に4
個、長手方向に5個並ぶことになる。
【0044】さらに本実施例のウォータベッド1を上記
セミダブルベッドよりも幅の広いダブルベッドとして使
用するには、残りの2個のスライドフレーム10をも伸
出させて上述のようにして固定するとともに、さらに二
個のアジャスト用フェンス18′を用いて枠状のフェン
ス18の幅を拡張し、こうして拡張された領域に長手方
向1列5個の単位ウォータバッグ3を嵌め込めばよい。
【0045】なお、上記のようにシングルベッド形態か
らセミダブルベッド形態ないしはダブルベッド形態に拡
張する場合において、補助支持ボード17bを伸出させ
たスライドフレーム10上に載せるべきはいうまでもな
い。
【0046】さらに、本実施例においては、搬送や収納
の便宜のために、ベッドフレーム2が、折り畳み可能と
なっている。すなわち、本実施例のウォータベッド1を
収納する場合には、ベッドフレーム上に載せられた支持
ボード17、フェンス18、および複数の単位ウォータ
バッグ3を取り除いたうえで、長手方向中央部に位置す
るヒンジブラケット8を中心として各主フレーム2a,
2bを起立させるように折り畳む。この折り畳んだ状態
は、図示しない適当なクランプ部材によって保持するこ
とができる。この状態において、本実施例においては、
ヒンジブラケット8に近い各主フレーム2a,2bのベ
ッド脚6bに、キャスタ9が設けられていることから、
上記のようにして折り畳んだ状態において、これらのキ
ャスタ9が床面を向くことになり、したがって、折り畳
んだ状態でのベッドフレーム2は上記キャスタ9によ
り、容易に床の上を移動させることができる。
【0047】もちろん、本願発明の範囲は上述の実施例
に限定されない。本実施例においては、ベッドフレーム
2として、これを基本的にパイプ部材によって構成して
いるが、すべてパイプ部材で構成しなかればならない理
由はまったくない。また、上記の実施例においては、ベ
ッドフレーム2がその幅方向に伸縮可能であるととも
に、ベッドフレーム2が前主フレーム2aと後主フレー
ム2bとに分離され、これらが互いに回動可能となって
いて折り畳み収納可能となっているが、このように、ベ
ッドフレームを幅方向に伸縮可能としたり、折り畳み可
能とすることは、選択的な事項である。
【0048】さらに、実施例においては、単位ウォータ
バッグ3を並べるための枠を構成するために、ベッドフ
レームにそれ自体に設けたフェンス部材7a,7b,1
5に加えて、これらの内側に沿うように配置されるウレ
タン樹脂製のフェンス18を用いているが、かかる補助
的なウレタン樹脂製のフェンス18を使用するかどうか
は選択的な事項にすぎない。
【0049】さらに、上記の実施例において、単位ウォ
ータバッグの大きさは、ベッドの長手方向に5個なら
び、シングルベッドの幅方向に3個並ぶ大きさとしてい
るが、かかる単位ウォータバッグの大きさも、種々選択
することが可能である。本願発明は、要は、ブロー成形
された単位ウォータバッグを複数個ベッドフレーム上に
並べることによってベッド面を形成するようにしたこと
であり、したがって、単位ウォータバッグの大きさは、
ブロー成形することができるとともに、注水状態におい
て容易に持ち運び可能な大きさから適当に選択すればよ
い。
【0050】さらに、上記の実施例においては、ベッド
フレーム2を、基本的にパイプ部材で構成していること
から、支持ボード17を用いて平面を形成し、その上に
単位ウォータバッグ3を並べるように形成しているが、
ベッドフレーム2そのものに平面的な板材をあらかじめ
設けておき、さらに、スライドフレーム10にも平面的
な部材を設けておけば、上記の支持ボード17は特に必
要なくなる。
【0051】さらに、上記の実施例における単位ウォー
タバッグ3の注入口20は、シール性の確実性を担保し
た特殊な構造のものとしているが、かかる注入口の構成
も実施例に限定されないことももちろんである。要は、
単位ウォータバッグ3にはそれぞれ注入口が必要であ
り、バッグの内部に水等を注入した状態で確実な封止が
計れるのであれば、いかなる構造であってもよい。
【0052】さらに、各単位ウォータバッグには、水等
の流動性内容物で満たすほか、一定量の空気をも同時に
封入しておくこともできる。そうすると、ウォータベッ
ドとしての利点をいかしつつ、エアクッション効果も享
受することができ、よりよい寝心地を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の全体斜視図である。
【図2】本願発明の一実施例のベッドフレームの全体斜
視図である。
【図3】図2のIII −III 線拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1のV−V線拡大断面図である。
【図6】上記実施例における支持ボードとフェンスの構
成図である。
【図7】単位ウォータバッグの注入口の詳細断面図であ
る。
【図8】単位ウォータバッグの注入口から水等を注入し
ている状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ウォータベッド 2 ベッドフレーム 3 単位ウォータバッグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドフレーム上に、熱可塑性樹脂をブ
    ロー成形することによって形成され、かつ、平面視矩形
    状をした複数個の単位ウォータバッグを載置するように
    したことを特徴とする、ウォータベッド。
  2. 【請求項2】 幅方向に伸縮可能なベッドフレーム上
    に、平面視矩形状をした複数個の単位ウォータバッグを
    複数列複数行に並べて載置するようにしたことを特徴と
    する、ウォータベッド。
  3. 【請求項3】 上記単位ウォータバッグ内には、水と、
    吸水性樹脂繊維とが注入されている、請求項1または2
    のウォータベッド。
  4. 【請求項4】 上記単位ウォータバッグ内には、変形可
    能なゲル状物質が注入されている、請求項1または2の
    ウォータベッド。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂をブロー成形することによ
    って形成されるとともに、流動性内容物注入時において
    平面視矩形状であって所定厚みとなるように形成され、
    裏面適部にキャップによって開閉可能な注入口を設けて
    なることを特徴とする、ウォータベッド用ウォータバッ
    グ。
JP34571591A 1990-12-28 1991-12-27 ウオータベツドおよびウオータベツド用ウオータバツグ Pending JPH0523236A (ja)

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JP2-416678 1990-12-28

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