JPH0523105Y2 - - Google Patents

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JPH0523105Y2
JPH0523105Y2 JP1988008602U JP860288U JPH0523105Y2 JP H0523105 Y2 JPH0523105 Y2 JP H0523105Y2 JP 1988008602 U JP1988008602 U JP 1988008602U JP 860288 U JP860288 U JP 860288U JP H0523105 Y2 JPH0523105 Y2 JP H0523105Y2
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JP
Japan
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seat
hook
flip
seat cushion
seat back
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JP1988008602U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、簡易型に製作され、自動車に使用
されるところの跳上げシートに関する。
背景技術 この種の跳上げシートは、シート・バツク・フ
レームがフロアに固定されるシート・バツクと、
シート・クツシヨン・フレームがそのシート・バ
ツク・フレームに回転可能に連結され、そのシー
ト・バツクの前面において、そのシート・バツク
に跳ね上げ可能に支持される跳上げシート・クツ
シヨンと、そのシート・バツク・フレームに取り
付けられるフツクと、そのシート・クツシヨン・
フレームに取り付けられる金属製フツク受けとを
含み、そのシート・クツシヨンが跳上げられ、そ
して、そのフツクの先端をそのフツク受けに差し
込んで、跳上げ状態に維持される構造であつた。
しかも、そのフツクは、先端が単に、折り曲げ
てあるので、掴み難く、そのフツク受けから外す
のが厄介であつた。
また、実開昭58−102655号公報には、車両用ア
ームレストが開示されたが、この車両用アームレ
ストは格納空間部分の開口縁に部分的に突き出さ
れた係止突起で格納状態に維持された。しかも、
その係止突起が表皮で被われたパツドであるの
で、この種の係止突起は跳上げシート・クツシヨ
ンを跳上げ状態に維持するのが困難であつた。
考案の目的・課題 この考案の目的・課題は、自動車の走行時、フ
ツクを外れ止めさせて跳上げシート・クツシヨン
を跳上げ状態に維持可能にし、また、そのフツク
の掛け外しを容易にし、その跳上げシート・クツ
シヨンの跳上および前倒しを迅速に可能にすると
ころの跳上げシートの提供にある。
具体例の説明 以下、この考案の跳上げシートの特定された具
体例について、図面を参照して説明する。
第1および2図は、ワゴン車に適用されたこの
考案の跳上げシートの具体例10を示している。
その跳上げシート10は、シート・バツク11
と跳上げシート・クツシヨン12とで組み立てら
れ、そして、その跳上げシート・クツシヨン12
を跳上げ状態に支持するために、フツク13と樹
脂製フツク受け14とが備えられた。
そのシート・バツク11は、シート・バツク・
フレーム15をフロア21に固定的に取り付けて
そのフロア21に据付けられた。
その跳上げシート・クツシヨン12は、シー
ト・クツシヨン・フレーム(図示せず)をそのシ
ート・バツク・フレーム15のブラケツト19に
ピン20を介して回転可能に連結させてそのシー
ト・バツク11の前面において、そのシート・バ
ツク11に跳ね上げ可能に支持された。
そのフツク13は、先端にはL字曲げされた差
込み端を、その先端側にはその差込み端に逆方向
にU字曲げされた取手16をそれぞれ備え、そし
て、根元をそのシート・バツク11のシート・バ
ツク・フレーム15にピン17を介して上下方向
において回転可能に連結してそのシート・バツク
11に取り付けられた。
その樹脂製フツク受け14は、差込み穴18を
備えてその差込み穴18をそのシート・クツシヨ
ン12の前面側に開口させ、そして、所定の位置
において、そのシート・クツシヨン12の裏面に
固定的に取り付けられた。
特に、そのフツク受け14は、樹脂製品である
ので、その差込み穴18は、そのワゴン車の走行
時、そのフツク13の差込み端を外れ止め、所
謂、抜け止めするように、内径寸法を設定可能で
ある。
したがつて、そのフツク13は、第1図に示さ
れたように、指がその取手16に差し込めるか、
その取手16が指で掴めるので、そのフツク受け
14に容易に掛け外しされ、特に、そのフツク1
3の差込み端を抜け止めするところでその差込み
穴18が寸法設定されてもそのフツク13がその
フツク受け14に容易に掛け外し可能になつた。
先のように、図面を参照して説明されたこの考
案の具体例から明らかであるように、この考案の
属する技術の分野における通常の知識を有する者
にとつて、この考案の内容は、その考案の課題を
成し遂げるためにその考案の成立に必須であつて
その考案の性質であるところのその考案の技術的
本質に由来し、そして、それを内在させると客観
的に認められる態様に容易に具体化させる。
考案の利便・利益 上述から理解されるように、この考案の跳上げ
シートは、フロアに固定的に配置されるシート・
バツクと、そのシート・バツクの前面において、
そのシート・バツクに跳ね上げ可能に支持される
跳上げシート・クツシヨンと、根元をそのシー
ト・バツクに上下方向において回転可能に連結さ
せて先端にL字曲げされた差込み端、および、そ
の先端側において、その差込み端に逆方向にU字
曲げされた取手を有するフツクと、差込み穴を有
してその差込み穴をそのシート・クツシヨンの前
面側に開口させ、そして、所定の位置において、
そのシート・クツシヨンの裏面に固定的に配置さ
れる樹脂製フツク受けとを含むので、この考案の
跳上げシートでは、そのフツク受けの差込み穴が
そのフツクの差込み端を抜け止めするところで寸
法設定可能になつて自動車の走行時にそのフツク
を外れ止めさせてその跳上げシート・クツシヨン
を跳上げ状態に維持可能になり、また、そのフツ
クがその取手で掴み易くなつてそのフツクの掛け
外しが容易になり、その跳上げシート・クツシヨ
ンの跳上げおよび前倒しが迅速に可能になり、実
用的になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ワゴン車に適用されたこの考案の跳
上げシートの側面図、および第2図は、第1図に
示す跳上げシートに使用されたフツクおよびフツ
ク受けの部分拡大斜視図である。 11……シート・バツク、12……跳上げシー
ト・クツシヨン、13……フツク、14……樹脂
製フツク受け、16……取手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロアに固定的に配置されるシート・バツク
    と、そのシート・バツクの前面において、そのシ
    ート・バツクに跳ね上げ可能に支持される跳上げ
    シート・クツシヨンと、 根元をそのシート・バツクに上下方向において
    回転可能に連結させて先端にL字曲げされた差込
    み端、および、その先端側において、その差込み
    端に逆方向にU字曲げされた取手を有するフツク
    と、 差込み穴を有してその差込み穴をそのシート・
    クツシヨンの前面側に開口させ、そして、所定の
    位置において、そのシート・クツシヨンの裏面に
    固定的に配置される樹脂製フツク受け とを含む跳上げシート。
JP1988008602U 1988-01-26 1988-01-26 Expired - Lifetime JPH0523105Y2 (ja)

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JP1988008602U JPH0523105Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP1988008602U JPH0523105Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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Publication Number Publication Date
JPH01112752U JPH01112752U (ja) 1989-07-28
JPH0523105Y2 true JPH0523105Y2 (ja) 1993-06-14

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ID=31214625

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JP (1) JPH0523105Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58102655U (ja) * 1981-12-29 1983-07-12 立川スプリング株式会社 車両用ア−ムレスト

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Publication number Publication date
JPH01112752U (ja) 1989-07-28

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