JPH0523020Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0523020Y2
JPH0523020Y2 JP11886687U JP11886687U JPH0523020Y2 JP H0523020 Y2 JPH0523020 Y2 JP H0523020Y2 JP 11886687 U JP11886687 U JP 11886687U JP 11886687 U JP11886687 U JP 11886687U JP H0523020 Y2 JPH0523020 Y2 JP H0523020Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
camera
recording
audio
speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11886687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6425272U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11886687U priority Critical patent/JPH0523020Y2/ja
Publication of JPS6425272U publication Critical patent/JPS6425272U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0523020Y2 publication Critical patent/JPH0523020Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案カメラを以下の項目に従つて説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 背景技術 D 考案が解決しようとする問題点[第6図] E 問題点を解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第5図] F−1 第1の実施例[第1図乃至第3図] a 筐体、スピーカ[第1図乃至第3図] b 撮影レンズ、マイクロホン、フアインダ
ー[第1図乃至第3図] c バツテリー装着部、グリツプベルト[第
2図、第3図] d 操作部材等[第1図乃至第3図] e 記録再生回路[第1図] e−1 構成 e−2 動作 e−2−a 撮影モードにおける動作 e−2−b 再生時における動作等 f ナレーシヨン等の記録 F−2 第2の実施例[第4図、第5図] G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規なカメラに関する。詳しくは、例
えば、ビデオカメラや所謂電子カメラ等撮影レン
ズが捉えた映像及びマイクロホンが捉えた音声を
所定の記録媒体に記録する記録手段と記録媒体に
記録された内容を再生する再生手段と該再生手段
により再生された映像を表示する映像表示手段を
備えたカメラに関するものであり、映像及び音声
の視聴を極めて簡単に行なうことができると共
に、この種のカメラに設けられているマイクロホ
ン、即ち、主としてカメラ前方からの音声を捉え
るためのマイクロホンを使用すること無くしかも
特別なマイクロホンを設けなくても、必要に応じ
て、撮影者が発する声等カメラ後方からの音声も
感度良く捉えることができるようにした新規なカ
メラを提供しようとするものである。
(B 考案の概要) 本考案カメラは、撮影レンズが捉えた映像及び
マイクロホンが捉えた音声を所定の記録媒体に記
録する記録手段と記録媒体に記録された内容を再
生する再生手段と該再生手段により再生された映
像を表示する映像表示手段を備えたカメラにおい
て、略後方を向いたスピーカを設けると共に該ス
ピーカをマイクロホンとして機能せしめる切換手
段を設け、それにより、映像及び音声の視聴を極
めて簡単に行なうことができると共に、この種の
カメラに設けられているマイクロホン、即ち、主
としてカメラ前方からの音声を捉えるためのマイ
クロホンを使用すること無くしかも特別なマイク
ロホンを設けなくても、必要に応じて、撮影者が
発する声等カメラ後方からの音声も感度良く捉え
ることができるようにしたものである。
(C 背景技術) 例えば、今日のビデオカメラは、通常、撮影レ
ンズ及びマイクロホンと、記録媒体であるテープ
カセツトが着脱自在に装着されると共に該テープ
カセツトに対する記録を行なう記録部が一体的に
設けられており、撮影レンズが捉えた被写体の映
像及びマイクロホンが捉えた音声が上記記録部に
おいてテープカセツトに記録されるようになつて
いる。
また、ビデオカメラの中には、テープカセツト
に記録された内容の再生を行なう再生手段をも備
えたものがあり、このような再生手段を備えたビ
デオカメラ、特に、そのフアインダーとして所謂
EVF(エレクトロニツク・ビユー・フアインダ
ー)を使用しているものにおいては、上記再生手
段により再生された映像をフアインダーのスクリ
ーンに表示することによつて、撮影した映像をビ
デオカメラ自体で再生して見ることができるよう
に構成されたものもある。
ところで、ビデオカメラ等においては、撮影の
用途に応じて、カメラの後方からの音声、例え
ば、撮影者自身の声でナレーシヨンを入れる等積
極的に録音することも必要となる場合がある。
ところが、カメラに設けられているマイクロホ
ンは主としてカメラの前方からの音声を捉える向
きで設けられており、しかも、この種のマイクロ
ホンには、通常、主として被写体側からの音声を
捉え、かつ、カメラ内部のモータ音等をできるだ
け捉えることの無いようにするために、単一指向
型のものが用いられているので、カメラの後方か
らの音声に対しては非常に感度が悪く、従つて、
周囲の音が大きいと撮影者の声を殆ど捉えること
ができない場合もある。
そこで、カメラの後方からの音声についても感
度良く捉えることができるようにするために、カ
メラの背面部に別のマイクロホンを設けて、撮影
目的に応じて2つのマイクロホンを選択的にある
いは同時に使用することが考えられる。
また、例えば、実開昭62−80474号公報には1
つのマイクロホンをカメラの前方を指向する位置
とカメラの後方を指向する位置との間を移動自在
なるように設けることが提案されている。
即ち、第6図は上記公報に開示されたカメラa
の概略を示すものであり、bはその一端部が筐体
cの側面に略前後方向へ回動自在に支持された支
持アーム、dは該支持アームbの回動端部に固定
されたマイクロホン、e,e及びe′,e′は筐体c
の側面のうち支持アームbの基端部が支持されて
いる位置を挟んで互いに前後方向へ離間した位置
に設けられた係止突起、fは接続コードであり、
支持アームbがその回動端部寄りの部分が前側の
係止突起e,eに係合する第1の位置に来たとき
マイクロホンdがカメラの前方を指向する向きと
なり、また、支持アームbが後方の係止突起e′,
e′に係合する第2の位置に来たときマイクロホン
dがカメラの後方を指向する向きとなるようにな
つており、従つて、支持アームbを第1の位置へ
と移動することによりマイクロホンdを主として
カメラの前方からの音声を捉えるためのマイクロ
ホンとして機能せしめることができ、また、支持
アームbを第2の位置へと移動することによりマ
イクロホンdを主としてカメラの後方からの音声
を捉えるためのマイクロホンとして機能せしめる
ことができる。
(D 考案が解決しようとする問題点)[第6図] ところが、カメラの後方からの音声を捉えるた
めに特別のマイクロホンを設けるようにすると、
カメラが2つのマイクロホンを持つことになるの
で、その分カメラの録音手段のコストが高くなる
という問題がある。
また、第6図に示したカメラaによれば、1つ
のマイクロホンdをカメラ前方からの音声を捉え
るマイクロホンとして又はカメラ後方からの音声
を捉えるマイクロホンとして選択的に使用するこ
とができるので、録音手段のコストが特に高くな
るという問題は無いが、録音を捉える方向が変わ
る度に支持アームbを移動する必要があり、この
ような作業を撮影中に行なうことは極めて面倒で
あり、シヤツターチヤンスを逸すことにもなりか
ねないという問題がある。また、映像に関連した
音声といわゆるナレーシヨンとを同時に録音する
ことは困難である。
尚、前記したように、再生手段とEVFを備え
た従来のビデオカメラの多くは、撮影した映像を
EVFにより再生して見ることができるようにな
つているが、音声の出力手段としてはイヤホンジ
ヤツクを備えているだけであつたので、記録内容
の音声を聴取しようとするときは、その都度、イ
ヤホンを取り出してカメラに接続する必要があ
り、従つて、その取扱が面倒であり、また、その
音声を複数の者が一緒に聴くことが困難であると
いう問題があつた。
(E 問題点を解決するための手段) そこで、本考案カメラは、撮影レンズが捉えた
映像及びマイクロホンが捉えた音声を所定の記録
媒体に記録する記録手段と記録媒体に記録された
内容を再生する再生手段と該再生手段により再生
された映像を表示する映像表示手段を備えたカメ
ラにおいて、略後方を向いて位置し再生手段によ
り再生された音声を出力するスピーカと、上記ス
ピーカをマイクロホンとして機能せしめる切換手
段とを備えたものである。
従つて、本考案カメラによれば、記録媒体に記
録された内容の再生を行なうときは再生された映
像が映像表示手段に表示されかつ再生された音声
がスピーカから出力されるので、その映像及び音
声の視聴を極めて容易にし、即ち、イヤホン等の
音声出力手段をカメラに接続したりしないでも行
なうことができると共に、撮影を行なうときは切
換手段を操作してスピーカをマイクロホンとして
機能せしめることがきるので特別なマイクロホン
を設けなくてもカメラの後方からの音声について
の感度良く捉えて記録することができる。
(F 実施例)[第1図乃至第5図] 以下に、本考案カメラの詳細を添付図面に示し
た各実施例に従つて説明する。
尚、図面に示した各実施例は本考案ビデオカメ
ラに適用したものである。
(F−1 第1の実施例)[第1図乃至第3図] 第1図乃至第3図は本考案カメラの第1の実施
例を示すものである。
(a 筐体、スピーカ)[第1図乃至第3図] 1はビデオカメラである。
2はビデオカメラ1の筐体であり、該筐体2は
前後方向に長い箱形を為すと共に、その左側面3
にカセツト着脱口3aが形成されており、該カセ
ツト着脱口3aを開閉する蓋体4が略左右方向へ
回動自在なるように設けられている。
そして、上記蓋体4の内面にはテープカセツト
5が着脱自在に挿入される図示しないカセツトホ
ルダーが設けられており、蓋体4を2点鎖線で示
すイジエクト位置へと移動した状態でテープカセ
ツト5をカセツトホルダーに挿入し、次いで、蓋
体4を実線で示すローデイング位置へと移動する
ことによつて、テープカセツト5が筐体内部に設
けられた図示しない記録再生部の所定のカセツト
装着位置に装着されるようになつている。
6は筐体2の背面7の下端部に形成された放音
孔であり、筐体2の内部の後端部に薄型のスピー
カ8が上記放音孔6を塞ぐ状態で配設されてい
る。
(b 撮影レンズ、マイクロホン、フアインダ
ー)[第1図乃至第3図] 9は筐体2の前面10の上部から前方へ向けて
突設された撮影レンズ、11は筐体2の前面10
のうち撮影レンズ9の右側の位置から前方へ向つ
て突設されたマイクロホンであり、該マイクロホ
ン11には単一指向性のものが用いられおり、従
つて、このマイクロホン11は主としてカメラ前
方からの音声を捉えることになる。
12は極く小型のCRT(陰極線管)を内蔵した
フアインダーであり、その前端部を筐体2の上面
13に設けられたレール14に摺動自在に支持さ
れることにより筐体2に対する前後方向の位置を
調節することができると共にその前端部を回動中
心として略上下方向へ回動自在となるように設け
られており、また、その後端部にアイカツプ15
が取着されている。
16はフアインダー13と後述する記録再生回
路とを接続する接続コードである。
(c バツテリー装着部、グリツプベルト)[第
2図、第3図] 17はバツテリー装着部であり、筐体2の右側
面18から突設されており、その前端面に形成さ
れた図示しないバツテリー挿入口から所定のバツ
テリーを着脱自在に装着することができるように
なつている。
19はその大部分が上記バツテリー装着部17
の右側面と稍間隔を置いて対向する状態で両端部
がバツテリー装着部17に支持されたグリツプベ
ルトであり、ビデオカメラ1の把持は、このグリ
ツプベルト19とバツテリー装着部17との間に
手を差し入れて行なうようになつている。
(d 操作部材等)[第1図乃至第3図] 20は筐体2の左側面3の前端部に設けられた
第1の操作部であり、この第1の操作部20に
は、主として撮影を行なうとき操作する各種の操
作部材21,21,…、例えば、焦点距離の自動
調整とマニユアル調整を選択するボタン、ホワイ
トバランス調整用のホワイトバランスボタン等が
設けられている。
また、22は筐体2の上面13のフアインダー
12の前側の部分に設けられた第2の操作部であ
り、この第2の操作部22には、ビデオカメラ1
の動作モードを撮影モードとVTRモード及びこ
れらのいずれでもないオフモードの全部で3つの
モードのいずれかに選択するモード選択ボタン2
3と、主として、VTRモードにおいて操作する
各種の操作部材、即ち、他の機器により再生され
た信号の記録を行なうとき操作する記録ボタン2
4、ビデオカメラ1に装着されたテープカセツト
についての記録内容の再生を行なうとき操作する
プレイボタン25、テープを早送りするとき操作
する早送ボタン26、テープを巻き戻すとき操作
する巻戻ボタン27、記録又は再生動作を停止す
るとき操作するストツプボタン28、テープの走
行を一時的に停止せしめるとき操作するポーズボ
タン29、再生された画像をコマ送りするとき操
作するコマ送りボタン30等が設けられている。
31は第2の操作部22の左側部に設けられた
カセツトイジエクトボタンであり、前記蓋体4は
このカセツトイジエクトボタン31が操作される
ことによつてイジエクト位置へと移動されるよう
になつている。
32はバツテリー取出ボタンであり、このバツ
テリー取出ボタン32が操作されることによつ
て、バツテリー装着部17に装着されたバツテリ
ーが取出可能な状態となるようになつている。
33はバツテリー装着部17の後端部、即ち、
筐体2を把持した手の親指が自然に対向する位置
に設けられた撮影ボタン、34は撮影ボタン33
の左側に配置されたナレーシヨンボタン、また、
35は筐体2の背面7の上端寄りの位置に配置さ
れたミキシングボタンであり、これらの操作ボタ
ン33,34及び35は所謂プツシユアンドプツ
シユ式の押釦スイツチ構造、即ち、押圧する度に
出力される信号の内容が交互に切り換わる構造を
有しており、撮影ボタン33は撮影を開始すると
きあるいは撮影を停止するとき操作する操作ボタ
ン、ナレーシヨンボタン34は前記したスピーカ
8をマイクロホンとして機能せしめるときあるい
はその機能を解除するとき操作する操作ボタンで
あり、ミキシングボタン35はマイクロホン11
が捉えた音声とスピーカ8が捉えた音声を重畳的
に記録せしめるときあるいはそのような録音状態
を解除するとき操作する操作ボタンである。
36は筐体2の背面7の放音孔6の上側に配置
されたボリユームダイヤルであり、このボリユー
ムダイヤル36はスピーカ8から出力される音声
の出力レベルもしくはマイクロホン11が捉える
音声の出力レベルを調節するとき操作するダイヤ
ルである。
尚、37はコネクタであり、該コネクタ37に
はイヤホンジヤツクや映像信号出力ジヤツク、音
声信号出力ジヤツク等の各種のジヤツク38,3
8,…が設けられている。
(e 記録再生回路)[第1図] 39は記録再生回路である。
(e−1 構成) 40は回転磁気ヘツド41,41′を備えたヘ
ツドドラムであり、ビデオカメラ1に装着された
テープカセツト5に収納されている磁気テープ4
2はその一部がカセツトケースから引き出されて
このヘツドドラム40に巻き付けられる。
43は前記モード選択ボタン23が操作される
ことによつて回路接続状態が切り換わるモード切
換スイツチであり、2つの固定接点43a,43
bと切換接点43cを備えており、切換接点43
cが前記磁気ヘツド41,41′と接続されてい
る。
44はシステムコントローラであり、前記した
撮影ボタン33、ナレーシヨンボタン34、ミキ
シングボタン35、第1の操作部20及び第2の
操作部22等に設けられている操作部材が操作さ
れることによつて出力される指令がこのシステム
コントローラ44に入力される。
45は撮影レンズ9の合焦位置に配置された撮
像素子、46は該撮像素子45から出力される映
像信号を処理するビデオプロセツサーであり、そ
の出力は前記フアインダー12のCRT及びモー
ド切換スイツチ43の一方の固定接点43a、即
ち、記録側の固定接点に送出される。
47は録音回路、48は2つの固定接点48
a,48b及び切換接点48cを備えた音声選択
スイツチであり、その一方の固定接点48a,即
ち、マイク側の固定接点が前記マイクロホン11
と接続されると共にその切換接点48cが上記録
音回路47と接続されており、また、録音回路4
7の出力端子はモード切換スイツチ43の記録側
の固定接点43aと接続されている。
49はミキシングスイツチであり、マイクロホ
ン11と音声選択スイツチ48との間に設けられ
た端子と上記音声選択スイツチ48のもう1つの
固定接点48b、即ち、ナレーシヨン側の固定接
点との間に接続されている。
50はモード切換スイツチ43の固定接点43
b、即ち、再生側の固定接点と接続された信号読
取回路、51は該信号読取回路50とフアインダ
ー12のCRTとの間に接続された映像再生回路、
52は信号読取回路50と接続された音声再生回
路である。
53は機能切換スイツチであり、2つの固定接
点53a,53bと切換接点53cを備えてお
り、その一方の固定接点53a、即ち、再生側固
定接点53aが前記音声再生回路52と接続され
ると共にその切換接点53cが前記スピーカ8と
接続され、更に、もう1つの固定接点53b、即
ち、録音側の固定接点53bがアンプ54を介し
て前記音声選択スイツチ48のナレーシヨン側固
定接点48bと接続されている。
55及び56は可変抵抗器であり、これらのう
ちの一方55は音声選択スイツチ48のナレーシ
ヨン側固定接点48bとミキシングスイツチ49
との間に接続されており、もう1つの可変抵抗器
56は機能切換スイツチ53の切換接点53aと
音声再生回路52との間に接続されている。
38aは前記コネクタ37に設けられているイ
ヤホンジヤツクであり、音声再生回路52の出力
側に接続されている。
(e−2 動作) そこで、モード選択ボタン23を撮影モードを
選択する位置へと移動するモード切換スイツチ4
3の切換接点43cが記録側の固定接点43aと
接続されて記録再生回路39が撮影モード、即
ち、撮影レンズ9が捉えた映像及びマイクロホン
11等が捉えた音声を磁気テープ42に記録する
ことができるモードとなり、また、上記ボタン2
3をVTRモードを選択する位置へと移動すると
モード切換スイツチ43の切換接点43cが再生
側の固定接点43bと接続されて記録再生回路3
9がVTRモード、即ち、撮影レンズ9やマイク
ロホン11等を使用しない記録や記録された内容
の再生を行なうモードとなる。
(e−2−a 撮影モードにおける動作) 撮影モードにおいて前記撮影ボタン33が押さ
れると、撮影レンズ9が捉えた被写体の映像が撮
像素子45によつて捉えられ、そして、ここで電
気信号に変換されて該信号がビデオプロセツサー
46において処理された後フアインダー12の
CRT及びヘツドドラム40の磁気ヘツド41,
41′へ出力されることになり、それによつて、
被写体の映像がフアインダー12に表示されると
共に磁気ヘツド41,41′によつて磁気テープ
42に記録されて行くことになる。
また、音声の記録は、マイクロホン11及び/
又はスピーカ8が捉えた音声について為される。
即ち、撮影モードが選択されている状態又は前
記ナレーシヨンボタン34及びミキシングボタン
35が押されていない状態においては、ミキシン
グスイツチ49が開いており、かつ、機能切換ス
イツチ53の切換接点53cが再生側固定接点5
3aと接続されていると共に音声選択スイツチ4
8の切換接点48cがマイク側の固定接点48a
と接続されており、従つて、録音回路47にはマ
イクロホン11のみが接続されているので、音声
の記録はマイクロホン11が捉えた音声について
のみ行なわれることになる。
そして、この状態から、ナレーシヨンボタン3
4が押されると、機能切換スイツチ53の切換接
点53cが録音側の固定接点53bと接続される
と共に音声選択スイツチ48の切換接点48cが
ナレーシヨン側固定接点48bと接続され、それ
によつて、スピーカ8が機能切換スイツチ53、
アンプ54及び音声選択スイツチ48を介して録
音回路47と接続されると共にマイクロホン11
と録音回路47との間が開かれるので、この状態
における音声の記録はスピーカ8が捉えた音声に
ついてのみ行なわれることになる。
更に、ミキシングボタン35が押されると、ミ
キシングスイツチ49が閉じられる。従つて、ナ
レーシヨンボタン34とミキシングボタン35と
が押されると、マイクロホン11はミキシングス
イツチ49及び音声選択スイツチ48を介して録
音回路47と接続されると共に、スピーカ8が音
声選択スイツチ48を介して録音回路47に接続
されることになり、マイクロホン11が捉えた音
声とスピーカ8が捉えた音声の両方について録音
が為されることになる。
尚、マイクロホン11が捉える音声のレベルは
ボリユームダイヤル36を操作して可変抵抗器5
5の抵抗値を変えることによつて調節することが
できる。
しかして、ナレーシヨンボタン34を押すこと
によつてスピーカ8がマイクロホンとして機能す
ることになり、また、撮影時における音声の記録
はマイクロホン11が捉えた音声とスピーカ8が
捉えた音声のいずれか一方あるいは両方について
行なうことができる。
(e−2−b 再生時における動作等) また、テープカセツト5に記録された内容の再
生は、VTRモードとした状態で、第2の操作部
22に設けられている再生ボタン25等を操作す
ることによつて行なう。
再生ボタン25が押されると、磁気テープ42
に記録されている信号が信号読取回路50によつ
て読み取られると共に、読み取られた信号のうち
映像信号は映像再生回路51において所定の処理
が為された後フアインダー12のCRTへ出力さ
れ、それによつて、再生された映像がフイアンダ
ー12のCRTに表示されることになり、また、
読み取られた信号のうち音声信号は音声再生回路
52において所定の処理が為された後機能切換ス
イツチ53を介してスピーカ8へ出力され、それ
によつて、再生された音声がスピーカ8から出力
されることになる。
尚、スピーカ8から出力される音声のレベルは
ボリユームダイヤル36により可変抵抗器56の
抵抗値を変えることによつて調節することができ
る。
また、他の再生機器により再生された信号の記
録を行なうときは、VTRモードとした状態から
記録ボタン24を押すことによつて行なう。
(f ナレーシヨン等の記録) そこで、以上のように構成されたビデオカメラ
1によれば、撮影目的に応じて、カメラ後方から
の音声を積極的に記録することができる。
即ち、スピーカ8は筐体2の背面部に配置され
ると共に、ナレーシヨンボタン34を押すことに
よつてマイクロホンとして機能するので、撮影中
に、撮影者自身の声によるナレーシヨンやカメラ
の後方にいる説明者の声等を記録しようとすると
きは、ナレーシヨンボタン34を押すことによつ
て、上記撮影者等の声を感度良く捉えて録音する
ことができる。
(F−2 第2の実施例)[第4図、第5図] 第4図及び第5図は本考案カメラの第2の実施
例1Aを示すものである。
尚、この第2の実施例に示すビデオカメラ1A
が前記第1の実施例に示したビデオカメラ1と相
違する点はフアインダーのみである。従つて、相
違する点についてのみ説明し、相違しない点につ
いてはその各部に第1の実施例における同様の部
分に使用した符号と同じ符号を付することにより
説明を省略する。
57は映像表示手段として所謂液晶デイスプレ
イ装置を使用したフアインダーである。
即ち、58は略長方形の極く薄い箱形を為すケ
ーシング、59はその一側縁がケーシング58の
一側縁とヒンジ結合され、かつ、ケーシング58
に重ね合わせられた非使用位置とケーシング58
に対して略45°の角度を為す使用位置(図面では
この位置に来た状態で示してある。)との間を移
動されるように設けられた液晶表示パネルであ
り、該液晶表示パネル59のケーシング58と対
向する面に図示しない液晶デイスプレイ装置が設
けられると共に、ケーシング58の液晶表示パネ
ル59と対向する面にスクリーンミラー60が設
けられており、液晶デイスプレイ装置に表示され
た映像が上記スクリーンミラー60に映り、液晶
表示パネル59を使用位置へと移動した状態で、
スクリーンミラー60に映つた映像を見るように
なつている。
そして、ケーシング58にはスピーカ8Aが内
側から対向した放音孔61や輝度調整ダイヤル6
2、音量調節ダイヤル63が設けられている。
64はフアインダー支持機構であり、筐体2の
上面13に固定された支持金具65に係脱自在に
係合される係合板66と、下端部が上記係合板6
6に固定された軸67を有する球体68と、該球
体68に回動自在に外嵌された回動子69と、該
回動子69にねじ込まれると共にその先端が球体
68と対向しているロツクハンドル70と、回動
子69の略反係合板66側の外面に固定された支
持金具71とから成る。
そして、フアインダー支持機構64はその係合
板66が筐体2に設けられている支持金具65に
係合された状態で軸67に螺合されている締付リ
ング72を上記支持金具65に対して締め付ける
ことによつて筐体2にその上面13から突出した
状態で取着される。
また、前記フアインダー57はそのケーシング
58の下面に設けられている図示しない係合部が
フアインダー支持機構64の支持金具71に係合
され、かつ、これら支持金具71と係合部とが図
示しない締付手段によつて互いに締め付けられる
ことによつて回動子69に取着される。
73はその一端部がフアインダー57のケーシ
ング58内に設けられている図示しない回路と接
続され他端部にプラグ74が設けられた接続コー
ドであり、該プラグ74が筐体2に設けられてい
るフアインダージヤツク75に差し込まれること
によつて、フアインダー57内の各要素が記録再
生回路39のそれぞれ対応したものと接続され
る。
しかして、撮影モードにおいては、撮影レンズ
9が捉えた被写体の映像がフアインダー57のス
クリーンミラー60に写し出されると共に、ナレ
ーシヨンボタン34を押したときはスピーカ8A
がマイクロホンとして機能することになり、ま
た、再生が行なわれるときは、再生された映像が
フアインダー57のスクリーンミラー60に写し
出されると共に再生された音声がスピーカ8Aか
ら出力されることになる。
尚、フアインダー支持機構64のロツクハンド
ル70の球体68に対する締め付けをゆるめる
と、回動子69が球体68に対して回動し得る状
態となるので、フアインダー57の向きを前後左
右及び上下方向へ変更することができ、従つて、
被写体を狙うアングルに応じて、フアインダー5
7の向きをかなり自由に選ぶことができる。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案カメラは、撮影レンズと、主として前方から
の音声を捉えるマイクロホンと、撮影レンズが捉
えた映像及びマイクロホンが捉えた音声を所定の
記録媒体に記録する記録手段と、記録媒体に記録
された内容を再生する再生手段と、少なくとも上
記再生手段により再生された映像を表示する映像
表示手段と、略後方を向いて位置し再生手段によ
り再生された音声を出力するスピーカと、上記ス
ピーカをマイクロホンとして機能せしめる切換手
段とを備えたことを特徴とする。
従つて、本考案によれば、記録媒体に記録され
た内容の再生を行なうときは再生された映像が映
像表示手段に表示されかつ再生された音声がスピ
ーカから出力されるので、その映像及び音声の視
聴を極めて容易に、即ち、イヤホン等の音声出力
手段をカメラに接続したりしないでも行なうこと
ができると共に、撮影を行なうときは切換手段を
操作してスピーカをマイクロホンとして機能せし
めることもできるので特別なマイクロホンを設け
なくてもカメラの後方からの音声を感度良く捉え
てこれを記録することができる。
尚、前記実施例においては、カメラの動作モー
ドとして撮影モードが選択されたときはスピーカ
がスピーカとして機能しないようにしかつVTR
モードが選択されたときはマイクロホンとスピー
カとの間の回路が開くようにすると共に撮影モー
ドにおいて切換手段が操作されたときスピーカを
マイクロホンとして機能せしめるようにしたが、
このようにすることによつて、切換手段に対する
操作の有無やスピーカの音量の大きさに拘らず、
マイクロホンとスピーカとが干渉し合うことによ
つて起る所謂ハウリングの発生を確実に防止する
ことができる。
尤も、本考案を実施するに際しては、撮影モー
ドにおいても切換手段が操作されていない間はス
ピーカがスピーカとして機能するようにし切換手
段が操作されたときスピーカがマイクロホンとし
て機能するようにすることも考えられる。
また、前記した第2の実施例においては、映像
表示手段として液晶デイスプレイ装置を使用する
ようにしたが、このような構造の表示手段を用い
ることによつて、複数の撮影者が一緒に表示手段
のスクリーンを見ながら共同で企画して撮影を行
なつたり、あるいは、撮影された内容を複数の者
が同時に視聴することもできる。
そして、本考案におけるスピーカは、必ずしも
筐体に支持される必要は無く、第2の実施例に示
したように、フアインダーに設けても良く、少な
くとも、撮影時においてカメラの略後方を向く向
きで設ければ良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案カメラをビデオカメ
ラに適用した第1の実施例を示すものであり、第
1図は回路図、第2図は斜視図、第3図は第2図
に示す向きと異なる向きの斜視図、第4図及び第
5図は本考案カメラをビデオカメラに適用した第
2の実施例を示すものであり、第4図はカメラ全
体の斜視図、第5図は要部を拡大して示す分解斜
視図、第6図はカメラの一例を示す側面図であ
る。 符号の説明、1……カメラ、2……筐体、5…
…記録媒体、8……スピーカ、9……撮影レン
ズ、11……マイクロホン、12……映像表示手
段、34,53……切換手段、40,41,4
1′,45,46……(映像の)記録手段、40,
41,41′,47……(音声の)記録手段、4
0,41,41′,50,51……(映像の)再
生手段、40,41,41′,50,52……
(音声の)再生手段、1A……カメラ、57……
映像表示手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 撮影レンズと、 主として前方からの音声を捉えるマイクロホン
    と、 撮影レンズが捉えた映像及びマイクロホンが捉
    えた音声を所定の記録媒体に記録する記録手段
    と、 記録媒体に記録された内容を再生する再生手段
    と、 少なくとも上記再生手段により再生された映像
    を表示する映像表示手段と、 略後方を向いて位置し再生手段により再生され
    た音声を出力するスピーカと、 上記スピーカをマイクロホンとして機能せしめ
    る切換手段とを備えた ことを特徴とするカメラ。
JP11886687U 1987-08-04 1987-08-04 Expired - Lifetime JPH0523020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11886687U JPH0523020Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11886687U JPH0523020Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6425272U JPS6425272U (ja) 1989-02-13
JPH0523020Y2 true JPH0523020Y2 (ja) 1993-06-14

Family

ID=31363588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11886687U Expired - Lifetime JPH0523020Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523020Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69120602T2 (de) * 1990-05-14 1996-11-21 Gold Star Co., Ltd., Seoul/Soul Kamera-Rekorder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6425272U (ja) 1989-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4829383A (en) Camera for shooting movie and still picture
US4862280A (en) Dual film and video tape camera
JPS61150474A (ja) モニタ−tv付カメラ一体型vtr
JPH0523020Y2 (ja)
JP3400084B2 (ja) ビデオカメラ一体型ビデオテープレコーダ
JP2006121734A (ja) 映像撮影記録装置
JPS63172581A (ja) ビデオ装置
JPH0213071A (ja) カメラ一体形ビデオテープレコーダ
JP2611247B2 (ja) ビデオカメラ
JPH062376Y2 (ja) カメラの再生装置
JP3218675B2 (ja) ビデオカメラ
JP2999899B2 (ja) ビデオカメラ
JPH1146316A (ja) 映像撮影記録装置
JP4105459B2 (ja) 撮影機能と音声録音機能を備えた電気機器
JPH0510471Y2 (ja)
JP2898999B2 (ja) ビデオ信号記録装置
JP2852223B2 (ja) スチルカメラ一体型ビデオカメラ
JP3516143B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2001024914A (ja) 電子ビューファインダ付カメラ
JP3912915B2 (ja) ビデオカメラ
JPH02118988A (ja) カメラ一体型vtr用ケース
JPH0199379A (ja) ムービーカメラ装置
JPS63161778A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JPS63157137A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JPH0769563B2 (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ