JPH0522858A - 過電圧抑制装置 - Google Patents
過電圧抑制装置Info
- Publication number
- JPH0522858A JPH0522858A JP3167244A JP16724491A JPH0522858A JP H0522858 A JPH0522858 A JP H0522858A JP 3167244 A JP3167244 A JP 3167244A JP 16724491 A JP16724491 A JP 16724491A JP H0522858 A JPH0522858 A JP H0522858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- switch
- voltage
- resistor
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 直流高電圧電源の昇圧変圧器２の２次側に接
続され、降圧変圧器３、低電圧ダイオード整流器４、ス
イッチ５および複数の抵抗６，７を有し、少なくとも１
個の抵抗７は、直流高電圧電源の出力電流遮断時にスイ
ッチ５を閉じて通電させる。スイッチとしては光トリガ
ーサイリスタを使用してもよい。 【効果】 これまで直流高電圧電源の各機器に必要とさ
れていた耐電圧性能を著しく軽減するることができる。
このため、従来に比べて、大幅なコストダウンが可能と
なる。
続され、降圧変圧器３、低電圧ダイオード整流器４、ス
イッチ５および複数の抵抗６，７を有し、少なくとも１
個の抵抗７は、直流高電圧電源の出力電流遮断時にスイ
ッチ５を閉じて通電させる。スイッチとしては光トリガ
ーサイリスタを使用してもよい。 【効果】 これまで直流高電圧電源の各機器に必要とさ
れていた耐電圧性能を著しく軽減するることができる。
このため、従来に比べて、大幅なコストダウンが可能と
なる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、過電圧抑制装置に関
するものである。さらに詳しくは、この発明は、直流高
電圧電源の各機器に必要とされる耐電圧性能を軽減する
ことができ、大幅なコストダウンを可能とする新しい過
電圧抑制装置に関するものである。
するものである。さらに詳しくは、この発明は、直流高
電圧電源の各機器に必要とされる耐電圧性能を軽減する
ことができ、大幅なコストダウンを可能とする新しい過
電圧抑制装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術とその課題】従来より、直流スイッチを持
たずに、低圧交流側のインバータ等で出力の制御を行う
方式の直流高電圧電源が知られている。このような直流
高電圧電源においては、負荷の保護のために、出力回路
の静電容量を抑えることが必要な場合がある。しかしな
がら、この静電容量を抑えた電源の場合には、負荷側の
要因によって電源が遮断された時に、変圧器の漏れイン
ダクタンス等にたくわえられたエネルギーによって静電
容量が充電され、過電圧となる恐れがある。
たずに、低圧交流側のインバータ等で出力の制御を行う
方式の直流高電圧電源が知られている。このような直流
高電圧電源においては、負荷の保護のために、出力回路
の静電容量を抑えることが必要な場合がある。しかしな
がら、この静電容量を抑えた電源の場合には、負荷側の
要因によって電源が遮断された時に、変圧器の漏れイン
ダクタンス等にたくわえられたエネルギーによって静電
容量が充電され、過電圧となる恐れがある。
【０００３】そこで従来は、直流高電圧電源機器には、
充分な耐電圧性能を付与することが必要とされてきた。
このため、これらの電源機器については、装置の小型化
には制約があり、しかも、これら機器のコストダウンは
難しかった。この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、従来の直流高電圧電源の欠点を解消
し、小型化が可能であって、そして何よりも、大幅なコ
ストダウンを可能とする新しい過電圧抑制装置を提供す
ることを目的としている。
充分な耐電圧性能を付与することが必要とされてきた。
このため、これらの電源機器については、装置の小型化
には制約があり、しかも、これら機器のコストダウンは
難しかった。この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、従来の直流高電圧電源の欠点を解消
し、小型化が可能であって、そして何よりも、大幅なコ
ストダウンを可能とする新しい過電圧抑制装置を提供す
ることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の通り
の課題を解決するものとして、直流高電圧電源の昇圧変
圧器の２次側に接続され、降圧変圧器、低電圧ダイオー
ド整流器、スイッチおよび複数の抵抗を有し、少くとも
１個の抵抗は、直流高電圧電源の出力電流の遮断時にス
イッチを閉じて通電させることを特徴とする過電圧抑制
装置を提供する。
の課題を解決するものとして、直流高電圧電源の昇圧変
圧器の２次側に接続され、降圧変圧器、低電圧ダイオー
ド整流器、スイッチおよび複数の抵抗を有し、少くとも
１個の抵抗は、直流高電圧電源の出力電流の遮断時にス
イッチを閉じて通電させることを特徴とする過電圧抑制
装置を提供する。
【０００５】
【実施例】以下、添付した図面に沿ってこの発明の実施
例を示し、さらに詳しくこの発明の過電圧抑制装置につ
いて説明する。たとえば図１に示したように、この発明
の過電圧抑制装置は、直流スイッチを持たずに、低圧交
流側のインバーター（１）等で出力の制御を行う方式の
直流高電圧電源において、その昇圧変圧器（２）の２次
側に接続され、降圧変圧器（３）、低電圧ダイオード整
流器（４）、スイッチ（５）および複数の抵抗（６）
（７）とからなる構成を有している。
例を示し、さらに詳しくこの発明の過電圧抑制装置につ
いて説明する。たとえば図１に示したように、この発明
の過電圧抑制装置は、直流スイッチを持たずに、低圧交
流側のインバーター（１）等で出力の制御を行う方式の
直流高電圧電源において、その昇圧変圧器（２）の２次
側に接続され、降圧変圧器（３）、低電圧ダイオード整
流器（４）、スイッチ（５）および複数の抵抗（６）
（７）とからなる構成を有している。
【０００６】この装置においては、通常は、スイッチ
（５）を開（ＯＦＦ）の状態とし、抵抗（６）にのみ通
電する。この状態において、抵抗（６）の抵抗値を大き
くすることにより、常時の電力消費を抑えることができ
る。一方、直流高電圧電源の出力電流遮断時には、スイ
ッチ（５）を閉じる（ＯＮ）。これによって、抵抗
（７）にも通電する。抵抗（７）の抵抗値を小さくする
ことにより、変圧器の漏れインダクタンス等にたくわえ
られたエネルギーを吸収し、直流出力過電圧を抑制する
ことが可能となる。
（５）を開（ＯＦＦ）の状態とし、抵抗（６）にのみ通
電する。この状態において、抵抗（６）の抵抗値を大き
くすることにより、常時の電力消費を抑えることができ
る。一方、直流高電圧電源の出力電流遮断時には、スイ
ッチ（５）を閉じる（ＯＮ）。これによって、抵抗
（７）にも通電する。抵抗（７）の抵抗値を小さくする
ことにより、変圧器の漏れインダクタンス等にたくわえ
られたエネルギーを吸収し、直流出力過電圧を抑制する
ことが可能となる。
【０００７】従来は、負荷の保護のために高電圧ダイオ
ード整流器（８）に連結した静電容量（浮遊容量等）
（９）を抑えることが必要な場合があり、このような場
合には、負荷側の要因によって電流が遮断されると変圧
器の漏れインダクタンス等にたくわえられたエネルギー
によって静電容量（９）が充電され、過電圧となる恐れ
があったが、この発明の装置によって、この過電圧は抑
制されることになる。このため、電源機器への耐電圧性
能の付与は軽減することができ、大幅なコストダウンが
可能となる。
ード整流器（８）に連結した静電容量（浮遊容量等）
（９）を抑えることが必要な場合があり、このような場
合には、負荷側の要因によって電流が遮断されると変圧
器の漏れインダクタンス等にたくわえられたエネルギー
によって静電容量（９）が充電され、過電圧となる恐れ
があったが、この発明の装置によって、この過電圧は抑
制されることになる。このため、電源機器への耐電圧性
能の付与は軽減することができ、大幅なコストダウンが
可能となる。
【０００８】なお、スイッチ（５）として、光トリガー
サイリスタを用いることができ、この場合には、過電圧
抑制回路の全体を昇圧変圧器（２）の二次側の電位と
し、降圧変圧器（３）の直流絶縁を不要ともする。この
ため、回路全体の小型化が可能となる。また、過電圧抑
制装置の直流回路部の電圧電流を最適化し、サイリスタ
等の素子数を減らし、耐ノイズ性を向上させることがで
きる。
サイリスタを用いることができ、この場合には、過電圧
抑制回路の全体を昇圧変圧器（２）の二次側の電位と
し、降圧変圧器（３）の直流絶縁を不要ともする。この
ため、回路全体の小型化が可能となる。また、過電圧抑
制装置の直流回路部の電圧電流を最適化し、サイリスタ
等の素子数を減らし、耐ノイズ性を向上させることがで
きる。
【０００９】もちろん、この発明は、以上の例に限定さ
れることはない。その細部において様々な態様が可能で
ある。
れることはない。その細部において様々な態様が可能で
ある。
【００１０】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明した通
り、これまで直流高電圧電源の各機器に必要とされてい
た耐電圧性能を著しく軽減することができる。このた
め、従来に比べて、大幅なコストダウンが可能となる。
り、これまで直流高電圧電源の各機器に必要とされてい
た耐電圧性能を著しく軽減することができる。このた
め、従来に比べて、大幅なコストダウンが可能となる。
【図１】この発明の過電圧抑制装置を例示した回路構成
図である。
図である。
１ インバータ
２ 昇圧変圧器
３ 降圧変圧器
４ 低電圧ダイオード整流器
５ スイッチ
６，７ 抵抗
８ 高電圧ダイオード整流器
９ 静電容器
Claims (2)
- 【請求項１】 直流高電圧電源の昇圧変圧器の２次側に
接続され、降圧変圧器、低電圧ダイオード整流器、スイ
ッチおよび複数の抵抗を有し、少くとも１個の抵抗は、
直流高電圧電源の出力電流遮断時にスイッチを閉じて通
電させることを特徴とする過電圧抑制装置。 - 【請求項２】 スイッチとして光トリガーサイリスタを
使用する請求項１の過電圧抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167244A JPH0522858A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 過電圧抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167244A JPH0522858A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 過電圧抑制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522858A true JPH0522858A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15846136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3167244A Pending JPH0522858A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 過電圧抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522858A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7547982B2 (en) * | 2004-08-26 | 2009-06-16 | Abb Schweiz Ag | Device for the feeding of auxiliary operating facilities for a fuel-electrically driven vehicle |
| JP2010028947A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電源装置 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP3167244A patent/JPH0522858A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7547982B2 (en) * | 2004-08-26 | 2009-06-16 | Abb Schweiz Ag | Device for the feeding of auxiliary operating facilities for a fuel-electrically driven vehicle |
| JP2010028947A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電源装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4860185A (en) | Integrated uninterruptible power supply for personal computers | |
| US20170163163A1 (en) | Soft-switched bidirectional buck-boost converters | |
| CA2216275A1 (en) | Rcc-type switching power supply | |
| DE3471215D1 (en) | Equalizing circuit for series-connected switches | |
| JPH0522858A (ja) | 過電圧抑制装置 | |
| JPH07212969A (ja) | 電源装置の突入電流防止回路 | |
| US2899626A (en) | brown | |
| JPS5863076A (ja) | 電力用半導体スイツチ素子の保護回路 | |
| JPH0576103A (ja) | 電気車制御装置 | |
| JPS586078A (ja) | インバ−タ | |
| JP3028694B2 (ja) | 直流電源装置 | |
| JPS5838420A (ja) | 直流しや断器 | |
| JPS5825731Y2 (ja) | 車両用サ−ジ電圧吸収装置 | |
| SU801206A1 (ru) | Инвертор на управл емых вентил х | |
| JPH027400A (ja) | 荷電粒子加速用電源装置 | |
| JPS5941600Y2 (ja) | Ｘ線装置 | |
| SU591995A1 (ru) | Преобразователь посто нного тока в посто нный | |
| SU980210A1 (ru) | Устройство дл защиты от коммутационных перенапр жений индуктивной цепи посто нного тока | |
| SU1676026A1 (ru) | Высоковольтный импульсный преобразователь посто нного тока | |
| JPS6028725A (ja) | Ｘ線高電圧装置 | |
| SU743098A1 (ru) | Устройство дл токовой защиты от повреждени в сети переменного тока | |
| SU928524A1 (ru) | Устройство дл защиты от перенапр жений линии св зи с дистанционным питанием | |
| SU851685A1 (ru) | Регул тор напр жени посто нногоТОКА | |
| JP2723219B2 (ja) | 交流電気車の制御装置 | |
| SU772452A1 (ru) | Устройство дл защиты тиристорного преобразовател от перенапр жений |