JPH0522824A - スリツプオン型接続部の組立方法 - Google Patents
スリツプオン型接続部の組立方法Info
- Publication number
- JPH0522824A JPH0522824A JP19860991A JP19860991A JPH0522824A JP H0522824 A JPH0522824 A JP H0522824A JP 19860991 A JP19860991 A JP 19860991A JP 19860991 A JP19860991 A JP 19860991A JP H0522824 A JPH0522824 A JP H0522824A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective cover
- slip
- male terminal
- porcelain tube
- type connecting
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エポキシ碍管の絶縁界面を傷つけることのな
いスリップオン型接続部の組立方法を提供する。 【構成】 雄端子１３およびストレスコーン１４を取り
つけた電力ケーブル１１の端部をエポキシ碍管１７内に
挿入し、雄端子１３を雌端子１６に挿入するスリップオ
ン型接続部の組立方法において、エポキシ碍管１７内面
の絶縁界面１８部分に保護カバー１を装着し、次いで雄
端子１３を保護カバー１内を通過させ、その後、保護カ
バー１を除去する。
いスリップオン型接続部の組立方法を提供する。 【構成】 雄端子１３およびストレスコーン１４を取り
つけた電力ケーブル１１の端部をエポキシ碍管１７内に
挿入し、雄端子１３を雌端子１６に挿入するスリップオ
ン型接続部の組立方法において、エポキシ碍管１７内面
の絶縁界面１８部分に保護カバー１を装着し、次いで雄
端子１３を保護カバー１内を通過させ、その後、保護カ
バー１を除去する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブルのスリッ
プオン型接続部の組立方法に関する。
プオン型接続部の組立方法に関する。
【０００２】
【従来技術】図２に従来の電力ケーブルのスリップオン
型接続部の一例を示す。この接続部は終端接続部であ
り、１１は電力ケーブル、１２はその導体、１３は雄端
子、１４はストレスコーン、１５は導体引出棒、１６は
雌端子、１７はエポキシ碍管である。スリップオン型接
続部は、雄端子１３およびストレスコーン１４を取りつ
けた電力ケーブル１１の端部を、エポキシ碍管１７内に
挿入していくと、雄端子１３が雌端子１６内に挿入され
て、導体１２と導体引出棒１５との電気的接続がなされ
るとともに、ストレスコーン１４の外面テーパー部がエ
ポキシ碍管１７の内面テーパー部の絶縁界面に密接する
ようになり、終端接続部を簡単に構成できるという利点
がある。
型接続部の一例を示す。この接続部は終端接続部であ
り、１１は電力ケーブル、１２はその導体、１３は雄端
子、１４はストレスコーン、１５は導体引出棒、１６は
雌端子、１７はエポキシ碍管である。スリップオン型接
続部は、雄端子１３およびストレスコーン１４を取りつ
けた電力ケーブル１１の端部を、エポキシ碍管１７内に
挿入していくと、雄端子１３が雌端子１６内に挿入され
て、導体１２と導体引出棒１５との電気的接続がなされ
るとともに、ストレスコーン１４の外面テーパー部がエ
ポキシ碍管１７の内面テーパー部の絶縁界面に密接する
ようになり、終端接続部を簡単に構成できるという利点
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
のスリップオン型接続部では、雄端子をエポキシ碍管内
に挿入する際に、雄端子がエポキシ碍管内面に接触し、
エポキシ碍管内面に擦れ傷が生じ、その結果、絶縁破壊
が発生する恐れがあるという問題があった。
のスリップオン型接続部では、雄端子をエポキシ碍管内
に挿入する際に、雄端子がエポキシ碍管内面に接触し、
エポキシ碍管内面に擦れ傷が生じ、その結果、絶縁破壊
が発生する恐れがあるという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決したスリップオン型接続部の組立方法を提供するもの
で、雄端子およびストレスコーンを取りつけた電力ケー
ブルの端部をエポキシ碍管内に挿入し、雄端子を雌端子
に挿入するスリップオン型接続部の組立方法において、
エポキシ碍管内面の絶縁界面部分に保護カバーを装着
し、次いで雄端子を保護カバー内を通過させ、その後、
保護カバーを除去することを特徴とするものである。
決したスリップオン型接続部の組立方法を提供するもの
で、雄端子およびストレスコーンを取りつけた電力ケー
ブルの端部をエポキシ碍管内に挿入し、雄端子を雌端子
に挿入するスリップオン型接続部の組立方法において、
エポキシ碍管内面の絶縁界面部分に保護カバーを装着
し、次いで雄端子を保護カバー内を通過させ、その後、
保護カバーを除去することを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、エポキシ碍管内面の絶縁界面
部分に保護カバーを装着した後、雄端子をエポキシ碍管
内に挿入するため、雄端子がエポキシ碍管内面に接触し
てもエポキシ碍管内面に擦れ傷が生ずることがない。し
たがって、雄端子をエポキシ碍管内に挿入した後、保護
カバーを除去することにより、ストレスコーンとエポキ
シ碍管内面の絶縁界面部分との間に良好な面接触が得ら
れ、絶縁破壊の問題が生ずる恐れはなくなる。
部分に保護カバーを装着した後、雄端子をエポキシ碍管
内に挿入するため、雄端子がエポキシ碍管内面に接触し
てもエポキシ碍管内面に擦れ傷が生ずることがない。し
たがって、雄端子をエポキシ碍管内に挿入した後、保護
カバーを除去することにより、ストレスコーンとエポキ
シ碍管内面の絶縁界面部分との間に良好な面接触が得ら
れ、絶縁破壊の問題が生ずる恐れはなくなる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。図１は本発明に係るスリップオン型
接続部の組立方法の一実施例の説明図である。この組立
は以下のように行う。即ち、 １）エポキシ碍管１７の内部に厚さ０．３ｍｍの透明プ
ラスチックからなる保護カバー１を挿入する。この保護
カバー１の形状は次のようになっている。即ち、ラッパ
状をしており、先端部の外径はエポキシ碍管１７の内径
Ｄ1 よりも小さく、後端部の外径はエポキシ碍管１７端
部の内径Ｄ2 よりも大きくなっており、長さは、先端部
をエポキシ碍管１７の絶縁界面１８よりも奥に挿入した
状態で後端部がエポキシ碍管１７の外部に出るような長
さである。また、長手方向には割が入っている。保護カ
バー１を装着した状態では、図示のように、保護カバー
１はエポキシ碍管１７の絶縁界面１８に接触することは
ない。 ２）雄端子１３を保護カバー１内を通して、その先端部
が保護カバー１を通過する位置まで挿入する。 ３）保護カバー１を絶縁界面１８に触れないように引き
抜く。 ４）雄端子１３をさらに深く挿入して雌端子１６に挿入
し、ストレスコーン４を絶縁界面１８に圧接する。 このようにしてスリップオン型接続部を組み立てると、
雄端子は絶縁界面に接触することがなく、絶縁界面に擦
り傷を生じて絶縁特性を低下させることがない。また、
一般に絶縁界面１８にシリコンオイルが塗布されている
が、保護カバーの着脱時に、保護カバー１は絶縁界面１
８に接触しないため、シリコンオイルの塗布ムラを生ず
ることがない。
を詳細に説明する。図１は本発明に係るスリップオン型
接続部の組立方法の一実施例の説明図である。この組立
は以下のように行う。即ち、 １）エポキシ碍管１７の内部に厚さ０．３ｍｍの透明プ
ラスチックからなる保護カバー１を挿入する。この保護
カバー１の形状は次のようになっている。即ち、ラッパ
状をしており、先端部の外径はエポキシ碍管１７の内径
Ｄ1 よりも小さく、後端部の外径はエポキシ碍管１７端
部の内径Ｄ2 よりも大きくなっており、長さは、先端部
をエポキシ碍管１７の絶縁界面１８よりも奥に挿入した
状態で後端部がエポキシ碍管１７の外部に出るような長
さである。また、長手方向には割が入っている。保護カ
バー１を装着した状態では、図示のように、保護カバー
１はエポキシ碍管１７の絶縁界面１８に接触することは
ない。 ２）雄端子１３を保護カバー１内を通して、その先端部
が保護カバー１を通過する位置まで挿入する。 ３）保護カバー１を絶縁界面１８に触れないように引き
抜く。 ４）雄端子１３をさらに深く挿入して雌端子１６に挿入
し、ストレスコーン４を絶縁界面１８に圧接する。 このようにしてスリップオン型接続部を組み立てると、
雄端子は絶縁界面に接触することがなく、絶縁界面に擦
り傷を生じて絶縁特性を低下させることがない。また、
一般に絶縁界面１８にシリコンオイルが塗布されている
が、保護カバーの着脱時に、保護カバー１は絶縁界面１
８に接触しないため、シリコンオイルの塗布ムラを生ず
ることがない。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、雄
端子およびストレスコーンを取りつけた電力ケーブルの
端部をエポキシ碍管内に挿入し、雄端子を雌端子に挿入
するスリップオン型接続部の組立方法において、エポキ
シ碍管内面の絶縁界面部分に保護カバーを装着し、次い
で雄端子を保護カバー内を通過させ、その後、保護カバ
ーを除去するため、エポキシ碍管内面の絶縁界面部分に
擦れ傷を生ずることがなく、絶縁破壊の恐れがなくなる
という優れた効果がある。
端子およびストレスコーンを取りつけた電力ケーブルの
端部をエポキシ碍管内に挿入し、雄端子を雌端子に挿入
するスリップオン型接続部の組立方法において、エポキ
シ碍管内面の絶縁界面部分に保護カバーを装着し、次い
で雄端子を保護カバー内を通過させ、その後、保護カバ
ーを除去するため、エポキシ碍管内面の絶縁界面部分に
擦れ傷を生ずることがなく、絶縁破壊の恐れがなくなる
という優れた効果がある。
【図１】本発明に係るスリップオン型接続部の組立方法
の一実施例の説明図である。
の一実施例の説明図である。
【図２】スリップオン型接続部の断面図である。
１ 保護カバー １１ 電力ケーブル １２ 導体 １３ 雄端子 １４ ストレスコーン １５ 導体引出棒 １６ 雌端子 １７ エポキシ碍管 １８ 絶縁界面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 雄端子およびストレスコーンを取りつけ
た電力ケーブルの端部をエポキシ碍管内に挿入し、雄端
子を雌端子に挿入するスリップオン型接続部の組立方法
において、エポキシ碍管内面の絶縁界面部分に保護カバ
ーを装着し、次いで雄端子を保護カバー内を通過させ、
その後、保護カバーを除去することを特徴とするスリッ
プオン型接続部の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19860991A JPH0522824A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | スリツプオン型接続部の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19860991A JPH0522824A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | スリツプオン型接続部の組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522824A true JPH0522824A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16394042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19860991A Pending JPH0522824A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | スリツプオン型接続部の組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522824A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100390675B1 (ko) * | 2001-06-18 | 2003-07-07 | 엘지전선 주식회사 | 종단 접속함의 실링 겸용 일체형 도체 인출 구조 |
| JP2009296757A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | J-Power Systems Corp | 電力ケーブル用導体接続金具の保護カバー及びそれを用いた電力ケーブル用導体接続部 |
| AU2004308211B2 (en) * | 2003-12-26 | 2010-06-10 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tissue closure and tissue closing device |
| EP2209670A2 (en) * | 2007-10-18 | 2010-07-28 | Federal-Mogul Ignition Company | Electrical junction assembly for wiring harness |
| JP2010283964A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 接続方法及び接続装置 |
| US7875052B2 (en) | 2004-12-17 | 2011-01-25 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tissue closure and tissue closing device |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP19860991A patent/JPH0522824A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100390675B1 (ko) * | 2001-06-18 | 2003-07-07 | 엘지전선 주식회사 | 종단 접속함의 실링 겸용 일체형 도체 인출 구조 |
| AU2004308211B2 (en) * | 2003-12-26 | 2010-06-10 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tissue closure and tissue closing device |
| US8277481B2 (en) | 2003-12-26 | 2012-10-02 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tissue closure and tissue closing device |
| US8449572B2 (en) | 2003-12-26 | 2013-05-28 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tissue closure and tissue closing device |
| US7875052B2 (en) | 2004-12-17 | 2011-01-25 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tissue closure and tissue closing device |
| EP2209670A2 (en) * | 2007-10-18 | 2010-07-28 | Federal-Mogul Ignition Company | Electrical junction assembly for wiring harness |
| EP2209670B1 (en) * | 2007-10-18 | 2017-04-12 | Federal-Mogul Ignition Company | Electrical junction assembly for wiring harness |
| JP2009296757A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | J-Power Systems Corp | 電力ケーブル用導体接続金具の保護カバー及びそれを用いた電力ケーブル用導体接続部 |
| JP2010283964A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 接続方法及び接続装置 |
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