JPH05228091A - 水煙等飛散防止具 - Google Patents
水煙等飛散防止具Info
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- JPH05228091A JPH05228091A JP7125291A JP7125291A JPH05228091A JP H05228091 A JPH05228091 A JP H05228091A JP 7125291 A JP7125291 A JP 7125291A JP 7125291 A JP7125291 A JP 7125291A JP H05228091 A JPH05228091 A JP H05228091A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高圧洗浄機のノズル部より洗浄対象物である建
築物の壁面等に向けて放出した洗浄水の水煙や跳返り水
等の散乱を防止すること。 【構成】高圧洗浄機のノズル部ｂに着脱自在に取付可能
な基端取付部１と、同基端取付部１より前方へ向けて漸
次拡径させて筒状に形成した飛散防止具本体２と、同飛
散防止具本体２の先周縁部に着脱自在に取付けた汚れ落
し用の清掃具３とから構成したこと。
築物の壁面等に向けて放出した洗浄水の水煙や跳返り水
等の散乱を防止すること。 【構成】高圧洗浄機のノズル部ｂに着脱自在に取付可能
な基端取付部１と、同基端取付部１より前方へ向けて漸
次拡径させて筒状に形成した飛散防止具本体２と、同飛
散防止具本体２の先周縁部に着脱自在に取付けた汚れ落
し用の清掃具３とから構成したこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の壁面等を洗浄
する高圧洗浄機のノズル部に取付けて使用する水煙等飛
散防止具に関するものである。
する高圧洗浄機のノズル部に取付けて使用する水煙等飛
散防止具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、建築物の壁面等を洗浄する場合に
は、洗浄作業者が高圧洗浄機、例えば、高圧放水銃を手
に持って、先端のノズル部を洗浄する壁面等に近接さ
せ、同ノズル部より洗浄水を放出することにより壁面の
汚れを落すようにしている。
は、洗浄作業者が高圧洗浄機、例えば、高圧放水銃を手
に持って、先端のノズル部を洗浄する壁面等に近接さ
せ、同ノズル部より洗浄水を放出することにより壁面の
汚れを落すようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の場
合、放出した洗浄水から周囲に飛散する水煙や壁面等に
当って周囲に跳ね返る洗浄水が洗浄作業者や、周囲を歩
行している通行人等にかかるという不具合があった。
合、放出した洗浄水から周囲に飛散する水煙や壁面等に
当って周囲に跳ね返る洗浄水が洗浄作業者や、周囲を歩
行している通行人等にかかるという不具合があった。
【０００４】そのために、通行人等が近づいてきた場合
には、通行人等が離れるまで洗浄作業を一旦中止しなけ
ればならなかった。
には、通行人等が離れるまで洗浄作業を一旦中止しなけ
ればならなかった。
【０００５】しかも、跳ね返り洗浄水は壁面に付着して
いた汚物等が含まれているために、洗浄作業者等にかか
るという不具合以外に、洗浄作業現場が汚れるために、
その清掃も後でしなければならないという不具合があっ
た。
いた汚物等が含まれているために、洗浄作業者等にかか
るという不具合以外に、洗浄作業現場が汚れるために、
その清掃も後でしなければならないという不具合があっ
た。
【０００６】また、高圧の洗浄水を壁面等に吹き付ける
だけでは、壁面等に付着した汚れを充分に落すことがで
きず、そのために、別の洗浄作業者がブラシ等の清掃具
により壁面をこすって汚れを落さなければならないとい
う煩わしさもあり、洗浄効率が悪いという問題があっ
た。
だけでは、壁面等に付着した汚れを充分に落すことがで
きず、そのために、別の洗浄作業者がブラシ等の清掃具
により壁面をこすって汚れを落さなければならないとい
う煩わしさもあり、洗浄効率が悪いという問題があっ
た。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、高
圧洗浄機のノズル部に着脱自在に取付可能な基端取付部
と、同基端取付部より前方へ向けて漸次拡径させて筒状
に形成した飛散防止具本体と、同飛散防止具本体の先端
周縁部に着脱自在に取付けた汚れ落し用の清掃具とから
構成したことを特徴とする水煙等飛散防止具提供せんと
するものである。
圧洗浄機のノズル部に着脱自在に取付可能な基端取付部
と、同基端取付部より前方へ向けて漸次拡径させて筒状
に形成した飛散防止具本体と、同飛散防止具本体の先端
周縁部に着脱自在に取付けた汚れ落し用の清掃具とから
構成したことを特徴とする水煙等飛散防止具提供せんと
するものである。
【０００８】また、本発明では、次のような構成にも特
徴を有する。
徴を有する。
【０００９】飛散防止具本体を、正面視にて断面逆三角
形状に形成したこと。
形状に形成したこと。
【００１０】飛散防止具本体の上壁に洗浄状況視認窓を
設けたこと。
設けたこと。
【００１１】飛散防止具本体の先端部内周面に、内方へ
向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体を張出し状に取
付けたこと。
向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体を張出し状に取
付けたこと。
【００１２】飛散防止具本体の先端側下部に排水管接続
部を設けたこと。
部を設けたこと。
【００１３】飛散防止具本体の下壁に把持部を取付けた
こと。
こと。
【００１４】高圧洗浄機のノズル部に基端取付部を進退
位置調節可能に取付けたこと。
位置調節可能に取付けたこと。
【００１５】
【作用】建築物の壁面等を洗浄する際には、高圧洗浄機
のノズル部に水煙等飛散防止具の基端取付部を取付け、
同飛散防止具の先端周縁部に取付けた清掃具を洗浄する
壁面等に当接し、同状態でノズル部より洗浄水を放出す
ると共に、水煙等飛散防止具を壁面等に沿って螺旋状に
回転移動させて清掃具により壁面等をこすることによ
り、付着している汚れをこすり落すと共に壁面等を洗浄
水により洗浄することができる。
のノズル部に水煙等飛散防止具の基端取付部を取付け、
同飛散防止具の先端周縁部に取付けた清掃具を洗浄する
壁面等に当接し、同状態でノズル部より洗浄水を放出す
ると共に、水煙等飛散防止具を壁面等に沿って螺旋状に
回転移動させて清掃具により壁面等をこすることによ
り、付着している汚れをこすり落すと共に壁面等を洗浄
水により洗浄することができる。
【００１６】この際、高圧洗浄機のノズル部と壁面等と
の間には、前方へ向けて漸次拡径させて筒状に形成した
飛散防止具本体が介在し、同飛散防止具本体によりノズ
ル部から放出されて壁面等に当る洗浄水の周囲を囲繞し
ているために、放出した洗浄水から飛散する水煙や壁面
等に当って跳ね返る洗浄水が周囲に飛散するのを防止す
ることができ、洗浄作業者や通行人等に飛散洗浄水がか
かるのを防止することができる。
の間には、前方へ向けて漸次拡径させて筒状に形成した
飛散防止具本体が介在し、同飛散防止具本体によりノズ
ル部から放出されて壁面等に当る洗浄水の周囲を囲繞し
ているために、放出した洗浄水から飛散する水煙や壁面
等に当って跳ね返る洗浄水が周囲に飛散するのを防止す
ることができ、洗浄作業者や通行人等に飛散洗浄水がか
かるのを防止することができる。
【００１７】しかも、飛散防止具本体の先端周縁部に取
付けた清掃具により壁面等に付着した汚れをこすり落し
ながら洗浄水を吹きつけるために、頑固な汚れも確実に
洗い落すことができると共に、一人の洗浄作業者により
清掃具による汚れ落しと洗浄水の吹き付けを行なえるた
めに、洗浄作業効率を著しく向上させることができる。
付けた清掃具により壁面等に付着した汚れをこすり落し
ながら洗浄水を吹きつけるために、頑固な汚れも確実に
洗い落すことができると共に、一人の洗浄作業者により
清掃具による汚れ落しと洗浄水の吹き付けを行なえるた
めに、洗浄作業効率を著しく向上させることができる。
【００１８】飛散防止具本体は、正面視にて断面逆三角
形状に形成することにより、ノズル部より放出されて建
築物の壁面等に当る洗浄水の跳ね返り水による押上げ力
を強く受けるようにすることができるために、洗浄作業
者が負担する水煙等飛散防止具の重量軽減を図ることが
できる。
形状に形成することにより、ノズル部より放出されて建
築物の壁面等に当る洗浄水の跳ね返り水による押上げ力
を強く受けるようにすることができるために、洗浄作業
者が負担する水煙等飛散防止具の重量軽減を図ることが
できる。
【００１９】すなわち、洗浄跳ね返り水は、飛散防止具
本体の先端部内周面に当たるが、この際、飛散防止具本
体は、断面逆三角形状としているために、同飛散防止具
本体が洗浄跳ね返り水から受ける押上げ方向の受圧面積
が押下げ方向の受圧面積よりも大きく、そのために、押
上げ方向の合力が押下げ方向の合力よりも大きくなり、
その分、洗浄作業者が負担する水煙等飛散防止具の重量
を軽減することができ、洗浄作業を楽に行なうことがで
きる。
本体の先端部内周面に当たるが、この際、飛散防止具本
体は、断面逆三角形状としているために、同飛散防止具
本体が洗浄跳ね返り水から受ける押上げ方向の受圧面積
が押下げ方向の受圧面積よりも大きく、そのために、押
上げ方向の合力が押下げ方向の合力よりも大きくなり、
その分、洗浄作業者が負担する水煙等飛散防止具の重量
を軽減することができ、洗浄作業を楽に行なうことがで
きる。
【００２０】しかも、飛散防止具本体が断面逆三角形状
であるため、洗浄する壁面等の角部の汚れも確実にかつ
簡単に洗浄することができる。
であるため、洗浄する壁面等の角部の汚れも確実にかつ
簡単に洗浄することができる。
【００２１】飛散防止具本体の上壁に洗浄状況視認窓を
設けることにより、洗浄作業者が洗浄作業を行ないなが
ら洗浄状況視認窓を通して洗浄状況を視認することがで
きるために、洗浄作業の確実化と能率の向上を図ること
ができる。
設けることにより、洗浄作業者が洗浄作業を行ないなが
ら洗浄状況視認窓を通して洗浄状況を視認することがで
きるために、洗浄作業の確実化と能率の向上を図ること
ができる。
【００２２】飛散防止具本体の先端部内周面に、内方へ
向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体を取付けておく
ことにより、壁面等に当って跳返った洗浄水を、飛散水
等跳返し体により再度壁面等に向けて跳返すことができ
るために、洗浄水を無駄なく壁面等に当てて洗浄効果を
向上させることができる。
向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体を取付けておく
ことにより、壁面等に当って跳返った洗浄水を、飛散水
等跳返し体により再度壁面等に向けて跳返すことができ
るために、洗浄水を無駄なく壁面等に当てて洗浄効果を
向上させることができる。
【００２３】飛散防止具本体の先端側下部に排水管接続
部を設けることにより、飛散防止具本体の下面に洗浄排
水を集水すると共に、同洗浄排水を排水管接続部より同
排水管接続部に接続した排水管を通して所定の排水場所
に排出することができ、洗浄作業現場を洗浄排水により
汚すという不具合の発生を防止できる。
部を設けることにより、飛散防止具本体の下面に洗浄排
水を集水すると共に、同洗浄排水を排水管接続部より同
排水管接続部に接続した排水管を通して所定の排水場所
に排出することができ、洗浄作業現場を洗浄排水により
汚すという不具合の発生を防止できる。
【００２４】飛散防止具本体の下壁に把持部を取付ける
ことにより、洗浄作業者が同把持部を把持して水煙等飛
散防止具を安定状態に支持して、確実に洗浄作業を行な
うことができる。
ことにより、洗浄作業者が同把持部を把持して水煙等飛
散防止具を安定状態に支持して、確実に洗浄作業を行な
うことができる。
【００２５】高圧洗浄機のノズル部に、水煙等飛散防止
具の基端取付部を進退位置調節可能に取付けることによ
り、ノズル部の先端と洗浄する壁面等との間の距離調節
を行なって、壁面等に当たる洗浄水の圧力調節を可能と
することができるために、壁面等の汚れ具合等に応じた
効率のよい洗浄作業を行なうことができる。
具の基端取付部を進退位置調節可能に取付けることによ
り、ノズル部の先端と洗浄する壁面等との間の距離調節
を行なって、壁面等に当たる洗浄水の圧力調節を可能と
することができるために、壁面等の汚れ具合等に応じた
効率のよい洗浄作業を行なうことができる。
【００２６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【００２７】図１に示すＡは、本発明に係る水煙等飛散
防止具であり、Ｂは、水煙等飛散防止具Ａを着脱自在に
装着する高圧洗浄機としての放水銃、ｂは、同放水銃Ｂ
のノズル部、Ｃは洗浄作業者、Ｄは、洗浄対象物である
建築物の壁面、Ｅは排水管、Ｇは洗浄水供給管である。
防止具であり、Ｂは、水煙等飛散防止具Ａを着脱自在に
装着する高圧洗浄機としての放水銃、ｂは、同放水銃Ｂ
のノズル部、Ｃは洗浄作業者、Ｄは、洗浄対象物である
建築物の壁面、Ｅは排水管、Ｇは洗浄水供給管である。
【００２８】水煙等飛散防止具Ａは、図２〜図３に示す
ように、放水銃Ｂのノズル部ｂに着脱自在に取付け可能
な基端取付部１と、同基端取付部１より前方へ向けて漸
次拡径させて筒状に形成した飛散防止具本体２と、同飛
散防止具本体２の先端周縁部に着脱自在に取付けた汚れ
落し用の清掃具３とから構成している。
ように、放水銃Ｂのノズル部ｂに着脱自在に取付け可能
な基端取付部１と、同基端取付部１より前方へ向けて漸
次拡径させて筒状に形成した飛散防止具本体２と、同飛
散防止具本体２の先端周縁部に着脱自在に取付けた汚れ
落し用の清掃具３とから構成している。
【００２９】そして、基端取付部１と飛散防止具本体２
は、アルミニウム等の軽量かつ強固な素材により一体成
形している。
は、アルミニウム等の軽量かつ強固な素材により一体成
形している。
【００３０】基端取付部１は、図２及び図３に示すよう
に、ノズルｂの外周面にスライド摺動自在に嵌合可能な
円筒状に形成して、締付ボルト４によりノズル部ｂに嵌
合状態にて締付け固定可能としている。
に、ノズルｂの外周面にスライド摺動自在に嵌合可能な
円筒状に形成して、締付ボルト４によりノズル部ｂに嵌
合状態にて締付け固定可能としている。
【００３１】このようにして、基端取付部１は、ノズル
部ｂに前後方向（ノズル部ｂの軸線方向）に進退位置調
節可能としている。
部ｂに前後方向（ノズル部ｂの軸線方向）に進退位置調
節可能としている。
【００３２】飛散防止具本体２は、図３に示すように、
正面視にて断面逆正三角形状に形成し、上壁2aに洗浄状
況視認窓５を設け、図４に示すように、先端部内周面に
内方へ向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体６を張出
し状に取付け、先端縁内周面に水漏れ防止カバー７を取
付け、先端側下部に排水管接続部８を設け、基部側下端
に把持部９を取付け、先端部外周面に清掃具取付用受部
10を設けている。図２及び図３中、Ｆは放出された洗浄
水である。
正面視にて断面逆正三角形状に形成し、上壁2aに洗浄状
況視認窓５を設け、図４に示すように、先端部内周面に
内方へ向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体６を張出
し状に取付け、先端縁内周面に水漏れ防止カバー７を取
付け、先端側下部に排水管接続部８を設け、基部側下端
に把持部９を取付け、先端部外周面に清掃具取付用受部
10を設けている。図２及び図３中、Ｆは放出された洗浄
水である。
【００３３】飛散水等跳返し体６は、図４及び図５に示
すように、ノズル部ｂより円筒状に放出される洗浄水を
通過可能な直径を有する円形状の通水孔6aを形成してお
り、図６に示すように、同通水孔6aを通過して壁面Ｄに
当って跳ね返った洗浄水を再度跳ね返して壁面Ｄに当て
ることができるようにしている。
すように、ノズル部ｂより円筒状に放出される洗浄水を
通過可能な直径を有する円形状の通水孔6aを形成してお
り、図６に示すように、同通水孔6aを通過して壁面Ｄに
当って跳ね返った洗浄水を再度跳ね返して壁面Ｄに当て
ることができるようにしている。
【００３４】清掃具３としては、図７に示すような清掃
用ブラシや、図８に示すような清掃用スポンジ等を使用
することができるものであり、飛散防止具本体２に設け
た清掃具取付用受部10に清掃具取付基部3aを嵌入し、止
めネジ11により固定可能としている。12,13 はネジ孔で
ある。
用ブラシや、図８に示すような清掃用スポンジ等を使用
することができるものであり、飛散防止具本体２に設け
た清掃具取付用受部10に清掃具取付基部3aを嵌入し、止
めネジ11により固定可能としている。12,13 はネジ孔で
ある。
【００３５】本発明の実施例は、上記のように構成して
いるものであり、本実施例によれば、以下のような作用
効果が生起される。
いるものであり、本実施例によれば、以下のような作用
効果が生起される。
【００３６】すなわち、建築物の壁面Ｄを洗浄する際に
は、放水銃Ｂのノズル部ｂに水煙等飛散防止具Ａの基端
取付部１を取付け、同飛散防止具Ａの先端周縁部に取付
けた清掃具３を洗浄する壁面Ｄに当接し、同状態でノズ
ル部ｂより洗浄水を放出すると共に、水煙等飛散防止具
Ａを壁面Ｄに沿って螺旋状に回転移動させて清掃具３に
より壁面等をこすることにより、付着している汚れをこ
すり落すと共に壁面Ｄを洗浄することができる。
は、放水銃Ｂのノズル部ｂに水煙等飛散防止具Ａの基端
取付部１を取付け、同飛散防止具Ａの先端周縁部に取付
けた清掃具３を洗浄する壁面Ｄに当接し、同状態でノズ
ル部ｂより洗浄水を放出すると共に、水煙等飛散防止具
Ａを壁面Ｄに沿って螺旋状に回転移動させて清掃具３に
より壁面等をこすることにより、付着している汚れをこ
すり落すと共に壁面Ｄを洗浄することができる。
【００３７】この際、放水銃Ｂのノズル部ｂと壁面Ｄと
の間には、前方へ向けて漸次拡径させて筒状に形成した
飛散防止具本体２が介在し、同飛散防止具本体２により
ノズル部ｂから放出されて壁面Ｄに当る洗浄水Ｆの周囲
を囲繞しているために、放出した洗浄水から飛散する水
煙や壁面Ｄに当って跳ね返る洗浄水Ｆが周囲に飛散する
のを防止することができ、洗浄作業者Ｃや通行人等に飛
散洗浄水がかかるのを防止することができる。
の間には、前方へ向けて漸次拡径させて筒状に形成した
飛散防止具本体２が介在し、同飛散防止具本体２により
ノズル部ｂから放出されて壁面Ｄに当る洗浄水Ｆの周囲
を囲繞しているために、放出した洗浄水から飛散する水
煙や壁面Ｄに当って跳ね返る洗浄水Ｆが周囲に飛散する
のを防止することができ、洗浄作業者Ｃや通行人等に飛
散洗浄水がかかるのを防止することができる。
【００３８】しかも、飛散防止具本体２の先端周縁部に
取付けた清掃具３により壁面Ｄに付着した汚れをこすり
落しながら洗浄水Ｆを吹きつけるために、頑固な汚れも
確実に洗い落すことができると共に、一人の洗浄作業者
Ｃにより清掃具３による汚れ落しと洗浄水Ｆの吹き付け
を行なえるために、洗浄作業効率を著しく向上させるこ
とができる。
取付けた清掃具３により壁面Ｄに付着した汚れをこすり
落しながら洗浄水Ｆを吹きつけるために、頑固な汚れも
確実に洗い落すことができると共に、一人の洗浄作業者
Ｃにより清掃具３による汚れ落しと洗浄水Ｆの吹き付け
を行なえるために、洗浄作業効率を著しく向上させるこ
とができる。
【００３９】飛散防止具本体２は、正面視にて断面逆三
角形状に形成することにより、ノズル部ｂより放出され
て建築物の壁面Ｄに当る洗浄水Ｆの跳ね返り水による押
上げ力を強く受けて、洗浄作業者Ｃが負担する水煙等飛
散防止具Ａの重量軽減を図ることができる。
角形状に形成することにより、ノズル部ｂより放出され
て建築物の壁面Ｄに当る洗浄水Ｆの跳ね返り水による押
上げ力を強く受けて、洗浄作業者Ｃが負担する水煙等飛
散防止具Ａの重量軽減を図ることができる。
【００４０】すなわち、洗浄跳ね返り水は、飛散防止具
本体２の先端部内周面に当たるが、この際、飛散防止具
本体２は、断面逆三角形状としているために、同飛散防
止具本体２が洗浄跳ね返り水から受ける押上げ方向の面
受圧面積が押下げ方向の受圧面積よりも大きく、そのた
めに、押上げ方向の合力が押下げ方向の合力よりも大き
くなり、その分、洗浄作業者Ｃが負担する水煙等飛散防
止具Ａの重量を軽減することができ、洗浄作業を楽に行
なうことができる。
本体２の先端部内周面に当たるが、この際、飛散防止具
本体２は、断面逆三角形状としているために、同飛散防
止具本体２が洗浄跳ね返り水から受ける押上げ方向の面
受圧面積が押下げ方向の受圧面積よりも大きく、そのた
めに、押上げ方向の合力が押下げ方向の合力よりも大き
くなり、その分、洗浄作業者Ｃが負担する水煙等飛散防
止具Ａの重量を軽減することができ、洗浄作業を楽に行
なうことができる。
【００４１】しかも、飛散防止具本体２が断面逆三角形
状であるため、洗浄する壁面Ｄ等の角部の汚れも確実に
かつ簡単に洗浄することができる。
状であるため、洗浄する壁面Ｄ等の角部の汚れも確実に
かつ簡単に洗浄することができる。
【００４２】飛散防止具本体２の上壁2aに洗浄状況視認
窓５を設けているために、洗浄作業者が洗浄作業を行な
いながら洗浄状況視認窓を通して洗浄状況を視認するこ
とができ、洗浄作業の確実化と能率の向上を図ることが
できる。
窓５を設けているために、洗浄作業者が洗浄作業を行な
いながら洗浄状況視認窓を通して洗浄状況を視認するこ
とができ、洗浄作業の確実化と能率の向上を図ることが
できる。
【００４３】飛散防止具本体２の先端部内周面に、内方
へ向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体６を取付けて
いるために、壁面Ｄに当って跳返った洗浄水Ｆを、飛散
水等跳返し体６により再度壁面Ｄに向けて跳返すことが
できるために、洗浄水Ｆを無駄なく壁面等に当てて洗浄
効果を向上させることができる。
へ向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体６を取付けて
いるために、壁面Ｄに当って跳返った洗浄水Ｆを、飛散
水等跳返し体６により再度壁面Ｄに向けて跳返すことが
できるために、洗浄水Ｆを無駄なく壁面等に当てて洗浄
効果を向上させることができる。
【００４４】飛散防止具本体２の先端側下部に排水管接
続部８を設けているために、飛散防止具本体２の下面に
洗浄排水を集水すると共に、同洗浄排水を排水管接続部
８より、同排水管接続部８に接続した排水管Ｅを通して
所定の排水場所に排出することができ、洗浄作業現場を
洗浄排水により汚すという不具合の発生を防止できる。
続部８を設けているために、飛散防止具本体２の下面に
洗浄排水を集水すると共に、同洗浄排水を排水管接続部
８より、同排水管接続部８に接続した排水管Ｅを通して
所定の排水場所に排出することができ、洗浄作業現場を
洗浄排水により汚すという不具合の発生を防止できる。
【００４５】飛散防止具本体２の下壁に把持部９を取付
けることにより、洗浄作業者Ｃが同把持部９を把持して
水煙等飛散防止具Ａを安定状態に支持して、確実に洗浄
作業を行なうことができる。
けることにより、洗浄作業者Ｃが同把持部９を把持して
水煙等飛散防止具Ａを安定状態に支持して、確実に洗浄
作業を行なうことができる。
【００４６】放水銃Ｂのノズル部ｂに、水煙等飛散防止
具Ａの基端取付部１を進退位置調節可能に取付けている
ために、ノズル部ｂの先端と洗浄する壁面Ｄとの間の距
離調節を行なって壁面Ｄに当たる洗浄水Ｆの圧力調節を
可能とすることができ、壁面Ｄの汚れ具合等に応じた効
率のよい洗浄作業を行なうことができる。
具Ａの基端取付部１を進退位置調節可能に取付けている
ために、ノズル部ｂの先端と洗浄する壁面Ｄとの間の距
離調節を行なって壁面Ｄに当たる洗浄水Ｆの圧力調節を
可能とすることができ、壁面Ｄの汚れ具合等に応じた効
率のよい洗浄作業を行なうことができる。
【００４７】また、図９は、他の実施例としての水煙等
飛散防止具Ａを示しており、飛散防止具本体２を網体に
て円錐形状に形成している。
飛散防止具Ａを示しており、飛散防止具本体２を網体に
て円錐形状に形成している。
【００４８】かかる網体を使用することにより、水煙等
の飛散防止と、水煙等飛散防止具Ａの軽量化を図ること
ができる。
の飛散防止と、水煙等飛散防止具Ａの軽量化を図ること
ができる。
【００４９】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が得
られる。
られる。
【００５０】高圧洗浄機のノズル部と、洗浄対象物で
ある建築物の壁面等との間に、前方へ向けて漸次拡径さ
せて筒状に形成した飛散防止具本体を介在させて、ノズ
ル部から放出されて壁面等に当たる洗浄水の周囲を囲繞
することができるために、放出した洗浄水から飛散する
水煙や壁面等に当って跳ね返る洗浄水や壁面等から剥れ
た汚物等が周囲に飛散するのを防止することができる。
そのために、洗浄作業者や通行人等に飛散洗浄水等がか
かるのを防止することができる。
ある建築物の壁面等との間に、前方へ向けて漸次拡径さ
せて筒状に形成した飛散防止具本体を介在させて、ノズ
ル部から放出されて壁面等に当たる洗浄水の周囲を囲繞
することができるために、放出した洗浄水から飛散する
水煙や壁面等に当って跳ね返る洗浄水や壁面等から剥れ
た汚物等が周囲に飛散するのを防止することができる。
そのために、洗浄作業者や通行人等に飛散洗浄水等がか
かるのを防止することができる。
【００５１】飛散防止具本体の先端周縁部に取付けた
清掃具により洗浄する壁面等に付着した汚物等をこすり
落しながら洗浄水を吹きつけて洗浄することができるた
めに、頑固な汚れも確実に洗い落すことができると共
に、かかる洗浄作業を一人の洗浄作業者により行なうこ
とができるために、洗浄作業効率を著しく向上させるこ
とができる。
清掃具により洗浄する壁面等に付着した汚物等をこすり
落しながら洗浄水を吹きつけて洗浄することができるた
めに、頑固な汚れも確実に洗い落すことができると共
に、かかる洗浄作業を一人の洗浄作業者により行なうこ
とができるために、洗浄作業効率を著しく向上させるこ
とができる。
【００５２】正面視にて断面逆三角形状に形成した飛
散防止具本体が、建築物の壁面等に当って跳返った洗浄
水により受ける押上げ力を大きくすることができるため
に、洗浄作業者が負担する水煙防止具の重量軽減を図る
ことができて、洗浄作業を楽に行なうことができかる。
しかも、洗浄する壁面等の角部の洗浄も確実かつ簡単に
行なうことができる。
散防止具本体が、建築物の壁面等に当って跳返った洗浄
水により受ける押上げ力を大きくすることができるため
に、洗浄作業者が負担する水煙防止具の重量軽減を図る
ことができて、洗浄作業を楽に行なうことができかる。
しかも、洗浄する壁面等の角部の洗浄も確実かつ簡単に
行なうことができる。
【００５３】飛散防止具本体の上壁に設けた洗浄状況
視認窓を通して、洗浄作業者が洗浄状況を視認すること
ができるために、洗浄作業の確実化と能率の向上を図る
ことができる。
視認窓を通して、洗浄作業者が洗浄状況を視認すること
ができるために、洗浄作業の確実化と能率の向上を図る
ことができる。
【００５４】飛散防止具本体の先端部内周面に取付け
た飛散水等跳返し体により、壁面等に当って跳返った洗
浄水を、再度壁面等に向けて跳返すことができるため
に、洗浄水を無駄なく壁面等に当てて洗浄効果を向上さ
せることができる。
た飛散水等跳返し体により、壁面等に当って跳返った洗
浄水を、再度壁面等に向けて跳返すことができるため
に、洗浄水を無駄なく壁面等に当てて洗浄効果を向上さ
せることができる。
【００５５】飛散防止具本体の先端側下部に設けた排
水管接続部に排水管を接続して、飛散防止具本体の下面
に集水した洗浄排水を排水接続管より排水管を通して所
定の排水場所に排出することができるために、洗浄作業
現場を洗浄排水により汚すことがない。
水管接続部に排水管を接続して、飛散防止具本体の下面
に集水した洗浄排水を排水接続管より排水管を通して所
定の排水場所に排出することができるために、洗浄作業
現場を洗浄排水により汚すことがない。
【００５６】飛散防止具本体の下壁に取付けた把持部
を洗浄作業者が把持して、水煙等飛散防止具を安定状態
に支持することができるために、確実な洗浄作業を行な
うことができる。
を洗浄作業者が把持して、水煙等飛散防止具を安定状態
に支持することができるために、確実な洗浄作業を行な
うことができる。
【００５７】高圧洗浄機のノズル部に水煙等飛散防止
具を進退位置調節可能に取付けて、ノズル部の先端と洗
浄する壁面等との間の距離調節を行なうことができるた
めに、壁面等の汚れ具合等に応じた効率のよい洗浄作業
を行なうことができる。
具を進退位置調節可能に取付けて、ノズル部の先端と洗
浄する壁面等との間の距離調節を行なうことができるた
めに、壁面等の汚れ具合等に応じた効率のよい洗浄作業
を行なうことができる。
【図１】本発明に係る水煙等飛散防止具の使用状態説明
図。
図。
【図２】水煙等飛散防止具の側面図。
【図３】同平面図。
【図４】同正面図。
【図５】要部の断面平面図。
【図６】洗浄水の跳返し説明図。
【図７】清掃具の取付説明図。
【図８】他の実施例としての清掃具の取付説明図。
【図９】他の実施例としての水煙等飛散防止具の斜視
図。 Ａ 水煙等飛散防止具 １ 基端取付部 ２ 飛散防止具本体 ３ 清掃具 ５ 洗浄状況視認窓 ６ 飛散水等跳返し体 ８ 排水管接続部 ９ 把持部
図。 Ａ 水煙等飛散防止具 １ 基端取付部 ２ 飛散防止具本体 ３ 清掃具 ５ 洗浄状況視認窓 ６ 飛散水等跳返し体 ８ 排水管接続部 ９ 把持部
Claims (7)
- 【請求項１】 高圧洗浄機のノズル部ｂに着脱自在に取
付可能な基端取付部１と、同基端取付部１より前方へ向
けて漸次拡径させて筒状に形成した飛散防止具本体２
と、同飛散防止具本体２の先端周縁部に着脱自在に取付
けた汚れ落し用の清掃具３とから構成したことを特徴と
する水煙等飛散防止具。 - 【請求項２】 飛散防止具本体２を、正面視にて断面逆
三角形状に形成したことを特徴とする請求項１記載の水
煙等飛散防止具。 - 【請求項３】 飛散防止具本体２の上壁に洗浄状況視認
窓５を設けたことを特徴とする請求項１又は２記載の水
煙等飛散防止具。 - 【請求項４】 飛散防止具本体２の先端部内周面に、内
方へ向けて一定幅を有する飛散水等跳返し体６を張出し
状に取付けたことを特徴とする請求１〜３のいずれかに
記載の水煙等飛散防止具。 - 【請求項５】 飛散防止具本体２の先端側下部に排水管
接続部８を設けたことを特徴とする請求項１〜４のいず
れかに記載の水煙等飛散防止具。 - 【請求項６】 飛散防止具本体２の下壁に把持部９を取
付けたことを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載
の水煙等飛散防止具。 - 【請求項７】 高圧洗浄機のノズル部ｂに基端取付部１
を進退位置調節可能に取付けたことを特徴とする請求項
１記載の水煙等飛散防止具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7125291A JPH05228091A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 水煙等飛散防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7125291A JPH05228091A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 水煙等飛散防止具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228091A true JPH05228091A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13455331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7125291A Pending JPH05228091A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 水煙等飛散防止具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05228091A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270823A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 噴霧器用フード |
| JP2013502305A (ja) * | 2009-08-17 | 2013-01-24 | アルフレツド ケルヒヤー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 表面洗浄ヘッド |
| JP2013116438A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Okumura Corp | ウォータージェット治具 |
| CN108514967A (zh) * | 2018-02-18 | 2018-09-11 | 浙江白马实业有限公司 | 一种手持直流高压水枪 |
| KR102117214B1 (ko) * | 2020-03-26 | 2020-06-01 | 유지씨 주식회사 | 에어 리스 스프레이 건 용 도료 비산 방지 커버 하우징 |
| JP6882752B1 (ja) * | 2020-02-25 | 2021-06-02 | 株式会社ペイントサービス | 塗膜除去用高圧洗浄ガンユニットおよび塗膜除去用高圧洗浄ガン用フード |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP7125291A patent/JPH05228091A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270823A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 噴霧器用フード |
| JP4565446B2 (ja) * | 2004-03-25 | 2010-10-20 | 株式会社吉野工業所 | 噴霧器用フード |
| JP2013502305A (ja) * | 2009-08-17 | 2013-01-24 | アルフレツド ケルヒヤー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 表面洗浄ヘッド |
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| CN108514967A (zh) * | 2018-02-18 | 2018-09-11 | 浙江白马实业有限公司 | 一种手持直流高压水枪 |
| CN108514967B (zh) * | 2018-02-18 | 2023-11-24 | 浙江白马实业有限公司 | 一种手持直流高压水枪 |
| JP6882752B1 (ja) * | 2020-02-25 | 2021-06-02 | 株式会社ペイントサービス | 塗膜除去用高圧洗浄ガンユニットおよび塗膜除去用高圧洗浄ガン用フード |
| KR102117214B1 (ko) * | 2020-03-26 | 2020-06-01 | 유지씨 주식회사 | 에어 리스 스프레이 건 용 도료 비산 방지 커버 하우징 |
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