JPH05228084A - 床用吸込具 - Google Patents
床用吸込具Info
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- JPH05228084A JPH05228084A JP3775492A JP3775492A JPH05228084A JP H05228084 A JPH05228084 A JP H05228084A JP 3775492 A JP3775492 A JP 3775492A JP 3775492 A JP3775492 A JP 3775492A JP H05228084 A JPH05228084 A JP H05228084A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 継手管３を設けた吸込具本体１に内蔵され、
開口２から継手管３へ流れる空気の流路内に配設される
回転ブラシ10の長手方向に複数列、パイル状部材13を間
隙14を有して並置するとともに、相隣り合う列のパイル
状部材13と間隙14部分とを各々対向させて配設した床用
吸込具。 【効果】 板面を掃除する際、パイル状部材により細か
な塵埃を掻き上げるとともに板面を拭くことができ、ま
た、パイル状部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が
吸い込まれるとともに、間隙部分に対向させて配設され
た隣接する列のパイル状部材により間隙部分の板面を拭
くことができ、塵埃の吸い残し及び板面の拭き残しがな
い。
開口２から継手管３へ流れる空気の流路内に配設される
回転ブラシ10の長手方向に複数列、パイル状部材13を間
隙14を有して並置するとともに、相隣り合う列のパイル
状部材13と間隙14部分とを各々対向させて配設した床用
吸込具。 【効果】 板面を掃除する際、パイル状部材により細か
な塵埃を掻き上げるとともに板面を拭くことができ、ま
た、パイル状部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が
吸い込まれるとともに、間隙部分に対向させて配設され
た隣接する列のパイル状部材により間隙部分の板面を拭
くことができ、塵埃の吸い残し及び板面の拭き残しがな
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、接続パイプ等を介して
掃除機本体に取り付けられる床用吸込具に係わり、特に
その床用吸込具に内蔵される回転ブラシの改良に関す
る。
掃除機本体に取り付けられる床用吸込具に係わり、特に
その床用吸込具に内蔵される回転ブラシの改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、床用吸込具に内蔵される回転ブラ
シは、特開昭61-33634号公報(A47L 11/22)に開示される
ごとく、ゴム等のブレ−ドを波形状に配設したものが知
られているが、この回転ブラシでは、フロ−リング等の
板面や畳等を掃除する際に、細かな塵埃を掻き上げるこ
とができず、また、板の継ぎ目や畳の目に入り込んだ塵
埃を掻き出すことができないとともに、板面を拭く効果
がないという問題があった。
シは、特開昭61-33634号公報(A47L 11/22)に開示される
ごとく、ゴム等のブレ−ドを波形状に配設したものが知
られているが、この回転ブラシでは、フロ−リング等の
板面や畳等を掃除する際に、細かな塵埃を掻き上げるこ
とができず、また、板の継ぎ目や畳の目に入り込んだ塵
埃を掻き出すことができないとともに、板面を拭く効果
がないという問題があった。
【０００３】この問題を解決するため、硬毛を螺旋状に
植設した回転ブラシを配設した開口の後方に、パイル状
部材を全面に貼着したブラシを配設し、板面を拭く効果
を備えたものがあるが、この構成によると、パイル状部
材を貼着したブラシは空気の流路内に配設されていない
ため、ブラシに付着した塵埃を取り除くことができず、
頻繁にブラシの手入れや交換を行わなければならないと
ともに、パイル状部材に硬い塵埃が付着したまま掃除を
続けると、板面を傷付ける虞があった。
植設した回転ブラシを配設した開口の後方に、パイル状
部材を全面に貼着したブラシを配設し、板面を拭く効果
を備えたものがあるが、この構成によると、パイル状部
材を貼着したブラシは空気の流路内に配設されていない
ため、ブラシに付着した塵埃を取り除くことができず、
頻繁にブラシの手入れや交換を行わなければならないと
ともに、パイル状部材に硬い塵埃が付着したまま掃除を
続けると、板面を傷付ける虞があった。
【０００４】この問題を解決するため、パイル状部材を
貼着したブラシを配設し、板面を拭く効果を備えたもの
を特願平４−７９６９号にて提案したが、全面にパイル
状部材を貼着すると、比較的大きな塵埃はブラシと床用
吸込具の開口との間から吸い込みにくく、また、パイル
状部材を間隙を設けて貼着すると、間隙が通過する部分
の板面が拭き取れない欠点があった。
貼着したブラシを配設し、板面を拭く効果を備えたもの
を特願平４−７９６９号にて提案したが、全面にパイル
状部材を貼着すると、比較的大きな塵埃はブラシと床用
吸込具の開口との間から吸い込みにくく、また、パイル
状部材を間隙を設けて貼着すると、間隙が通過する部分
の板面が拭き取れない欠点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑み成されたもので、被掃除面を拭くことができるとと
もに、塵埃を確実に集塵できる床用吸込具を提供するこ
とを課題とする。
鑑み成されたもので、被掃除面を拭くことができるとと
もに、塵埃を確実に集塵できる床用吸込具を提供するこ
とを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、底面に開口を
有する吸込具本体と、該吸込具本体に設けられる継手管
と、前記開口に臨ませて回動自在に軸支され、前記開口
から継手管へ流れる空気の流路内に配置される回転ブラ
シと、前記回転ブラシを駆動する駆動源とを備え、前記
回転ブラシには長手方向に複数列、パイル状部材を間隙
を有して並置するとともに、相隣り合う列のパイル状部
材と間隙部分とを各々相対向させて配設したことを特徴
とする。
有する吸込具本体と、該吸込具本体に設けられる継手管
と、前記開口に臨ませて回動自在に軸支され、前記開口
から継手管へ流れる空気の流路内に配置される回転ブラ
シと、前記回転ブラシを駆動する駆動源とを備え、前記
回転ブラシには長手方向に複数列、パイル状部材を間隙
を有して並置するとともに、相隣り合う列のパイル状部
材と間隙部分とを各々相対向させて配設したことを特徴
とする。
【０００７】また、本発明は、底面に開口を有する吸込
具本体と、該吸込具本体に設けられる継手管と、前記開
口に臨ませて回動自在に軸支され、前記開口から継手管
へ流れる空気の流路内に並置される複数の回転ブラシ
と、前記回転ブラシを各々駆動する駆動源とを備え、前
記回転ブラシにはパイル状部材と間隙とを交互に植設す
るとともに、前記一方の回転ブラシのパイル状部材と他
方の回転ブラシの間隙とを対向させて配置したことを特
徴とする。
具本体と、該吸込具本体に設けられる継手管と、前記開
口に臨ませて回動自在に軸支され、前記開口から継手管
へ流れる空気の流路内に並置される複数の回転ブラシ
と、前記回転ブラシを各々駆動する駆動源とを備え、前
記回転ブラシにはパイル状部材と間隙とを交互に植設す
るとともに、前記一方の回転ブラシのパイル状部材と他
方の回転ブラシの間隙とを対向させて配置したことを特
徴とする。
【０００８】さらに、本発明は、底面に開口を有する吸
込具本体と、該吸込具本体に設けられる継手管と、前記
開口に臨ませて回動自在に軸支され、前記開口から継手
管へ流れる空気の流路内に並置される複数の回転ブラシ
と、前記回転ブラシを各々駆動する駆動源とを備え、前
記回転ブラシにはパイル状部材を、間隙を有する螺旋状
に植設したことを特徴とする。
込具本体と、該吸込具本体に設けられる継手管と、前記
開口に臨ませて回動自在に軸支され、前記開口から継手
管へ流れる空気の流路内に並置される複数の回転ブラシ
と、前記回転ブラシを各々駆動する駆動源とを備え、前
記回転ブラシにはパイル状部材を、間隙を有する螺旋状
に植設したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明の請求項１の構成によると、フローリン
グ等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイル状部材を
貼着した回転ブラシにより細かな塵埃を掻き上げるとと
もに、板面を拭くことができる。この際、パイル状部材
間の間隙を通って比較的大きな塵埃が吸い込まれるとと
もに、間隙に対応させて配設された次のパイル状部材に
より間隙部分の板面を拭くことができ、塵埃の吸い残し
及び板面の拭き残しがない。
グ等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイル状部材を
貼着した回転ブラシにより細かな塵埃を掻き上げるとと
もに、板面を拭くことができる。この際、パイル状部材
間の間隙を通って比較的大きな塵埃が吸い込まれるとと
もに、間隙に対応させて配設された次のパイル状部材に
より間隙部分の板面を拭くことができ、塵埃の吸い残し
及び板面の拭き残しがない。
【００１０】また、回転ブラシは吸込具本体の開口から
継手管へ流れる空気の流路内に配置されているため、パ
イル状部材の周囲に着いた塵埃が吸い込まれ、パイル状
部材が常にきれいな状態に保たれるとともに、塵埃の掻
き取る効果及び拭き取り効果が低下することがなく、さ
らに、板面を傷付けることがない。
継手管へ流れる空気の流路内に配置されているため、パ
イル状部材の周囲に着いた塵埃が吸い込まれ、パイル状
部材が常にきれいな状態に保たれるとともに、塵埃の掻
き取る効果及び拭き取り効果が低下することがなく、さ
らに、板面を傷付けることがない。
【００１１】また、本発明の請求項２の構成によると、
フローリング等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイ
ル状部材を貼着した複数の回転ブラシにより細かな塵埃
を掻き上げるとともに、板面を拭くことができる。この
際、パイル状部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が
吸い込まれるとともに、一方の回転ブラシの間隙に対応
する位置に、他方の回転ブラシのパイル状部材を配設し
ているため、塵埃の吸い残し及び板面の拭き残しがな
い。
フローリング等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイ
ル状部材を貼着した複数の回転ブラシにより細かな塵埃
を掻き上げるとともに、板面を拭くことができる。この
際、パイル状部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が
吸い込まれるとともに、一方の回転ブラシの間隙に対応
する位置に、他方の回転ブラシのパイル状部材を配設し
ているため、塵埃の吸い残し及び板面の拭き残しがな
い。
【００１２】さらに、本発明の請求項３の構成による
と、パイル状部材を、間隙を有する螺旋状に貼着したた
め、パイル状部材のエッジ部で塵埃をすくい上げて吸い
込むことができ、単に吸い込むのみでは吸塵できない塵
埃を集塵することができる。また、回転ブラシの回転に
より、パイル状部材と間隙が吸込具本体の側部方向に移
動するため、回転ブラシの回転により掻き上げた塵埃及
び比較的大きな塵埃が間隙を通過してスムーズに吸い込
まれるとともに、板面の拭き残しがない。
と、パイル状部材を、間隙を有する螺旋状に貼着したた
め、パイル状部材のエッジ部で塵埃をすくい上げて吸い
込むことができ、単に吸い込むのみでは吸塵できない塵
埃を集塵することができる。また、回転ブラシの回転に
より、パイル状部材と間隙が吸込具本体の側部方向に移
動するため、回転ブラシの回転により掻き上げた塵埃及
び比較的大きな塵埃が間隙を通過してスムーズに吸い込
まれるとともに、板面の拭き残しがない。
【００１３】
【実施例】本発明の第１実施例を図１乃至図４に基づい
て以下に詳述する。
て以下に詳述する。
【００１４】１は底面に開口２を有する吸込具本体で、
該吸込具本体１の後方略中央部に配設された継手管３に
より、図示しない接続パイプ等を介して掃除機本体(図
示せず)に接続されるようになっている。４は前記吸込
具本体１の上面を覆う蓋ケ−スで、クランプ５を操作す
ることにより着脱可能に取り付けられている。
該吸込具本体１の後方略中央部に配設された継手管３に
より、図示しない接続パイプ等を介して掃除機本体(図
示せず)に接続されるようになっている。４は前記吸込
具本体１の上面を覆う蓋ケ−スで、クランプ５を操作す
ることにより着脱可能に取り付けられている。
【００１５】６、７は前記吸込具本体１の後方両側部に
配設された車輪で、該車輪６、７は前記吸込具本体１に
回転自在に軸支されており、該車輪６の軸支部には第１
ギア８が形成されている。９は前記吸込具本体１内に回
転自在に配設された第２ギアで、前記第１ギア８と係合
し、前記車輪６の回転方向と逆方向に回転するようにな
っており、前記第２ギア９は、前記車輪６が一回転する
と後述する回転ブラシ10が一回転以上するように設定さ
れている。
配設された車輪で、該車輪６、７は前記吸込具本体１に
回転自在に軸支されており、該車輪６の軸支部には第１
ギア８が形成されている。９は前記吸込具本体１内に回
転自在に配設された第２ギアで、前記第１ギア８と係合
し、前記車輪６の回転方向と逆方向に回転するようにな
っており、前記第２ギア９は、前記車輪６が一回転する
と後述する回転ブラシ10が一回転以上するように設定さ
れている。
【００１６】10は前記吸込具本体１に内蔵された回転ブ
ラシで、該回転ブラシ10の両端に形成された軸支部11、
11を、前記吸込具本体１の両側部内側に形成された軸受
部12、12に回転自在に軸支している。13は極細の軟毛を
植設したパイル状部材で、前記回転ブラシ10の長手方向
に間隙14を有して並置されており、さらに該パイル状部
材13に隣接する位置に、前記間隙14に対応させてパイル
状部材13が間隙14を有して配設されている。
ラシで、該回転ブラシ10の両端に形成された軸支部11、
11を、前記吸込具本体１の両側部内側に形成された軸受
部12、12に回転自在に軸支している。13は極細の軟毛を
植設したパイル状部材で、前記回転ブラシ10の長手方向
に間隙14を有して並置されており、さらに該パイル状部
材13に隣接する位置に、前記間隙14に対応させてパイル
状部材13が間隙14を有して配設されている。
【００１７】15は前記第２ギア８と回転ブラシ10とを連
結するベルトで、前記第２ギア９の回転を回転ブラシ10
に伝達するようになっており、回転ブラシ10は常に前記
車輪６の回転と逆方向に回転するようになっている。
結するベルトで、前記第２ギア９の回転を回転ブラシ10
に伝達するようになっており、回転ブラシ10は常に前記
車輪６の回転と逆方向に回転するようになっている。
【００１８】而して、掃除中、吸込具本体１を前方へ押
すと車輪６、７が正転するとともに、第１ギア８との係
合により第２ギア９が逆転し、ベルト15を介して第２ギ
ア９の回転が回転ブラシ10に伝達される。また、吸込具
本体１を手前へ引くと車輪６、７が逆転するとともに、
第１ギア８との係合により第２ギア９が正転し、第２ギ
ア９の回転がベルト15を介して回転ブラシ10に伝達され
る。この構成により回転ブラシ10は常に吸込具本体１の
進行方向と逆の方向に回転する。
すと車輪６、７が正転するとともに、第１ギア８との係
合により第２ギア９が逆転し、ベルト15を介して第２ギ
ア９の回転が回転ブラシ10に伝達される。また、吸込具
本体１を手前へ引くと車輪６、７が逆転するとともに、
第１ギア８との係合により第２ギア９が正転し、第２ギ
ア９の回転がベルト15を介して回転ブラシ10に伝達され
る。この構成により回転ブラシ10は常に吸込具本体１の
進行方向と逆の方向に回転する。
【００１９】そして、フローリング等の板面や畳を掃除
する際は、軟毛のパイル状部材13を貼着した回転ブラシ
10により細かな塵埃を掻き上げるとともに、板面を拭く
ことができる。この際、パイル状部材13間の間隙14を通
って比較的大きな塵埃が吸い込まれるとともに、間隙14
に対応させて配設された次のパイル状部材13により間隙
14部分の板面を拭くことができ、塵埃の吸い残し及び板
面の拭き残しがない。
する際は、軟毛のパイル状部材13を貼着した回転ブラシ
10により細かな塵埃を掻き上げるとともに、板面を拭く
ことができる。この際、パイル状部材13間の間隙14を通
って比較的大きな塵埃が吸い込まれるとともに、間隙14
に対応させて配設された次のパイル状部材13により間隙
14部分の板面を拭くことができ、塵埃の吸い残し及び板
面の拭き残しがない。
【００２０】また、回転ブラシ10は吸込具本体１の開口
２から継手管３へ流れる空気の流路内に配置されている
ため、パイル状部材13の周囲に着いた塵埃が吸い込ま
れ、パイル状部材13が常にきれいな状態に保たれるとと
もに、塵埃の掻き取る効果及び拭き取り効果が低下する
ことがなく、さらに、板面を傷付けることがない。
２から継手管３へ流れる空気の流路内に配置されている
ため、パイル状部材13の周囲に着いた塵埃が吸い込ま
れ、パイル状部材13が常にきれいな状態に保たれるとと
もに、塵埃の掻き取る効果及び拭き取り効果が低下する
ことがなく、さらに、板面を傷付けることがない。
【００２１】次に、本発明の第２実施例を図５に基づい
て説明する。なお、上記第１実施例と同一部分は同一符
号を附して説明を省略する。
て説明する。なお、上記第１実施例と同一部分は同一符
号を附して説明を省略する。
【００２２】16は回転ブラシで、該回転ブラシ16にはパ
イル状部材13と間隙14とが交互に設けられている。17は
前記回転ブラシ16と並行に配設された第２の回転ブラシ
で、該回転ブラシ17にも前記回転ブラシ16と同様、パイ
ル状部材13と間隙14とが交互に設けられており、前記一
方の回転ブラシ16のパイル状部材13に対応する位置に前
記第２の回転ブラシ17の間隙14を配置し、一方の回転ブ
ラシ16の間隙14に対応する位置に第２の回転ブラシ17の
パイル状部材13を配置するように構成されている。
イル状部材13と間隙14とが交互に設けられている。17は
前記回転ブラシ16と並行に配設された第２の回転ブラシ
で、該回転ブラシ17にも前記回転ブラシ16と同様、パイ
ル状部材13と間隙14とが交互に設けられており、前記一
方の回転ブラシ16のパイル状部材13に対応する位置に前
記第２の回転ブラシ17の間隙14を配置し、一方の回転ブ
ラシ16の間隙14に対応する位置に第２の回転ブラシ17の
パイル状部材13を配置するように構成されている。
【００２３】前記一方の回転ブラシ16は第１実施例に記
載したごとく、車輪６の回転により第１ギア８、第２ギ
ア９及びベルト15を介して車輪６の回転方向と逆方向に
回転するとともに、第２の回転ブラシ17は、前記車輪７
の軸支部に形成される第１ギア８ａ、該第１ギア８ａと
係合する第２ギア９ａ、及びベルト15ａを介して車輪７
の回転方向と逆方向に回転するようになっている。
載したごとく、車輪６の回転により第１ギア８、第２ギ
ア９及びベルト15を介して車輪６の回転方向と逆方向に
回転するとともに、第２の回転ブラシ17は、前記車輪７
の軸支部に形成される第１ギア８ａ、該第１ギア８ａと
係合する第２ギア９ａ、及びベルト15ａを介して車輪７
の回転方向と逆方向に回転するようになっている。
【００２４】而して、掃除中、吸込具本体１を前方へ押
すと車輪６、７が正転するとともに、第１ギア８、第２
ギア９、ベルト15を介して回転ブラシ16が逆転するとと
もに、第１ギア８ａ、第２ギア９ａが、ベルト15ａを介
して第２の回転ブラシ17も逆転する。また、吸込具本体
１を手前へ引くと車輪６、７が逆転するとともに、第１
ギア８、第２ギア９、ベルト15を介して回転ブラシ16が
正転するとともに、第１ギア８ａ、第２ギア９ａ、ベル
ト15ａを介して回転ブラシ17が正転する。この構成によ
り回転ブラシ16、17は常に吸込具本体１の進行方向と逆
の方向に回転する。
すと車輪６、７が正転するとともに、第１ギア８、第２
ギア９、ベルト15を介して回転ブラシ16が逆転するとと
もに、第１ギア８ａ、第２ギア９ａが、ベルト15ａを介
して第２の回転ブラシ17も逆転する。また、吸込具本体
１を手前へ引くと車輪６、７が逆転するとともに、第１
ギア８、第２ギア９、ベルト15を介して回転ブラシ16が
正転するとともに、第１ギア８ａ、第２ギア９ａ、ベル
ト15ａを介して回転ブラシ17が正転する。この構成によ
り回転ブラシ16、17は常に吸込具本体１の進行方向と逆
の方向に回転する。
【００２５】そして、フローリング等の板面や畳を掃除
する際は、軟毛のパイル状部材13を貼着した回転ブラシ
16、17により細かな塵埃を掻き上げるとともに、板面を
拭くことができる。この際、パイル状部材13間の間隙14
を通って比較的大きな塵埃が吸い込まれるとともに、一
方の回転ブラシ16の間隙14に対応する位置に、他方の回
転ブラシ17のパイル状部材13を配設しているため、塵埃
の吸い残し及び板面の拭き残しがない。
する際は、軟毛のパイル状部材13を貼着した回転ブラシ
16、17により細かな塵埃を掻き上げるとともに、板面を
拭くことができる。この際、パイル状部材13間の間隙14
を通って比較的大きな塵埃が吸い込まれるとともに、一
方の回転ブラシ16の間隙14に対応する位置に、他方の回
転ブラシ17のパイル状部材13を配設しているため、塵埃
の吸い残し及び板面の拭き残しがない。
【００２６】また、回転ブラシ16、17は、吸込具本体１
の開口２から継手管３へ流れる空気の流路内に配置され
ているため、パイル状部材13の周囲に着いた塵埃が吸い
込まれ、パイル状部材13が常にきれいな状態に保たれる
とともに、塵埃の掻き取る効果及び拭き取り効果が低下
することがなく、さらに板面を傷付けることがない。
の開口２から継手管３へ流れる空気の流路内に配置され
ているため、パイル状部材13の周囲に着いた塵埃が吸い
込まれ、パイル状部材13が常にきれいな状態に保たれる
とともに、塵埃の掻き取る効果及び拭き取り効果が低下
することがなく、さらに板面を傷付けることがない。
【００２７】また、回転ブラシ16、17の駆動を、各車輪
６、７により各々独立させたことにより、２本の回転ブ
ラシを片方の車輪で同時に駆動する場合に比べて車輪
６、７に均等に負荷がかかり、吸込具本体１の前後摺動
時に片側へ曲がることがない。
６、７により各々独立させたことにより、２本の回転ブ
ラシを片方の車輪で同時に駆動する場合に比べて車輪
６、７に均等に負荷がかかり、吸込具本体１の前後摺動
時に片側へ曲がることがない。
【００２８】さらに、図６に示す本発明の第３実施例の
ごとく、パイル状部材13を、間隙14を有するスパイラル
状に貼着した回転ブラシ18、19を並行に配設してもよ
く、この構成によると、パイル状部材13を間隙14を有す
る螺旋状に貼着したため、パイル状部材13のエッジ部Ａ
で塵埃をすくい上げて吸い込むことができ、単に吸い込
むのみでは吸塵できない塵埃を集塵することができると
ともに、回転ブラシ18、19の回転により、パイル状部材
13と間隙14が吸込具本体１の側部方向に移動するため、
回転ブラシ18、19の回転により掻き上げた塵埃及び比較
的大きな塵埃が間隙14を通過してスムーズに吸い込まれ
るとともに、板面の拭き残しがない。
ごとく、パイル状部材13を、間隙14を有するスパイラル
状に貼着した回転ブラシ18、19を並行に配設してもよ
く、この構成によると、パイル状部材13を間隙14を有す
る螺旋状に貼着したため、パイル状部材13のエッジ部Ａ
で塵埃をすくい上げて吸い込むことができ、単に吸い込
むのみでは吸塵できない塵埃を集塵することができると
ともに、回転ブラシ18、19の回転により、パイル状部材
13と間隙14が吸込具本体１の側部方向に移動するため、
回転ブラシ18、19の回転により掻き上げた塵埃及び比較
的大きな塵埃が間隙14を通過してスムーズに吸い込まれ
るとともに、板面の拭き残しがない。
【００２９】また、回転ブラシ18、19のパイル状部材13
を各々同方向のスパイラル状に貼着すると、一方の回転
ブラシ18の間隙14により拭き残された部分を他方の回転
ブラシ19の間隙14が通過することがあり、板面の拭き残
しの恐れがあるが、本実施例の如く、パイル状部材13を
各々逆方向のスパイラル状に貼着すると、上記欠点を解
消できる。
を各々同方向のスパイラル状に貼着すると、一方の回転
ブラシ18の間隙14により拭き残された部分を他方の回転
ブラシ19の間隙14が通過することがあり、板面の拭き残
しの恐れがあるが、本実施例の如く、パイル状部材13を
各々逆方向のスパイラル状に貼着すると、上記欠点を解
消できる。
【００３０】尚、本発明の第２、第３実施例では、２本
の回転ブラシを同方向に回転するよう構成したが、２本
の回転ブラシを各々逆方向に回転するよう構成してもよ
い。
の回転ブラシを同方向に回転するよう構成したが、２本
の回転ブラシを各々逆方向に回転するよう構成してもよ
い。
【００３１】
【発明の効果】本発明の請求項１の構成によると、フロ
ーリング等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイル状
部材を貼着した回転ブラシにより細かな塵埃を掻き上げ
るとともに、板面を拭くことができる。また、パイル状
部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が吸い込まれる
とともに、間隙に対応させて配設された次のパイル状部
材により間隙部分の板面を拭くことができ、塵埃の吸い
残し及び板面の拭き残しがない。
ーリング等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイル状
部材を貼着した回転ブラシにより細かな塵埃を掻き上げ
るとともに、板面を拭くことができる。また、パイル状
部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が吸い込まれる
とともに、間隙に対応させて配設された次のパイル状部
材により間隙部分の板面を拭くことができ、塵埃の吸い
残し及び板面の拭き残しがない。
【００３２】さらに、回転ブラシは吸込具本体の開口か
ら継手管へ流れる空気の流路内に配置されているため、
パイル状部材の周囲に着いた塵埃が吸い込まれ、パイル
状部材が常にきれいな状態に保たれ塵埃の掻き取る効果
及び拭き取り効果が低下することがないとともに、板面
を傷付けることがない。
ら継手管へ流れる空気の流路内に配置されているため、
パイル状部材の周囲に着いた塵埃が吸い込まれ、パイル
状部材が常にきれいな状態に保たれ塵埃の掻き取る効果
及び拭き取り効果が低下することがないとともに、板面
を傷付けることがない。
【００３３】また、本発明の請求項２の構成によると、
フローリング等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイ
ル状部材を貼着した複数の回転ブラシにより細かな塵埃
を掻き上げるとともに、板面を拭くことができる。ま
た、パイル状部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が
吸い込まれるとともに、一方の回転ブラシの間隙に対応
する位置に、他方の回転ブラシのパイル状部材を配設し
ているため、塵埃の吸い残し及び板面の拭き残しがな
い。
フローリング等の板面や畳を掃除する際は、軟毛のパイ
ル状部材を貼着した複数の回転ブラシにより細かな塵埃
を掻き上げるとともに、板面を拭くことができる。ま
た、パイル状部材間の間隙を通って比較的大きな塵埃が
吸い込まれるとともに、一方の回転ブラシの間隙に対応
する位置に、他方の回転ブラシのパイル状部材を配設し
ているため、塵埃の吸い残し及び板面の拭き残しがな
い。
【００３４】さらに、本発明の請求項３の構成による
と、パイル状部材を、間隙を有する螺旋状に貼着したた
め、パイル状部材のエッジ部で塵埃をすくい上げて吸い
込むことができ、単に吸い込むのみでは吸塵できない塵
埃を集塵することができるとともに、回転ブラシの回転
により、パイル状部材と間隙が吸込具本体の側部方向に
移動するため、回転ブラシの回転により掻き上げた塵埃
及び比較的大きな塵埃が間隙を通過してスムーズに吸い
込まれるとともに、板面の拭き残しがない。
と、パイル状部材を、間隙を有する螺旋状に貼着したた
め、パイル状部材のエッジ部で塵埃をすくい上げて吸い
込むことができ、単に吸い込むのみでは吸塵できない塵
埃を集塵することができるとともに、回転ブラシの回転
により、パイル状部材と間隙が吸込具本体の側部方向に
移動するため、回転ブラシの回転により掻き上げた塵埃
及び比較的大きな塵埃が間隙を通過してスムーズに吸い
込まれるとともに、板面の拭き残しがない。
【図１】本発明の第１実施例を示す吸込具本体の蓋ケー
スを取り外した上面図である。
スを取り外した上面図である。
【図２】同パイル状部材の側面図である。
【図３】同回転ブラシの断面図である。
【図４】同吸込具本体の上面図である。
【図５】本発明の第２実施例を示す吸込具本体の蓋ケー
スを取り外した上面図である。
スを取り外した上面図である。
【図６】本発明の第３実施例を示す吸込具本体の蓋ケー
スを取り外した上面図である。
スを取り外した上面図である。
１ 吸込具本体 ２ 開口 ３ 継手管 ６ 車輪(駆動源) ７ 車輪(駆動源) 10 回転ブラシ 13 パイル状部材 14 間隙 16 回転ブラシ 17 回転ブラシ 18 回転ブラシ 19 回転ブラシ
Claims (3)
- 【請求項１】 底面に開口を有する吸込具本体と、該吸
込具本体に設けられる継手管と、前記開口に臨ませて回
動自在に軸支され、前記開口から継手管へ流れる空気の
流路内に配置される回転ブラシと、前記回転ブラシを駆
動する駆動源とを備え、前記回転ブラシには長手方向に
複数列、パイル状部材を間隙を有して並置するととも
に、相隣り合う列のパイル状部材と間隙部分とを各々相
対向させて配設したことを特徴とする床用吸込具。 - 【請求項２】 底面に開口を有する吸込具本体と、該吸
込具本体に設けられる継手管と、前記開口に臨ませて回
動自在に軸支され、前記開口から継手管へ流れる空気の
流路内に並置される複数の回転ブラシと、前記回転ブラ
シを各々駆動する駆動源とを備え、前記回転ブラシには
パイル状部材と間隙とを交互に植設するとともに、前記
一方の回転ブラシのパイル状部材と他方の回転ブラシの
間隙とを対向させて配置したことを特徴とする床用吸込
具。 - 【請求項３】 底面に開口を有する吸込具本体と、該吸
込具本体に設けられる継手管と、前記開口に臨ませて回
動自在に軸支され、前記開口から継手管へ流れる空気の
流路内に並置される複数の回転ブラシと、前記回転ブラ
シを各々駆動する駆動源とを備え、前記回転ブラシには
パイル状部材を、間隙を有する螺旋状に植設したことを
特徴とする床用吸込具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775492A JPH05228084A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 床用吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775492A JPH05228084A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 床用吸込具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228084A true JPH05228084A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12506261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3775492A Pending JPH05228084A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 床用吸込具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05228084A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6918156B2 (en) | 2002-03-04 | 2005-07-19 | Samsung Gwangju Electronics, Co. | Suction brush assembly having rotation roller for sweeping dust |
| CN102578965A (zh) * | 2011-01-14 | 2012-07-18 | 泰怡凯电器(苏州)有限公司 | 真空吸尘器及其吸嘴 |
| JP2015073740A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 槌屋ティスコ株式会社 | ブラシ及び回転ブラシ |
| KR20170125832A (ko) * | 2015-01-30 | 2017-11-15 | 샤크닌자 오퍼레이팅 엘엘씨 | 개방형 아지테이터 챔버를 구비한 청소기 헤드 및 그 안에 사용되는 탈착식 아지테이터 |
| US11602251B2 (en) | 2015-01-30 | 2023-03-14 | Sharkninja Operating Llc | Removable rotatable driven agitator for surface cleaning head |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3775492A patent/JPH05228084A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6918156B2 (en) | 2002-03-04 | 2005-07-19 | Samsung Gwangju Electronics, Co. | Suction brush assembly having rotation roller for sweeping dust |
| CN102578965A (zh) * | 2011-01-14 | 2012-07-18 | 泰怡凯电器(苏州)有限公司 | 真空吸尘器及其吸嘴 |
| JP2015073740A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 槌屋ティスコ株式会社 | ブラシ及び回転ブラシ |
| KR20170125832A (ko) * | 2015-01-30 | 2017-11-15 | 샤크닌자 오퍼레이팅 엘엘씨 | 개방형 아지테이터 챔버를 구비한 청소기 헤드 및 그 안에 사용되는 탈착식 아지테이터 |
| US11602251B2 (en) | 2015-01-30 | 2023-03-14 | Sharkninja Operating Llc | Removable rotatable driven agitator for surface cleaning head |
| US11607095B2 (en) | 2015-01-30 | 2023-03-21 | Sharkninja Operating Llc | Removable rotatable driven agitator for surface cleaning head |
| US11759068B2 (en) | 2015-01-30 | 2023-09-19 | Sharkninja Operating Llc | Removable rotatable driven agitator for surface cleaning head |
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