JPH05226953A - オーディオ出力装置及びその装置を備えたtv受像機 - Google Patents

オーディオ出力装置及びその装置を備えたtv受像機

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JPH05226953A
JPH05226953A JP4056136A JP5613692A JPH05226953A JP H05226953 A JPH05226953 A JP H05226953A JP 4056136 A JP4056136 A JP 4056136A JP 5613692 A JP5613692 A JP 5613692A JP H05226953 A JPH05226953 A JP H05226953A
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Mitsumasa Saito
光正 斉藤
Toshio Amano
敏夫 天野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声信号処理部、スピーカー等の音声出力装
置を備えたオーディオ出力装置及びその装置を備えたT
V受像機のおいて、ユーザーが設定した音量のボリュー
ムに応じて、ダイナミックレンジを圧縮し、出力音声の
過大出力を防止するようにする。 【構成】 音声信号処理部5内に、ノンリニアの出力特
性を有するコンプレッサーを設け、入力されたオーディ
オ信号に対応して前記コンプレッサーを制御し、出力音
量をある一定範囲内に制御するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声出力機能を有する
オーディオ出力装置及びその装置を備えたTV受像機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】AV機器に入力される音楽ソースのデジ
タル化によって、オーディオ出力のダイナミックレンジ
が非常に広くなり、例えばクラシック音楽等の場合、従
来より臨場感あふれ、繊細で、かつ、めり張りのある演
奏の再生が可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
オーディオ機器は、音楽愛好家にとっては満足のいくも
のであるが、単に音楽番組等を楽しんでいる人が、例え
ば演奏中の音量が小さい時によく聞こえないと思い音量
レベルを上げてしまうと、音量が大きくなった時にはう
るさすぎたり、それとは逆に音量が大きい時にうるさい
と思って音量レベルを下げてしまった場合には、音量が
小さくなった時には聞こえなくなってしまうという問題
点がある。また、普通の番組を見ている時でも、番組の
間に入るコマーシャルの音量が急に大きくなってしまう
事もしばしばあり、その時に音量レベルを下げてしまう
と、再び番組が始まった時、今度は音量が小さくてよく
聞こえないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる問題点
を解決するために成されたもので、オーディオ回路系の
内部に出力音声レベルをある一定のレべルに制御するた
めのコンプレッサーを設け、大レベルの音声入力があっ
た場合には、入力レベルに対して出力音声を小さく制御
し、音量をある一定の範囲に制御するように構成したも
のである。
【0005】
【作用】制御部内のコンプレッサーが、大レベルの音声
入力に対して、出力音声を制御し、ある一定の範囲内で
出力するので、番組を視聴中に突然そのまま出力される
と不快感を感じる程の大レベルの音声入力があった場合
でも、過大出力を防止することができる。
【0006】
【実施例】以上、本発明のオーディオ出力装置を、デジ
タルTV受像機に使用した場合の実施例を説明する。図
1はデジタルTV受像機の特にオーディオ系回路のブロ
ック図を示したものである。1はアンテナ端子、2はビ
デオデッキ等を接続する外部入力端子、3は受信電波を
選択するTVチューナー、4は中間周波増幅部、5は音
声信号処理部、9は前記TVチューナー3、中間周波増
幅部4、音声信号処理部5等を制御するシステムコンピ
ューターSC、10はスピーカー、6はユーザーが音量
等を操作する操作部、7はユーザーが操作したリモート
コマンダーから操作信号を入力する赤外線受光部、8は
復調部を示す。
【0007】放送局のテレビ番組はTVチューナー3で
選局され、中間周波増幅部4内で音声信号成分が分離さ
れて、音声信号処理部5で各種の信号処理が行われる。
また、外部入力端子2に接続されているビデオデッキ等
の外部機器の音声信号は、直接音声信号処理部5で処理
され、音声信号がスピーカー10から出力される。音声
信号処理部5は制御部6の操作ボタンに対して、音量ボ
リュームの増減トーンコントロールを行う他に、各種の
効果音、例えばサラウンド音、ホール反響音等を形成で
きるようなデジタル信号処理を行う。なお、映像回路系
は省略してある。
【0008】図2は、図1に示した音声信号処理部5の
内部を機能的に示したものであり、5aはサンプルホー
ルド回路、5bはA/Dコンバーター、5cは演算部、
5dはD/Aコンバーター、5eはローパスフィルター
を示す。
【0009】従来、演算部5cで行う単純な音量コント
ロールは、図3に示したように、入力レベルであるA/
Dコンバーターで変換されたデジタル信号の音量レベル
とスピーカーから出力される出力レベルは正比例してお
り、ユーザーのボリューム操作より傾きθが、例えば
A、B、Cと変化するような、いわゆるリニアモードで
あった。したがって、ダイナミックレンジの広い音楽の
場合に、小さい入力レベルに対して出力レベルが大きく
なるように設定されている時は、入力レベルが大きくな
った時には、出力レベルもそれに伴ってより大きなもの
となり、また、逆に出力レベルを小さくすると、小さな
入力レベルの時に音量が不足するという問題があった。
そのため、音楽を軽く聞き流している時、ダイナミック
レンジの広い音楽ソースの信号が入力されると、音量コ
ントロールをどの点に設定しても満足できない場合が生
じる。
【0010】本発明はこのような場合に、図4に示した
ように入力レベルと出力レベルの比をノンリニアモード
曲線として設定し、例えば曲線Aにおいて小レベルの入
力の場合は、傾きθ1を大きく設定し、大レベルの入力
の場合にはθ2の傾きを小さく設定するように、音量に
コンプレッションを加えて操作ができるようにしてい
る。したがって大きな入力があった場合でも、出力レベ
ルを図1に示したリニアモードの場合よりも抑えること
ができる。
【0011】上記したコンプレッションモードを達成す
るために、例えば数種類のノンリニアモード曲線をA、
B、Cといったように、演算部5cの内部にROMテー
ブルとして記憶しておき、ユーザーのボリューム操作に
よって設定された値を基準にして、前記ROMテーブル
の中から曲線の傾きがA、B、Cとなっている1つの曲
線を選択することにより、入力レベルに対しての出力レ
ベルを制御できるようにしている。
【0012】さらに、音量コントロールの方法として
は、例えば前記ROMテーブルを持つ替わりに、ユーザ
ーが設定したボリュームの値から曲線の傾きを計算する
ような数式を持ち、随時、曲線の傾きを計算しながら音
声を出力するようにしてもよい。リニアモードとノンリ
ニアモードの選択に関しては、ユーザーが操作するマニ
ュアルスイッチを設けることによって、ユーザーが好み
によって自由に切り替えることができるようにする。
【0013】本実施例はデジタルTV受像機に関して説
明したが、本発明のオーディオ出力装置の部分は、例え
ばカーステレオ、ラジオカセット、オーディオアンプ等
のあらゆる音響機器に利用することも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明である音量
コンプレサーを備えたオーディオ出力装置は、ユーザー
が設定してあるボリュームに応じてダイナミックレンジ
を圧縮することができるので、ノンリニアモードを選択
しておくと、小さい入力レベルに対してユーザーがボリ
ュームを大きく設定した状態になっても、突然入力レベ
ルが大きくなった時、過大出力を防止し、ユーザーの大
音量に対する不快感を取り除くことができる。さらに、
出力音量はある一定範囲に制御されているために、突
然、大レベルの音声信号が入力されてもあわててユーザ
ーが音量のボリュームを絞る手間が省略できるという利
点がある。また、この装置をTV受像機に使用した場合
は、単に普通の番組を見ている時でも、番組の間に入る
コマーシャルの音量が急に大きくなり不快感になること
を防止すると共に、コマーシャルの間だけという短い時
間のためのボリューム操作を省略することができ、再び
番組が始まった時に音量を調節し直さなくてもよいとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のデジタルTV受像機のブロッ
ク図である。
【図2】図1の音声処理5の一部を示したブロック図で
ある。
【図3】従来のデジタルTV受像機のダイナミックレン
ジをグラフにした図である。
【図4】本発明の実施例のデジタルTV受像機のダイナ
ミックレンジをグラフにした図である。
【符号の説明】
5a サンプルホールド回線 5b A/Dコンバーター 5c 演算部 5d D/Aコンバーター 5e ローパスフィルター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号処理部、スピーカー等の音声出
    力装置を備えたオーディオ出力装置において、 出力音量レベルをある一定範囲内に制御するため、ノン
    リニアの出力特性を有するコンプレッサーを制御部内に
    設け、入力されたオーディオ信号に対して上記コンプレ
    ッサー出力特性を選択できる操作部を設けたことを特徴
    とするオーディオ出力装置。
  2. 【請求項2】 ハイビジョン、BS等のデジタル音声を
    含む複数の受信チャンネルを選択することができるTV
    受像機において、 出力音量レベルをある一定範囲内に制御するため、ノン
    リニアの出力特性を有するコンプレッサーを制御部内に
    設け、入力されたオーディオ信号に上記コンプレッサー
    出力特性を選択できる操作部を設けたことを特徴とする
    TV受像機。
JP05613692A 1992-02-07 1992-02-07 オーディオ出力装置及びその装置を備えたtv受像機 Expired - Lifetime JP3321820B2 (ja)

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