JPH05223645A - 定着装置の温度検出装置 - Google Patents

定着装置の温度検出装置

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JPH05223645A
JPH05223645A JP4023855A JP2385592A JPH05223645A JP H05223645 A JPH05223645 A JP H05223645A JP 4023855 A JP4023855 A JP 4023855A JP 2385592 A JP2385592 A JP 2385592A JP H05223645 A JPH05223645 A JP H05223645A
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JP
Japan
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temperature
metal foil
heat
sensitive element
fixing
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Pending
Application number
JP4023855A
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English (en)
Inventor
Kiyoharu Nakagama
清張 中釜
Tadao Kishimoto
忠雄 岸本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 常に安全に動作する定着装置の温度検出装置
を提供する。 【構成】 感温素子1と、感温素子1を支持する弾性体
の支持部材2と、これらの間に挟着された熱伝導性の金
属箔6と、それらを覆い回動する定着用加熱体の表面に
接触する保護シート5とから成る温度検出装置Sにおい
て、感温素子1に接続する2本のリード線11と金属箔
との短絡防止用に金属箔6の前記リード線11と近接す
る部分に耐熱樹脂を塗布したこと、または前記リード線
11の少なくともどちらか一方を耐熱絶縁性チューブ1
6で絶縁被覆すること、さらにリード線11と金属箔の
間に耐熱絶縁性フィルムを挿入し確実に絶縁を行うこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置の定着
装置に設けられる定着温度制御のための温度検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真による画像記録装置等に使用さ
れる定着装置の温度制御は、定着ローラの周面温度を検
出(測定)することによってなされるが、その温度検出
が正しくなされるために、直接圧接される接触型の温度
検出装置が使用されている。
【0003】この温度検出装置は、回転する定着ローラ
に適当の押圧力をもって定着ローラの周面に当接するも
ので、例えば発泡シリコン等の弾性体によって形成した
支持体に感温素子としてビーズで覆ったサーミスタを耐
熱性のポリイミドフィルム等の保護シートをもって全体
をカバーしたものが使用されている。定着ローラの周面
には50gmmf〜150gmmfの荷重をもって圧接し、定着ローラ
の表面温度を直接測定してその結果により定着ローラに
内蔵するヒータの温度を制御(ON、OFFして)して
いる。
【0004】しかし、感温素子を支持部材によって直接
支持した場合には感温素子の定着ローラ周面に接触する
側(部分)は定着ローラの表面温度と一致するが、その
反対側の支持部材に接している面は支持部材が感温素子
の熱を放散させるために感温素子のローラ周面側と支持
部材側との間に温度差が生じ、例えば測定温度が190℃
近辺においては30℃ないし40℃の温度差が生じて、正確
な定着ローラの表面温度の測定ができなかった。定着温
度の設定を190℃とすると実際のローラ表面温度は200℃
〜210℃となり本体の設定温度より高い温度に制御して
しまう問題があった。この温度差を解消する手段の一つ
として感温素子と支持部材の間に熱伝導の高いアルミ箔
等の金属箔を挟み、この金属箔の吸熱効果によって支持
部材への熱の放散を阻止し、それによって定着ローラの
表面温度の正確な測定および制御を可能とする方法が実
施されている。しかしこの方法では感温素子のリード線
がこのアルミ箔の上を配線される構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように熱伝
導のよい金属箔によって支持部材への熱の放散を阻止し
ているが、回転している定着ローラに温度検出装置が押
圧されているため、温度検出装置はローラの回転に多少
引きずられる傾向になるが、やがて支持部材と押圧バネ
の弾性によってもとの位置に引き戻され、この運動を繰
り返して温度検出装置は振動をする。このため前記リー
ド線がアルミ箔上に接して配線されているため、感温サ
ーミスタのリード線の被覆を破損し、アルミ箔を通じて
リード線は互いに接触し、ショートしたり、電流がリー
クしてしまう等の課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決する目的でなされたものであって、感温素子と、該感
温素子を支持する弾性体の支持部材と、これらの間に挟
着された熱伝導性の金属箔と、それらを覆い回動する定
着用加熱体の表面に接続する保護シートとから成る定着
装置の温度検出装置において、前記感温素子に接続する
2本のリード線と前記金属箔との短絡防止用に前記金属
箔のリード線と近接する部分に耐熱絶縁性樹脂を塗布し
たこと、または前記リード線の少なくともどちらか一方
を耐熱絶縁性チューブで絶縁被覆すること、さらにまた
は、前記リード線と前記金属箔の間に耐熱絶縁性フィル
ムを挿入し絶縁を行うことを特徴とする定着装置の温度
検出装置である。
【0007】
【実施例】図1は本発明による温度検出装置の感温部の
全体構成を示す拡大断面図、図2はその平面図、図3は
定着装置に装着された温度検出装置の断面図、図4は感
温部の定着ローラへの圧接機構の断面図、図5はこの圧
接機構と感温部を含む温度検出装置の斜視図、図6は感
温部の基本構成を示す断面図である。
【0008】本発明に係わる温度検出装置Sの基本構成
を図6(a)によって説明する。1は感温素子であるサ
ーミスタで、2は弾性体の支持部材、3はサーミスタ1
を被覆する熱伝導性の高いビーズ(膜状物)、4は支持
部材2を挟持する保持金具である。
【0009】前記支持部材2は弾性領域が広く、かつ耐
熱性にも富む発泡シリコン材が使用され、この支持部材
2の一面にビーズ3で保持されたサーミスタ1を載置す
る。このサーミスタ1の熱検知部の表面を蒸着等の手段
によって熱伝導性の高いビーズ3を形成させて被覆する
ようにしたものである。なおビーズ3の形成には、接
着、スパッタリング、塗布等の手段によることも可能で
ある。図6(b)に示したように熱伝導性の高いビーズ
3によって被覆されたサーミスタ1と支持部材2は、前
記保持金具4をも含めてポリイミドフィルム等の耐熱性
の保護シート5により巻回され、一体化してある。サー
ミスタ1のリード線11は後に説明する金属(アルミ等)
箔6の上面を経て支持部材2内で信号線と熔接等の手段
によって接続され、信号線は支持部材2から導出され
る。従って図6(b)およびその矢示A−A断面を示す
図6(c)にあるように、保護シート5の巻回にもとづ
く張力によりサーミスタ1は支持部材2側に半ば沈み込
ませて支持部材2の上面に半球状の凹面が形成された構
成である。そして図1、図2および図5に示すように熱
の放散を阻止するために、サーミスタ1の下側に熱伝導
性高いのアルミ箔(厚さ約18μm)6を挿入し挟むよう
にして、保持金具4によって挟持された支持部材2の上
側に載置したうえ、保護シート5によって巻回(包み混
む)して一体化したのが基本構成である。更にこのアル
ミ箔6のを破損を防止するために、図1に示すように、
このアルミ箔6の下側で支持部材2との間に接着剤によ
って可撓耐熱性のテフロンやポリイミドの保護テープ12
(7.5μm程度)をアルミ箔6の裏面に貼り付けて保護す
るか、またはテフロンやポリイミド等の耐熱性の保護樹
脂13を塗布してアルミ箔6を保護するように構成されて
いる。
【0010】これは図3に示すように、定着ローラ10の
周面に設置された温度検出装置Sは定着ローラ10の回転
に伴い、その回転方向に多少引きずられた後、支持部材の
弾性によってもとの位置に復元しようとして振動し、前
記リード線11の通常の被覆ではこの被覆を破損し、リー
ド線11同士、またはアルミ箔6を通じてリード線は互い
にショートしたり、電流がリークしたりしてしまう。 これを防止するために図1、図2(B)に示すように本
発明ではアルミ箔6の上面でリード線11と接触する範囲
にテフロンやポリイミド等の耐熱絶縁性樹脂による絶縁
コート(塗布)14を行うか、図2(A)に示すように同様
の耐熱絶縁シート15をアルミ箔6とリード線11との間に
挿入固定する。または図2(C)に示すようにリード線1
1に通常の被覆より耐熱耐久性の良いテフロンやポリイ
ミド等の絶縁チューブ16でリード線を被覆することによ
って、電流のショートやリークを防止する効果がある。 このような構成とした結果、アルミ箔6と共にリード線
11はショートやリークすることなく、定着ローラ10に当
接した状態では、サーミスタ1の熱検知部全体は被測定
物である定着ローラ10の温度で覆われることとなり、定
着ローラ10の温度検知性能を安全に高めることが可能と
なる。 さらに、前記サーミスタ1は支持部材2の上面より一部
を突出した状態を常に保とうとする弾性力が働いている
ので、サーミスタ1自体のバラツキやその取り付けに際
し誤差を伴うことがあっても常に定着ローラ10の周面に
対し確実な接触状態を保つよう圧接させられることがで
きる。 本発明の温度検出装置は、図4および図5に示すように
定着装置内に固定されるブラケット9に対し貫通軸7を
介して前記保持金具4を支持することにより回動可能の
状態に取り付けられる。ブラケット9に支持された前記
保持金具4は戻りバネ8の作用により前記貫通軸7を支
点として時計方向に付勢されてサーミスタ1を定着ロー
ラ10の周面に対して圧接させる。 サーミスタ1の定着ローラ10に対する圧接荷重は50gmmf
ないし150gmmfの範囲にあるよう前記戻りバネ8の付勢
力が調整されていて、またメンテナンス等に際して定着
ローラ10が取り外される場合には、保持金具4と一体の
ストッパ4Aがブラケット9に当接して温度検出装置の必
要以上の回動が阻止されるように構成されている。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、温度検出装置の感温
素子リード線は定着ローラとの振動等により被覆破損
し、周辺の熱放散阻止のための金属(アルミ)箔と接触
して、電流がショートやリークしてしまう等の課題があ
ったが、本発明の耐熱樹脂の塗布や保護フィルムの設
置、耐久耐熱の良い絶縁チューブで被覆することによっ
て解決し、常に安全な定着装置の温度検出装置を提供す
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】感温部の全体構成の拡大断面図。
【図2】感温部の平面図。
【図3】定着装置の装着した温度検出装置の断面図。
【図4】温度検出装置の圧接機構の断面図。
【図5】温度検出装置の斜視図。
【図6】感温部の基本構成の断面図。
【符号の説明】
1 サーミスタ(感温素子) 2 支持部材 3 ビーズ 4 保持金具 5 保護シート 6 アルミ箔(金属箔) 10 定着ローラ 11 リード線 12 保護テープ 13 保護樹脂 14 絶縁コート 15 絶縁シート 16 絶縁チューブ S 温度検出装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感温素子と、該感温素子を支持する弾性
    体の支持部材と、これらの間に挟着された熱伝導性の金
    属箔と、それらを覆い回動する定着用加熱体の表面に接
    続する保護シートとから成る定着装置の温度検出装置に
    おいて、前記感温素子のリード線と前記金属箔との短絡
    防止用に、前記金属箔の前記リード線に近接する部分に
    耐熱絶縁性絶縁樹脂を塗布したことを特徴とする定着装
    置の温度検出装置。
  2. 【請求項2】 感温素子と、該感温素子を支持する弾性
    体の支持部材と、これらの間に挟着された熱伝導性の金
    属箔と、それらを覆い回動する定着用加熱体の表面に接
    触する保護シートとから成る定着装置の温度検出装置に
    おいて、前記感温素子に接続する2本のリード線と前記
    金属箔との短絡防止用に、前記リード線の少なくともど
    ちらか一方を耐熱絶縁性チューブで絶縁被覆することを
    特徴とする定着装置の温度検出装置。
  3. 【請求項3】 感温素子と、該感温素子を支持する弾性
    体の支持部材と、これらの間に挟着された熱伝導性の金
    属箔と、それらを覆い回動する定着用加熱体の表面に接
    続する保護シートとから成る定着装置の温度検出装置に
    おいて、前記感温素子のリード線と前記金属箔との短絡
    防止用に、前記リード線と前記金属箔との間に耐熱絶縁
    性フィルムを挿入し絶縁を行うことを特徴とする定着装
    置の温度検出装置。
JP4023855A 1992-02-10 1992-02-10 定着装置の温度検出装置 Pending JPH05223645A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163039A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Kyocera Mita Corp 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163039A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Kyocera Mita Corp 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

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