JPH0522154A - Lvqにおける参照ベクトル初期値の設定方法 - Google Patents

Lvqにおける参照ベクトル初期値の設定方法

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Publication number
JPH0522154A
JPH0522154A JP3170843A JP17084391A JPH0522154A JP H0522154 A JPH0522154 A JP H0522154A JP 3170843 A JP3170843 A JP 3170843A JP 17084391 A JP17084391 A JP 17084391A JP H0522154 A JPH0522154 A JP H0522154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vector
reference vector
category
learning
initial value
Prior art date
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Pending
Application number
JP3170843A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Miyazawa
秀毅 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP3170843A priority Critical patent/JPH0522154A/ja
Publication of JPH0522154A publication Critical patent/JPH0522154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声工学や画像工学で信号の符号化に使用さ
れるLVQで参照ベクトルの初期値を設定する際、カテ
ゴリ間の学習ベクトル分布に応じた初期値を自動設定
し、学習を容易にする。 【構成】 まずi番目のカテゴリでj個目の参照ベクト
ルMijを各カテゴリ(△,□,)のセントロイドに配
列し、次に各学習ベクトルLijに対して最近傍の参照
ベクトルを求め、そのメンバーベクトルとする。続い
て、その中で異なるカテゴリのメンバーベクトルでもあ
るセントロイドに新規参照ベクトルMi′j′を生成さ
せ、そのメンバー中で同一カテゴリの占める比率を内部
ポテンシャルとする。この値が所定の基準値以下の参照
ベクトルは図(b)以降の手順を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声工学や画像工学で
信号の符号化に使用されている学習ベクトル量子化技術
(Learning Vector Quantiza
tion;以下LVQと略称する)における参照ベクト
ル初期値の設定方法に関し、特に、カテゴリ間の学習ベ
クトル分布に応じた初期値を設定する初期値設定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】LVQは、従来より音声工学や画像工学
で信号の符号化に重視されていたが、AI手法の飛躍的
な発展に伴って学習が質的に向上し、一層重要度を増し
てきている。ベクトルの量子化は、メモリの大容量化と
低コスト化によって開発されたもので、連続するサンプ
ル値の集団を一つのカテゴリとして利用する符号化方法
であり、N個のサンプル値の集団は、N個の成分を有す
るN次元空間の1点又は原点からその点までのN次元ベ
クトルと考えることができる。例えば、何らかの方法に
より、このN次元空間に図2に示される如き番号を付与
されたM個の参照ベクトルYiが配列されていて、所望
のベクトルX(=x1,x2,…xN)が入力されたと
き、これと各参照ベクトルYiとの空間的距離を定義
し、該距離が最小の参照ベクトルYmで入力ベクトルX
を代表(量子化)させ、その参照ベクトルYmの番号m
を決定(符号化)する。LVQは、この参照ベクトルY
mを学習によって得るパターン認識方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】LVQにおいては、参
照ベクトルの初期値をどのように設定するかで、LVQ
の性能が大きく左右される。しかし、従来の初期値の選
択方法は、学習ベクトルの中から適当に抽出するか、各
カテゴリ内の歪み率が小さくなるような初期値を与える
かのいずれかであった。これでは、カテゴリ間の学習ベ
クトル分布状態を忠実に反映していると言えず、折角L
VQにより参照ベクトルを学習させても、認識率に無関
係な参照ベクトルが増えるばかりである。本発明はこの
ような課題に鑑みて創案されたもので、カテゴリ間の学
習ベクトル分布状態に応じた初期値を設定でき、LVQ
の学習が容易になるような参照ベクトルの初期値設定方
法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における上記課題
を解決するための手段は、各カテゴリを代表する最適の
参照ベクトルを学習で得る学習ベクトル量子化における
参照ベクトル初期値の設定方法において、各カテゴリの
セントロイドに参照ベクトルを配列し、各学習ベクトル
に対して最も近傍の参照ベクトルを求め、その学習ベク
トルを参照ベクトルのメンバーベクトルとし、該メンバ
ーベクトルのうち異なるカテゴリのメンバーベクトルと
重複するセントロイドに新規の参照ベクトルを生成さ
せ、メンバーベクトルのうち同一カテゴリに属するもの
の比率を新規の参照ベクトルの内部ポテンシャルとする
参照ベクトル初期値の設定方法によるものとする。
【0005】
【作用】本発明は、各カテゴリの学習ベクトルの分布状
態に応じて参照ベクトルを自己生成させる初期値設定方
法である。このため本発明では、各カテゴリのセントロ
イドに参照ベクトルを配列し、各学習ベクトルに対して
最近傍の参照ベクトルを求め、その学習ベクトルを参照
ベクトルのメンバーベクトルとし、そのメンバーベクト
ルのうち異なるカテゴリのメンバーベクトルでもあるセ
ントロイドに新規の参照ベクトルを生成させ、メンバー
ベクトルのうち同一カテゴリに属するものの比率をその
参照ベクトルの内部ポテンシャルとして評価する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例の工程の説明
図である。本実施例では、各記号は下記の如く定義され
ている。
【0007】 M;参照ベクトル L;学習ベクトル i;カテゴリ番号(1≦i≦n) j;参照ベクトル番号(1≦j≦k) 従って、Mijはi番目のカテゴリでj個目の参照ベク
トルということになり、同様にi番目のカテゴリでj個
目の学習ベクトルはLijとなる。本実施例では、ま
ず、図1(a)に示す如く、各カテゴリ(△,□,)の
セントロイドに参照ベクトルM11,M21,M31を
配列する。次に、各学習ベクトルLij(図示せず)に
対して最も近傍の参照ベクトルを求め、各学習ベクトル
Lijは、図1(b)に示す参照ベクトルM11,M2
1又はM31のいずれかのメンバーベクトルと呼ぶこと
にする。ここで、各参照ベクトルのメンバーベクトルは
空間的距離で決定されるので遠隔部にはカテゴリの異な
るものも含まれるが、異なるカテゴリのメンバーベクト
ルのセントロイドには、新規の参照ベクトルMi′j′
を生成させる。例えば図1(c)で、カテゴリ1(△)
の参照ベクトルM11のメンバーベクトルには、カテゴ
リ2(□)及びカテゴリ3()のメンバーベクトルも存
在する。そこで本実施例では、前者のセントロイドに参
照ベクトルM22を生成させ、後者のセントロイドに参
照ベクトルM32を生成させる。同様に、参照ベクトル
M21のメンバーベクトルにも参照ベクトルM12及び
参照ベクトルM33を生成させ、参照ベクトルM31の
メンバーベクトルにも参照ベクトルM13及び参照ベク
トルM23を生成させる。これらの新規な参照ベクトル
Mi′j′の内部ポテンシャルEi′j′は、次式で演
算される。
【0008】Ei′j′=メンバーベクトルのうちカテ
ゴリiの個数/メンバーベクトルの個数 この内部ポテンシャルEi′j′が所定の基準値以下で
ある参照ベクトルMi′j′に対しては、上記の図1
(b)以降の手順を繰り返す。
【0009】本実施例は下記の効果が明らかである。
【0010】(1)参照ベクトルに内部ポテンシャルを
定義することにより各カテゴリにおける参照ベクトルの
貢献度が認識できる。
【0011】(2)参照ベクトルを自己生成させること
によりカテゴリ間の学習ベクトルの分布状態に応じた初
期値を設定できる。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、カテゴリ間の学習ベクトルの分布に応じた初期値を
設定でき、LVQの学習が容易になる参照ベクトルの初
期値設定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図。
【図2】ベクトル量子化の説明図である。
【符号の説明】
M…参照ベクトル、i…カテゴリ番号、j…参照ベクト
ル番号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/133 Z 4228−5C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 各カテゴリを代表する最適の参照ベクト
    ルを学習で得る学習ベクトル量子化における参照ベクト
    ル初期値の設定方法において、各カテゴリのセントロイ
    ドに参照ベクトルを配列し、各学習ベクトルに対して最
    も近傍の参照ベクトルを求め、その学習ベクトルを参照
    ベクトルのメンバーベクトルとし、該メンバーベクトル
    のうち異なるカテゴリのメンバーベクトルと重複するセ
    ントロイドに新規の参照ベクトルを生成させ、メンバー
    ベクトルのうち同一カテゴリに属するものの比率を新規
    の参照ベクトルの内部ポテンシャルとすることを特徴と
    する参照ベクトル初期値の設定方法。
JP3170843A 1991-07-11 1991-07-11 Lvqにおける参照ベクトル初期値の設定方法 Pending JPH0522154A (ja)

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JP3170843A JPH0522154A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 Lvqにおける参照ベクトル初期値の設定方法

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JPH0522154A true JPH0522154A (ja) 1993-01-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10913251B2 (en) 2015-09-01 2021-02-09 Mitsui Chemicals, Inc. Buffer material, buffer material for coating robot, robot with buffer material, and coating robot with buffer material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10913251B2 (en) 2015-09-01 2021-02-09 Mitsui Chemicals, Inc. Buffer material, buffer material for coating robot, robot with buffer material, and coating robot with buffer material

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