JPH05221484A - 液面高さ測定装置及び液面高さ測定方法 - Google Patents

液面高さ測定装置及び液面高さ測定方法

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Publication number
JPH05221484A
JPH05221484A JP4019730A JP1973092A JPH05221484A JP H05221484 A JPH05221484 A JP H05221484A JP 4019730 A JP4019730 A JP 4019730A JP 1973092 A JP1973092 A JP 1973092A JP H05221484 A JPH05221484 A JP H05221484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure sensor
pressure
specific gravity
liquid
liquid level
Prior art date
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Pending
Application number
JP4019730A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ochi
和彦 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOU GIKEN KK
Original Assignee
KOU GIKEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOU GIKEN KK filed Critical KOU GIKEN KK
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Publication of JPH05221484A publication Critical patent/JPH05221484A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体の種類に関係なく液面高さの正確な測定
が行え、しかも低コストなものであり、さらには測定自
体も簡単な液面高さの測定に関する技術を提供すること
である。 【構成】 基体と、この基体の所定の位置に設けられた
第1の圧力センサと、この第1の圧力センサと異なる高
さ位置に設けられた第2の圧力センサとを具備し、前記
基体の浸漬時における前記第1及び第2の圧力センサか
らの出力データが入力され、所定の演算式に基づいての
演算を行い、前記基体の浸漬深さに関する情報を算出す
る演算手段が設けられてなる液面高さ測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばタンク等に貯留
された液体の液面高さ測定装置及び液面高さ測定方法に
関する。
【0002】
【発明の背景】従来、タンク内に充填された液体の液面
高さの測定には、(1) 液面に浮かんだフロートが液
量により上下動することを利用し、フロートに内蔵され
た永久磁石等によりフロートの上下動をリードスイッチ
が開閉することを利用して測定する方法、(2) タン
クの上部側から超音波を発生させて、液面に反射した反
射波が戻ってくるまでの時間を計測することにより液面
高さを測定する方法、(3) 圧力センサをタンク底部
に設けて、タンク底部での液圧を測定することで液面高
さを測定する方法等が知られている。
【0003】ところで、上記(1)の方法は、液面高さ
の正確な測定が行えるといった特長があるものの、装置
が大掛かりなものになり、コストが高く付き、又、フロ
ートをガイドする支柱の長さには限界があるので液面高
さが大きく変化する場合には対応できない。又、上記
(2)の方法も、装置が大掛かりで、コストが高く付
く。
【0004】又、上記(3)の方法は構造が簡単で、低
コストなものであるといった特長があるが、正確な測定
が行えていない。
【0005】
【発明の開示】本発明の目的は、液体の種類に関係なく
液面高さの正確な測定が行え、しかも低コストなもので
あり、さらには測定自体も簡単な液面高さの測定に関す
る技術を提供することである。上記本発明の目的は、基
体と、この基体の所定の位置に設けられた第1の圧力セ
ンサと、この第1の圧力センサと異なる高さ位置に設け
られた第2の圧力センサとを具備し、前記基体の浸漬時
における前記第1及び第2の圧力センサからの出力デー
タが入力され、所定の演算式に基づいての演算を行い、
前記基体の浸漬深さに関する情報を算出する演算手段が
設けられてなることを特徴とする液面高さ測定装置によ
って達成される。
【0006】又、第1の圧力センサと第2の圧力センサ
とを互いにその高さが異なるように液中に浸け、圧力を
測定する測圧工程と、この測圧工程による第1の圧力セ
ンサ及び第2の圧力センサからの圧力データを基にして
前記液の比重を求める比重算出工程と、この比重算出工
程で求められた比重と前記測圧工程で測定された第2の
圧力センサの圧力データとを基にして前記第2の圧力セ
ンサが配置された位置から液面までの距離を算出する液
面高さ算出工程とを有することを特徴とする液面高さ測
定方法によって達成される。
【0007】即ち、第1の圧力センサと第2の圧力セン
サとが異なる高さ位置に設けられたので、第1の圧力セ
ンサと第2の圧力センサとの圧力差により比重の測定が
行えるようになり、液体の種類を問わず簡単に液面高さ
を測定できるようになる。又、圧力センサを液中に配設
するだけであるから簡単に実施できる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係る液体の液面高さ測定装
置の第1実施例を示す概略断面図である。同図中、1は
上部圧力センサ、2は下部圧力センサであり、これらの
圧力センサ1,2はセンサケース3の上下の位置に取り
付けられている。すなわち、上部圧力センサ1と下部圧
力センサ2は、図1に示される如く、高さLだけ離され
て設置されている。
【0009】4はケーブルであり、このケーブル4はセ
ンサケース3に取り付けられた上部圧力センサ1及び下
部圧力センサ2からのデータを伝達する為のものであ
る。上記のように構成させた装置を用い、タンク5の液
面高さを測定するには次のようにして行われる。先ず、
図1に示す如く、センサケース3をタンク5内に浸漬
し、この状態で上部圧力センサ1により液圧P1 が測定
され、又、下部圧力センサ2によりタンク底部での液圧
2 が測定される。
【0010】これら圧力センサ1,2からの圧力P1
2 の情報信号がマイコン装置に入力され、次の式
(1)により比重ρが算出される。 ρ=(P1 −P2 )/L 式(1) 次に、この比重ρのデータが所定の演算手段に入力さ
れ、式(2)の演算が実施されることにより下部圧力セ
ンサ2が取り付けられた位置から液面迄の距離Dが求め
られる。
【0011】 D=P1 /ρ 式(2) このようにして、比重の不明な液体が対象となっても、
正確な測定が可能となる。しかも、装置は極めて簡単な
ものであり、低コストなものである。特に、上部圧力セ
ンサ1及び下部圧力センサ2はタンク内に鉛直に垂らし
ておくだけでよいから、装置は極めて簡単なものであ
り、低コストなものである。
【0012】尚、上記実施例では、圧力センサ1,2が
センサケース3に取り付けられたものであったが、図2
に示す如く、圧力センサ5,6をタンクの側壁部分に取
り付けるようにしても良い。この場合でも、上記実施例
と同様にして測定される。又、上記実施例ではタンク内
に充填された液体の液面高さを測定する場合について説
明したが、圧力センサは耐圧が1Kg/cm2 から数十
トン/cm2 程度あり、数mから数Kmにわたっての測
定も可能であり、従って長いケーブルを使用すれば池や
海の深度測定も可能である。又、上記実施例では圧力セ
ンサを二つ用いた場合について説明したが、これは三個
以上用いるようにしても良い。
【0013】
【効果】本発明によれば、比重の不明な液体についても
液面高さが検出できるようになり、しかも装置は極めて
簡単であり、低コストで実施できるといった特長を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体の液面高さ測定装置の第1実
施例の概略断面図である。
【図2】本発明に係る液体の液面高さ測定装置の第2実
施例の概略断面図である。
【符号の説明】
1,5 上部圧力センサ 2,6 下部圧力センサ 3 センサケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、この基体の所定の位置に設けら
    れた第1の圧力センサと、この第1の圧力センサと異な
    る高さ位置に設けられた第2の圧力センサとを具備し、
    前記基体の浸漬時における前記第1及び第2の圧力セン
    サからの出力データが入力され、所定の演算式に基づい
    ての演算を行い、前記基体の浸漬深さに関する情報を算
    出する演算手段が設けられてなることを特徴とする液面
    高さ測定装置。
  2. 【請求項2】 第1の圧力センサと第2の圧力センサと
    を互いにその高さが異なるように液中に浸け、圧力を測
    定する測圧工程と、この測圧工程による第1の圧力セン
    サ及び第2の圧力センサからの圧力データを基にして前
    記液の比重を求める比重算出工程と、この比重算出工程
    で求められた比重と前記測圧工程で測定された第2の圧
    力センサの圧力データとを基にして前記第2の圧力セン
    サが配置された位置から液面までの距離を算出する液面
    高さ算出工程とを有することを特徴とする液面高さ測定
    方法。
JP4019730A 1992-02-05 1992-02-05 液面高さ測定装置及び液面高さ測定方法 Pending JPH05221484A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102486392A (zh) * 2010-12-01 2012-06-06 乌兰察布新奥气化采煤技术有限公司 水位监测装置和水位监测方法

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