JPH0522023A - マイクロストリツプアンテナ - Google Patents
マイクロストリツプアンテナInfo
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- JPH0522023A JPH0522023A JP17647891A JP17647891A JPH0522023A JP H0522023 A JPH0522023 A JP H0522023A JP 17647891 A JP17647891 A JP 17647891A JP 17647891 A JP17647891 A JP 17647891A JP H0522023 A JPH0522023 A JP H0522023A
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- conductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の帯状の放射導体を有するマイクロスト
リップアンテナの小型化を図る。 【構成】 底面が接地導体１２で覆われた誘電体基板１
１の表面に複数の帯状の放射導体１３を近接させて並設
したマイクロストリップアンテナ１であって、隣合う放
射導体１３の配設位置を長手方向に互いにずらせた。
リップアンテナの小型化を図る。 【構成】 底面が接地導体１２で覆われた誘電体基板１
１の表面に複数の帯状の放射導体１３を近接させて並設
したマイクロストリップアンテナ１であって、隣合う放
射導体１３の配設位置を長手方向に互いにずらせた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、底面が接地導体で覆わ
れた誘電体基板の表面に放射導体を設けてなるマイクロ
ストリップアンテナに係り、特に放射導体の構成に関す
るものである。
れた誘電体基板の表面に放射導体を設けてなるマイクロ
ストリップアンテナに係り、特に放射導体の構成に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来のマイクロストリップアン
テナの一実施例を示す斜視図である。従来のマイクロス
トリップアンテナ３は、底面全体が接地導体１２で覆わ
れた誘電体基板１１の表面に複数の帯状の放射導体１３
がギャップ１４を設けて並列に貼設された構造をなし、
放射導体１３ｃの給電点Ｐに給電線２で誘電体基板１１
の底面側から給電されるようになっている。
テナの一実施例を示す斜視図である。従来のマイクロス
トリップアンテナ３は、底面全体が接地導体１２で覆わ
れた誘電体基板１１の表面に複数の帯状の放射導体１３
がギャップ１４を設けて並列に貼設された構造をなし、
放射導体１３ｃの給電点Ｐに給電線２で誘電体基板１１
の底面側から給電されるようになっている。
【０００３】前記各放射導体１３ａ〜１３ｅは、いずれ
も略同一の幅ｗを有し、それぞれ互いに異なる共振周波
数ｆ１〜ｆ４を有する１／２波長の両端開放のストリッ
プラインからなるアンテナ素子を構成している。
も略同一の幅ｗを有し、それぞれ互いに異なる共振周波
数ｆ１〜ｆ４を有する１／２波長の両端開放のストリッ
プラインからなるアンテナ素子を構成している。
【０００４】また、前記放射導体１３ａ〜１３ｅは、一
方端Ｑを同一ライン上に揃えて形成され、隣合う放射導
体１３は、互いに対向し合う導体部分（以下、重複導体
部分という）がギャップ１４により容量結合され、この
結合容量を介して励振されるようになっている。例えば
放射導体１３ａと１３ｂ間では、長さｒの重複導体部分
がギャップ１４により容量結合され、この結合容量を介
して励振される。
方端Ｑを同一ライン上に揃えて形成され、隣合う放射導
体１３は、互いに対向し合う導体部分（以下、重複導体
部分という）がギャップ１４により容量結合され、この
結合容量を介して励振されるようになっている。例えば
放射導体１３ａと１３ｂ間では、長さｒの重複導体部分
がギャップ１４により容量結合され、この結合容量を介
して励振される。
【０００５】そして、このマイクロストリップアンテナ
の帯域幅ΔＦは、放射導体１３の大きさやギャップ１４
の間隔ｄを適当に調節することにより各ストリップアン
テナ素子１３ａ〜１３ｅの帯域幅Δｆ１〜Δｆ４をスタ
ガ状に合成して所望の帯域幅ΔＦに調整されるようにな
っている。
の帯域幅ΔＦは、放射導体１３の大きさやギャップ１４
の間隔ｄを適当に調節することにより各ストリップアン
テナ素子１３ａ〜１３ｅの帯域幅Δｆ１〜Δｆ４をスタ
ガ状に合成して所望の帯域幅ΔＦに調整されるようにな
っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のマイクロス
トリップアンテナ３は、ギャップ１４の間隔ｄを狭くす
ることにより小型化が可能であるが、このギャップ１４
の間隔ｄを狭くすると、隣合う放射導体１３の結合容量
が大きくなり、却って帯域幅ΔＦが狭くなる欠点があ
る。
トリップアンテナ３は、ギャップ１４の間隔ｄを狭くす
ることにより小型化が可能であるが、このギャップ１４
の間隔ｄを狭くすると、隣合う放射導体１３の結合容量
が大きくなり、却って帯域幅ΔＦが狭くなる欠点があ
る。
【０００７】すなわち、各ストリップアンテナ１３ａ〜
１３ｅが適度に疎結合しているときは、各ストリップア
ンテナ１３ａ〜１３ｅは独立の帯域特性を有し、これら
がスタガ状に合成されて比較的広帯域の帯域幅ΔＦが得
られるが、ギャップ１４の間隔ｄを狭くして密結合にす
ると、各ストリップアンテナ１３ａ〜１３ｅは一体に結
合して１つの帯域特性を有するマイクロストリップアン
テナを構成するので、帯域幅ΔＦは狭くなる。このた
め、単純にギャップ１４の間隔ｄを狭くする方法では、
アンテナの小型化に限界が生じることとなる。
１３ｅが適度に疎結合しているときは、各ストリップア
ンテナ１３ａ〜１３ｅは独立の帯域特性を有し、これら
がスタガ状に合成されて比較的広帯域の帯域幅ΔＦが得
られるが、ギャップ１４の間隔ｄを狭くして密結合にす
ると、各ストリップアンテナ１３ａ〜１３ｅは一体に結
合して１つの帯域特性を有するマイクロストリップアン
テナを構成するので、帯域幅ΔＦは狭くなる。このた
め、単純にギャップ１４の間隔ｄを狭くする方法では、
アンテナの小型化に限界が生じることとなる。
【０００８】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、隣合う放射導体間の結合を疎結合にし、その分
ギャップを狭くすることにより小型化を図ることのでき
るマイクロストリップアンテナを提供することを目的と
する。
であり、隣合う放射導体間の結合を疎結合にし、その分
ギャップを狭くすることにより小型化を図ることのでき
るマイクロストリップアンテナを提供することを目的と
する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１記載の発明は、底面が接地導体で覆われた
誘電体基板の表面に複数の帯状の放射導体を近接させて
並設したマイクロストリップアンテナであって、隣合う
放射導体の配設位置を長手方向に互いにずらせたもので
ある。
め、請求項１記載の発明は、底面が接地導体で覆われた
誘電体基板の表面に複数の帯状の放射導体を近接させて
並設したマイクロストリップアンテナであって、隣合う
放射導体の配設位置を長手方向に互いにずらせたもので
ある。
【００１０】また、請求項２記載の発明は、底面が接地
導体で覆われた誘電体基板の表面に複数の帯状の放射導
体を近接させて並設したマイクロストリップアンテナで
あって、隣合う放射導体の導体幅を互いに異ならせたも
のである。
導体で覆われた誘電体基板の表面に複数の帯状の放射導
体を近接させて並設したマイクロストリップアンテナで
あって、隣合う放射導体の導体幅を互いに異ならせたも
のである。
【００１１】また、請求項３記載の発明は、底面が接地
導体で覆われた誘電体基板の表面に複数の帯状の放射導
体を近接させて並設したマイクロストリップアンテナで
あって、上記誘電体基板が比誘電率１０以上の高誘電率
基板で構成したものである。
導体で覆われた誘電体基板の表面に複数の帯状の放射導
体を近接させて並設したマイクロストリップアンテナで
あって、上記誘電体基板が比誘電率１０以上の高誘電率
基板で構成したものである。
【００１２】
【作用】請求項１記載の発明によれば、隣合う放射導体
間の長手方向の配設位置を互いにずらせることにより両
放射導体間の結合量が低減し、この分両放射導体間のギ
ャップを狭くすることが可能となる。これによりアンテ
ナの小型化が可能となる。
間の長手方向の配設位置を互いにずらせることにより両
放射導体間の結合量が低減し、この分両放射導体間のギ
ャップを狭くすることが可能となる。これによりアンテ
ナの小型化が可能となる。
【００１３】また、請求項２記載の発明によれば、隣合
う放射導体の導体幅を互いに異ならせることにより両放
射導体間の結合量が低減し、この分両放射導体間のギャ
ップを狭くすることが可能となる。これによりアンテナ
の小型化が可能となる。
う放射導体の導体幅を互いに異ならせることにより両放
射導体間の結合量が低減し、この分両放射導体間のギャ
ップを狭くすることが可能となる。これによりアンテナ
の小型化が可能となる。
【００１４】また、請求項３記載の発明によれば、比誘
電率が１０以上の高誘電率基板を用いているので、例え
ばガラスエポキシ等の誘電率基板を用いたマイクロスト
リップアンテナに比べて面積が約１／２以下になる。
電率が１０以上の高誘電率基板を用いているので、例え
ばガラスエポキシ等の誘電率基板を用いたマイクロスト
リップアンテナに比べて面積が約１／２以下になる。
【００１５】
【実施例】図１は、本発明に係るマイクロストリップア
ンテナの一実施例の構造を示す斜視図である。マイクロ
ストリップアンテナ１は、底面全体が接地導体１２で覆
われた誘電体基板１１の表面に複数の帯状の放射導体１
３が所定の間隔ｄのギャップ１４を設けて並設された構
造をなし、放射導体１３ｃの給電点Ｐにのみ給電線２で
誘電体基板１１の底面側から給電されるようになってい
る。また、他の放射導体１３ａ，１３ｂ，１３ｄ，１３
ｅは、導体間のギャップ１４により互いに容量結合し、
該結合容量を介して励振されるようになっている。な
お、給電点Ｐは、放射特性や入力インピーダンス等の諸
特性から放射導体１３ｃの一方端に近接した適宜の位置
に設けられている。
ンテナの一実施例の構造を示す斜視図である。マイクロ
ストリップアンテナ１は、底面全体が接地導体１２で覆
われた誘電体基板１１の表面に複数の帯状の放射導体１
３が所定の間隔ｄのギャップ１４を設けて並設された構
造をなし、放射導体１３ｃの給電点Ｐにのみ給電線２で
誘電体基板１１の底面側から給電されるようになってい
る。また、他の放射導体１３ａ，１３ｂ，１３ｄ，１３
ｅは、導体間のギャップ１４により互いに容量結合し、
該結合容量を介して励振されるようになっている。な
お、給電点Ｐは、放射特性や入力インピーダンス等の諸
特性から放射導体１３ｃの一方端に近接した適宜の位置
に設けられている。
【００１６】前記各放射導体１３ａ〜１３ｅは、それぞ
れ互いに異なる共振周波数ｆ１〜ｆ４を有する１／２波
長の両端開放のストリップラインからなるアンテナ素子
であって、いずれも略同一の幅ｗを有している。また、
各放射導体１３ａ〜１３ｅの長手方向の寸法Ｌは、誘電
体基板１１内における共振周波数ｆの波長λｇ（≒λｏ
／√ε、λｏ；空気中の波長，ε；誘電体基板１１の比
誘電率）の略１／２に設定されている。
れ互いに異なる共振周波数ｆ１〜ｆ４を有する１／２波
長の両端開放のストリップラインからなるアンテナ素子
であって、いずれも略同一の幅ｗを有している。また、
各放射導体１３ａ〜１３ｅの長手方向の寸法Ｌは、誘電
体基板１１内における共振周波数ｆの波長λｇ（≒λｏ
／√ε、λｏ；空気中の波長，ε；誘電体基板１１の比
誘電率）の略１／２に設定されている。
【００１７】また、前記ギャップ１４の間隔ｄは、隣合
う放射導体１３間に適度の結合容量が形成され、各放射
導体１３ａ〜１３ｅの放射特性がスタガ状に重畳される
ように設定されている。すなわち、各放射導体１３ａ〜
１３ｄは、狭帯域のストリップアンテナであるが、これ
らのストリップアンテナ１３ａ〜１３ｄの各放射特性を
複同調回路のように重畳させてマイクロストリップアン
テナ１の帯域幅ΔＦを構成するようにしている。
う放射導体１３間に適度の結合容量が形成され、各放射
導体１３ａ〜１３ｅの放射特性がスタガ状に重畳される
ように設定されている。すなわち、各放射導体１３ａ〜
１３ｄは、狭帯域のストリップアンテナであるが、これ
らのストリップアンテナ１３ａ〜１３ｄの各放射特性を
複同調回路のように重畳させてマイクロストリップアン
テナ１の帯域幅ΔＦを構成するようにしている。
【００１８】更に、前記ストリップアンテナ１３の隣合
うストリップアンテナ１３は、互いに長手方向に配設位
置をずらせて両導体の対向し合う導体部分（以下、重複
導体部分という）の長さを短くし、両ストリップアンテ
ナ１３間がより疎結合になるようにしている。例えば放
射導体１３ａと放射導体１３ｂ間では、放射導体１３ａ
の一方端Ｑと放射導体１３ｂの一方端Ｑ′との位置をず
らせて重複導体部分の長さｒが両端Ｑ，Ｑ′を一致させ
たとき（ｒ＝Ｌ）よりも短くなるようになっている。同
様に放射導体１３ｂ〜１３ｅの隣合う放射導体１３間に
ついても一方端Ｑの位置を互いにずらせて重複導体部分
の長さｒが短くしている。
うストリップアンテナ１３は、互いに長手方向に配設位
置をずらせて両導体の対向し合う導体部分（以下、重複
導体部分という）の長さを短くし、両ストリップアンテ
ナ１３間がより疎結合になるようにしている。例えば放
射導体１３ａと放射導体１３ｂ間では、放射導体１３ａ
の一方端Ｑと放射導体１３ｂの一方端Ｑ′との位置をず
らせて重複導体部分の長さｒが両端Ｑ，Ｑ′を一致させ
たとき（ｒ＝Ｌ）よりも短くなるようになっている。同
様に放射導体１３ｂ〜１３ｅの隣合う放射導体１３間に
ついても一方端Ｑの位置を互いにずらせて重複導体部分
の長さｒが短くしている。
【００１９】このように隣合うストリップアンテナ１３
間をより疎結合にしているので、従来の両端Ｑ，Ｑ′を
一致させて構成したマイクロストリップアンテナと同じ
特性を有するマイクロストリップアンテナ１を構成する
場合、疎結合にした分、ギャップ１４の間隔ｄを狭くす
ることができ、放射導体１３の配列方向の寸法が短くな
ってマイクロストリップアンテナ１の小型化が可能とな
っている。
間をより疎結合にしているので、従来の両端Ｑ，Ｑ′を
一致させて構成したマイクロストリップアンテナと同じ
特性を有するマイクロストリップアンテナ１を構成する
場合、疎結合にした分、ギャップ１４の間隔ｄを狭くす
ることができ、放射導体１３の配列方向の寸法が短くな
ってマイクロストリップアンテナ１の小型化が可能とな
っている。
【００２０】なお、上記実施例では、放射導体１３ａ〜
１３ｅの配設位置を長手方向にジグザグにずらせていた
が、図２に示すように中心の放射導体１３ｃの両側の放
射導体１３ａ，１３ｂ，１３ｄ，１３ｅを順次、上方
（給電点Ｐから離れる方向）にずらせるようにしてもよ
い。また、図示はしないが、放射導体１３ａから放射導
体１３ｅの方向又はその逆方向に順次、放射導体１３の
配設位置を上方にずらせるようにしてもよい。
１３ｅの配設位置を長手方向にジグザグにずらせていた
が、図２に示すように中心の放射導体１３ｃの両側の放
射導体１３ａ，１３ｂ，１３ｄ，１３ｅを順次、上方
（給電点Ｐから離れる方向）にずらせるようにしてもよ
い。また、図示はしないが、放射導体１３ａから放射導
体１３ｅの方向又はその逆方向に順次、放射導体１３の
配設位置を上方にずらせるようにしてもよい。
【００２１】上記実施例は、両端が開放された１／２波
長のストリップアンテナを用いていたが、これに代えて
一方端が短絡された１／４波長のストリップアンテナを
用いることもできる。
長のストリップアンテナを用いていたが、これに代えて
一方端が短絡された１／４波長のストリップアンテナを
用いることもできる。
【００２２】図３は、１／４波長ストリップアンテナを
用いたマイクロストリップアンテナの一実施例の構造を
示したものである。同図に示すマイクロストリップアン
テナ１′は、各放射導体１３ａ〜１３ｄのライン長Ｌ′
が誘電体基板１１内における共振周波数ｆの波長λｇの
略１／４に設定され、その一方端が、誘電体基板１１の
側面１１ａ，１１ｂに設けられた接地導体１５ａ〜１５
ｅで接地導体１２に短絡されたものである。
用いたマイクロストリップアンテナの一実施例の構造を
示したものである。同図に示すマイクロストリップアン
テナ１′は、各放射導体１３ａ〜１３ｄのライン長Ｌ′
が誘電体基板１１内における共振周波数ｆの波長λｇの
略１／４に設定され、その一方端が、誘電体基板１１の
側面１１ａ，１１ｂに設けられた接地導体１５ａ〜１５
ｅで接地導体１２に短絡されたものである。
【００２３】前記放射導体１３ａ，１３ｃ，１３ｅは側
面１１ａ側で短絡され、放射導体１３ｂ，１３ｄは側面
１１ｂ側で短絡され、各放射導体１３ａ〜１３ｅは、交
互に開放端が対向するように配設されている。
面１１ａ側で短絡され、放射導体１３ｂ，１３ｄは側面
１１ｂ側で短絡され、各放射導体１３ａ〜１３ｅは、交
互に開放端が対向するように配設されている。
【００２４】この実施例では、隣合うストリップアンテ
ナ１３間は両開放端側の一部に前記重複導体部分が形成
されるので、誘電体基板１１の幅Ｄを調整することによ
り隣合うストリップアンテナ１３間の重複導体部分の長
さｒが調整される。
ナ１３間は両開放端側の一部に前記重複導体部分が形成
されるので、誘電体基板１１の幅Ｄを調整することによ
り隣合うストリップアンテナ１３間の重複導体部分の長
さｒが調整される。
【００２５】本実施例では、各放射導体１３のライン長
Ｌ′が１／２波長ストリップアンテナを用いたマイクロ
ストリップ１の放射導体１３の略１／２になるととも
に、隣合う放射導体１３間の重複導体部分の長さｒが１
／２波長ストリップアンテナを用いたマイクロストリッ
プ１の放射導体１３より短くなり、ギャップ１４の間隔
ｄをより狭くすることができるので、マイクロストリッ
プアンテナ１′の面積をより小さくするすることができ
る。
Ｌ′が１／２波長ストリップアンテナを用いたマイクロ
ストリップ１の放射導体１３の略１／２になるととも
に、隣合う放射導体１３間の重複導体部分の長さｒが１
／２波長ストリップアンテナを用いたマイクロストリッ
プ１の放射導体１３より短くなり、ギャップ１４の間隔
ｄをより狭くすることができるので、マイクロストリッ
プアンテナ１′の面積をより小さくするすることができ
る。
【００２６】上記実施例では、隣合う放射導体１３を長
手方向に相互にずらせ、重複導体部分の面積を小さくし
て結合容量を小さくしていたが、図４に示すように各放
射導体１３ａ〜１３ｅのライン幅ｗ１〜ｗ５を互いに変
化させて放射導体１３間の結合容量を小さくするように
してもよい。
手方向に相互にずらせ、重複導体部分の面積を小さくし
て結合容量を小さくしていたが、図４に示すように各放
射導体１３ａ〜１３ｅのライン幅ｗ１〜ｗ５を互いに変
化させて放射導体１３間の結合容量を小さくするように
してもよい。
【００２７】この場合は、各放射導体１３ａ〜１３ｅの
一方端Ｑを揃え、各放射導体１３のライン幅ｗのみを変
化させてもよく、上述の各放射導体１３ａ〜１３ｅの一
方端Ｑの位置をずらせて重複導体部分の長さｒを短くす
る方法と組み合わせるようにしてもよい。
一方端Ｑを揃え、各放射導体１３のライン幅ｗのみを変
化させてもよく、上述の各放射導体１３ａ〜１３ｅの一
方端Ｑの位置をずらせて重複導体部分の長さｒを短くす
る方法と組み合わせるようにしてもよい。
【００２８】また、本発明において、比誘電率が１０以
上の高誘電体基板を用いると、たとえはガラスエポキシ
基板等を用いた場合に比べて、所要面積が約１／２以下
になる。一般に、比誘電率を大きくする程、周波数帯域
幅は狭くなるから小型化にも自ずと限界があるが、本発
明によれば、周波数帯域幅がもともと広いからなお一層
の小型化が達成できる。
上の高誘電体基板を用いると、たとえはガラスエポキシ
基板等を用いた場合に比べて、所要面積が約１／２以下
になる。一般に、比誘電率を大きくする程、周波数帯域
幅は狭くなるから小型化にも自ずと限界があるが、本発
明によれば、周波数帯域幅がもともと広いからなお一層
の小型化が達成できる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
底面が接地導体で覆われた誘電体基板の表面に複数の帯
状の放射導体を近接させて並設するとともに、隣合う放
射導体の配設位置を長手方向に互いにずらせるようにし
たので、隣合う放射導体間がより疎結合となる分、放射
導体間のギャップを狭くすることによりマイクロストリ
ップアンテナの小型化を図ることができる。
底面が接地導体で覆われた誘電体基板の表面に複数の帯
状の放射導体を近接させて並設するとともに、隣合う放
射導体の配設位置を長手方向に互いにずらせるようにし
たので、隣合う放射導体間がより疎結合となる分、放射
導体間のギャップを狭くすることによりマイクロストリ
ップアンテナの小型化を図ることができる。
【００３０】また、隣合う放射導体の導体幅を相互に異
ならせるようにしたので、隣合う放射導体間がより疎結
合となり、上記と同様の効果を得ることができる。
ならせるようにしたので、隣合う放射導体間がより疎結
合となり、上記と同様の効果を得ることができる。
【００３１】また、比誘電率１０以上の高誘電体基板を
用いるようにしたので、より一層の小型化が可能とな
る。
用いるようにしたので、より一層の小型化が可能とな
る。
【図１】本発明に係るマイクロストリップアンテナの一
実施例の構造を示す斜視図である。
実施例の構造を示す斜視図である。
【図２】本発明に係るマイクロストリップアンテナの第
２実施例の構造を示す斜視図である。
２実施例の構造を示す斜視図である。
【図３】本発明に係るマイクロストリップアンテナの第
３実施例の構造を示す斜視図である。
３実施例の構造を示す斜視図である。
【図４】本発明に係るマイクロストリップアンテナの第
４実施例の構造を示す斜視図である。
４実施例の構造を示す斜視図である。
【図５】従来のマイクロストリップアンテナの一実施例
の構造を示す図である。
の構造を示す図である。
１，１′，１″ マイクロストリップアンテナ
２ 給電線
１１ 誘電体基板
１２ 接地導体
１３，１３ａ〜１３ｅ 放射導体
１４ ギャップ
１５ａ〜１５ｅ 接地導体
Ｐ 給電点
Claims (3)
- 【請求項１】 底面が接地導体で覆われた誘電体基板の
表面に複数の帯状の放射導体を近接させて並設したマイ
クロストリップアンテナであって、隣合う放射導体の配
設位置を長手方向に互いにずらせたことを特徴とするマ
イクロストリップアンテナ。 - 【請求項２】 底面が接地導体で覆われた誘電体基板の
表面に複数の帯状の放射導体を近接させて並設したマイ
クロストリップアンテナであって、隣合う放射導体の導
体幅を互いに異ならせたことを特徴とするマイクロスト
リップアンテナ。 - 【請求項３】 底面が接地導体で覆われた誘電体基板の
表面に複数の帯状の放射導体を近接させて並設したマイ
クロストリップアンテナであって、上記誘電体基板が比
誘電率１０以上の高誘電率基板であることを特徴とする
マイクロストリップアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17647891A JPH0522023A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | マイクロストリツプアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17647891A JPH0522023A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | マイクロストリツプアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522023A true JPH0522023A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16014374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17647891A Pending JPH0522023A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | マイクロストリツプアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522023A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09246852A (ja) * | 1996-03-14 | 1997-09-19 | Nec Corp | パッチ型アレイアンテナ装置 |
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