JPH05219881A - 充填物に対する密着性を改良した食品用管状ケーシング - Google Patents
充填物に対する密着性を改良した食品用管状ケーシングInfo
- Publication number
- JPH05219881A JPH05219881A JP4245681A JP24568192A JPH05219881A JP H05219881 A JPH05219881 A JP H05219881A JP 4245681 A JP4245681 A JP 4245681A JP 24568192 A JP24568192 A JP 24568192A JP H05219881 A JPH05219881 A JP H05219881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- food
- weight
- coating
- chitosan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C13/0013—Chemical composition of synthetic sausage casings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
- Y10T428/1324—Flexible food casing [e.g., sausage type, etc.]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 充填物に対する密着性を改良した食品用管状
ケーシングを提供する。 【構成】 内側表面または内側および外側表面上に被覆
を有するセルロース系の管状食品用ケーシングであっ
て、その被覆がセルロースに化学的に結合したキトサン
からなることを特徴とする、食品用ケーシング。
ケーシングを提供する。 【構成】 内側表面または内側および外側表面上に被覆
を有するセルロース系の管状食品用ケーシングであっ
て、その被覆がセルロースに化学的に結合したキトサン
からなることを特徴とする、食品用ケーシング。
Description
【０００１】本発明は、内側および／または外側表面上
に被覆を有するセルロース系の管状の食品用ケーシング
であって、その被覆がそのケーシングの充填物に対する
密着性を改良し、特に腐りにくいソーセージ型の食品の
場合に、熟成の際はケーシングの分離を防止するが、熟
成の後はケーシングを容易に除去できる様なケーシング
に関する。また、本発明はその食品用ケーシングの使用
にも関する。
に被覆を有するセルロース系の管状の食品用ケーシング
であって、その被覆がそのケーシングの充填物に対する
密着性を改良し、特に腐りにくいソーセージ型の食品の
場合に、熟成の際はケーシングの分離を防止するが、熟
成の後はケーシングを容易に除去できる様なケーシング
に関する。また、本発明はその食品用ケーシングの使用
にも関する。
【０００２】付着性含浸剤としては、食品用ケーシング
の内側に塗布する天然のアルブミン（ＤＥ−Ａ−６０
９，１２９）および樹脂縮合物（ＤＥ−Ｂ−１，２９
２，７０８）が公知である。
の内側に塗布する天然のアルブミン（ＤＥ−Ａ−６０
９，１２９）および樹脂縮合物（ＤＥ−Ｂ−１，２９
２，７０８）が公知である。
【０００３】しかし、アルブミンを使用する場合、充填
物と食品用ケーシングとの間の密着性が非常に強いの
で、破壊せずにケーシングを剥離することは事実上不可
能である。他方、含浸剤として合成樹脂を使用する場
合、密着性が弱すぎて、例えば腐敗しにくいソーセージ
の熟成処理の際に、収縮する充填物からケーシングが分
離し、しわ形成を引き起こす。
物と食品用ケーシングとの間の密着性が非常に強いの
で、破壊せずにケーシングを剥離することは事実上不可
能である。他方、含浸剤として合成樹脂を使用する場
合、密着性が弱すぎて、例えば腐敗しにくいソーセージ
の熟成処理の際に、収縮する充填物からケーシングが分
離し、しわ形成を引き起こす。
【０００４】肉製品工業における技術が進歩するにつれ
て、ソーセージ用ケーシングが満たすべき品質上の必要
条件も益々厳しくなっており、非常に特殊な問題の解決
が益々必要とされている。このことは含浸効果にもあて
はまり、天然アルブミンと合成樹脂との間の段階が必要
とされている。
て、ソーセージ用ケーシングが満たすべき品質上の必要
条件も益々厳しくなっており、非常に特殊な問題の解決
が益々必要とされている。このことは含浸効果にもあて
はまり、天然アルブミンと合成樹脂との間の段階が必要
とされている。
【０００５】そこで、本発明の目的は、充填物に対する
密着性が、腐りにくいソーセージ用のソーセージ肉を詰
める場合に、熟成の際はケーシングの分離を防止する
が、熟成の後はケーシングを容易に確実に除去できる様
な食品用ケーシングを提供することである。同時に、本
発明のケーシングは、セルラーゼの様なセルロースに作
用する酵素の透過を遅らせ、できればこれを阻止するこ
とを目的とする。
密着性が、腐りにくいソーセージ用のソーセージ肉を詰
める場合に、熟成の際はケーシングの分離を防止する
が、熟成の後はケーシングを容易に確実に除去できる様
な食品用ケーシングを提供することである。同時に、本
発明のケーシングは、セルラーゼの様なセルロースに作
用する酵素の透過を遅らせ、できればこれを阻止するこ
とを目的とする。
【０００６】この目的は、繊維質紙を挿入した、または
挿入していない、セルロースに化学的に結合したキトサ
ンを含浸させた、水和セルロース製の食品用ケーシング
により達成される。
挿入していない、セルロースに化学的に結合したキトサ
ンを含浸させた、水和セルロース製の食品用ケーシング
により達成される。
【０００７】レシチン、およびアルギン酸塩、キトサン
およびカゼインから選択された少なくとも一つの他の化
合物からなる含浸物はＰ４，１２１，０６８．９に開示
されているが、そこには、セルロースに化学的に結合し
たキトサンのみの有利な使用については記載されていな
い。
およびカゼインから選択された少なくとも一つの他の化
合物からなる含浸物はＰ４，１２１，０６８．９に開示
されているが、そこには、セルロースに化学的に結合し
たキトサンのみの有利な使用については記載されていな
い。
【０００８】本発明の食品用ケーシングは、特に人造ソ
ーセージケーシングである。本発明の被覆（含浸）によ
り、特に腐りにくいソーセージを詰める場合に、内壁と
充填物との間が十分に密着するので、ソーセージを熟成
させる際にケーシングが分離しない。しかし、熟成の後
は、そのケーシングは容易に剥離できる、すなわち破壊
せずに剥離できる様に密着性が調整されている。
ーセージケーシングである。本発明の被覆（含浸）によ
り、特に腐りにくいソーセージを詰める場合に、内壁と
充填物との間が十分に密着するので、ソーセージを熟成
させる際にケーシングが分離しない。しかし、熟成の後
は、そのケーシングは容易に剥離できる、すなわち破壊
せずに剥離できる様に密着性が調整されている。
【０００９】この食品用ケーシングは、セルロース系の
担体チューブおよび本発明による内壁上および所望によ
り外壁上の被覆からなる。
担体チューブおよび本発明による内壁上および所望によ
り外壁上の被覆からなる。
【００１０】担体チューブ用の基材はセルロース（透明
セルロースフィルム、再生セルロース、水和セルロー
ス）であり、通常の方法により、好ましくはビスコース
溶液から凝固および再生によりシームレスチューブとし
て製造される。また、ウェブを折り、縁部を接合するこ
とにより製造される、接着シームを備えたチューブを使
用することもできる（ＥＰ−Ａ−０，０５０，７０２、
ＥＰ−Ａ−０，０５８，２４０）。腐りにくいソーセー
ジタイプのソーセージを製造するための、特に有利なケ
ーシングの使用においては、セルロース製の担体チュー
ブであって、その壁内に例えば紙ウェブの形の繊維補強
材を埋め込んだチューブを使用する。その様な繊維補強
した水和セルロースケーシングは、凝固および再生され
るビスコース溶液を外側から、または外側および内側か
ら連続的な繊維紙に塗布し、チューブに加工することに
より製造される。
セルロースフィルム、再生セルロース、水和セルロー
ス）であり、通常の方法により、好ましくはビスコース
溶液から凝固および再生によりシームレスチューブとし
て製造される。また、ウェブを折り、縁部を接合するこ
とにより製造される、接着シームを備えたチューブを使
用することもできる（ＥＰ−Ａ−０，０５０，７０２、
ＥＰ−Ａ−０，０５８，２４０）。腐りにくいソーセー
ジタイプのソーセージを製造するための、特に有利なケ
ーシングの使用においては、セルロース製の担体チュー
ブであって、その壁内に例えば紙ウェブの形の繊維補強
材を埋め込んだチューブを使用する。その様な繊維補強
した水和セルロースケーシングは、凝固および再生され
るビスコース溶液を外側から、または外側および内側か
ら連続的な繊維紙に塗布し、チューブに加工することに
より製造される。
【００１１】食品用ケーシングは、平らに置き、ロール
に巻いたチューブとして、あるいは片側を閉じたケーシ
ング部分として、充填物を詰めるのに使用できる。シャ
ーリングした管状ケーシング、いわゆるコンチェルティ
ーナも、通常のシャーリング装置（ＵＳ−Ａ−３，９８
８，８０４）を使用して製造することができる。この場
合、本発明の被覆は、充填物とケーシング内壁との間の
密着性に望ましい影響を与えるだけではなく、巻き取
り、貯蔵、シャーリングおよび加工にも有利であること
が分かった。この被覆により、ロールに巻き取ったチュ
ーブが互いに接着または粘着することがない。ケーシン
グ部分は長期間貯蔵しても粘着せず、ソーセージ肉を詰
める前に、特に自動充填機械により容易に開くことがで
きる。その上、このチューブは滑り性が良く、柔軟であ
り、したがって容易にシャーリングすることができる。
に巻いたチューブとして、あるいは片側を閉じたケーシ
ング部分として、充填物を詰めるのに使用できる。シャ
ーリングした管状ケーシング、いわゆるコンチェルティ
ーナも、通常のシャーリング装置（ＵＳ−Ａ−３，９８
８，８０４）を使用して製造することができる。この場
合、本発明の被覆は、充填物とケーシング内壁との間の
密着性に望ましい影響を与えるだけではなく、巻き取
り、貯蔵、シャーリングおよび加工にも有利であること
が分かった。この被覆により、ロールに巻き取ったチュ
ーブが互いに接着または粘着することがない。ケーシン
グ部分は長期間貯蔵しても粘着せず、ソーセージ肉を詰
める前に、特に自動充填機械により容易に開くことがで
きる。その上、このチューブは滑り性が良く、柔軟であ
り、したがって容易にシャーリングすることができる。
【００１２】本発明の被覆はセルロースに化学的に結合
したキトサンからなる。キトサンは、甲殻類動物のキチ
ンから分離される、部分的にけん化されたポリ−Ｎ−ア
セチルグルコサミンである。この天然重合体の各分子は
アミノ基またはアミド基のどちらかを含む。カルボキシ
ル基はまったく存在しないが、合成樹脂によるよりも大
きな親和力が得られる。
したキトサンからなる。キトサンは、甲殻類動物のキチ
ンから分離される、部分的にけん化されたポリ−Ｎ−ア
セチルグルコサミンである。この天然重合体の各分子は
アミノ基またはアミド基のどちらかを含む。カルボキシ
ル基はまったく存在しないが、合成樹脂によるよりも大
きな親和力が得られる。
【００１３】水和セルロースに化学的に結合するための
遊離アミノ基が利用される。この結合は、モノアルデヒ
ドおよびジアルデヒド、例えばホルムアルデヒド、グリ
オキサールまたはグルタルジアルデヒドを使用すること
により、容易に行うことができる。 ０．３〜１０重量
％、好ましくは０．５〜６重量％（使用するキトサンの
量に対して）のアルデヒドを弱酸性水溶液中でキトサン
に加え、短時間放置した後、この溶液を０．２〜４重量
％、好ましくは０．５〜２．５重量％（溶液の総重量に
対して）の濃度（キトサン）で含浸溶液として使用す
る。
遊離アミノ基が利用される。この結合は、モノアルデヒ
ドおよびジアルデヒド、例えばホルムアルデヒド、グリ
オキサールまたはグルタルジアルデヒドを使用すること
により、容易に行うことができる。 ０．３〜１０重量
％、好ましくは０．５〜６重量％（使用するキトサンの
量に対して）のアルデヒドを弱酸性水溶液中でキトサン
に加え、短時間放置した後、この溶液を０．２〜４重量
％、好ましくは０．５〜２．５重量％（溶液の総重量に
対して）の濃度（キトサン）で含浸溶液として使用す
る。
【００１４】含浸溶液のキトサン濃度は、各種のケーシ
ングに正確に合わせなければならない。純粋なセルロー
スケーシングには、０．５〜１重量％に調節し、２５〜
６０mg/m2 ケーシングの量で塗布するのが有利である。
外側をビスコースで処理した、すなわち外側からのみビ
スコースで処理した繊維質ケーシングでは、キトサン濃
度は０．８〜２重量％で、８０〜１５０mg/m2 ケーシン
グの量で塗布するのが有利である。ビスコースで二重処
理した、すなわち外側および内側からビスコースで処理
した繊維質ケーシングでは、キトサン濃度は１．５〜
２．５重量％で、４０〜１００mg/m2 ケーシングの量で
塗布するのが有利である。
ングに正確に合わせなければならない。純粋なセルロー
スケーシングには、０．５〜１重量％に調節し、２５〜
６０mg/m2 ケーシングの量で塗布するのが有利である。
外側をビスコースで処理した、すなわち外側からのみビ
スコースで処理した繊維質ケーシングでは、キトサン濃
度は０．８〜２重量％で、８０〜１５０mg/m2 ケーシン
グの量で塗布するのが有利である。ビスコースで二重処
理した、すなわち外側および内側からビスコースで処理
した繊維質ケーシングでは、キトサン濃度は１．５〜
２．５重量％で、４０〜１００mg/m2 ケーシングの量で
塗布するのが有利である。
【００１５】平滑な内側表面を有するケーシングを使用
する場合、ロールを長期間貯蔵する場合に密着または粘
着を防止するために、０．５〜６重量％のオイルエマル
ション（例えばダイナマイトノーベル社製のソフテノー
ル３０８：Ｃ8 〜Ｃ10脂肪酸との合成トリグリセリド）
を含浸溶液に加えるのが有利である。
する場合、ロールを長期間貯蔵する場合に密着または粘
着を防止するために、０．５〜６重量％のオイルエマル
ション（例えばダイナマイトノーベル社製のソフテノー
ル３０８：Ｃ8 〜Ｃ10脂肪酸との合成トリグリセリド）
を含浸溶液に加えるのが有利である。
【００１６】驚くべきことに、キトサンによる内側処理
はＰＶＤＣ被覆またはアクリル酸エステル被覆の固定に
も好適であり、この目的には、１．０〜１．５％のキト
サン溶液を使用し、それによって４０〜６０mg/m2 の塗
布量および３４ダイン/mの表面張力を得る。
はＰＶＤＣ被覆またはアクリル酸エステル被覆の固定に
も好適であり、この目的には、１．０〜１．５％のキト
サン溶液を使用し、それによって４０〜６０mg/m2 の塗
布量および３４ダイン/mの表面張力を得る。
【００１７】上記の百分率はすべて含浸溶液の総重量に
対する値であり、塗布量はケーシングの乾燥重量に対す
る値である。
対する値であり、塗布量はケーシングの乾燥重量に対す
る値である。
【００１８】本発明の食品用ケーシングは、食品用セル
ロース系ケーシング、特にソーセージケーシングを製造
するための通常の方法により製造される。
ロース系ケーシング、特にソーセージケーシングを製造
するための通常の方法により製造される。
【００１９】管状ケーシングの内側に対する被覆は、通
常の方法により、例えば管状ケーシングに被覆液を満た
すことにより行う（ＧＢ−Ａ−１，２０１，８３０、Ｕ
Ｓ−Ａ−２，９０１，３５８、ＤＥ−Ａ−２８０１０３
８、ＤＥ−Ｃ−３０１２２５０）。塗布温度は一般的に
常温、すなわち約１５〜３０℃である。管状ケーシング
は、その製造の際に、例えばビスコースから水和セルロ
ースゲルを沈殿させた後に含浸溶液で満たすのが有利で
ある。次いでチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥
させ、Ｎ−メチロール基とセルロースのＯＨ基の反応を
開始させる。この結合は非常に固いので、水で長時間沸
騰させても、微量のキトサンも脱離しない。
常の方法により、例えば管状ケーシングに被覆液を満た
すことにより行う（ＧＢ−Ａ−１，２０１，８３０、Ｕ
Ｓ−Ａ−２，９０１，３５８、ＤＥ−Ａ−２８０１０３
８、ＤＥ−Ｃ−３０１２２５０）。塗布温度は一般的に
常温、すなわち約１５〜３０℃である。管状ケーシング
は、その製造の際に、例えばビスコースから水和セルロ
ースゲルを沈殿させた後に含浸溶液で満たすのが有利で
ある。次いでチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥
させ、Ｎ−メチロール基とセルロースのＯＨ基の反応を
開始させる。この結合は非常に固いので、水で長時間沸
騰させても、微量のキトサンも脱離しない。
【００２０】本発明の被覆は、セルロースケーシングお
よび繊維補強ケーシングの両方に実用的であることが立
証された。
よび繊維補強ケーシングの両方に実用的であることが立
証された。
【００２１】繊維質ケーシング中で非常にゆっくりと、
穏やかな条件下で熟成する腐りにくいソーセージの場
合、非常に良い剥離結果が観察されている。
穏やかな条件下で熟成する腐りにくいソーセージの場
合、非常に良い剥離結果が観察されている。
【００２２】本発明の被覆により、特に二重に包んだ腐
りにくいソーセージの場合、ソーセージケーシングの密
着性は、熟成工程中のケーシングの分離およびしわ形成
なしに熟成工程の終了までケーシングの良好な剥離性が
低下しない様に正確に調製することができる。
りにくいソーセージの場合、ソーセージケーシングの密
着性は、熟成工程中のケーシングの分離およびしわ形成
なしに熟成工程の終了までケーシングの良好な剥離性が
低下しない様に正確に調製することができる。
【００２３】本発明のキトサン被覆を外側処理すると、
セルロースに作用する酵素の透過が驚くほど阻止され
る。この目的には、１．０〜１．５重量％の希釈液を使
用する。塗布量は９０〜１２０mg/m2 である。このセル
ラーゼ保護は外側樹脂処理よりも２倍強力である。
セルロースに作用する酵素の透過が驚くほど阻止され
る。この目的には、１．０〜１．５重量％の希釈液を使
用する。塗布量は９０〜１２０mg/m2 である。このセル
ラーゼ保護は外側樹脂処理よりも２倍強力である。
【００２４】キトサンは、水和セルロース製ソーセージ
ケーシング用のまったく新しい含浸物質であり、それに
よって応用の可能性が広がり、特殊な効果を設定できる
ことが分かった。キトサンは、食品に関する法律に完全
に適合する天然の重合体であり、キトサンの分子量が高
いために、最少量のアルデヒドで水和セルロースの表面
に定量的に結合させることができる。
ケーシング用のまったく新しい含浸物質であり、それに
よって応用の可能性が広がり、特殊な効果を設定できる
ことが分かった。キトサンは、食品に関する法律に完全
に適合する天然の重合体であり、キトサンの分子量が高
いために、最少量のアルデヒドで水和セルロースの表面
に定量的に結合させることができる。
【００２５】下記の実施例により本発明をさらに詳細に
説明するが、これらの実施例に限定するものではない。実施例１ 繊維質紙を挿入したキャリバー６０セルロースゲルチュ
ーブの外側だけビスコース被覆し、６〜８ lの下記の組
成を有する含浸溶液を満たし、乾燥機に入れる。９．９
lの水 ０．１kg（１重量％）のキトサン〔シーキュア１１０＋
Ｌ（プロタンＧｍｂＨ、ノルダーシュテット、独国
製）〕 ０．００７５ lの（キトサンに対して３重量％）グリオ
キサール（４０重量％） このチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥させ、８
〜１０重量％の湿り気を与え、巻き取る。塗布量（２０
０mg／５dm2 の剥離したチューブに対して窒素（Ｎ）測
定により求めた）は１３８mg/m2 である。
説明するが、これらの実施例に限定するものではない。実施例１ 繊維質紙を挿入したキャリバー６０セルロースゲルチュ
ーブの外側だけビスコース被覆し、６〜８ lの下記の組
成を有する含浸溶液を満たし、乾燥機に入れる。９．９
lの水 ０．１kg（１重量％）のキトサン〔シーキュア１１０＋
Ｌ（プロタンＧｍｂＨ、ノルダーシュテット、独国
製）〕 ０．００７５ lの（キトサンに対して３重量％）グリオ
キサール（４０重量％） このチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥させ、８
〜１０重量％の湿り気を与え、巻き取る。塗布量（２０
０mg／５dm2 の剥離したチューブに対して窒素（Ｎ）測
定により求めた）は１３８mg/m2 である。
【００２６】サラミの熟成中、ケーシングは肉に非常に
良く密着し、その後、容易に剥離できる（評価：１〜６
の尺度で２．５、１は密着性なし、６は剥離性なし）。実施例２ ビスコースで二重処理（ビスコース分布：外側４０重量
％、内側６０重量％）したキャリバー４５繊維ゲルチュ
ーブに４〜６ lの下記の組成を有する含浸溶液を満たし
た。 ９．３ lの水 ０．１kg（１重量％）のキトサン ０．００８ lのグリオキサール（４０重量％、キトサン
に対して３重量％） ０．６ lのソフテノールエマルション（５０重量％＝溶
液に対して３重量％） このチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥させ、１
６〜１８重量％の湿り気を与え、シャーリング加工して
コンチェルティーナにする。塗布量は６０mg/m2 であ
る。
良く密着し、その後、容易に剥離できる（評価：１〜６
の尺度で２．５、１は密着性なし、６は剥離性なし）。実施例２ ビスコースで二重処理（ビスコース分布：外側４０重量
％、内側６０重量％）したキャリバー４５繊維ゲルチュ
ーブに４〜６ lの下記の組成を有する含浸溶液を満たし
た。 ９．３ lの水 ０．１kg（１重量％）のキトサン ０．００８ lのグリオキサール（４０重量％、キトサン
に対して３重量％） ０．６ lのソフテノールエマルション（５０重量％＝溶
液に対して３重量％） このチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥させ、１
６〜１８重量％の湿り気を与え、シャーリング加工して
コンチェルティーナにする。塗布量は６０mg/m2 であ
る。
【００２７】熟成中、ケーシングは腐りにくいソーセー
ジ肉に非常に良く密着し、４〜６週間の熟成期間の後、
剥離性評価は２．７５である。実施例３ キャリバー４０水和セルロースゲルチューブに下記の組
成を有する含浸溶液（２〜３ l）を満たし、乾燥機に入
れる。 ９．３５ lの水 ０．０５kg（０．５重量％）のキトサン ０．００４ lのグリオキサール（４０重量％、キトサン
に対して３重量％） ０．６１のソフテノールエマルション（５０重量％の溶
液に対して３重量％） このチューブを通常通り乾燥させ、１６〜１８重量％の
湿り気を与え、充填する。塗布量は３５mg/m2 である。
ジ肉に非常に良く密着し、４〜６週間の熟成期間の後、
剥離性評価は２．７５である。実施例３ キャリバー４０水和セルロースゲルチューブに下記の組
成を有する含浸溶液（２〜３ l）を満たし、乾燥機に入
れる。 ９．３５ lの水 ０．０５kg（０．５重量％）のキトサン ０．００４ lのグリオキサール（４０重量％、キトサン
に対して３重量％） ０．６１のソフテノールエマルション（５０重量％の溶
液に対して３重量％） このチューブを通常通り乾燥させ、１６〜１８重量％の
湿り気を与え、充填する。塗布量は３５mg/m2 である。
【００２８】腐りにくいソーセージ肉の熟成中、ケーシ
ングは良く密着し、４週間後、容易に剥離できる（評価
２）。実施例４ 外側をビスコースで処理したキャリバー６０繊維ゲルチ
ューブの外側表面に下記の組成を有する溶液をローラー
塗布装置で塗布する。４４．３５５ lの水 ０．６kg（１．３重量％）のキトサン ０．０４５ lのグリオキサール（４０重量％、キトサン
に対して３重量％） このチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥させる。
塗布量は１１０mg/m2である。
ングは良く密着し、４週間後、容易に剥離できる（評価
２）。実施例４ 外側をビスコースで処理したキャリバー６０繊維ゲルチ
ューブの外側表面に下記の組成を有する溶液をローラー
塗布装置で塗布する。４４．３５５ lの水 ０．６kg（１．３重量％）のキトサン ０．０４５ lのグリオキサール（４０重量％、キトサン
に対して３重量％） このチューブを通常通り膨脹させた状態で乾燥させる。
塗布量は１１０mg/m2である。
【００２９】セルロースに作用する酵素で処理した場合
の重量損失は、処理していない比較材料の場合よりも２
５％少ない。外側を含浸した繊維ケーシングは、型熟成
する腐りにくいソーセージに好適であり、その場合、セ
ルラーゼの阻止に加えて、とりわけ表面に対する型の良
好な密着が観察される。実施例５ ビスコースで二重処理（ビスコース分布：外側５０重量
％、内側５０重量％）したキャリバー５０繊維ゲルチュ
ーブの内側を下記の組成を有する含浸溶液で処理する。 ９．９ lの水 ０．１kgのキトサン ７．５mlのグリオキサール（４０重量％） 塗布量５３ｇ/m2 次いで、このチューブの内側をＰＶＤＣ分散液で通常の
条件下で被覆する。何時間煮沸しても、ＰＶＤＣ被覆は
基材から脱離しない。
の重量損失は、処理していない比較材料の場合よりも２
５％少ない。外側を含浸した繊維ケーシングは、型熟成
する腐りにくいソーセージに好適であり、その場合、セ
ルラーゼの阻止に加えて、とりわけ表面に対する型の良
好な密着が観察される。実施例５ ビスコースで二重処理（ビスコース分布：外側５０重量
％、内側５０重量％）したキャリバー５０繊維ゲルチュ
ーブの内側を下記の組成を有する含浸溶液で処理する。 ９．９ lの水 ０．１kgのキトサン ７．５mlのグリオキサール（４０重量％） 塗布量５３ｇ/m2 次いで、このチューブの内側をＰＶＤＣ分散液で通常の
条件下で被覆する。何時間煮沸しても、ＰＶＤＣ被覆は
基材から脱離しない。
Claims (8)
- 【請求項１】内側表面または内側および外側表面上に被
覆を有するセルロース系の管状食品用ケーシングであっ
て、その被覆がセルロースに化学的に結合したキトサン
からなることを特徴とする、食品用ケーシング。 - 【請求項２】人造ソーセージケーシングであることを特
徴とする、請求項１に記載の食品用ケーシング。 - 【請求項３】セルロースが、ビスコース溶液から凝固お
よび再生により製造されることを特徴とする、請求項１
または２に記載の食品用ケーシング。 - 【請求項４】内側表面に施されている被覆の量が２５〜
１００mg/m2 乾燥重量であることを特徴とする、請求項
１〜３のいずれか１項に記載の食品用ケーシング。 - 【請求項５】外側表面に施されている被覆の量が９０〜
１２０mg/m2 乾燥重量であることを特徴とする、請求項
１〜３のいずれか１項に記載の食品用ケーシング。 - 【請求項６】被覆が、水性被覆組成物の総重量に対して
キトサン濃度が０．２〜４重量％である水性被覆組成物
を内側表面に施すことによりなされていること特徴とす
る、請求項１〜４のいずれか１項に記載の食品用ケーシ
ング。 - 【請求項７】被覆が、水性被覆組成物の総重量に対して
キトサン濃度が１〜１５重量％である水性被覆組成物を
外側表面に施すことによりなされていることを特徴とす
る、請求項１〜３および５のいずれか１項に記載の食品
用ケーシング。 - 【請求項８】請求項１から７のいずれか１項に記載の食
品用ケーシングの、腐りにくいソーセージ種類用のソー
セージケーシングとしての使用。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4127604.3 | 1991-08-21 | ||
| DE4127604A DE4127604A1 (de) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | Schlauchfoermige nahrungsmittelhuelle mit verbesserten hafteigenschaften gegenueber dem fuellgut |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05219881A true JPH05219881A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=6438724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4245681A Pending JPH05219881A (ja) | 1991-08-21 | 1992-08-21 | 充填物に対する密着性を改良した食品用管状ケーシング |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5736179A (ja) |
| EP (1) | EP0528374B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05219881A (ja) |
| AT (1) | ATE134292T1 (ja) |
| BR (1) | BR9203265A (ja) |
| CA (1) | CA2076263A1 (ja) |
| DE (2) | DE4127604A1 (ja) |
| DK (1) | DK0528374T3 (ja) |
| ES (1) | ES2085524T3 (ja) |
| FI (1) | FI923727A (ja) |
| MX (1) | MX9204835A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9403702U1 (de) * | 1994-03-04 | 1994-04-14 | Hoechst Ag, 65929 Frankfurt | Wursthülle auf Cellulosehydratbasis mit verbesserter Schälbarkeit |
| DE19628232A1 (de) * | 1996-07-15 | 1998-01-22 | Kalle Nalo Gmbh | Cellulosehydrat-Formkörper mit enzymatisch modifizierter Oberfläche |
| JP3656573B2 (ja) * | 2001-07-06 | 2005-06-08 | セイコーエプソン株式会社 | ダクトおよび、このダクトを備える電子機器 |
| NL1018871C2 (nl) * | 2001-09-03 | 2003-03-05 | Ktc Beheer B V | Werkwijze voor het bereiden van een geextrudeerd voedselproduct. |
| DE102004022974A1 (de) | 2004-05-10 | 2005-12-08 | Kalle Gmbh | Nahrungsmittelhülle auf Cellulosebasis mit imprägnierter Fasermaterialverstärkung |
| DE102005036688A1 (de) * | 2005-08-04 | 2007-02-08 | Kalle Gmbh | Imprägnierte oder beschichtete schlauchförmige Nahrungsmittelhülle auf Cellulosebasis |
| AT507387A1 (de) * | 2008-09-22 | 2010-04-15 | Chemiefaser Lenzing Ag | Verwendung von lyocellfasern sowie lyocellfasern enthaltenden artikeln |
| AT507386A1 (de) * | 2008-09-22 | 2010-04-15 | Chemiefaser Lenzing Ag | Verfahren zur behandlung cellulosischer formkörper |
| WO2018208718A1 (en) * | 2017-05-09 | 2018-11-15 | Nitta Casings Inc. | Collagen casings with added chitosan |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1978774A (en) * | 1932-02-24 | 1934-10-30 | Visking Corp | Artificial sausage casing and a process of preparing it |
| US2901358A (en) * | 1958-02-25 | 1959-08-25 | Union Carbide Corp | Method for producing artificial food casing |
| US3451827A (en) * | 1965-11-22 | 1969-06-24 | Tee Pak Inc | Method of coating the interior of a sausage casing |
| US3427169A (en) * | 1965-12-23 | 1969-02-11 | Tee Pak Inc | Casing for dry sausages |
| FR1551681A (ja) * | 1967-07-13 | 1968-12-27 | ||
| FI48682C (fi) * | 1967-12-18 | 1974-12-10 | Hoechst Ag | Menetelmä ja laite letkun jatkuvaksi sisäpuoliseksi päällystämiseksi. |
| US3645760A (en) * | 1970-01-05 | 1972-02-29 | Merril N O Brien | Dry sausage casing |
| BE789054A (fr) * | 1971-09-23 | 1973-03-20 | Kalle Ag | Procede et dispositif pour froncer des tubes d'emballage et notamment des boyaux pour la fabrication de saucisses |
| DE2801038B2 (de) * | 1978-01-11 | 1980-05-14 | Klaus Dr. 4600 Dortmund Schulte | Verfahren zur Innenbeschichtung von endlosem Schlauchmaterial und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| US4378017A (en) * | 1980-03-21 | 1983-03-29 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Composite material of de-N-acetylated chitin and fibrous collagen |
| DE3012250C2 (de) * | 1980-03-28 | 1982-10-14 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung eines Schlauchs mit einem Filmüberzug aus Kunststoff auf der Innenseite, seine Verwendung, sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| DE3040279A1 (de) * | 1980-10-25 | 1982-06-16 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Fuer lebensmittel, insbesondere wurstwaren geeignete schlauchhuelle mit einer klebenaht, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur herstellung gekruemmter oder ringfoermiger wursthuellen |
| DE3105718A1 (de) * | 1981-02-17 | 1982-09-02 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Fuer lebensmittel, insbesondere wurstwaren, geeignete rauchdurchlaessige schlauchhuelle mit einer klebenaht und verfahren zu ihrer herstellung |
| DE3377104D1 (en) * | 1982-11-18 | 1988-07-28 | Hoechst Ag | Peelable tubular casings for foodstuffs, especially sausage casings |
| JPH01174699A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | Osaka Godo Kk | ケーシング用材料の製造法 |
| JPH0661240B2 (ja) * | 1989-01-21 | 1994-08-17 | 新田ゼラチン株式会社 | ハム・ソーセージ類およびその製法 |
| US5089307A (en) * | 1989-05-23 | 1992-02-18 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Edible film and method of making same |
-
1991
- 1991-08-21 DE DE4127604A patent/DE4127604A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-08-11 US US07/928,027 patent/US5736179A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-14 EP EP92113899A patent/EP0528374B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-14 DE DE59205382T patent/DE59205382D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-14 DK DK92113899.6T patent/DK0528374T3/da active
- 1992-08-14 AT AT92113899T patent/ATE134292T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-08-14 ES ES92113899T patent/ES2085524T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-17 CA CA002076263A patent/CA2076263A1/en not_active Abandoned
- 1992-08-19 FI FI923727A patent/FI923727A/fi not_active Application Discontinuation
- 1992-08-20 MX MX9204835A patent/MX9204835A/es unknown
- 1992-08-21 BR BR929203265A patent/BR9203265A/pt not_active Application Discontinuation
- 1992-08-21 JP JP4245681A patent/JPH05219881A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI923727A (fi) | 1993-02-22 |
| FI923727A0 (fi) | 1992-08-19 |
| DK0528374T3 (da) | 1996-06-17 |
| EP0528374A1 (de) | 1993-02-24 |
| ES2085524T3 (es) | 1996-06-01 |
| BR9203265A (pt) | 1993-05-18 |
| US5736179A (en) | 1998-04-07 |
| EP0528374B1 (de) | 1996-02-21 |
| CA2076263A1 (en) | 1993-02-22 |
| ATE134292T1 (de) | 1996-03-15 |
| MX9204835A (es) | 1993-02-01 |
| DE4127604A1 (de) | 1993-02-25 |
| DE59205382D1 (de) | 1996-03-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5096754A (en) | Flat or tubular film based on cellulose hydrate, process for producing same and sausage products made therewith | |
| US4563376A (en) | Tubular food casing having a coating on its inside surface, a process for its manufacture and use as a sausage skin | |
| US3833022A (en) | Matte finish sausage casing | |
| US5358784A (en) | Tubular food casing with improved peelability | |
| EP1814398B1 (en) | Coating to allow additives to anchor to casings | |
| US3427169A (en) | Casing for dry sausages | |
| US5501886A (en) | Cellulose hydrate-based flat or tubular film | |
| DK152956B (da) | Rynket og sammenpresset, roerformet foedevarehylstersamt fremgangsmaade til fremstilling af samme | |
| CA1224963A (en) | Tubular food casing | |
| JPH05219881A (ja) | 充填物に対する密着性を改良した食品用管状ケーシング | |
| US5595796A (en) | Foodstuff casing based on cellulose hydrate with improved peelability | |
| US5199465A (en) | Tubular packing casings having improved peelability | |
| US7968161B2 (en) | Cellulose hydrate sausage casing featuring minimum meat cling | |
| US4489114A (en) | Arabinogalactans as release additives for cellulose containing casings | |
| JPH0740861B2 (ja) | 燻液を含浸させた可剥性繊維質食品ケーシング、製造及び用法 | |
| HU219148B (hu) | Cellulózhidrát-alapú, tömlő alakú, belső felületén füst páclével impregnált, élelmiszer-burkolat, eljárás ilyen előállítására és alkalmazása | |
| CA2062430A1 (en) | Tubular food casing with improved peelability | |
| US10264798B2 (en) | Biopolymer-based flexible-tube type food casing with internal impregnation | |
| US6033698A (en) | Fiber-reinforced cellulose-hydrate-based food casing produced with a decreased amount of viscose | |
| CA2846934C (en) | Shirring composition and applications thereof | |
| US5811162A (en) | Sheet-like or tubular food casing based on cellulose hydrate | |
| US3753740A (en) | Easily peelable sausage casing | |
| DE8505880U1 (de) | Künstliche Wursthülle |