JPH05219503A - Ｃａｔｖシステムのメッセージ表示装置 - Google Patents
Ｃａｔｖシステムのメッセージ表示装置Info
- Publication number
- JPH05219503A JPH05219503A JP4042447A JP4244792A JPH05219503A JP H05219503 A JPH05219503 A JP H05219503A JP 4042447 A JP4042447 A JP 4042447A JP 4244792 A JP4244792 A JP 4244792A JP H05219503 A JPH05219503 A JP H05219503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- screen
- message
- intermediate frequency
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チャンネルの強制切換を行うことなく、かつ
ビデオ録画画面に影響を与えることのない形でテレビ画
面上に緊急情報を表示するＣＡＴＶシステムのメッセー
ジ表示装置を提供する。 【構成】 センター装置側から送られるテレビ信号を所
定チャンネルに選局するチューナーと、テレビ信号を中
間周波数に変換し、増幅、検波を行う中間周波増幅器(V
IF) と、同期信号を分離する同期信号分離回路とを備
え、さらに、中間周波増幅器の後段に配され該中間周波
増幅器により検波された画像信号にメッセージ信号を重
畳させ画面上に該メッセージを表示させるオンスクリー
ンディスプレイ回路と、上記オンスクリーンディスプレ
イ回路をセンター装置側からの指令により制御を行う中
央処理装置(CPU) とを備える。
ビデオ録画画面に影響を与えることのない形でテレビ画
面上に緊急情報を表示するＣＡＴＶシステムのメッセー
ジ表示装置を提供する。 【構成】 センター装置側から送られるテレビ信号を所
定チャンネルに選局するチューナーと、テレビ信号を中
間周波数に変換し、増幅、検波を行う中間周波増幅器(V
IF) と、同期信号を分離する同期信号分離回路とを備
え、さらに、中間周波増幅器の後段に配され該中間周波
増幅器により検波された画像信号にメッセージ信号を重
畳させ画面上に該メッセージを表示させるオンスクリー
ンディスプレイ回路と、上記オンスクリーンディスプレ
イ回路をセンター装置側からの指令により制御を行う中
央処理装置(CPU) とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＡＴＶシステムにお
いて、テレビ画面上に緊急情報等のメッセージを表示す
るＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置に関するもの
である。
いて、テレビ画面上に緊急情報等のメッセージを表示す
るＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のＣＡＴＶシステムのメッ
セージ表示装置は、各端末に設けたＣＡＴＶ用のコンバ
ータをセンター側から制御して、視聴者がいずれのチャ
ンネルを見ている場合であってもメッセージの流れてい
るチャンネルに強制的に切換えることにより、メッセー
ジを伝達していた。
セージ表示装置は、各端末に設けたＣＡＴＶ用のコンバ
ータをセンター側から制御して、視聴者がいずれのチャ
ンネルを見ている場合であってもメッセージの流れてい
るチャンネルに強制的に切換えることにより、メッセー
ジを伝達していた。
【０００３】即ち、図６に示すように、ＣＡＴＶコンバ
ータ３内に設けられたＣＰＵ３８に対してセンター装置
側１から指令を行い、チューナ３２に働きかけ強制的に
チャンネルを切換えることによりメッセージを伝送して
いた。また視聴者がテレビ受像機３１のスイッチを入れ
ていない場合であっても、ＣＰＵ３８のＡＣコントロー
ルによりテレビ受像機３１のスイッチを強制的にＯＮと
することによりメッセージが確実に伝達されるように配
慮されていた。
ータ３内に設けられたＣＰＵ３８に対してセンター装置
側１から指令を行い、チューナ３２に働きかけ強制的に
チャンネルを切換えることによりメッセージを伝送して
いた。また視聴者がテレビ受像機３１のスイッチを入れ
ていない場合であっても、ＣＰＵ３８のＡＣコントロー
ルによりテレビ受像機３１のスイッチを強制的にＯＮと
することによりメッセージが確実に伝達されるように配
慮されていた。
【０００４】なお、この場合、チューナ３２によって選
局されたメッセージを流しているチャンネルのテレビ信
号はＩＦ増幅、検波等の後直接テレビ受像機３１に対し
出力され、そのまま映像や音声となって視聴者に伝えら
れる。
局されたメッセージを流しているチャンネルのテレビ信
号はＩＦ増幅、検波等の後直接テレビ受像機３１に対し
出力され、そのまま映像や音声となって視聴者に伝えら
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置に
あっては、視聴者の意思にかかわらず強制的にチャンネ
ルを切換えてしまうため、視聴者のチャンネル選択の自
由を奪うという問題があった。特にメッセージが、例え
ば地震警報等の緊急情報ではなく、地域情報等のさほど
緊急性の高くない情報の場合には視聴者のイライラを募
るなど問題も多かった。
ような従来のＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置に
あっては、視聴者の意思にかかわらず強制的にチャンネ
ルを切換えてしまうため、視聴者のチャンネル選択の自
由を奪うという問題があった。特にメッセージが、例え
ば地震警報等の緊急情報ではなく、地域情報等のさほど
緊急性の高くない情報の場合には視聴者のイライラを募
るなど問題も多かった。
【０００６】さらに、視聴者がビデオ録画時であっても
強制的にチャンネルが切換えられてしまうことからビデ
オ録画が途切れ、メッセージ画面が録画されてしまうと
いう問題もあった。
強制的にチャンネルが切換えられてしまうことからビデ
オ録画が途切れ、メッセージ画面が録画されてしまうと
いう問題もあった。
【０００７】本発明は、上記従来の課題を解決し、チャ
ンネルの強制切換を行うことなく、かつビデオ録画画面
に影響を与えることのない形でテレビ画面上に緊急情報
を表示するＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置を提
供することを目的とする。
ンネルの強制切換を行うことなく、かつビデオ録画画面
に影響を与えることのない形でテレビ画面上に緊急情報
を表示するＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置を提
供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し、従来
の課題を解決するため本発明は、アンテナで受信したテ
レビ信号をセンター装置から通信線路を介して伝送し、
各端末に分配供給するＣＡＴＶシステムにおいて、セン
ター装置側から送られるテレビ信号を所定チャンネルに
選局するチューナーと、テレビ信号を中間周波数に変換
し、増幅、検波を行う中間周波増幅器と、同期信号を分
離する同期信号分離回路と、上記中間周波増幅器の後段
に配され該中間周波増幅器により検波された画像信号に
メッセージ信号を重畳させ画面上に該メッセージを表示
させるオンスクリーンディスプレイ回路と、上記オンス
クリーンディスプレイ回路をセンター装置側からの指令
により制御を行う中央処理装置とを備える構成としてい
る。
の課題を解決するため本発明は、アンテナで受信したテ
レビ信号をセンター装置から通信線路を介して伝送し、
各端末に分配供給するＣＡＴＶシステムにおいて、セン
ター装置側から送られるテレビ信号を所定チャンネルに
選局するチューナーと、テレビ信号を中間周波数に変換
し、増幅、検波を行う中間周波増幅器と、同期信号を分
離する同期信号分離回路と、上記中間周波増幅器の後段
に配され該中間周波増幅器により検波された画像信号に
メッセージ信号を重畳させ画面上に該メッセージを表示
させるオンスクリーンディスプレイ回路と、上記オンス
クリーンディスプレイ回路をセンター装置側からの指令
により制御を行う中央処理装置とを備える構成としてい
る。
【０００９】さらに、請求項２の発明はＣＡＴＶ用コン
バータにおいて、請求項第１項記載のＣＡＴＶシステム
のメッセージ表示装置を備えることを特徴とする構成と
している。
バータにおいて、請求項第１項記載のＣＡＴＶシステム
のメッセージ表示装置を備えることを特徴とする構成と
している。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の一実施例によるＣＡＴＶシ
ステムのメッセージ表示装置の構成を示すブロック図で
ある。図において１はＣＡＴＶシステムのセンター装置
側、２はその端末側を示し、３は端末側２に接続された
ＣＡＴＶコンバータである。
て説明する。図１は本発明の一実施例によるＣＡＴＶシ
ステムのメッセージ表示装置の構成を示すブロック図で
ある。図において１はＣＡＴＶシステムのセンター装置
側、２はその端末側を示し、３は端末側２に接続された
ＣＡＴＶコンバータである。
【００１１】センター装置側１は、ヘッドエンド(HE)１
１、ＴＶ変調器１２、及びモデム１３を介してシリアル
インタフェイス(SIO) １４、中央処理装置（以下ＣＰＵ
と略す）１５、そしてＣＰＵ１５に接続された緊急放送
制御パネル１６、メッセージ制御パネル１７、ＲＯＭ１
８、ＲＡＭ１９、タイマ２０から構成されている。ま
た、センター装置１は双方向増幅器２１を介して通信線
路２２によって端末側２と接続されている。
１、ＴＶ変調器１２、及びモデム１３を介してシリアル
インタフェイス(SIO) １４、中央処理装置（以下ＣＰＵ
と略す）１５、そしてＣＰＵ１５に接続された緊急放送
制御パネル１６、メッセージ制御パネル１７、ＲＯＭ１
８、ＲＡＭ１９、タイマ２０から構成されている。ま
た、センター装置１は双方向増幅器２１を介して通信線
路２２によって端末側２と接続されている。
【００１２】ここで、センター装置側１は、ヘッドエン
ド１１によって受信し、あるいは、ビデオカメラ等によ
って収録されたテレビ番組を端末側２に分配供給する。
また、緊急放送制御パネル１６やメッセージ制御パネル
１７により、端末側２に対して空きチャンネル等を利用
して任意のメッセージ等を送ることができるようになっ
ている。
ド１１によって受信し、あるいは、ビデオカメラ等によ
って収録されたテレビ番組を端末側２に分配供給する。
また、緊急放送制御パネル１６やメッセージ制御パネル
１７により、端末側２に対して空きチャンネル等を利用
して任意のメッセージ等を送ることができるようになっ
ている。
【００１３】一方、端末側２は、一般的にはＣＡＴＶの
契約家庭における端末がこれに相当する。そして端末側
２にはＣＡＴＶコンバータ３を介してテレビ受像機３１
やビデオテープレコーダ（図示せず）が接続される。こ
の端末側２に接続されるＣＡＴＶコンバータ３は、一般
のテレビ受像機において多チャンネルからなるＣＡＴＶ
の番組を選局できるようにするもので、これにより６０
チャンネル程度の番組を一台のテレビで楽しむことがで
きる。
契約家庭における端末がこれに相当する。そして端末側
２にはＣＡＴＶコンバータ３を介してテレビ受像機３１
やビデオテープレコーダ（図示せず）が接続される。こ
の端末側２に接続されるＣＡＴＶコンバータ３は、一般
のテレビ受像機において多チャンネルからなるＣＡＴＶ
の番組を選局できるようにするもので、これにより６０
チャンネル程度の番組を一台のテレビで楽しむことがで
きる。
【００１４】当該ＣＡＴＶコンバータ３は、通常のコン
バータと同様にセンター装置側１から数十チャンネルで
送られてくるテレビ信号を選局するチューナ３２と、テ
レビ信号を中間周波数に変換し、増幅、検波を行う中間
周波増幅器(VIF) ３３及び、同期信号を分離する同期信
号分離回路３４、テレビ受像機の電源を接続する電源出
力部３９を備えている。ここで、本発明に係るＣＡＴＶ
コンバータ３は、さらに、中間周波増幅器３３により検
波された画像信号に対しメッセージ信号を重畳させテレ
ビ受像機３１の画面上に該メッセージを表示させるオン
スクリーンディスプレイ回路３５、センター装置側１か
らの指令によりオンスクリーンディスプレイ回路３５の
制御及び電源出力部３９を制御してテレビ受像機３１の
スイッチのＯＮ、ＯＦＦを行うＣＰＵ３８、メッセージ
送出時等に鳴動するブザー４０、ＣＰＵ３８の作動を司
るＲＯＭ４１、ＲＡＭ４２、から構成され、さらに、中
間周波増幅器３３の後段にＶＴＲ用の出力端子４３を、
またオンスクリーンディスプレイ回路３５の後段にＴＶ
出力用の出力端子４４を備えている。
バータと同様にセンター装置側１から数十チャンネルで
送られてくるテレビ信号を選局するチューナ３２と、テ
レビ信号を中間周波数に変換し、増幅、検波を行う中間
周波増幅器(VIF) ３３及び、同期信号を分離する同期信
号分離回路３４、テレビ受像機の電源を接続する電源出
力部３９を備えている。ここで、本発明に係るＣＡＴＶ
コンバータ３は、さらに、中間周波増幅器３３により検
波された画像信号に対しメッセージ信号を重畳させテレ
ビ受像機３１の画面上に該メッセージを表示させるオン
スクリーンディスプレイ回路３５、センター装置側１か
らの指令によりオンスクリーンディスプレイ回路３５の
制御及び電源出力部３９を制御してテレビ受像機３１の
スイッチのＯＮ、ＯＦＦを行うＣＰＵ３８、メッセージ
送出時等に鳴動するブザー４０、ＣＰＵ３８の作動を司
るＲＯＭ４１、ＲＡＭ４２、から構成され、さらに、中
間周波増幅器３３の後段にＶＴＲ用の出力端子４３を、
またオンスクリーンディスプレイ回路３５の後段にＴＶ
出力用の出力端子４４を備えている。
【００１５】次に上記の如く構成される本実施例の動作
について説明する。通常、ＣＡＴＶシステムにおいて
は、センター装置側１のヘッドエンド１１において受信
したＶＨＦやＵＨＦ、衛星放送等のテレビ番組や、その
地域で独自に製作した番組を通信線路２２を介して端末
側２に供給している。
について説明する。通常、ＣＡＴＶシステムにおいて
は、センター装置側１のヘッドエンド１１において受信
したＶＨＦやＵＨＦ、衛星放送等のテレビ番組や、その
地域で独自に製作した番組を通信線路２２を介して端末
側２に供給している。
【００１６】一方、端末側２においては、視聴者は各家
庭毎に設けられた端末（図示せず）にＣＡＴＶコンバー
タ３を接続し、さらに該コンバータにテレビ受像機３１
を接続することにより各種テレビ番組を楽しむことがで
きる。なお、このときテレビ受像機３１の電源５１は、
ＣＡＴＶコンバータ３の電源出力部３９に設けられた外
部電源用のコンセント５２に接続する。
庭毎に設けられた端末（図示せず）にＣＡＴＶコンバー
タ３を接続し、さらに該コンバータにテレビ受像機３１
を接続することにより各種テレビ番組を楽しむことがで
きる。なお、このときテレビ受像機３１の電源５１は、
ＣＡＴＶコンバータ３の電源出力部３９に設けられた外
部電源用のコンセント５２に接続する。
【００１７】通常の場合、ＣＡＴＶコンバータ３は、セ
ンター装置側１から送られてきたテレビ信号からチュー
ナ３２によって視聴者が選択したチャンネルを選局す
る。そして中間周波増幅器３３によって、その信号を中
間周波数に変換した上で増幅、検波を行って音声出力は
そのままＶＴＲ用、ＴＶ用の各出力端子４３、４４に出
力される。一方、画像出力は、ＶＴＲ用の出力端子４３
に対しては中間周波増幅器３３から直接出力されるが、
ＴＶ用の出力端子４４に対しては同期信号を同期信号分
離回路３４で分離した後オンスクリーンディスプレイ回
路３５を介して出力端子４４から出力される。
ンター装置側１から送られてきたテレビ信号からチュー
ナ３２によって視聴者が選択したチャンネルを選局す
る。そして中間周波増幅器３３によって、その信号を中
間周波数に変換した上で増幅、検波を行って音声出力は
そのままＶＴＲ用、ＴＶ用の各出力端子４３、４４に出
力される。一方、画像出力は、ＶＴＲ用の出力端子４３
に対しては中間周波増幅器３３から直接出力されるが、
ＴＶ用の出力端子４４に対しては同期信号を同期信号分
離回路３４で分離した後オンスクリーンディスプレイ回
路３５を介して出力端子４４から出力される。
【００１８】いま、地震警報等が発せられた場合のよう
な緊急事態を想定する。この場合この緊急情報をいち早
く地域住民に正確に伝達する必要があり、かかる事態に
おいてＣＡＴＶシステムの果す役割は大きい。そこで、
その情報をテレビを通じて各家庭に伝達するため本実施
例においては以下のような方法が採られる。
な緊急事態を想定する。この場合この緊急情報をいち早
く地域住民に正確に伝達する必要があり、かかる事態に
おいてＣＡＴＶシステムの果す役割は大きい。そこで、
その情報をテレビを通じて各家庭に伝達するため本実施
例においては以下のような方法が採られる。
【００１９】まず、このような情報を受けたセンター装
置側１は、緊急放送制御パネル１６を用いて例えば予め
ＲＯＭ１８等に記憶させておいた定型の情報を入力す
る。また、その場において必要な情報をメッセージ制御
パネル１７を用いて入力することもできる。そして、こ
れらの情報はシリアルインターフェイス１４及びモデム
１３を介して通信線路２２により端末側２へと送られ
る。
置側１は、緊急放送制御パネル１６を用いて例えば予め
ＲＯＭ１８等に記憶させておいた定型の情報を入力す
る。また、その場において必要な情報をメッセージ制御
パネル１７を用いて入力することもできる。そして、こ
れらの情報はシリアルインターフェイス１４及びモデム
１３を介して通信線路２２により端末側２へと送られ
る。
【００２０】次に端末側２ではＣＡＴＶコンバータ３が
これを受け、テレビ画面上に当該情報を表示して視聴者
に緊急事態発生を伝える。この場合、緊急情報はまずモ
デム３６、シリアルインターフェイス３７を介してＣＰ
Ｕ３８に入力される。ここでＣＰＵ３８は、テレビ受像
機３１の電源がＯＦＦの場合には電源出力部３９に働き
かけテレビ受像機３１のスイッチを入れる。次に、ＣＰ
Ｕ３８はオンスクリーンディスプレイ回路３５に働きか
け、現在表示されている画面上に、入力された情報をテ
ロップ形式で表示する。図２は、オンスクリーンディス
プレイ回路３５の作動によりテロップが表示された状態
を示している。これにより視聴者は現在緊急放送が流さ
れていることを知る。そしてこのテロップを見てこの緊
急放送が必要であれば視聴者はその指定されたチャンネ
ルに合わせることにより、図３に示すように緊急情報を
迅速かつ正確に知ることができる。テレビの視聴中であ
っても同じように、視聴チャンネルに関らず表示されて
いる画面上に、テロップが表示される。
これを受け、テレビ画面上に当該情報を表示して視聴者
に緊急事態発生を伝える。この場合、緊急情報はまずモ
デム３６、シリアルインターフェイス３７を介してＣＰ
Ｕ３８に入力される。ここでＣＰＵ３８は、テレビ受像
機３１の電源がＯＦＦの場合には電源出力部３９に働き
かけテレビ受像機３１のスイッチを入れる。次に、ＣＰ
Ｕ３８はオンスクリーンディスプレイ回路３５に働きか
け、現在表示されている画面上に、入力された情報をテ
ロップ形式で表示する。図２は、オンスクリーンディス
プレイ回路３５の作動によりテロップが表示された状態
を示している。これにより視聴者は現在緊急放送が流さ
れていることを知る。そしてこのテロップを見てこの緊
急放送が必要であれば視聴者はその指定されたチャンネ
ルに合わせることにより、図３に示すように緊急情報を
迅速かつ正確に知ることができる。テレビの視聴中であ
っても同じように、視聴チャンネルに関らず表示されて
いる画面上に、テロップが表示される。
【００２１】また、図４に示すように画面上に緊急情報
が流れていることを示すマークを点滅等させても良い。
が流れていることを示すマークを点滅等させても良い。
【００２２】ところで、本実施例においてはＶＴＲ用の
出力端子４３は中間周波増幅器３３と直接に接続されて
おり、オンスクリーンディスプレイ回路３５を介して接
続されているＴＶ出力用の出力端子４４とは異なり、オ
ンスクリーンディスプレイ回路３５の作動による情報の
表示は一切出力されない。従って、視聴者が番組を当該
コンバ−タに接続したビデオデッキにおいて録画中にオ
ンスクリーンディスプレイ回路３５の作動による情報で
あるテロップが流された場合であってもそのメッセージ
は録画されない。即ち、視聴者は録画画面とは無関係に
緊急情報があることをメッセージで得ることができる。
なお、この場合緊急情報が他チャンネルで流れているこ
とを表示することのみならず、直接その情報を画面上に
表示することも可能であることは勿論である。
出力端子４３は中間周波増幅器３３と直接に接続されて
おり、オンスクリーンディスプレイ回路３５を介して接
続されているＴＶ出力用の出力端子４４とは異なり、オ
ンスクリーンディスプレイ回路３５の作動による情報の
表示は一切出力されない。従って、視聴者が番組を当該
コンバ−タに接続したビデオデッキにおいて録画中にオ
ンスクリーンディスプレイ回路３５の作動による情報で
あるテロップが流された場合であってもそのメッセージ
は録画されない。即ち、視聴者は録画画面とは無関係に
緊急情報があることをメッセージで得ることができる。
なお、この場合緊急情報が他チャンネルで流れているこ
とを表示することのみならず、直接その情報を画面上に
表示することも可能であることは勿論である。
【００２３】次に、センター装置側１と端末側２との間
の緊急信号のやり取りについて説明する。図５は両者間
のその様子を示すタイミングチャートである。図５(a)
に示すように通常、センター装置側１はテレビ信号の送
信とは別個に端末側２に対してポーリングにより各端末
を呼び出し、それに対し各端末がアドレスに応じて受信
状態を応答することにより、各端末において正常に信号
が受信されているか否かがチェックされている。
の緊急信号のやり取りについて説明する。図５は両者間
のその様子を示すタイミングチャートである。図５(a)
に示すように通常、センター装置側１はテレビ信号の送
信とは別個に端末側２に対してポーリングにより各端末
を呼び出し、それに対し各端末がアドレスに応じて受信
状態を応答することにより、各端末において正常に信号
が受信されているか否かがチェックされている。
【００２４】この場合センター装置側１からは、図５
(a) に示すような信号が発せられる。即ち、呼出したい
端末のアドレス、コマンド、データ、及びブロックチェ
ックコードからなる信号が端末側に送られる。一方、こ
れを受けた端末は、端末(1) が呼出された場合、信号を
正しく受信しているときは、図(b) に示すように送られ
てきた信号をそのまま返送する。そして次に端末(2) を
呼出す信号が発せられ、それに対して図５(c) に示すよ
うに先と同様に信号を返送する。これらの繰返しにより
センター装置側１では端末側２における受信状況を常に
監視している。
(a) に示すような信号が発せられる。即ち、呼出したい
端末のアドレス、コマンド、データ、及びブロックチェ
ックコードからなる信号が端末側に送られる。一方、こ
れを受けた端末は、端末(1) が呼出された場合、信号を
正しく受信しているときは、図(b) に示すように送られ
てきた信号をそのまま返送する。そして次に端末(2) を
呼出す信号が発せられ、それに対して図５(c) に示すよ
うに先と同様に信号を返送する。これらの繰返しにより
センター装置側１では端末側２における受信状況を常に
監視している。
【００２５】ここで、緊急放送が発せられる場合には、
通常のポーリングは停止され各端末に対して図５(d) に
示すように、緊急放送コードを含む信号を５連送するこ
とにより行う。この場合送られる信号は、全端末を一斉
に呼出す全端末アドレス、緊急放送コードを含むコマン
ド、緊急放送を行っているチャンネル等のデータを含む
チャンネルデータ及びブロックチェックコードから構成
されている。ここで、信号を特に５連送としたのは、情
報の性格から誤報を回避するためであり、従ってＣＡＴ
Ｖ用コンバータ３のＣＰＵ３８は緊急放送コードの含ま
れた信号を２個以上受信したとき初めてオンスクリーン
ディスプレイ回路３５等に対して指令を行う。
通常のポーリングは停止され各端末に対して図５(d) に
示すように、緊急放送コードを含む信号を５連送するこ
とにより行う。この場合送られる信号は、全端末を一斉
に呼出す全端末アドレス、緊急放送コードを含むコマン
ド、緊急放送を行っているチャンネル等のデータを含む
チャンネルデータ及びブロックチェックコードから構成
されている。ここで、信号を特に５連送としたのは、情
報の性格から誤報を回避するためであり、従ってＣＡＴ
Ｖ用コンバータ３のＣＰＵ３８は緊急放送コードの含ま
れた信号を２個以上受信したとき初めてオンスクリーン
ディスプレイ回路３５等に対して指令を行う。
【００２６】なお、本実施例においては地震等の緊急性
の高い情報の伝達について述べたが、台風情報や地域情
報等、緊急性に差異のある各種情報に対しても本表示装
置を活用できることは勿論である。
の高い情報の伝達について述べたが、台風情報や地域情
報等、緊急性に差異のある各種情報に対しても本表示装
置を活用できることは勿論である。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るＣＡＴ
Ｖシステムのメッセージ表示装置によれば、端末側に接
続されるＣＡＴＶ用コンバータの中間周波増幅器の後段
にＶＴＲ用出力とは別個に、ＴＶ用出力に対しオンスク
リーンディスプレイ回路を設けたことにより、他番組を
見ながら緊急情報や地域情報そのものやそれらの有無を
知ることができるという効果がある。従って、チャンネ
ルの強制切換により視聴者のチャンネル選択の権利が不
当に奪われることはない。
Ｖシステムのメッセージ表示装置によれば、端末側に接
続されるＣＡＴＶ用コンバータの中間周波増幅器の後段
にＶＴＲ用出力とは別個に、ＴＶ用出力に対しオンスク
リーンディスプレイ回路を設けたことにより、他番組を
見ながら緊急情報や地域情報そのものやそれらの有無を
知ることができるという効果がある。従って、チャンネ
ルの強制切換により視聴者のチャンネル選択の権利が不
当に奪われることはない。
【００２８】さらに、ＶＴＲ用出力とは別個にオンスク
リーンディスプレイ回路が設けられていることから、テ
レビ画面上に表示された情報やマーク等が録画されない
という効果がある。従って視聴者は録画映像に一切無関
係に各種情報を得ることができる。
リーンディスプレイ回路が設けられていることから、テ
レビ画面上に表示された情報やマーク等が録画されない
という効果がある。従って視聴者は録画映像に一切無関
係に各種情報を得ることができる。
【図１】本発明の一実施例によるＣＡＴＶシステムのメ
ッセージ表示装置を用いたＣＡＴＶシステムを示すブロ
ック図である。
ッセージ表示装置を用いたＣＡＴＶシステムを示すブロ
ック図である。
【図２】本発明の一実施例によるメッセージ表示装置に
より、緊急情報を画面上に表示した状態を示す説明図で
ある。
より、緊急情報を画面上に表示した状態を示す説明図で
ある。
【図３】本発明の一実施例によるメッセージ表示装置に
より、緊急情報が流されているチャンネルの画面を示す
説明図である。
より、緊急情報が流されているチャンネルの画面を示す
説明図である。
【図４】本発明の一実施例によるメッセージ表示装置に
より、画面上に他チャンネルで情報が流されていること
を示すマークが点滅している状態を示す説明図である。
より、画面上に他チャンネルで情報が流されていること
を示すマークが点滅している状態を示す説明図である。
【図５】本発明の一実施例によるメッセージ表示装置に
おけるセンター装置側と、端末側との信号のやり取りの
様子を示すタイミングチャートである。
おけるセンター装置側と、端末側との信号のやり取りの
様子を示すタイミングチャートである。
【図６】従来のＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
１ センター装置側 ２ 端末側 ３２ チューナー ３３ 中間周波増幅器 ３４ 同期信号分離回路 ３５ オンスクリーンディスプレイ回路 ３８ 中央処理装置（ＣＰＵ） ３９ 電源出力部
Claims (2)
- 【請求項１】 アンテナで受信したテレビ信号をセンタ
ー装置から通信線路を介して伝送し、各端末に分配供給
するＣＡＴＶシステムにおいて、 センター装置側から送られるテレビ信号を所定チャンネ
ルに選局するチューナーと、テレビ信号を中間周波数に
変換し、増幅、検波を行う中間周波増幅器と、同期信号
を分離する同期信号分離回路と、上記中間周波増幅器の
後段に配され該中間周波増幅器により検波された画像信
号にメッセージ信号を重畳させ画面上に該メッセージを
表示させるオンスクリーンディスプレイ回路と、上記オ
ンスクリーンディスプレイ回路をセンター装置側からの
指令により制御を行う中央処理装置とを備えることを特
徴とするＣＡＴＶシステムのメッセージ表示装置。 - 【請求項２】 請求項第１項記載のＣＡＴＶシステムの
メッセージ表示装置を備えることを特徴とするＣＡＴＶ
用コンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4042447A JPH05219503A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | Ｃａｔｖシステムのメッセージ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4042447A JPH05219503A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | Ｃａｔｖシステムのメッセージ表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05219503A true JPH05219503A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12636331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4042447A Pending JPH05219503A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | Ｃａｔｖシステムのメッセージ表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05219503A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100421839B1 (ko) * | 1997-01-27 | 2004-04-17 | 엘지전자 주식회사 | 자바(java) 프로세서를 이용한 오에스디(osd) 장치 |
| JP2008288709A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Funai Electric Co Ltd | 表示装置 |
| JP4505411B2 (ja) * | 2003-04-03 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | 受信装置、同装置を用いた表示装置及びテレビ放送システム |
| US8813163B2 (en) | 2006-05-26 | 2014-08-19 | Cyberlink Corp. | Methods, communication device, and communication system for presenting multi-media content in conjunction with user identifications corresponding to the same channel number |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4042447A patent/JPH05219503A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100421839B1 (ko) * | 1997-01-27 | 2004-04-17 | 엘지전자 주식회사 | 자바(java) 프로세서를 이용한 오에스디(osd) 장치 |
| JP4505411B2 (ja) * | 2003-04-03 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | 受信装置、同装置を用いた表示装置及びテレビ放送システム |
| US8813163B2 (en) | 2006-05-26 | 2014-08-19 | Cyberlink Corp. | Methods, communication device, and communication system for presenting multi-media content in conjunction with user identifications corresponding to the same channel number |
| JP2008288709A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Funai Electric Co Ltd | 表示装置 |
| JP4645619B2 (ja) * | 2007-05-15 | 2011-03-09 | 船井電機株式会社 | 表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6473135B1 (en) | Signal input selector for television set and method of implementing same | |
| US5671019A (en) | Character information display apparatus for a partial and a full-screen display | |
| EP0444496B1 (en) | Video signal processing Apparatus | |
| JP3545413B2 (ja) | 従来の方式のチャンネルと高精細度方式のチャンネルとを関連づけるビデオ処理装置 | |
| JPH05122692A (ja) | Ｃａｔｖ端末装置およびｃａｔｖシステム | |
| US20030093788A1 (en) | Automatic emergency message display television receiver | |
| JP3844518B2 (ja) | 双方向放送の受信装置の遠隔制御装置および遠隔制御方法 | |
| JPH07212331A (ja) | 双方向放送の受信装置 | |
| JPH0775015A (ja) | テレビチャンネル切換装置 | |
| JPH05219503A (ja) | Ｃａｔｖシステムのメッセージ表示装置 | |
| US7657909B1 (en) | Information receiving apparatus and method for receiving headline information | |
| JP2006100949A (ja) | 番組表映像信号生成装置，番組表映像制御装置，テレビジョン受像機 | |
| JP3318794B2 (ja) | 放送信号受信機およびその情報チャネル検出方法 | |
| JPS6039989A (ja) | 双方向ｃａｔｖシステム | |
| JPH05122674A (ja) | Ｃａｔｖシステム | |
| WO2004034350A1 (en) | Television set and method for notifying a disaster situation | |
| JPH05219504A (ja) | 緊急放送対応ｃａｔｖコンバータ | |
| JP3233436B2 (ja) | Ｃａｔｖ伝送システムにおける映像信号監視システム | |
| JP2508895B2 (ja) | 衛星放送受信機内蔵カラ―テレビジョン受信機 | |
| JP2000195243A (ja) | 自動録画システム、自動録画システムに対応した映像音声記録装置及び映像音響機器 | |
| JP3233438B2 (ja) | Ｃａｔｖ伝送システムにおける映像監視装置 | |
| KR0138066Y1 (ko) | 방송시청제어장치 | |
| KR0169305B1 (ko) | 현재시산에 따른 부화면위치 자동 변환장치 및 그 제어방법 | |
| KR200172465Y1 (ko) | 더블화면 녹화기능을 갖는 다화면 텔레비전 | |
| JP2000069388A (ja) | 受信装置 |