JPH05217635A - シールド強化形同軸コネクタ - Google Patents
シールド強化形同軸コネクタInfo
- Publication number
- JPH05217635A JPH05217635A JP4017264A JP1726492A JPH05217635A JP H05217635 A JPH05217635 A JP H05217635A JP 4017264 A JP4017264 A JP 4017264A JP 1726492 A JP1726492 A JP 1726492A JP H05217635 A JPH05217635 A JP H05217635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- connection
- external conductor
- connection nut
- coaxial cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シールド強化形同軸コネクタに係り、とくに
同軸ケーブルの外部導体の接地接続構造に関し、同軸ケ
ーブル及びコネクタ接続部付近からの不要放射をさらに
低減すること目的とする。 【構成】 二重シールド形同軸ケーブル３の第１の外部
導体3bを接地接続する接続構体1aの他に、露出させた第
２の外部導体3cに挿通しかしめ圧着する、複数の細いへ
字折曲形の継ぎばね片4bの両側に圧着リング4aを一体結
合してなる締付金具４と、該締付金具に挿通し継ぎばね
片にスライド可能に内接・ばね接触し且つ相手方プラグ
コネクタ１との接続部分を覆うめねじ部5aを備える接続
ナット５とを具備するレセプタクルコネクタ２と、該レ
セプタクルコネクタ２の接続ナットを接地螺着するおね
じ部6aを備える円筒カバー６を具備するプラグコネクタ
１とで構成する。
同軸ケーブルの外部導体の接地接続構造に関し、同軸ケ
ーブル及びコネクタ接続部付近からの不要放射をさらに
低減すること目的とする。 【構成】 二重シールド形同軸ケーブル３の第１の外部
導体3bを接地接続する接続構体1aの他に、露出させた第
２の外部導体3cに挿通しかしめ圧着する、複数の細いへ
字折曲形の継ぎばね片4bの両側に圧着リング4aを一体結
合してなる締付金具４と、該締付金具に挿通し継ぎばね
片にスライド可能に内接・ばね接触し且つ相手方プラグ
コネクタ１との接続部分を覆うめねじ部5aを備える接続
ナット５とを具備するレセプタクルコネクタ２と、該レ
セプタクルコネクタ２の接続ナットを接地螺着するおね
じ部6aを備える円筒カバー６を具備するプラグコネクタ
１とで構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド強化形同軸コ
ネクタに係り、とくに同軸ケーブルの外部導体の接地接
続構造に関する。
ネクタに係り、とくに同軸ケーブルの外部導体の接地接
続構造に関する。
【０００２】近年、情報処理装置などが発生する不要放
射（電磁放射）による不要雑音が問題となっており、厳
しく規制されるようになった。一方、情報処理装置など
は高密度実装化、信号の高速化が進んでおり、装置自身
が発生する不要雑音だけでなく、装置に接続されるケー
ブルからの不要雑音、とくにコネクタ接続部付近からの
不要放射も無視することはできず、その対策が要望され
ている。
射（電磁放射）による不要雑音が問題となっており、厳
しく規制されるようになった。一方、情報処理装置など
は高密度実装化、信号の高速化が進んでおり、装置自身
が発生する不要雑音だけでなく、装置に接続されるケー
ブルからの不要雑音、とくにコネクタ接続部付近からの
不要放射も無視することはできず、その対策が要望され
ている。
【０００３】
【従来の技術】従来は、図示しないが例えば、ＪＩＳ規
格Ｃ５４１２に準拠した高周波同軸Ｃ02形コネクタ（プ
ラグコネクタ）を機器パネルなどに取着した相手方コネ
クタであるフランジ付きのレセプタクルコネクタに接続
する場合、同軸ケーブルの外部導体である編組を接続構
体を介して機器パネルなどに接地接続し不要放射をシー
ルドしている。
格Ｃ５４１２に準拠した高周波同軸Ｃ02形コネクタ（プ
ラグコネクタ）を機器パネルなどに取着した相手方コネ
クタであるフランジ付きのレセプタクルコネクタに接続
する場合、同軸ケーブルの外部導体である編組を接続構
体を介して機器パネルなどに接地接続し不要放射をシー
ルドしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記接続構造によれば、同軸ケーブル及びそのコネ
クタ接続部付近からの不要放射がなお存在するといった
問題があった。
うな上記接続構造によれば、同軸ケーブル及びそのコネ
クタ接続部付近からの不要放射がなお存在するといった
問題があった。
【０００５】上記問題点に鑑み、本発明は同軸ケーブル
及びコネクタ接続部付近からの不要放射をさらに低減す
ることのできるシールド強化形同軸コネクタを提供する
ことを目的とする。
及びコネクタ接続部付近からの不要放射をさらに低減す
ることのできるシールド強化形同軸コネクタを提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシールド強化形同軸コネクタにおいては、
中心導体を同心にした２層の外部導体を有する二重シー
ルド形同軸ケーブルの第１の外部導体を接地接続する接
続構体の他に、露出させた第２の外部導体に挿通しかし
め圧着する、円周等分に配置する複数の細いへ字折曲形
の継ぎばね片の両側に圧着リングを一体結合してなる締
付金具と、該締付金具に挿通し継ぎばね片にスライド可
能に内接・ばね接触し且つレセプタクルコネクタとの接
続部分を覆う接続ナットとを具備するプラグコネクタ
と、該プラグコネクタの接続ナットを接地螺着するおね
じ部を備える円筒カバーを具備するレセプタクルコネク
タとで構成する。
に、本発明のシールド強化形同軸コネクタにおいては、
中心導体を同心にした２層の外部導体を有する二重シー
ルド形同軸ケーブルの第１の外部導体を接地接続する接
続構体の他に、露出させた第２の外部導体に挿通しかし
め圧着する、円周等分に配置する複数の細いへ字折曲形
の継ぎばね片の両側に圧着リングを一体結合してなる締
付金具と、該締付金具に挿通し継ぎばね片にスライド可
能に内接・ばね接触し且つレセプタクルコネクタとの接
続部分を覆う接続ナットとを具備するプラグコネクタ
と、該プラグコネクタの接続ナットを接地螺着するおね
じ部を備える円筒カバーを具備するレセプタクルコネク
タとで構成する。
【０００７】
【作用】二重シールド形同軸ケーブルを用い、その第１
の外部導体を従来構成の接続構体でコネクタ接続するこ
とにより接地接続することができ、更に第２の外部導体
を締付金具でかしめ圧着し、締付金具の継ぎばね片に内
接・ばね接触させた接続ナットでレセプタクルコネクタ
の円筒カバーのおねじ部に接地接続することでコネクタ
接続部分を二重にシールドして不要放射を低減すること
ができる。
の外部導体を従来構成の接続構体でコネクタ接続するこ
とにより接地接続することができ、更に第２の外部導体
を締付金具でかしめ圧着し、締付金具の継ぎばね片に内
接・ばね接触させた接続ナットでレセプタクルコネクタ
の円筒カバーのおねじ部に接地接続することでコネクタ
接続部分を二重にシールドして不要放射を低減すること
ができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
の要旨を詳細に説明する。図１の側断面図に示すよう
に、シールド強化形同軸コネクタはプラグコネクタ１と
相手方コネクタであるレセプタクルコネクタ２とで構成
する。
の要旨を詳細に説明する。図１の側断面図に示すよう
に、シールド強化形同軸コネクタはプラグコネクタ１と
相手方コネクタであるレセプタクルコネクタ２とで構成
する。
【０００９】プラグコネクタ１は、図２の断面図に示す
中心導体3aを同心にした第１の外部導体3bと第２の外部
導体3cと絶縁材3dを介し備え外周を外被3eで覆い構成さ
れる二重シールド形同軸ケーブル３の第１の外部導体3b
を接地接続する従来構成の接続構体1aの他に、本発明構
成では更に、露出させた第２の外部導体3cに挿通しかし
め圧着する、図３の単体斜視図に示すように円周等分に
配置する複数のへ字折曲形の細い継ぎばね片4bの両側に
圧着リング4aを一体結合してなる締付金具４（継ぎばね
と圧着リングは別体で製作し組み合わせてもよい）と、
この締付金具４の継ぎばね片4bにスライド可能に内接・
ばね接触し且つレセプタクルコネクタ２との接続部分を
外側から覆うめねじ部5aを備える円筒形の接続ナット５
とを具備する。
中心導体3aを同心にした第１の外部導体3bと第２の外部
導体3cと絶縁材3dを介し備え外周を外被3eで覆い構成さ
れる二重シールド形同軸ケーブル３の第１の外部導体3b
を接地接続する従来構成の接続構体1aの他に、本発明構
成では更に、露出させた第２の外部導体3cに挿通しかし
め圧着する、図３の単体斜視図に示すように円周等分に
配置する複数のへ字折曲形の細い継ぎばね片4bの両側に
圧着リング4aを一体結合してなる締付金具４（継ぎばね
と圧着リングは別体で製作し組み合わせてもよい）と、
この締付金具４の継ぎばね片4bにスライド可能に内接・
ばね接触し且つレセプタクルコネクタ２との接続部分を
外側から覆うめねじ部5aを備える円筒形の接続ナット５
とを具備する。
【００１０】レセプタクルコネクタ２は、プラグコネク
タ１の接続ナット５を接地螺着するおねじ部6aを備える
円筒カバー６を従来構成の接続構体2aを外側から覆うよ
うにフランジ2bに具備する。
タ１の接続ナット５を接地螺着するおねじ部6aを備える
円筒カバー６を従来構成の接続構体2aを外側から覆うよ
うにフランジ2bに具備する。
【００１１】このように、二重シールド形同軸ケーブル
を用い、第１の外部導体を従来構成の接続構体同士でコ
ネクタ接続し接地することによりコネクタ接続部分を１
次シールドすることができ、更に第２の外部導体を締付
金具でかしめ圧着し、締付金具の継ぎばね片に内接・ば
ね接触させた接続ナットでレセプタクルコネクタのおね
じ部に接地接続することで１次シールドしたコネクタ接
続部分を２次シールドすることができ、コネクタ接続部
分を二重にシールドするため不要放射を規定内に低減す
ることができる。
を用い、第１の外部導体を従来構成の接続構体同士でコ
ネクタ接続し接地することによりコネクタ接続部分を１
次シールドすることができ、更に第２の外部導体を締付
金具でかしめ圧着し、締付金具の継ぎばね片に内接・ば
ね接触させた接続ナットでレセプタクルコネクタのおね
じ部に接地接続することで１次シールドしたコネクタ接
続部分を２次シールドすることができ、コネクタ接続部
分を二重にシールドするため不要放射を規定内に低減す
ることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明のシールド
強化形同軸コネクタによれば、同軸ケーブル及びコネク
タ接続部分からの不要放射を低減することができるた
め、情報処理装置の同軸ケーブルの接続に用いてその品
質、信頼度品質を向上することができるといった産業上
極めて有用な効果を発揮する。
強化形同軸コネクタによれば、同軸ケーブル及びコネク
タ接続部分からの不要放射を低減することができるた
め、情報処理装置の同軸ケーブルの接続に用いてその品
質、信頼度品質を向上することができるといった産業上
極めて有用な効果を発揮する。
【図１】 本発明による一実施例の側断面図
【図２】 二重シールド形同軸ケーブルの断面図
【図３】 図１の締付金具の単体斜視図
【符号の説明】 １はプラグコネクタ ４は
締付金具 1aは接続構体 4aは
圧着リング ２はレセプタクルコネクタ 4bは
継ぎばね片 2aは接続構体 ５は
接続ナット ３は二重シールド形同軸ケーブル 5aは
めねじ部 3aは中心導体 ６は
円筒カバー 3b,3cは第１, 第２の外部導体 6aは
おねじ部
締付金具 1aは接続構体 4aは
圧着リング ２はレセプタクルコネクタ 4bは
継ぎばね片 2aは接続構体 ５は
接続ナット ３は二重シールド形同軸ケーブル 5aは
めねじ部 3aは中心導体 ６は
円筒カバー 3b,3cは第１, 第２の外部導体 6aは
おねじ部
Claims (1)
- 【請求項１】 中心導体(3a)を同心にした２層の外部導
体を有する二重シールド形同軸ケーブル(3) の第１の外
部導体(3b)を接地接続する接続構体(1a)の他に、露出さ
せた第２の外部導体(3c)に挿通しかしめ圧着する、円周
等分に配置する複数の細いへ字折曲形の継ぎばね片(4b)
の両側に圧着リング(4a)を一体結合してなる締付金具
(4) と、該締付金具(4) に挿通し継ぎばね片(4b)にスラ
イド可能に内接・ばね接触し且つ相手方プラグコネクタ
(1) との接続部分を覆うめねじ部(5a)を備える接続ナッ
ト(5) とを具備するレセプタクルコネクタ(2) と、 該レセプタクルコネクタ(2) の接続ナット(5) を接地螺
着するおねじ部(6a)を備える円筒カバー(6) を具備する
プラグコネクタ(1) とからなることを特徴とするシール
ド強化形同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4017264A JPH05217635A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | シールド強化形同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4017264A JPH05217635A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | シールド強化形同軸コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05217635A true JPH05217635A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11939113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4017264A Withdrawn JPH05217635A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | シールド強化形同軸コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05217635A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3024770U (ja) * | 1995-11-17 | 1996-05-31 | 神奈川蓄電池株式会社 | 同軸ケーブル及びこれの電気機器への接続装置 |
| JP2009545289A (ja) * | 2006-07-27 | 2009-12-17 | エフシーアイ | ケーブルを端末処理するための方法、ケーブル、およびこの方法に使用されるフェルール |
| JP2013520770A (ja) * | 2010-02-22 | 2013-06-06 | カスケード マイクロテック インコーポレイテッド | 相互接続を改良したプローブステーション |
| WO2013089160A1 (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続部の固定構造、コネクタ、コネクタの接続方法 |
| JP2013125754A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Yazaki Corp | 電気接続部の固定構造、コネクタ、コネクタの接続方法 |
| JP2013191278A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Yazaki Corp | コネクタ |
| JP2013191274A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Yazaki Corp | コネクタ |
| WO2014061796A1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | 矢崎総業株式会社 | 電線の端子接続構造 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP4017264A patent/JPH05217635A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3024770U (ja) * | 1995-11-17 | 1996-05-31 | 神奈川蓄電池株式会社 | 同軸ケーブル及びこれの電気機器への接続装置 |
| JP2009545289A (ja) * | 2006-07-27 | 2009-12-17 | エフシーアイ | ケーブルを端末処理するための方法、ケーブル、およびこの方法に使用されるフェルール |
| JP2013520770A (ja) * | 2010-02-22 | 2013-06-06 | カスケード マイクロテック インコーポレイテッド | 相互接続を改良したプローブステーション |
| WO2013089160A1 (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続部の固定構造、コネクタ、コネクタの接続方法 |
| JP2013125754A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Yazaki Corp | 電気接続部の固定構造、コネクタ、コネクタの接続方法 |
| CN103999297A (zh) * | 2011-12-13 | 2014-08-20 | 矢崎总业株式会社 | 用于固定电连接部的结构、连接器和用于连接连接器的方法 |
| JP2013191278A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Yazaki Corp | コネクタ |
| JP2013191274A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Yazaki Corp | コネクタ |
| WO2014061796A1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | 矢崎総業株式会社 | 電線の端子接続構造 |
| JP2014086144A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Yazaki Corp | 電線の端子接続構造 |
| US9252509B2 (en) | 2012-10-19 | 2016-02-02 | Yazaki Corporation | Terminal connection structure for electric cable |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |