JPH05216412A - 卓上カレンダ用の支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 卓上カレンダ用の支持体を提供する。 【構成】 この支持体は、その本体の短い方の開放縁部
の各々の上にピボット旋回カバー４、５が備えられた、
上向きに開いた平らな本体を有し、前記カバーは、ブロ
ックタイプのカレンダを完全に取り囲むように閉じられ
ることが可能である。前記本体が長方形の下部基台１を
有し、前記基台の長い方の縁部の各々に沿って真っ直ぐ
な側部２、３が延び、前記側部の端部が前記基台から突
き出し、その端部に前記支持体の前記カバー４、５が取
り付けられ、前記カバーの各々が前記卓上カレンダの各
部分上に嵌まることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、卓上カレンダ又はブロ
ックタイプのカレンダのための支持体を開示する。

【０００２】

【従来の技術】ブロックタイプのカレンダは広汎に使用
されているが、それは、現在ページ上に日付と他のカレ
ンダ情報とを表示し、それと同時にこの種のカレンダで
は一般的であるように、且つその使用者の多くがよくそ
うするように、短いメモを書き込むための手段を提供す
るという実用性のためである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用しない
時には前記卓上カレンダが完全に閉じられることを可能
にし、それによってそのカレンダブロックを保護してそ
のカレンダブロックが汚れることを防止し、且つそのカ
レンダのページをより良好な状態に維持する前記卓上カ
レンダ用の支持体を開示する。更に本発明の目的を形成
する支持体は、机の上に残された据え付け機器の諸品目
を清浄化することを非常に容易なものにする。これと同
時にこの支持体は、現在ページを支持する手段を提供
し、従って現在ページ上への書き込みをより一層容易に
することを可能にする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の目的を形成する
支持体は、主として、プラスチック材料で成形されるこ
とが好ましい本体を有し、この本体は、平らな長方形の
下部基台と、前記基台の長い方の縁部に沿って前記基台
から垂直方向に延びる高さの低い真っ直ぐな翼部と、横
断方向の小さい真っ直ぐな仕切り壁とから成り、それに
よってその結果として得られる構造は、１つのブロック
タイプカレンダの２つの1/2 部分がその中に配置される
２つの容器又はハウジングから成り、これらの1/2 部分
の中を細長いリングの脚が従来の仕方で貫通する。前記
真っ直ぐな翼部の各々の端部には、カバーのためのピボ
ットがあり、これらのカバーは閉じられて、カレンダブ
ロックの分割された２つの部分の各々の上に嵌まること
が可能であり、更にこれらのカバーはその内側縁部上に
切り欠きを有し、これらの切り欠きは、前記リングの脚
を全く妨害せずに前記リングの脚を受け入れる。これら
のカバーの一方は、そのカレンダの現在ページのための
書き込み用支持体として働く。

【０００５】

【実施例】本発明がよりよく理解されるように、本発明
の目的を形成する卓上カレンダ支持体の一連の添付図面
に関して、例示のための非限定的な実施例が以下で説明
される。

【０００６】これらの図面が示すように、本発明の目的
を形成する支持体は、基本的に平らな長方形の下部基台
１を有する成形本体から成る。この基台の互いに反対側
にある長辺に沿って、真っ直ぐな翼部２、３が前記基台
１に対して垂直に延び、基台１を越えて延びるこれらの
翼部の各々の端部にはカバー４、５が取り付けられ、こ
れらのカバーは側部の前記翼部２、３の周りをピボット
旋回する。これらのカバーの各々は、側部の補強翼部
６、７と、そのカバーの自由縁部上の直角突縁８を有
し、この直角突縁は、従来のリング11、12を受け入れる
ための切り欠き９、10を有する。

【０００７】取扱いを一層容易にするために、カバー
４、５は、支持体のケースの前面部分上に曲線状の延長
部分13、14を有する。

【０００８】好ましくはカバー４、５は、図２、図３に
詳細に示されるように、即ちこれらの図に示されるリベ
ット15のような横方向のリベットによって側部翼部２、
３の周りを回転する。

【０００９】カバー５はカレンダの現在ページのための
支持体として働き、従ってその現在ページは常に同一の
高さにあるだろうし、それによってそのページ上での書
き込みの過程が大きく改善される。

【００１０】支持体ケースがテーブル表面又はその類似
の表面上において静止状態に置かれる時には、そのケー
スを僅かに傾斜させるために、その支持体の下部面１は
その後部端部付近に幾つかの突起16を有する。

【００１１】本発明は、図７に示される好適実施例の形
をとってもよく、この実施例では、カバー17、18の長さ
が標準的な又は一般的な実施例に比較してより大きく、
従ってこの支持体は、特別に長いカレンダページを保持
するために使用されることが可能である。この場合に
は、その特別に長いカレンダを受け入れるために、その
対応するリング21、22のための切り欠き19、20が非対称
に配置され、前記カバーの一方の端部に向かって中心か
らずらされる。

【００１２】ここで説明された支持体の基本原理に対し
て影響や改変や修正をもたらさない更なる詳細は、いず
れも本発明の範囲内に含まれる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による支持体の斜視図である。

【図２】一方のカバーのピボット軸部分の詳細図であ
る。

【図３】図１に示される平面III −III に沿った断面の
詳細図である。

【図４】本発明による支持体の横断面図である。

【図５】一方のカバーが開き位置にもある、本発明によ
る支持体の縦断面図である。

【図６】図５に対応する平面図である。

【図７】特別に長いページのために設計された別の実施
例における支持体の平面図である。

【符号の説明】

１ 下部基台 ２、３ 翼部 ４、５、17、18 カバー ６、７ 補強翼部 ８ 直角突縁 ９、10、19、20 切り欠き 11、12、21、22 リング 13、14 曲線状延長部分 15 リベット 16 突起

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 卓上カレンダ用の支持体であって、その
   本体の短い方の開放縁部の各々の上にピボット旋回カバ
   ーが備えられた、上向きに開いた平らな本体を有し、前
   記カバーがブロックタイプのカレンダを完全に取り囲む
   ように閉じられることが可能であることを特徴とする支
   持体。
2. 【請求項２】 前記本体が長方形の下部基台を有し、前
   記基台の長い方の縁部の各々に沿って真っ直ぐな側部が
   延び、前記側部の端部が前記基台から突き出し、前記側
   部の端部には前記支持体の前記カバーが取り付けられ、
   前記カバーの各々が前記卓上カレンダの各部分上に嵌ま
   ることが可能であることを特徴とする請求項１に記載の
   支持体。
3. 【請求項３】 前記本体が、前記カレンダブロックを２
   つの部分に分けるための小さな横断方向仕切り壁を有す
   ることを特徴とする請求項２に記載の支持体。
4. 【請求項４】 水平面に対して傾斜した静止位置を生じ
   させるために、前記支持物基台を構成する平らな部品
   が、その後部縁部付近に突起を有することを特徴とする
   請求項２に記載の支持体。
5. 【請求項５】 前記カバーの各々が、その自由縁部に、
   直角に曲げられた突縁と、前記カレンダブロックを保持
   するリングを受け入れる横断方向の切り欠きを有するこ
   とを特徴とする請求項２に記載の支持体。
6. 【請求項６】 手によるカレンダの取扱いを更に容易に
   するために、前記カバーの各々が、ピボット旋回縁部に
   対して反対側の縁部の領域内に延長部分を有することを
   特徴とする請求項２に記載の支持体。