JPH05214979A - 軽負荷運転防止回路 - Google Patents
軽負荷運転防止回路Info
- Publication number
- JPH05214979A JPH05214979A JP1806292A JP1806292A JPH05214979A JP H05214979 A JPH05214979 A JP H05214979A JP 1806292 A JP1806292 A JP 1806292A JP 1806292 A JP1806292 A JP 1806292A JP H05214979 A JPH05214979 A JP H05214979A
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- Japan
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- engine
- fuel consumption
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】エンジンが軽負荷又は重負荷の状態で運転して
いる場合のエンジンの燃料消費量を検出する燃料消費量
検出器８と、燃料消費量検出器がエンジンの定格出力馬
力の軽負荷に相当する燃料消費量を検出すると擬似負荷
１２を自動的に投入しエンジンの負荷量が重負荷に増加
した場合に、再度燃料消費量を検出し、擬似負荷を自動
的に開放する制御回路１１，６Ａとを備えている。 【効果】エンジンの負荷状態を把握し、エンジンに印加
される負荷量がエンジン定格出力馬力の約２５％以下の
軽負荷の場合に擬似負荷を自動的に投入し、適切な負荷
となりエンジンを保護できる。
いる場合のエンジンの燃料消費量を検出する燃料消費量
検出器８と、燃料消費量検出器がエンジンの定格出力馬
力の軽負荷に相当する燃料消費量を検出すると擬似負荷
１２を自動的に投入しエンジンの負荷量が重負荷に増加
した場合に、再度燃料消費量を検出し、擬似負荷を自動
的に開放する制御回路１１，６Ａとを備えている。 【効果】エンジンの負荷状態を把握し、エンジンに印加
される負荷量がエンジン定格出力馬力の約２５％以下の
軽負荷の場合に擬似負荷を自動的に投入し、適切な負荷
となりエンジンを保護できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの駆動で発電
機を回転し発電出力を得る電源方式におけるエンジンの
軽負荷運転防止回路に関する。
機を回転し発電出力を得る電源方式におけるエンジンの
軽負荷運転防止回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のエンジンの軽負荷運転防
止回路はエンジン発電機の交流出力電流（皮相電流）を
検出し、定格出力電流の約２５％で擬似負荷を自動的に
投入して軽負荷を防止していた。又出力電流が定格の約
７５％に増加した時に擬似負荷を開放していた。この方
法では発電機出力の皮相電流を検出しているので、負荷
力率に依りエンジンに印加される負荷が変化しても、エ
ンジンの負荷量の相違を把握出来ない。例えば皮相電力
／実効消費電力が１０ＫＶＡ／６ＫＷの負荷と１０ＫＶ
Ａ／８ＫＷの負荷ではエンジンに印加される負荷量が異
なるが、皮相電流が同一のために同一負荷量と判断して
擬似負荷の投入及び開放の制御を実施する。この様にエ
ンジンを軽負荷の状態で使用すると、燃料が不完全燃焼
を起こし燃料噴射ポンプ部のノズルにカーボンが付着し
てしまう。この状態で長期間使用するとエンジンの馬力
が低下してしまっていた。
止回路はエンジン発電機の交流出力電流（皮相電流）を
検出し、定格出力電流の約２５％で擬似負荷を自動的に
投入して軽負荷を防止していた。又出力電流が定格の約
７５％に増加した時に擬似負荷を開放していた。この方
法では発電機出力の皮相電流を検出しているので、負荷
力率に依りエンジンに印加される負荷が変化しても、エ
ンジンの負荷量の相違を把握出来ない。例えば皮相電力
／実効消費電力が１０ＫＶＡ／６ＫＷの負荷と１０ＫＶ
Ａ／８ＫＷの負荷ではエンジンに印加される負荷量が異
なるが、皮相電流が同一のために同一負荷量と判断して
擬似負荷の投入及び開放の制御を実施する。この様にエ
ンジンを軽負荷の状態で使用すると、燃料が不完全燃焼
を起こし燃料噴射ポンプ部のノズルにカーボンが付着し
てしまう。この状態で長期間使用するとエンジンの馬力
が低下してしまっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の軽負荷
運転防止回路は発電機出力の皮相電流を検出しているの
で、エンジン自身の負荷量が把握出来ない欠点がある。
運転防止回路は発電機出力の皮相電流を検出しているの
で、エンジン自身の負荷量が把握出来ない欠点がある。
【０００４】本発明の目的は燃料消費量がエンジンの出
力馬力に比例する事に着目し、エンジンの燃料消費量を
検出する事により、エンジンの軽負荷状態の有無を把握
できる軽負荷運転回路を提供することにある。
力馬力に比例する事に着目し、エンジンの燃料消費量を
検出する事により、エンジンの軽負荷状態の有無を把握
できる軽負荷運転回路を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の軽負荷運転防止
回路はエンジンが軽負荷又は重負荷の状態で運転してい
る場合のエンジンの燃料消費量を検出する燃料消費量検
出器と、前記燃料消費量検出器がエンジンの定格出力馬
力の軽負荷に相当する燃料消費量を検出すると擬似負荷
を自動的に投入しエンジンの負荷量が重負荷に増加した
場合に、再度燃料消費量を検出し、擬似負荷を自動的に
解放する制御回路とを備えている。
回路はエンジンが軽負荷又は重負荷の状態で運転してい
る場合のエンジンの燃料消費量を検出する燃料消費量検
出器と、前記燃料消費量検出器がエンジンの定格出力馬
力の軽負荷に相当する燃料消費量を検出すると擬似負荷
を自動的に投入しエンジンの負荷量が重負荷に増加した
場合に、再度燃料消費量を検出し、擬似負荷を自動的に
解放する制御回路とを備えている。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の構成図である。
る。図１は本発明の一実施例の構成図である。
【０００７】次に本実施例の構成と動作を説明する。図
１において、エンジン（ＥＮＧ）１と発電機（Ｇ）２が
運転中、サーキットブレーカ３及び電磁接触器４を経由
して負荷設備５に交流電力を供給している。エンジン１
への燃料の供給は燃料パイプ７，燃料消費量を検出する
計測器８を介し燃料タンク９から送出される。
１において、エンジン（ＥＮＧ）１と発電機（Ｇ）２が
運転中、サーキットブレーカ３及び電磁接触器４を経由
して負荷設備５に交流電力を供給している。エンジン１
への燃料の供給は燃料パイプ７，燃料消費量を検出する
計測器８を介し燃料タンク９から送出される。
【０００８】次に擬似負荷制御用の自動手動切替スイッ
チ１３がＡ側に選択され継電器１４が励磁されている自
動モードの場合について説明する。エンジン発電機１Ａ
が運転中負荷設備５の消費電力が少なくなり、その値が
エンジン定格馬力の約２５％まで減少した場合に、燃料
消費量を計測する計測器８の接点８〜１及び８〜２が閉
路し、その結果直流電源のプラス，継電器のＡ接点６、
接点８−１、接点８−２の動作でリレー部６ＡのＡ接点
２２，Ｂ接点２４を介し擬似負荷１２の投入用電磁接触
器のコイル２６が励磁されるので電磁接触器１１が投入
され、擬似負荷１２がエンジン発電機出力に接続され
る。すなわち負荷設備５と擬似負荷１２の両方が接続さ
れるのでエンジン定格出力馬力の２５％以上となりエン
ジンが軽負荷の状態で運転する事を防止出来る。
チ１３がＡ側に選択され継電器１４が励磁されている自
動モードの場合について説明する。エンジン発電機１Ａ
が運転中負荷設備５の消費電力が少なくなり、その値が
エンジン定格馬力の約２５％まで減少した場合に、燃料
消費量を計測する計測器８の接点８〜１及び８〜２が閉
路し、その結果直流電源のプラス，継電器のＡ接点６、
接点８−１、接点８−２の動作でリレー部６ＡのＡ接点
２２，Ｂ接点２４を介し擬似負荷１２の投入用電磁接触
器のコイル２６が励磁されるので電磁接触器１１が投入
され、擬似負荷１２がエンジン発電機出力に接続され
る。すなわち負荷設備５と擬似負荷１２の両方が接続さ
れるのでエンジン定格出力馬力の２５％以上となりエン
ジンが軽負荷の状態で運転する事を防止出来る。
【０００９】次に擬似負荷１２を接続状態で負荷設備５
の電力が増加し、その値がエンジン定格馬力の７５％に
増加した場合には、継電器８−２が閉路状態から閉路と
なり電磁接触器５２Ｄのコイルの励磁が解除され、擬似
負荷１２がエンジン発電機出力から切り離なされる。尚
切替スイッチ１３を手動モードＭ側に選択した場合に
は、エジンの負荷量に無関係に保守員の判断に依り自由
に擬似負荷１２をエンジン発電機出力に接続出来る。
の電力が増加し、その値がエンジン定格馬力の７５％に
増加した場合には、継電器８−２が閉路状態から閉路と
なり電磁接触器５２Ｄのコイルの励磁が解除され、擬似
負荷１２がエンジン発電機出力から切り離なされる。尚
切替スイッチ１３を手動モードＭ側に選択した場合に
は、エジンの負荷量に無関係に保守員の判断に依り自由
に擬似負荷１２をエンジン発電機出力に接続出来る。
【００１０】
【発明の効果】以上説明した様に本発明はエンジン発電
機のエンジンの燃料消費量を検出する事に依り、エンジ
ンの負荷状態を把握し、エンジンに印加される負荷量が
エンジンの定格出力馬力の約２５％以下の場合に擬似負
荷を自動的に投入し適切な負荷となりエンジンを保護で
きる。又、エンジンに印加される負荷量がエンジンの定
格出力馬力の約７５％に増加した時は、擬似負荷を自動
的に開放する事に依りエンジンの負荷量を適正値に自動
制御できる効果がある。
機のエンジンの燃料消費量を検出する事に依り、エンジ
ンの負荷状態を把握し、エンジンに印加される負荷量が
エンジンの定格出力馬力の約２５％以下の場合に擬似負
荷を自動的に投入し適切な負荷となりエンジンを保護で
きる。又、エンジンに印加される負荷量がエンジンの定
格出力馬力の約７５％に増加した時は、擬似負荷を自動
的に開放する事に依りエンジンの負荷量を適正値に自動
制御できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の回路図である。
１ エンジン １Ａ エンジン発電機 ２ 交流発電機 １Ａ エン ３，１０ サーキットブレーカ ４，１１ 電磁接触器 ５ 負荷設備 ６Ａ リレー部 ７ 燃料パイプ ８ 燃料消費量検出器 ６，８−１，８−２，１６，１８，２０〜２６，２７，
２９ 接点 ９ 燃料タンク １２ 擬似負荷 １３，２８ 切替スイッチ １４，１７，１５，１９ 継電器 ２６ 励磁コイル ３０，３３ 表示器 ３２ 直流電源
２９ 接点 ９ 燃料タンク １２ 擬似負荷 １３，２８ 切替スイッチ １４，１７，１５，１９ 継電器 ２６ 励磁コイル ３０，３３ 表示器 ３２ 直流電源
Claims (2)
- 【請求項１】 エンジンが軽負荷又は重負荷の状態で運
転している場合のエンジンの燃料消費量を検出する燃料
消費量検出器と、前記燃料消費量検出器がエンジンの定
格出力馬力の軽負荷に相当する燃料消費量を検出すると
擬似負荷を自動的に投入しエンジンの負荷量が重負荷に
増加した場合に、再度燃料消費量を検出し、擬似負荷を
自動的に解放する制御回路とを備えている事を特徴とす
る軽負荷運転防止回路。 - 【請求項２】 前記制御回路を動作させる内蔵の電源が
前記燃料消費量検出器に付属するリレー接点のオンによ
り接続状態となり制御回路を動作させることを特徴とす
る請求項１記載の軽負荷運転防止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1806292A JPH05214979A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 軽負荷運転防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1806292A JPH05214979A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 軽負荷運転防止回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05214979A true JPH05214979A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11961203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1806292A Withdrawn JPH05214979A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 軽負荷運転防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05214979A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009085134A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Ebara Corp | 横軸ポンプの運転制御装置、及び運転制御方法 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP1806292A patent/JPH05214979A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009085134A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Ebara Corp | 横軸ポンプの運転制御装置、及び運転制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |