JPH0521253A - ロータリートランスの製造方法 - Google Patents

ロータリートランスの製造方法

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Publication number
JPH0521253A
JPH0521253A JP3197004A JP19700491A JPH0521253A JP H0521253 A JPH0521253 A JP H0521253A JP 3197004 A JP3197004 A JP 3197004A JP 19700491 A JP19700491 A JP 19700491A JP H0521253 A JPH0521253 A JP H0521253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
core
tubes
rotary transformer
lead wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP3197004A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Nakamura
修司 中村
Osamu Ikemoto
治 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来、チューブ1本1本を用い、それぞれリ
ード線の挿入、及びコアへの接着固定を行っていたた
め、非常に工数がかかり、量産上での障害となってい
た。 【構成】 所望の長さに切断された2本のチューブ21
をその一端で固定し、その2本のチューブ21にそれぞ
れリード線25を通した後、前記2本のチューブ21の
固定された端部部分23をコア23に接着固定する。 【効果】 2本のチューブを一体化して用いることによ
り、チューブへのリード線挿入及びコアへのチューブ接
着固定作業工数を大幅に低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等に使用されるロータリートランスの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の平板型ロータリートランスの平面
図を図2に、同軸型ロータリートランスの断面図を図3
に示す。図2の平板型ロータリートランスは、円板状フ
ェライトコア1の一面に、2つのコイル配設溝2が形成
され、そのコイル配設溝2にコイルが配設される。その
コイルのリード線3をコア1の一面に形成されたスリッ
ト溝5を介して引き出し、チューブ4に通している。こ
のチューブ4は、コア1に接着固定されている。また図
3の同軸型ロータリートランスは、円筒形フェライトコ
ア11の外周面に、4つのコイル配設溝12が形成さ
れ、そのコイル配設用溝12にコイルが配設される。そ
のコイルのリード線13をコア11の外周面に形成され
たスリット溝15を介して引き出し、チューブ14に通
している。そのチューブ14は、コア11に接着固定さ
れている。従来のチューブの固定方法は、所望の長さに
切断されたバラバラのチューブを用い、リード線1本ず
つにそれぞれチューブを挿入し、そのチューブをそれぞ
れエポキシ系又はゴム系の接着剤によりコアに固着させ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のロータリートラ
ンスでは、図2及び図3でもそうであるように1ヶ所よ
り複数のリード線を引き出すことが多かった。そのた
め、1ヶ所に複数のチューブを接着固定する必要があっ
た。しかし、このリード線をチューブに挿入する作業及
びチューブをコアに接着する作業が、一本毎に行われて
いたため、非常に工数がかかり、量産上での障害となっ
ていた。本発明では、上記の事を鑑みて、リード線のチ
ューブ挿入作業及びチューブのコアへの接着固定作業を
軽減することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルのリー
ド線をチューブに通し、該チューブをコアに固定するロ
ータリートランスの製造方法において、所望の長さに切
断された2本のチューブをその一端で固定し、その2本
のチューブにそれぞれリード線を通した後、前記2本の
チューブの固定された端部部分をコアに接着固定するも
のである。
【0005】
【実施例】本発明に係る一実施例の説明図を図1に示
す。この実施例について説明する。まず、チューブ21
を所望する長さに切断する。そのチューブ21を2本用
意し、その2本のチューブ21をそれぞれの一端22で
固定する。このとき、接着剤又は粘着剤で固定する。次
に、円板状フェライトコア23には、コイル配設用溝2
4にコイルが配設され、そのコイルのリード線25がス
リット溝26を介して、径方向に引き出されている。こ
の2本のリード線25を端部22で固着されている2本
のチューブ21にそれぞれ通し、その2本のチューブ2
1の固着されている端部22部分をコア23に挿入し、
その端部22部分でコア23にチューブ21を接着剤に
て固定するものである。この実施例によれば、2本のチ
ューブを一体化して用いるため、リード線のチューブへ
の挿入、及びチューブのコアへの固定する作業が、非常
に簡便となる。
【0006】また、1ヶ所から4本のリード線を引き出
す場合でも、2本ずつ作業することにより、従来1本ず
つ2本を2段に接着固定していた作業に比較し、大幅に
作業性を向上できる。また、用いるチューブは、複数本
が予め一体に構成してあるチューブを用いても良い。こ
の場合、リード線の引き出し先に応じて一体に構成して
あるチューブの先端を切り離す作業が必要となる。ま
た、上記実施例では平板型ロータリートランスで説明し
たが、同軸型ロータリートランスでも同様である。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、リード線のチューブ挿
入及びコアへのチューブ固定作業工数を大幅に低減で
き、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の説明図である。
【図2】従来例の平面図である。
【図3】別の従来例の正面図である。
【符号の説明】
21 チューブ 22 端部 23 円板状フェライトコア 24 コイル配設用溝 25 リード線 26 スリット溝 27 切欠き

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コイルのリード線をチューブに通し、該
    チューブをコアに固定するロータリートランスの製造方
    法において、所望の長さに切断された2本のチューブを
    その一端で固定し、その2本のチューブにそれぞれリー
    ド線を通した後、前記2本のチューブの固定された端部
    部分をコアに接着固定することを特徴とするロータリー
    トランスの製造方法。
JP3197004A 1991-07-10 1991-07-10 ロータリートランスの製造方法 Pending JPH0521253A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005525193A (ja) * 2002-05-15 2005-08-25 ロエイ・メディカル・テクノロジーズ・リミテッド 生体組織の正確な側部部分除去手術のための作業器具及びその使用法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134714B2 (ja) * 1978-07-25 1986-08-08 Thomson Brandt
JPH0230814U (ja) * 1988-08-17 1990-02-27

Patent Citations (2)

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