JPH05210642A - 共有ファイルを利用するデータ処理システム - Google Patents

共有ファイルを利用するデータ処理システム

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JPH05210642A
JPH05210642A JP4016568A JP1656892A JPH05210642A JP H05210642 A JPH05210642 A JP H05210642A JP 4016568 A JP4016568 A JP 4016568A JP 1656892 A JP1656892 A JP 1656892A JP H05210642 A JPH05210642 A JP H05210642A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読み出し及び書き込み可能な複数の共有ファ
イルを利用する場合に、信頼性の高いデータ処理を行う
ことができるデータ処理システムを提供する。 【構成】 ホスト装置には、読み出し及び書き込み可能
な共有ファイル毎に当該共有ファイルが読み出し可能状
態であるか読み出し禁止状態であるかを表す信号を記憶
する第1の補助記憶手段と、読み出しが行われた共有フ
ァイルに関する第1の補助記憶手段の内容を読み出し禁
止に書き換える手段とが設けられている。また、端末装
置には、ファイル記憶手段の内容を共有ファイルに再書
き込み可能状態であるか再書き込み禁止状態であるかを
表す信号を記憶する第2の補助記憶手段と、共有ファイ
ルの内容がファイル記憶手段に記憶された場合に、第2
の補助記憶手段の内容を再書き込み可能に書き換える手
段とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み出し及び書き込み
可能な複数の共有ファイルを有するホスト装置に通信回
線を介して接続された少なくとも1つの端末装置とを備
えたデータ処理システムに関し、より具体的には大容量
の記憶手段を有するワードプロセッサ、パソコン等とそ
れほど大きな記憶容量を有しないワードプロセッサ、パ
ソコン等とをネットワークで接続して利用するデータ処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワードプロセッサはそれ単体で
処理が完結できるように構成されており、文書等のデー
タ量が増加する場合はフロッピーディスク等の外部記憶
媒体にそれぞれ記憶させるようにして処理している。し
かしながら、個人で使用する場合は別として企業等で複
数の人が同じ文書を利用して新たな文書を作成しようと
した際、共有文書がこのようにフロッピーディスク等に
分散して格納されていると非常に不便である。
【0003】このため、記憶容量の大きいワードプロセ
ッサ、パソコン等のホスト装置を用意してその周辺に単
数又は複数のさほど大きな記憶容量を有しない端末装置
を接続し、複数の人々が利用する共有文書はホスト装置
に記憶させることにより文書処理の効率を向上させる方
法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成によると、同一の共有文書を異なる端末装置から
それぞれ読み出した後、これらにそれぞれ異なる変更を
加えた上で同一の文書として順次再書き込みしようとし
た場合、先に再書き込みした文書の上に後に再書き込み
する文書がオーバーライトされるので前者が消去されて
しまうという不都合が生じる。その結果、先に再書き込
みした作業が無駄となってしまう上、その先の作業を行
った人がオーバーライトされたことに気付かないでいる
と大きな問題に発展する恐れがあり、また、システムを
利用する人々の信頼感が大幅に低減してしまう可能性が
ある。
【0005】従って本発明は、従来技術の上述の不都合
を解消するものであり、読み出し及び書き込み可能な複
数の共有ファイルを利用する場合に、信頼性の高いデー
タ処理を行うことができるシステムを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、読み出し及び
書き込み可能な複数の共有ファイルを有するホスト装置
と、ホスト装置に通信回線を介して接続されており読み
出した共有ファイルの内容を記憶するファイル記憶手段
を有する少なくとも1つの端末装置とを備えたデータ処
理システムに関している。本願の第1の発明によれば、
ホスト装置には、読み出し及び書き込み可能な共有ファ
イル毎に当該共有ファイルが読み出し可能状態であるか
読み出し禁止状態であるかを表す信号を記憶する第1の
補助記憶手段と、読み出しが行われた共有ファイルに関
する第1の補助記憶手段の内容を読み出し禁止に書き換
える手段とが設けられている。また、端末装置には、フ
ァイル記憶手段の内容を共有ファイルに再書き込み可能
状態であるか再書き込み禁止状態であるかを表す信号を
記憶する第2の補助記憶手段と、共有ファイルの内容が
ファイル記憶手段に記憶された場合に、第2の補助記憶
手段の内容を再書き込み可能に書き換える手段とが設け
られている。
【0007】さらに本発明によれば、共有ファイルへの
再書き込みを行わないモードにおいては、第1の補助記
憶手段の内容をそのまま維持する手段をさらに備えてい
る。
【0008】また本願の第2の発明によれば、ホスト装
置には、読み出し及び書き込み可能な共有ファイル毎に
当該共有ファイルへの再書き込み可能状態であるか再書
き込み禁止状態であるかを表す信号を記憶する第1の補
助記憶手段と、読み出しが行われた共有ファイルに関す
る第1の補助記憶手段の内容を再書き込み禁止に書き換
える手段とが設けられており、端末装置には、ファイル
記憶手段の内容を共有ファイルに再書き込み可能状態で
あるか再書き込み禁止状態であるかを表す信号を記憶す
る第2の補助記憶手段と、共有ファイルの内容がファイ
ル記憶手段に記憶された場合に、第1の補助記憶手段の
内容を第2の補助記憶手段へ書き込む手段とが設けられ
ている。
【0009】
【作用】第1の発明においては、初期状態において、第
1の補助記憶手段及び前記第2の補助記憶手段は読み出
し可能及び再書き込み禁止にそれぞれ設定されている。
共有ファイルへの再書き込みを行うモードにおいて、ホ
スト装置側では、読み出しが行われるとその共有ファイ
ルに関する第1の補助記憶手段が読み出し禁止に書き換
えられ、一方、端末装置側では、そのファイル記憶手段
に記憶されると第2の補助記憶手段が再書き込み可能に
書き換えられる。共有ファイルへの再書き込みを行わな
いモードにおいて、上述の書き換えは行われず、第1の
補助記憶手段の内容がそのまま維持される。
【0010】第2の発明においては、初期状態におい
て、第1の補助記憶手段及び前記第2の補助記憶手段は
再書き込み可能及び再書き込み禁止にそれぞれ設定され
ている。ホスト装置側では、読み出しが行われるとその
共有ファイルに関する第1の補助記憶手段が再書き込み
禁止に書き換えられ、一方、端末装置側では、そのファ
イル記憶手段に記憶されると第1の補助記憶手段の内容
がそのまま第2の補助記憶手段に書き込まれる。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0012】図2は本発明の一実施例としてホスト装置
と複数の端末装置とを備えたデータ処理システムの構成
を概略的に示すブロック図である。
【0013】同図に示すように、記憶容量の大きいワー
ドプロセッサ、パソコン等のホスト装置10、さほど大
きな記憶容量を有しない第1の端末装置20、及び同じ
くさほど大きな記憶容量を有しない第2の端末装置30
が通信回線(又は他のデータ伝送手段)40によって相
互にデータ伝送できるように接続されている。なお、図
2の例では2つの端末装置が設けられているが、端末装
置数が2以外のいかなる数であってもよいことは明らか
である。
【0014】ホスト装置10は、CPU(中央処理装
置)11と、プログラムが格納されているROM(リー
ドオンリメモリ)12と、キーボード13と、LCD
(液晶表示装置)等によるディスプレイ14と、入出力
インタフェース15と、大量の共有文書F1 、F2 、F
3 、…、Fn 、…を記憶する読み出し及び書き込み可能
なメモリ(RAM)16と、メモリ16の各共有文書F
1 、F2 、F3 、…、Fn、…対応のフラグT1
2 、T3 、…、Tn 、…を記憶する補助記憶部17
と、これらを相互に接続する内部バス18とを備えてい
る。これらフラグT1 、T2 、T3 、…、Tn 、…は、
対応する共有文書F1 、F2 、F3 、…、Fn 、…が、
読み出し可能状態であるか読み出し禁止状態であるかを
それぞれ表す本実施例では1ビットの信号である。補助
記憶部17は、メモリ16の一部として構成してもよい
し別個に設けたレジスタで構成してもよい。
【0015】第1の端末装置20及び第2の端末装置3
0は、CPU21及び31と、プログラムが格納されて
いるROM22及び32と、キーボード23及び33
と、LCD(液晶表示装置)等によるディスプレイ24
及び34と、入出力インタフェース25及び35と、ホ
スト装置10からの転送された文書を文書Ft1及びFt2
として記憶する読み出し及び書き込み可能なメモリ(R
AM)26及び36と、メモリ26及び36の文書Ft1
及びFt2のフラグTt1及びTt2を記憶する補助記憶部2
7及び37と、これらを相互に接続する内部バス28及
び38と、フロッピーディスク等の外部記憶装置29a
及び39aの制御部29及び39とをそれぞれ備えてい
る。これらフラグTt1及びTt2は、対応する文書Ft1
びFt2が、ホスト装置10側へ再書き込み可能状態であ
るか再書き込み禁止状態であるかをそれぞれ表す本実施
例では1ビットの信号である。補助記憶部27及び37
は、それぞれメモリ26及び36の一部として構成して
もよいし別個に設けたレジスタで構成してもよい。
【0016】これら第1の端末装置20及び第2の端末
装置30は、ホスト装置10の共有文書F1 、F2 、F
3 、…、Fn 、…を通信回線40を介してアクセス可能
であり、読み出した共有文書を変更してメモリ17へ再
書き込みしたり又は新たな文書を作成してこれをメモリ
17へ書き込みすることができる。さらに、制御部29
及び39を介し、各装置に固有の外部記憶装置29a及
び39aとの間で文書の転送をそれぞれ行うことができ
る。
【0017】複数の端末装置のうちの少なくとも1つは
ホスト装置10と同じ機器内に収容されていてもよい。
なお、本実施例では各端末装置が1つの補助記憶部を有
するように説明されているが、複数の文書をホスト装置
10から呼び出しする場合には、補助記憶部はその数に
応じて複数設けられる。
【0018】図1は第1の端末装置20とホスト装置1
0との間で共有文書の送受を行う場合のフローチャート
であり、以下この図を用いて本実施例の動作を説明す
る。
【0019】本実施例では、共有ファイルへの再書き込
みを行うモード(再登録を前提とした動作モード)と、
共有ファイルへの再書き込みを行わないモード(再登録
を前提としない動作モード)という2種類の呼び出しモ
ードがあり、端末装置20のオペレータはどちらのモー
ドで共有ファイルの呼び出しを行うかを指示して実行す
る。
【0020】初期状態においては、ホスト装置10側の
補助記憶部17の全てのフラグT1、T2 、T3 、…、
n 、…は読み出し可能であることを表す「1」に設定
されており、端末装置20及び30側の全てのフラグT
t1及びTt2は再書き込み禁止であることを表す「0」に
設定されている。
【0021】まず、再書き込みを行うモードを指定し、
端末装置20側からホスト装置10の共有文書Fn を読
み出して修正した後、再書き込みを行う場合について説
明する。
【0022】図1のステップS1において、端末装置2
0は、読み出すべき共有文書Fn に対応する補助記憶部
17の内容、即ちフラグTn の内容の転送をホスト装置
10へ要求する。これにより、ホスト装置10側では、
フラグTn の内容をフラグT0 へ複写し(Tn
0 )、さらにこのフラグTn を「0」に変化させる
(0→Tn 、ステップS2)。次いでステップS3にお
いて、このフラグT0 の内容を端末装置20へ転送す
る。
【0023】端末装置20側では、このフラグT0 の内
容を受け取り、フラグTt1として補助記憶部27へ格納
する(ステップS4)。次いでステップS5において、
このフラグTt1の内容が「0」であるかどうか判別す
る。Tt1=0の場合は、共有文書Fn が読み出し禁止で
あるから呼び出し不可としてこの処理を終了する。Tt1
=1の場合は、読み出し可能であるからステップS6へ
進み、共有文書Fn の転送をホスト装置10へ要求す
る。これにより、ホスト装置10側ではこの共有文書F
n を端末装置20へ転送する(ステップS7)。
【0024】端末装置20側では、この文書Fn を受け
取り、文書Ft1としてメモリ26へ格納する(ステップ
S8)。次いでステップS9において、この文書Ft1
修正、変更、印刷等を行い、次のステップS10では、
端末装置20のオペレータがキーボード23を操作する
ことにより変更後の文書Ft1の再書き込み指示を行う。
【0025】ステップS11では、フラグTt1の内容が
「0」であるかどうか判別する。T t1=0の場合は、文
書Ft1が再書き込み禁止であるから登録不可としてこの
処理を終了する。Tt1=1の場合は、再書き込み可能で
あるからステップS12へ進み、フラグTt1及び文書F
t1をホスト装置10へ転送することを要求する。ホスト
装置10側では、対応するフラグTn 及び共有文書Fn
の書き換えを準備する(ステップS13)。そして、端
末装置20はステップS14においてフラグTt1及び文
書Ft1をホスト装置10へ転送し、一方ホスト装置10
側では、送られてきたフラグTt1及び文書Ft1を受け取
りフラグTn 及び共有文書Fn としてメモリ16及び補
助記憶部17へそれぞれ格納する(ステップS15)。
以上でこの処理を終了する。
【0026】次に、再書き込みを行わないモードを指定
し、端末装置20側からホスト装置10の共有文書Fn
を読み出す場合について説明する。
【0027】この場合、まずステップS16において端
末装置20のフラグTt1を「0」に設定し、次いでステ
ップS6〜S10の処理を実行し、Tt1=0であること
からステップS11でこの処理を終了する。
【0028】このように本実施例によれば、再書き込み
を行うモードが指定された場合、ホスト装置10側の読
み出すべき共有文書Fn に対応するフラグTn の内容が
「1」であれば(初期状態では必ず「1」である)、こ
れを「1」から「0」に変え、また端末装置20のフラ
グTt1には読み出し動作を行う前のフラグTn の内容
「1」がそのまま移される。換言すれば、フラグT
t1(初期状態では必ず「0」である)が、「0」から
「1」に変えられる。ホスト装置10側における共有文
書Fn に対応するフラグTn の内容が「1」であれば読
み出しが許可され、「0」の場合は読み出しが許可され
ない。また、端末装置20側におけるフラグTt1の内容
が「1」であれば変更を加えた文書Ft1を文書Fn と同
じ名称でホスト装置10に再登録することが許可され、
「0」の場合は同一名称での再登録が許可されない。
【0029】再書き込みを行わないモードが指定された
場合、ホスト装置10側の読み出すべき共有文書Fn
対応するフラグTn の内容はそのままの状態を維持さ
れ、また端末装置20のフラグTt1は「0」に設定され
る。また、Tt1=0であるかどうか判別し、共有文書F
n が読み出し禁止である場合に呼び出し不可としてこの
処理を終了する処理、即ちステップS5の処理が行われ
ない。従って共有文書Fn に対応するフラグTn の内容
が読み出し禁止の「0」であっても、このモードではそ
の共有文書Fn を読み出すことが可能となる。
【0030】本実施例によれば、複数の端末装置から同
一の共有文書について再書き込みを行うモードで呼び出
しが行われた場合、最初に呼び出しを行った端末装置
(例えばこれが端末装置20であるとする)のフラグT
t1のみが「1」となり、他の端末装置、例えばこれが端
末装置30のフラグTt2は全て「0」となるので端末装
置20のみが呼び出し可能となる。このように共有文書
を呼び出す時点でその文書が変更できるか否かが明白と
なり無駄な作業が未然に防止される。
【0031】図3は本発明の他の実施例における第1の
端末装置20とホスト装置10との間で共有文書の送受
を行う場合のフローチャートである。データ処理システ
ムの構成は、前述の実施例と全く同じである。
【0032】本実施例では、最初に呼び出しされた文書
のみが再登録できるように処理される。
【0033】初期状態においては、ホスト装置10側の
補助記憶部17の全てのフラグT1、T2 、T3 、…、
n 、…は「1」に設定されており、端末装置20及び
30側の全てのフラグTt1及びTt2は再書き込み禁止で
あることを表す「0」に設定されている。
【0034】端末装置20側からホスト装置10の共有
文書Fn を読み出して修正した後、再書き込みを行う場
合について説明する。
【0035】図3のステップS21において、端末装置
20は、読み出すべき共有文書Fnに対応する補助記憶
部17の内容、即ちフラグTn の内容の転送をホスト装
置10へ要求する。これにより、ホスト装置10側で
は、フラグTn の内容をフラグT0 へ複写し(Tn →T
0 )、さらにこのフラグTn を「0」に変化させる(0
→Tn 、ステップS22)。次いでステップS23にお
いて、このフラグT0 の内容を端末装置20へ転送す
る。
【0036】端末装置20側では、このフラグT0 の内
容を受け取り、フラグTt1として補助記憶部27へ格納
する(ステップS24)。次いでステップS25におい
て、共有文書Fn の転送をホスト装置10へ要求する。
これにより、ホスト装置10側ではこの共有文書Fn
端末装置20へ転送する(ステップS26)。
【0037】端末装置20側では、この文書Fn を受け
取り、文書Ft1としてメモリ26へ格納する(ステップ
S27)。次いでステップS28において、この文書F
t1の修正、変更、印刷等を行い、次のステップS29で
は、端末装置20のオペレータがキーボード23を操作
することにより変更後の文書Ft1の再書き込み指示を行
う。
【0038】ステップS30では、フラグTt1の内容が
「0」であるかどうか判別する。Tt1=0の場合は、文
書Ft1が再書き込み禁止であるから登録不可としてこの
処理を終了する。Tt1=1の場合は、再書き込み可能で
あるからステップS31へ進み、フラグTt1及び文書F
t1をホスト装置10へ転送することを要求する。ホスト
装置10側では、対応するフラグTn 及び共有文書Fn
の書き換えを準備する(ステップS32)。そして、端
末装置20はステップS33においてフラグTt1及び文
書Ft1をホスト装置10へ転送し、一方ホスト装置10
側では、送られてきたフラグTt1及び文書Ft1を受け取
りフラグTn 及び共有文書Fn としてメモリ16及び補
助記憶部17へそれぞれ格納する(ステップS34)。
以上でこの処理を終了する。
【0039】このように本実施例によれば、ホスト装置
10側の読み出すべき共有文書Fnに対応するフラグT
n の内容が「1」であれば(初期状態では必ず「1」で
ある)、これを「1」から「0」に変え、また端末装置
20のフラグTt1には読み出し動作を行う前のフラグT
n の内容「1」がそのまま移される。換言すれば、フラ
グTt1(初期状態では必ず「0」である)が、「0」か
ら「1」に変えられる。また、読み出すべき共有文書F
n に対応するフラグTn の内容が「0」であれば、これ
を「0」のままとし、また端末装置20のフラグTt1
はフラグTn の内容「0」がそのまま移される。換言す
れば、フラグTt1(初期状態では必ず「0」である)
が、「0」のままとなる。端末装置20側において、フ
ラグTt1の内容が「1」であれば変更を加えた文書Ft1
を文書Fn と同じ名称でホスト装置10に再登録するこ
とが許可され、「0」の場合は同一名称での再登録が許
可されない。
【0040】その結果、複数の端末装置から同一の共有
文書について呼び出しが行われた場合、最初に呼び出し
を行った端末装置(例えばこれが端末装置20であると
する)のフラグTt1のみが「1」となり、2回目以降の
呼び出しを行った他の端末装置のフラグ、例えば端末装
置30のフラグTt2、は全て「0」となるので端末装置
20のみが再登録可能となる。
【0041】このように最初に呼び出しを行った端末装
置のみから再登録可能となるので信頼性の高いデータ処
理を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の第1の
発明によれば、ホスト装置には、読み出し及び書き込み
可能な共有ファイル毎に当該共有ファイルが読み出し可
能状態であるか読み出し禁止状態であるかを表す信号を
記憶する第1の補助記憶手段と、読み出しが行われた共
有ファイルに関する第1の補助記憶手段の内容を読み出
し禁止に書き換える手段とが設けられている。また、端
末装置には、ファイル記憶手段の内容を共有ファイルに
再書き込み可能状態であるか再書き込み禁止状態である
かを表す信号を記憶する第2の補助記憶手段と、共有フ
ァイルの内容がファイル記憶手段に記憶された場合に、
第2の補助記憶手段の内容を再書き込み可能に書き換え
る手段とが設けられている。
【0043】また本願の第2の発明によれば、ホスト装
置には、読み出し及び書き込み可能な共有ファイル毎に
当該共有ファイルへの再書き込み可能状態であるか再書
き込み禁止状態であるかを表す信号を記憶する第1の補
助記憶手段と、読み出しが行われた共有ファイルに関す
る第1の補助記憶手段の内容を再書き込み禁止に書き換
える手段とが設けられており、端末装置には、ファイル
記憶手段の内容を共有ファイルに再書き込み可能状態で
あるか再書き込み禁止状態であるかを表す信号を記憶す
る第2の補助記憶手段と、共有ファイルの内容がファイ
ル記憶手段に記憶された場合に、第1の補助記憶手段の
内容を第2の補助記憶手段へ書き込む手段とが設けられ
ている。
【0044】従って、読み出し及び書き込み可能な複数
の共有ファイルを利用する場合に、信頼性の高いデータ
処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてホスト装置と複数の端
末装置とを備えたデータ処理システムの動作を説明する
フローチャートである。
【図2】図1のシステムにおける構成を概略的に示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の他の実施例としてホスト装置と複数の
端末装置とを備えたデータ処理システムの動作を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
10 ホスト装置 11、21、31 CPU 12、22、32 ROM 13、23、33 キーボード 14、24、34 ディスプレイ 15、25、35 インタフェース 16、26、36 メモリ 17、27、37 補助記憶部 18、28、38 内部バス 20、30 端末装置 29、39 外部記憶装置制御部 40 通信回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出し及び書き込み可能な複数の共有
    ファイルを有するホスト装置と、該ホスト装置に通信回
    線を介して接続されており読み出した前記共有ファイル
    の内容を記憶するファイル記憶手段を有する少なくとも
    1つの端末装置とを備えたデータ処理システムであっ
    て、前記ホスト装置には、前記読み出し及び書き込み可
    能な共有ファイル毎に当該共有ファイルが読み出し可能
    状態であるか読み出し禁止状態であるかを表す信号を記
    憶する第1の補助記憶手段と、読み出しが行われた共有
    ファイルに関する前記第1の補助記憶手段の内容を読み
    出し禁止に書き換える手段とが設けられており、前記端
    末装置には、前記ファイル記憶手段の内容を前記共有フ
    ァイルに再書き込み可能状態であるか再書き込み禁止状
    態であるかを表す信号を記憶する第2の補助記憶手段
    と、前記共有ファイルの内容が前記ファイル記憶手段に
    記憶された場合に、前記第2の補助記憶手段の内容を再
    書き込み可能に書き換える手段とが設けられていること
    を特徴とする共有ファイルを利用するデータ処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 共有ファイルへの再書き込みを行わない
    モードにおいては、前記第1の補助記憶手段の内容をそ
    のまま維持する手段をさらに備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 読み出し及び書き込み可能な複数の共有
    ファイルを有するホスト装置と、該ホスト装置に通信回
    線を介して接続されており読み出した前記共有ファイル
    の内容を記憶するファイル記憶手段を有する少なくとも
    1つの端末装置とを備えたデータ処理システムであっ
    て、前記ホスト装置には、前記読み出し及び書き込み可
    能な共有ファイル毎に当該共有ファイルへの再書き込み
    可能状態であるか再書き込み禁止状態であるかを表す信
    号を記憶する第1の補助記憶手段と、読み出しが行われ
    た共有ファイルに関する前記第1の補助記憶手段の内容
    を再書き込み禁止に書き換える手段とが設けられてお
    り、前記端末装置には、前記ファイル記憶手段の内容を
    前記共有ファイルに再書き込み可能状態であるか再書き
    込み禁止状態であるかを表す信号を記憶する第2の補助
    記憶手段と、前記共有ファイルの内容が前記ファイル記
    憶手段に記憶された場合に、前記第1の補助記憶手段の
    内容を前記第2の補助記憶手段へ書き込む手段とが設け
    られていることを特徴とする共有ファイルを利用するデ
    ータ処理システム。
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