JPH0520675Y2 - - Google Patents

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JPH0520675Y2
JPH0520675Y2 JP8315787U JP8315787U JPH0520675Y2 JP H0520675 Y2 JPH0520675 Y2 JP H0520675Y2 JP 8315787 U JP8315787 U JP 8315787U JP 8315787 U JP8315787 U JP 8315787U JP H0520675 Y2 JPH0520675 Y2 JP H0520675Y2
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JP
Japan
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handle
bottle
protrusion
plastic
independent
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JP8315787U
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JPS63192240U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボトル本体にそれとは別体の取手を取
付けたプラスチツクブローボトルに関する。
(従来技術) プラスチツクボトルは大型化すると取扱いが不
便になるので、取手を一体成形したボトルが洗剤
用等として使用されている。ところがポリエチレ
ンテレフタレートのようなポリエステル樹脂製ブ
ローボトル等においては、取手をボトル本体と一
体成形することが難しいので、第4図に正面図に
より示すように、ボトル本体1の上方に取手取付
用凹部11を形成し、その凹部11に別体の取手
2をその上下端部を固定して取り付けたボトルが
提案されている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来のものは、延伸されて薄肉と
なる凹部11の外方に、取手の上下端を接合部と
して取り付けているために、取手に加わる強大な
応力が接合部に集中して外れたり破損し易いとい
う問題があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は取手の取付部の構造を工夫して上記問
題点を解決せんとしたものであり、以下添付図面
に基づいて説明する。
第1図は本考案の取手付プラスチツクブローボ
トルの一例を示す一部切り欠いた正面図、第2図
は第1図の−断面図、第3図は取手取付用凹
部の斜視図であり、第4図は従来の取手付プラス
チツクボトルの一例を示す正面図である。
本考案は第1〜3図に示すとおり、 1 ボトル本体1に形成した取手取付用凹部11
に別体の取手2を取りつけてなるプラスチツク
ボトルにおいて、前記凹部11の中央付近の奥
部壁面12を屈曲して独立した突部3を形成
し、該突部3に取手2に設けた係合部4を嵌合
固定して取り付けたことを特徴とする取手付プ
ラスチツクブローボトル、および 2 前記独立した突部3を複数個断続的に形成し
た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の取手
付プラスチツクブローボトル、および 3 前記独立した突部3の先端を幅広部31と
し、前記取手2には、前記幅広部31よりも狭
い狭窄開口部41を有する係合部41を設け、
前記幅広部31と狭窄部41と噛み合せるよう
に、前記突部3に取手に設けた係合部4を嵌合
固定してなる実用新案登録請求の範囲第1項に
記載の取手付プラスチツクブローボトルであ
る。
第1乃至3図に示すようにボトル本体1に形成
した取手取付用凹部11の中央付近の奥部壁面1
2を屈曲して独立した突部3を形成し、該突部に
取手2に設けた係合部4を嵌合固定して取り付け
たので、突部3を形成する位置が取手取付用凹部
11の中央付近でしかも奥部というボトル中心軸
の近く、すなわちプリフオームから近い距離にあ
るために延伸倍率が低くて成形し易く、従つて突
部3の形状が正確になり、肉厚も大きくとれ、取
手の取付を極めて強固に行なえるものである。し
かも、取手2には前記突部3に対応する係合部4
を設け、独立した突部3をとり囲むように係合部
4を嵌合固定したので、取手2から伝わる力が突
部3の周囲の広範囲に分散されて部分的に集中せ
ず、強固に取り付けることができる。
次に前記独立した突部3を複数個断続的に形成
した取手付プラスチツクブローボトルにつき説明
する。第1及び3図に示すように、独立した突部
3を複数個断続的に形成したので、取手2から伝
わる力が複数の突部に分散されて部分的に集中せ
ず、強固に取り付けることができる。取り付ける
べき取手2の全高にわたつて断続的に形成されて
いる場合は特に広範囲に力が分散するので変形し
にくい。もちろん、取手2の係合部4も突部3に
合せて断続的に形成してもよい。
さらに前記独立した突部3の先端を幅広部31
とし、前記取手2には、前記幅広部31よりも狭
い狭窄開口部41を有する係合部4を設け、前記
幅広部31と狭窄開口部41と噛み合せるよう
に、前記突部3に取手に設けた係合部4を嵌合固
定してなる取手付プラスチツクブローボトルにつ
いて説明する。第2図に示すように突部3の先端
は幅広部31としておくことにより、取手2の狭
窄開口部41との係合が確実となり好ましい。ま
た、第2図に示すように係合部4の開口部に狭窄
開口部41を設けておき、前記本体突部の幅広部
31と噛み合せるようにすればさらに強固な結合
が得られる。
なお、幅広部31、狭窄開口部41を設けない
場合等、必要に応じて接着剤を用いてさらに確実
に固定してもよく、この場合も取手全高にわたる
広い接着代が取れる。
本例の取手2は係合部4を形成した基体22と
把持部23とを環状に形成し、中央に取手孔23
を設けたので取手孔に手指を入れることにより、
極めて把持し易いものである。
通常のボトルにおいて、凹部11の深さはボト
ル本体1上部の径の1/4〜1/3程度とするのがよ
い。
本考案における本体1は、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン等のプラスチツクを射
出成形、押出成形して有底管状のプリフオームと
し、これを成形型中でブロー成形することにより
得られる。また、取手2はポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリスチレン等の樹脂を射出成形する
ことにより得られる。
本体1に取手2を取り付けるためには、例え
ば、第1〜3図に示すようにあらかじめボトル本
体1に独立した突部3を形成しておき、この突部
2にあらかじめ形成した取手2の係合部4を嵌合
係止することにより取り付けることができる。
また、図示しないが、あらかじめ係合部を断続
的に形成した取手を準備しておき、ボトル本体の
ブロー成形型中にこの取手を係合部を内側に向け
て固定しておき、前記プリフオームをブロー成形
すればボトル本体の成形と同時に、前記取手の係
合部の断続的に形成した内部に沿つて本体の突部
が屈曲成形するようにして、取り付けを完了する
ようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案の取手付きプラスチツクブローボトルは
以上の構造であるので、取手を形成するのが困難
なプラスチツクボトルであつても自由な形状の取
手を備えた取手付プラスチツクブローボトルが得
られるばかりでなく、その取り付けがこれまでに
なく強固に行なえるという実用的な効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取手付プラスチツクブローボ
トルの一例を示す一部切り欠いた正面図、第2図
は第1図の−断面図、第3図は取手取付用凹
部の斜視図であり、第4図は従来の取手付プラス
チツクボトルの一例を示す正面図である。 1……ボトル本体、11……取手取付用凹部、
12……奥部壁面、2……取手、3……突部、4
……係合部、41……狭窄開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ボトル本体1に形成した取手取付用凹部11
    に別体の取手2を取りつけてなるプラスチツク
    ボトルにおいて、前記凹部11の中央付近の奥
    部壁面12を屈曲して独立した突部3を形成
    し、該突部3に取手2に設けた係合部4を嵌合
    固定して取り付けたことを特徴とする取手付プ
    ラスチツクブローボトル。 2 前記独立した突部3を複数個断続的に形成し
    た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の取手
    付プラスチツクブローボトル。 3 前記独立した突部3の先端を幅広部31と
    し、前記取手2には前記幅広部31よりも狭い
    狭窄開口部41を有する係合部4を設け、前記
    幅広部31と狭窄開口部41とを噛み合せるよ
    うに、前記突部3に取手に設けた係合部4を嵌
    合固定してなる実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の取手付プラスチツクブローボトル。
JP8315787U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH0520675Y2 (ja)

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JP8315787U JPH0520675Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63192240U JPS63192240U (ja) 1988-12-12
JPH0520675Y2 true JPH0520675Y2 (ja) 1993-05-28

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634276Y2 (ja) * 1987-03-17 1994-09-07 株式会社吉野工業所 把手付き合成樹脂製壜
JP2583441Y2 (ja) * 1990-05-22 1998-10-22 三菱樹脂株式会社 取手付ボトル
JP2583160Y2 (ja) * 1992-06-05 1998-10-15 株式会社吉野工業所 把手付き合成樹脂製容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63192240U (ja) 1988-12-12

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