JPH05205943A - プリントインダクタ - Google Patents
プリントインダクタInfo
- Publication number
- JPH05205943A JPH05205943A JP4032854A JP3285492A JPH05205943A JP H05205943 A JPH05205943 A JP H05205943A JP 4032854 A JP4032854 A JP 4032854A JP 3285492 A JP3285492 A JP 3285492A JP H05205943 A JPH05205943 A JP H05205943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- printed
- holes
- winding
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストのプリントインダクタを実現する。
【構成】 多層プリント基板の第１層上の１−１からプ
リントコイルを巻き始め、２−１まで時計回りに２ター
ンのパターンを形成し、スルーホール６により第２層に
至り、第２層上で１−２から２−２まで時計回りに２タ
ーンのパターンを形成し、スルーホール４により第３層
に至る。以下、同様にして第４層上の２でコイルを巻き
終わる。プリントコイルの中央にコアを設けてもよい
し、プリントコイルを矩形等にしてもよい。
リントコイルを巻き始め、２−１まで時計回りに２ター
ンのパターンを形成し、スルーホール６により第２層に
至り、第２層上で１−２から２−２まで時計回りに２タ
ーンのパターンを形成し、スルーホール４により第３層
に至る。以下、同様にして第４層上の２でコイルを巻き
終わる。プリントコイルの中央にコアを設けてもよい
し、プリントコイルを矩形等にしてもよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上に形成
するインダクタに関するものである。
するインダクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリント基板上に形成する電子回
路の電源ラインのフィルタ等は、例えば、「エレクトロ
ニクス」１９９１年６月号、Ｐ．３７〜Ｐ．４１、
（株）オーム社発行、に記載されているように、個別に
チップインダクタをプリント基板上にマウントして構成
していた。
路の電源ラインのフィルタ等は、例えば、「エレクトロ
ニクス」１９９１年６月号、Ｐ．３７〜Ｐ．４１、
（株）オーム社発行、に記載されているように、個別に
チップインダクタをプリント基板上にマウントして構成
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ＶＴＲ
等の回路規模が大きなシステムでは、これらのフィルタ
に用いられるチップインダクタの数が多くなるため、部
品コストが上昇してしまうという問題点があった。本発
明は、前記問題点を解決して、低コストのインダクタを
提供することを目的とする。
等の回路規模が大きなシステムでは、これらのフィルタ
に用いられるチップインダクタの数が多くなるため、部
品コストが上昇してしまうという問題点があった。本発
明は、前記問題点を解決して、低コストのインダクタを
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、多層プリント基板の各層にプリントコ
イルを設けると共に、各層のプリントコイルの巻き始め
と巻き終わりの位置にスルーホールまたはバイアホール
を設け、このホールにおいて各層上のプリントコイルを
接続するように構成した。
めに、本発明は、多層プリント基板の各層にプリントコ
イルを設けると共に、各層のプリントコイルの巻き始め
と巻き終わりの位置にスルーホールまたはバイアホール
を設け、このホールにおいて各層上のプリントコイルを
接続するように構成した。
【０００５】
【作用】本発明によれば、以上のようにプリントインダ
クタを構成したので、多層プリント基板の第１層に設け
られたプリントコイルの巻き終わりはスルーホールまた
はバイアホールにより第２層に設けられたプリントコイ
ルの巻き始めに接続され、第２層に設けられたプリント
コイルの巻き終わりはスルーホールまたはバイアホール
により第３層に設けられたプリントコイルの巻き始めに
接続される。同様にして、各層のプリントコイルが接続
される。
クタを構成したので、多層プリント基板の第１層に設け
られたプリントコイルの巻き終わりはスルーホールまた
はバイアホールにより第２層に設けられたプリントコイ
ルの巻き始めに接続され、第２層に設けられたプリント
コイルの巻き終わりはスルーホールまたはバイアホール
により第３層に設けられたプリントコイルの巻き始めに
接続される。同様にして、各層のプリントコイルが接続
される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。 （第１実施例）図１は本発明の第１実施例に係るプリン
トインダクタの平面図で、４層基板を用いた空心のイン
ダクタであり、（ａ）は第１層、（ｂ）は第２層、
（ｃ）は第３層、（ｄ）は第４層上のパターンを示す。
ながら詳細に説明する。 （第１実施例）図１は本発明の第１実施例に係るプリン
トインダクタの平面図で、４層基板を用いた空心のイン
ダクタであり、（ａ）は第１層、（ｂ）は第２層、
（ｃ）は第３層、（ｄ）は第４層上のパターンを示す。
【０００７】図において、１−１〜１−４は第１〜第４
層のプリントコイルの巻き始め、２−１〜２−４は同じ
く巻き終わりを示し、３〜６は各層間を接続するスルー
ホールを示す。また、破線はスルーホールが同心円上に
形成されていることを示すために便宜的に記載した線で
ある。図示されているように、本実施例は、第１層上の
１−１からプリントコイルを巻き始め、２−１まで時計
回りに２ターンのパターンを形成し、スルーホール６に
より第２層に至り、第２層上で１−２から２−２まで時
計回りに２ターンのパターンを形成し、スルーホール４
により第３層に至る。以下、同様にして第４層上の２で
インダクタを巻き終わる。ここで、プリントコイルのパ
ターンは銅箔をエッチングして形成する。
層のプリントコイルの巻き始め、２−１〜２−４は同じ
く巻き終わりを示し、３〜６は各層間を接続するスルー
ホールを示す。また、破線はスルーホールが同心円上に
形成されていることを示すために便宜的に記載した線で
ある。図示されているように、本実施例は、第１層上の
１−１からプリントコイルを巻き始め、２−１まで時計
回りに２ターンのパターンを形成し、スルーホール６に
より第２層に至り、第２層上で１−２から２−２まで時
計回りに２ターンのパターンを形成し、スルーホール４
により第３層に至る。以下、同様にして第４層上の２で
インダクタを巻き終わる。ここで、プリントコイルのパ
ターンは銅箔をエッチングして形成する。
【０００８】なお、図では各層２ターンの例を示した
が、この巻数は任意である。また、巻き始めと巻き終り
を１８０°の位置に示したが、この関係も任意であり、
従って整数でない巻数も可能である。さらに、層間の接
続は図のようにすべての層を貫通するスルーホールでは
なく、必要な層だけを接続するバイアホールにしてもよ
い。
が、この巻数は任意である。また、巻き始めと巻き終り
を１８０°の位置に示したが、この関係も任意であり、
従って整数でない巻数も可能である。さらに、層間の接
続は図のようにすべての層を貫通するスルーホールでは
なく、必要な層だけを接続するバイアホールにしてもよ
い。
【０００９】（第２実施例）図２は本発明の第２実施例
に係るプリントインダクタのコアの実装方法の説明図で
ある。本実施例はコア入りインダクタである。本実施例
では、第１実施例と同じ方法で多層プリント基板１１に
コイルパターン（図示せず）をエッチングで形成し、そ
の中央に穴１２を開け、フェライト等で形成されたコア
を穴１２に差し込み、接着剤等で固定する。ツバ状コア
１３とリング状コア１４を上下から挟むようにしてもよ
いし、円筒状コア１５だけで構成してもよい。また、コ
アの形状は図のような円形に限らず、任意の多角形でも
よい。コアの形状、構造を適宜選択することにより所望
のインダクタンスを得ることができる。
に係るプリントインダクタのコアの実装方法の説明図で
ある。本実施例はコア入りインダクタである。本実施例
では、第１実施例と同じ方法で多層プリント基板１１に
コイルパターン（図示せず）をエッチングで形成し、そ
の中央に穴１２を開け、フェライト等で形成されたコア
を穴１２に差し込み、接着剤等で固定する。ツバ状コア
１３とリング状コア１４を上下から挟むようにしてもよ
いし、円筒状コア１５だけで構成してもよい。また、コ
アの形状は図のような円形に限らず、任意の多角形でも
よい。コアの形状、構造を適宜選択することにより所望
のインダクタンスを得ることができる。
【００１０】（第３実施例）図３は本発明の第３実施例
に係るプリントインダクタの平面図で、（ａ）は第１
層、（ｂ）は第２層上のパターンを示す。図において、
２１はプリントコイルの巻き始め、２２は巻き終わり、
２３〜２５はスルーホールである。また、領域２６に穴
を開けコアを差し込めば、コア入りのインダクタにな
る。本実施例ではパターンが矩形であるため、スペース
ファクタが良好である。
に係るプリントインダクタの平面図で、（ａ）は第１
層、（ｂ）は第２層上のパターンを示す。図において、
２１はプリントコイルの巻き始め、２２は巻き終わり、
２３〜２５はスルーホールである。また、領域２６に穴
を開けコアを差し込めば、コア入りのインダクタにな
る。本実施例ではパターンが矩形であるため、スペース
ファクタが良好である。
【００１１】（第４実施例）図４は本発明の第４実施例
に係るプリントインダクタの構成を示す説明図で、
（ａ）はコアの平面図及び側面図、（ｂ）はコアを差し
込む穴の平面図、（ｃ）はコアを取り付けた状態の側面
図である。図に示すように、コア３１には足部３２〜３
４を形成する。また、多層プリント基板３５には穴３
６，３７をコイルパターン（図示せず）の外側に形成
し、穴３８をパターンの内側に形成する。そして、この
ように構成したコア３１を１組（２個）用意し、多層基
板３５の上下からそれぞれの足部３２〜３４を穴３６〜
３８に差し込み、接着する。本実施例ではコアが磁気シ
ールド機能を有するので、磁束の漏れが少なくなる。
に係るプリントインダクタの構成を示す説明図で、
（ａ）はコアの平面図及び側面図、（ｂ）はコアを差し
込む穴の平面図、（ｃ）はコアを取り付けた状態の側面
図である。図に示すように、コア３１には足部３２〜３
４を形成する。また、多層プリント基板３５には穴３
６，３７をコイルパターン（図示せず）の外側に形成
し、穴３８をパターンの内側に形成する。そして、この
ように構成したコア３１を１組（２個）用意し、多層基
板３５の上下からそれぞれの足部３２〜３４を穴３６〜
３８に差し込み、接着する。本実施例ではコアが磁気シ
ールド機能を有するので、磁束の漏れが少なくなる。
【００１２】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【００１３】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、プリント基板上にパターンとしてインダクタを
作成するため、空心のものならばインダクタとしての部
品コストは実質ゼロとなる。また、フェライト等のコア
を使用する場合でも、コアのコスト＋装着コストだけで
よいので、低コストのインダクタが提供できる。
よれば、プリント基板上にパターンとしてインダクタを
作成するため、空心のものならばインダクタとしての部
品コストは実質ゼロとなる。また、フェライト等のコア
を使用する場合でも、コアのコスト＋装着コストだけで
よいので、低コストのインダクタが提供できる。
【００１４】さらに、パターンの形状は任意に選定する
ことができるので、基板上の空いている部分に作成する
ことができる。したがって、基板を有効に利用すること
ができる。
ことができるので、基板上の空いている部分に作成する
ことができる。したがって、基板を有効に利用すること
ができる。
【図１】本発明の第１実施例に係るプリントインダクタ
の平面図である。
の平面図である。
【図２】本発明の第２実施例に係るプリントインダクタ
のコアの実装方法の説明図である。
のコアの実装方法の説明図である。
【図３】本発明の第３実施例に係るプリントインダクタ
の平面図である。
の平面図である。
【図４】本発明の第４実施例に係るプリントインダクタ
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
１ コイルの巻き始め ２ コイルの巻き終り ３〜６ スルーホール １１ 多層プリント基板 １２ 穴 １３〜１５ コア
Claims (2)
- 【請求項１】 多層プリント基板の各層にプリントコイ
ルを設けると共に、該プリントコイルの巻き始めと巻き
終わりの位置にスルーホールまたはバイアホールを設
け、該ホールにおいて各層上の前記プリントコイルを接
続するようにしたことを特徴とするプリントインダク
タ。 - 【請求項２】 各層上のプリントコイルの内部にコアを
装着したことを特徴とする請求項１記載のプリントイン
ダクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032854A JPH05205943A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | プリントインダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032854A JPH05205943A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | プリントインダクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05205943A true JPH05205943A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12370429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4032854A Pending JPH05205943A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | プリントインダクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05205943A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5521573A (en) * | 1994-08-24 | 1996-05-28 | Yokogawa Electric Corporation | Printed coil |
| US6073339A (en) * | 1996-09-20 | 2000-06-13 | Tdk Corporation Of America | Method of making low profile pin-less planar magnetic devices |
| US6144269A (en) * | 1997-06-10 | 2000-11-07 | Fuji Electric Co., Ltd. | Noise-cut LC filter for power converter with overlapping aligned coil patterns |
| US6498555B1 (en) * | 1999-07-30 | 2002-12-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Monolithic inductor |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4032854A patent/JPH05205943A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5521573A (en) * | 1994-08-24 | 1996-05-28 | Yokogawa Electric Corporation | Printed coil |
| US6073339A (en) * | 1996-09-20 | 2000-06-13 | Tdk Corporation Of America | Method of making low profile pin-less planar magnetic devices |
| US6144269A (en) * | 1997-06-10 | 2000-11-07 | Fuji Electric Co., Ltd. | Noise-cut LC filter for power converter with overlapping aligned coil patterns |
| US6498555B1 (en) * | 1999-07-30 | 2002-12-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Monolithic inductor |
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