JPH05205342A - 書込み信号パワーレベルを較正する方法及び可動媒体メモリ装置 - Google Patents

書込み信号パワーレベルを較正する方法及び可動媒体メモリ装置

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JPH05205342A
JPH05205342A JP4224065A JP22406592A JPH05205342A JP H05205342 A JPH05205342 A JP H05205342A JP 4224065 A JP4224065 A JP 4224065A JP 22406592 A JP22406592 A JP 22406592A JP H05205342 A JPH05205342 A JP H05205342A
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気光学ディスク等の可動記録媒体をマーキ
ングするために供給される書込み信号パワーレベルを較
正して、最適の読出し信号を得る。 【構成】 選択されかつ消去された較正テスト用トラッ
クの複数のセクタに、オフセット書込み信号パワーレベ
ルWOから順次増分する書込み信号パワーレベルでテス
トパターンをそれぞれマーキングし(408〜41
6)、該テストパターンをそれぞれ読み出して該読出し
信号を書込み信号パワーレベルと相関させる(41
8)。次いで、較正された書込み信号パワーレベルWC
をWC=WO−KB2/(2B3)に基づいて決定する(4
18,420)。Kは書込み信号パワーレベルの間の最
小の差(増分係数)であり、B2とB3は、読出し信号を
書込み信号パワーレベルと相関させることにより提供さ
れるデータに対する二次元多項式の最小自乗フィットか
ら導かれるパラメータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動いている媒体に記憶さ
れている情報の読出しの改良に関し、特に、動いている
媒体に情報のを記録するために使用されるマーキング変
換器に供給される書込みパワーを較正して、マークによ
って表わされる情報の読出しを改良させる方法及び装置
に関する。さらに特に、本発明は磁気光学ディスクドラ
イブにおいて後続の読取り信号のピーク間振幅を最大に
するために、レーザに供給される書込みパワーを較正す
る方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータメモリにはプログラムやワ
ークファイルがデジタルデータとして存在するものであ
る。コンピュータメモリは、可動媒体メモリと非可動メ
モリのいずれかを含むか、通常は双方を含んでいる。非
可動メモリは典型的にはコンピュータの中央処理装置に
より直接アドレス指定、すなわちアクセスされる。一方
ディスクドライブや磁気テープのような可動媒体メモリ
は間接的にアクセスされる。
【0003】可動媒体メモリは典型的には、直接アドレ
ス指定されるメモリよりははるかに大きいデータ記憶容
量を有し、かつはるかに長いアクセス時間を有してい
る。可動媒体メモリはまた典型的には非持久性ではな
い。即ちそれはコンピュータをオフにしても持久する。
非可動型メモリは可動性媒体メモリよりも一般には高速
で、かつメモリの単位当りコストが高価であり、容量が
小さい。コンピュータによって常に使用されるのではな
く、あるいは短時間に直接アクセスするメモリ能力を提
供するにはかさ高すぎるデータベースファイルのよう
な、大きいプログラムや大量の情報を長時間記憶するた
めに、可動媒体メモリは一般的に使用される。
【0004】可動媒体メモリの記憶媒体は物理的に変更
可能のオブジェクトである。即ち、それらは情報を記憶
するために、ある検出可能の要領で磁化したり、溝を付
けたり、ピットを付けたり、あるいはマークを付けるこ
とができる。同時に、記憶媒体は物理的に柔軟性があ
り、可搬性で、安価で、大容量で、かつ偶発的な変化に
対する抵抗性があることが好ましい。同様な媒体の一例
として、波状のら線状溝がアナログ情報信号を表わして
いるレコードがあげられる。コンピュータ用の可動媒体
メモリにおいて使用されている記憶媒体の種々の例とし
ては、磁気テープ、フロッピイディスク、コンパクトデ
ィスク−ROM,一回書込み(WriteOnce)多
数回読出し(Read−Many)光ディスク、および
消去可能の磁気光学ディスクを含む。これらの記憶媒体
の各々はバイナリデータを表わす検出可能の物理的変化
を示す。読み出したり、かつ、適用可能な場合にはデー
タを消去したり、媒体にデータを書き込むために、物理
的な媒体上の適正位置に指向され、希望する機能を実施
することのできる機械的装置が提供されている。
【0005】磁気光学記憶ディスクは外観は、記録され
た音楽を記憶するために使用される光学コンパクトディ
スクと類似している。1つの形態において、ディスク
は、駆動モータと係合されて回転する中央軸心を有する
直径が133.35ミリ(514インチ)の平坦なディ
スクである。ディスクは、硬質で透明の保護シェルに囲
まれた、公知の反射材料を密閉している。消去可能の磁
気光学ディスクにおいては、反射材もまた、ローカル磁
性部分即ち領域を支持しうる磁性材料である。ディスク
面の反射性はローカル磁気領域の状態に応じて変わる。
反射変化の検出は光学ディスクの面に衝突する入射光線
を偏光することにより高められる。反射の変化が僅かで
ある間は、各々のローカル領域における磁気双極子の方
向性は、その領域により反射された偏光した光線の選定
された位相特性を測定することにより検出できる。この
ように、各々のローカル領域は、磁気双極子の方向をデ
ータ値に関連させてバイナリデータを表わすことができ
る。
【0006】磁性材料の磁界は反転可能であり、そのた
めディスクの消去および繰返し書直しが可能とされる。
反射性材料がキューリ温度以下である場合、磁性領域は
概ねロックされている。当該材料がそのキューリ温度以
上である場合、外部磁界により材料の磁化をセットする
事ができ、その後該材料を冷却するとロックすることが
できる。キューリ温度ローカル領域においてのみ上廻る
と、正にそのローカル領域の磁気成極を変えることがで
きる。
【0007】ローカル領域の温度は選定したローカル領
域をレーザビームで加熱することにより制御される。ロ
ーカル領域の方向性はその領域に磁界を付与することに
よりセットされる。前記領域は磁界が介在している間に
冷却され、ローカル領域の磁気成極をセットする。レー
ザビームをディスクの表面に集光させるために集光レン
ズ即ち対物レンズが用いられる。前記領域を加熱するた
めに使用されるレーザビームの焦点が緊密であればある
程、この領域は小さくなり、材料を加熱するに要するパ
ワーを低減させる。そして前記領域を相互に近接させデ
ータ密度を増大させる。
【0008】読取り動作、書込み動作並びに消去動作に
対して同じレーザ源が使用される。これら動作の各々に
対するパワーレベルには明らかな差がある。
【0009】データが記憶されるローカル領域は典型的
には、ディスクの表面上の複数の同心状トラックあるい
はら線状トラックのセクタにおいて順次配列されてい
る。ローカル領域群は、ローカル領域の位置を検索しま
た再検索するための座標系に係わるトラックおよびセク
タの指定により識別される。トラックはディスクの表面
の溝により外部に設けられる。
【0010】溝は光学的に検出可能であって、ディスク
が読取り/書込みヘッドの下を回転している間、溝の中
心上に該ヘッドを向けることができる。読取り/書込み
ヘッドはレーザ源と、レーザビームを集光する対物レン
ズと、対物レンズに対する位置決め信号を発生させる光
学検出器とを担持している。位置決め信号の1つはトラ
ッキングサーボループによって発生し、該ループは読取
り/書込みヘッドを、従って対物レンズを溝上方で求心
させるよう作動する。別の位置決め信号は集光信号サー
ボループによって発生し、対物レンズの焦点を消去可能
ディスクの面に持って来る。
【0011】ある種の光ディスクレコーダは一定線速度
制御装置を採用している。即ち、レーザビームが半径方
向により外方のトラックを走査するにつれて、ディスク
の回転速度が低下されて一定のトラック直線走査速度を
保つよう制御される。このようなレコーダはオーディオ
およびビデオ記録に採用されている。他方、コンピュー
タ等と共に使用されるデータ記録装置は一定回転速度制
御装置を採用している。一定回転速度において所定の持
続時間の信号が、半径方向最内方のトラックの1つに記
録される場合よりもディスクの半径方向外方トラックに
記録される場合の方が、より長いマークとして記録され
ることが認められる。パルス位置変調(PPM)記録に
おいては、記録されたマークの長さが変わることにより
ディスクのそれぞれの半径では異なる記録公差(tol
erance)を発生させる。また、記録フォーマット
が異なると記録公差も異なる。異なる長さのマークに対
する走査時間は相対的に一定となるので、記録媒体、特
に磁気光学媒体の速度や応答性の僅かな変動は許容しう
る。
【0012】パルス幅変調(PWM)として知られる符
号化方法が採用されると、記録された情報を首尾よく読
み出す(再生する)に要する公差は低減される。PWM
はPPMより高い直線記録密度を提供する。パルス幅変
調においては、記録トラックに記録されたパルスの持続
時間が変わり異なる情報値を指示する。例えば、比較的
短い持続時間のパルスはバイナリ零を示し、それよりも
長いパルスがバイナリ1を示し、さらに長いパルスが2
を示すという風に情報を示す。単一の記録されたパルス
はモジュロ10あるいは16までの数を表示しうる。パ
ルス幅変調は記録媒体のデータ記憶容量を大きく向上さ
せる。種々のパルス長を識別することは、特に互換性媒
体に対しては困難な読出し作業であるため、このように
記憶容量が大きくなることは価格的に極めて厳しいもの
である。即ち、一方のレコーダは、持続時間の長い傾向
のあるパルスを記録し、他方のレコーダが持続時間の短
い傾向のあるパルスを記録することができる。所定のパ
ルスの情報内容が微妙で複雑な読出し回路を用いたとし
ても安定して、かつ容易に検出しえないあいまいな領域
が、持続時間の短いパルスと長いパルスとの間のどこか
に介在する。従って、情報を有する信号の光学媒体上へ
のパルス幅変調を促進することにより、信号の読出しが
向上し、かつ促進され、さらには複数のレコーダ内での
媒体の交換がより安定して行われるように記録の均一性
を提供することが望ましい。
【0013】光学記録は光学媒体上に記録されたパルス
を生成するために一定強度のレーザビームを用いてい
る。また、パルス化した、即ち「セレーテッド(ser
rated)」書込み信号を供給しうることも周知であ
る。即ち、短い持続時間の一連のパルスが記録媒体上に
単一の長いパルスを効果的に記録する。また、記録レー
ザビームにより記録層に誘導される熱の拡散によって、
光学記録における記録されたパルスを歪ませる。レーザ
書込みパルスを慎重に較正することにより前記熱拡散の
マイナス効果を最小にして複数の光ディスクレコーダの
間の記録を均一にすることが望ましい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可動
媒体データ記憶装置において記録された情報の記憶を向
上させることである。
【0015】本発明の別の目的は、マークによって表わ
される情報の読出しを向上させるために、可動媒体にマ
ークとして情報を記録するために使用するマーキング変
換器に供給される書込みパワーを較正する方法を提供す
ることである。
【0016】さらに別の本発明の目的は、レーザの所定
の読出しパワーセッティングにおいて、マークを読出す
ときに発生されるピーク間振幅を最大とするために、デ
ィスクドライブにおいて磁気光学媒体をマーキングする
ために使用するレーザに供給される書込みパワーを較正
する方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、可動媒体にマーキングして後で
再生される読出し信号を適正化するために変換器に供給
される書込み信号のパワーレベルを較正する。適正化さ
れた読出し信号は、読出し信号のピーク間振幅が最大と
されたものである。本発明の方法は、マーキングソース
の複数の選定された書込み信号パワーレベルで記録媒体
にテストパターンをマーキングし、該テストパターンの
マークから読出し信号を発生させ、読出し信号を書込み
信号のパワーレベルと相関させ、WC=WO−KB2
(2B3)の関係を解くことを特徴としている。(但し
Cは較正された書込み信号のパワーレベル、WOはオフ
セット書込み信号パワーレベル、Kは複数のテスト用書
込み信号パワーレベルの間のステップ、B2とB3は読出
し信号を書込み信号パワーレベルと相関させることによ
り提供されるデータに対する二次元多項式の最小自乗フ
ィットから得たパラメータである。)
【0018】
【実施例】図において、同じ部材および構造上の特徴は
同じ番号で示す。図1は、曲線10によってレーザ書込
みパワーに関する読出し信号の振幅の理想的な関係を示
す。レーザ書込みパワーは水平座標に沿って左側から増
大し、読出し信号のピーク間振幅は垂直座標に沿って上
方へ増大する。データ信号は、曲線10により示される
読出し信号の振幅が垂直の線11で示す最大値データ点
12(g)の値に達する書込みパワーレベルで記録され
るべきである。最大信号振幅に対応するレーザパワーを
用いることにより記録媒体上の正確で、忠実なデジタル
記録を保証する適正な記録レーザパワーレベルを提供す
る。
【0019】読出し信号の品質は、光学記録媒体、特に
磁気光学(MO)記録媒体に記録されたマークの関数で
ある。記録されたマークが小さすぎると、記録媒体から
反射された有効光線は読出し信号の振幅を低減させる。
マークが大きすぎると、シンボル間の干渉により有効な
読出し信号の振幅を低減させ、また読出し信号のピーク
を好ましくないシフトをさせ、そのため信号検出エラー
を生じてしまう。読出し信号の振幅を最大にし、ピーク
のシフトを最小にする記録マスクを作ることが望まし
い。小さすぎるマークと大きすぎるマークとの両極端の
いずれかにおいて、信号対ノズル比(SN比)が低減
し、一方ジッタとピークシフトとが増大し、これが公知
のように検出ウインドウ内でマークの検出確立を低下さ
せる。さらに、マークサイズは、信号記憶媒体の感度、
媒体の周囲温度、記録パルス持続時間、スポットサイ
ズ、レーザパワー、記録レーザビームが通過する際の媒
体の相対線速度、および磁気光学記録において使用され
る磁気バイアス即ち、ステアリングフィールドの振幅の
関数である。
【0020】曲線10はデータ点12(a)〜12
(c)までの以下の多項式の最小自乗フィットを表わ
す。
【0021】
【数1】(1) y=B1+B2x+B32 データ点12(a)から12(i)まではレーザ書込み
信号パワーレベルセッティング(x)対後続の読出し信
号振幅(y)の仮想のグラフである。
【0022】本発明を有利に採用しうる光学レコーダを
図2に示す。磁気光学記録ディスク30はモータ32に
よりスピンドル31上で回転するように取り付けられて
いる。全体的に数字34で示すヘッドアームキャリッジ
の光学ヘッド担持アーム33はディスク30の半径方向
に運動する。レコーダのフレーム35は半径方向に往復
運動するようにキャリッジ34を取り付けている。キャ
リッジ34の半径方向の運動により、ディスク30にデ
ータを記録したり、あるいはそこからデータを再生する
ために複数の同心状トラックあるいはらせん状トラック
の渦線のいずれかにアクセスできるようにする。フレー
ム35に適宜に取り付けられたリニアアクチュエータ3
6が、トラックへのアクセスを可能とするようキャリッ
ジ34を半径方向に運動させる。レコーダは1個以上の
ホストプロセッサ37に適宜に接続され、該ホストプロ
セッサ37は、制御装置、パーソナルコンピュータ、大
型システムコンピュータ、通信システム、画像処理プロ
セッサ等で構成される。接続回路38は光学レコーダと
接続されたホストプロセッサ37との間のロジカルおよ
び電気的接続を提供する。
【0023】マイクロプロセッサ40は、ホストプロセ
ッサ37への接続を含んでいるレコーダを制御する。制
御データ、状態データ、コマンド等は双方向性バス43
を介して接続回路38とマイクロプロセッサ40との間
で相互交換される。マイクロプロセッサ40には、プロ
グラムあるいはマイクロコードを記憶する読出し専用メ
モリ(ROM)41と、データおよび制御信号を記憶す
るランダムアクセスメモリ(RAM)42とが含まれて
いる。マイクロプロセッサ40は追って明らかとなるよ
うにレーザ較正機能を制御する。
【0024】レコーダの光学装置は、微調整アクチュエ
ータ46によりヘッド担持アーム33で焦点合わせおよ
びトラッキング運動するように取り付けられた対物レン
ズ即ち集光レンズ45を含む。このアクチュエータは、
レンズ45を焦点合わせのためディスク30の方向及び
逆方向に移動しかつキャリッジ34の運動に対して平行
に半径方向運動する機構を含んでいる。例えば100本
のトラックの範囲内でトラックを変更して、現在アクセ
スされているトラックに隣接したトラック毎にキャリッ
ジ34を作動させなくてもよいようにすることができ
る。参照番号47はレンズ45とディスク30との間の
二方向に光路を示す。
【0025】磁気光学記録においては、実施例における
電磁石48は、レンズ46からレーザ光線により照射さ
れるディスク30上の小さいスポットのレムナント磁化
方向を方向づけるための弱い磁気ステアリング即ちバイ
アスフィールドを提供する。レーザ光線のスポットは記
録ディスク上の該照射されたスポットを磁気光学層(図
示していないが、チャウダリ(Chaudhari)他
の米国特許第3,949,387号により教示されてい
るように稀土と遷移金属との合金でよい)のキューリ点
以上の温度まで加熱する。この加熱によって、その後ス
ポットがキューリ点温度以下まで冷却されると、磁石4
8によりレムナント磁化を好ましい磁化方向に方向づけ
ることができるようにする。磁石48は「書込み」方向
に向いているものとして図示され、即ちディスク30に
記録されるバイナリ1は通常、「N極レムナント磁化」
である。ディスク30を消去するために磁石48は、S
極がディスク30に隣接するようにその磁界を反転す
る。ライン50により電磁石48に電気的に結合された
磁気制御装置49が、磁石48により発生した磁気ステ
アリングフィールドの書込み、および消去方向を制御す
る。マイクロプロセッサ40はライン51を介して制御
信号を制御装置49に供給して記録方向を反転させる。
トラック即ち渦線が忠実に追従されるように、かつ渦線
の希望するトラックが迅速かつ正確にアクセスされるよ
うに、ビームが追従する軌道47の半径方向位置を制御
することが必要である。この目的に対して、焦点合わせ
及びトラッキング回路54が粗調整アクチュエータ36
と微調整アクチュエータ46との双方を制御する。アク
チュエータ36によるキャリッジ34の位置決めは、ラ
イン55を介して回路54によって粗調整アクチュエー
タ36に供給される制御信号により正確に制御される。
さらに回路54により、微調整アクチュエータ46の焦
点合わせおよび微細トラッキング並びにスイッチング作
用のための制御信号が、ライン57,58を介してそれ
ぞれ供給される。センサ56はヘッドアームキャリッジ
34に対する微調整アクチュエータ46の相対位置を検
出し、ライン69を介して相対位置信号を供給する。
【0026】焦点合わせおよびトラッキング位置検出
は、レンズ45の軌道47、ハーフミラー60を介し
て、ハーフミラー61によって、所謂「4象限(qua
d)検出器」62に反射される、ディスク30からの反
射レーザ光線を分析することにより達成される。4象限
検出器62は、集約して参照番号63で指示する4本の
ラインを介して、それぞれ信号を焦点合わせ及びトラッ
キング回路54へ供給する4個の光要素を有している。
検出器62の一軸をトラックの中心線と整合させること
により、トラックの追従動作が可能となる。焦点合わせ
動作は検出器62の4個の光要素により検出された光線
強度を比較することにより達成される。焦点合わせ及び
トラッキング回路54はライン63からの信号を分析し
て焦点合わせとトラッキングとの双方を制御する。
【0027】データのディスク30への記録即ち書込み
を次に説明する。磁石48がデータを記録するためのス
テアリングフィールドを供給しているものとする。マイ
クロプロセッサ40は記録動作が行われることになって
いることを示すために、ライン65を介して制御信号を
レーザ制御装置66へ供給する。このことは、レーザ6
7が制御装置66によって付勢されて記録のために高強
度のレーザ光線ビームを放射することを意味し、これと
対照的に読取りに対してはレーザ67により放射された
レーザ光線ビームは、ディスク30上にレーザにより照
射されたスポットをキューリ点温度以上に加熱しないよ
うに強度を低減することを意味する。制御装置66はラ
イン68を介して制御信号をレーザ67に供給する。デ
ータ回路75は、公知の要領で半導体レーザ67の動作
を変調するために制御装置66にライン78を介してデ
ータあるいは書込みパルスを供給する。レーザ67から
の変調された光線ビームは偏光子70(ビームを直線方
向に偏光する)を通り、次にコリメータレンズ71を介
してハーフミラー60に向かい、レンズ45を介してデ
ィスク30に向かって照射される。データ回路75は記
録できる状態とされており、マイクロプロセッサ40は
ライン76を介して適宜な制御信号を供給する。マイク
ロプロセッサ40は、非常に高速の機械動作をマイクロ
コード実行により制御するための制御回路を含む。回路
75を準備状態とさせる場合マイクロプロセッサ40
は、接続回路38を介してホストプロセッサ37から受
け取る記録コマンドに応答してそれを実行する。一旦デ
ータ回路75が準備状態とされると、データが接続回路
38を介してホストプロセッサ37とデータ回路75と
の間で直接転送される。データ回路75はまた、ディス
ク30のフォーマット信号、エラー検出および修正等に
関連する補助回路(図示せず)を含む。読取りすなわち
再生動作の間、回路75は修正されたデータ信号をバス
77、接続回路38を介してホストプロセッサ37へ供
給する前に、読出し信号から補助信号を剥離する。
【0028】ディスク30からデータを読取ってホスト
プロセッサ37に伝送するためには、ディスク30から
のレーザ光線ビームを光学的および電気的に処理するこ
とを要する。(カー効果を利用して記録しているディス
ク30によって回転させられた偏光子70により直線偏
光を行った)反射光線の一部分は二方向光路47に沿っ
て、レンズ45とハーフミラー60,61を介して、ヘ
ッド担持アーム33の光学要素のデータ検出部79まで
進行する。ハーフミラー即ちビームスプリッタ80は反
射されたビームを、同じく反射され回転された直線偏光
を有する2つの均等強度のビームに分割する。ハーフミ
ラー80から、反射された光線は、アクセスされつつあ
るディスク30のスポットのレムナント磁化が「N」即
ちバイナリ1の指示を有するときに回転された反射光線
のみを通すようセットされている第1の偏光子81を介
して進行する。この通過光線はフォトセル82に供給さ
れ、適当な指示信号を差動増幅器85へ供給する。反射
光線が「S」に回転し、即ち極方向のレムナント磁化を
消去した場合、偏光子81は光線を全く通さず、あるい
は通しても極僅かで、そのためフォトセル82からは何
ら能動信号が供給されない。偏光子83により反射の作
用が起き、該偏光子83は、「S」に回転したレーザ光
線ビームのみをフォトセル84に通す。フォトセル84
はレーザ光線を受け取ったことを示す信号を差動増幅器
85の第2の入力側へ供給する。増幅器85は得られた
(データを表わす)差動信号をデータ回路75へ供給
し、該信号が検出される。検出された信号は記録された
データのみならず、所謂補助信号の全てを含んでいる。
本明細書で使用する「データ」という用語は、デジタル
あるいは離散値タイプであることが好ましいが、情報を
有する信号のいずれかのもの又はすべてのものを含むも
のとする。
【0029】スピンドル31の回転位置と回転速度とは
適宜のタコメータあるいはエミッタセンサ90により検
出される。センサ90は、スピンドル31のタコメータ
ホイル(図示せず)上の暗/明スポットを検出する光学
的検知タイプであることが好ましく、該センサ90は回
転位置検出(RPS)回路91に「回転」信号(デジタ
ル信号)を供給する。前記回路91は、スピンドル31
の回転位置を検出し、回転情報信号をマイクロプロセッ
サ40に供給する。磁気データ記憶ディスクにおいて広
く実行されているように、ディスク30上のデータ記憶
セグメントへのアクセスを制御するために、このような
回転信号がマイクロプロセッサ40によって用いられ
る。さらに、センサ90からの信号はまたスピンドル速
度を制御するスピンドル制御装置93に供給され、それ
によりモータ32を制御して一定の回転速度でスピンド
ル31を回転させる。制御装置93は周知のように、モ
ータ32の速度を制御するための水晶制御オシレータを
含んでいる。マイクロプロセッサ40はライン94を介
して制御信号を通常の要領で制御装置93に供給する。
【0030】図3には、パルス位置変調(PPM)デー
タと、磁気光学媒体に記録された実際の信号との間の関
係が示されており、該関係は本発明の動作のあるパラメ
ータを示している。図示データは2サイクルのパターン
1001(密度が最高のパターン)と、記号化された
2,7 D,Kコードの最小の波長及び公称波長として
示しうる2サイクルのパターン100001とを示す。
書込みパルス100は記録信号1/2波長を示す。書込
みパルスの各々に対して記録媒体にスポット101が記
録され、データマークが形成される。スポット101は
円形でその範囲に理想化されていることが好ましい。ス
ポットが相対的に相互に近接している場合、即ち記録す
べきデータの最大周波数にあるときは、各スポット10
1からの読取り信号102が相互作用して読出し信号の
部分104の信号ピーク振幅を低減させてしまう。しか
しながら、スポット101がより離されると、即ちデー
タ繰返し頻度がより低くなると、分離された読取り信号
103がより離されて、その結果符号間干渉はより少な
くなる(各マーク101は記号と見做される)。符号間
干渉がより少なくなる結果、読出し信号の部分105の
ピーク間信号振幅が増加することになる。近接して隔離
されたマーク101の符号間干渉によってまた、前記部
分104におけるピークの著しいピークシフトが生じて
しまう。記録されたデータマーク101のサイズは図1
に関して前述したパラメータの全てによって決まる。マ
ーク101のサイズを制御しかつ最大周波数の動作に対
してサイズを適正化するための容易な方法はレーザパワ
ーを調整することである。
【0031】図4はROM41に記憶されたプログラム
の制御によるマイクロプロセッサ40の動作に係わるロ
ジカルフローチャートを示している。該図においては、
レンズ45の焦点合わせ、トラッキング動作、ホストプ
ロセッサ37とのデータ交換等の動作を無視して、マイ
クロプロセッサ40の動作を簡素化して示している。ま
ず、磁気光学媒体の回転ディスク30上のトラックが較
正テスト用として選択される。レーザパワーを較正する
ためのトラックの選択は、記録の品質に対して著しい影
響をおよぼす。磁気光学媒体は経時的感度シフト(SS
T)を蒙り、このため同じ記録レーザパワーレベルであ
っても記録を変動させてしまう。所定の記録媒体に対す
るSSTは磁気光学層の成分並びに記録媒体を作る上で
使用される製造技術によって変動する。ある種の磁気光
学媒体においては、SSTはレーザ記録に対する感度を
低下させる。即ち、MO媒体に対してSSTが発生した
後は、同じレベルのレーザパワーであってもより小さい
マークしか形成されない。一方他の成分においては、S
STは感度を増大させる傾向にあり、SSTを受けた領
域においては、より大きいマークが発生するので、SS
Tを受けないトラックにおけるレーザを較正することが
望ましい。SSTは通常、消去を記録するために繰り返
しアクセスされる記録媒体のディレクトリ領域のよう
に、繰り返し更新される記録媒体の領域に現われる。あ
るMO媒体においては、SSTは10,000回磁化を
反転即ち記録と消去を繰り返した後に発生する。SST
の感度もまた変動するものである。SSTは、繰り返し
消去され、書き直されるトラックの1セクタのみにおい
て発生しうる。いずれのセクタが繰返し消去、書き直し
されるかは通常決っていないので、そのようなセクタに
時間のかかるテストを実施しなければSSTは判らな
い。SSTを排除する一方法は所定数の較正トラックを
割り当て、次に、該トラック群内で、SSTを発生させ
る繰返し較正の影響を低減させるために1つのトラック
が任意に選択される。マシーンステップ400におい
て、トラックを任意に選択することによりSSTを低減
させ、その結果、利用可能な較正トラックを概ね均一に
利用できるようにする。実行される消去と再書込みの回
数は図8に示されるようにトラック800のセクタの1
個に基準Rとして記録される。
【0032】較正トラックの高パワー消去はマシーンス
テップ406において実行される。高パワー消去とは、
記録残存が概ね無い消去を意味する。即ち、一般にデー
タトラックが消去されるときの消去パワーは、書込みあ
るいは記録のためのレーザパワーレベルより低い。その
結果、消去後でも若干の残存レムナント磁化が残るが、
これは通常の記録の間は問題ではない。しかしながら、
残存レムナント磁化はパワー較正に対しては影響があ
り、従って較正トラックの消去パワーは少なくとも記録
のパワーレベルにある必要がある。
【0033】レーザ67の全ての書込み信号パワーレベ
ルはまず整数値で表現され、これらの整数値はレーザ6
7に適用される前にデジタルからアナログに変換され
る。マシーンステップ408において、セクタ番号をn
=00に設定すると共に初期の即ちオフセットの書込み
信号パワーレベルWOFFが選択される。書込み信号パワ
ーレベルの範囲が5ミリワットから12ミリワットであ
る場合、初期のオフセット値として低い値(5ミリワッ
ト)が選択される。さらに、パワーレベル間のステップ
Kを決定する。
【0034】マシーンステップ410において、第1
の、即ちオフセット書込み信号パワーレベルでテストパ
ターンがトラックのセクタ00および12に書き込まれ
る。マシーンステップ412において、トラックの全て
のセクタ(好適ドライブにおいては、00から23まで
番号を付した24個のセクタがトラック当り得られる)
がマークされたか否か検出される。マシーンステップ4
14において、書込み信号パワーレベルは1ステップだ
け(即ち、Kの係数だけ)増分され、カウント(セクタ
番号)nは1だけ増分される。マシーンステップ41
0,412,414および416は、全てのセクタ00
〜23にテストパターンが書き込まれるまで繰り返され
る。全体で12個の書込み信号パワーレベルセッティン
グが行なわれ、24個の利用しうるセクタ中の2個を一
組として、各組が書込み信号パワーレベルで書き込まれ
る。
【0035】マシーンステップ418において、較正ト
ラックが所定の一定の読取りパワーレベルでレーザ67
により照射され、マーク(テストパターン)が読み出さ
れる。各セクタの読取り信号が、二次多項式においてデ
ータの最小自乗フィットを実行するために、書込み信号
パワーレベルと相関される。
【0036】マシーンステップ420において、オフセ
ット書込み信号パワーレベルから書込み信号パワーレベ
ルの調整分が計算され、ステップ422において較正さ
れた書込み信号パワーレベルを決定する。所定のパワー
レベルYi(読出し信号の振幅)に対する値は総和され
るか、あるいは初期段階として平均化されることが好ま
しい。計算ロードを低下させ、かつ精度を増すために、
最大ピーク間振幅の読出し信号を示すデータポイントを
くくったサブセットを選択することができる。最大ピー
ク値の各側に対する4個のセクタを、合計9個のデータ
ポイントに対して使用することが好ましい。
【0037】多項式(1)により予測される最大振幅の
読出し信号は式(1)の導関数が零に等しい場合に発生
する。導関数は以下に示され、
【数2】(2) dy/dx=B2+2B3x 導関数を零に等しく設定し、
【数3】(3) O=B2+2B3x xを解くと、
【数4】(4) x=−B2/(2B3) となる。
【0038】式(4)のパラメータB2とB3とはデータ
の多元決定系から評定しうる。式(1)から、n測定系
のマトリックス表示は、以下のように表わされる。
【0039】
【数5】 あるいは
【数6】 (5b)の最小自乗フィットは、
【数7】 となり、代入すると、
【数8】 但し
【数9】 従って
【数10】 が導かれ、そのため以下の値はWC、即ち適正な書込み
信号パワーレベルを見つけるために決定をする必要があ
る。
【0040】
【数11】 しかしながら所定のnと所定範囲の値xi(i=0,
1,2…、n−1)に対してyiを含むものを除く全て
の項は決定でき、かつテストパターンを読み出す前にメ
モリに記憶させることができる。これにより、マイクロ
プロセッサ40の計算ロードを低減させる。しかしなが
ら、xiに対する全ての値は一連の整数として表わされ
るので、もしオフセットパワーレベルを表わすために0
が選択され、パワーレベルの間のステップを示すKが1
であれば、
【数12】 (9) xi=i i=0,1,2…、n−1 このように、サンプルの数が先に既知であるとすれば、
11,C12,C13,C21,C22,C23,C31,C32およ
びC33は整数の解に関して容易に解くことができる。
【0041】このように、適正な書込みパワーレベルは
下式から得られる。
【0042】
【数13】(10) WC=WO−KWS マシンステップ422において、書込みパワーレベルが
設定される。選択された書込みパワーは、最大の読出し
信号振幅即ちより高品質の信号を提供するデジタル/ア
ナログ変換器(DAC)の設定値である。最高の品質を
保証するために、記録領域の半径方向中間点において、
次に記録領域の外径において別のトラックを選択するこ
とにより較正作業を繰り返すことができる。次に記録領
域をゾーンに区画し、記録ゾーンの内径、中間径および
外径に対して異なるレーザパワーレベルを決めることが
できる。全てのトラックに対して補間技術を利用するこ
とにより較正トラックの内径、中間径および外径に対し
てレーザパワーを直線方向に調整することができる。多
くの場合において、1個のトラックを較正するだけで十
分である。
【0043】図5は書込みパータンの生成回路を示す。
較正はマイクロプロセッサ40によって開始され、焦点
合わせ及びトラッキング回路54が放射ビームを較正ト
ラックセット29(図2)の較正トラックの1つまで動
かすように制御する。マシーンステップ406に続き、
マイクロプロセッサ40は図2に示すケーブルライン7
6の1本であるライン76cを介して符号器120を動
作させる信号(書込みコール信号)を提供する。符号器
120は繰返し動作するとライン122を介してデータ
パターン100をAND回路121へ供給し、AND回
路121はライン76c上のコール信号によりイネーブ
ル状態となる。AND回路121は繰返し生成されたテ
ストパターンをライン123、OR回路124を介して
パルス整形器126に供給する。パルス整形器126は
データを図3に示すように書込みパルス100に変換す
る。AND回路127はマイクロプロセッサ40からラ
イン128を介しての書込みイネーブル信号によりイネ
ーブル状態となり、書込みパルスをライン78を介して
繰返しテストパターンを記録している間にレーザ制御装
置66(図2)に供給する。ライン128のイネーブル
信号は較正トラックの各セクタの記録領域にある間にの
みAND回路127をイネーブル状態とする。即ちディ
スク30の各トラックは複数のセクタに分割され、該セ
クタは、半径方向に均一に延び、ディスク30の周囲に
わたり角度方向に離隔されたライン上に形成される。例
えば、各トラックは25個のセクタに分割される。セク
タは、セクタ番号、トラック番号、データ記録領域のオ
ンセットとを示すエンボスされた識別子(indici
a)を用いてハードセクタディスクにおいて識別され
る。マイクロプロセッサ40はRPS回路91に対し
て、セクタ識別位置並びにディスク技術において公知の
記録領域を指示する。マイクロプロセッサ40は公知の
要領でRPS回路91に応答してライン128を介して
イネーブル信号を発生する。なお、ライン128はデー
タ回路75へのライン76の一部である。従って、ライ
ン78によって搬送される書込みパルスは通常の要領
で、角度位置即ち回転位置検出により調時される。
【0044】図6はレーザ67を付勢する制御装置66
を示している。記録パルスのレベルは、希望するレーザ
記録パワーレベルを示す数値を図2のライン65の一部
であるケーブル65Aを介して検出することにより、マ
イクロプロセッサ40によって決定される。デジタルか
らアナログへの変換器(DAC)130はケーブル65
A上の数値をアナログ値に変換する。増幅器131はア
ナログ値を所定レベルまで増幅してライン132に出力
する。変調器(MOD)133は図5に示す回路からラ
イン78を介して書込みパルスを受け取る。書込みパル
ス100が零のレベルにあると、変調器133は動作
し、レーザ67から電流源スイッチを介してライン13
2上の信号を分岐させる。そのような分岐の間、変調器
133はライン68上の最小のレーザパワー付勢信号を
レーザ67へ供給し、この場合レーザ光は図2に関して
説明したようにディスク30の磁化を反転させるには不
十分のレベルである。書込みパルス100がレベルWに
あるときはいつでも、変調器133は書込みパルスによ
り起動されて電流の分岐を排除し、増幅器131からの
電流をライン68を介してレーザ67まで導く。このレ
ーザ67への付加的なドライブ電流により、レーザに図
2に関して説明したように、より高いパワーレーザビー
ムを直ちに放射させ、スポット101においてディスク
30の磁化を反転するためにレーザビームの衝突領域に
おいてディスク30をキューリ温度以上に加熱する。通
常のデータの記録においては、記録すべきデータは公知
のように、回転位置を示すRPS回路91と同期してデ
ータ回路75によってライン125上に供給される。パ
ターンの書込み順序とその結果の実際のパターンとは図
8を参照して追って説明する。
【0045】図7は記録されたテストパターンの検出
と、その結果の指示された読出し信号振幅の生成とを示
している。図7はマシーンステップ418(図4)の一
部の動作を示している。ディスク30から反射された光
線は差動増幅器85へ個別に接続されるのでなく、図2
から判るようにフォトダイオード82,84にそれぞれ
衝突する2つのビームに分割される。図7に示されるよ
うに、ダイオード82,84はカスケード接続され、そ
の中央の接続部は演算増幅器140入力側に接続されて
いる。演算増幅器140はライン141を介して読出し
信号104,105を、データ回路75内に位置してい
る通常のデータ検出回路に出力する。さらに、エンベロ
ープ検出器142は読出し信号104,105を受け取
り、以下明らかになるように平均の信号振幅を発生させ
る。エンベロープ検出器142は増幅器144を含み、
該増幅器144は整流器145を介して積分コンデンサ
146へ読出し信号を供給する。積分コンデンサ146
は積分した値すなわち平均化した値を増幅器147を介
してアナログ/デジタル変換器(ADC)148に供給
する。変換器148は振幅数値を発生し、該値はケーブ
ル76Eを介してマイクロプロセッサ40へ供給され
る。
【0046】1つのセクタに関して変換が終了すると、
マイクロプロセッサ40はライン76Sを介して信号を
供給し、それによりADC148をリセットし、かつス
イッチ149によって積分コンデンサ146をスケルチ
ングする。これらの動作は、テストパターンを含む次の
セクタを読出すための準備である。マイクロプロセッサ
40は、ライン76S上に信号を送る直前にケーブル7
6E上の信号を収集する。前述の動作は較正トラックの
各セクタに対して繰り返され、そのためマイクロプロセ
ッサ40は信号エンベロープ積分に基き検出された読出
し信号の振幅のテーブルを創成する。検出のステップ4
18が終了すると、マイクロプロセッサ40は、全て測
定された値の完全なテーブルを有することになり、この
テーブルは、DACセッティングと相関されてフィティ
ングアルゴリズムを適用するために用いられる。
【0047】マシーンステップ410〜416における
種々のレーザパワーレベルのテストパターンを記録する
アルゴリズムを、図8に示すトラック800により説明
する。トラック800内のセクタは全て同じ円周長さを
有していることを理解すべきである。光ディスクの通常
のインデックスマークにすぐ隣接して位置しているセク
タ802は、SSTに対する露出を示すためにトラック
に較正が発生した回数Rを含む。消去のステップ406
においてセクタ802を除くセクタの全てが消去され
る。レーザパワーはDAC130を起動させるマイクロ
プロセッサ40により検出される。ケーブル65Aを介
してDAC130へ供給される値は、最初の12個のセ
クタにおいて増分される。図8においては、セクタ80
2と804の間のようなセクタの間の垂直方向のライン
によりセクタが示されている。最初に記録されたテスト
パターンの順序は、DACセッティング0で示す、オフ
セット書込み信号パワーレベルにある。順次記録される
トラックのセクタは、セクタ11まで所定ステップサイ
ズでレーザパワーレベルが増分されている。第2の組の
セクタ(セクタ12〜23)に対して同様なパワーセッ
ティングが繰り返される。前述のように、各々の磁気光
学媒体は異なる成分等やその他の要素に基き異なる感度
を有するものである。感度はまた、ディスクが介在する
周囲温度によっても変動するものである。一般的に、書
込みのためのレーザパワー較正に使用する最小および最
大のレーザパワーレベルと、その範囲を網羅するステッ
プサイズとは経験的に決定することができる。
【0048】
【発明の効果】本明細書で開示した方法は従来技術に比
較して数々の利点を有している。まず、最大振幅のポイ
ントに隣接したポイントにおけるレーザ書込み信号パワ
ーに対して、読出し振幅が相対的に平坦であっても、本
発明の方法は適正なポイントを直ちに決定することがで
きる。さらに、数個のデータポイントの各々からの情報
が解答に寄与し、該解答は、分離された点とは見做され
ずに他のポイントと比較された後、最大の読出し信号振
幅のポイントとするものである。このように、本発明の
方法は、多数の非反復性要素から生じうる単一の測定点
の変動に対してあまり依存するものではない。本方法に
おいては、実際の測定ポイントを要することなくDAC
値の間の補間をする方式も採用できる。もし適正書込み
パワーレベルが使用されているパワーの範囲外である場
合には、本方法においてはどこに適正値があるか予測す
る。適用時、DACのステップのサイズは可能な適正書
込み信号レベル範囲を網羅するに十分であるようセット
される。本方法に補間方式を容易に適用できるので、小
さいDACステップ値は必要でない。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気光学ディスクドライブにおいてレーザに供
給された書込みパワーに関する一組の仮定データポイン
トと、読出し信号のピーク間振幅と、最小自乗フイット
を用いてデータポイントに適合された多項式により定義
される曲線とを示すグラフ。
【図2】本発明の方法を有利に適用しうる磁気光学ディ
スクドライブを示す部分ブロック図。
【図3】本発明の実施に関連したパラメータを示すた
め、代表的なデータポイントと共に1組の理想化した光
線パターンを示すパターン図。
【図4】本発明を実施するために使用する較正シーケン
スを示すフローチャート。
【図5】本発明を実施するために使用可能なテストパタ
ーン発生器のブロック図。
【図6】本発明を実施するために使用可能なレーザ制御
システムのブロック図。
【図7】本発明を実施するために使用可能であり、レー
ザソースパワーを較正するときに読出し信号の振幅を検
出するために使用される回路図。
【図8】本発明の実施例において使用される較正トラッ
クの模式図。
フロントページの続き (72)発明者 ロウレンス・ディー・ティプトン アメリカ合衆国87530、アリゾナ州 トゥ ーソン、イースト・ニカラグア・レーン 10014番地

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体用のマーキングソースに供給さ
    れる書込み信号パワーレベルを較正する方法であって、
    較正された書込み信号パワーレベルにより、記録媒体に
    マーキングソースによって形成されたマークから発生さ
    れた読出し信号のピーク間振幅が最大となるようにした
    書込み信号パワーレベル較正方法において、 記録媒体にテストパターンをマーキングする際、マーキ
    ングソースに複数の書込み信号パワーレベルを供給する
    ステップと、 テストパターンから読出し信号を発生させるステップ
    と、 読出し信号の振幅を測定するステップと、 読出し信号の振幅の測定値を特定の書込み信号パワーレ
    ベルと相関させるステップと、 較正された書込み信号パワーレベルを決定するステップ
    であって、 WC=WO−KB2/(2B3) ただし、 WC:較正された書込み信号パワーレベル、 WO:オフセット書込み信号パワーレベル、 K:隣接する書込み信号パワーレベル間のステップイン
    ターバル、 B2,B3:前記相関させるステップで得られたデータに
    対する二次元多項式の最小自乗フィットから導かれたパ
    ラメータの関係式を解くことを含む決定ステップと、 記録用の書込み信号パワーレベルとして、較正された書
    込み信号パワーレベルを選択するステップとを含むこと
    を特徴とする書込み信号パワーレベル較正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の較正方法において、 記録媒体が、ディスクドライブユニットにおいて回転す
    るようにセットされたディスクであり、ディスクドライ
    ブユニットが、マイクロプロセッサ制御装置と、書込み
    信号パワーレベルを発生させるためのデジタル/アナロ
    グ変換器とを含み、 前記較正方法が、マイクロプロセッサ制御装置からデジ
    タル/アナログ変換器(DAC)へセッティングを供給
    し、DACのセッティングが隣接するセッティング間の
    間隔が均一であるシーケンスであり、DACの各セッテ
    ィングが1つの書込み信号パワーレベルに対応するよう
    にしたステップを含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 最大振幅の読出し信号を提供する可動媒
    体メモリ装置において、 可動記録媒体と、 可動記録媒体をマーキングするマーキング手段と、 可動記録媒体のマークから読出し信号を発生させる手段
    と、 読出し信号の振幅を測定する手段と、 マーキング手段に供給するための書込み信号パワーレベ
    ルを選択し、読出し信号の振幅の測定値を選択された書
    込み信号パワーレベルと相関させて適正化された書込み
    信号パワーレベルを決定する手段であって、適正化され
    た書込み信号パワーレベルWCが、WOがオフセット書込
    み信号パワーレベル、Kがスカラーであり、B2とB3
    が、相関された振幅の測定値と選択された書込み信号パ
    ワーレベルとによって提供されるデータに対する二次元
    多項式の最小自乗フィットを満足するパラメータである
    として、関係式WC=WO−KB2/(2B3)を解くこと
    により決められるよう構成された選択/相関/決定手段
    とを含むことを特徴とする可動媒体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の可動媒体メモリ装置にお
    いて、該メモリ装置がディスクドライブメモリユニット
    であり、可動記録媒体がディスクドライブメモリユニッ
    トにおいて回転するようにセットされたディスクであ
    り、選択/相関/決定手段がプログラム化されたマイク
    ロプロセッサであることを特徴とする可動媒体メモリ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の可動媒体メモリ装置にお
    いて、該装置はさらに、プログラム化されたマイクロプ
    ロセッサに応答して書込み信号パワーレベルをマーキン
    グ手段に適用するためのデジタル/アナログ変換手段を
    含み、書込み信号パワーレベルの選択がデジタル/アナ
    ログ変換手段に供給されたデジタル/アナログ変換セッ
    ティングを選択することによりなされることを特徴とす
    る装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の可動媒体メモリ装置にお
    いて、 ディスク上の複数のトラックと、 各トラック内の半径方向に分割された複数のセクタと、 較正トラックとしてトラック中の1個を選択する手段と
    をさらに含み、 ライトパターンが、選定された書込み信号パワーレベル
    で較正トラックの複数のセクタの各々においてマークさ
    れ、 各々の書込み信号パワーレベルが、較正トラックの少な
    くとも2個の離隔したセクタに関して少なくとも2個使
    用されることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の可動媒体メモリ装置にお
    いて、該装置はさらに、各々の選定された書込み信号パ
    ワーレベルでの読出し信号の振幅の測定値を組み合わせ
    る手段を含むことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の可動媒体メモリ装置にお
    いて、該装置はさらに、読出し信号の測定値とその相関
    された書込み信号パワーレベルとを識別し、最大の振幅
    を示す手段と、 デジタル/アナログ変換セッティングの選定されたサブ
    グループと、同一の測定値に対するデジタル/アナログ
    変換セッティングを含む相関された振幅の測定値とを用
    いて、パラメータB2とB3に関して解くことにより較正
    された書込み信号パワーレベルWCを決定する手段とを
    含むことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 可動媒体と、マイクロプロセッサと、種
    々パワーレベルの書込み信号にデジタル/アナログ変換
    器のセッティングを変換するデジタル/アナログ変換手
    段と、書込み信号に応答して可動媒体をマーキングする
    手段と、可動媒体のマーキングから読出し信号を発生さ
    せる手段と、読出し信号の振幅を測定する手段とを含む
    ドライブメモリユニットにおいて、読出し信号の振幅を
    最大にするデータ処理装置において、該装置は、 デジタル/アナログ変換器のセッティングを選択する指
    令手段と、 読出し信号の振幅の測定値を、選定されたデジタル/ア
    ナログ変換器のセッティングに相関する指令手段と、 WOが書込み信号のためのオフセットパワーレベル、K
    がスケーリング係数、B2とB3とが読出し信号の振幅の
    測定値とデジタル/アナログ変換器のセッティングを相
    関させる指令手段により選定されたデータに対する二次
    元多項式の最小自乗フィットを満足させるパラメータと
    して、関係式 WC=WO−KB2/(2B3) を解くことにより、読出し信号の振幅を最大とするよう
    書込み信号のための適正化されたパワーレベルを決定す
    る決定手段とを含むことを特徴とするデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のデータ処理装置におい
    て、ドライブメモリユニットがディスクドライブであ
    り、可動媒体がディスクドライブにおいて回転するよう
    にセットされたディスクであることを特徴とする装置。
JP4224065A 1991-10-18 1992-08-24 書込み信号パワ―レベル較正方法及び移動媒体メモリ装置 Expired - Lifetime JP2528594B2 (ja)

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