JPH0520202U - 車両用灯具の光軸調整機構 - Google Patents

車両用灯具の光軸調整機構

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JPH0520202U
JPH0520202U JP9610191U JP9610191U JPH0520202U JP H0520202 U JPH0520202 U JP H0520202U JP 9610191 U JP9610191 U JP 9610191U JP 9610191 U JP9610191 U JP 9610191U JP H0520202 U JPH0520202 U JP H0520202U
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screw
mounting
optical axis
housing
adjusting mechanism
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美良 岩本
明人 西尾
豊 塩澤
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け工程順を任意に選択することができ
ること、抜け止部材4を簡単に装着することができるこ
と、スクリュウ310を共用することができること。 【構成】 取付体10の内側から当接する鍔部302
と、取付体10の外側から装着する取付部材33とを備
える。この結果、スクリュウ300を始めスクリュウマ
ウンティング30に装備してから取付体10に取り付け
ることができるし、又はスクリュウ300を始め取付体
10に取り付けてからスクリュウマウンティング30に
ねじ込むこともできる。また、スクリュウ300に抜け
止部材4を設ける。この結果、スクリュウ300がスク
リュウマウンティング30から抜けるのを防ぐことがで
きる。さらに、取付部材としてダイレクト操作用キャッ
プ315や操作方向変換用ギヤ57を使用する。この結
果、スクリュウ310を共用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車用前照灯等の車両用灯具の光軸調整機構に係り、特に 、スクリュウをスクリュウマウンティングにねじ装着する工程と、スクリュウを 取付体に取り付ける工程と、その工程順を任意に選択することができる車両用灯 具の光軸調整機構、またスクリュウがスクリュウマウンティングから抜けるのを 防ぐ抜け止部材(ストッパ)を簡単に装着することができる車両用灯具の光軸調 整機構、さらに車両用灯具の仕様先が異なってもスクリュウを共用することがで きる車両用灯具の光軸調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用灯具の光軸調整機構としては、車両用灯具の後部からダイレクトに光軸 調整機構を操作するダイレクト型と、車両用灯具の上方若しくは前方から操作方 向を変換して光軸調整機構を調整する操作方向変換型と、がある。 以下、従来の車両用灯具の光軸調整機構を図12乃至図17を参照して説明す る。この例は、自動車用前照灯に使用した例である。 図12は従来のダイレクト型の光軸調整機構を装備した自動車用前照灯の正面 図、図13は図12におけるXIII−XIII線断面図、図14は図12及び 図13に例示する光軸調整機構に使用されるダイレクト操作用のスクリュウの側 面図である。 図において、1は自動車用前照灯の取付体としての灯具本体で、この灯具本体 1はハウジング10と、そのハウジング10の前面開口部に接着シール固定した レンズ11と、図12に示すように前記ハウジング10の前面側のうち正面から 見て右下の所に設けた球凹面形状の軸受部12と、前記ハウジング10およびレ ンズ11により画成された灯室13とを備える。この灯具本体1のハウジング1 0の右上および左下に後述するスクリュウ31の取付部14および取付穴15を それぞれ設ける。 図において、2は自動車用前照灯の被調整体としてのリフレクタで、このリフ レクタ2は前面に例えば回転放物面の反射面20を有し、かつ図12に示すよう に前記リフレクタ2の背面側のうち正面から見て右下の所に球軸21を植設する 。また、このリフレクタ2の背面側の右上および左下に後述するスクリュウマウ ンティングとしてのピボット35及びピボットホルダー36の取付部22を一体 に設け、その取付部22に取付孔23を設ける。 かかるリフレクタ2の球軸21を前記ハウジング10の軸受部12に回動可能 に嵌合することにより、リフレクタ2がハウジング10に回動可能に取り付けら れると共に、このリフレクタ2は前記灯具本体1の灯室13内に配設される。上 述の軸受部12と球軸21とが球支持部を構成する。 なお、前記リフレクタ2の前面側には光源バルブ(図示せず)が配設されてい る。 図において、35及び36はスクリュウマウンティングとしてのピボット及び ピボットホルダーである。このピボット335及びピボットホルダー36は、前 記リフレクタ2の右上および左下の取付部22の取付孔23に回転不可能にかつ 後述するスクリュウ31の軸方向に移動不可能にそれぞれ取り付ける。 図において、31はアジャストスクリュウ(以下、単にスクリュウと称する。 )である。このスクリュウ31は、ほぼ中間部に鍔部32を一体に設け、一端部 (基端部)にダイレクト操作部37を設けると共に、他端部(先端部)にねじ部 34を設ける。前記鍔部32は、スクリュウをハウジング10に取り付ける際の 後部側のストッパとなり、またOリング16の飛出しを防止するための押えとも なる。前記ダイレクト操作部37は、一端部に設けたスパナ等の工具が係合する 六角頭部と、その一端面に設けたねじ回し等の工具を係合するための係合溝とか らなる。 かくして、前記スクリュウ31を前記ハウジング10の右上および左下の取付 部14に、スクリュウ31のねじ部34を前方にしてハウジング10の後部側か ら挿入すると共に、鍔部32を取付部14に当てる。かつ、その状態において、 前記スクリュウ31にプッシュナット33を、ハウジング10の前面開口部から 装着すると共に、プッシュナット33を取付部14に当てて、前記スクリュウ3 1を前記ハウジング10の右上および左下の取付部14に、回転可能にかつ軸方 向に移動不可能にそれぞれ装着する。このスクリュウ31のねじ部34を前記ピ ボット35にねじ込む。このように、前記スクリュウ31は、最初に前記ハウジ ング10に取り付けて、それから前記ピボット35にねじ込むものである。この スクリュウ31およびスクリュウマウンティングとしてのピボット35及びピボ ットホルダー36が光軸調整機構を構成する。 かかるスクリュウ31のダイレクト操作部37を図13中の矢印イ方向(灯具 の後部からの方向)からダイレクトに操作して、そのスクリュウ31を図13中 の実線矢印方向または破線矢印方向に回転させると、ピボット35及びピボット ホルダー36がスクリュウ31に対して図13中の実線矢印方向または破線矢印 方向に移動する。この結果、リフレクタ2が左下の光軸調整機構と球支持部とを 結ぶ軸線回りに上下方向に、または右上の光軸調整機構と球支持部とを結ぶ軸線 回りに左右方向に、それぞれ回動して光軸調整が行なわれる。
【0003】 図15は従来の操作方向変換型の光軸調整機構を装備した自動車用前照灯の一 部断面図、図16は図15に例示する光軸調整機構に使用される操作方向変換用 のスクリュウの側面図である。図中図12乃至図14と同符号は同一のものを示 す。 図において、5はスクリュウである。このスクリュウ5は、一端部に鍔部50 を一体に設け、その一端に従動側のベベルギヤ51を一体に設ける若しくは固定 すると共に、他端部にねじ部52を設ける。 かくして、前記スクリュウ5を前記ハウジング10の右上および左下の取付部 14に、スクリュウ5のねじ部52を前方にしてハウジング10の後部側から挿 入すると共に、鍔部50を取付部14に当てる。かつ、その状態において、前記 スクリュウ5にプッシュナット33を、ハウジング10の前面開口部から装着す ると共に、プッシュナット33を取付部14に当てて、前記スクリュウ5を前記 ハウジング10の右上および左下の取付部14に、回転可能にかつ軸方向に移動 不可能にそれぞれ装着する。このスクリュウ5のねじ部52を前記ピボット35 にねじ込む。このように、前記スクリュウ5は、最初に前記ハウジング10に取 り付けて、それから前記ピボット35にねじ込むものである。このスクリュウ5 およびスクリュウマウンティングとしてのピボット35及びピボットホルダー3 6が光軸調整機構を構成する。 図において、53は前記ハウジング10にねじ54により取り付けたギヤケー スである。このギヤケース53に操作方向変換用の操作軸55を、前記スクリュ ウ5に対して直角に回転可能に取り付ける。この操作軸55の一端部に駆動側の ベベルギヤ56を固定して、この駆動側のベベルギヤ56と前記従動側のベベル ギヤ51とを噛み合わせる。前記操作軸55の他端部にスパナ等の工具が係合す る六角頭部を設けると共に、その他端面にねじ回し等の工具を係合するための係 合溝を設ける。 かかる操作方向変換用の操作軸55を図15中の矢印ロ方向(灯具の上部から の方向)から操作して、その操作軸55のベベルギヤ56とスクリュウ5のベベ ルギヤ51を介し、前記操作軸55に対して直交するスクリュウ5を図15中の 実線矢印方向または破線矢印方向に回転させると、ピボット35及びピボットホ ルダー36がスクリュウ5に対して図15中の実線矢印方向または破線矢印方向 に移動する。この結果、リフレクタ2が左下の光軸調整機構と球支持部とを結ぶ 軸線回りに上下方向に、または右上の光軸調整機構と球支持部とを結ぶ軸線回り に左右方向に、それぞれ回動して光軸調整が行なわれる。
【0004】 図17は従来の操作方向変換型の光軸調整機構を装備した自動車用前照灯の一 部断面図である。図中図12乃至図16と同符号は同一のものを示す。 この例のハウジング10の取付部17は、外側に突出しており、かつこの取付 部17の内側に凹部18が設けられている。 図において、6はスクリュウである。このスクリュウ6は、一端部にローレッ ト部60を設けると共に、他端部にねじ部61を設ける。62は前記スクリュウ 6のローレット部60に圧入固定した操作方向変換用の従動側のギヤである。こ のギヤ62の一面(歯部を設けた側の面、若しくは前記スクリュウ6のねじ部6 1側の面)に前記取付部17を覆う凹部を設ける。30はスクリュウマウンティ ングである。 かくして、前記スクリュウ6を前記ハウジング10の右上および左下の取付部 17に、スクリュウ6のねじ部61を前方にしてハウジング10の後部側から挿 入すると共に、このスクリュウ6のギヤ62と取付部17との間にワッシャ38 を介在させて、そのぎや62を取付部17に当てる。かつ、その状態において、 前記スクリュウ6にワッシャ38を介在させてプッシュナット33を、ハウジン グ10の前面開口部から装着すると共に、プッシュナット33を取付部17の凹 部18に当てて、前記スクリュウ6を前記ハウジング10の右上および左下の取 付部17に、回転可能にかつ軸方向に移動不可能にそれぞれ装着する。このスク リュウ6のねじ部61を前記スクリュウマウンティング30にねじ込む。このよ うに、前記スクリュウ6は、最初に前記ハウジング10に取り付けて、それから 前記スクリュウマウンティング30にねじ込むものである。このスクリュウ6お よびスクリュウマウンティング30が光軸調整機構を構成する。 図において、63は前記ハウジング10に一体に設けたホルダである。このホ ルダ63に操作方向変換用の操作軸64を、前記スクリュウ6に対して鋭角に回 転可能に取り付ける。この操作軸64の一端に駆動側のギヤ65を固定して、こ の駆動側のギヤ65と前記従動側のギヤ62とを噛み合わせる。前記操作軸64 の他端部にスパナ等の工具が係合する六角頭部を設けると共に、その他端面にね じ回し等の工具を係合するための係合溝を設ける。 かかる操作方向変換用の操作軸64を図17中の矢印ハ方向(灯具の前方から の方向)から操作して、その操作軸64のギヤ65とスクリュウ6のギヤ62を 介し、前記操作軸64に対して鋭角に交差するスクリュウ6を図17中の実線矢 印方向または破線矢印方向に回転させると、スクリュウマウンティング30がス クリュウ6に対して図17中の実線矢印方向または破線矢印方向に移動する。こ の結果、リフレクタ2が左下の光軸調整機構と球支持部とを結ぶ軸線回りに上下 方向に、または右上の光軸調整機構と球支持部とを結ぶ軸線回りに左右方向に、 それぞれ回動して光軸調整が行なわれる。
【0005】 なお、上述の例において、取付体としては灯具本体1で、また被調整体として はリフレクタ2であるが、取付体としては車体で、また被調整体としては灯具本 体であっても良い。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の光軸調整機構を備えた車両用灯具は、最初にスクリュ ウ31、5、6をハウジング10に取り付けて、それからそのスクリュウ31、 5、6のねじ部34、52、61をスクリュウマウンティング(ピボット35を 含む。)30にねじ込むものであるから、スクリュウ31、5、6をハウジング 10に取り付ける工程と、スクリュウ31、5、6のねじ部34、52、61を スクリュウマウンティング30(ピボット35)にねじ込む工程と、その工程順 が決められている。このために、灯具の組み付け作業の工程順が固定的である等 の問題がある。
【0007】 また、上述の従来の光軸調整機構を備えた車両用灯具は、スクリュウ31、5 、6のねじ部34、52、61をスクリュウマウンティング30(ピボット35 )にただ単にねじ込んだものであるから、スクリュウ31、5、6を、スクリュ ウマウンティング30(ピボット35)がスクリュウ31、5、6から抜ける方 向に、例えば破線矢印方向に回転し過ぎると、図13中の二点鎖線に示すように 、スクリュウ31(5、6)がピボット35(スクリュウマウンティング30) から抜け、光軸調整を行なうことができなくなるなどの問題がある。 そこで、スクリュウ31、5、6のねじ部34、52、61の先端に抜け止部 材を装着して、スクリュウ31、5、6を回転し過ぎた際に、その抜け止部材が リフレクタ2やスクリュウマウンティング30(ピボット35)側に当って、ス クリュウ31、5、6がスクリュウマウンティング30(ピボット35)から抜 けのを防ぐストッパ機構が考えられる。 しかしながら、上述の従来の光軸調整機構においては、最初にスクリュウ31 、5、6をハウジング10に取り付けて、それからそのスクリュウ31、5、6 のねじ部34、52、61をスクリュウマウンティング30(ピボット35)に ねじ込むものであるから、前記スクリュウ31、5、6のねじ部34、52、6 1の前方側には前記スクリュウマウンティング30(ピボット35)を保持する リフレクタ2が位置する。このために、前記スクリュウ31、5、6のねじ部3 4、52、61に抜け止部材を装着する場合、上述のリフレクタ2が障害となり 、抜け止部材の装着作業が煩雑であるなどの問題がある。
【0008】 さらに、上述の従来の光軸調整機構を備えた車両用灯具は、光軸調整方向が異 なると、図13及び図14に例示するダイレクト操作用のスクリュウ31と、図 15及び図16に例示する操作方向変換用のスクリュウ5と、それぞれ専用のス クリュウが必要である等の問題がある。
【0009】 本考案の目的は、スクリュウをスクリュウマウンティングにねじ装着する工程 と、スクリュウを取付体に取り付ける工程と、その工程順を任意に選択すること ができ、またスクリュウがスクリュウマウンティングから抜けるのを防ぐ抜け止 部材(ストッパ)を簡単に装着することができ、さらに車両用灯具の仕様先が異 なってもスクリュウを共用することができる車両用灯具の光軸調整機構を提供す ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案(以下、単に第1の考案と称する。)は、取付体に内側 から当接する鍔部と、取付体の外側からスクリュウに装着する取付部材とを、ス クリュウに具備したことを特徴とする。
【0011】 また、請求項2に記載の考案(以下、単に第2の考案と称する。)は、被調整 体やスクリュウマウンティング側に当ってスクリュウがスクリュウマウンティン グから抜けるのを防ぐ抜け止部材と、取付体に内側から当接する鍔部と、取付体 の外側からスクリュウに装着する取付部材とを、スクリュウに具備したことを特 徴とする。
【0012】 さらに、請求項3に記載の考案(以下、単に第3の考案と称する。)は、取付 体の外側からスクリュウに装着する取付部材としては、共通のスクリュウに装着 し得る別部材のダイレクト操作用のキャップや操作方向変換用のギヤ等であるこ とを特徴とする。
【0013】
【作用】
第1の考案は、取付体の内側から当接するスクリュウの鍔部と、取付体の外側 からスクリュウに装着する取付部材とにより、予めスクリュウをスクリュウマウ ンティングを介して被調整体に装備し、そのスクリュウを取付体に取付体の内側 から挿入してそのスクリュウの鍔部を取付体の内側に当接させ、かつそのスクリ ュウに取付部材を取付体の外側から装着して、スクリュウを取付体に取り付ける ことができるし、又は最初にスクリュウを取付体に取り付けて、それからそのス クリュウのねじ部をスクリュウマウンティングにねじ込むこともできる。従って 、スクリュウをスクリュウマウンティングにねじ装着する工程と、スクリュウを 取付体に取り付ける工程と、その工程順を任意に選択することができ。
【0014】 また、第2の考案は、スクリュウに設けた抜け止部材により、スクリュウをス クリュウがスクリュウマウンティングから抜ける方向に回転させて、被調整体を 取付体に対してある程度回動させると、抜け止部材が被調整体やスクリュウマウ ンティング側に当たる。この結果、スクリュウマウンティングのスクリュウに対 する移動が制止されて、スクリュウがスクリュウマウンティングから抜けるのを 防ぐことができる。 しかも、取付体の内側から当接するスクリュウの鍔部と、取付体の外側からス クリュウに装着する取付部材とにより、予めスクリュウのねじ部をスクリュウマ ウンティングにねじ込んで、そのスクリュウのねじ部の先端に抜け止部材を取り 付けてから、そのスクリュウを取付体に取付体の内側から挿入してそのスクリュ ウの鍔部を取付体の内側に当接させ、かつそのスクリュウに取付部材を取付体の 外側から装着して、スクリュウを取付体に取り付けることができる。従って、ス クリュウがスクリュウマウンティングから抜けるのを防ぐ抜け止部材(ストッパ )を簡単に装着することができる。
【0015】 さらに、第3の考案は、上記の構成により、車両用灯具の仕様先、すなわち光 軸調整方向が異なってもスクリュウを共用することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の車両用灯具の光軸調整機構の実施例のうちの8例を図1乃至図 11を参照して説明する。図中、図12乃至図17と同符号は同一のものを示す 。 図1は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第1の実施例を示し、本考案の光 軸調整機構を装備した自動車用前照灯の断面図である。この例は、自動車用前照 灯に使用した例である。 図において、300は本考案のスクリュウである。このスクリュウ300は、 ほぼ中間部から先端にかけて設けたねじ部301と、ほぼ中間部に設け、ハウジ ング10の内側から取付部17に当接する鍔部302と、その鍔部302から他 端部(ねじ部311と反対側の端部)側に設け、ハウジング10の取付穴15に 回転可能に支持される大径の支持部303と、その支持部303から他端部側に 設けた小径の操作部304とからなる。その操作部304の先端部にスパナ等の 工具が係合する六角頭部を設けると共に、その他端面にねじ回し等の工具を係合 するための係合溝を設ける。 この実施例における本考案の車両用灯具の光軸調整機構は、以上の如き構成か らなるので、リフレクタ2に装着されたスクリュウマウンティング30に本考案 のスクリュウ300のねじ部301をねじ込んで、それから本考案のスクリュウ 300の操作部304および支持部303をハウジング10の取付穴15にハウ ジング10の内側から挿入して、本考案のスクリュウ300の鍔部302をハウ ジング10の内側から取付部17に当接させ、その本考案のスクリュウ300の 操作部304に取付部材としてのプッシュナットやEリングなど33を、ハウジ ング10の外側から装着することにより、本考案のスクリュウ300をハウジン グ10に回転可能にかつ軸方向に移動不可能に取り付けることができる。又は、 最初に、本考案のスクリュウ300をハウジング10に上述のようにして取り付 けてから、その本考案のスクリュウ300のねじ部301をスクリュウマウンテ ィング30にねじ込むことにより、本考案のスクリュウ300をハウジング10 に取り付けることができる。このように、本考案の光軸調整機構は、スクリュウ 300をスクリュウマウンティング30にねじ装着する工程と、スクリュウ30 0をハウジング10に取り付ける工程と、その工程順を任意に選択することがで きる。
【0017】 図2は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第2の実施例を示した断面図であ る。この例は図1のものに抜け止部材を装備したものであって、図中図1と同符 合は同一のものを示す。 図において、4は前記スクリュウ300のねじ部301の先端に装着する抜け 止部材である。この抜け止部材4は、例えばプッシュナットやEリングなどから なる。 かくして、リフレクタ2に装着されたスクリュウマウンティング30に本考案 のスクリュウ300のねじ部301をねじ込む。その本考案のスクリュウ300 のねじ部301の先端に前記抜け止部材4を装着する。次に、この本考案のスク リュウ300の操作部304および支持部303をハウジング10の取付穴15 にハウジング10の内側から挿入して、本考案のスクリュウ300の鍔部302 をハウジング10の内側から取付部17に当接させる。そして、その本考案のス クリュウ300の操作部304に取付部材としてのプッシュナットやEリングな ど33を、ハウジング10の外側から装着する。この結果、本考案のスクリュウ 300は、ハウジング10に回転可能にかつ軸方向に移動不可能に取り付けられ る。 この実施例における本考案の車両用灯具の光軸調整機構は、以上の如き構成か らなるので、図2に示す状態からスクリュウ300を、スクリュウマウンティン グ30がスクリュウ300から抜ける方向に回転させて、リフレクタ2を灯具本 体1に対してある程度(所定角度以上)回動させる。すると、リフレクタ2が球 支持部を中心として回動し、スクリュウ300の抜け止部材4がスクリュウマウ ンティング30に当り、リフレクタ2の回動が制止される。この結果、スクリュ ウマウンティング30のスクリュウ300に対する移動が制止されて、スクリュ ウ300がスクリュウマウンティング30から抜けるのを防ぐことができる。 また、この実施例における本考案の車両用灯具の光軸調整機構は、ハウジング1 0の内側から当接する鍔部302と、ハウジング10の外側からスクリュウ30 0に装着する取付部材33とを、本考案のスクリュウ300に具備したものであ るから、予めスクリュウ300をスクリュウマウンティング30を介してリフレ クタ2に装備し、そのスクリュウ300のねじ部301の先端に抜け止部材4を 取り付けてから、そのスクリュウ300をハウジング10にハウジング10の内 側から挿入してそのスクリュウ300の鍔部32をハウジング10の内側に当接 させ、かつそのスクリュウ300に取付部材33をハウジング10の外側から装 着することにより、スクリュウ300をハウジング10に取り付けることができ る。従って、スクリュウ300がスクリュウマウンティング30から抜けるのを 防ぐ抜け止部材4を簡単に装着することができる。
【0018】 図3は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第3の実施例を示した一部断面図 、図4は図3に使用するスクリュウ及びダイレクト操作用のキャップの分解図で ある。この例は従来の図13及び図14に例示したものと対応し、図中図1及び 図2及び図13及び図14と同符合は同一のものを示す。 図において、310は金属製のスクリュウである。このスクリュウ310は、 ほぼ中間部から先端にかけて設けたねじ部311と、ほぼ中間部に設け、ハウジ ング10の内側から取付部17に当接する鍔部312と、その鍔部312から他 端部(ねじ部311と反対側の端部)側に設け、ハウジング10の取付穴15に 回転可能に支持される大径の支持部313と、その支持部313から他端部側に 設けた小径のローレット部314とからなる。 図において、315は合成樹脂製の取付部材としてのダイレクト操作用のキャ ップである。このキャップ315は、一端に鍔部316を一体に設け、その一端 面に凹部317を設け、他端部にスパナ等の工具が係合する六角頭部319を設 けると共に、その他端面にねじ回し等の工具を係合するための係合溝318を設 ける。
【0019】 この実施例における本考案の車両用灯具の光軸調整機構は、以上の如き構成か らなるので、上述の第1の実施例のものと同様に、スクリュウ310をスクリュ ウマウンティング(ピボット35)にねじ装着する工程と、スクリュウ310を ハウジング10に取り付ける工程と、その工程順を任意に選択することができる 。すなわち、リフレクタ2に装着されたスクリュウマウンティングのピボット3 5に本考案のスクリュウ310のねじ部311をねじ込んで、それから本考案の スクリュウ310のローレット部314および支持部313をハウジング10の 取付穴15にハウジング10の内側から挿入して、本考案のスクリュウ310の 鍔部312をハウジング10の内側から取付部17に当接させ、その本考案のス クリュウ310のローレット部314に取付部材としてのキャップ315を、ハ ウジング10の外側から装着することにより、本考案のスクリュウ310をハウ ジング10に回転可能にかつ軸方向に移動不可能に取り付けることができる。又 は、最初に、本考案のスクリュウ310をハウジング10に上述のようにして取 り付けてから、その本考案のスクリュウ310のねじ部311をスクリュウマウ ンティングのピボット35にねじ込むことにより、本考案のスクリュウ310を ハウジング10に取り付けることができる。 特に、この実施例のものは、スクリュウ310の鍔部312とキャップ315 の鍔部316とにより、スクリュウ310をハウジング10の取付部17に取り 付けるものであるから、プッシュナットなどが不必要である。
【0020】 図5は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第4の実施例を示した断面図であ る。この例は、図3及び図4に示すスクリュウ310のねじ部311の先端に抜 け止部材4を装備したものである。この結果、上述の第2の実施例のものと同様 に、スクリュウ310がスクリュウマウンティングのピボット35から抜けるの を防ぐことができると共に、スクリュウ310がスクリュウマウンティングのピ ボット35から抜けるのを防ぐ抜け止部材4を簡単に装着することができる。
【0021】 図6は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第5の実施例を示した一部断面図 、図7は図6に使用するスクリュウ及び操作方向変化用のギヤの分解図である。 この例は従来の図15及び図16に例示したものと対応し、図中図1乃至図5及 びと同符合は同一のものを示す。 図において、57は合成樹脂製の取付部材としての操作方向変換用のギヤであ る。このギヤ57の中心に透孔58を設ける。 この実施例における本考案の車両用灯具の光軸調整機構は、以上の如き構成か らなるので、上述の第1の実施例のもの及び第3の実施例のものと同様の作用効 果を達成することができる。すなわち、リフレクタ2に装着されたスクリュウマ ウンティングのピボット35に本考案のスクリュウ310のねじ部311をねじ 込んで、それから本考案のスクリュウ310のローレット部304および支持部 313をハウジング10の取付穴15にハウジング10の内側から挿入して、本 考案のスクリュウ310の鍔部312をハウジング10の内側から取付部17に 当接させ、その本考案のスクリュウ310のローレット部314に取付部材とし てのギヤ57を、ハウジング10の外側から装着することにより、本考案のスク リュウ310をハウジング10に回転可能にかつ軸方向に移動不可能に取り付け ることができる。又は、最初に、本考案のスクリュウ310をハウジング10に 上述のようにして取り付けてから、その本考案のスクリュウ310のねじ部31 1をスクリュウマウンティングのピボット35にねじ込むことにより、本考案の スクリュウ310をハウジング10に取り付けることができる。 また、プッシュナット等が不必要である。
【0022】 図8は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第6の実施例を示した断面図であ る。この例は、図6及び図7に示すスクリュウ310のねじ部311の先端に抜 け止部材4を装備したものである。この結果、上述の第2の実施例のもの及び第 4の実施例のものと同様の作用効果を達成することができる。
【0023】 特に、上述の第3、第4、第5、第6の実施例のものにおいては、スクリュウ 310のローレット部314に上述の第3及び第4の実施例のようなダイレクト 操作用のキャップ315を固定すれば、光軸調整を灯具の後部(図中矢印イ方向 )からダイレクトに行なうことができ、またスクリュウ310のローレット部3 14に上述の第5及び第6の実施例のような操作方向変換用のギヤ57を固定す れば、光軸調整を灯具の上部(図中矢印ロ方向)から操作方向を変換して行なう ことができる。このように、灯具の仕様先によって、光軸調整方向が異なったと しても、取付部材としてのダイレクト操作用のキャップ315と操作方向変換用 のギヤ57とを替えるだけで、灯具の仕様先に対応することができる。従って、 灯具の仕様先が異なっても、スクリュウ310を共用することができる。
【0024】 図9は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第7の実施例を示した一部断面図 、図10は図9に使用するスクリュウ及び操作方向変換用のギヤの分解図である 。この例は従来の図17に例示したものと対応し、図中図1乃至図8及び図17 と同符合は同一のものを示す。 図において、600は金属製のスクリュウである。このスクリュウ600は、 ほぼ中間部から先端にかけて設けたねじ部601と、ほぼ中間部に設け、ハウジ ング10の内側から取付部17に当接する鍔部602と、その鍔部602から他 端部(ねじ部601と反対側の端部)側に設け、ハウジング10の取付穴15に 回転可能に支持される大径の支持部603と、その支持部603から他端部側に 設けた小径のローレット部604とからなる。 図において、605は合成樹脂製の取付部材としての操作方向変換用のギヤで ある。このギヤ605は、一端に歯部606を設け、かつ中心に透孔607を設 け、さらに一端面に凹部608を設けてなる。
【0025】 この実施例における本考案の車両用灯具の光軸調整機構は、以上の如き構成か らなるので、上述の第1、第3、第5の実施例のものと同様の作用効果を達成す ることができる。すなわち、リフレクタ2に装着されたスクリュウマウンティン グ30に本考案のスクリュウ600のねじ部601をねじ込んで、それから本考 案のスクリュウ600のローレット部604および支持部603をハウジング1 0の取付穴15にハウジング10の内側から挿入して、本考案のスクリュウ60 0の鍔部602をハウジング10の内側から取付部17に当接させ、その本考案 のスクリュウ600のローレット部604に取付部材としてのギヤ605を、ワ ッシャ38を介在させて、ハウジング10の外側から装着することにより、本考 案のスクリュウ600をハウジング10に回転可能にかつ軸方向に移動不可能に 取り付けることができる。又は、最初に、本考案のスクリュウ600をハウジン グ10に上述のようにして取り付けてから、その本考案のスクリュウ600のね じ部601をスクリュウマウンティング30にねじ込むことにより、本考案のス クリュウ600をハウジング10に取り付けることができる。 また、プッシュナット等が不必要である。
【0026】 図11は本考案の車両用灯具の光軸調整機構の第8の実施例を示した断面図で ある。この例は、図9及び図10に示すスクリュウ600のねじ部601の先端 に抜け止部材4を装備したものである。この結果、上述の第2、第4、第6の実 施例のものと同様の作用効果を達成することができる。
【0027】 なお、この実施例は自動車用前照灯に使用した例であるが、その他の車両用灯 具にも本考案を使用することができる。 また、上述の実施例において、取付体としては灯具本体1で、また被調整体と してはリフレクタ2であるが、取付体としては車体で、また被調整体としては灯 具本体であっても良い。 さらに、上述の実施例においては、抜け止部材4がスクリュウマウンティング 30に当って、スクリュウ31のスクリュウマウンティング30からの抜けを防 ぐように構成されているものであるが、抜け止部材4がスクリュウマウンティン グ30以外に被調整体のリフレクタ2に当って、抜け止作用を果すように構成し ても良い。
【0028】
【考案の効果】
以上から明らかなように、第1の考案の車両用灯具の光軸調整機構は、スクリ ュウに、取付体の内側から当接するスクリュウの鍔部と、取付体の外側からスク リュウに装着する取付部材とを、それぞれ設けたものであるから、予めスクリュ ウをスクリュウマウンティングを介して被調整体に装備し、そのスクリュウを取 付体に取付体の内側から挿入してそのスクリュウの鍔部を取付体の内側に当接さ せ、かつそのスクリュウに取付部材を取付体の外側から装着して、スクリュウを 取付体に取り付けることができるし、又は最初にスクリュウを取付体に取り付け て、それからそのスクリュウのねじ部をスクリュウマウンティングにねじ込むこ ともできる。従って、スクリュウをスクリュウマウンティングにねじ装着する工 程と、スクリュウを取付体に取り付ける工程と、その工程順を任意に選択するこ とができ。
【0029】 また、第2の考案の車両用灯具の光軸調整機構は、スクリュウに抜け止部材を 設けたものであるから、スクリュウをスクリュウがスクリュウマウンティングか ら抜ける方向に回転させて、被調整体を取付体に対してある程度回動させると、 抜け止部材が被調整体やスクリュウマウンティング側に当たる。この結果、スク リュウマウンティングのスクリュウに対する移動が制止されて、スクリュウがス クリュウマウンティングから抜けるのを防ぐことができる。 しかも、スクリュウに、取付体の内側から当接するスクリュウの鍔部と、取付 体の外側からスクリュウに装着する取付部材とを、それぞれ設けたものであるか ら、予めスクリュウのねじ部をスクリュウマウンティングにねじ込んで、そのス クリュウのねじ部の先端に抜け止部材を取り付けてから、そのスクリュウを取付 体に取付体の内側から挿入してそのスクリュウの鍔部を取付体の内側に当接させ 、かつそのスクリュウに取付部材を取付体の外側から装着して、スクリュウを取 付体に取り付けることができる。従って、スクリュウがスクリュウマウンティン グから抜けるのを防ぐ抜け止部材(ストッパ)を簡単に装着することができる。 さらに、第3の考案の車両用灯具の光軸調整機構は、取付体の外側からスクリ ュウに装着する取付部材として、共通のスクリュウに装着し得る別部材のダイレ クト操作用のキャップや操作方向変換用のギヤ等を使用するものであるから、車 両用灯具の仕様先が異なってもスクリュウを共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第1
の実施例を示し、本考案の光軸調整機構を装備した自動
車用前照灯の断面図
【図2】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第2
の実施例を示した断面図
【図3】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第3
の実施例を示した一部断面図
【図4】図3の光軸調整機構に使用するスクリュウ及び
ダイレクト操作用のキャップの分解図
【図5】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第4
の実施例を示した一部断面図
【図6】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第5
の実施例を示した一部断面図
【図7】図6の光軸調整機構に使用するスクリュウ及び
操作方向変換用のギヤの分解図
【図8】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第6
の実施例を示した一部断面図
【図9】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第7
の実施例を示した一部断面図
【図10】図9の光軸調整機構に使用するスクリュウ及
び操作方向変換用のギヤの分解図
【図11】本考案に係る車両用灯具の光軸調整機構の第
8の実施例を示した一部断面図
【図12】従来の光軸調整機構を装備した自動車用前照
灯の正面図
【図13】図12におけるXIII−XIII線断面図
【図14】図13に使用するダイレクト操作用のスクリ
ュウの側面図
【図15】従来の操作方向変換用の光軸調整機構を装備
した自動車用前照灯の一部断面図
【図16】図15に使用する操作方向変換用のスクリュ
ウの側面図
【図17】従来の操作方向変換用の光軸調整機構を装備
した自動車用前照灯の一部断面図
【符号の説明】
1…灯具本体(取付体)、2…リフレクタ(被調整
体)、30…スクリュウマウンティング、33…取付部
材、35…ピボット、36…ピボットホルダー、300
…スクリュウ、301…ねじ部、302…鍔部、304
…操作部、310…スクリュウ、311…ねじ部、31
2…鍔部、314…ローレット部、315…ダイレクト
操作用のキャップ(取付部材)、4…抜け止部材、57
…操作方向変換用のギヤ(取付部材)、600…スクリ
ュウ、601…ねじ部、602…鍔部、604…ローレ
ット部、605…操作方向変換用のギヤ(取付部材)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付体に被調整体を回動可能に取り付
    け、その取付体にスクリュウを回転可能にかつ軸方向に
    移動不可能に装着すると共に、前記被調整体にスクリュ
    ウマウンティングを装着し、そのスクリュウとスクリュ
    ウマウンティングとをねじ装着し、そのスクリュウを操
    作することにより、前記被調整体が前記取付体に対して
    回動して、光軸調整が行なわれる車両用灯具の光軸調整
    機構において、 前記スクリュウは、前記取付体に内側から当接する鍔部
    と、取付体の外側からスクリュウに装着する取付部材と
    を備えたことを特徴とする車両用灯具の光軸調整機構。
  2. 【請求項2】 取付体に被調整体を回動可能に取り付
    け、その取付体にスクリュウを回転可能にかつ軸方向に
    移動不可能に装着すると共に、前記被調整体にスクリュ
    ウマウンティングを装着し、そのスクリュウとスクリュ
    ウマウンティングとをねじ装着し、そのスクリュウを操
    作することにより、前記被調整体が前記取付体に対して
    回動して、光軸調整が行なわれる車両用灯具の光軸調整
    機構において、 前記スクリュウは、前記被調整体やスクリュウマウンテ
    ィング側に当って前記スクリュウが前記スクリュウマウ
    ンティングから抜けるのを防ぐ抜け止部材と、前記取付
    体に内側から当接する鍔部と、取付体の外側からスクリ
    ュウに装着する取付部材とを備えたことを特徴とする車
    両用灯具の光軸調整機構。
  3. 【請求項3】 取付体の外側からスクリュウに装着する
    取付部材としては、共通のスクリュウに装着し得る別部
    材のダイレクト操作用のキャップや操作方向変換用のギ
    ヤ等であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の車両用灯具の光軸調整機構。
JP9610191U 1991-06-24 1991-11-22 車両用灯具の光軸調整機構 Pending JPH0520202U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001505037A (ja) * 1997-09-08 2001-04-10 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 自動車に距離センサを固定するための装置
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