JPH05200759A - 熱可塑性プラスチックシート成形品の突き落とし積重ね装置 - Google Patents

熱可塑性プラスチックシート成形品の突き落とし積重ね装置

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JPH05200759A
JPH05200759A JP1325792A JP1325792A JPH05200759A JP H05200759 A JPH05200759 A JP H05200759A JP 1325792 A JP1325792 A JP 1325792A JP 1325792 A JP1325792 A JP 1325792A JP H05200759 A JPH05200759 A JP H05200759A
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JP
Japan
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sheet
shot
molded product
molded
base plate
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Pending
Application number
JP1325792A
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English (en)
Inventor
Shuji Kojima
脩二 小嶋
Hiroshi Kawai
博 河井
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TOUSEI SANGYO KK
Original Assignee
TOUSEI SANGYO KK
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品トレイ等の包装容器の製造において、シ
ート成形品の突き落としおよび積重ねに際しての積重体
のばらけを防止することを目的とする。 【構成】 複数個の成形品が切り残し部分によって上側
に保持されている熱可塑性プラスチックの1ショット分
シートをその両側および前後縁部でクランプ保持する構
成とし、これにより、突き落とし上盤による成形品の突
き落としに際しての1ショット分シートの中央部での落
ち込みをなくすよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性プラスチック
材料シートを用いて食品トレイ等の包装用容器を製造す
る装置に関するもので、特に、1ショット分の熱可塑性
プラスチックシート成形品をシートから突き落として積
重ねる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリプロピレンシート、ポリスチ
レンペーパー等の熱可塑性プラスチックシートを用いて
食品トレーその他のプラスチック製包装容器等のプラス
チック成形品を製造する成形装置として、特開平2-2040
19号公報に記載されている形式のものが既知である。
【0003】この種形式の成形装置では、熱可塑性プラ
スチックシートまたはペーバー等の材料シートのロール
を回転自在に保持し、このロールを巻き戻し、材料シー
トの両側縁部を左右の移送用チェーンコンベヤ装置のチ
ェーンにクランプして保持させ、チェーンコンベヤ装置
を間歇的に作動して1ショット分の材料シートを加熱炉
に間歇的に送入し、この加熱炉により加熱軟化された1
ショット分の材料シートを成形機に送り、成形機の上下
型により1ショットによって複数個の成形品を同時に成
形している。
【0004】このように成形機において、1ショットで
同時にシートに成形した複数個の成形品を、各1ショッ
ト分づつトリミング、星取り、突き落とし工程を経て個
々の成形品に切り離し、複数個の成形品を積重ねて搬出
している。
【0005】例えば、図1および図2に示す成形装置で
は、成形機の出口側に設けられている走行カッターによ
って図3および図4に示すように1ショット分の複数個
の成形品1が成形されている1ショット分シート2が裁
断され、裁断後の1ショット分シート2の両側縁部2a,
2bが左右の移送用チェーンコンベヤ(図示せず)のチェ
ーンにクランプされて1ショット分シート2が位置決め
機3を経てトリミング機4に間歇的に送られ、トリミン
グ機4においてビク刃またはトリミング刃により図5に
示すように成形品1の周り5が切断され、この際、成形
品1が脱落しない程度に切り残し部分6が残され、次に
1ショット分シート2が星取機7に送られ、図6に示す
ように星部分8が抜き取りピン9によりシート2から抜
き取られ、両側縁部2a, 2bがチェーンにより保持された
1ショット分シート2が成形品突き落とし機10に送ら
れ、切り残し部分6によって図6に示すように両側およ
び前後縁部2a〜2dおよび相互につながっている複数個の
成形体1が突き落とし上盤11によって突き落とされてシ
ート縁部2a〜2dから分離され(図7参照)、ここに分離
された成形品1が下方に位置する昇降台紙または台板12
上に図1に13で示すように積重ねられ、ローラーコンベ
ヤ14によって搬出され、シート縁部2a〜2dはチェーンコ
ンベヤによる次の1ショット分シート2の搬入にしたが
って成形品突き落とし機10から除去されるように構成さ
れている。
【0006】上述したように、成形品突き落とし機10に
送り込まれる熱可塑性プラスチックの1ショット分シー
ト2は、図6に示すように、複数個の成形品1を切り残
し部分6によって両側および前後縁部2a〜2dおよび成形
品相互が脱落しない程度に保持しているだけであり、さ
らに、この1ショット分シート2はその両側縁部がその
長さ方向に所定間隔で離間した位置で突き刺されたコン
ベヤチェーン上のクランプ針によって保持されているに
すぎない。
【0007】したがって、成形品突き落とし機10の作動
に際し、シリンダ装置によって下降される突き落とし上
盤11の下面16が成形品1の上面17に突き当たる際、シー
ト2はその中央部が落ち込んでアーチ形状に変形され、
この結果、シート2から突き落とされた個々の成形品が
ばらけて台紙または台板上に正しく積重ならず、コンパ
クトな積重山が確実に得られず、搬出時に積重山がくず
れるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した突
き落としに際してのシートの中央部の落ち込みを防止し
て、シートのアーチ状変形をなくすことによって、成形
品のコンパクトな積重山が確実に得られるようにしよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数個
の成形品が切り残し部分によって上側に保持されている
熱可塑性プラスチックの1ショット分シートを両側縁部
で保持して所定位置に支持するコンベヤチェーンと、こ
の1ショット分シートの上側に対し下降可能の突き落と
し上盤と、この突き落とし上盤により突き落とされた1
ショット分の成形品を受ける台板と、この台板を昇降さ
せる昇降手段とを具え、台板上に突き落とされた複数シ
ョット分の成形品により積重山を形成するよう構成され
た熱可塑性プラスチックシート成形品の突き落とし積重
ね装置において、1ショット分シートの前後縁部をクラ
ンプ保持するクランプ手段が設けられていることを特徴
とする。
【0010】なお、本発明において1ショット分シート
と称するは熱可塑性プラスチックの連続シートから前述
したように1ショット分を裁断したものに限らず、1シ
ョットで成形された複数個の成形品1を含む連続シート
の部分をも意味する。
【0011】前述した1ショット分シートの前後縁部を
クランプ保持するクランプ手段は、突き落とし積重ね装
置の、入口側および出口側にそれぞれ設けられた1ショ
ット分シート前縁部受け部材および後縁部受け部材と下
降可能の突き落とし上盤の入口側および出口側端部に取
付けられた下方に向け伸縮可能のクランプ用流体シリン
ダ装置とを具え、突き落とし上盤の下面が1ショット分
シート状の成形品の上面に接触する突き落とし上盤下降
時点より前にクランプ用流体シリンダ装置が伸長されて
ピストン下端が前縁部および後縁部受け部材に対して1
ショット分シートの前縁および後縁部分をクランプする
よう構成される。
【0012】突き落とし積重ね装置の出口側に設けられ
た1ショット分シート前縁部受け部材を出口側を横切っ
て延びる受け板と、この受け板を入口側に向け傾動可能
に支持する枢支ピンと、受け板を入口側に向け傾動させ
るように連結された傾動用流体シリンダ装置とで構成
し、これにより進入して来るシートの垂れ下がり前端を
受け易くするのがよい。また、受け板の遊端に成形品を
積重山に案内するガイドを設けるのがよい。
【0013】また、本発明によれば、複数個の成形品が
切り残し部分によって上側に保持されている熱可塑性プ
ラスチックの1ショット分シートを両側縁部で保持して
所定位置に支持するコンベヤチェーンと、この1ショッ
ト分シートの上側に対し下降可能の突き落とし上盤と、
この突き落とし上盤により突き落とされた1ショット分
の成形品を受ける台板と、この台板を昇降させる昇降手
段とを具え、台板上に突き落とされた複数ショット分の
成形品により積重山を形成するよう構成された熱可塑性
プラスチックシート成形品の突き落とし積重ね装置にお
いて、台板昇降手段に垂直方向に伸縮可能の複数個の台
板支持流体シリンダ装置が設けられていることを特徴と
する。
【0014】
【作用】本発明によれば、成形品の突き落としに際し、
1ショット分シートの両側縁部ばかりでなく前後縁部を
もクランプ保持しているので、中央部の落ち込みをなく
し、1ショット分シートを実質的に水平状態に保持でき
るので各成形品は水平姿勢を保持して突き落とされ、し
たがって順次の1ショット分の成形品が整合した状態で
コンパクトに積重ねられ、積重山がくずれることがな
い。
【0015】さらに、成形品台板を突き落とし上盤の下
降位置に可能な限り近づけることができるので各成形品
の自由落下距離が短くなり、各積重山上に正確に積重ね
ることができる。
【0016】
【実施例】本発明による装置の1実施例を図8〜図11に
つき説明する。図8〜図10は熱可塑性プラスチックシー
ト成形品の突き落とし積重ね装置の平面図、端面図およ
び側面図であり、これらの図において、19および20はシ
ート成形品2の両側縁部2aおよび2bに突き刺されるコン
ベヤチェーン21, 22のクランプ針を示す。23は成形品台
板12を昇降させるよう流体シリンダ装置(図示せず)に
よって伸縮されるパンタグラフ式昇降手段、24は突き落
とし上盤11を昇降させるための流体シリンダ装置、25は
昇降用案内ロッドであり、流体シリンダ装置24のシリン
ダおよび案内ロッド25のガイド26は固定機枠27上に取付
けられている。なお28は台紙または台板供給装置を示
す。
【0017】図10に示すように、突き落とし積重ね装置
10の入口側および出口側に横切って延びる1ショット分
シート後縁部受け板30および前縁部受け板31をそれぞれ
設け、突き落とし上盤11の上枠32の入口側および出口側
端部に下方に向け伸縮可能のクランプ用流体シリンダ装
置33および34をそれぞれ取付け、下降中の突き落とし上
盤11の下面16が1ショット分シート2上の成形品1の上
面17に接触する突き落とし上盤下降時点より前にクラン
プ用流体シリンダ装置33および34のピストン35および36
がそれぞれ伸長されてピストン下端のクランプ片37およ
び38が1ショット分シート2の前縁および後縁部分2cお
よび2dを前縁部および後縁部受け板31および30に対して
クランプするよう構成されている。
【0018】図示の例ではクランプ片37および38を流体
シリンダ装置のピストンで構成しているが、これに限ら
ず、例えば、偏心カムその他を用いることもできる。
【0019】1ショット分シート後縁部受け板30は機枠
27に固定されているが、前縁部受け板31は枢支ピン40に
よって入口側に向け傾動可能に機枠27に枢着され、受け
板31を入口側に向け傾動させるため傾動用流体シリンダ
装置42が受け板31の出口側延長部43に連結されている。
【0020】図11に示すように、受け板31の入口側端に
は突き落とされる成形品を積重山に案内するガイド板44
が取付けられている。
【0021】図10に示すように、パンタグラフ式昇降機
構22の上板50上に垂直方向に伸縮可能の複数個の急速上
昇用流体シリンダ装置51が配設され、パンタグラフ式昇
降機構22による上昇上限位置より上方に成形品台板12を
上昇させ得るようにし、これにより、突き落とされた成
形品の自由落下距離が短くなるようにするとともに、パ
ンタグラフ式昇降機構22による上昇速度の不足分を補う
ようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形品突き落とし積重ね装置を設
けた熱可塑性プラスチックシート成形装置の部分の概略
側面図である。
【図2】図1に示す成形装置の部分の概略平面図であ
る。
【図3】1ショット分シートの一例を示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示す1ショット分シートの平面図であ
る。
【図5】トリミング工程後の1ショット分シートの平面
図である。
【図6】星取り工程後の1ショット分シートの平面図で
ある。
【図7】成形品突き落とし後の1ショット分シートの平
面図である。
【図8】本発明による突き落とし積重ね装置の概略平面
図である。
【図9】図8に示す装置の概略端面図である。
【図10】図8に示す装置の一部を断面として示す概略
側面図である。
【図11】図10に示す1ショット分シート前縁部受け板
の部分の側面図である。
【符号の説明】
1 成形品 2 1ショット分シート 2a〜2d シート縁部 10 成形品突き落とし機 11 突き落とし上盤 12 昇降台紙または台板 13 積重体 14 ローラーコンベヤ 19, 20 クランプ針 21, 22 コンベヤチェーン 23 パンタグラフ式昇降機構 24 突き落とし上盤昇降用流体シリンダ装置 27 機枠 30 1ショット分シート後縁部受け板 31 1ショット分シート前縁部受け板 33, 34 クランプ用流体シリンダ装置 35, 36 ピストン 37, 38 クランプ片 40 枢支ピン 42 傾動用流体シリンダ装置 44 ガイド板 51 急速上昇用流体シリンダ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の成形品が切り残し部分によって
    上側に保持されている熱可塑性プラスチックの1ショッ
    ト分シートを両側縁部で保持して所定位置に支持するコ
    ンベヤチェーンと、この1ショット分シートの上側に対
    し下降可能の突き落とし上盤と、この突き落とし上盤に
    より突き落とされた1ショット分の成形品を受ける台板
    と、この台板を昇降させる昇降手段とを具え、台板上に
    突き落とされた複数ショット分の成形品により積重山を
    形成するよう構成された熱可塑性プラスチックシート成
    形品の突き落とし積重ね装置において、1ショット分シ
    ートの前後縁部をクランプ保持するクランプ手段が設け
    られていることを特徴とする熱可塑性プラスチックシー
    ト成形品の突き落とし積重ね装置。
  2. 【請求項2】 台板昇降手段に垂直方向に伸縮可能の複
    数個の台板支持流体シリンダ装置が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の装置。
JP1325792A 1992-01-28 1992-01-28 熱可塑性プラスチックシート成形品の突き落とし積重ね装置 Pending JPH05200759A (ja)

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JP1325792A JPH05200759A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 熱可塑性プラスチックシート成形品の突き落とし積重ね装置

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