JPH0519850B2 - - Google Patents

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JPH0519850B2
JPH0519850B2 JP528384A JP528384A JPH0519850B2 JP H0519850 B2 JPH0519850 B2 JP H0519850B2 JP 528384 A JP528384 A JP 528384A JP 528384 A JP528384 A JP 528384A JP H0519850 B2 JPH0519850 B2 JP H0519850B2
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JP
Japan
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circuit
signal
uif
mixer
transistor
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JP528384A
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Tsutomu Yamada
Akira Sato
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも局部発振回路と混合器と
IF増幅器が集積回路化されたチユーナ回路にお
いて、バンド切換信号により上記局部発振回路お
よび混合器の電源をON・OFF制御するようなチ
ユーナ回路に関する。
〔背景技術とその問題点〕
テレビジヨン受像機等に用いられるチユーナ回
路において、VHF受信時には同調回路から出力
されたVHF信号は混合器により局部発振回路か
らの信号と混合され、中間周波数信号、いわゆる
VIF信号に変換される。そして、このVIF信号は
その後、たとえばIFアンプ、IF出力回路を介し
て出力されるようになつている。また、UHF受
信時にはUHFチユーナ部等からの出力、いわゆ
るUIF信号が、たとえば上記混合器を通つた後、
上記IFアンプ、IF出力回路を介して出力される
ようになつている。すなわち、このチユーナ回路
内のIFアンプおよびIF出力回路はVIF信号とUIF
信号の両方に対して兼用されており、VHF信号
あるいはUHF信号のどちらを受信するかで、上
記IFアンプに供給される信号をバンド切換信号
により切換制御する必要がある。これには従来よ
りダイオードスイツチ等が用いられている。この
ようなチユーナ回路を集積回路化していわゆるチ
ユーナICとして構成する場合に、上記バンド切
換信号を入力するためのピンが余分に必要であり
歩留りがあまり良くない。また、高周波集積回路
でピン数が増えると、パツケージが大型化してし
まい、特性上あまり好ましいことではない。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は上述した実情に鑑みてなされ
たものであり、チユーナ回路を集積回路化した場
合のピン数を減らし歩留りを良くするとともに、
高周波集積回路でピン数を減らし、パツケージを
小型化することにより特性を改善することを目的
とする。
〔発明の概要〕
本発明に係るチユーナ回路は上述した目的を達
成するために、少なくとも局部発振回路と混合器
とIF増幅器が集積回路化されたチユーナ回路に
おいて、UIF信号にUHF・VHFバンド切換信号
が重畳された入力信号をUIF入力端子に供給し、
この入力端子が交流結合を介して接続されたUIF
増幅器の出力信号を上記混合器の負荷抵抗を介し
て取り出し、上記入力信号をスイツチ回路へ供給
し、該スイツチ回路からの出力信号により上記局
部発振回路および混合器の電源をON・OFF制御
することを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
この実施例は、本発明に係るチユーナ回路を周
波数シンセサイザ方式のテレビジヨンチユーナ回
路に適用したものである。まず、ブロツク回路図
を用いて説明する。第1図に示すように、入力端
子11にはVHF信号やいわゆるCATV信号等の
数+MHz〜数百MHzのRF信号が供給されており、
この入力RF信号は、チユーナ用IC(集積回路)1
0内のバツフアアンプ12を介して混合器(いわ
ゆるミキサ)50に送られる。そして、たとえば
VHF受信時には、このRF信号は局部発振回路4
0からの発振出力と混合されて中間周波数信号、
いわゆるVIF信号に変換される。この混合器50
からのVIF信号は、IFアンプ13およびIF出力回
路14を介して出力端子15より取り出される。
なお、この時、入力端子16には何も供給されな
い。
UHF受信時には、UHFチユーナ部71からの
いわゆるUIF信号に、端子72より供給された直
流のバンド切換信号が加算器73により重畳さ
れ、この信号がUIF入力端子16に供給される。
そして、この重畳された信号は、スイツチ回路3
0に送られるとともに、コンデンサ17を介して
その交流成分すなわちUIF信号がUIFアンプ20
に送られる。スイツチ回路30に送られた信号の
直流成分すなわち上記バンド切換信号によりこの
スイツチ回路30が動作し、局部発振回路40お
よび混合器50の各電源をOFF状態とし、これ
らの動作を停止せしめるようになつている。一
方、UIFアンプ20からのUIF信号出力は、たと
えば混合器50に送られ、IFアンプ13および
IF出力回路14を介して出力端子15より取り
出される。
次に、チユーナ用IC10内の局部発振回路4
0には、IC外部接続端子91,92,93を介
して、コイルやコンデンサ等を有する共振回路
(いわゆるタンク回路)94が接続されている。
局部発振回路40の発振出力の一部は、いわゆる
PLL回路を構成するためのピツクアツプ出力と
して、バツフアアンプ81を介してIC10の外
部接続端子82より取り出される。このピツクア
ツプ出力は、プリスケーラ83を介し、プログラ
マブルデバイダ84に送られる。プリスケーラ8
3は、上記ピツクアツプ出力をプログラマブルデ
バイダ84が分周可能な周波数にまで前もつて分
周するものであり、分周比は固定されているのに
対し、プログラマブルデバイダ84は選局信号に
応じて分周比が変化する。このプログラマブルデ
バイダ84からの出力は、位相比較器85に送ら
れて一定周波数の基準信号と位相比較される。位
相比較された出力は、LPF(ローパスフイルタ)
86を介して選局制御用電圧発生回路87に送ら
れ、その出力電圧が共振回路94の可変容量素
子、例えばバリキヤツプダイオードに送られるこ
とにより、局部発振周波数の制御が行われる。
なお、混合器50よりIC外部に導出される端
子95,96には、必要に応じてLC共振回路9
7を接続し、混合器50より上記IF信号周波数
成分のみを出力させるようなバンドパス型の選択
特性を持たせてもよい。
次に、具体的な回路図を用いて説明する。第2
図はチユーナIC10内のUIFアンプ20、スイツ
チ回路30、局部発振回路40、および混合器5
0の一例を示す回路図である。この第2図におい
て、入力端子16はコンデンサ17を介してUIF
アンプ20の増幅用トランジスタ21のベースに
接続されており、このベースは抵抗25,26を
介してベースバイアス回路を構成するトランジス
タ22のベースに接続されている。また、このト
ランジスタ22のコレクタは抵抗25と抵抗26
の接続点および定電流源23に接続されており、
エミツタは抵抗24を介し接地されている。一
方、トランジスタ21のエミツタは抵抗27を介
して接地されており、コレクタは混合器50に接
続されている。
また、入力端子16はスイツチ回路30の分圧
抵抗31,32に接続されており、これらの抵抗
31と32の接続点にはスイツチング用トランジ
スタ33のベースが接続されている。そして、こ
のトランジスタ33のエミツタは接地されてお
り、コレクタはトランジスタ34のベースおよび
トランジスタ37のコレクタに接続されている。
更に、上記トランジスタ34のコレクタは電源端
子に接続されており、トランジスタ37のコレク
タは抵抗36を介して電源端子に接続されてい
る。また、トランジスタ34のエミツタはトラン
ジスタ37のベースに接続されている。なお、上
記トランジスタ34および37の各エミツタはそ
れぞれ抵抗35,38を介して接地されている。
上記トランジスタ37のベースは局部発振回路
40の定電流源トランジスタ41のベースに接続
されており、このトランジスタ41のコレクタに
は発振動作用の差動アンプとなるトランジスタ4
2,43の各エミツタが共通接続されている。な
お、この局部発振回路40にはIC外部接続端子
91,92,93を介して共振回路94が接続さ
れている。
上記局部発振回路40のトランジスタ44,4
5の各コレクタはバツフアアンプ46を介して、
たとえば二重平衡変調方式の混合器50内のトラ
ンジスタ51,54の各ベースおよびトランジス
タ52,53の各ベースにそれぞれ接続されてい
る。第1の差動対を構成するトランジスタ51,
52の各エミツタは共通接続されてトランジスタ
55のコレクタに接続されており、第2の差動対
を構成するトランジスタ53,54の各エミツタ
は共通接続されてトランジスタ56のコレクタに
接続されている。そして、これらのトランジスタ
55,56は第3の差動対を構成しており、各エ
ミツタはそれぞれ抵抗57,58を介して定電流
源トランジスタ59のコレクタに接続されてい
る。この定電流源トランジスタ59のベースは、
上記スイツチ回路30のトランジスタ37のベー
スに接続されている。また、トランジスタ52お
よび54の各コレクタは、UIFアンプ20のトラ
ンジスタ21のコレクタに接続されており、更に
端子61に接続されている。一方、トランジスタ
51および53の各コレクタは端子62に接続さ
れている。なお、上記端子61,62にはIFア
ンプ13が接続される。また、トランジスタ5
5,56の各ベースにはバツフアアンプ12が接
続される。
これらの回路は次のような動作を行う。VHF
受信時には、入力端子16に信号が何も供給され
ない。従つて、UIFアンプ20からの出力は零で
ある。また、スイツチ回路30のスイツチング用
トランジスタ33はOFF状態になつており、ト
ランジスタ34はベース電位が高くON状態にな
つている。よつて、局部発振回路40および混合
器50内の各定電流源トランジスタ41,59の
ベース電位は共にスイツチ回路30内のトランジ
スタ37のベース電位と等しくなり、これらの定
電流源トランジスタ41,59はON状態とな
る。そして、上記局部発振回路40および混合器
50が動作することにより、端子61,62に
VIF信号が得られるようになつている。
UHF受信時には、UIF信号にバンド切換信号
が重畳された信号が入力端子16に供給される。
そして、この重畳された信号はスイツチ回路30
に送られるとともに、コンデンサ17を介してそ
の交流成分すなわちUIF信号がUIFアンプ20に
送られる。そして、スイツチ回路30に送られた
信号の直流成分のバンド切換信号によりこのスイ
ツチ回路30が動作する。すなわち、バンド切換
信号がスイツチング用トランジスタ33のベース
に供給されることにより、このトランジスタ33
はON状態となり、トランジスタ34のベース電
位が上記トランジスタ33のコレクタ・エミツタ
間の飽和電圧たとえば0.1〜0.2V程度に下り、こ
のトランジスタ34はOFF状態となる。よつて、
局部発振回路40および混合器50の各定電流源
トランジスタ41,59のベース電位は共にスイ
ツチ回路30内のトランジスタ37のベース電位
と等しくなり、これらの定電流源トランジスタ4
1,59はOFF状態となる。そして、上記局部
発振回路40および混合器50の動作が停止す
る。一方、コンデンサ17を介して上記入力信号
の交流成分である上記UIF信号のみがUIFアンプ
20のトランジスタ21のベースに送られる。こ
のUIFアンプ20は、エミツタ抵抗27とコレク
タ負荷抵抗60とにより利得が決められる。UIF
信号が入力端子16に供給されているUIF受信時
には、上述したスイツチ回路30からの出力信号
により発振回路40および混合器50のそれぞれ
の電流原を構成するトランジスタ41および59
のベース電位はVBE(〜0.7V)以下に設定される
ため、これらのトランジスタ41,59はいずれ
もOFF状態になる。このため、発振回路40お
よび混合器50の動作が停止する。この混合器5
0がOFF動作状態のとき、該混合器50の負荷
抵抗60をUIFアンプ20の負荷抵抗として兼用
している。これは、一般に集積回路において、抵
抗を形成するための面積は大きく、チツプ面積を
少しでも小さくするためには抵抗の個数を減らす
ことが重要である点を考慮してものである。すな
わち、抵抗60を混合器50およびUIFアンプ2
0の負荷抵抗として兼用することにより、抵抗を
1個減らすことができ、チツプ面積をその分小さ
くすることができる。このとき、UIFアンプ20
の利得と歪みを最適化するように抵抗27と抵抗
60とを設定するとともに、VHF受信時の混合
器50の変換利得、混変調特性も考慮して定数を
設定することが好ましい。
このように、集積回路化されたテレビジヨンチ
ユーナ回路において、従来バンド切換信号とUIF
信号の入力端子は別々に設ける必要があつたが、
本発明を適用し上述した実施例のような構成とす
ることにより、入力端子を1つにまとめることが
できピン数を減らすことができる。
なお、スイツチ回路はデイスクリート回路にも
適用することができる。
さらに、混合器の負荷抵抗をUIFアンプの負荷
抵抗として兼用しているため、抵抗の個数を減ら
すことができ、集積回路化した場合のチツプ面積
を小さくすることができる。
〔発明の効果〕
上述した実施例の説明から明らかなように、本
発明によれば、チユーナ回路を集積回路化した場
合のピン数を減らし歩留りを良くすることができ
るばかりでなく、高周波集積回路でピン数を減ら
しパツケージを小型化することにより特性を改善
することができ、所期の目的を十分に達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した周波数シンセサイザ
方式のテレビジヨンチユーナ回路の概略的な構成
を示すブロツク回路図、第2図は上記第1図にお
けるUIFアンプ、スイツチ回路、局部発振回路、
および混合器の一例を示す回路図である。 13……IFアンプ、15……出力端子、16
……入力端子、17……コンデンサ、20……
UIFアンプ、30……スイツチ回路、33……ス
イツチング用トランジスタ、40……局部発振回
路、41,59……定電流源トランジスタ、50
……混合器、73……加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも局部発振回路と混合器とIF増幅
    器が集積回路化されたチユーナ回路において、 UIF信号にUHF・VHFバンド切換信号が重畳
    された入力信号をUIF入力端子に供給し、この入
    力端子が交流結合を介して接続されたUIF増幅器
    の出力信号を上記混合器の負荷抵抗を介して取り
    出し、上記入力信号をスイツチ回路へ供給し、該
    スイツチ回路からの出力信号により上記局部発振
    回路および混合器の電源をON・OFF制御するこ
    とを特徴とするチユーナ回路。
JP528384A 1984-01-14 1984-01-14 チユ−ナ回路 Granted JPS60149226A (ja)

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JPS60149226A JPS60149226A (ja) 1985-08-06
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