JPH0519809A - 鉄鋼業における生産管理システム - Google Patents

鉄鋼業における生産管理システム

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JPH0519809A
JPH0519809A JP3201385A JP20138591A JPH0519809A JP H0519809 A JPH0519809 A JP H0519809A JP 3201385 A JP3201385 A JP 3201385A JP 20138591 A JP20138591 A JP 20138591A JP H0519809 A JPH0519809 A JP H0519809A
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睦男 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最終工程における製品の採取の際に単重外れ
が生じないような材料単位編成及び注文製品の採取がで
きるようにする。 【構成】 データ処理部5がプログラムメモリ6に格納
されたプログラムに従って注文情報と製品製造工程にお
ける制約条件情報とを用いて演算等のデータ処理を行
い、与えられた制約条件の下で注文を満足させることが
できる最適な材料単位単重、製品単重を求め、その求め
られた単重を製品進度管理用メモリ10に注文と関連づ
けて記憶させる。そしてこの記憶された情報に基づき鉄
鋼業の生産管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注文に応じて材料単位
編成を行って材料を製造し、その材料に対して種々の加
工を行って最終製品を採取する工程の管理を計算機を用
いて行うようにした鉄鋼業の生産管理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋼材製造メーカーにおいて
は、鋼材の生産に関して受注生産方式が採用されてい
る。すなわち、客先より注文があると、生産ラインにそ
の注文に応じた鋼材の生産を指示し、生産ラインではそ
の指示に基づき材料(スラブ)の製造、加工を行って、
最終工程において客先の注文を満足させることができる
品種、重量の製品を所定量採取して所定の納期までに客
先に納品する。この際の生産管理には、事務の効率化、
確実化の観点よりコンピュータが用いられ、所定の納期
までに確実に注文に応じた製品を客先に納入できるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の生産管理方法においては、以下に述べるような問
題点があった。すなわち、まず客先より注文があると、
その注文情報がコンピュータに入力されると共に、その
注文に応じた鋼材の製造が生産ラインに指示され、生産
ラインはその指示に従って鋼材の生産を開始する。この
場合の客先からの注文は通常、全体の注文量が例えば2
0tで各納入製品の重量(単重)が例えば11t〜18
tというような指定をなして行われる。しかしながら従
来は、このような注文があった場合、全体の注文量20
tに対応する20tの材料単位編成を行って材料の製造
に移行したため、最終工程で注文に係る製品単重を満足
させることができる11tの製品を採取すると、20t
の材料からは11tの製品と9tの製品しか採取でき
ず、9tの製品は単重外れにより客先に納入できないた
め、残りの注文を満足させるために11tの製品を再度
製造しなければならなかった。このような事態は、各製
造工程において生ずる材料重量の変動や不良品の発生等
の実績変動によっても生起される。このような注文外製
品の発生は、注文製品の製造効率を低下させるものであ
る。また、上記製品の製造のし直し(再請求)に際して
は、製造工程におけるロス分等を考慮して例えば5tの
余剰分(材料単位内余剰)が付加され、16tの材料単
位編成がなされるため、この余剰分が原因となって最終
工程で注文外製品が多く発生し、注文製品の製造効率が
悪かった。
【0004】さらに、再度の材料単位編成(再請求)が
なされた場合、上記注文の残り11t分の製品の製造が
大幅に遅れ、注文製品の完成予定日(納期)に遅れが生
ずるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、最終工程で単重外れを生
ずることなく注文製品の全部を確実に採取することがで
きる鉄鋼業の生産管理システムを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、材料単位の編成から最終工程における製
品の採取までの生産管理を計算機を用いて行う鉄鋼業の
生産管理システムにおいて、注文量及び注文製品の許容
単重範囲に関する情報を含む注文情報を記憶する注文情
報記憶手段と、製品製造工程における製品製造に関する
各種の制約条件情報を取り込む制約条件情報取込手段
と、上記注文量、注文製品の許容単重範囲及び制約条件
を示す各値を用いて演算を含む所定のデータ処理を行っ
て上記制約条件の下で注文を満足させることができる最
適な材料単位の単重と最終工程において採取する製品の
単重を求める最適単重決定手段と、上記最適単重決定手
段により求められた材料単位単重及び製品単重を各注文
と関連付けて記憶する単重情報記憶手段とを設けたもの
である。また、上記最適単重決定手段を、上記データ処
理により1つの材料単位から採取する製品の個数及び客
先に納入する製品の総数も同時に求めるように構成して
も良い。
【0007】
【作用】本発明によれば、製品製造工程での材料重量変
動や各工場で製造可能な材料単位の大きさ(単重)等の
制約条件と客先に納入すべき製品の許容単重範囲を考慮
して製造すべき材料単位の単重及び最終工程において採
取すべき製品の単重が決定され、その各単重が注文に対
応付けられて単重情報記憶手段に記憶される。従って、
記憶された材料単位単重情報に基づき材料単位編成を行
い、また記憶された製品単重情報に基づき最終製品の採
取を行えば、最終工程での単重外れがなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明を適用した鉄鋼業の生産管理システ
ムの一構成例を示すブロック図である。生産ライン1
は、鋼材の出鋼から出荷までを行う設備であって、スラ
ブ製造、圧延、捲き取り等の各製造工程からなってい
る。
【0009】注文入力部2は、顧客からの注文を入力す
るためのものであって、例えばキーボード等を介して客
先情報、注文に係る製品の種類、注文量、注文製品の許
容単重範囲等の情報、納期情報等が入力される。注文製
品の許容単重範囲とは、注文主が注文時に指定する製品
1つあたりの重量範囲であり、客先納入時には、納入製
品の総重量が注文量を満足する必要があると共に各製品
の重量がこの指定された重量範囲内のものである必要が
ある。
【0010】実績取込部3は、生産ライン1で製造可能
な1つあたりのスラブの重量(スラブ単重)範囲、各工
程での重量変動、製造誤差等の製品製造に際しての各種
制約条件に関する情報や生産ライン1の各製造工程にお
ける製品の製造状況等の情報を取り込み、その取り込ん
だ情報をデータ処理部5に送出する。
【0011】作業指示部4は、データ処理部5から得ら
れる情報に基づいて、生産ライン1に所定の作業を指示
する情報を送出する。
【0012】データ処理部5は例えばCPUからなり、
プログラムメモリ6に格納されたプログラムに従って各
種のデータ処理を実行する。
【0013】表示部7は例えばCRTからなり、データ
処理部5に制御されて各種の情報を表示する。
【0014】注文データ格納メモリ8は、注文入力部2
を介して入力された注文情報を順次蓄積し、注文管理デ
ータベースを構築する。
【0015】各種テーブル格納メモリ9には、後述する
注文情報テーブル、パターン別製品単重範囲テーブル、
製品単重評価テーブル等の各種のテーブルが記憶され
る。
【0016】製品進度管理用メモリ10には、後述する
材料単位単重、製品単重決定処理により決定された材料
単位単重、製品単重が各注文との対応関係において記憶
され、ここに記憶された単重情報に基づいて生産ライン
1における鋼材の生産が管理され、注文が確実に処理さ
れる。
【0017】図5は、データ処理部5で実行される材料
単位単重、製品単重決定処理の概要を説明するための図
である。
【0018】同図において、注文量が20t、製品単重
が11〜18tという注文T1があったとすると、その
注文情報と生産ライン1から実績取込部3を介して取り
込んだ制約条件情報とに基づき、注文T1を処理するた
めに製造する材料単位の単重と最終工程において採取す
べき製品の単重が決定される。ここで用いられる制約条
件情報は、生産ライン1で製造可能なスラブ単重範囲、
中間工程における重量変動等の情報である。単重の決定
に際しては、取り込まれた制約条件の下で、注文T1を
満足させることができる最適な単重が演算等のデータ処
理により求められる。ここで注文を満足させることがで
きる最適な単重とは、製品単重の場合にはその単重が上
記注文に係る単重範囲、すなわち11〜18tの範囲内
にあり、なるべく少ない数の製品を納入することにより
注文量20tを満足させることができると共に、納入製
品の総重量が注文量20tになるべく近くなるような単
重である。また、材料単位(スラブ)単重の場合には、
設備の能力を最大限に発揮して最も合理的かつ単重外れ
が生じないように上記のような最適な単重の製品の採取
ができるような単重である。
【0019】この例では、ここで、最終工程で採取する
製品の単重が11tで、その製品を採取するために製造
する材料単位(スラブ)の単重が22tと決定されたも
のとする。この決定結果は、注文T1との対応関係にお
いて製品進度管理用データベース(メモリ10)に記憶
され、このデータベースの情報に基づき生産が管理され
る。すなわち、注文T1を処理するための材料単位の編
成に際しては単重が22tの材料単位編成がなされてそ
の製造が行われ、その材料から最終工程において単重が
11tの製品が2個採取されて客先に納入される。
【0020】このような生産管理が行われることによ
り、注文量と最終工程において採取される製品の単重と
製造設備の製造能力等が考慮された材料単位の編成がな
され、これによって最終工程においては客先の求める単
重範囲におさまる単重の製品を必要な個数だけ確実かつ
合理的に採取できるようになる。従って、最終工程にお
ける単重外れの製品の発生とそれに基づく再請求(注文
製品の製造のし直し)を防止することができるため、単
重外れによる注文外製品の発生と再請求時に材料単位に
付与される余剰部が原因となって発生する最終工程での
注文外製品発生を防止することができるため、注文製品
の製造効率が上がり、また、再請求がなくなることによ
り旬内生産達成率の向上を図ることができる。
【0021】次に、上述のような材料単位単重、製品単
重決定処理を実行するデータ処理部5におけるデータ処
理手順を図2〜図4及び図6を参照して説明する。な
お、このデータ処理は、注文入力部2より追加の注文の
入力があったときに実行されるようになされているが、
適当な時期にオペレータの指示により実行されるように
しても良い。
【0022】まず、図6に示すように、データ処理部5
は注文データ格納メモリ8から注文情報を取り込み、図
2に示す注文情報テーブル20をメモリ9内に作成す
る。このテーブル20には、注文毎(注文管理NO.
毎)に注文に係る製品の単重と注文量に関する情報が書
き込まれると共に、制約条件として生産ライン1で製造
可能なスラブの単重に関する情報が書き込まれる。注文
量情報は、客先からの注文量(20t)と許容範囲を示
す最大値MAX(24t)と最小値MIN(19t)の
各情報からなっている。また、製品単重情報は、客先が
納入を希望する各製品の単重範囲(許容単重範囲)を示
す最大値MAX(18t)と最小値MIN(11t)の
情報からなっている。さらに、スラブ単重情報は、生産
ライン1で製造可能なスラブの単重範囲を示す最大値M
AX(25t)と最小値MIN(11t)の情報からな
っている。
【0023】このテーブルの作成を完了すると、次に、
図3に示すパターン別製品単重範囲テーブル30の作成
処理に移行する。この処理では、納入する製品の個数
(組合せパターン項目の注文欄参照)と1つのスラブに
組み込む製品数(組合せパターン項目のスラブ欄参照)
との組合せ毎に、上記注文情報を基に、各組合せにおけ
るスラブ内製品の単重と注文量から割り出した製品単重
の最大値MAXと最小値MINとを演算により求め、各
値をテーブル30の個別製品単重項目のスラブ及び注文
欄に書き込むと共に、その演算結果を基に、パターン別
の製品単重の最大値MAXと最小値MINとを決定し、
テーブル30のパターン別製品単重欄に書き込む。
【0024】上記個別製品単重項目のスラブ欄に書き込
まれる最大、最小値は、注文情報におけるスラブ単重の
最大、最小値をそれぞれ組合せパターンの1スラブに組
み込む製品数で割った値である。なおこの際、この演算
の結果求められた値が許容単重範囲内に入っていない場
合には、この最大値、最小値として許容単重範囲を示す
最大値、最小値を書き込む。
【0025】また、上記個別製品単重項目の注文欄に書
き込まれる最大、最小値は、注文量情報の最大、最小値
を組合せパターンの納入する製品数で割った値である。
この場合も、この演算の結果求められた値が許容単重範
囲内に入っていない場合には、この最大値、最小値とし
て許容単重範囲を示す最大値、最小値を書き込む。
【0026】パターン別製品単重の最大、最小値は、上
記のようにして求められた個別製品単重の最大値のうち
で最も小さな値がこの最大値とされ、また、個別製品単
重の最小値のうちで最も大きな値がこの最小値とされ
る。そしてこのパターン別製品単重の最大値MAX及び
最小値MINが、 パターン別製品単重MAX≧パターン別製品単重MIN であれば、選択可能なパターンであると判断する。デー
タ処理部5はこのような処理を全ての組合せパターンに
ついて行って、組合せ可能なパターンを全て抽出して次
の最適製品単重決定の処理に移行する。この処理では、
図4に示すような製品単重評価テーブル40を作成し、
この評価テーブル40を基に最適製品単重の決定を行
う。
【0027】上記製品単重評価テーブル40は、上記処
理により選択可能であると判断されたパターンについて
作成される。このテーブル40の作成に際してはまず、
上記処理で求められたパターン別製品単重の最大、最小
値を基に、パターン別のスラブ単重の最大、最小値を求
め、このテーブル40のパターン別スラブ単重欄に書き
込む。すなわち、パターン別製品単重の最大、最小値に
組合せパターンの1スラブに組み込む製品数を乗じて各
組合せのスラブ単重の最大、最小値を求める。次にこの
ようにして求められたパターン別のスラブ単重の最大値
MAX及び最小値MINを用いて、 3−(MAX−MIN) の演算を行ってスラブ単重評価値を求める。
【0028】次に、パターン別製品単重の最大、最小値
に組合せパターンの納入製品数を乗じて各組合せの注文
製品の総重量の最大、最小値を求め、テーブル40のパ
ターン別注文量欄に書き込む。そしてこのようにして求
められた最大値、最小値のうちで注文量の狙い(本例で
は20t)に近い方の値を代表注文量としてテーブル4
0に書き込む。そしてこの代表注文量を組合せパターン
の納入製品数で割って代表製品単重を求め、次にこの代
表製品単重に組合せパターンの1スラブに組み込む製品
数を乗じて代表スラブ単重を求める。次に製品とスラブ
のそれぞれについて乖離値を求める。この乖離値は、製
品の場合には、注文に係る製品単重の最大値から代表製
品単重を減じた値である。また、スラブの場合には、生
産ライン1で製造可能なスラブ単重の最大値から代表ス
ラブ単重を減じた値である。代表本数は、各組合せパタ
ーンにおいて注文を処理するのに必要な製品の個数とス
ラブの個数を示すものであり、ここで代表製品本数は組
合せパターンの納入製品数であり、代表スラブ本数は製
品数をスラブに組み込む製品の個数で割った数である。
【0029】次に、このようにして求めた各値を用いて
下記の式により総合評価値を求める。 総合評価値=(製品乖離値×製品代表本数)+(スラブ
乖離値×スラブ代表本数)+スラブ単重評価値 この総合評価値は、それぞれ好ましくない値を加算して
求める値であるので、この総合評価値は小さい方が好ま
しい。従ってこの図4の例では、下欄の組合せパターン
(注文2−スラブ2)が好ましいので、このパターンの
採用を決定する。すなわちここで採用されたパターン
は、スラブ単重が22tでそのスラブ1本から製品単重
が11tの製品を2個採取して客先に納入するというも
のである(組合せパターン、代表製品単重、代表スラブ
単重欄参照)。
【0030】このように採用するパターンが決定される
と、次のデータ編集・更新処理に移行し、上記採用され
たパターンのデータの編集とその編集されたデータの製
品進度管理用メモリ10への書き込みがなされる。製品
進度管理用メモリ10へのデータの書き込みに際して
は、決定されたスラブ単重、製品単重に関する情報を含
む上記採用パターンの各データが注文管理NO.と対応
させられて記憶される。従って、この製品進度管理用メ
モリ10に記憶されたデータに基づき、材料ユニットの
編成、最終工程における製品の採取を行えば、単重外れ
を生ずることなく確実に客先の注文を満足させる製品の
納入を行うことができる。
【0031】以上本発明の一実施例につき述べたが、本
発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づき各種の有効な変更が可能である。例え
ば、制約条件情報としては生産ライン1で製造可能なス
ラブ単重範囲の情報のみではなく、各製造工程における
製造誤差、材料重量変動等の情報も用いるようにしても
良い。また、データ処理部5におけるデータ処理によ
り、最終工程での採取製品単重、スラブ単重のみではな
く、コイル等の各種の材料単重も同時に求めるようにし
ても良い。さらに、上記のように決定されたスラブの単
重と製品の単重とをそれぞれの工程管理用の専用のメモ
リに記憶させるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、最終工程
において単重外れを生ずることなく注文製品の採取を確
実に行うことができるので、単重外れによる注文外製品
の発生及び再請求の発生を防止することができ、注文製
品の製造効率を上げることができると共に、納期遵守を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した鉄鋼業の生産管理システムの
一構成例を示すブロック図である。
【図2】注文情報テーブルを説明するための図である。
【図3】パターン別製品単重範囲テーブルを説明するた
めの図である。
【図4】製品単重評価テーブルを説明するための図であ
る。
【図5】単重決定処理の概要を説明するための図であ
る。
【図6】データ処理部において実行される単重決定処理
の処理手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 生産ライン 2 注文入力部 3 実績取込部 4 作業指示部 5 データ処理部 6 プログラムメモリ 8 注文データ格納メモリ 9 各種テーブル格納メモリ 10 製品進度管理用メモリ 20 注文情報テーブル 30 パターン別製品単重範囲テーブル 40 製品単重評価テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 健太郎 君津市君津1番地 新日鉄情報通信システ ム株式会社君津支社内 (72)発明者 山田 睦男 君津市君津1番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内 (72)発明者 掛水 数起 君津市君津1番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料単位の編成から最終工程における製
    品の採取までの生産管理を計算機を用いて行う鉄鋼業の
    生産管理システムにおいて、 注文量及び注文製品の許容単重範囲に関する情報を含む
    注文情報を記憶する注文情報記憶手段と、 製品製造工程における製品製造に関する各種の制約条件
    情報を取り込む制約条件情報取込手段と、 上記注文量、注文製品の許容単重範囲及び制約条件を示
    す各値を用いて演算を含む所定のデータ処理を行って上
    記制約条件の下で注文を満足させることができる最適な
    材料単位の単重と最終工程において採取する製品の単重
    を求める最適単重決定手段と、 上記最適単重決定手段により求められた材料単位単重及
    び製品単重を各注文と関連付けて記憶する単重情報記憶
    手段とを設けたことを特徴とする鉄鋼業の生産管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記最適単重決定手段が上記データ処理
    により、1つの材料単位から採取する製品の個数及び客
    先に納入する製品の総数も同時に求めることを特徴とす
    る請求項1記載の鉄鋼業の生産管理システム。
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