JPH05196888A - 前面投写型表示装置 - Google Patents

前面投写型表示装置

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JPH05196888A
JPH05196888A JP4027561A JP2756192A JPH05196888A JP H05196888 A JPH05196888 A JP H05196888A JP 4027561 A JP4027561 A JP 4027561A JP 2756192 A JP2756192 A JP 2756192A JP H05196888 A JPH05196888 A JP H05196888A
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JP
Japan
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projection
projection lens
projected image
screen
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP4027561A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Takauchi
龍治 高内
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投写装置本体の位置を変えることなく、画質
の劣化を抑えて投写画像の投写位置を任意に設定できる
ようにすること。 【構成】 投写レンズ16を用いて被投写画像20をス
クリ−ン18上に拡大投写する前面投写型表示装置にお
いて、被投写画像20と投写レンズ16の少なくとも一
方を投写レンズ16の光軸24に垂直な面内で移動させ
て被投写画像20と投写レンズ16の相対的位置を可変
する投写レンズ移動機構34を具備し、被投写画像20
と投写レンズ16の相対的位置を変えてスクリ−ン18
上の投写画像22の投写位置を変えることができるの
で、投写装置本体32の設置位置を変えずに投写画像2
2をスクリ−ン18上の任意の位置(例えば一点鎖線で
示す22aの位置)に設定できる。投写装置本体32を
傾けずに被投写画像20と投写レンズ16の相対的位置
を変えられるので画質の劣化を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投写レンズを用いて被
投写画像をスクリ−ン上に拡大投写するようにした前面
投写型表示装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なライトバルブを用いた前面投写
型表示装置は、図4に示すように、光源10からの投写
光12をライトバルブとしての液晶パネル14および投
写レンズ16を介してスクリ−ン18に照射することに
よって、液晶パネル14上の被投写画像20をスクリ−
ン18上に拡大投写するように構成されている。
【0003】そして、投写レンズ16のズ−ム機構を利
用してスクリ−ン18上の投写画像22の拡大縮小を行
なう。また、投写レンズ16の光軸24と液晶パネル1
4上の被投写画像20の中心軸26とを一致させること
により、スクリ−ン18上の投写画像22の中央部の映
像品質が最良となり、バランスのとれた投写画像22を
得ることができる。被投写画像20の中心軸26は光源
10の光軸と一致している。
【0004】しかし、図4に示した装置においてスクリ
−ン18上の投写画像22を大面積とした場合、投写系
の光軸24と被投写画像20の中心軸26とを一致させ
ると、投写装置(プロジェクタ)本体28をスクリ−ン
18の中心位置と同じ高い位置にセットしなければなら
ないので、セッティングの困難を伴うという問題がある
とともに、観視者の視界を遮るという問題があった。
【0005】上述のような問題を解決するため、従来の
前面投写型表示装置では、図5に示すように、投写レン
ズ16の光軸24と液晶パネル14上の被投写画像20
の中心軸26とを所定距離ずらせた状態で投写装置本体
30内に固定し、もって投写装置本体30の設置位置よ
り上方に投写して、投写装置本体30を高い位置にセッ
トすることなく、スクリ−ン18上に大面積の投写画像
22を投写できるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した従来例では、スクリ−ン18上の投写画像22の
投写位置を任意に設定することができないという問題点
があった。また、投写装置本体28、30を傾けるとと
もに、その傾き角を変えることによって投写画像22の
投写位置を変えることができるが、投写レンズ16の光
軸24および被投写画像20の中心軸26とスクリ−ン
18の投写面とが垂直でなくなり、キ−ストン歪(いわ
ゆる台形歪)が現われたり、あおり角が生じることによ
るフォ−カス性能の劣化が現われたりするという問題点
があった。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、投写装置本体の位置を変えることなく、画質の劣化
を抑えて投写画像の投写位置を任意に設定することがで
きる前面投写型表示装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、投写レンズを
用いて被投写画像をスクリ−ン上に拡大投写するように
した前面投写型表示装置において、前記被投写画像と前
記投写レンズの少なくとも一方を前記投写レンズの光軸
に垂直な面内で移動させることによって前記被投写画像
と前記投写レンズの相対的位置を可変する相対位置可変
機構を具備してなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】相対位置可変機構は、被投写画像と投写レンズ
の少なくとも一方を投写レンズの光軸に垂直な面内で移
動させることによって被投写画像と投写レンズの相対的
位置を可変することができる。上述のように被投写画像
と投写レンズの相対的位置を変えるとスクリ−ン上の投
写画像の位置が変わるので、投写装置本体の設置位置を
変えずに投写画像をスクリ−ン上の任意の位置に設定す
ることができる。しかも、投写装置本体を傾けずに被投
写画像と投写レンズの相対的位置を変えることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明による前面投写型表示装置の一
実施例を図1および図2を用いて説明する。図1におい
て図4および図5と同一部分は同一符号とする。図1に
おいて、10はランプと反射板からなる光源、14はラ
イトバルブとしての液晶パネル、16は投写レンズ、1
8はスクリ−ンを表わす。
【0011】前記光源10から出力した投写光12が前
記液晶パネル14および投写レンズ16を介して前記ス
クリ−ン18上に照射することによって、前記液晶パネ
ル14上の被投写画像20を前記スクリ−ン18上に投
写画像22として拡大投写するように構成されている。
24は前記投写レンズ16の光軸を表わし、26は前記
液晶パネル14上の被投写画像20の中心軸を表わし、
32は投写装置本体を表わす。
【0012】34は前記投写装置本体32内に設けられ
た投写レンズ移動機構で、この投写レンズ移動機構34
は、前記投写レンズ16を前記光軸24に垂直な面内に
おいて矢印36で示す上下方向に移動できるように構成
されている。前記投写レンズ移動機構34は、具体的に
は図2の(a)(b)に示すように構成されている。
【0013】すなわち、前記投写レンズ移動機構34
は、筐体36に回動可能に軸支された送りねじ38と、
この送りねじ38を回動するためのつまみ40と、前記
投写レンズ16を保持するとともに案内部(図示省略)
によって上下方向に摺動可能に設けられ、かつ前記送り
ねじ38に螺合した投写レンズ保持体42とを具備し、
前記つまみ40を回動することによって前記投写レンズ
保持体42を矢印44で示す上下方向に移動できるよう
に構成されている。
【0014】つぎに、前記実施例の作用を説明する。投
写レンズ移動機構34のつまみ40を回動すると、投写
レンズ保持体42が図2の(b)に矢印44で示す上下
方向に移動し、投写レンズ16も同方向に移動する。い
ま、投写レンズ保持体42が図2の(b)に示す位置に
あるときに、図1に実線で示すように投写レンズ16の
光軸24と液晶パネル14上の被投写画像20の中心軸
26とが一致しているものとすると、スクリ−ン18上
には実線で示すような投写画像22が投写される。この
とき、投写光12の光軸と被投写画像20の中心軸26
とは一致して設けられている。
【0015】つぎに、投写レンズ移動機構34のつまみ
40を一方向に回動して投写レンズ保持体42を図2の
(b)に矢印44で示す上下方向のうちの上方へ移動さ
せると、図1に一点鎖線で示すように投写レンズ16が
上方へ移動し、投写レンズ16の光軸24と被投写画像
20の中心軸26との相対的位置が変わる。すると、ス
クリ−ン18上には一点鎖線で示すような投写画像22
aが投写される。すなわち投写位置が上方向へ移動す
る。
【0016】前記実施例では、説明を簡単にするため
に、ライトバルブとしての液晶パネルを1つ用いたモノ
クロタイプの前面投写型表示装置に利用した場合につい
て説明したが、本発明はこれに限るものでなく、ライト
バルブとしての液晶パネルを3つ用いたカラ−タイプの
前面投写型表示装置についても利用できること勿論であ
る。
【0017】すなわち、図3に示すように、光源10か
らの投写光12をダイクロイックミラ−50、52でR
(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3原色に分解し、
ついでR、G、B用のライトバルブとしての液晶パネル
14r、14g、14bに透過し、ダイクロイックミラ
−54、56で色合成をして投写レンズ16でスクリ−
ン上に投写するように構成し、投写レンズ移動機構によ
って投写レンズ16を投写レンズ16の光軸に垂直な面
内で一点鎖線で示す上方向または二点鎖線で示す下方向
に移動することによって、スクリ−ン上の投写画像の投
写位置を上方向または下方向に移動させることができ
る。58、60は光路を所定方向に変えるためのミラ−
である。
【0018】前記実施例では、投写レンズ移動機構は、
投写レンズを投写レンズの光軸に垂直な面内で上下方向
へ移動するように構成したが、本発明はこれに限るもの
でなく、投写レンズを投写レンズの光軸に垂直な面内で
左右方向や斜め方向へ移動するように構成してもよい。
【0019】前記実施例では、光源からの投写光をライ
トバルブおよび投写レンズを介してスクリ−ンに照射す
ることによってライトバルブ上の被投写画像をスクリ−
ン上に拡大投写する前面投写型表示装置に本発明を利用
した場合について説明したが、本発明はこれに限るもの
でなく、投写レンズを用いて被投写画像をスクリ−ン上
に拡大投写する前面投写型表示装置であれば利用するこ
とができる。
【0020】例えば、CRT(陰極線管)に表示された
画像を被投写画像とし、この被投写画像を投写レンズを
用いてスクリ−ン上に拡大投写する前面投写型表示装置
についても本発明を利用することができる。
【0021】前記実施例では、相対位置可変機構は投写
レンズを投写レンズの光軸に垂直な面内で移動させる投
写レンズ移動機構で形成するようにしたが、本発明はこ
れに限るものでなく、被投写画像と投写レンズの少なく
とも一方を投写レンズの光軸に垂直な面内で移動させる
ものであればよい。
【0022】例えば、投写レンズの位置をそのままとし
て被投写画像を投写レンズの光軸に垂直な面内で移動さ
せる被投写画像移動機構で相対位置可変機構を形成する
ようにしてもよい。具体的には、CRTを用いた投写装
置の場合であれば偏向回路を工夫することによってCR
T表示画面の表示領域を上下左右に移動させることがで
きるので、CRT表示画面の表示領域を移動することに
よってスクリ−ン上の投写画面を移動させる。
【0023】また、液晶パネルを用いた投写装置の場合
であれば、液晶パネルの表示可能な画像表示領域内に一
回り小さな被投写画像領域を設定し、この被投写画像領
域を表示可能な画像表示領域内で移動することによって
スクリ−ン上の投写画面を移動させる。この場合、映像
信号に対して十分な画素数を有する液晶パネルが出現す
れば、より表示品質の高い投写画像を得ることができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明による前面投写型表示装置は、上
記のように、被投写画像と投写レンズの少なくとも一方
を投写レンズの光軸に垂直な面内で移動させることによ
って被投写画像と投写レンズの相対的位置を可変する相
対位置可変機構を具備し、この相対位置可変機構によっ
て、スクリ−ン上の投写画像の位置を変えることができ
るようにしたので、投写装置本体の設置位置を変えずに
投写画像をスクリ−ン上の任意の位置に設定することが
できる。しかも、投写装置本体を傾ける必要がないの
で、スクリ−ン上の投写画像の劣化を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による前面投写型表示装置の一実施例を
示す概略構成図である。
【図2】図1の投写レンズ移動機構の具体例を示すもの
で、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線要部断
面図である。
【図3】他の実施例を説明する説明図である。
【図4】従来例を示す概略構成図である。
【図5】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10…光源、 12…投写光、 14…液晶パネル(ラ
イトバルブの一例)、16…投写レンズ、 18…スク
リ−ン、 20…被投写画像、22、22a…投写画
像、 24…投写レンズ16の光軸、26…被投写画像
20の中心軸、 28、30、32…投写装置本体、3
4…投写レンズ移動機構(相対位置可変機構の一例)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投写レンズを用いて被投写画像をスクリ−
    ン上に拡大投写するようにした前面投写型表示装置にお
    いて、前記被投写画像と前記投写レンズの少なくとも一
    方を前記投写レンズの光軸に垂直な面内で移動させるこ
    とによって前記被投写画像と前記投写レンズの相対的位
    置を可変する相対位置可変機構を具備してなることを特
    徴とする前面投写型表示装置。
  2. 【請求項2】相対位置可変機構は投写レンズを前記投写
    レンズの光軸に垂直な面内で上下方向に移動させる投写
    レンズ移動機構としてなる請求項1記載の前面投写型表
    示装置。
  3. 【請求項3】相対位置可変機構は被投写画像を投写レン
    ズの光軸に垂直な面内で上下方向に移動させる被投写画
    像移動機構としてなる請求項1記載の前面投写型表示装
    置。
JP4027561A 1992-01-20 1992-01-20 前面投写型表示装置 Pending JPH05196888A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6547402B2 (en) 2001-04-06 2003-04-15 Nec Viewtechnology, Ltd. Projection lens shifting mechanism
US6909560B2 (en) 2003-10-15 2005-06-21 Sheng-Feng Lin Projection lens shifting mechanism
JP2007019591A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Olympus Imaging Corp プロジェクタ
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