JPH05196329A - 冷凍装置の運転制御装置 - Google Patents

冷凍装置の運転制御装置

Info

Publication number
JPH05196329A
JPH05196329A JP4005382A JP538292A JPH05196329A JP H05196329 A JPH05196329 A JP H05196329A JP 4005382 A JP4005382 A JP 4005382A JP 538292 A JP538292 A JP 538292A JP H05196329 A JPH05196329 A JP H05196329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
trouble
display
control
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4005382A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihide Wada
邦英 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP4005382A priority Critical patent/JPH05196329A/ja
Publication of JPH05196329A publication Critical patent/JPH05196329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍装置の故障が発生した場合に、復帰後に
おける同じ故障の再発を防止する。 【構成】 冷凍装置が故障すると、故障時制御手段51
により、各機器の作動等を異常処理モードに固定し、故
障の修理が完了すると、リセット手段52により、通常
運転への復帰を可能にするよう故障時制御手段51の制
御を解除する。故障発生時、記憶手段12に故障前の各
機器の作動状態についてのデータを記憶しておき、リセ
ット手段52によるリセット時に、記憶保持手段53に
より、記憶手段12の記憶内容を保持する。その後、指
令に応じて、表示制御手段54により、故障前のデータ
を表示装置2に表示させることで、保守点検時に故障箇
所を的確に特定し、同じ故障の再発を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍装置の運転制御装
置に係り、特に、故障からの復帰後における同じ故障の
再発防止対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平3―54253
号公報に開示される如く、圧縮機,熱交換器等の各機器
を冷媒回路に配置してなる冷凍装置の運転データ表示装
置として、冷凍装置の運転中に各機器が故障すると、異
常が発生したことを表示するとともに、運転開始から異
常発生までの経過時間を表示するようにしたものは公知
の技術である。
【0003】また、故障前の各機器の作動状態に関する
データ、例えば圧縮機の運転容量,積算運転時間,圧力
センサ値,温度センサ値等のデータを表示して、故障の
修理に必要なデータとして利用するようにしたものも一
般的な技術として知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにおいて、修理が完了すると、通常運転への復帰の
ためのリセット動作により、故障前の作動状態に関する
データを消去するようになされている。すなわち、故障
の修理が完了して通常運転への復帰後に、故障前の各機
器の作動状態に関するデータが表示されると、誤った操
作を招く虞れがある等の理由によるものである。
【0005】一方、冷凍装置においては同じ故障を繰返
すことがしばしばあり、その場合、故障が回復して通常
運転への復帰後であっても、保守点検時等に故障前の各
機器の作動状態に関するデータがあれば、故障の原因と
なる箇所を的確に点検するなど、故障の再発を防止する
ための措置を取ることが可能である。しかるに、上記従
来のもののように、通常運転への復帰時に故障前のデー
タがリセット動作と共に消去されるものでは、故障前の
データを知ることができず、そのために同じ故障の再発
を招く虞れがあった。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、故障回復後の保守点検時等に、先の
故障前における各機器の作動に関するデータを確認しう
る手段を講ずることにより、同じ故障の再発を未然に防
止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、故障の回復後に通常運転への
復帰のためのリセットを行う際において、故障前の各機
器の作動状態に関するデータを消去せずに保持してお
き、通常運転復帰後に必要に応じてそのデータを表示す
ることにより、故障箇所を的確に知ることにある。
【0008】具体的に本発明の講じた手段は、図1に示
すように、圧縮機、室内外ファン,センサ類等の機器の
作動状態等を表示するための表示装置(21)を備えた
冷凍装置の運転制御装置を対象とする。
【0009】そして、冷凍装置の故障時、冷凍装置の各
機器の作動状態及び表示装置の表示状態を異常処理モー
ドに固定する故障時制御手段(51)と、故障の修理完
了時に、通常運転への復帰を可能とするよう上記故障時
制御手段(51)の制御を解除するリセット手段(5
2)とを設ける。
【0010】さらに、上記各機器の故障前の作動状態に
関するデータを記憶する記憶手段(12)と、上記リセ
ット手段(52)による故障時制御手段(51)の制御
解除時、上記記憶手段(12)の記憶内容を保持するよ
う制御する記憶保持手段(53)と、冷凍装置の通常運
転復帰後、指令に応じて、上記記憶手段(12)の記憶
内容を上記表示装置(21)に表示させるよう制御する
表示制御手段(54)とを設ける構成としたものであ
る。
【0011】
【作用】以上の構成により、本発明では、冷凍装置の運
転中に、圧縮機,ファン,温度センサ等の機器に故障が
発生すると、故障時制御手段(51)により、冷凍装置
の各機器の作動状態が異常処理モードに固定される。そ
して、故障の修理が完了すると、リセット手段(52)
によって故障時制御手段(51)の制御が解除され、通
常運転への復帰が可能となる。
【0012】そのとき、故障が発生したときに、記憶手
段(12)に故障前の各機器の作動に関するデータが記
憶され、記憶保持手段(53)により、リセット手段
(52)による故障モードのリセット時にも、記憶手段
(12)の記憶内容を保持するよう制御される。そし
て、その後、指令に応じて、表示制御手段(54)によ
り、記憶手段(12)に記憶されている故障前の各機器
の作動に関するデータが、表示装置(21)に表示され
るので、保守点検時に故障前のデータを確認すること
で、故障原因が的確に特定され、同じ故障の再発が未然
に防止されることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図2以下の
図面に基づき説明する。
【0014】図2は、冷凍装置の運転データ表示装置の
概略構成を示し、(1)は冷凍装置のコントローラ本体
部であって、コントローラ本体部(1)には、冷凍装置
の運転に必要なデータを記憶するための記憶装置(1
1)が内蔵され、さらに、この記憶装置(11)内に
は、故障前の冷媒回路の作動状態に関するデータ、例え
ば圧縮機の運転容量,積算運転時間,室内外ファンの風
量,圧力センサ値,温度センサ値等のデータを記憶する
記憶手段としての運転データ記憶部(12)が設けられ
ている。また、(2)は上記コントローラの本体部
(1)とは信号の授受可能に構成され、遠隔的にコント
ローラ本体部(1)の制御動作を指令するリモコン装置
であって、該リモコン装置(2)には、現在の運転状態
に関するデータや、制御指令に関する情報等を表示する
表示装置としての表示部(21)と、冷凍装置の各機器
の作動や上記表示部(21)に表示すべきデータ等を指
令するための第1〜第5キー(22)〜(26)が設け
られている。
【0015】次に、図3のフロ―チャ―トは冷凍装置の
運転制御の内容を示し、ステップST1で、通常運転を
行っている間、ステップST2で、指令に応じて各機器
の現在の作動状態や各種センサの検出値を上記表示部
(21)に順次表示するメニュー表示を行うとともに、
ステップST3の判別で、冷凍装置に故障が発生する
と、ステップST4に移行して、以下の異常処理を行
う。
【0016】すなわち、ステップST4で、故障前の冷
媒回路の作動状態に関するデータを上記データ記憶部
(12)に記憶させる。このとき、当該故障以前の他の
故障については、そのときに記憶したデータを更新によ
り消去するようになされている。次に、ステップST5
で、冷凍装置の作動や表示部(21)の表示を異常処理
モードに制御する。そして、この状態で冷凍装置の故障
の修理が行われ、修理が完了して、ステップST6で、
上記キー(22)〜(26)の押圧によるリセットキー
操作がなされると、ステップST7に進んで、異常処理
モードを解除する。このとき、異常処理中の作動状態に
関するデータなどは消去されるが、上記ステップST4
で記憶した故障前のデータは消去することなく保持して
おく。
【0017】そして、ステップST8で、通常運転に復
帰し、この通常運転への復帰に伴い、ステップST9
で、表示部(21)の表示を通常の表示メニューに戻す
が、ステップST10の判別で、特殊キー操作(例えば
第1,第2キー(22),(23)を同時に押すなど)
がなされると、ステップST11に移行して、故障前の
データをコントローラ本体部(1)の運転データ記憶部
(12)から読出して、ステップST12で、表示部
(21)に故障前のデータを表示する。
【0018】また、図4は、冷凍装置の据付や保守点検
時等に試運転を行うための制御の内容を示し、ステップ
SR1で、試運転キー操作がなされると、ステップSR
2で、上記通常運転におけるメニュー表示から試運転モ
ードによる表示に移行し、さらに、この間に、ステップ
SR3で、メニュー表示キー操作がなされると、ステッ
プSR4に移行して、メニュー表示を行う。つまり、現
在の各機器の作動状態や各センサの検出値等を順次表示
することにより、各機器の設定値などの変更やセンサ類
の調節を行って、作業の効率化を図るようにしている。
【0019】上記フローにおいて、ステップST5の制
御により、本発明にいう故障時制御手段(51)が構成
され、ステップST6からステップST7に移行する制
御により、リセット手段(52)が構成され、ステップ
ST7の制御により、記憶保持手段(53)が構成さ
れ、ステップST11及びST12の制御により、表示
制御手段(54)が構成されている。
【0020】したがって、上記実施例では、冷凍装置の
運転中に、圧縮機,ファン,温度センサ等の機器に故障
が発生すると、故障時制御手段(51)により、冷凍装
置の各機器の作動状態が異常処理モードに固定される。
そして、故障の修理が完了すると、リセット手段(5
2)によって故障時制御手段(51)の制御が解除さ
れ、通常運転への復帰が可能となる。
【0021】そのとき、異常処理モードの解除に伴って
故障前の各機器の作動状態に関するデータもリセットさ
れてしまうと、その後の保守点検等のときに、故障の原
因を特定できず、同じ故障の再発を招く虞れがあるが、
上記実施例では、故障が発生したときに、運転データ記
憶部(12)に故障前の各機器の作動に関するデータが
記憶され、記憶保持手段(53)により、リセット手段
(52)による異常処理モードのリセット時にも、運転
データ記憶部(12)の記憶内容を保持するよう制御さ
れる。
【0022】そして、必要に応じて、表示制御手段(5
4)により、運転データ記憶部(12)に記憶されてい
る故障前の各機器の作動に関するデータが、表示部(2
1)に表示されるので、保守点検時に故障前のデータを
確認することで、故障原因を的確に特定することがで
き、同じような故障の再発を未然に防止することができ
るのである。
【0023】なお、上記実施例では、新たに故障が発生
すると、それ以前の故障については、故障前のデータを
消去するようにしたが、本発明はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、例えばそれぞれの故障について故障
前のデータを保持するようにしてもよいものとする。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧縮機等の機器の作動を表示装置に表示するようにした
冷凍装置の運転制御装置において、冷凍装置の故障が発
生すると、各機器の作動状態や表示装置の表示状態を異
常処理モードに固定し、故障の修理が完了すると異常処
理モードをリセットにより解除する一方、故障の発生時
に故障前の各機器の作動に関するデータを記憶し、異常
処理モードのリセット時にもこの作動に関するデータは
消去することなく保持するとともに、指令に応じて、こ
の記憶内容を表示装置に表示させるようにしたので、保
守点検時等に故障の原因を的確に特定することが可能に
なり、よって、同じような故障の再発を未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例に係る冷凍装置の運転データ表示装置の
概略構成を示す図である。
【図3】通常運転中におけるコントローラの運転データ
の表示に関する制御内容を示すフロ―チャ―ト図であ
る。
【図4】試運転中における運転データの表示に関する制
御内容を示すフロ―チャ―ト図である。
【符号の説明】
1 制御装置 12 運転データ記憶部(記憶手段) 21 表示部(表示装置) 51 故障時制御手段 52 リセット手段 53 記憶保持手段 54 表示制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室内外ファン,センサ類等の機
    器の作動状態等を表示するための表示装置(21)を備
    えた冷凍装置の運転制御装置において、 冷凍装置の故障時、冷凍装置の各機器の作動状態及び表
    示装置の表示状態を異常処理モードに固定する故障時制
    御手段(51)と、故障の修理完了時に、通常運転への
    復帰を可能とするよう上記故障時制御手段(51)の制
    御を解除するリセット手段(52)とを備えるととも
    に、 上記各機器の故障前の作動状態に関するデータを記憶す
    る記憶手段(12)と、上記リセット手段(52)によ
    る故障時制御手段(51)の制御解除時、上記記憶手段
    (12)の記憶内容を保持するよう制御する記憶保持手
    段(53)と、冷凍装置の通常運転復帰後、指令に応じ
    て、上記記憶手段(12)の記憶内容を上記表示装置
    (21)に表示させるよう制御する表示制御手段(5
    4)とを備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装
    置。
JP4005382A 1992-01-16 1992-01-16 冷凍装置の運転制御装置 Pending JPH05196329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4005382A JPH05196329A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 冷凍装置の運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4005382A JPH05196329A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 冷凍装置の運転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05196329A true JPH05196329A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11609620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4005382A Pending JPH05196329A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 冷凍装置の運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05196329A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100386077B1 (ko) * 2000-11-24 2003-06-09 아비코전자 주식회사 칩형 인덕터의 제조방법
DE10101933B4 (de) * 2000-03-30 2006-04-06 Lg Electronics Inc. Kühlschrank und Kontrollverfahren hierfür
US7200450B2 (en) * 2003-04-10 2007-04-03 Maytag Corporation Diagnostic system for an appliance
JP2007255800A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の制御装置
US8033125B2 (en) 2006-07-10 2011-10-11 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner control device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10101933B4 (de) * 2000-03-30 2006-04-06 Lg Electronics Inc. Kühlschrank und Kontrollverfahren hierfür
KR100386077B1 (ko) * 2000-11-24 2003-06-09 아비코전자 주식회사 칩형 인덕터의 제조방법
US7200450B2 (en) * 2003-04-10 2007-04-03 Maytag Corporation Diagnostic system for an appliance
JP2007255800A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の制御装置
US8033125B2 (en) 2006-07-10 2011-10-11 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner control device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7308384B2 (en) Ordered record of system-wide fault in an HVAC system
JP7111944B2 (ja) 空調システム、リモコン装置、及び、空調機の運転データ履歴保存方法
JP2004271173A (ja) 温度制御ユニットのためのプレトリップ診断法
CN109282424B (zh) 空调器控制方法、空调器控制装置
KR20060064822A (ko) 멀티 에어컨 시운전시의 상태 모니터링 장치 및 방법
US9223305B2 (en) Semiconductor manufacturing system
JP4758471B2 (ja) 保守ガイダンス表示装置、保守ガイダンス表示方法、保守ガイダンス表示プログラム
WO1991001197A1 (fr) Procede d'affichage de l'historique du fonctionnement d'une machine
JPH05196329A (ja) 冷凍装置の運転制御装置
KR101871724B1 (ko) 공기조화장치의 제어방법
JP3102208B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JP2009145006A (ja) 空気調和機
JP5207375B2 (ja) 空気調和機
JP3473336B2 (ja) 空気調和装置
JP2010101568A (ja) 空気調和機の故障診断装置
JP2877318B2 (ja) 機器の自己診断方式
JP4043244B2 (ja) 空気調和装置
JPH11141957A (ja) 空気調和装置
JPH11110038A (ja) 燃焼機器のモニタ装置
JPS58208532A (ja) 空気調和機の自己診断装置
JPH05296523A (ja) 空気調和機の自己診断方法
JP4274205B2 (ja) 制御装置
CN114216221B (zh) 用于多联机的检测方法、装置、多联机及存储介质
JPS62280534A (ja) 空気調和機の異常検知装置
JP3455325B2 (ja) ガス機器の故障診断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010821