JPH05196275A - 空気調和機の異常判定装置 - Google Patents
空気調和機の異常判定装置Info
- Publication number
- JPH05196275A JPH05196275A JP4008800A JP880092A JPH05196275A JP H05196275 A JPH05196275 A JP H05196275A JP 4008800 A JP4008800 A JP 4008800A JP 880092 A JP880092 A JP 880092A JP H05196275 A JPH05196275 A JP H05196275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- temperature
- time
- temperature sensor
- predetermined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 暖房時の除霜運転において、室外熱交換器温
度センサがマイグレーション現象とか、センサー取付不
良等の状態になると除霜運転ができなくなった時に、圧
縮機の停止及び異常表示を行う。 【構成】 空気調和機の室内熱交換器温度センサ７で検
出された温度とあらかじめ定められた所定温度を比較演
算する比較演算手段と、比較演算手段が室内熱交換器温
度センサ７の温度を所定温度以下と判断すると時間計測
を行いあらかじめ定められた所定時間と比較演算する時
間計測手段と、時間計測手段によって所定時間に達する
と圧縮機１を停止させるとともに、異常表示を点灯して
異常内容を告知する非常停止手段を備えている。
度センサがマイグレーション現象とか、センサー取付不
良等の状態になると除霜運転ができなくなった時に、圧
縮機の停止及び異常表示を行う。 【構成】 空気調和機の室内熱交換器温度センサ７で検
出された温度とあらかじめ定められた所定温度を比較演
算する比較演算手段と、比較演算手段が室内熱交換器温
度センサ７の温度を所定温度以下と判断すると時間計測
を行いあらかじめ定められた所定時間と比較演算する時
間計測手段と、時間計測手段によって所定時間に達する
と圧縮機１を停止させるとともに、異常表示を点灯して
異常内容を告知する非常停止手段を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の異常な着
霜を判定する異常判定装置に関するものである。
霜を判定する異常判定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気調和機の除霜方法は、室外熱
交換器の近傍に取り付けられたセンサにて温度を検出
し、所定温度及び所定時間に達したら除霜制御を行って
いた。以下、図面を参照しながら上記従来の空気調和機
の除霜方法の一例を説明する。
交換器の近傍に取り付けられたセンサにて温度を検出
し、所定温度及び所定時間に達したら除霜制御を行って
いた。以下、図面を参照しながら上記従来の空気調和機
の除霜方法の一例を説明する。
【０００３】図５は従来の空気調和機の冷凍サイクル図
である。この空気調和機は、圧縮機１と、四方弁２と、
室内熱交換器３と、膨張弁４と、室外熱交換器５とから
構成され、これらの部品の中を冷媒が循環している。ま
た、６は室外熱交換器温度センサ、７は室内熱交換器温
度センサであって、これらの室外熱交換器温度センサ
６、室内熱交換器温度センサ７からの信号を受けて圧縮
機１、室内外ファン（図示せず）、膨張弁４等を制御コ
ントローラ８で制御している。ここで、外気温度の低い
暖房運転時には、室外熱交換器５の蒸発温度が下がって
きて、室外熱交換器５に着霜が始まる。着霜が始まると
室外熱交換器温度センサ６が着霜状態を判断し、所定温
度及び所定時間に達すると四方弁２を切換えて、室外熱
交換器５の霜を取り除く除霜運転を行なう。
である。この空気調和機は、圧縮機１と、四方弁２と、
室内熱交換器３と、膨張弁４と、室外熱交換器５とから
構成され、これらの部品の中を冷媒が循環している。ま
た、６は室外熱交換器温度センサ、７は室内熱交換器温
度センサであって、これらの室外熱交換器温度センサ
６、室内熱交換器温度センサ７からの信号を受けて圧縮
機１、室内外ファン（図示せず）、膨張弁４等を制御コ
ントローラ８で制御している。ここで、外気温度の低い
暖房運転時には、室外熱交換器５の蒸発温度が下がって
きて、室外熱交換器５に着霜が始まる。着霜が始まると
室外熱交換器温度センサ６が着霜状態を判断し、所定温
度及び所定時間に達すると四方弁２を切換えて、室外熱
交換器５の霜を取り除く除霜運転を行なう。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、室外熱交換器温度センサ６がマイグレーション
現象とか、センサ取付不良などのセンサ不良になると除
霜運転を行うことができなくなり、暖房能力の低下で使
用者に不快感を与えるとともに、霜が成長すると室外フ
ァンがロックされてファン割れ、また霜が電装部の充電
部まで成長するとデットショートになる等安全性におい
ても問題が発生する。
法では、室外熱交換器温度センサ６がマイグレーション
現象とか、センサ取付不良などのセンサ不良になると除
霜運転を行うことができなくなり、暖房能力の低下で使
用者に不快感を与えるとともに、霜が成長すると室外フ
ァンがロックされてファン割れ、また霜が電装部の充電
部まで成長するとデットショートになる等安全性におい
ても問題が発生する。
【０００５】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、異常着霜を判定する空気調和機の異常判
定装置を提供することを目的としてなされものである。
されたもので、異常着霜を判定する空気調和機の異常判
定装置を提供することを目的としてなされものである。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記問題点
を解決するため、空気調和機の室内熱交換器温度センサ
で検出された温度とあらかじめ定められた所定温度を比
較演算する比較演算手段と、比較演算手段が室内熱交換
器温度センサの温度を所定温度以下と判断すると時間計
測を行いあらかじめ定められた所定時間と比較演算する
時間計測手段と、時間計測手段によって所定時間に達す
ると圧縮機を停止させるとともに、異常表示を点灯して
異常内容を告知する非常停止手段を備えている。
を解決するため、空気調和機の室内熱交換器温度センサ
で検出された温度とあらかじめ定められた所定温度を比
較演算する比較演算手段と、比較演算手段が室内熱交換
器温度センサの温度を所定温度以下と判断すると時間計
測を行いあらかじめ定められた所定時間と比較演算する
時間計測手段と、時間計測手段によって所定時間に達す
ると圧縮機を停止させるとともに、異常表示を点灯して
異常内容を告知する非常停止手段を備えている。
【０００７】
【作用】本発明は、上記構成により室内熱交換器温度セ
ンサで検出した温度と所定温度を比較演算し、所定温度
以下と判断した時より時間計測を行い、所定時間内に達
した時に圧縮機を停止させるものである。
ンサで検出した温度と所定温度を比較演算し、所定温度
以下と判断した時より時間計測を行い、所定時間内に達
した時に圧縮機を停止させるものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例の空気調和機の異常
判定装置について、図面を参照しながら説明する。
判定装置について、図面を参照しながら説明する。
【０００９】図１は本発明の空気調和機の冷凍サイクル
図であって、前記従来例と同一部品については同一の図
番を付して説明は省略する。図２は、室外熱交換器温度
センサが正常な時の室内熱交換器温度センサのタイムチ
ャート、図３は、室外熱交換器温度センサが除霜運転不
動作の時の室内熱交換器温度センサのタイムチャートで
ある。
図であって、前記従来例と同一部品については同一の図
番を付して説明は省略する。図２は、室外熱交換器温度
センサが正常な時の室内熱交換器温度センサのタイムチ
ャート、図３は、室外熱交換器温度センサが除霜運転不
動作の時の室内熱交換器温度センサのタイムチャートで
ある。
【００１０】制御コントローラ８は、空気調和機の室内
熱交換器温度センサ７で検出された室内配管温度Ｔａと
あらかじめ定められた所定温度Ｔｂを比較演算する比較
演算手段と、比較演算手段が室内熱交換器温度センサ７
の温度を所定温度Ｔｂ以下と判断すると時間計測を行
い、あらかじめ定められた所定時間Ｈｍと比較演算する
時間計測手段と、時間計測手段によって所定時間Ｈｍに
達すると圧縮機１を停止させるとともに、異常表示を点
灯して異常内容を告知する非常停止手段を備えている。
９は異常着霜を表示する異常表示灯である。
熱交換器温度センサ７で検出された室内配管温度Ｔａと
あらかじめ定められた所定温度Ｔｂを比較演算する比較
演算手段と、比較演算手段が室内熱交換器温度センサ７
の温度を所定温度Ｔｂ以下と判断すると時間計測を行
い、あらかじめ定められた所定時間Ｈｍと比較演算する
時間計測手段と、時間計測手段によって所定時間Ｈｍに
達すると圧縮機１を停止させるとともに、異常表示を点
灯して異常内容を告知する非常停止手段を備えている。
９は異常着霜を表示する異常表示灯である。
【００１１】制御コントローラ８には、あらかじめ室内
熱交換器温度センサ７で計測した室内配管温度Ｔａと比
較演算する所定温度Ｔｂを設定するとともに、所定温度
Ｔｂがどれだけ経過したかを比較演算する所定時間Ｈｍ
を設定する。この所定時間Ｈｍは、暖房運転開始時から
所定温度Ｔｂに達するまでの立上り時間Ｈｂよりも長
く、また、図２の除霜開始から所定温度Ｔｂを下まわっ
てから除霜終了後の所定温度Ｔｂを上まわるまでの時間
Ｈｃよりも長く設定されるものである。
熱交換器温度センサ７で計測した室内配管温度Ｔａと比
較演算する所定温度Ｔｂを設定するとともに、所定温度
Ｔｂがどれだけ経過したかを比較演算する所定時間Ｈｍ
を設定する。この所定時間Ｈｍは、暖房運転開始時から
所定温度Ｔｂに達するまでの立上り時間Ｈｂよりも長
く、また、図２の除霜開始から所定温度Ｔｂを下まわっ
てから除霜終了後の所定温度Ｔｂを上まわるまでの時間
Ｈｃよりも長く設定されるものである。
【００１２】外気温度の低い暖房運転時において、空気
調和機の室外熱交換器温度センサ６が正常に作動してい
る時は、従来例と同じように室外熱交換器５の蒸発温度
が下がって室外熱交換器５に着霜が始まっても室外熱交
換器温度センサ６が着霜状態を判断し、所定温度及び所
定時間に達すると四方弁２を切換えて、室外熱交換器５
の霜を取り除く除霜運転を行なう。室外熱交換器温度セ
ンサ６が正常に動作して除霜運転を起なっている時の室
内熱交換器温度センサのタイムチャートは図２のように
なって、室内配管温度Ｔａが、あらかじめ定めた所定温
度Ｔｂより下がるのは時間Ｈｃより長くなることはな
い。室外熱交換器温度センサ６がマイグレーション現象
とか、センサ不良をおこし室外熱交換器５に着霜が始ま
ると圧縮機１が作動していても室内熱交換器温度センサ
７の温度は除々に下がってくる。
調和機の室外熱交換器温度センサ６が正常に作動してい
る時は、従来例と同じように室外熱交換器５の蒸発温度
が下がって室外熱交換器５に着霜が始まっても室外熱交
換器温度センサ６が着霜状態を判断し、所定温度及び所
定時間に達すると四方弁２を切換えて、室外熱交換器５
の霜を取り除く除霜運転を行なう。室外熱交換器温度セ
ンサ６が正常に動作して除霜運転を起なっている時の室
内熱交換器温度センサのタイムチャートは図２のように
なって、室内配管温度Ｔａが、あらかじめ定めた所定温
度Ｔｂより下がるのは時間Ｈｃより長くなることはな
い。室外熱交換器温度センサ６がマイグレーション現象
とか、センサ不良をおこし室外熱交換器５に着霜が始ま
ると圧縮機１が作動していても室内熱交換器温度センサ
７の温度は除々に下がってくる。
【００１３】つぎに、本発明の実施例における空気調和
機の異常判定装置の作用を図４のフローチャートを基に
説明する。暖房運転を開始すると、室内熱交換器温度セ
ンサ７で室内配管温度Ｔａを検出し、検出された温度Ｔ
ａと所定温度Ｔｂを比較演算する（ステップ１）。そし
て、検出された温度Ｔａが所定温度Ｔｂ以下であれば、
次に、時間計測を行い、計測時間Ｈａと所定時間Ｈｍを
比較演算する（ステップ２）。室内配管温度Ｔａが所定
温度Ｔｂを切ってから時間が長いということは室外熱交
換器温度センサ６が不良であることを示している。そこ
で、所定時間Ｈｍに達すると圧縮機１を停止するととも
に（ステップ３）、異常表示灯９に異常表示を点灯して
異常内容を告知する（ステップ４）。
機の異常判定装置の作用を図４のフローチャートを基に
説明する。暖房運転を開始すると、室内熱交換器温度セ
ンサ７で室内配管温度Ｔａを検出し、検出された温度Ｔ
ａと所定温度Ｔｂを比較演算する（ステップ１）。そし
て、検出された温度Ｔａが所定温度Ｔｂ以下であれば、
次に、時間計測を行い、計測時間Ｈａと所定時間Ｈｍを
比較演算する（ステップ２）。室内配管温度Ｔａが所定
温度Ｔｂを切ってから時間が長いということは室外熱交
換器温度センサ６が不良であることを示している。そこ
で、所定時間Ｈｍに達すると圧縮機１を停止するととも
に（ステップ３）、異常表示灯９に異常表示を点灯して
異常内容を告知する（ステップ４）。
【００１４】
【発明の効果】本発明の空気調和機の異常判定装置は、
上記構成によって室外熱交換器温度センサ異常時に発生
する暖房能力の低下、室外ファンの割れなどを防止する
とともに、電装部への霜の成長を防ぎ安全性が向上する
という効果がある。
上記構成によって室外熱交換器温度センサ異常時に発生
する暖房能力の低下、室外ファンの割れなどを防止する
とともに、電装部への霜の成長を防ぎ安全性が向上する
という効果がある。
【図１】本発明の空気調和機の冷凍サイクル図である。
【図２】空気調和機の正常動作内容を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図３】空気調和機の着霜による異常動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図４】本発明の異常判定制御装置のフローチャートで
ある。
ある。
【図５】従来の冷凍サイクル図である。
１ 圧縮機 ２ 四方弁 ３ 室内熱交換器 ４ 膨張弁 ５ 室外熱交換器 ６ 室外熱交換器温度センサ ７ 室内熱交換器温度センサ ８ 制御コントローラ ９ 異常表示灯 Ｔａ 室内配管温度 Ｔｂ 所定温度 Ｈｍ 所定時間
Claims (1)
- 【請求項１】 空気調和機の室内熱交換器温度センサで
検出された温度とあらかじめ定められた所定温度を比較
演算する比較演算手段と、比較演算手段が室内熱交換器
温度センサの温度を所定温度以下と判断すると時間計測
を行いあらかじめ定められた所定時間と比較演算する時
間計測手段と、時間計測手段によって所定時間に達する
と圧縮機を停止させるとともに、異常表示を点灯して異
常内容を告知する非常停止手段を備えた空気調和機の異
常判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008800A JPH05196275A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 空気調和機の異常判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008800A JPH05196275A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 空気調和機の異常判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196275A true JPH05196275A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11702935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4008800A Pending JPH05196275A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 空気調和機の異常判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05196275A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008014600A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Daikin Ind Ltd | 診断装置および空調管理装置 |
| CN103791596A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-14 | 宁波奥克斯电气有限公司 | 判断制冷模式的多联空调的温感器阻值是否偏移的方法 |
| CN103791587A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-14 | 宁波奥克斯电气有限公司 | 判断制热模式的多联空调的温感器阻值是否偏移的方法 |
| CN112229024A (zh) * | 2019-06-30 | 2021-01-15 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调温度调节异常的控制方法、空调器及存储介质 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4008800A patent/JPH05196275A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008014600A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Daikin Ind Ltd | 診断装置および空調管理装置 |
| CN103791596A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-14 | 宁波奥克斯电气有限公司 | 判断制冷模式的多联空调的温感器阻值是否偏移的方法 |
| CN103791587A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-14 | 宁波奥克斯电气有限公司 | 判断制热模式的多联空调的温感器阻值是否偏移的方法 |
| CN103791596B (zh) * | 2014-01-21 | 2016-08-24 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 判断制冷模式的多联空调的温感器阻值是否偏移的方法 |
| CN103791587B (zh) * | 2014-01-21 | 2016-08-24 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 判断制热模式的多联空调的温感器阻值是否偏移的方法 |
| CN112229024A (zh) * | 2019-06-30 | 2021-01-15 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调温度调节异常的控制方法、空调器及存储介质 |
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