JPH0519366U - ドラフト装置 - Google Patents

ドラフト装置

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Publication number
JPH0519366U
JPH0519366U JP6612291U JP6612291U JPH0519366U JP H0519366 U JPH0519366 U JP H0519366U JP 6612291 U JP6612291 U JP 6612291U JP 6612291 U JP6612291 U JP 6612291U JP H0519366 U JPH0519366 U JP H0519366U
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JP
Japan
Prior art keywords
draft
cover
roller
pressure arm
rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP6612291U
Other languages
English (en)
Inventor
昇司 酒井
博 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH0519366U publication Critical patent/JPH0519366U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性を確保でき、かつ必要なときにはドラ
フトローラの駆動状態を確認することができる。 【構成】 ドラフトローラ3〜7を加圧する加圧アーム
9に、ドラフトローラ3〜7の上部を覆うカバー15を
開閉可能に設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紡績機のドラフト装置に係り、特にドラフトローラを覆うカバーの 構造を改良したドラフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
紡績装置において、繊維束を所定の太さに引き揃えるドラフト装置は、上下で 対をなすドラフトローラを備えると共に、その駆動側であるボトムローラに対し て従動側であるトップローラを加圧するための加圧アーム(ペンジュラムアーム ともいう)を備えている。
【0003】 そして、この加圧アームには上記ドラフトローラの上部を覆うカバーが取付け られている。従って、カバーは加圧アームを加圧セット位置からオフセット位置 に持ち上げると、加圧アームと共に持ち上がるので、ドラフトローラの保守点検 およびその駆動状態を確認することが可能となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ドラフト装置には、安全性を確保するため、加圧アームを持ち上げ たときに、ドラフトローラの回転が停止するようにしたものが提案されるに至っ ている(実願平3-37586 号)。
【0005】 しかしながら、この様なドラフト装置においては、加圧セット状態ではドラフ トローラがカバーで覆われており、オフセット状態ではドラフトローラの回転が 停止してしまうため、加圧セット状態においてカバーを加圧アームから取外して おかない限り、ドラフトローラの駆動状態を必要に応じて簡単に確認することが できないという問題がある。
【0006】 そこで、本考案の目的は、安全性を確保でき、かつ必要なときには簡単にドラ フトローラの駆動状態を確認することができるドラフト装置を提供することにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、ドラフトローラを加圧する加圧アームに 、ドラフトローラの上部を覆うカバーを開閉可能に設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
ドラフトローラを覆うカバーが加圧アームに対して単独で開閉可能に設けられ ているため、その閉状態で安全性を確保でき、必要なときに開状態とすることに より簡単にドラフトローラの駆動状態を確認することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0010】 図1、図2において、1は紡績機のドラフト装置で、繊維束2を引き揃えるた めの上下で対となったドラフトローラ3〜7を備えている。図示例のドラフトロ ーラ3〜7は、フロントローラ3、セカンドローラ(エプロン)4、サードロー ラ5、ホースローラ(エプロン)6およびバックローラ7からなる5線式のもの であるが、3線式等であってもよい。また、図示例のドラフトローラは2本の繊 維束を左右の位置で同時にドラフトするツイン式のものであるが、シングル式で あってもよい。
【0011】 上記ドラフトローラ3〜7は、駆動側のボトムローラ3a〜7aと従動側のト ップローラ3b〜7bに分かれており、これらのローラは左右のサイドフレーム 8に両端支持により回転可能に支持されている。
【0012】 そして、上記ドラフトローラ3〜7の上部にはボトムローラ3a〜7aに対し てトップローラ3b〜7bを加圧するための加圧アーム(ペンジュラムアーム) 9がサイドフレーム8間の中央部に位置して配置され、この加圧アーム9にはト ップローラ3b〜7bの各中央部分を加圧するばね付勢された加圧片10が設け られている。この加圧アーム9の後端部は水平の支軸11を介してサイドフレー ム8に軸支され、加圧アーム9の前端部にはサイドフレーム8の前端部に設けら れた係止軸12に着脱可能に係止されて加圧アーム9を加圧セット位置に保持す るフックレバー13が軸14を介して軸支されている。
【0013】 上記加圧アーム9の両側部にはドラフトローラ3〜7の上部を覆うカバー15 が上記支軸11を介して回動可能に軸支され、加圧アーム9とは無関係に単独で 開閉可能となっている。加圧アーム9の両側部にはカバー15を閉じ位置に係止 するストッパ16が突設され、加圧アーム9の上部には閉じ位置のカバー15が 勝手に持ち上がらないようにその前端部を係止するばねストッパ17がねじ18 で取付けられている。なお、上記支軸11には加圧アーム9およびカバー15を 開方向(持ち上げる方向)に付勢するばねが取付けられている(図示省略)。な お、図2において、19はフロントローラ3の直後に設けられた空気紡績ノズル 、20は加圧アーム9を持ち上げたときにこれと連動して開成され、ドラフトロ ーラ3〜7の駆動を停止させるスイッチである。
【0014】 以上のように構成されたドラフト装置1においては、ドラフトローラ3〜7を 覆うカバー15が加圧アーム9に対して単独で開閉可能に設けられているため、 ドラフトローラ3〜7の駆動状態を見たい場合には、見たい方のカバー15をそ の前端がばねストッパ17から外れるように持ち上げればよく、これによりカバ ー15を後端の支軸11を支点に簡単に開けることができ、ドラフトローラ3〜 7の駆動状態を容易に確認することができる。
【0015】 また、カバー15を閉じる場合には、カバー15をストッパ16に当るまで押 し下げればよく、その閉じ状態でカバー15の前端部がばねストッパ17に係止 されるので、振動等によりカバー15が勝手に持ち上がるようなことはない。こ のように運転中にはドラフトローラ3〜7をカバーで確実に覆っておくことがで きるので、安全性を確保することができる。
【0016】 なお、実施例では、カバー15が後端の支軸11を支点に開閉するようにした が、加圧アーム9の側面にヒンジを介してカバー15を開閉可能に取付けるよう にしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、加圧アームにドラフトローラを覆うカバーを開 閉可能に設けたので、そのカバーを閉じておくことにより安全性を確保でき、必 要に応じてカバーを開くことにより簡単にドラフトローラの駆動状態を確認する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドラフト装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】同ドラフト装置の側面図である。
【符号の説明】
1 ドラフト装置 3〜7 ドラフトローラ 9 加圧アーム 15 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラフトローラを加圧する加圧アーム
    に、ドラフトローラの上部を覆うカバーを開閉可能に設
    けたことを特徴とするドラフト装置。
JP6612291U 1991-08-21 1991-08-21 ドラフト装置 Pending JPH0519366U (ja)

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JP6612291U JPH0519366U (ja) 1991-08-21 1991-08-21 ドラフト装置

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JP6612291U JPH0519366U (ja) 1991-08-21 1991-08-21 ドラフト装置

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JPH0519366U true JPH0519366U (ja) 1993-03-09

Family

ID=13306760

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JP6612291U Pending JPH0519366U (ja) 1991-08-21 1991-08-21 ドラフト装置

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JP (1) JPH0519366U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105671700A (zh) * 2016-03-13 2016-06-15 福建华源科创发展有限公司 一种针织机用的牵伸装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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