JPH05190263A - 誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法 - Google Patents
誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法Info
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- JPH05190263A JPH05190263A JP249692A JP249692A JPH05190263A JP H05190263 A JPH05190263 A JP H05190263A JP 249692 A JP249692 A JP 249692A JP 249692 A JP249692 A JP 249692A JP H05190263 A JPH05190263 A JP H05190263A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/06—Control, e.g. of temperature, of power
- H05B6/062—Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
- H05B6/065—Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like using coordinated control of multiple induction coils
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】所要の加熱状態に応じて数量変化する複数の加
熱コイルをその１台のインバータにより安定に給電可能
となし誘導加熱用インバ−タ装置の小形低廉化を図る。 【構成】複数の加熱コイルそれぞれにコンデンサとスイ
ッチとを直列に接続して成り同一共振周波数を有する複
数の直列共振回路を更に並列に接続して構成した直並列
回路、或いは、それぞれその短絡用スイッチを並列に接
続した複数の加熱コイルを直列に接続して成る直列回路
と、前記短絡用スイッチと対をなし且つ開閉逆動作を行
う開路用スイッチをそれぞれ直列に接続した複数のコン
デンサを並列に接続して成る並列回路とを直列に接続し
て構成した直並列回路の何れかを１台のインバ−タの負
荷となし、所要の加熱状態に応じて前記各スイッチを選
択開閉して所要の加熱コイルに給電するものとする。
熱コイルをその１台のインバータにより安定に給電可能
となし誘導加熱用インバ−タ装置の小形低廉化を図る。 【構成】複数の加熱コイルそれぞれにコンデンサとスイ
ッチとを直列に接続して成り同一共振周波数を有する複
数の直列共振回路を更に並列に接続して構成した直並列
回路、或いは、それぞれその短絡用スイッチを並列に接
続した複数の加熱コイルを直列に接続して成る直列回路
と、前記短絡用スイッチと対をなし且つ開閉逆動作を行
う開路用スイッチをそれぞれ直列に接続した複数のコン
デンサを並列に接続して成る並列回路とを直列に接続し
て構成した直並列回路の何れかを１台のインバ−タの負
荷となし、所要の加熱状態に応じて前記各スイッチを選
択開閉して所要の加熱コイルに給電するものとする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサとの直列共
振回路を構成する複数の誘導加熱コイルを負荷となす誘
導加熱用インバ−タ装置の運転方法に関する。
振回路を構成する複数の誘導加熱コイルを負荷となす誘
導加熱用インバ−タ装置の運転方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のインバ−タ装置の運転方
法としては、図３の回路図を対象となす如く、その負荷
となる誘導加熱コイルと同数のインバ−タ装置を設けそ
れぞれ１対１の対応にて給電するものが知られている。
なお前記の如き誘導加熱コイルは、該コイルの通電電流
の作る磁束の変化を受けて発生する渦電流により発熱す
る金属物と対をなして構成され、電気回路上はリアクト
ルとして機能するものである。
法としては、図３の回路図を対象となす如く、その負荷
となる誘導加熱コイルと同数のインバ−タ装置を設けそ
れぞれ１対１の対応にて給電するものが知られている。
なお前記の如き誘導加熱コイルは、該コイルの通電電流
の作る磁束の変化を受けて発生する渦電流により発熱す
る金属物と対をなして構成され、電気回路上はリアクト
ルとして機能するものである。
【０００３】ここに図３は、共通の交流電源からの入力
交流を整流して得た直流を電源とする２組のインバ−タ
装置により２組の誘導加熱コイルにそれぞれ給電する場
合を示すものであり、１は交流電源、２０と２１とはそ
れぞれ１台のインバ−タを有し同一構成をなすインバ−
タ装置、４と５とは金属物６と７とにそれぞれ対をなす
誘導加熱コイル、ＲＥＣは整流器、Ｃf は平滑コンデン
サ、Ｔ1 とＴ2 とはそれぞれ逆並列されたダイオ−ドＤ
1 とＤ2 とを有する主回路用スイッチングトランジスタ
であり交互に断続動作してインバ−タとして機能するも
のである。更にＣr1とＣr2とはそれぞれ前記加熱コイル
４に直列接続されて直列共振回路を構成する共振コンデ
ンサである。
交流を整流して得た直流を電源とする２組のインバ−タ
装置により２組の誘導加熱コイルにそれぞれ給電する場
合を示すものであり、１は交流電源、２０と２１とはそ
れぞれ１台のインバ−タを有し同一構成をなすインバ−
タ装置、４と５とは金属物６と７とにそれぞれ対をなす
誘導加熱コイル、ＲＥＣは整流器、Ｃf は平滑コンデン
サ、Ｔ1 とＴ2 とはそれぞれ逆並列されたダイオ−ドＤ
1 とＤ2 とを有する主回路用スイッチングトランジスタ
であり交互に断続動作してインバ−タとして機能するも
のである。更にＣr1とＣr2とはそれぞれ前記加熱コイル
４に直列接続されて直列共振回路を構成する共振コンデ
ンサである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の如
き従来のインバ−タ装置の運転方法によれば、誘導加熱
コイルとその電源となるインバ−タ装置とは１対１の対
応にて運転されるため、前記加熱コイルの所要数と同数
のインバ−タ装置を要することになり、誘導加熱装置全
体としての大形化と高価格化とを招いていた。
き従来のインバ−タ装置の運転方法によれば、誘導加熱
コイルとその電源となるインバ−タ装置とは１対１の対
応にて運転されるため、前記加熱コイルの所要数と同数
のインバ−タ装置を要することになり、誘導加熱装置全
体としての大形化と高価格化とを招いていた。
【０００５】上記に鑑み本発明は、複数の誘導加熱コイ
ルを給電対象とする誘導加熱装置全体としての小形低廉
格化を図り得る誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法の
提供を目的とするものである。
ルを給電対象とする誘導加熱装置全体としての小形低廉
格化を図り得る誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法の
提供を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法に係
わる第一の発明は、誘導加熱コイルとコンデンサとの直
列共振回路をその負荷となすインバ−タにより該加熱コ
イルに所要の電力を給電する誘導加熱用インバ−タ装置
の運転方法において、複数の誘導加熱コイルそれぞれに
対してコンデンサとスイッチとを直列に接続して同一共
振周波数を有する複数の直列共振回路となし且つ該各直
列共振回路を並列状態にて共に１台のインバ−タの負荷
となし、所要の加熱状態に応じて前記各スイッチを選択
開閉して給電対象コイルを選択し該被選択コイルに対し
前記インバ−タにより給電するものとし、また第二の発
明は、それぞれその短絡用スイッチを並列に接続した複
数の誘導加熱コイルの直列回路と、前記各短絡用スイッ
チとそれぞれ対をなして開閉逆動作する開路用スイッチ
をそれぞれ直列に接続した複数のコンデンサの並列回路
との両回路を直列に接続して直列共振回路となして１台
のインバ−タの負荷となし、所要の加熱状態に応じて前
記各スイッチを選択開閉して前記直列共振回路の共振周
波数を変化させることなく給電対象コイルを選択し該被
選択コイルに対し前記インバ−タにより給電するものと
する。
に、本発明の誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法に係
わる第一の発明は、誘導加熱コイルとコンデンサとの直
列共振回路をその負荷となすインバ−タにより該加熱コ
イルに所要の電力を給電する誘導加熱用インバ−タ装置
の運転方法において、複数の誘導加熱コイルそれぞれに
対してコンデンサとスイッチとを直列に接続して同一共
振周波数を有する複数の直列共振回路となし且つ該各直
列共振回路を並列状態にて共に１台のインバ−タの負荷
となし、所要の加熱状態に応じて前記各スイッチを選択
開閉して給電対象コイルを選択し該被選択コイルに対し
前記インバ−タにより給電するものとし、また第二の発
明は、それぞれその短絡用スイッチを並列に接続した複
数の誘導加熱コイルの直列回路と、前記各短絡用スイッ
チとそれぞれ対をなして開閉逆動作する開路用スイッチ
をそれぞれ直列に接続した複数のコンデンサの並列回路
との両回路を直列に接続して直列共振回路となして１台
のインバ−タの負荷となし、所要の加熱状態に応じて前
記各スイッチを選択開閉して前記直列共振回路の共振周
波数を変化させることなく給電対象コイルを選択し該被
選択コイルに対し前記インバ−タにより給電するものと
する。
【０００７】
【作用】誘導性素子として機能する加熱コイルとコンデ
ンサとから成る直列共振回路を負荷として該加熱コイル
に給電するインバ−タ装置において、単一の加熱コイル
と該加熱コイルに対応する適量のコンデンサとから直列
共振回路を成す負荷回路と、複数の加熱コイルと該各加
熱コイルに対応する適量のコンデンサとが相互に直列又
は並列に接続されて全体として直列共振回路を成し且つ
前記の単一の加熱コイルから成る負荷回路と同一の共振
周波数とＱ値とを有する負荷回路とは、その電流定格条
件を除き前記インバ−タ装置に対する負荷特性は同一と
なる。
ンサとから成る直列共振回路を負荷として該加熱コイル
に給電するインバ−タ装置において、単一の加熱コイル
と該加熱コイルに対応する適量のコンデンサとから直列
共振回路を成す負荷回路と、複数の加熱コイルと該各加
熱コイルに対応する適量のコンデンサとが相互に直列又
は並列に接続されて全体として直列共振回路を成し且つ
前記の単一の加熱コイルから成る負荷回路と同一の共振
周波数とＱ値とを有する負荷回路とは、その電流定格条
件を除き前記インバ−タ装置に対する負荷特性は同一と
なる。
【０００８】上記に従い本発明は、所要加熱状態に応じ
てその所要数の変動する複数の加熱コイルに対し適量の
コンデンサを直列又は並列に接続し全体として等価的に
単一の直列共振回路となすと共に該等価共振回路の共振
周波数とＱ値とを常に同一又は略同一に保ち、その給電
源となる１台のインバ−タに対する負荷周波数特性の変
動を避けながら前記各加熱コイルに対する給電を行うも
のである。
てその所要数の変動する複数の加熱コイルに対し適量の
コンデンサを直列又は並列に接続し全体として等価的に
単一の直列共振回路となすと共に該等価共振回路の共振
周波数とＱ値とを常に同一又は略同一に保ち、その給電
源となる１台のインバ−タに対する負荷周波数特性の変
動を避けながら前記各加熱コイルに対する給電を行うも
のである。
【０００９】なお前記の如き特性の負荷回路は、例えば
複数の加熱コイルの直列接続と複数のコンデンサの並列
接続とを互いに直列に接続し全体として直列共振回路を
構成し、選択スイッチの操作により、例えば、前記加熱
コイルの直列接続数を減少させれば同時に前記コンデン
サの並列接続数を増大させ、前記直列共振回路における
総合の静電容量値と自己インダクタンス値との積を一定
となすと共に該両値の増減比を同一となして該直列共振
回路の共振周波数とＱ値とを同一に保つ如くなすか、或
いは又、前記複数の加熱コイルそれぞれにコンデンサを
直列に接続してその共振周波数が同一の複数の直列共振
回路となすと共に更に該各直列共振回路を並列に接続し
て全体として直列共振回路を構成し、選択スイッチの操
作により前記各直列共振回路自体を開路或いは閉路して
所要加熱コイル数の増減を行う如くなして構成される。
複数の加熱コイルの直列接続と複数のコンデンサの並列
接続とを互いに直列に接続し全体として直列共振回路を
構成し、選択スイッチの操作により、例えば、前記加熱
コイルの直列接続数を減少させれば同時に前記コンデン
サの並列接続数を増大させ、前記直列共振回路における
総合の静電容量値と自己インダクタンス値との積を一定
となすと共に該両値の増減比を同一となして該直列共振
回路の共振周波数とＱ値とを同一に保つ如くなすか、或
いは又、前記複数の加熱コイルそれぞれにコンデンサを
直列に接続してその共振周波数が同一の複数の直列共振
回路となすと共に更に該各直列共振回路を並列に接続し
て全体として直列共振回路を構成し、選択スイッチの操
作により前記各直列共振回路自体を開路或いは閉路して
所要加熱コイル数の増減を行う如くなして構成される。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を図１と図２とに示す誘
導加熱用インバ−タ装置の回路図に従って説明する。な
お、上記図１と図２及び従来技術の実施例を示す図３と
においては同一機能の構成要素に対しては同一の表示符
号を付している。先ず、図１は本発明の第一の実施例を
示し、２組の誘導加熱コイルをそれぞれ適量のコンデン
サと共に２組の直列共振回路に構成し、１組のインバ−
タ装置の並列負荷となして前記両コイルに給電する場合
を示すものである。
導加熱用インバ−タ装置の回路図に従って説明する。な
お、上記図１と図２及び従来技術の実施例を示す図３と
においては同一機能の構成要素に対しては同一の表示符
号を付している。先ず、図１は本発明の第一の実施例を
示し、２組の誘導加熱コイルをそれぞれ適量のコンデン
サと共に２組の直列共振回路に構成し、１組のインバ−
タ装置の並列負荷となして前記両コイルに給電する場合
を示すものである。
【００１１】図１において、インバ−タ装置２は前記図
３におけるインバ−タ装置２０又は２１に対し誘導加熱
コイル５との共振コンデンサＣr3とＣr4と、該両コンデ
ンサにそれぞれ直列に接続される接点８Ａと８Ｂとを追
加したものである。なお該両接点は図示されていない電
磁接触器８の常時開接点である。従って前記電磁接触器
８が付勢されてその接点８Ａと８Ｂとが閉路されている
場合には、前記の誘導加熱コイル４と５とは何れもイン
バ−タ装置２により給電されることになり、また逆に前
記接点８Ａと８Ｂとの開路時には前記コイル５は切離さ
れて該コイルへの給電は停止される。
３におけるインバ−タ装置２０又は２１に対し誘導加熱
コイル５との共振コンデンサＣr3とＣr4と、該両コンデ
ンサにそれぞれ直列に接続される接点８Ａと８Ｂとを追
加したものである。なお該両接点は図示されていない電
磁接触器８の常時開接点である。従って前記電磁接触器
８が付勢されてその接点８Ａと８Ｂとが閉路されている
場合には、前記の誘導加熱コイル４と５とは何れもイン
バ−タ装置２により給電されることになり、また逆に前
記接点８Ａと８Ｂとの開路時には前記コイル５は切離さ
れて該コイルへの給電は停止される。
【００１２】なおコンデンサＣr3とＣr4とは，コンデン
サＣr1とＣr2との前記加熱コイル４に対する関係と同様
に，前記加熱コイル５に印加される交流電圧の正負半波
毎に該コイルと直列共振回路を構成するものであり、同
一の静電容量を有する。また、前記のコンデンサＣr1或
いはＣr2と前記加熱コイル４との成す直列共振回路と、
前記のコンデンサＣr3或いはＣr4と前記コイル５との成
す直列共振回路との共振周波数は同一となされるが、一
般に前記の加熱コイル４と加熱コイル５とはその入力電
力が異なり、従って前記のコンデンサＣr1或いはＣr2と
コンデンサＣr3或いはＣr4との静電容量は異なる。
サＣr1とＣr2との前記加熱コイル４に対する関係と同様
に，前記加熱コイル５に印加される交流電圧の正負半波
毎に該コイルと直列共振回路を構成するものであり、同
一の静電容量を有する。また、前記のコンデンサＣr1或
いはＣr2と前記加熱コイル４との成す直列共振回路と、
前記のコンデンサＣr3或いはＣr4と前記コイル５との成
す直列共振回路との共振周波数は同一となされるが、一
般に前記の加熱コイル４と加熱コイル５とはその入力電
力が異なり、従って前記のコンデンサＣr1或いはＣr2と
コンデンサＣr3或いはＣr4との静電容量は異なる。
【００１３】次に、図２は本発明の第二の実施例を示
し、２組の誘導加熱コイルの直列接続と２組のコンデン
サの並列接続とを更に直列に接続して等価的な１組の直
列共振回路に構成し、１組のインバ−タ装置の直列負荷
となして前記両コイルに給電する場合を示すものであ
る。図２において、インバ−タ装置３は前記図１におけ
るインバ−タ装置２におけるコンデンサＣr3とＣr4とに
代えて、コンデンサＣr5と前記接点８Ａとの直列接続及
びコンデンサＣr6と前記接点８Ｂとの直列接続をそれぞ
れコンデンサＣr1とＣr2とに並列に接続すると共に、前
記加熱コイル５の両端に前記電磁接触器８の常時開接点
８Ｃを並列に接続したものである。
し、２組の誘導加熱コイルの直列接続と２組のコンデン
サの並列接続とを更に直列に接続して等価的な１組の直
列共振回路に構成し、１組のインバ−タ装置の直列負荷
となして前記両コイルに給電する場合を示すものであ
る。図２において、インバ−タ装置３は前記図１におけ
るインバ−タ装置２におけるコンデンサＣr3とＣr4とに
代えて、コンデンサＣr5と前記接点８Ａとの直列接続及
びコンデンサＣr6と前記接点８Ｂとの直列接続をそれぞ
れコンデンサＣr1とＣr2とに並列に接続すると共に、前
記加熱コイル５の両端に前記電磁接触器８の常時開接点
８Ｃを並列に接続したものである。
【００１４】従って、前記電磁接触器８が消勢されてそ
の接点８Ａと８Ｂと８Ｃとが開路されると、前記加熱コ
イル４と５とは何れもインバ−タ装置２により給電され
ることになり、また逆に前記３接点の閉路時には前記コ
イル５は短絡されて該コイルへの給電は停止される。な
お前記加熱コイル４と５との直列接続が前記コンデンサ
Ｃr1或いはＣr2と成す直列共振回路と、前記コンデンサ
Ｃr1とＣr5或いはＣr2とＣr6との並列接続が前記加熱コ
イル４と成す直列共振回路とにおける共振周波数は同一
となるように該コンデンサＣr5とＣr6との静電容量は選
択される。
の接点８Ａと８Ｂと８Ｃとが開路されると、前記加熱コ
イル４と５とは何れもインバ−タ装置２により給電され
ることになり、また逆に前記３接点の閉路時には前記コ
イル５は短絡されて該コイルへの給電は停止される。な
お前記加熱コイル４と５との直列接続が前記コンデンサ
Ｃr1或いはＣr2と成す直列共振回路と、前記コンデンサ
Ｃr1とＣr5或いはＣr2とＣr6との並列接続が前記加熱コ
イル４と成す直列共振回路とにおける共振周波数は同一
となるように該コンデンサＣr5とＣr6との静電容量は選
択される。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、誘導加熱コイルとコン
デンサとの直列共振回路をその負荷となすインバ−タに
より該加熱コイルに所要の電力を給電する誘導加熱用イ
ンバ−タ装置の運転方法において、複数の誘導加熱コイ
ルそれぞれに対してコンデンサとスイッチとを直列に接
続して同一共振周波数を有する複数の直列共振回路とな
し且つ該各直列共振回路を並列状態にて共に１台のイン
バ−タの負荷となし、所要の加熱状態に応じて前記各ス
イッチを選択開閉して給電対象コイルを選択して前記イ
ンバ−タにより給電するか、或いはまた、それぞれその
短絡用スイッチを並列に接続した複数の誘導加熱コイル
の直列回路と、前記各短絡用スイッチとそれぞれ対をな
して開閉逆動作する開路用スイッチをそれぞれ直列に接
続した複数のコンデンサの並列回路との両回路を直列に
接続して直列共振回路となして１台のインバ−タの負荷
となし、所要の加熱状態に応じて前記各スイッチを選択
開閉して前記直列共振回路の共振周波数を変化させるこ
となく給電対象コイルを選択して前記インバ−タにより
給電することにより、所要加熱状態に従ってその運転台
数の変化する複数の誘導加熱コイルを１台のインバータ
により安定に運転することが可能となり、誘導加熱用イ
ンバータ装置の回路構成の簡略化と大幅な小形化とを図
ることができ、また給電対象コイルの選択組合わせの容
易な多様化を図ることができる。
デンサとの直列共振回路をその負荷となすインバ−タに
より該加熱コイルに所要の電力を給電する誘導加熱用イ
ンバ−タ装置の運転方法において、複数の誘導加熱コイ
ルそれぞれに対してコンデンサとスイッチとを直列に接
続して同一共振周波数を有する複数の直列共振回路とな
し且つ該各直列共振回路を並列状態にて共に１台のイン
バ−タの負荷となし、所要の加熱状態に応じて前記各ス
イッチを選択開閉して給電対象コイルを選択して前記イ
ンバ−タにより給電するか、或いはまた、それぞれその
短絡用スイッチを並列に接続した複数の誘導加熱コイル
の直列回路と、前記各短絡用スイッチとそれぞれ対をな
して開閉逆動作する開路用スイッチをそれぞれ直列に接
続した複数のコンデンサの並列回路との両回路を直列に
接続して直列共振回路となして１台のインバ−タの負荷
となし、所要の加熱状態に応じて前記各スイッチを選択
開閉して前記直列共振回路の共振周波数を変化させるこ
となく給電対象コイルを選択して前記インバ−タにより
給電することにより、所要加熱状態に従ってその運転台
数の変化する複数の誘導加熱コイルを１台のインバータ
により安定に運転することが可能となり、誘導加熱用イ
ンバータ装置の回路構成の簡略化と大幅な小形化とを図
ることができ、また給電対象コイルの選択組合わせの容
易な多様化を図ることができる。
【図１】本発明の第一の実施例を示す誘導加熱用インバ
−タ装置の回路図
−タ装置の回路図
【図２】本発明の第二の実施例を示す誘導加熱用インバ
−タ装置の回路図
−タ装置の回路図
【図３】従来技術の実施例を示す誘導加熱用インバ−タ
装置の回路図
装置の回路図
１ 交流電源 ２ インバ−タ装置 ３ インバ−タ装置 ４ 誘導加熱コイル ５ 誘導加熱コイル ６ 金属物 ７ 金属物 ８Ａ 電磁接触器８の常時開接点 ８Ｂ 電磁接触器８の常時開接点 ８Ｃ 電磁接触器８の常時開接点 ２０ インバ−タ装置 ２１ インバ−タ装置 Ｃf 平滑コンデンサ Ｃri 共振コンデンサ (ｉ＝1,2,3,4,5,6,) Ｄi ダイオ−ド (ｉ＝1,2 ) ＲＥＣ 整流器 Ｔi スイッチングトランジスタ (ｉ＝1,2 )
Claims (2)
- 【請求項１】誘導加熱コイルとコンデンサとの直列共振
回路をその負荷となすインバ−タにより該加熱コイルに
所要の電力を給電する誘導加熱用インバ−タ装置の運転
方法において、複数の誘導加熱コイルそれぞれに対して
コンデンサとスイッチとを直列に接続して同一共振周波
数を有する複数の直列共振回路となし且つ該各直列共振
回路を並列状態にて共に１台のインバ−タの負荷とな
し、所要の加熱状態に応じて前記各スイッチを選択開閉
して給電対象コイルを選択し、該被選択コイルに対し前
記インバ−タにより給電することを特徴とする誘導加熱
用インバ−タ装置の運転方法。 - 【請求項２】誘導加熱コイルとコンデンサとの直列共振
回路をその負荷となすインバ−タにより該加熱コイルに
所要の電力を給電する誘導加熱用インバ−タ装置の運転
方法において、それぞれその短絡用スイッチを並列に接
続した複数の誘導加熱コイルの直列回路と、前記各短絡
用スイッチとそれぞれ対をなして開閉逆動作する開路用
スイッチをそれぞれ直列に接続した複数のコンデンサの
並列回路との両回路を直列に接続して直列共振回路とな
して１台のインバ−タの負荷となし、所要の加熱状態に
応じて前記各スイッチを選択開閉して前記直列共振回路
の共振周波数を変化させることなく給電対象コイルを選
択し、該被選択コイルに対し前記インバ−タにより給電
することを特徴とする誘導加熱用インバ−タ装置の運転
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP249692A JPH05190263A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP249692A JPH05190263A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05190263A true JPH05190263A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11530973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP249692A Pending JPH05190263A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 誘導加熱用インバ−タ装置の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05190263A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2773014A1 (fr) * | 1997-12-23 | 1999-06-25 | Europ Equip Menager | Dispositif d'alimentation de plusieurs circuits resonants par un generateur de puissance a onduleur |
| EP1890952A2 (en) * | 2005-06-15 | 2008-02-27 | Inductotherm Corp. | Induction heating or melting with multiple frequencies |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP249692A patent/JPH05190263A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2773014A1 (fr) * | 1997-12-23 | 1999-06-25 | Europ Equip Menager | Dispositif d'alimentation de plusieurs circuits resonants par un generateur de puissance a onduleur |
| EP0926926A1 (fr) * | 1997-12-23 | 1999-06-30 | Compagnie Europeenne Pour L'equipement Menager "Cepem" | Dispositif d'alimentation de plusieurs circuits résonants par un générateur de puissance à onduleur |
| EP1890952A2 (en) * | 2005-06-15 | 2008-02-27 | Inductotherm Corp. | Induction heating or melting with multiple frequencies |
| EP1890952A4 (en) * | 2005-06-15 | 2009-11-18 | Inductotherm Corp | INDUCTION HEATING OR FUSION WITH MULTIPLE FREQUENCIES |
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