JPH05190129A - 静電型レンズ - Google Patents

静電型レンズ

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JPH05190129A
JPH05190129A JP4003849A JP384992A JPH05190129A JP H05190129 A JPH05190129 A JP H05190129A JP 4003849 A JP4003849 A JP 4003849A JP 384992 A JP384992 A JP 384992A JP H05190129 A JPH05190129 A JP H05190129A
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holder
lens
electrostatic lens
film
wall
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JP4003849A
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Motosuke Miyoshi
好 元 介 三
Katsuya Okumura
村 勝 弥 奥
Yuichiro Yamazaki
崎 裕一郎 山
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
    • H01J37/10Lenses
    • H01J37/12Lenses electrostatic
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J37/02Details
    • H01J37/026Means for avoiding or neutralising unwanted electrical charges on tube components

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャージアップを低減し、試料が汚染される
のを防止し、さらに収差を改善する。 【構成】 少なくとも三つの電極51,52,53と、
電極51〜53を支持する絶縁性のホルダ54とを備
え、このホルダ54は内壁がシリコンカーバイド膜11
で被覆されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子顕微鏡や集束イオ
ンビーム装置等に用いられる静電型レンズに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】静電型レンズは、電子銃や集束イオンビ
ーム装置等において集束レンズとして用いられてきた。
今後は、さらに電子顕微鏡における電磁レンズに代わ
り、電子ビーム応用装置、特に半導体デバイスの検査装
置の集束レンズとしても用いられるようになると考えら
れる。これは、静電型レンズは小型軽量化が可能である
ことの他に、低加速電圧領域では収差特性の向上が見込
まれることによる。ここで、低加速電圧領域が問題とな
るのは、半導体装置では電子の照射によりダメージを受
けないようにする必要があること、またチャージアップ
を防止する必要があることがその理由である。
【0003】従来の静電型レンズは、基本的には図5に
示されるような断面構造を有していた。このレンズの構
造は最も簡単なもので、一般にアインツェルレンズと呼
ばれている。セラミック製の絶縁物から成り、電極を支
持する円筒状のホルダ54が設けられ、その内部に円筒
形または円盤型の電極51、レンズ電極53、及び電極
52が設けられている。電極51及び52は共にアース
電位に保たれ、レンズ電極53は電子を集束するように
レンズ電界を形成する負の電位に保たれている。各レン
ズ51〜53の軸上に位置したカソード55は、加速電
圧に相当する負の電位にバイアスされており、例えば加
速電圧が1kVの場合は−1kVとなっている。
【0004】このような構成を有する従来の静電型レン
ズには、次のような問題があった。
【0005】第1に、静電型レンズにはチャージアップ
の軽減という課題が存在する。静電型レンズ内には、矢
印Aの方向の正規の軸内軌道を通過する電子のみなら
ず、図示されていないアパーチャ等で散乱される迷走電
子がある。この迷走電子は、ホルダ54の内壁にパイル
アップしていき、ホルダ54をチャージアップさせるこ
とになる。これにより、本来存在すべきでない電界が発
生してレンズの集束効果が低減され、さらには電子の軌
道が不安定になる。このような現象は、電子のエネルギ
が低い場合により顕著となる。ところが近年では、上述
したように静電型レンズは半導体装置の検査等に多く用
いられる傾向にある。半導体装置を検査する場合には、
ダメージを与えないように電子のエネルギは低くしなけ
ればならず、チャージアップの問題解決の必要性にせま
られている。
【0006】レンズを保持するホルダ54が導電体であ
れば、電子はパイルアップせずチャージアップは起こら
ない。しかし、中央に設置されたレンズ電極53を高電
圧に保持するためには、ホルダ54はある程度高抵抗で
なければならず、導電体にすることはできない。
【0007】第2に、セラミックから成るホルダ54が
試料を汚染するという問題があった。静電型レンズで
は、レンズとしての性能は特に各電極51〜53の組み
立て精度が大きな影響を与える。そしてこの組み立て精
度は、ホルダ54の加工精度に依存する。セラミック
は、本来精密な加工が難しく、マシーナブルセラミック
と称される加工性の良いものが用いられるに至ってい
る。
【0008】しかし、このマシーナブルセラミックには
多くの不純物が添加されている。この不純物は、真空に
保たれているホルダ54内でガスとして放出され、試料
に付着して汚染する。特に真空度を高めるために、一般
にホルダ54をベーキングするため、不純物のガス放出
という現象はさらに加速される。上述したように、近年
では静電型レンズは半導体試料の検査に用いられること
が多く、このような汚染はより大きな問題となってき
た。
【0009】第3に、従来の静電型レンズは収差が大き
いという問題があった。レンズの性能を評価する上で、
最も重要なパラメータは収差係数である。静電型レンズ
では、収差は局部的に発生し、この部分の収差がレンズ
全体の性能を決定することになる。近軸軌道を用いた静
電型レンズでは、球面収差係数は次の(1)式のようで
あり、色収差係数は(2)式のように表される。
【0010】
【数1】 ここで、Z0 及びZi はZ軸(中心軸)方向の物面及び
像面の位置、ra は近軸軌道、VはZ軸上の電位分布、
' ,V''はそれぞれ電位分布の一階微分,二階微分で
ある。
【0011】この式(1)及び(2)より明らかなよう
に、電位の一階微分V' の値が大きいと、球面収差係数
及び色収差係数は共に大きくなる。この関係を、図6及
び図7に示す。図6には、ホルダ54及び電極51〜5
3の軸方向の長さが示され、図7には電圧の軸方向の変
化が示されている。ここで、電極51及び52は接地電
位、レンズ電極53は−811V、カソード55は−1
kVとする。焦点距離は73mm、倍率は1.1であ
る。このような条件で得られる球面収差係数Csiは18
588mmで、色収差係数Cciは230mmである。
【0012】式(1)及び(2)からわかるように、積
分子が大きくなる部分が各々の収差が発生する箇所に相
当する。そして積分子が大きくなるのは、電位の変化が
大きい箇所である。図8に示されるように、式(1)に
おける球面収差の積分子の絶対値が最も大きくなる位置
は、電位が変化している位置と一致している。同様に、
図9にあるように式(2)における色収差の積分子は、
電位が最も大きく変化する位置で大きくなっている。こ
のことは、電位の変化が急激に起こるような構造を有す
るレンズでは、その箇所において収差が発生しレンズ全
体の性能を落とすことを意味する。
【0013】そこで従来のレンズには、多数のレンズ電
極を用いて各レンズ電極に印加する電圧値の差を小さく
し、より電位の変化を滑らかにしようとしたものが提案
されている(参考文献:M.Szilagyi and L.Szep,"Optim
um design of electrostaticlenses",J.Vac.Sci.Techno
l,B6(3),May/Jun 1988,pp953-957)。
【0014】しかし、このような多数枚のレンズを用い
たものは、電極の数が増加する。上述の文献によるもの
では、12枚の電極を必要とする。この結果、構造の複
雑化や製造コストの増大を招き、実用性に乏しいという
問題があった。
【0015】また、電位の変化を滑らかにするため、レ
ンズの内径を大きくすることも考えられていた。しか
し、内径が大きくなると電子光学鏡筒の外形寸法が大き
くなる。静電型レンズを用いる目的は、従来の電磁レン
ズよりも小型化される点にあり、寸法が大きくなること
は極めて不利である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
静電型レンズは、チャージアップが発生し電子の軌道に
悪影響を及ぼしたり、試料の汚染、さらには小型化を図
りつつ収差を低減することができないといった各種の問
題を抱えていた。
【0017】本発明は上記事情に鑑み、チャージアップ
の低減、試料の汚染防止、収差の改善を達成し得る静電
型レンズの提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の静電型レンズ
は、少なくとも三つの電極と、前記電極を支持する絶縁
性のホルダとを備えた静電型レンズであって、前記ホル
ダは内壁がSiC膜で被覆されていることを特徴として
いる。
【0019】ここで前記SiC膜は、気相成長法により
前記内壁に形成されていてもよい。
【0020】前記SiC膜には、導電性を制御するため
の添加物を添加することもできる。
【0021】前記添加物として、窒素をSiC膜に添加
してもよい。
【0022】半導体装置を試料とする場合は、電子ビー
ムのエネルギが1.5keV以下に設定されているのが
望ましい。
【0023】
【作用】ホルダの内壁を被覆しているSiC膜は、それ
自体不純物を殆ど含まず、また耐熱性があるため、高温
でのベーキングに耐えることができる。このため、試料
が不純物によって汚染されるのが防止される。また、S
iC膜は高抵抗の導電性を有しており、迷走電子がホル
ダの内壁にパイルアップせず、チャージアップを防止す
ることができ、電子の軌道を安定させることができる。
さらに、電極が高抵抗で相互接続された状態となり、滑
らかな電位分布が得られ収差が改善される。
【0024】ここで、SiC膜を気相成長法により形成
した場合には、重金属等の不純物が含有されるのを防止
し、さらに高温で長時間放置された場合にもホルダの下
地から不純物が拡散されるのを防ぐことができる。
【0025】SiC膜に導電性を制御する添加物を添加
した場合には、球面収差に影響を与える電極間の電位分
布を所望のスロープに変えることができる。
【0026】半導体装置を試料とする場合は、電子のエ
ネルギを1.5keVにすることで損傷を与えずに済
む。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0028】図1に、本実施例による静電型レンズの断
面構造を示す。図5に示された従来の静電型レンズと同
様に、接地された電極51及び52と、レンズ電極53
とがホルダ54により支持されている。レンズ電極53
には、レンズ電界を形成するために例えば−900Vの
負電圧が印加されている。
【0029】ホルダ54は、絶縁性のマシーナブルセラ
ミックを円筒状に加工したもので、その内壁には、シリ
コンカーバイド(以下、SiCと称する)がコーティン
グされて、約10μmの厚さのSiC膜11が形成され
ている点に特徴がある。コーティングは、例えば気相成
長(CVD)法を用いて行うことができる。
【0030】SiCは、クロロシラン((CH3 )SiC
l3 )を熱分解することで得ることができる。CVD法
により形成されたSiC膜11は、NaやK等のアルカ
リ金属、あるいはFe等の重金属等のような半導体装置
にとって問題となる不純物元素をほとんど含有していな
い。具体的にSiC膜11中の不純物濃度を測定したと
ころ、Naは2ppb 以下、Kは60ppb 以下、Feは3
5ppb 以下であった。
【0031】このように、SiC膜11はそれ自体不純
物を全くといってよいほど含有していない。よって、S
iC膜11からの不純物ガスの放出はない。
【0032】また、SiC膜11は耐熱性が高く、ホル
ダ54をベーキングする場合にも高温に耐えることがで
きる。SiC膜11は高温で長時間放置した場合にも、
下地となるマシーナブルセラミックからのガス放出や不
純物の発生をブロックする作用もある。例えば、摂氏1
300度でFeの不純物拡散係数を測定すると、6.5
×10-16 2 /sであった。
【0033】SiC膜11は高抵抗の導電性を有してい
る。抵抗値は、約100kオーム・cmである。ホルダ
54の内壁が導電性を有することで、迷走電子がパイル
アップしてチャージアップが起こるのを防止することが
できる。さらに、電極51〜53が相互に高抵抗で接続
された状態となり、滑らかな電極51〜53間の電位分
布が得られる。これにより、収差を抑制することができ
る。ここで、SiC膜11の抵抗値を制御することも可
能である。例えば、SiC膜11をCVD法で形成する
ときに、少量の窒素を添加することで抵抗値は変化す
る。この窒素の添加量を変えることで、SiC膜11の
抵抗値を所望の値に設定することができる。
【0034】図2の実線22に、本実施例の静電型レン
ズにおける中心軸上の電位分布をシミュレーションした
結果を示す。ここで、電極51及び52は接地電位であ
り、レンズ電極53は+100V、カソード16は0V
として計算している。また、焦点距離は73mmで倍率は
1.1であり、いずれも上述した従来の静電型レンズと
同一条件とした。この図2の実線21に、図7を用いて
上述した従来の静電型レンズにおける電位分布を示す。
本実施例における電位分布は、従来の場合よりもレンズ
電極53が形成する電界のスロープが滑らかになってい
ることがわかる。
【0035】さらに、本実施例における球面収差積分子
及び色収差積分子と、従来の静電型レンズにおける球面
収差積分子及び色収差積分子とを比較した結果を、図3
及び図4にそれぞれ対比して示す。ここで、本実施例に
おける球面収差積分子は図3における実線31、従来の
場合の球面収差積分子は実線32のように表され、本実
施例の色収差積分子は図4における実線41、従来の場
合の色収差積分子は実線42のようである。図3より、
本実施例は球面収差積分子のピーク値が、従来の場合よ
りも大幅に減少していることがわかる。このピーク値の
減少は、電極51とレンズ電極53との間の電界の分布
が滑らかになっていることに対応している。また、図4
から本実施例の色収差積分子のピーク値は、球面収差積
分子ほどではないが従来の場合よりも減少している。
【0036】そして、本実施例における像面側の球面収
差Csiを求めると16280mmであり、色収差Cciは2
42mmであった。従来の静電型レンズでは、球面収差C
siが18588mmで色収差Cciが230mmであった。よ
って、本実施例は球面収差で約12%減少し、色収差で
約5%増加しており、総合的に比較すると収差を低減す
る効果が得られている。ここで、球面収差を減少させる
効果がより大きく得られたのは、球面収差は電位分布の
スロープに大きく依存するためであり、逆に色収差は必
ずしも電位分布に依存するとは限らない。
【0037】上述した実施例は一例であり、本発明を限
定するものではない。例えば、電極の数は3つ以上であ
ってもよく、SiC膜の形成はCVD法に限らず、ホル
ダの内壁をSiCで被覆させることができればよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の静電型レン
ズは、ホルダの内壁がSiC膜で被覆されており、試料
が不純物によって汚染されるのが防止され、また高抵抗
の導電性を有するSiC膜により迷走電子がホルダの内
壁にパイルアップしチャージアップが起こるのを防止す
ることができ、電子の軌道を安定させることができる。
また、電極が高抵抗のSiC膜で相互に接続された状態
となるため、滑らかな電位分布が得られ収差が改善され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による静電型レンズの構成を
示した縦断面図。
【図2】同静電型レンズにおける中心軸上の電圧分布を
示したグラフ。
【図3】同静電型レンズにおける中心軸上の球面収差積
分子の分布を示したグラフ。
【図4】同静電型レンズにおける中心軸上の色収差積分
子の分布を示したグラフ。
【図5】従来の静電型レンズの構成を示した縦断面図。
【図6】同静電型レンズの中心軸に沿った構造を示した
縦断面図。
【図7】同静電型レンズの中心軸上の電位分布を示した
グラフ。
【図8】同静電型レンズにおける中心軸上の球面収差積
分子の分布を示したグラフ。
【図9】同静電型レンズにおける中心軸上の色収差積分
子の分布を示したグラフ。
【符号の説明】
11 SiC膜 16,55 カソード 51,52 電極 53 レンズ電極 54 ホルダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも三つの電極と、 前記電極を支持する絶縁性のホルダとを備えた静電型レ
    ンズにおいて、 前記ホルダは、内壁がシリコンカーバイド膜で被覆され
    ていることを特徴とする静電型レンズ。
  2. 【請求項2】前記シリコンカーバイド膜は、気相成長法
    により前記内壁に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の静電型レンズ。
  3. 【請求項3】前記シリコンカーバイド膜には、導電性を
    制御するための添加物が添加されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の静電型レンズ。
  4. 【請求項4】前記添加物は、窒素であることを特徴とす
    る請求項3記載の静電型レンズ。
  5. 【請求項5】電子ビームのエネルギが、1.5keV以
    下に設定されていることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の静電型レンズ。
JP4003849A 1992-01-13 1992-01-13 静電型レンズ Pending JPH05190129A (ja)

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