JPH05186240A - 熱軟化性物質流出用ノズルおよび該ノズルを持つ繊維化装置 - Google Patents

熱軟化性物質流出用ノズルおよび該ノズルを持つ繊維化装置

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JPH05186240A
JPH05186240A JP469992A JP469992A JPH05186240A JP H05186240 A JPH05186240 A JP H05186240A JP 469992 A JP469992 A JP 469992A JP 469992 A JP469992 A JP 469992A JP H05186240 A JPH05186240 A JP H05186240A
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JP
Japan
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orifices
nozzle
orifice
outflow
fiber
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JP469992A
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Inventor
Narikazu Yoshii
成和 吉井
Kaoru Ikeda
薫 池田
Takahiro Iwai
孝宏 岩井
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/06Manufacture of glass fibres or filaments by blasting or blowing molten glass, e.g. for making staple fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/08Bushings, e.g. construction, bushing reinforcement means; Spinnerettes; Nozzles; Nozzle plates
    • C03B37/083Nozzles; Bushing nozzle plates

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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繊維径の大きく異なる数種類の繊維が均一に
分散混合された繊維混合物を製造する装置を提供するこ
と。 【構成】 溶融熱軟化性物質流出用の複数個のオリフィ
ス2と各々の近傍に設けられたガス噴出オリフィス9、
9’〜11、11’とを備えており、オリフィス2は列状に配
置され、ノズル1の長手方向にそれぞれ少なくとも1個
以上からなる組合せで交互に配置され、オリフィス2a、
オリフィス2bおよびオリフィス2cの各内径の平均値d1
d2、d3、長さの平均値l1、l2、l3は下式を満足する熱軟
化性物質流出用ノズル1または該熱軟化性物質流出用ノ
ズル1を持つ繊維化装置。 0.15(l3/d3 4)≦(l1/d1 4)≦0.67(l3/d3 4)・・・・
・(1) 0.25(l3/d3 4)≦(l2/d2 4)≦1.33(l3/d3 4)・・・・
・(2) 0.3(l2/d2 4)≦(l1/d1 4)≦(l2/d2 4)・・・・・・
・ (3)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高温で粘ちょう状態とな
る物質、例えばガラス、プラスチック、炭素繊維製造用
の調整ピッチ等から該物質の繊維を製造する装置に関
し、詳しくは同一組成を有し、平均繊維径が異なる数種
の繊維の混合物(以下、繊維混合物と称する)の製造に
好適な装置に係る。
【0002】
【従来の技術】クリーンルームのフィルタ材として微細
なガラス繊維が大量に用いられている。また、自動車、
オートバイなどの鉛蓄電池にもガラス繊維を主体とした
セパレータが多量に用いられつつある。
【0003】これらのガラス繊維を主体としたフィルタ
材あるいは蓄電池用セパレータには、蓄電池用セパレー
タを例に上げれば、平均繊維径が3μm以下のいわゆる
細径の繊維のみで構成されるものと、この細径の繊維と
これと平均繊維径が大きく異なる太さ10μm以上ない
しは3〜10μmのいわゆる太径や中細径の繊維を併用
した複数の繊維から構成されるもの(以下、混抄セパレ
ータと称する)がある。ここで、太径や中細径の繊維は
セパレータの引張強度の増大などのために用いられる。
【0004】この混抄セパレータとしては、直径2μm
以下の細径ガラス繊維50〜100重量%、直径2〜1
0μmの中細径ガラス繊維0〜20重量%、直径10〜
30μmの太径ガラス繊維0〜50重量%とからなるセ
パレータ(特開昭62−195850号)や、直径13
〜30μmの太径ガラス繊維20〜80重量%と直径3
μm以下の細径ガラス繊維20〜80重量%とからなる
セパレータ(特開昭59−138058号)等が本出願
人から提案されている。
【0005】これらの細径、中細径、および太径の繊維
の中で、細径と中細径の繊維については火炎法などのガ
ラス短繊維製造方法によって得られた繊維が用いられ、
太径の繊維についてはガラス長繊維を適当な長さに切断
した繊維などが用いられる。而して、3〜10μmの短
繊維を効率的に製造する方法としてRGJ法(特公昭5
8−57374号等)が、また、3μm以下の極細繊維
を製造する方法として改良されたRGJ法(特公昭62
−226835号等)が、いずれも本出願人より提案さ
れている。
【0006】混抄セパレータにおいては、これらの方法
で独立に得られたそれぞれの種類の繊維がセパレータ全
体にわたり均一に分布していることが必要である。繊維
径の異なる数種の繊維を混在させる方法としては、抄紙
の前に、あらかじめ別々に計量されたそれぞれの種類の
繊維を水溶液中に入れ、パルパーや高速離解機で撹伴
し、分散混合させる方法が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら混合前の
細径繊維は繊維同士が複雑に絡み合っているために、均
一な分散混合のためにはこれらの絡み合いを十分にとき
ほぐす(離解する)ことが必要である。従って、例えば
異なる大きさを有する数種類の粒子を分散混合させる場
合と比較して強力な撹伴力と時間を必要とする。
【0008】しかも、細径繊維をときほぐすために必要
なエネルギーは太径や中細径の繊維にとっては過剰のエ
ネルギーであるため、分散混合中にこれらの繊維の切断
や損傷が発生し、セパレータの引っ張り強度が低下する
など品質低下の原因となる不都合があった。
【0009】そこで、本発明は、以上のような課題を克
服し、繊維同士の離解時間を短縮し、繊維の折れや損傷
によって生ずる混抄セパレータ等の成形品の引張強度の
低下を防止することによって高品質の繊維成形品をより
安価に製造することを目的とし、詳しくは、繊維径の大
きく異なる数種類の繊維が均一に分散混合された繊維混
合物を製造する装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は次の構成を採用した。すなわち、
溶融した熱軟化性物質から繊維を製造するための装置に
用いられるノズルであって、列状に配置された溶融した
熱軟化性物質を流出させるための複数個の流出オリフィ
スと該流出オリフィスの各々の近傍に設けられたガス噴
出オリフィスとを備えており、前記流出オリフィスは内
部形状の異なる二種類または三種類の流出オリフィスか
らなり、前記各種類の流出オリフィスはノズルの長手方
向にそれぞれ少なくとも1個以上からなる組合せで交互
に配置され、第1の種類の流出オリフィスの内径の平均
値d1、長さの平均値l1、第2の種類の流出オリフィス
の内径の平均値d2、長さの平均値l2、第3の種類の流
出オリフィスの内径の平均値d3、長さの平均値l3の間
には下式、 0.15(l3/d3 4)≦(l1/d1 4)≦0.67(l3/d3 4)・・・・・(1) かつ、 0.25(l3/d3 4)≦(l2/d2 4)≦1.33(l3/d3 4)・・・・・(2) かつ、 0.3(l2/d2 4)≦(l1/d1 4)≦(l2/d2 4)・・・・・・・(3) を満足する熱軟化性物質流出用ノズルまたは該熱軟化性
物質流出用ノズルを持つ繊維化装置である。
【0011】このとき、ノズルに設けられた三種類の流
出オリフィスの中で、平均内径d1と平均長さl1を有す
る第1の種類の流出オリフィスか、平均内径d2と平均
長さl2を有する第2の種類の流出オリフィスのいずれ
かの個数が0であってもよい。
【0012】本発明において、l1/d1 4、l2/d2 4
3/d3 4の値が式(1)〜(3)で示された範囲を外
れると、ガス噴出オリフィスの位置や内径などの調節に
よっても、なお各々の流出オリフィスから得られる繊維
径の差が大きくならず、従って例えば、太径繊維の引張
強度増大効果といった繊維径が大きく異なることによっ
てもたらされる、それぞれの繊維の持つ特性が発揮され
ない。
【0013】また、ノズルに設けられた前記三種類の流
出オリフィスの各々流出オリフィスの合計個数の全体の
個数に対する割合は、いずれの種類の流出オリフィスで
あっても5〜90%であるのが望ましい。5%以下にな
ると、その流出オリフィスから得られる繊維の均一な分
布混在が困難となるので好適でない。また90%以上に
なると、他の種類の流出オリフィスで5%以下となるも
のが生ずるため、同じ理由で好適でない。
【0014】三種類の流出オリフィスの中で、平均内径
1と平均長さl1を有する第1の種類の流出オリフィス
か、平均内径d2と平均長さl2を有する第2の種類の流
出オリフィスのいずれかの個数を0とすると、中細径繊
維と細径繊維、あるいは太径繊維と細径繊維といった2
種類の繊維の均一混合物を得る事が出来る。
【0015】本実施例によって複数の種類の繊維の均一
な混合物が得られるが、得られる繊維の長さは繊維径が
大きくなるほど長くなる。これらはいずれも抄紙などの
成形過程の前の離解、混合過程で適当な長さに切断され
るのであるが、これらの離解、混合によってもなお繊維
が長すぎる場合やあらかじめ適当な長さに調節したい場
合には、繊維化の後、離解や混合の前に得られた繊維混
合物全体を一般的に知られた方法で切断すればよい。
【0016】前記式(1)〜(3)を満足すると、第2
の種類のオリフィスの各々から流出する単位時間当りの
熱軟化性物質の流量は第1の種類のオリフィスの各々か
らのそれに比して40%〜100%になる。一方、第3
の種類のオリフィスの各々から流出する単位時間当りの
熱軟化性物質の流量は第1の種類のオリフィスの各々か
らのそれに比して15%〜67%になる。そこで、第3
の種類のオリフィスの各々から流出する単位時間当りの
熱軟化性物質の流量は第2の種類のオリフィスの各々か
らのそれに比して25%〜100%になる。
【0017】その結果、これらの各オリフィスからのガ
ラス流量の差によって、第2の種類のオリフィスから流
出して繊維化される熱軟化性物質の繊維の直径は、通
常、第1の種類のオリフィスからの繊維の直径に比べて
同等かもしくは60%にまで小さくなる。また、第3の
種類のオリフィスから流出して繊維化される熱軟化性物
質の繊維の直径は、通常、第1の種類のオリフィスから
の繊維の直径の80%〜20%にまで小さくなる。一
方、第3の種類のオリフィスから流出して繊維化される
熱軟化性物質の繊維の直径は、通常、第2の種類のオリ
フィスからの繊維の直径に比べて同等かもしくは40%
にまで小さくなる。
【0018】
【実施例】本発明のノズルはさきに説明したRGJ法の
中で用いられる。そこではじめにRGJ法(特公昭58
−57374号等参照)について説明する。RGJ法
は、要約すれば、溶融物流に沿って渦巻状に高温高圧ガ
ス流を吹き付けて粘ちょう物質を細繊化する工程を有す
るものである。
【0019】より詳細に述べると、図7(図7(b)は
図7(a)のA−A’線切断図である。)を用いて詳細
に説明すると、例えば、図7に示すように溶融物ノズル
31から粘ちょうにされた物質32を連続に流出させる
こと、および、流出した粘ちょう物質32の進行方向に
沿う第1の区域33において、粘ちょう物質32の中心
軸に垂直な横断面外周に沿う接線方向成分を有する直線
状高速気体流34(以下、第1の高速気体流ということ
がある。)を溶融物ノズル31の周りに周方向に間隔を
置いて配置した、少なくとも3本の気体流ノズル35か
ら吹き出し、粘ちょう物質32が横方向に変位するのを
妨げるように接触させて、粘ちょう物質32を限定され
た領域に閉じ込めながら粘ちょう物質32の進行方向の
周りに回転させることからなり、それによって前記第1
区域33から粘ちょう物質32の進行方向に引き続く第
2の区域36において、主として前記気体流34の回転
の力の慣性に基づく回転による遠心力によって粘ちょう
物質32を横方向に向かって飛び出させ、そしてその飛
び出し方向を粘ちょう物質流の中心軸からみた円周方向
であって、かつ前記回転と同じ向きに回転させて、粘ち
ょう物質32から該物質の繊維37を連続的に引き出す
ことを特徴とする繊維の製造方法である。該方法におい
ては、溶融物ノズル31からの流出に際し円柱状を呈す
る粘ちょう物質32の流れに対して、該物質32の進行
方向と同一方向成分と該物質32の進行方向中心軸の周
りの回転成分とを合わせ持つ気体流34を、前記第1の
区域33においては粘ちょう物質32の流れの中心軸線
に近づくように、引き続く第2の区域36においては該
中心軸線から遠ざかるように作用させている。
【0020】ここでは、流出した粘ちょう物質32は第
1の区域33においては、該物質32の中心軸線に徐々
に近づく気体流34の作用を受けて、回転しながら先細
りの円錐形状(コーン)38を形成し、次に先細りの先
端から糸状に、すなわち一次繊維としてその回転方向、
すなわち横方向に向かって渦巻き状に旋回しながら飛び
出して行く。そして第2区域36において粘ちょう物質
32の流れの中心軸線から徐々に遠ざかる気体流34の
牽引作用を受けて延伸細化され、細い繊維37となるの
である。
【0021】このRGJ法は溶融物ノズル31より流出
した溶融物流に沿って渦巻き状に高温高圧ガス流を吹き
付けて溶融物を細繊化するので、熱効率的に優れた繊維
化法であり、中細径繊維を効率よく製造できる。
【0022】また、より細い繊維を製造可能とする前記
RGJ法を改良した方法として、図8に示すように溶融
ノズル40より流出した溶融物流に渦巻き状にオリフィ
ス41から吹き出す第1の高速気体流42によって細繊
化された繊維を、流出する溶融物、即ち粘ちょう物質流
の中心軸へ向かって交差するか、もしくは該中心軸に平
行に複数方向から対向して下向きに開口したオリフィス
43から吹き出される第2の高速気体流44により吹き
飛ばし、更に、前記オリフィス43の下方領域に向け
て、第3の気体噴出ノズル45から第3の高温高速気体
流46を、前記物質の流出するノズル40の中心軸線を
挟む少なくとも2方向から該中心軸線に概ね垂直方向に
吹き出させ、極細繊維化しようという製造法が提案され
ている(特願平3−304551号)。
【0023】これらの装置では、吐出された溶融熱軟化
性物質に対しガスジェットによる細繊化のための有効な
運動量を与えるために、該ガスジェットを噴出するため
のオリフィスを溶融した熱軟化性物質流出用オリフィス
の近傍に設け、更に繊維の生産量を上げるため該熱軟化
性物質流出用オリフィスとガス噴出用オリフィスとを多
数有するノズルを用いることが有利である。
【0024】しかし、ノズルの工作上あるいは細繊化操
作上の便から、これらのオリフィスを1列または複数
列、列状に配置したノズルが好ましく用いられる。この
オリフィスは列状に配置するため、全体として長く伸び
た構造を有する。
【0025】本発明は前記RGJ法および前記改良RG
J法を利用したものである。ここで、本発明の理解を助
けるために、添付図面を用いて説明する。添付図面の図
1〜図4は、本実施例の熱軟化性物質流出用ノズルの概
略図を示しており、図1は正面図、図2は図1のA−
A’線に沿う断面図、図3は図1のB−B’線に沿う断
面図、図4は図1のC−C’線に沿う断面図、図5は底
面図である。なお、これらの図面は本発明を分かり易く
説明するために用いたもので、本発明はこの図面に限定
されるものではない。
【0026】図1と図5において、本実施例の熱軟化性
物質流出用ノズル1は熱軟化性物質が溶融されている溶
融ポット(図示せず)の下部に、取り外し可能に又はポ
ットと一体となって取り付けられている。熱軟化性物質
流出用ノズル1には溶融ポット内の溶融熱軟化性物質の
流出用流路として流出オリフィス2(図2に示す大流量
オリフィス2a、図3に示す中流量オリフィス2b、図
4に示す小流量オリフィス2c)と該ノズル1の下壁1
aにある出口3が設けられている。また、ノズル1の両
端部1b、1b’にはそれぞれガス導入口5、5’が設
けられている。ガス導入口5、5’からそれぞれ両サイ
ドに分岐した分岐管6、7と分岐管6’、7’が設けら
れている。この分岐管6と6’はノズル1の下壁1aに
沿って穿たれた導管8に、また分岐管7、7’は導管8
に並列状に設けられている導管8’にそれぞれ連通して
いる。導管8、8’は図2〜図4に示すようにオリフィ
ス2を挟むようにしてノズル1の肉厚部1cを貫通して
設けられている。これら導管8、8’には前記溶融熱軟
化性物質の出口3に隣接するノズル1の下壁1aにガス
噴出用のガス噴出オリフィス9、9’(図2)および前
記出口3に隣接したガス噴出オリフィス9、9’および
ガス噴出オリフィス9、9’より外側に設けられたガス
噴出オリフィス10、10’(図3、図4)が連通して
いる。
【0027】流出オリフィス2とガス噴出オリフィス
9、9’、10、10’の組合せは大きく次の2種類に
分けられる。すなわち、一方は図2に示すように、大流
量オリフィス2aとガス噴出オリフィス9、9’から構
成され、他方は図3、図4に示すように中流量オリフィ
ス2bとガス噴出オリフィス9、9’10b、10
b’、もしくは小流量オリフィス2cとガス噴出オリフ
ィス9、9’10c、10c’とから構成される。
【0028】また、ノズル1のオリフィス2の下方に、
ノズル1を挟むようにして、下壁1aの幅より少し、大
きな間隔をもって、互いに対向するように一対のガス噴
出ノズル11、11’が設けられている。このガス噴出
ノズル11、11’はノズル1の長手方向に沿って、流
出オリフィス中心軸線に概ね垂直方向に噴出口を向けて
配置された一対のガス噴出ノズル列である。
【0029】上記した構成を持つ本実施例の熱軟化性物
質流出用ノズル1は次のような機能を持つ。すなわち、
溶融ポットから供給される溶融した熱軟化性物質は熱軟
化性物質流出用ノズル1の流出オリフィス2(2a、2
b、2c)を通じて出口3より下方に吐出すると同時
に、ガス導入口5、5’から、分岐管6、7、6’、
7’を通り、ノズル1の下壁に穿たれた導管8、8’に
導かれたガスをガス噴出オリフィス9、9’と10、1
0’からジェットガスとして噴出させる。
【0030】オリフィス2の出口3から流出された溶融
熱軟化性物質は、図2に示す流出オリフィス2aとガス
噴出オリフィス9、9’の組合せにおいてはガス噴出オ
リフィス9、9’から噴出されたジェットガスと衝突し
て強く引き伸ばされて繊維化される。一方、図3と図4
に示す流出オリフィス2b、2cとガス噴出オリフィス
9、9’および噴出オリフィス10b、10b’もしく
は10c、10c’の組み合わせでは、ガス噴出オリフ
ィス9、9’で繊維化された後、オリフィス9、9’の
外側にそれぞれ配置した噴出オリフィス10b、10
b’もしくは噴出オリフィス10c、10c’から噴出
されたガスジェットによって細繊化される。各々の繊維
は図2から図4に示す一対のガス噴出ノズル11、1
1’から流出オリフィス2の下方の領域に向かって噴出
された高温高速気体流によって、さらに細繊化される。
【0031】図1および図5における複数の流出オリフ
ィス(大流量オリフィス)2aは平均オリフィス内径d
1および平均オリフィス長さl1を有しており、また、別
の複数の流出オリフィス(中流量オリフィス)2bは平
均オリフィス内径d2および平均オリフィス長さl2を有
しており、さらに別の複数の流出オリフィス(小流量オ
リフィス)2cは平均オリフィス内径d3および平均オ
リフィス長さl3を有する。そして、d1≧d2≧d3の関
係の他に、d1、l1、d2、l2、d3、l3の間には 0.15(l3/d3 4)≦(l1/d1 4)≦0.67(l3/d3 4)・・・・・(1) かつ、 0.25(l3/d3 4)≦(l2/d2 4)≦1.33(l3/d3 4)・・・・・(2) かつ、 0.3(l2/d2 4)≦(l1/d1 4)≦(l2/d2 4)・・・・・・・(3) の式を満足する。
【0032】前記式(1)〜(3)を満足すると、中流
量オリフィス2bの各々から流出する単位時間当りの熱
軟化性物質の流量は大流量オリフィス2aの各々からの
それに比して40%〜100%になる。一方、小流量オ
リフィス2cの各々から流出する単位時間当りの熱軟化
性物質の流量は大流量オリフィス2aの各々からのそれ
に比して15%〜67%になる。そこで、小流量オリフ
ィス2cの各々から流出する単位時間当りの熱軟化性物
質の流量は中流量オリフィス2bの各々からのそれに比
して25%〜100%になる。
【0033】その結果、これらの各オリフィス2a、2
b、2cからのガラス流量の差によって、オリフィス2
bから流出して繊維化される熱軟化性物質の繊維の直径
は、通常オリフィス2aからの繊維の直径に比べて同等
かもしくは60%にまで小さくなる。また、オリフィス
2cから流出して繊維化される熱軟化性物質の繊維の直
径は、通常オリフィス2aからの繊維の直径の80%〜
20%にまで小さくなる。一方、オリフィス2cから流
出して繊維化される熱軟化性物質の繊維の直径は、通常
オリフィス2bからの繊維の直径に比べて同等かもしく
は40%にまで小さくなる。
【0034】ここでオリフィス2bの周りに配置したガ
ス噴出オリフィス10b、10b’の位置や内径を適当
に調節することによって、オリフィス2bからの繊維径
をオリフィス2aからの繊維径の10%にまで引き下げ
ることができる。
【0035】また、オリフィス2cの周りに配置したガ
ス噴出オリフィス10c、10c’の位置や内径を適当
に調節し、さらにガス噴出ノズル11、11’から噴出
される高温高速気体流をオリフィス2cの下方領域に集
中させることによって、オリフィス2cからの繊維径を
オリフィス2aからの繊維径の2%にまで引き下げるこ
とができる。
【0036】この時のオリフィス2cの周りのガス噴出
ノズル10c、10c’の内径とオリフィス2bの周り
のガス噴出ノズル10b、10b’の内径の比を適当に
選ぶことにより、オリフィス2cからの繊維径をオリフ
ィス2bからの繊維径の10%にまで引き下げることが
できる。
【0037】熱軟化性物質の流出オリフィス2の内径d
および長さlは、オリフィス形状が円筒形状でない場
合、すなわちオリフィス2の長さ方向に内径Dが変化す
る場合、あるオリフィス長さ△liにおける内径をDi
すれば、 l/d4=(D1 4/△l1+D2 4/△l2+・・・・ +Di 4/△li+・・・・)-1 ・・・(4) の式によってl/d4を定義する。また、流出オリフィ
ス2の断面が円形でない場合には、その内径dは断面積
をSとすれば d=2√S/π ・・・・・(5) で定義する。
【0038】本発明において、l1/d1 4、l2/d2 4
3/d3 4の値が式(1)〜(3)で示された範囲を外
れると、先に説明したガス噴出オリフィス9、9’、1
0、10’の位置や内径などの調節によっても、なお各
々の流出オリフィス2a、2b、2cから得られる繊維
径の差が大きくならず、従って例えば、太径繊維の引張
強度増大効果といった繊維径が大きく異なることによっ
てもたらされる、それぞれの繊維の持つ特性が発揮され
ない。
【0039】ノズル1に設けられた3種類の流出オリフ
ィス2a、2b、2cの各々流出オリフィスの合計個数
の全体の個数に対する割合は、いずれの種類の流出オリ
フィスであっても5〜90%であるのが望ましい。5%
以下になると、その流出オリフィスから得られる繊維の
均一な分布混在が困難となるので好適でない。また90
%以上になると、他の種類の流出オリフィスで5%以下
となるものが生ずるため、同じ理由で好適でない。
【0040】3種類の流出オリフィスの中で、平均内径
1と平均長さl1を有する第1の種類の流出オリフィス
2aか、平均内径d2と平均長さl2を有する第2の種類
の流出オリフィス2bのいずれかの個数を0とすると、
中細径繊維と細径繊維、あるいは太径繊維と細径繊維と
いった2種類の繊維の均一混合物を得る事が出来る。ま
た、これらの各流出オリフィス2a、2b、2cは各流
出オリフィスの個数がそれぞれいくらであっても、ノズ
ルの長手方向にそれぞれが1〜複数個の組み合わせで均
等に分散した状態で配置されている。
【0041】(繊維長の調節)本実施例によって複数の
種類の繊維の均一な混合物が得られるが、得られる繊維
の長さは繊維径が大きくなるほど長くなり、中細径繊維
では繊維の平均長さが10数mm以上、太径繊維では同
じく数10mm以上となる。これらはいずれも抄紙など
の成形過程の前の離解、混合過程で適当な長さに切断さ
れるのであるが、これらの離解、混合によってもなお繊
維が長すぎる場合やあらかじめ適当な長さに調節したい
場合には、繊維化の後、離解や混合の前に得られた繊維
混合物全体を一般的に知られた方法で切断すればよい。
【0042】一般的な方法によれば、繊維が長いほど切
断されやすいので、はじめから繊維の長さが比較的短い
細径繊維の長さはあまり変わらず、繊維が長くなる中細
径繊維から太径繊維へ行くにしたがって繊維が短く切断
される。そこで切断方法を工夫することにより、必要な
長さに調節された繊維混合物を得ることができる。
【0043】次に、本実施例を具体的数値データに基づ
き説明する。図6は本発明の図1〜図5の熱軟化性物質
流出用ノズルを持つガラス繊維を製造するための繊維化
装置の断面図である。
【0044】ガラス溶融窯12において溶融されたガラ
ス素地13はフォアハース14において温度調節を受け
つつ、その底部のスパウト15より流量をプランジャー
16によって制御させつつ、いわゆるRGJ法によるガ
ラス繊維化装置17(特開昭52−25113号に開
示)に流下させる。溶融されたガラス素地13はガラス
繊維化装置17にあるノズル(図示せず)の溶融ガラス
流出オリフィス2a、2b、および2cの群を通って繊
維化され、繊維18となってコレクションコンベア19
上に集められ綿20となる。コンベア19の下方にはサ
クションボックス21が設けられており、その内部の圧
力を下げることにより集綿を容易にする。
【0045】本実施例に用いた繊維化装置17のノズル
は平均繊維径19μmの太径繊維20重量%と平均繊維
径6μmの中細径繊維10重量%と平均繊維径0.8μ
mの細径繊維70重量%の繊維混合物が得られるように
各種の流出オリフィスの形状や個数が設計されている。
【0046】すなわち、オリフィス長さl1=1.0m
m、オリフィス内径d1=2.0mmを有する溶融ガラ
ス流出オリフィス(大流量オリフィス)2aは各オリフ
ィス2aあたり2.0kg/時間のガラスを流出し、そ
こで繊維化された繊維18aは太径の、例えば平均直径
が約19μmの繊維であり、流出オリフィス2の全個数
に対して約7%の個数を占める。
【0047】同じくオリフィス長さl2=1.0mm、
オリフィス内径d2=1.4mmを有する溶融ガラス流
出オリフィス(中流量オリフィス)2bは各オリフィス
2bあたり 0.8kg/時間のガラスを流出し、そこ
で繊維化された繊維18bは中細径の、例えば平均直径
が約6μmの繊維であり、流出オリフィス2の全個数に
対して約9%の個数を占める。
【0048】さらにオリフィス長さl3=1.0mm、
オリフィス内径d3=1.0mmを有する溶融ガラス流
出オリフィス(小流量オリフィス)2cは各オリフィス
2cあたり0.6kg/時間のガラスを流出し、そこで
繊維化された繊維18cは細径の、例えば平均直径が約
0.8μmの繊維であり、流出オリフィス2の全個数に
対して約84%の個数を占める。
【0049】これらの各流出オリフィス2a、2b、2
cはノズルの長手方向にそれぞれの個数に応じて互いに
均等に分散した状態で配置されている。このノズルを用
いて作られた太径の繊維18a、中細径の繊維18b、
細径の繊維18cは落下の途中でお互いに絡み合いなが
ら均一に分散混合しコレクションコンベア19上に集め
られる。以下の実施例のようにして得られた繊維混合物
と従来法で得られた繊維とを用いて製造した蓄電池セパ
レータの比較例を示す。
【0050】実施例1 本法で得られた上記の繊維混合物を高速離解機を用いて
約5分間離解して、これをpH2.5の液にて湿式抄造
し、ついで140℃に加熱してマット状の蓄電池用セパ
レータを製造した。そしてこのセパレータから幅15m
m×長さ100mmの試料片を切り取り、引張強度(g
/15mm幅)を測定した。
【0051】実施例2 高速離解機による離解時間を10分間にしたこと以外は
実施例1と同様にしてセパレータを製造し、引張強度を
測定した。
【0052】比較例1 別々の方法で単独に製造されたそれぞれ平均繊維径19
μmのガラス繊維20重量%、平均繊維径6μmのガラ
ス繊維10重量%、および平均繊維径0.8μmのガラ
ス繊維70重量%を用いたこと以外は実施例2と同様に
してセパレータを製造し、引張強度を測定した。表1に
比較結果をまとめる。
【0053】
【表1】 表1より、離解時間が実施例2、比較例1の1/2であ
る実施例1のセパレータは離解時間の長い比較例1のセ
パレータより高い引張強度を示すことがわかる。
【0054】
【発明の効果】本発明による熱軟化製物質流出用ノズル
を持つ繊維化装置を用いることにより、以下のような効
果がある。 (1)1つの繊維化装置で太径繊維と中細径繊維と細径
繊維を同時に繊維化することができ、かつ、生産ライン
で平均繊維径が大きく異なる繊維を同時に混在させ、均
一に配分することが出来る。 (2)抄造紙にするために必要な水溶液中での離解時間
が短縮できる。このため、離解時に生ずる繊維の損傷も
なくなり、成形品の品質が向上する。また、離解時間の
短縮でコスト面においても安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の繊維化装置の一実施例のノズルを示
す正面図である。
【図2】 図1のA−A’線に沿う断面図である。
【図3】 図1のB−B’線に沿う断面図である。
【図4】 図1のC−C’線に沿う断面図である。
【図5】 図1を底面より見た底面図である。
【図6】 本発明の繊維化装置を用いたガラス繊維混合
物を製造するための装置の断面図である。
【図7】 RGJ法を説明するための概念図である。
【図8】 改良RGJ法を説明するための概念図であ
る。
【符号の説明】
1…熱軟化性物質流出用ノズル、 2a、2b、2c…熱軟化性物質流出オリフィス、 9、9’…ガス(第1の気体)噴出オリフィス、 10a、10a’…ガス(第2の気体)噴出オリフィ
ス、 10b、10b’…ガス(第2の気体)噴出オリフィ
ス、 10c、10c’…ガス(第2の気体)噴出オリフィ
ス、 11、11’…ガス(第3の気体)噴出オリフィス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融した熱軟化性物質から繊維を製造す
    るための装置に用いられるノズルであって、列状に配置
    された溶融した熱軟化性物質を流出させるための複数個
    の流出オリフィスと該流出オリフィスの各々の近傍に設
    けられたガス噴出オリフィスとを備えており、前記流出
    オリフィスは内部形状の異なる二種類または三種類の流
    出オリフィスからなり、前記各種類の流出オリフィスは
    ノズルの長手方向にそれぞれ少なくとも1個以上からな
    る組合せで交互に配置され、第1の種類の流出オリフィ
    スの内径の平均値d1、長さの平均値l1、第2の種類の
    流出オリフィスの内径の平均値d2、長さの平均値l2
    第3の種類の流出オリフィスの内径の平均値d3、長さ
    の平均値l3の間には下式、 0.15(l3/d3 4)≦(l1/d1 4)≦0.67(l3/d3 4)・・・・・(1) かつ、 0.25(l3/d3 4)≦(l2/d2 4)≦1.33(l3/d3 4)・・・・・(2) かつ、 0.3(l2/d2 4)≦(l1/d1 4)≦(l2/d2 4)・・・・・・・(3) を満足することを特徴とする熱軟化性物質流出用ノズ
    ル。
  2. 【請求項2】 ノズルに設けられた三種類の流出オリフ
    ィスの中で、平均内径d1と平均長さl1を有する第1の
    種類の流出オリフィスか、平均内径d2と平均長さl2
    有する第2の種類の流出オリフィスのいずれかの個数が
    0であることを特徴とする請求項1記載の熱軟化性物質
    流出用ノズル。
  3. 【請求項3】 三種類の全ての種類の流出オリフィスを
    含むノズルであって、各々の種類の流出オリフィスの合
    計個数の全体の個数に対する割合が、いずれの種類の流
    出オリフィスであっても5〜90%であることを特徴と
    する請求項1記載の熱軟化性物質流出用ノズル。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の熱軟化性物質流出用ノズ
    ルを持つ繊維化装置。
JP469992A 1992-01-14 1992-01-14 熱軟化性物質流出用ノズルおよび該ノズルを持つ繊維化装置 Pending JPH05186240A (ja)

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