JPH05185301A - パイプ部品の製造方法 - Google Patents
パイプ部品の製造方法Info
- Publication number
- JPH05185301A JPH05185301A JP2322592A JP2322592A JPH05185301A JP H05185301 A JPH05185301 A JP H05185301A JP 2322592 A JP2322592 A JP 2322592A JP 2322592 A JP2322592 A JP 2322592A JP H05185301 A JPH05185301 A JP H05185301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe part
- pipe
- cut
- core material
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P13/00—Making metal objects by operations essentially involving machining but not covered by a single other subclass
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C37/00—Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
- B21C37/06—Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21F—WORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
- B21F37/00—Manufacture of rings from wire
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B1/00—Methods for turning or working essentially requiring the use of turning-machines; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2215/00—Details of workpieces
- B23B2215/72—Tubes, pipes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、バリを発生させずに面取り加工が
でき、もってなめらかな切断面を有したパイプ部品の製
造方法を提供するものである。 【構成】 旋盤加工にて切断し、所定寸法のパイプ部品
を製造するにおいて、可溶性金属を芯材とした二層複合
線とした後、旋盤にて所定寸法に切断し、しかる後酸処
理して芯材を溶解除去することを特徴とするパイプ部品
の製造方法。
でき、もってなめらかな切断面を有したパイプ部品の製
造方法を提供するものである。 【構成】 旋盤加工にて切断し、所定寸法のパイプ部品
を製造するにおいて、可溶性金属を芯材とした二層複合
線とした後、旋盤にて所定寸法に切断し、しかる後酸処
理して芯材を溶解除去することを特徴とするパイプ部品
の製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種パイプ部品の製造方
法に係り、詳しくは微小径パイプの切断面仕上がり良好
な切断方法に関するもので、特にペースメーカ等の電極
部品としての医療用貴金属パイプ部品等の製造に好適で
ある。
法に係り、詳しくは微小径パイプの切断面仕上がり良好
な切断方法に関するもので、特にペースメーカ等の電極
部品としての医療用貴金属パイプ部品等の製造に好適で
ある。
【０００２】
【従来技術と課題】ペースメーカの電極部品等の医療用
貴金属パイプ部品においては、切断端部に微小なバリが
あったり、なめらかでなかったりすると人体に損傷を与
えたり、炎症をひきおこしたりするもので、その切断面
仕上がりは重要なポイントであった。従来、パイプ材か
ら所定寸法の長さに切断しパイプ部品とするには旋盤加
工による方法があったが、突切りバイトにて突切り加工
する際、内径の振れにより同軸度が出ない為、切断終了
時にバリが発生することとなり、この為端部内側はドリ
ルによるバリをさらえる工程が必要であったり、また、
切り落としたパイプ部品にもバリが発生、残留している
為、バレル加工、研磨等の工程を要し手間隙がかかり煩
雑なものであった。その他、ワイヤカット（放電加
工）、ワイヤソー、パイプカッター等の方法もあるが、
いずれもバリがない端面のなめらかなパイプ部品を効率
良く加工することはできなかった。
貴金属パイプ部品においては、切断端部に微小なバリが
あったり、なめらかでなかったりすると人体に損傷を与
えたり、炎症をひきおこしたりするもので、その切断面
仕上がりは重要なポイントであった。従来、パイプ材か
ら所定寸法の長さに切断しパイプ部品とするには旋盤加
工による方法があったが、突切りバイトにて突切り加工
する際、内径の振れにより同軸度が出ない為、切断終了
時にバリが発生することとなり、この為端部内側はドリ
ルによるバリをさらえる工程が必要であったり、また、
切り落としたパイプ部品にもバリが発生、残留している
為、バレル加工、研磨等の工程を要し手間隙がかかり煩
雑なものであった。その他、ワイヤカット（放電加
工）、ワイヤソー、パイプカッター等の方法もあるが、
いずれもバリがない端面のなめらかなパイプ部品を効率
良く加工することはできなかった。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、バリを発生させずに面取り加
工ができ、もってなめらかな切断面を有したパイプ部品
の製造方法を提供するものである。
工ができ、もってなめらかな切断面を有したパイプ部品
の製造方法を提供するものである。
【０００４】
【発明の構成】上記課題を解決する為の本発明の技術的
手段は、旋盤加工にて切断し、所定寸法のパイプ部品を
製造するにおいて、可溶性金属を芯材とした二層複合線
とした後、旋盤にて所定寸法に切断し、しかる後酸処理
して芯材を溶解除去することを特徴とするものである。
手段は、旋盤加工にて切断し、所定寸法のパイプ部品を
製造するにおいて、可溶性金属を芯材とした二層複合線
とした後、旋盤にて所定寸法に切断し、しかる後酸処理
して芯材を溶解除去することを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】上記のように構成された本発明のパイプ部品の
製造方法によれば、芯材の入った二層の複合線なので、
パイプ部の切断後も芯材が残ることとなり従来のように
パイプ部切断終了時のバリが発生しないものである。ま
た、芯材により強度が保持されるので、従来のようにパ
イプ材ではできなかったバイトでのならい加工による面
取り（端面のなめらかな）加工ができるものである。そ
の後、突切りバイトにて切断終了とともに次のパイプ部
の面取り加工が連続して効率良くできるものである。切
断後は、酸処理にて芯材を溶解除去できるのでバリの無
い、面取りされたなめらかな切断面を有したパイプ部品
が効率良く得られることとなる。
製造方法によれば、芯材の入った二層の複合線なので、
パイプ部の切断後も芯材が残ることとなり従来のように
パイプ部切断終了時のバリが発生しないものである。ま
た、芯材により強度が保持されるので、従来のようにパ
イプ材ではできなかったバイトでのならい加工による面
取り（端面のなめらかな）加工ができるものである。そ
の後、突切りバイトにて切断終了とともに次のパイプ部
の面取り加工が連続して効率良くできるものである。切
断後は、酸処理にて芯材を溶解除去できるのでバリの無
い、面取りされたなめらかな切断面を有したパイプ部品
が効率良く得られることとなる。
【０００６】
【実施例】以下に実施例、従来例について説明する。
【０００７】まず、芯材１としてＣｕ、外被材２として
ＰｔＩｒ10％の外径1.82mm、芯材の径1.41mm、長さ２ｍ
の二層の複合線３をＮＣ旋盤にセットし、回転数1500rp
m で図１に示す如くＣ0.05の面取りをとるようにバイト
４にて切り込み、芯材を含めて座ぐり断面形状にした。
次いで図２に点線で示すようにバイト５にて突切り加工
し図３に示す如く切断部品６と面取り端面を有した複合
線７とした。同様の工程にて順次切断加工を続けた。そ
の後、切断部品６を硝酸20％水溶液にて酸処理し芯材を
溶解除去し外径1.82mm、内径1.41mm、長さ2.05mmの図４
に示す如くパイプ部品10′を得た。
ＰｔＩｒ10％の外径1.82mm、芯材の径1.41mm、長さ２ｍ
の二層の複合線３をＮＣ旋盤にセットし、回転数1500rp
m で図１に示す如くＣ0.05の面取りをとるようにバイト
４にて切り込み、芯材を含めて座ぐり断面形状にした。
次いで図２に点線で示すようにバイト５にて突切り加工
し図３に示す如く切断部品６と面取り端面を有した複合
線７とした。同様の工程にて順次切断加工を続けた。そ
の後、切断部品６を硝酸20％水溶液にて酸処理し芯材を
溶解除去し外径1.82mm、内径1.41mm、長さ2.05mmの図４
に示す如くパイプ部品10′を得た。
【０００８】一方、従来例として図４に示す如く外径1.
82mm、内径1.41mm、材質ＰｔＩｒ10％のパイプ材８をＮ
Ｃ旋盤（図示せぬ）にセットし、図５に示す如く突切り
バイト９にて突切り加工し長さ2.05mmのパイプ部品10を
得た。
82mm、内径1.41mm、材質ＰｔＩｒ10％のパイプ材８をＮ
Ｃ旋盤（図示せぬ）にセットし、図５に示す如く突切り
バイト９にて突切り加工し長さ2.05mmのパイプ部品10を
得た。
【０００９】然して、各々10ケの切断面仕上がりの品質
検査を行ったところ、従来例においては長さ 0.3mm以上
のバリ11が発生し、切断端部はエッチ状でなめらかでな
かったのに対し、実施例においてはバリは皆無で、切断
端部はＣ0.05の面取りされたなめらかな切断面を有した
パイプ部品であった。
検査を行ったところ、従来例においては長さ 0.3mm以上
のバリ11が発生し、切断端部はエッチ状でなめらかでな
かったのに対し、実施例においてはバリは皆無で、切断
端部はＣ0.05の面取りされたなめらかな切断面を有した
パイプ部品であった。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明のパイプ部品の製造
方法によれば、可溶性金属を芯材とした二層複合線から
旋盤にて所定寸法に切断し、しかる後、酸処理して芯材
を溶解除去するので、切断終了時のバリが発生すること
なく、また面取り加工ができ、もってなめらかな切断面
を有したパイプ部品を効率良く得られるという優れた効
果を有するものであり、特に医療用微小径の貴金属パイ
プ部品に好適である。
方法によれば、可溶性金属を芯材とした二層複合線から
旋盤にて所定寸法に切断し、しかる後、酸処理して芯材
を溶解除去するので、切断終了時のバリが発生すること
なく、また面取り加工ができ、もってなめらかな切断面
を有したパイプ部品を効率良く得られるという優れた効
果を有するものであり、特に医療用微小径の貴金属パイ
プ部品に好適である。
【図１】本発明のパイプ製品の製造方法の一実施例にお
ける製造工程を示す図。
ける製造工程を示す図。
【図２】本発明のパイプ製品の製造方法の一実施例にお
ける製造工程を示す図。
ける製造工程を示す図。
【図３】本発明のパイプ製品の製造方法の一実施例にお
ける製造工程を示す図。
ける製造工程を示す図。
【図４】本発明のパイプ製品の製造方法の一実施例にお
ける製造工程を示す図。
ける製造工程を示す図。
【図５】従来のパイプ部品の製造方法における製造工程
を示す図。
を示す図。
【図６】従来のパイプ部品の製造方法における製造工程
を示す図。
を示す図。
【符号の説明】 １ 芯材 ２ 外被材 ３ 複合線 ６ 切断部品 10′ パイプ部品
Claims (1)
- 【請求項１】 旋盤加工にて切断し、所定寸法のパイプ
部品を製造するにおいて、可溶性金属を芯材とした二層
複合線とした後、旋盤にて所定寸法に切断し、しかる後
酸処理して芯材を溶解除去することを特徴とするパイプ
部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2322592A JPH05185301A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | パイプ部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2322592A JPH05185301A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | パイプ部品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185301A true JPH05185301A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12104697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2322592A Pending JPH05185301A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | パイプ部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05185301A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102151841A (zh) * | 2010-12-31 | 2011-08-17 | 东莞市新志密封技术有限公司 | 一种聚四氟乙烯导向带倒角的方法及倒角机 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP2322592A patent/JPH05185301A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102151841A (zh) * | 2010-12-31 | 2011-08-17 | 东莞市新志密封技术有限公司 | 一种聚四氟乙烯导向带倒角的方法及倒角机 |
| CN102151841B (zh) * | 2010-12-31 | 2015-09-30 | 广东新志密封技术有限公司 | 一种聚四氟乙烯导向带倒角的方法及倒角机 |
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