JPH05184122A - ボイスコイルモータ - Google Patents
ボイスコイルモータInfo
- Publication number
- JPH05184122A JPH05184122A JP34645691A JP34645691A JPH05184122A JP H05184122 A JPH05184122 A JP H05184122A JP 34645691 A JP34645691 A JP 34645691A JP 34645691 A JP34645691 A JP 34645691A JP H05184122 A JPH05184122 A JP H05184122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center pole
- coil
- yoke
- voice
- coil motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】補償コイルのはく離を起こりにくくするととも
に補償コイルの抵抗分布を一様連続にし、ボイスコイル
モータの応答性を向上させること。 【構成】センターポール２、７の補償コイルとして鉄心
表面２ａに、テフロン（登録商標）２ｂをコーティング
し、その上から乾式メッキによって銅膜２ｃを形成する
かまたは、湿式メッキによって鉄心表面７ａに直接、銅
膜を形成した。
に補償コイルの抵抗分布を一様連続にし、ボイスコイル
モータの応答性を向上させること。 【構成】センターポール２、７の補償コイルとして鉄心
表面２ａに、テフロン（登録商標）２ｂをコーティング
し、その上から乾式メッキによって銅膜２ｃを形成する
かまたは、湿式メッキによって鉄心表面７ａに直接、銅
膜を形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストン旋盤のバイト
直動機構等に用いられるボイスコイルモータに関するも
のである。
直動機構等に用いられるボイスコイルモータに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来のボイスコイルモータにおいて、図
３に示すように、センターポール１１に補償コイルとし
て、鉄心１１ａのまわりに銅板１１ｂを折曲げ、その両
端をハンダ１１ｃによって固定していた。
３に示すように、センターポール１１に補償コイルとし
て、鉄心１１ａのまわりに銅板１１ｂを折曲げ、その両
端をハンダ１１ｃによって固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の補償コイルを備
えたボイスコイルモータを用いて、バイトを高速に進退
駆動させた場合に、センターポール、ヨーク等の温度が
上昇し、この異常加熱で接着部のハンダが溶け、銅板が
鉄心からはく離するおそれがある。また、起動・停止を
頻繁に行うことによって、接着部に繰返し熱応力が加わ
り、接着部が破断するおそれがあるという問題があっ
た。
えたボイスコイルモータを用いて、バイトを高速に進退
駆動させた場合に、センターポール、ヨーク等の温度が
上昇し、この異常加熱で接着部のハンダが溶け、銅板が
鉄心からはく離するおそれがある。また、起動・停止を
頻繁に行うことによって、接着部に繰返し熱応力が加わ
り、接着部が破断するおそれがあるという問題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のボイスコイルモ
ータは、センターポールに補償コイルとして、センター
ポールの鉄心にメッキによって銅膜を形成したことを特
徴とする。
ータは、センターポールに補償コイルとして、センター
ポールの鉄心にメッキによって銅膜を形成したことを特
徴とする。
【０００５】
【作用】上記の構成により、補償コイルにハンダ付け部
がないため、補償コイルのはく離が起こりにくく、また
補償コイルの抵抗分布が一様連続なため、一様な電流が
流れることで、ボイスコイルモータの応答性を向上でき
る。
がないため、補償コイルのはく離が起こりにくく、また
補償コイルの抵抗分布が一様連続なため、一様な電流が
流れることで、ボイスコイルモータの応答性を向上でき
る。
【０００６】
【実施例】本発明の第１実施例について図１において説
明する。図１に示すボイスコイルモータは、ヨーク１
と、このヨーク１の内側に配設したセンターポール２
と、このセンターポール２を挟んでヨーク１の内側に相
対向して設けられた永久磁石３と、センターポール２と
永久磁石３との間に設けられ外周にコイル４が巻かれた
可動体５とから構成される。
明する。図１に示すボイスコイルモータは、ヨーク１
と、このヨーク１の内側に配設したセンターポール２
と、このセンターポール２を挟んでヨーク１の内側に相
対向して設けられた永久磁石３と、センターポール２と
永久磁石３との間に設けられ外周にコイル４が巻かれた
可動体５とから構成される。
【０００７】センターポール２には、補償コイルとして
鉄心２ａ表面にテフロン２ｂでコーティングされ、その
表面に乾式メッキによって銅膜２ｃが形成されている。
上記の構成により、補償コイルである銅２ｃのはく離が
起こりにくく、補償コイルの抵抗分布が一様連続にな
り、一様な電流が流れる。また、補償コイルと鉄心２ａ
が絶縁できる。
鉄心２ａ表面にテフロン２ｂでコーティングされ、その
表面に乾式メッキによって銅膜２ｃが形成されている。
上記の構成により、補償コイルである銅２ｃのはく離が
起こりにくく、補償コイルの抵抗分布が一様連続にな
り、一様な電流が流れる。また、補償コイルと鉄心２ａ
が絶縁できる。
【０００８】本発明の第２実施例について図２において
第１実施例との相違点を説明する。図２に示すボイスコ
イルモータのセンターポール７には、補償コイルとして
鉄心７ａ表面に湿式メッキによって銅膜７ｂが形成され
ている。上記の構成により、補償コイルと鉄心７ａの絶
縁を除けば、第１実施例と同様な効果が得られる。
第１実施例との相違点を説明する。図２に示すボイスコ
イルモータのセンターポール７には、補償コイルとして
鉄心７ａ表面に湿式メッキによって銅膜７ｂが形成され
ている。上記の構成により、補償コイルと鉄心７ａの絶
縁を除けば、第１実施例と同様な効果が得られる。
【０００９】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、補償コイルとしてセンターポールの鉄心にメッキに
よって銅膜を形成した構成なので、補償コイルのはく離
が起こりににくく、また補償コイルの抵抗分布が一様連
続なため、一様な電流が流れることで、ボイスコイルモ
ータの応答性を向上できる。
ば、補償コイルとしてセンターポールの鉄心にメッキに
よって銅膜を形成した構成なので、補償コイルのはく離
が起こりににくく、また補償コイルの抵抗分布が一様連
続なため、一様な電流が流れることで、ボイスコイルモ
ータの応答性を向上できる。
【図１】本発明の第１実施例であるボイスコイルモータ
の断面図である。
の断面図である。
【図２】本発明の第２実施例であるボイスコイルモータ
の断面図である。
の断面図である。
【図３】従来のボイスコイルモータのセンターポールを
示す図である。
示す図である。
１ ヨーク ２ センターポール ２ａ 鉄心 ２ｂ テフロン ２ｃ 銅膜 ３ 永久磁石 ４ コイル ５ 可動体 ６ ヨーク ７ センターポール ７ａ 鉄心 ７ｂ 銅膜 ８ 永久磁石 ９ コイル １０ 可動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊博 愛知県刈谷市朝日町１丁目１番地 豊田工 機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 ヨークと、このヨークの内側に配設した
センターポールと、このセンターポールを挟んで前記ヨ
ークの内側に相対向して設けられた永久磁石と、前記セ
ンターポールと前記永久磁石との間に設けられ外周にコ
イルが巻かれた可動体とから構成されるボイスコイルモ
ータにおいて、前記センターポールに補償コイルとして
前記センターポールの鉄心にメッキによって銅膜を形成
したことを特徴とするボイスコイルモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34645691A JPH05184122A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ボイスコイルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34645691A JPH05184122A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ボイスコイルモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184122A true JPH05184122A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18383558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34645691A Pending JPH05184122A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | ボイスコイルモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05184122A (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP34645691A patent/JPH05184122A/ja active Pending
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