JPH0518132U - テレビジヨン信号送信システム - Google Patents
テレビジヨン信号送信システムInfo
- Publication number
- JPH0518132U JPH0518132U JP6283391U JP6283391U JPH0518132U JP H0518132 U JPH0518132 U JP H0518132U JP 6283391 U JP6283391 U JP 6283391U JP 6283391 U JP6283391 U JP 6283391U JP H0518132 U JPH0518132 U JP H0518132U
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- JP
- Japan
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- television signal
- transmission system
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案の目的は、停波なく、しかも定格電力
で送信することのできるテレビジョン信号送信システム
を提供することにある。 【構成】この考案は、映像信号、音声信号をテレビ被変
調波に変調し、その出力を2分配して第1、第2のアン
テナに給電するテレビジョン信号送信システムにおい
て、前記被変調波信号をそれぞれ定格送信出力まで電力
増幅する第1、第2の電力増幅盤と、この第1、第2の
電力増幅盤の各出力を合成して第1のダミーロードに導
出し、合成時に得られる各出力差を第2のダミーロード
に導出する合成器と、前記第1、第2の電力増幅盤の各
出力を通常はそれぞれ前記第1、第2のアンテナに導出
し、必要に応じて前記合成器に導出するUリンク盤とを
具備して構成される。
で送信することのできるテレビジョン信号送信システム
を提供することにある。 【構成】この考案は、映像信号、音声信号をテレビ被変
調波に変調し、その出力を2分配して第1、第2のアン
テナに給電するテレビジョン信号送信システムにおい
て、前記被変調波信号をそれぞれ定格送信出力まで電力
増幅する第1、第2の電力増幅盤と、この第1、第2の
電力増幅盤の各出力を合成して第1のダミーロードに導
出し、合成時に得られる各出力差を第2のダミーロード
に導出する合成器と、前記第1、第2の電力増幅盤の各
出力を通常はそれぞれ前記第1、第2のアンテナに導出
し、必要に応じて前記合成器に導出するUリンク盤とを
具備して構成される。
Description
【0001】
この考案は、テレビジョン放送局、中継局等で用いられるテレビジョン信号送 信システムに係り、特に2台の電力増幅盤を用いたものに関する。
【0002】
従来のテレビジョン信号送信システムは、一般に図2に示すように構成される 。図2において、励振器(EX)1,2はそれぞれ映像信号、音声信号をテレビ 被変調波に変調する。切換器5は各励振器1,2のいずれか一方を選択する。そ の選択出力は2分配され、それぞれ電力増幅盤(PA)3,4に送られる。
【0003】 各電力増幅盤3,4はそれぞれ定格送信出力の1/2まで増幅する。増幅され た信号はそれぞれUリンク盤6を介して合成器(COMB)7に送られる。両入 力を合成して定格出力を得る。この合成出力はUリンク盤8を介してT分岐器9 により2分配され、上段及び下段のアンテナ10,11に送られる。
【0004】 上記Uリンク盤6,8は、送信機の試験と出力系機器の故障の際のバイパスル ートを確保する目的で設置されている。尚、図中12,13はダミーロードを示 している。
【0005】 まず、試験の際には、Uリンク盤8をF−GからF−Hに切換え、合成出力を ダミーロード12に導く。また、出力系機器、例えば合成器7が故障の場合には 、放送続行不可能となるので、電力増幅盤3,4のどちらか一方の出力をアンテ ナ10,11に給電するバイパス経路を確保する。例えば、電力増幅盤3の出力 をアンテナ10,11に給電するためには、Uリンク盤6をA−BからA−Cに 切換え、Uリンク盤8をH−IからG−Iに切換えればよい。
【0006】 しかしながら、上記構成による従来のテレビジョン信号送信システムでは、合 成器が故障した場合に、バイパス経路を形成するまでの長時間の停波は避けられ ず、また定格出力の1/2でしか送信できない。さらに、T分岐器が故障した場 合には送信不可能となる欠点がある。
【0007】
以上述べたように従来のテレビジョン信号送信システムでは、合成器が故障し た場合には、バイパス経路の形成による長時間の停波、送信出力の低下という問 題が生じ、T分岐器が故障した場合には、送信不可能になるという問題が生じる 。
【0008】 この考案は上記の問題を解決するためになされたもので、停波なく、しかも定 格電力で送信することのできるテレビジョン信号送信システムを提供することを 目的とする。
【0009】
上記目的を達成するためにこの考案は、映像信号、音声信号をテレビ被変調波 に変調し、その出力2分配して第1、第2のアンテナに給電するテレビジョン信 号送信システムにおいて、 前記被変調波信号をそれぞれ定格送信出力まで電力増幅する第1、第2の電力 増幅盤と、 この第1、第2の電力増幅盤の各出力を合成して第1のダミーロードに導出し 、合成時に得られる各出力差を第2のダミーロードに導出する合成器と、
【0010】 前記第1、第2の電力増幅盤の各出力を通常はそれぞれ前記第1、第2のアン テナに導出し、必要に応じて前記合成器に導出するUリンク盤とを具備して構成 される。
【0011】
上記構成によるテレビジョン信号送信システムでは、通常送信状態において、 第1、第2の電力増幅盤の出力を直接的に第1、第2のアンテナに給電し、振幅 、位相試験時等の必要があるときは、Uリンク盤を切換えて、第1、第2の電力 増幅盤の出力を合成器に導くようにしている。
【0012】
以下、図1を参照してこの考案の一実施例を説明する。但し、図1において図 2と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分を中心に説明する 。
【0013】 図1において、前記電力増幅盤3は入力信号を定格出力まで電力増幅する。そ の出力はUリンク盤6を介し、90°移相器14で位相を90°遅らされてアン テナ10に給電される。また、前記電力増幅盤4も入力信号を定格出力まで電力 増幅する。その出力は上記Uリンク盤6を介して直接アンテナ11に給電される 。
【0014】 上記Uリンク盤6は、電力増幅盤3,4の出力合成及び位相試験のための経路 切換えに用いる。すなわち、Uリンク盤6をA−BからA−Cに、E−FからD −Eにそれぞれ切換えることにより、電力増幅盤3,4の出力を合成器7に導き 、出力合成してダミーロード12に導出する。
【0015】 ここで、各電力増幅盤3,4の出力に振幅差あるいは位相差があると、その差 に対応した電力が合成器7から出力され、ダミーロード13に導出される。もし 、ダミーロード13に出力される電力がある場合には、電力増幅盤3,4の出力 の振幅と位相を調整することになる。振幅、位相の調整回路については、従来と 同じ方式で可能であるので、その説明を省略する。
【0016】 上記90°移相器14は送信周波数の1/4波長線路で実現できる。通常、合 成器7には3dBカップラーを用いるので、上記調整により振幅及び位相を調整 した場合には、A点がE点より90°位相が進んでいる。一方、上段アンテナ1 0への給電位相と下段アンテナ11への給電位相は通常同相にしなければならな い。
【0017】 そこで、この実施例では、A点から上段アンテナ10までの間に90°移相器 14を介在させ、位相を90°遅らせることにより、結果として上下段のアンテ ナ10,11への給電を同相としている。
【0018】 したがって、上記構成によるテレビジョン信号送信システムは、合成器、T分 岐器を用いていないため、停波、出力低下となった問題はなく、しかも定格電力 で送信することのでき、放送中の信頼性向上に寄与することができる。 尚、この考案は上記実施例に限らず、その要旨を変更しない範囲で種々変形し てもよいことは勿論である。
【0019】
以上のようにこの考案によれば、停波なく、しかも定格電力で送信することの できるテレビジョン信号送信システムを提供することができる。
【図1】この考案に係るテレビジョン信号送信システム
の一実施例を示すブロック回路図。
の一実施例を示すブロック回路図。
【図2】従来のテレビジョン信号送信システムの構成を
示すブロック回路図。
示すブロック回路図。
1,2…励振器、3,4…電力増幅盤、5…切換器、
6,8…Uリンク盤、7…合成器、9…T分岐器、1
0,11…上下段アンテナ。
6,8…Uリンク盤、7…合成器、9…T分岐器、1
0,11…上下段アンテナ。
Claims (3)
- 【請求項1】 映像信号、音声信号をテレビ被変調波に
変調し、その出力を2分配して第1、第2のアンテナに
給電するテレビジョン信号送信システムにおいて、 前記被変調波信号をそれぞれ定格送信出力まで電力増幅
する第1、第2の電力増幅盤と、 この第1、第2の電力増幅盤の各出力を合成して第1の
ダミーロードに導出し、合成時に得られる各出力差を第
2のダミーロードに導出する合成器と、 前記第1、第2の電力増幅盤の各出力を通常はそれぞれ
前記第1、第2のアンテナに導出し、必要に応じて前記
合成器に導出するUリンク盤とを具備するテレビション
信号送信システム。 - 【請求項2】 前記Uリンク盤と前記第1、第2のアン
テナのいずれか一方との間に90°移相器を介在させる
ことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン信号送信
システム。 - 【請求項3】 前記90°移相器は、送信周波数の1/
4波長線路であることを特徴とする請求項2記載のテレ
ビジョン信号送信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6283391U JPH0518132U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | テレビジヨン信号送信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6283391U JPH0518132U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | テレビジヨン信号送信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518132U true JPH0518132U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13211717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6283391U Pending JPH0518132U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | テレビジヨン信号送信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518132U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07205299A (ja) * | 1994-01-11 | 1995-08-08 | Japan Steel Works Ltd:The | 樹脂製屈曲管状体 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP6283391U patent/JPH0518132U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07205299A (ja) * | 1994-01-11 | 1995-08-08 | Japan Steel Works Ltd:The | 樹脂製屈曲管状体 |
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