JPH0517967A - アタツチメントの姿勢維持装置 - Google Patents
アタツチメントの姿勢維持装置Info
- Publication number
- JPH0517967A JPH0517967A JP19876991A JP19876991A JPH0517967A JP H0517967 A JPH0517967 A JP H0517967A JP 19876991 A JP19876991 A JP 19876991A JP 19876991 A JP19876991 A JP 19876991A JP H0517967 A JPH0517967 A JP H0517967A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attachment
- horizontal sensor
- actuator
- posture
- moved
- Prior art date
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- Pending
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Shovels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アタッチメントの姿勢維持装置である。
【構成】 バックホー等のアーム(1)またはブームの先
端に、回動可能に支持され、アクチエーター(2)によっ
て姿勢を変更あるいは固定できる構造のアタッチメント
(3)に於いて、該アタッチメントの回転軸(5)に垂直な平
面上に水平センサー(6)を設け、該水平センサーによっ
てアクチエーターを制御することにより、アタッチメン
トの姿勢を一定位置に保持できるように構成したもので
ある。 【効果】 アタッチメントの水平維持のみならず、傾斜
面作業に対するアタッチメントの角度を自動的に維持す
ることにより作業能率を向上できる。
端に、回動可能に支持され、アクチエーター(2)によっ
て姿勢を変更あるいは固定できる構造のアタッチメント
(3)に於いて、該アタッチメントの回転軸(5)に垂直な平
面上に水平センサー(6)を設け、該水平センサーによっ
てアクチエーターを制御することにより、アタッチメン
トの姿勢を一定位置に保持できるように構成したもので
ある。 【効果】 アタッチメントの水平維持のみならず、傾斜
面作業に対するアタッチメントの角度を自動的に維持す
ることにより作業能率を向上できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】コンクリートバケット、ハンド、
法面バケット、アタッチメント式振動締固め機等の、作
業時に一定姿勢を必要とするアタッチメントの姿勢維持
装置に関するものである。
法面バケット、アタッチメント式振動締固め機等の、作
業時に一定姿勢を必要とするアタッチメントの姿勢維持
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、アタッチメントの姿勢を一定に
保つのは、オペレーターがアタッチメントを見ながら手
動で修正を行なっていた。
保つのは、オペレーターがアタッチメントを見ながら手
動で修正を行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】アームとかブームの先
端に取り付けられたアタッチメントは、アームやブーム
の動きに従って姿勢が変わってしまう。その姿勢を手動
で調整するのは、かなりの熟練を要するものであり、特
にブームの先端に取り付けられているアームの先端に取
り付けるアタッチメントの動きはアームの動きとブーム
の動きの両者によって影響されるので、複雑な動きをす
るため、かなり扱い難いものである。以上のように、従
来の方法では問題点があり、本発明では水平センサーを
設けることにより問題点を解決しようとするものであ
る。
端に取り付けられたアタッチメントは、アームやブーム
の動きに従って姿勢が変わってしまう。その姿勢を手動
で調整するのは、かなりの熟練を要するものであり、特
にブームの先端に取り付けられているアームの先端に取
り付けるアタッチメントの動きはアームの動きとブーム
の動きの両者によって影響されるので、複雑な動きをす
るため、かなり扱い難いものである。以上のように、従
来の方法では問題点があり、本発明では水平センサーを
設けることにより問題点を解決しようとするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】バックホー等のアーム
(1)またはブームの先端に、回動可能に支持され、アク
チエーター(2)によって姿勢を変更あるいは固定できる
構造のアタッチメント(3)において、該アタッチメント
の回転軸(5)に垂直な平面上に設ける水平センサー(6)
は、ブラケット(4)の上段部に設けた取付軸(7)に、重り
(8)を下端に設けた垂直部(9)の上端を揺動自在に取付
け、該垂直部の両側にリミットスイッチ(10)(11)を対設
したものであり、以上のように構成された水平センサー
(6)でアクチエーター(2)を制御することによって、アタ
ッチメント(3)の姿勢を一定位置に保持できるようにし
た姿勢維持装置とする。
(1)またはブームの先端に、回動可能に支持され、アク
チエーター(2)によって姿勢を変更あるいは固定できる
構造のアタッチメント(3)において、該アタッチメント
の回転軸(5)に垂直な平面上に設ける水平センサー(6)
は、ブラケット(4)の上段部に設けた取付軸(7)に、重り
(8)を下端に設けた垂直部(9)の上端を揺動自在に取付
け、該垂直部の両側にリミットスイッチ(10)(11)を対設
したものであり、以上のように構成された水平センサー
(6)でアクチエーター(2)を制御することによって、アタ
ッチメント(3)の姿勢を一定位置に保持できるようにし
た姿勢維持装置とする。
【０００５】
【作用】上記のように構成したアタッチメントの姿勢維
持装置は、水平センサー(6)がアタッチメント(3)の要求
された姿勢とのずれを感知し、アタッチメント(3)の姿
勢を変化させるアクチエーター(2)を作動させる油圧バ
ルブ等のコントローラーに指令して、アクチエーターを
作動させて、アタッチメントの姿勢を自動的に修正して
その姿勢を維持させることが出来る。
持装置は、水平センサー(6)がアタッチメント(3)の要求
された姿勢とのずれを感知し、アタッチメント(3)の姿
勢を変化させるアクチエーター(2)を作動させる油圧バ
ルブ等のコントローラーに指令して、アクチエーターを
作動させて、アタッチメントの姿勢を自動的に修正して
その姿勢を維持させることが出来る。
【０００６】以下、本発明の作用を図１について詳述す
ると次の通りである。アーム(1)が軸(12)を支点にして
矢印方向に動かされると、アーム(1)の先端に装着され
ているアタッチメント(3)（図１では、法面作業用バケ
ット）の姿勢が回転軸(5)を支点にして矢印方向に動か
され、その姿勢が変わる。その時アタッチメント(3)に
設けられている水平センサー(6)の重り(8)がそのまま残
るので、取付軸(7)を中心にして矢印方向に移動したこ
とになり、リミットスイッチ(10)を垂直部(9)が押して
「ＯＮ」にするので電磁コントロールバルブ(13)のコイ
ル(14)を励磁して、油圧ポンプ(15)からの作動油がアク
チエーター（油圧シリンダー）(2)のロッド側に流れ、
アタッチメント(3)を回転軸(5)を中心にして動かす。こ
の場合は引き起こすかたちとなる。アタッチメント(3)
が回転すると、重り(8)はそのまま残るので、リミット
スイッチ(10)から垂直部(9)が離れ、コントロールバル
ブ(13)のコイル(14)の励磁が消え、コントロールバルブ
(13)は中立位置となり、アクチエーター(2)及びアタッ
チメント(3)の動作は停止し位置が決定される。
ると次の通りである。アーム(1)が軸(12)を支点にして
矢印方向に動かされると、アーム(1)の先端に装着され
ているアタッチメント(3)（図１では、法面作業用バケ
ット）の姿勢が回転軸(5)を支点にして矢印方向に動か
され、その姿勢が変わる。その時アタッチメント(3)に
設けられている水平センサー(6)の重り(8)がそのまま残
るので、取付軸(7)を中心にして矢印方向に移動したこ
とになり、リミットスイッチ(10)を垂直部(9)が押して
「ＯＮ」にするので電磁コントロールバルブ(13)のコイ
ル(14)を励磁して、油圧ポンプ(15)からの作動油がアク
チエーター（油圧シリンダー）(2)のロッド側に流れ、
アタッチメント(3)を回転軸(5)を中心にして動かす。こ
の場合は引き起こすかたちとなる。アタッチメント(3)
が回転すると、重り(8)はそのまま残るので、リミット
スイッチ(10)から垂直部(9)が離れ、コントロールバル
ブ(13)のコイル(14)の励磁が消え、コントロールバルブ
(13)は中立位置となり、アクチエーター(2)及びアタッ
チメント(3)の動作は停止し位置が決定される。
【０００７】逆に、アーム(1)が軸(12)を支点にして矢
印と反対方向に動かされると、アタッチメント(3)の姿
勢が回転軸(5)を支点にして矢印と反対方向に動かさ
れ、その姿勢が変わる。その時水平センサー(6)の重り
(8)がそのまま残るので、取付軸(7)を中心にして矢印と
反対方向に移動したことになり、リミットスイッチ(11)
を押して「ＯＮ」にするので、電磁コントロールバルブ
(13)のコイル(14)が励磁され、油圧ポンプ(15)からの作
動油がアクチエーター(2)のボトム側に流れ、アタッチ
メント(3)を回転軸(5)を中心にして動かす。アタッチメ
ント(3)が回転すると、重り(8)はそのまま残るので、リ
ミットスイッチ(11)から垂直部(9)が離れ、コントロー
ルバルブ(13)のコイル(14)の励磁が消え、コントロール
バルブ(13)は中立位置となり、アクチエーター(2)及び
アタッチメント(3)の動作は停止し位置が決定される。
印と反対方向に動かされると、アタッチメント(3)の姿
勢が回転軸(5)を支点にして矢印と反対方向に動かさ
れ、その姿勢が変わる。その時水平センサー(6)の重り
(8)がそのまま残るので、取付軸(7)を中心にして矢印と
反対方向に移動したことになり、リミットスイッチ(11)
を押して「ＯＮ」にするので、電磁コントロールバルブ
(13)のコイル(14)が励磁され、油圧ポンプ(15)からの作
動油がアクチエーター(2)のボトム側に流れ、アタッチ
メント(3)を回転軸(5)を中心にして動かす。アタッチメ
ント(3)が回転すると、重り(8)はそのまま残るので、リ
ミットスイッチ(11)から垂直部(9)が離れ、コントロー
ルバルブ(13)のコイル(14)の励磁が消え、コントロール
バルブ(13)は中立位置となり、アクチエーター(2)及び
アタッチメント(3)の動作は停止し位置が決定される。
【０００８】
【実施例】図面について実施の一例を述べると、バック
ホー等のアーム(1)の先端に回動自在に支持され、アク
チエーター(2)によって姿勢を変更あるいは固定できる
アタッチメント(3)において、該アタッチメントの回転
軸(5)に垂直な平面上に設ける水平センサー(6)は、ブラ
ケット(4)の上段部に設けた取付軸(7)に、重り(8)を下
端に設けた垂直部(9)の上端を揺動自在に取付け、該垂
直部の両側にリミットスイッチ(10)(11)を対設したもの
であり、この水平センサー(6)で、上記アクチエーター
(2)を制御することによってアタッチメント(3)の姿勢を
一定位置に保持できるようにした姿勢維持装置である。
以上の装置は自動的に行なわれるが、スイッチ操作に切
替えることは自由である。
ホー等のアーム(1)の先端に回動自在に支持され、アク
チエーター(2)によって姿勢を変更あるいは固定できる
アタッチメント(3)において、該アタッチメントの回転
軸(5)に垂直な平面上に設ける水平センサー(6)は、ブラ
ケット(4)の上段部に設けた取付軸(7)に、重り(8)を下
端に設けた垂直部(9)の上端を揺動自在に取付け、該垂
直部の両側にリミットスイッチ(10)(11)を対設したもの
であり、この水平センサー(6)で、上記アクチエーター
(2)を制御することによってアタッチメント(3)の姿勢を
一定位置に保持できるようにした姿勢維持装置である。
以上の装置は自動的に行なわれるが、スイッチ操作に切
替えることは自由である。
【０００９】本実施例は、法面作業用バケットに使用
し、生コンクリート等を作業場所へ移送、供給するため
に、水平位置の維持を図るものであるが、他の実施例と
して、図２に示すように平行リンク式ハンド(20)に使用
すれば、物を掴む位置から、運んで置く位置まで自動的
にハンドの水平が維持される。又、図３のように法面を
均平化する法面バケット(21)に使用すれば、水平センサ
ーをあらかじめ法面傾斜角度に設定しておくことによ
り、容易に法面の均平作業が出来る。又、図４のように
アタッチメント式振動締固め機(22)に使用する場合、締
め固めする平面の傾斜角度をあらかじめ水平センサーで
設定しておけば、アタッチメントの位置修正に意を用い
る事無く、締め固め作業が可能である。又、水平センサ
ーは、電気式、電子式、油圧式等、本実施例に限るもの
ではなく、アクチエーター、コントローラーについても
本実施例のみに限定するものではない。
し、生コンクリート等を作業場所へ移送、供給するため
に、水平位置の維持を図るものであるが、他の実施例と
して、図２に示すように平行リンク式ハンド(20)に使用
すれば、物を掴む位置から、運んで置く位置まで自動的
にハンドの水平が維持される。又、図３のように法面を
均平化する法面バケット(21)に使用すれば、水平センサ
ーをあらかじめ法面傾斜角度に設定しておくことによ
り、容易に法面の均平作業が出来る。又、図４のように
アタッチメント式振動締固め機(22)に使用する場合、締
め固めする平面の傾斜角度をあらかじめ水平センサーで
設定しておけば、アタッチメントの位置修正に意を用い
る事無く、締め固め作業が可能である。又、水平センサ
ーは、電気式、電子式、油圧式等、本実施例に限るもの
ではなく、アクチエーター、コントローラーについても
本実施例のみに限定するものではない。
【００１０】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば水平センサーにより、アタッチメントの水平維持のみ
ならず、傾斜面作業に対するアタッチメント角度を自動
的に維持する事により、作業の能率を大幅に向上するこ
とが出来るものである。
ば水平センサーにより、アタッチメントの水平維持のみ
ならず、傾斜面作業に対するアタッチメント角度を自動
的に維持する事により、作業の能率を大幅に向上するこ
とが出来るものである。
【図１】（Ａ）は本発明を法面作業用バケットに適用し
た場合の構成図、（Ｂ）は水平センサーの一実施例であ
る。
た場合の構成図、（Ｂ）は水平センサーの一実施例であ
る。
【図２】本発明を平行リンク式ハンドに適用した場合を
示す。
示す。
【図３】本発明を法面バケットに適用した場合を示す。
【図４】本発明をアタッチメント式振動締固め機に適用
した場合を示す。
した場合を示す。
１ アーム ２ アクチエーター ３ アタッチメント ５ 回転軸 ６ 水平センサー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 バックホー等のアーム(1)またはブーム
の先端に、回動可能に支持され、アクチエーター(2)に
よって姿勢を変更あるいは固定できる構造のアタッチメ
ント(3)において、該アタッチメントの回転軸(5)に垂直
な平面上に、水平センサー(6)を設け、該水平センサー
によってアクチエーター(2)を制御することにより、ア
タッチメントの姿勢を一定位置に保持できるように構成
した、アタッチメントの姿勢維持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19876991A JPH0517967A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | アタツチメントの姿勢維持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19876991A JPH0517967A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | アタツチメントの姿勢維持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517967A true JPH0517967A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16396627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19876991A Pending JPH0517967A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | アタツチメントの姿勢維持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517967A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170058125A (ko) * | 2015-11-18 | 2017-05-26 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 제어 방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61101961A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボタン型アルカリ電池の製造法 |
| JPH02190531A (ja) * | 1989-01-18 | 1990-07-26 | Yutani Heavy Ind Ltd | 作業車両のバケット角制御装置 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP19876991A patent/JPH0517967A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61101961A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボタン型アルカリ電池の製造法 |
| JPH02190531A (ja) * | 1989-01-18 | 1990-07-26 | Yutani Heavy Ind Ltd | 作業車両のバケット角制御装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170058125A (ko) * | 2015-11-18 | 2017-05-26 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 제어 방법 |
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