JPH05173987A - マルチプロセッサシステムの機能管理方法 - Google Patents

マルチプロセッサシステムの機能管理方法

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JPH05173987A
JPH05173987A JP34160891A JP34160891A JPH05173987A JP H05173987 A JPH05173987 A JP H05173987A JP 34160891 A JP34160891 A JP 34160891A JP 34160891 A JP34160891 A JP 34160891A JP H05173987 A JPH05173987 A JP H05173987A
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Yasutaka Ouchi
康敬 大内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチプロセッサシステムにおける処理プロ
セッサの機能管理方法に関し、複数の処理プロセッサの
有する機能の情報を自動的に管理することを目的とす
る。 【構成】 異なる機能をもつプロセッサを含む複数の処
理プロセッサ11-1〜11-nと該複数の処理プロセッサを管
理する管理プロセッサ12がバス16により接続されて成る
マルチプロセッサシステムにおいて、各処理プロセッサ
内に各処理プロセッサの有する機能を識別する機能情報
を管理プロセッサに送信する機能情報送信手段13を備
え、管理プロセッサ内に複数の処理プロセッサより送信
される前記機能情報を受信する機能情報受信手段14と、
機能情報受信手段14が受信した前記機能情報を記憶する
機能情報記憶手段15を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチプロセッサシステ
ムにおけるプロセッサの機能管理方法に関する。
【0002】近年、処理を行うプロセッサを機能単位ま
たは負荷単位に設けてシステムを構成するマルチプロセ
ッサシステムや、これらのプロセッサを分散して設置す
るマルチプロセッサシステムが広く用いちれている。
【0003】このようなシステムとしては、複数のプロ
セッサをバスで接続したマルチプロセッサシステムが代
表的なものであるが、複数のノードをリンクと呼ばれる
回線で接続した例えばデータ交換網のようなネットワー
クや、複数のプロセッサを環状網に接続したローカルエ
リア・ネットワーク(LAN)等、プロセッサが分散し
て設置された分散処理システムも複数のプロセッサが処
理を分担している点でマルチプロセッサシステムとして
見ることができる。
【0004】そこで、以下においては特に説明する場合
を除き、上記のようなシステム/ネットワークをすべて
マルチプロセッサシステムに含めることとし、システム
及びネットワークをシステム、プロセッサ及びノードを
プロセッサの語で代表させることとする。
【0005】上記のようなマルチプロセッサシステムで
は、処理を行う複数のプロセッサの各々が如何なる機能
を有し、現在サービス可能な状態にあるか否かをそれぞ
れのプロセッサが互いに確認できることが必要である。
【0006】このうち、プロセッサがサービス可能な状
態にあるか否かの情報(例えば電源が投入されているこ
とを通知する情報)はプロセッサ相互間で周期的に転送
される場合が多いが、機能情報は機能を管理するプロセ
ッサに人手により投入するようになっている。
【0007】しかし、機能情報を人手により投入する方
法は、プロセッサの数が多い場合や機能の種類が多い場
合、或いは機能の変更が頻繁な場合などに、投入作業自
体が保守上の負担となるのみでなく、誤りが発生する可
能性も高くなる。投入した機能情報に誤りが存在した場
合には処理が不可能となるためサービスが低下し、また
原因の探索に多大な稼動が必要となるなどの問題も生ず
るこのため、マルチプロセッサシステムにおける機能情
報の管理を自動的に行う方法が求められている。
【0008】
【従来の技術】図9は従来技術の構成図である。図9は
従来技術におけるマルチプロセッサシステムの構成の一
例で、通信処理を行う複数の通信プロセッサ(以下、C
PRと記す)51-1〜51-3と1台の管理プロセッサ(以
下、MPRと記す)52がバス56を介して接続されたパケ
ット交換機の構成を本発明関連部分を主体に図示したも
のである。
【0009】CPR51-1〜51-3にはそれぞれ加入者線や
中継線等の回線が収容されており、回線より受信される
パケットは回線が収容されているCPRよりバス56と接
続先の回線が収容されているCPRを経由して送信相手
に送信される。
【0010】このようなシステムの複数のプロセッサは
機能別に設置される場合(機能分散方式)と一定の負荷
(回線数) 単位に設置される場合(負荷分散方式)とが
あるが、例えば負荷分散方式の場合においても後から増
設されたプロセッサが最初に設置されたプロセッサより
も高機能化され、結果的に複数のプロセッサが異なる機
能をもつ構成となることも多い。
【0011】異なる機能の例として、パケット交換機で
は通信できるパケット長が新旧のプロセッサで異なる場
合があり、長いパケットの通信が行われる場合には長い
パケットの通信が処理できるプロセッサを選択しなけれ
ばならない。そのため、各CPR51-1〜51-3は他のCP
Rのもつ機能を確認できることが必要である。
【0012】図9では、A,Bの2種類の機能があり、
3台のみを図示したCPR51-1〜51 -3がすべて異なる機
能を有している例を示しているが、各CPR51-1〜51-3
の機能情報はMPR52に集中して記憶されており、各C
PR51-1〜51-3は必要なときに要求される機能をもつC
PR51-1〜51-3をMPR52に問い合わせる。
【0013】各CPR51-1〜51-3の機能情報は、入力装
置60より人手により入力してMPR52に記憶させるが、
入力された機能情報は入力データ処理部61を経てメモリ
(図示省略) 内に設けられた管理情報記憶部55a の機能
情報記憶部55b に記憶される。図では機能の有無をそれ
ぞれ“1”及び“0”で記憶した状態を示している。
【0014】いま、CPR(#1)51-1に収容された回
線より機能Aを使用するパケット通信の発呼があり、そ
の接続先の回線がCPR(#2)51-2とCPR(#3)
51-3の両方に収容されているものものとする。CPR51
-1がバスインタフェース部(INF)59及びバス56を介
してMPR52に機能Aを有するCPRの選定を要求する
と、この要求はMPR52のバスインタフェース部(IN
F)57を経て管理情報読出要求処理部58に伝えられ、管
理情報記憶部55a の機能情報記憶部55b より記憶されて
いる機能情報が読み出される。
【0015】管理情報読出要求処理部58は読み出した各
CPRの機能からCPR(#3)51 -3を選定し、CPR
51-1に通知する。CPR51-1はこれにより受信したパケ
ットをCPR51-3を経由して接続先の回線に送信する。
【0016】しかし、CPRの機能情報を記憶させる際
にCPR(#2)51-2の機能Aを誤って“1”と入力し
た場合は機能情報記憶部55b に誤った記憶がなされ、前
記の接続の際にCPR(#2)51-2が選択される可能性
がある。この場合はCPR51 -1は受信した呼の処理が不
可能となるばかりではなく、呼の処理が不可能となった
理由の探索を行うために多くの時間を要する可能性があ
る。
【0017】一方、マルチプロセッサシステムでは複数
のプロセッサの一部を何等かの理由で作動停止させるこ
とがあるが、作動が停止されたプロセッサを他のプロセ
ッサが知ることが必要である。図9ではCPR51-1〜51
-3の作動状況もMPR52が集中して管理しているが、以
下、CPRの状態情報の管理について説明する。
【0018】CPR51-1〜51-3内には例えば電源の投入
状況などが状態情報として状態情報記憶部53b に常時記
憶されている。MPR52はこの状態情報を収集するため
にCPR監視部54a 内の監視情報送出部54b が周期的に
監視情報を送出する。この監視情報はバスインタフェー
ス部57及びバス56を経て順次各CPR51-1〜51-3に対し
て送出される。
【0019】CPR51-1〜51-3側では、前記監視情報を
バスインタフェース部59を経て監視情報受信部53a が受
信し、状態情報記憶部53b に状態情報の送出を要求す
る。要求を受けた状態情報記憶部53b は記憶している状
態情報を応答情報送信部53c に出力すると、この状態情
報は応答情報に含まれてバスインタフェース部59及びバ
ス56を経てMPR52に送られる。
【0020】MPR52では状態情報受信部54c がバスイ
ンタフェース部57経由で前記状態情報を受信し、管理情
報記憶部55a 内の状態情報記憶部55c に受信した結果を
記憶する。図では作動状態にあるCPRを“1”、作動
停止状態にあるCPRを“0”で示している。以上によ
り記憶された状態情報は前記管理情報読出要求処理部58
がCPR51-1〜51-3の機能情報を読み出す際などに使用
され、作動停止状態にあるCPRを選定しないようにす
る。
【0021】以上の説明から明らかなように、図9に示
すマルチプロセッサシステムでは、複数のプロセッサC
PR51-1〜51-3の作動状態は周期的にMPR52に周期的
に収集されて記憶されるが、各CPR51-1〜51-3の機能
情報はCPR51-1〜51-3が設置された際、或いは機能変
更された際などに人手によって入力されるため、入力誤
りが発生する可能性がある。
【0022】マルチプロセッサシステムには図9以外に
各種の構成があるが、いずれの構成においても上記の点
は変わらない。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のマルチプロ
セッサシステムでは複数の処理プロセッサの作動状態は
周期的に管理されているが、各処理プロセッサの有する
機能の情報はプロセッサの設置時や機能変更時などに人
手によって入力される方式となっているため、プロセッ
サ数が多い場合、広い地域に分散される場合、機能の種
類が多い場合、或いは機能変更が頻繁に行われる場合な
どには機能情報の入力作業が保守上の負担となるほか、
正確かつ迅速に入力することが困難となる。このため、
機能情報が誤って記憶され、処理が不可能となってサー
ビスを低下させたり、処理不可能の原因探索に多大な稼
動が必要となる可能性がある。
【0024】本発明は、複数の処理プロセッサの有する
機能の情報を自動的に管理することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1乃至図4は本発明の
基本構成図である。図中、11-1〜11-n, 21-1〜21-nは異
なる機能をもつプロセッサを含む複数の処理プロセッ
サ、12は複数の処理プロセッサ11-1〜11-nを管理する管
理プロセッサ、16, 26はバス、13は前記各処理プロセッ
サ11-1〜11-n内に設けられ、各処理プロセッサ11-1〜11
-nの有する機能を識別する機能情報を所定の時期に前記
バス16を介して前記管理プロセッサ12に送信する機能情
報送信手段である。
【0026】14及び15は前記管理プロセッサ12内に備え
られ、14は前記複数の処理プロセッサ11-1〜11-nより前
記バス16を介して送信される前記機能情報を受信する機
能情報受信手段、15は前記機能情報受信手段14が受信し
た前記機能情報を記憶する機能情報記憶手段である。
【0027】23乃至25は前記各処理プロセッサ21-1〜21
-n内に備えられ、23は各処理プロセッサ21-1〜21-nの機
能情報を所定の時期に前記バス26を介して他の処理プロ
セッサに送信する機能情報送信手段、24は他の複数の処
理プロセッサより前記バス26を介して送信される前記機
能情報を受信する機能情報受信手段、25は前記機能情報
受信手段24が受信した前記機能情報を記憶する機能情報
記憶手段である。
【0028】31-1〜31-nは複数のノードに設けられた異
なる機能をもつプロセッサを含む複数の処理プロセッ
サ、36-1〜36-mは複数のノード間に設けられ、前記複数
の処理プロセッサ31-1〜31-n間を接続するリンクであ
る。
【0029】33乃至35は前記処理プロセッサ31-1〜31-n
内に備えられ、33は各処理プロセッサ31-1〜31-nの機能
情報を所定の時期に該処理プロセッサ31-1〜31-nに接続
されたリンク36-1〜36-mを介して他の複数の処理プロセ
ッサに送信する機能情報送信手段、34は他の複数の処理
プロセッサより前記リンク36-1〜36-mを介して送信され
る前記機能情報を受信する機能情報受信手段、35は前記
機能情報受信手段34が受信した前記機能情報を記憶する
機能情報記憶手段である。
【0030】41-1〜41-nは異なる機能をもつプロセッサ
を含む複数のサーバ・プロセッサ、42-1〜42-mは前記複
数のサーバ・プロセッサ41-1〜41-nの機能を利用して処
理を行う複数のクライアント・プロセッサ、46は環状網
である。
【0031】43は前記各サーバ・プロセッサ41-1〜41-n
内に備えられ、各サーバ・プロセッサ41-1〜41-nの機能
情報を所定の時期に前記環状網46を介して前記複数のク
ライアント・プロセッサ42-1〜42-mに送信する機能情報
送信手段である。
【0032】44及び45は前記各クライアント・プロセッ
サ42-1〜42-m内に備えられ、44は前記複数のサーバ・プ
ロセッサ41-1〜41-nより前記環状網46を介して送信され
る前記機能情報を受信する機能情報受信手段、45は前記
機能情報受信手段44が受信した前記機能情報記憶手段で
ある。
【0033】
【作用】図1においては、各処理プロセッサ11-1〜11-n
内に備えられた機能情報送信手段13は自プロセッサの機
能情報を所定の時期にバス16を介して管理プロセッサ12
に送信する。管理プロセッサ12の機能情報受信手段14は
前記機能情報を受信して機能情報記憶手段15に送り、該
機能情報を記憶させる。これにより、異なる機能をもつ
プロセッサを含む複数の処理プロセッサ11-1〜11-nの機
能情報が管理プロセッサ12内に自動的に記憶される。
【0034】図2においては、各処理プロセッサ21-1
21-n内に備えられた機能情報送信手段23は自プロセッサ
の機能情報を所定の時期にバス26を介して他の処理プロ
セッサに送信する。また、各処理プロセッサ21-1〜21-n
の機能情報受信手段24は他の複数の処理プロセッサより
前記バス26を介して送信された各処理プロセッサ21-1
21-nの機能情報を受信して機能情報記憶手段25に送り、
該機能情報を記憶させる。これにより、異なる機能をも
つプロセッサを含む複数の処理プロセッサ21-1〜21-n
機能情報が各処理プロセッサ21-1〜21-n内に自動的に記
憶される。
【0035】図3においては、各処理プロセッサ31-1
31-n内に備えられた機能情報送信手段33は自プロセッサ
の機能情報を所定の時期にリンク36-1〜36-mを介して他
の複数の処理プロセッサに送信する。また、各処理プロ
セッサ31-1〜31-nの機能情報受信手段34は他の複数の処
理プロセッサより前記リンク36-1〜36-mを介して送信さ
れた前記機能情報を受信して機能情報記憶手段35に送
り、該機能情報を記憶させる。これにより、異なる機能
をもつプロセッサを含む複数の処理プロセッサ31 -1〜31
-nの機能情報が各処理プロセッサ31-1〜31-n内に自動的
に記憶される。
【0036】図4においては、各サーバ・プロセッサ41
-1〜41-n内に備えられた機能情報送信手段43は自プロセ
ッサの機能情報を所定の時期に環状網46を介して複数の
クライアント・プロセッサ42-1〜42-mに送信する。ま
た、各クライアント・プロセッサ42-1〜42-mの機能情報
受信手段44は複数のサーバ・プロセッサ41-1〜41-nより
前記環状網46を介して送信された前記機能情報を受信し
て機能情報記憶手段45に送り、該機能情報を記憶させ
る。これにより、異なる機能をもつプロセッサを含む複
数のサーバ・プロセッサ41-1〜41-nの機能情報が各クラ
イアント・プロセッサ42-1〜42-m内に自動的に記憶され
る。
【0037】以上のように、図1乃至図4では異なる機
能をもつプロセッサを含む複数のプロセッサの機能情報
が自動的に記憶されるため、機能情報に誤りが生ずるこ
とがない。このため、機能情報の記憶誤りに基づく処理
不能の発生がなくなり、サービスが向上するほか、機能
情報の入力作業や処理の不備の原因を探索する作業が減
り、保守の省力化が図れる。
【0038】
【実施例】図5は図1の基本構成図に基づく実施例の構
成図、図6は図2の基本構成図に基づく実施例の構成
図、図7は図3の基本構成図に基づく実施例の構成図、
図8は図4の基本構成図に基づく実施例の構成図であ
る。
【0039】全図を通じ、同一記号は同一対象物を示
す。図中、11-1〜11-3は通信プロセッサ(CPR)で、
図1の処理プロセッサに相当する。13a 〜13c は図1の
機能情報送信手段13を構成し、13a は監視情報受信部、
13b は状態情報/機能情報記憶部、13c は応答情報送信
部である。
【0040】14a 〜14cは図1の機能情報受信手段14に
状態情報受信機能が付加された部分で、14a はCPR監
視部、14b は監視情報送出部、14c は状態情報/機能情
報受信部である。15a 〜15cは図1の機能情報記憶手段
15に状態情報記憶機能が付加された部分で、15a は管理
情報記憶部、15b は機能情報記憶テーブル、15c は状態
情報記憶テーブルである。また、17及び19はバスインタ
フェース部(INF)、18は管理情報読出要求処理部で
ある。
【0041】以下、図5について説明する。図5には複
数の処理プロセッサとして3台の通信プロセッサ(以
下、CPRと記す)のみを図示している。各CPR11-1
〜11-3は状態情報/機能情報記憶部13b に示すように、
機能として2種類の機能A,Bのいずれか一つまたは両
方を有しているものとする。
【0042】管理プロセッサ(以下、MPRと記す)12
のCPR監視部14a はCPR11-1〜11-3の状態情報と機
能情報を監視する部分で、監視情報送出部14b より監視
情報を一定周期で順次CPR11-1〜11-3に送出してい
る。この監視情報はバスインタフェース部17、バス16を
経て各CPR、例えばCPR11-1に送られ、CPR11-1
のバスインタフェース部19を経て監視情報受信部13a に
受信される。
【0043】監視情報受信部13a は監視情報を受信する
と状態情報/機能情報記憶部13b に対して情報送出を指
示する。状態情報/機能情報記憶部13b 内にはCPR11
-1の状態情報 (例えば電源が投入されていることを示す
情報) と機能情報 (この例では機能Aのみを有する) が
記憶されているが、この2つの情報を応答情報送信部13
c に送出する。
【0044】応答情報送信部13c はこの状態情報と機能
情報を監視情報に対する応答情報に含め、バスインタフ
ェース部19を介してバス16に送出する。MPR12ではこ
の応答情報をバスインタフェース部17を経て状態情報/
機能情報受信部14c が受信する。状態情報/機能情報受
信部14c は受信した情報を管理情報記憶部15a に送り、
状態情報を状態情報記憶テーブル15c 、機能情報を機能
情報記憶テーブル15bのそれぞれCPR11-1(#1)の
欄に記憶させる。
【0045】次いで、CPR11-2,CPR11-3に対して
も同様な処理を行い、状態情報記憶テーブル15c 及び機
能情報記憶テーブル15b の該当CPRの欄に状態情報と
機能情報が記憶される。
【0046】前記の情報は予め設定された比較的短い周
期で更新されるため、例えば当初にCPR11-1とCPR
11-2の2台のCPRのみが設置された状態で3台目のC
PR11-3が増設されると、CPR11-3が動作可能となっ
た状態でCPR11-3の機能情報が自動的にMPR52に記
憶されるので、他のCPRは直ちにCPR11-1を使用す
る通信を開始することができる。
【0047】記憶された状態情報及び機能情報の使用方
法については図9により説明した従来技術と同一である
ので説明を省略する。次に図6乃至図8について説明す
るが、機能情報送信部23,33, 43、機能情報受信部24,
34, 44の構成方法は図5に示したものと原理的に同一で
あるため詳細の図示及び説明を省略し、以下、機能情報
記憶部25,35, 45を主体に説明する。なお、状態情報は
図5と同様、機能情報とともに送出されるが、以下にお
いては説明を省略する。
【0048】図6は管理プロセッサ(MPR)を有しな
いマルチプロセッサシステムであり、機能情報は各処理
プロセッサCPR21-1〜21-3がそれぞれ記憶する。各C
PR21-1〜21-3は機能情報送信部23が自プロセッサの機
能情報を図示省略された記憶部より所定の周期で読み出
し、バス26を介して他のCPRに順次送出する。
【0049】送出された機能情報は各CPR11-1〜11-3
の機能情報受信部24に受信されたのち、機能情報情報記
憶部25に記憶される。各CPR21-1〜21-3の有する機能
を図5のCPR11-1〜11-3とそれぞれ同一であるとする
と機能情報が記憶された状態は機能情報情報記憶部25に
示すとおりとなる。
【0050】図7は複数のノードがリンクで接続された
データ交換ネットワークのような構成における実施例を
示している。この構成では各ノード間に実際に設定され
るリンクの形態は多様であるが、各ノードでは直通リン
クで接続されていないノードの状態情報と機能情報も把
握する必要があるため、論理的には各ノード間が直通線
でこれらの情報を送受信する形となる。
【0051】図7はこの考えで3つのノードにそれぞれ
設けられた処理プロセッサ31-1〜31 -3間が直通のリンク
36-1〜36-3で接続された状態を図示している。処理プロ
セッサ31-1〜31-3間の機能情報の送受信の形態は図6に
おけるCPR21-1〜21-3間における場合と同様であり、
バス26の代わりにリンク36-1〜36-3が用いられる差があ
るのみである。
【0052】機能情報を収集しようとする処理プロセッ
サ、例えば処理プロセッサ31-1は機能情報を収集する相
手処理プロセッサ、例えば処理プロセッサ31-2に対して
機能情報送信部33がリンク36-1を介して監視情報を所定
の周期で送信する。監視情報を受信した処理プロセッサ
31-2は機能情報送信部33より自プロセッサの機能情報を
応答情報に含めて返送する。
【0053】処理プロセッサ31-1の機能情報受信部34は
これを受信すると、受信した機能情報を機能情報記憶部
35に送り、記憶させる。次いで処理プロセッサ31-1は処
理プロセッサ31-3に対して同様な処理を行い、処理プロ
セッサ31-3の機能情報を機能情報記憶部35に記憶させ
る。
【0054】他の処理プロセッサ31-2, 31-3も同様にし
て他処理プロセッサの機能情報を収集して記憶する。各
処理プロセッサ31-1〜31-3の有する機能を図7に図示し
た内容であるとすると各処理プロセッサ31-1〜31-3の機
能情報記憶部35の記憶内容は図7に詳細図として示した
ような内容となる。
【0055】図8はローカルエリア・ネットワーク(以
下、LANと記す)における実施例を示している。この
場合は機能を有しているのはサーバ・プロセッサ41-1,
41-2であり、機能情報を把握する必要があるのはサーバ
・プロセッサ41-1, 41-2を用いて処理を行うクライアン
ト・プロセッサ42-1, 42-2である。
【0056】LANにおいては環状網に多数のプロセッ
サや端末が接続されるのが普通であるが、図8では各2
台のサーバ・プロセッサ41-1, 41-2とクライアント・プ
ロセッサ42-1,42-2のみを図示してある。
【0057】サーバ・プロセッサ41-1の機能情報送信部
43は相手クライアント・プロセッサ42-1,42-2を指定し
て自己の有する機能を周期的に環状網46に送出する。例
えばサーバ・プロセッサ41-1がクライアント・プロセッ
サ42-1に対して機能情報を送出するとクライアント・プ
ロセッサ42-1の機能情報受信部44はこれを受信して機能
情報記憶部45に記憶させる。次いでサーバ・プロセッサ
41-1はクライアント・プロセッサ42-2を指定して同様な
処理を行い、クライアント・プロセッサ42-2の機能情報
記憶部45に機能情報が記憶される。
【0058】サーバ・プロセッサ41-2からも同様な処理
が行われ、クライアント・プロセッサ42-1,42-2の機能
情報記憶部45には図示したようにサーバ・プロセッサ41
-1,41-2の機能が記憶される。
【0059】クライアント・プロセッサ42-1が例えば機
能Aを使用する場合、クライアント・プロセッサ42-1
おいて機能Aを使用するコマンドを入力すると図示省略
された処理部が機能情報記憶部45にアクセスし、機能A
を有しているサーバ・プロセッサがサーバ・プロセッサ
41-1であることを確認し、サーバ・プロセッサ41-1に対
して処理要求を行う。即ち、クライアント・プロセッサ
42-1,42-2は必要な機能を有するサーバ・プロセッサ41
-1, 41-2を自己の機能情報記憶部45により確認して処理
を行うことができる。
【0060】以上のように、図5乃至図8の構成では処
理を行うプロセッサが必要とする相手プロセッサの機能
情報が自動的に記憶されるため、処理プロセッサ(クラ
イアント・プロセッサを含む)は常に最新の機能情報に
より処理を行うことができ、誤りを生ずることがない。
このため、機能情報の誤りに起因する処理不能がなくな
り、サービスが向上するとともに、機能情報の入力作業
や機能情報の誤りに起因する処理不良の原因探索作業が
減り、保守の省力化が図れる。
【0061】以上、図5乃至図8により本発明の実施例
を説明したが、図5乃至図8はあくまで本発明の実施例
の一例を示したものに過ぎず、本発明が図示したものに
限定されるものでないことは言うまでもない。
【0062】例えば図5の実施例におけるCPR11-1
11-3は通信プロセッサに限定されるものではなく、また
図5乃至図8に示したプロセッサ及び各構成部の名称も
図示のものに限定されるものではない。また本発明が図
5乃至図8に示した装置及び機能の数に限定されないこ
とは勿論である。
【0063】また、図5乃至図8では各プロセッサの機
能情報記憶部が自プロセッサの機能情報も記憶している
ように図示しているが、必要がない場合に自プロセッサ
の機能情報を省略しても本発明の効果は変わらない。
【0064】また、上記においては機能情報を状態情報
と同時に送出するとして説明しているが、この方法は機
能情報の送信を既存機能である状態情報の自動送信機能
を利用するものであり、本発明の経済的な実現に効果が
ある。しかし、機能情報を状態情報と独立に送信しても
本発明の効果が変わらないことは明らかである。
【0065】更に、図5では処理プロセッサの機能情報
の送信時期は処理プロセッサ自身で決定せず、管理プロ
セッサより周期的に送信される監視情報に応答する形と
なっているが、処理プロセッサ自身で送出時期を決定す
る方法であっても本発明の効果は変わらない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる機能をもつプロセッサを含む複数の処理プロセッ
サからなるマルチプロセッサシステムにおいて、処理プ
ロセッサの機能情報が必要な場所に自動的に記憶される
ため、機能情報に誤りが生ずることがなくなる。このた
め、機能情報の誤りに起因する処理不能がなくなり、サ
ービスが向上するとともに、機能情報の入力作業や機能
情報の誤りに起因する処理不良の原因探索作業が減り、
保守作業が省力化される。
【0067】また、機能情報の更新を短い周期で行うこ
とができるため、新たなプロセッサが増設された場合や
プロセッサの機能に変更があった場合に、そのプロセッ
サが動作可能な状態となると直ちに使用することが可能
となり、設備の稼動率が向上する。
【0068】以上の如く、本発明はマルチプロセッサシ
ステムの性能向上に資するところが極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成図(1)
【図2】 本発明の基本構成図(2)
【図3】 本発明の基本構成図(3)
【図4】 本発明の基本構成図(4)
【図5】 本発明の実施例構成図(1)
【図6】 本発明の実施例構成図(2)
【図7】 本発明の実施例構成図(3)
【図8】 本発明の実施例構成図(4)
【図9】 従来技術の構成図
【符号の説明】
11-1〜11-n、21-1〜21-n 処理プロセッサ 12 管理プロセッサ 13、23、33、43 機能情報送信手段 14、24、34、44 機能情報受信手段 15、25、35、45 機能情報記憶手段 16、26 バス 36 リンク 46 環状網

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる機能をもつプロセッサを含む複数
    の処理プロセッサ(11-1〜11-n)と該複数の処理プロセ
    ッサ(11-1〜11-n)を管理する管理プロセッサ(12)がバ
    ス(16)により接続されて成るマルチプロセッサシステム
    において、 前記各処理プロセッサ(11-1〜11-n)内に、各処理プロ
    セッサ(11-1〜11-n)の有する機能を識別する機能情報
    を所定の時期に前記バス(16)を介して前記管理プロセッ
    サ(12)に送信する機能情報送信手段(13)を備え、かつ、 前記管理プロセッサ(12)内に、前記複数の処理プロセッ
    サ(11-1〜11-n)より前記バス(16)を介して送信される
    前記機能情報を受信する機能情報受信手段(14)と、 前記機能情報受信手段(14)が受信した前記機能情報を記
    憶する機能情報記憶手段(15)を備え、 複数の処理プロセッサ(11-1〜11-n)の有する機能情報
    を管理プロセッサ(12)が管理することを特徴とするマル
    チプロセッサシステムの機能管理方法。
  2. 【請求項2】 異なる機能をもつプロセッサを含む複数
    の処理プロセッサ(21-1〜21-n)がバス(26)により接続
    されて成るマルチプロセッサシステムにおいて、 前記各処理プロセッサ(21-1〜21-n)内に、各処理プロ
    セッサ(21-1〜21-n)の有する機能を識別する機能情報
    を所定の時期に前記バス(26)を介して他の処理プロセッ
    サに送信する機能情報送信手段(23)と、 他の複数の処理プロセッサより前記バス(26)を介して送
    信される前記機能情報を受信する機能情報受信手段(24)
    と、 前記機能情報受信手段(24)が受信した前記機能情報を記
    憶する機能情報記憶手段(25)を備え、 複数の処理プロセッサ(21-1〜21-n)の有する機能情報
    を各処理プロセッサ(21-1〜21-n)が管理することを特
    徴とするマルチプロセッサシステムの機能管理方法。
  3. 【請求項3】 異なる機能をもつプロセッサを含む複数
    の処理プロセッサ(31-1〜31-n)が複数のノードに設け
    られて各ノード間を接続する複数のリンク (36-1〜3
    6-m) により接続されたネットワーク構造をもつマルチ
    プロセッサシステムにおいて、 前記各処理プロセッサ(31-1〜31-n)内に、各処理プロ
    セッサ(31-1〜31-n)の有する機能を識別する機能情報
    を所定の時期に該処理プロセッサ(31-1〜31-n)に接続
    されたリンク (36-1〜36-m) を介して他の複数の処理プ
    ロセッサに送信する機能情報送信手段(33)と、 他の複数の処理プロセッサより前記リンク (36-1〜3
    6-m) を介して送信される前記機能情報を受信する機能
    情報受信手段(34)と、 前記機能情報受信手段(34)が受信した前記機能情報を記
    憶する機能情報記憶手段(35)を備え、 複数の処理プロセッサ(31-1〜31-n)の有する機能情報
    を各処理プロセッサ(31-1〜31-n)が管理することを特
    徴とするマルチプロセッサシステムの機能管理方法。
  4. 【請求項4】 異なる機能をもつプロセッサを含む複数
    のサーバ・プロセッサ(41-1〜41-n)と該複数のサーバ
    ・プロセッサ(41-1〜41-n)の機能を利用して処理を行
    う複数のクライアント・プロセッサ(42-1〜42-m)が環
    状網(46)により接続されて成るマルチプロセッサシステ
    ムにおいて、 前記各サーバ・プロセッサ(41-1〜41-n)内に、各サー
    バ・プロセッサ(41-1〜41-n)の有する機能を識別する
    機能情報を所定の時期に前記環状網(46)を介して前記複
    数のクライアント・プロセッサ(42-1〜42-m)に送信す
    る機能情報送信手段(43)を備え、かつ、 前記各クライアント・プロセッサ(42-1〜42-m)内に、
    前記複数のサーバ・プロセッサ(41-1〜41-n)より前記
    環状網(46)を介して送信される前記機能情報を受信する
    機能情報受信手段(44)と、 前記機能情報受信手段(44)が受信した前記機能情報を記
    憶する機能情報記憶手段(45)を備え、 複数のサーバ・プロセッサ(41-1〜41-n)の有する機能
    情報を複数のクライアント・プロセッサ(42-1〜42-m
    が管理することを特徴とするマルチプロセッサシステム
    の機能管理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5655149A (en) * 1994-06-10 1997-08-05 Harris Corporation System for identifying a primary processor and non-primary processors after system reboot independent of processor positions and without using default primary processor identification
JPH11502955A (ja) * 1995-03-20 1999-03-09 イギリス国 リアルタイムアプリケーション用のマルチシーケンシャルコンピュータ

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