JPH05172160A - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JPH05172160A
JPH05172160A JP33821791A JP33821791A JPH05172160A JP H05172160 A JPH05172160 A JP H05172160A JP 33821791 A JP33821791 A JP 33821791A JP 33821791 A JP33821791 A JP 33821791A JP H05172160 A JPH05172160 A JP H05172160A
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control valve
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movable magnetic
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power transmission
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Satoru Suzuki
悟 鈴木
Takehisa Yamada
剛央 山田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関し、コイルを小さくし、消費電流を少なくして
コストを低減することができ、かつ、継手長さを短くす
ること目的とする。 【構成】 外部の部材に固定され、ソレノイドコイル2
3を取り巻いて継手と非接触状態に保持される磁気枠2
2と、ソレノイドコイル23への通電によって磁気吸引
力を発生する可動磁性体24と、によりアクチュエータ
を構成し、可動磁性体24の継手軸中心から離れた位置
に、制御弁26を設けるとともに、可動磁性体24を、
制御弁26とは略軸対称となる位置で、常時吸引対象部
材16に接するように、かつ、その接点部を支点として
揺動可能に位置決めするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の駆動力配分に使
用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平3−283426号
において、下記のような油圧式動力伝達継手を提案して
いる。すなわち、この油圧式動力伝達継手は、相対回転
可能な入出力軸間に設けられ、該入出力軸の差動回転に
よって駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプの出口部
に設けられ吐出油の流動抵抗を制御する制御弁と、外部
からの信号によって該制御弁を作動させるアクチュエー
タを備え、上記入出力軸の回転速度差および外部からの
制御信号に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手
において、外部の部材に固定され、ソレノイドコイルを
取り巻いて、継手と非接触状態に保持される磁気枠と、
上記ソレノイドコイルへの通電によって磁気吸引力を発
生する可動磁性体と、上記可動磁性体の移動に伴って段
階的に荷重が変化するバネ部材と、上記ソレノイドコイ
ルへの通電電流を段階的に変化させることで、上記可動
磁性体を段階的に変位させるアクチュエータを構成する
とともに、上記可動磁性体の変位に応じて開口面積が変
化し、且つ圧油からの油圧反力を受けない弁を設けたも
のである。
【0003】ソレノイドコイルに通電しないときは、図
9に示すように、可動磁性体101は移動せず、第2の
制御弁102は、弁体103の高圧室104と吸入路1
05の連通を遮断し、第1の制御弁106は、高圧室1
04から吸入路105に連通するオリフィス107を開
放している。したがって、この状態にあっては、通常の
トルク特性を得ることができる。
【0004】ソレノイドコイルに弱通電したときは、図
10に示すように、可動磁性体101は左方向に平行移
動し、これにより第1の制御弁106および第2の制御
弁102もともに左方向に平行移動して、第2の制御弁
102は高圧室104と吸入路105の連通を遮断した
状態を保持し、第1の制御弁106はオリフィス107
を閉止する。これにより、ロックの特性を得ることがで
きる。
【0005】ソレノイドコイルに強通電したときは、図
11に示すように、可動磁性体101はさらに左方向に
平行移動し、これにより第1の制御弁106および第2
の制御弁102もともにリテーナ108に当接する迄左
方向に平行移動して、第2の制御弁102は高圧室10
4と吸入路105を連通させ、第1の制御弁106はオ
リフィス107を閉止した状態を保持する。これによ
り、フリーの特性を得ることができる。なお、109は
ハウジング、110はカバー、111はアキュームレー
タピストン、112はストッパリングである。
【0006】また、特願平3−245463号におい
て、下記のような油圧式動力伝達継手を提案している。
すなわち、この油圧式動力伝達継手は、相対回転可能な
入出力軸間に設けられ、前記両軸の差動回転によって駆
動される油圧ポンプと;該油圧ポンプの出口部に設けら
れ吐出油の流動抵抗を制御する制御弁と;外部からの信
号によって該制御弁を作動させるアクチュエータを備
え;前記両軸の回転速度差および外部からの制御信号に
応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において、
前記油圧ポンプからの吐出油を集めるリング状の高圧室
と、外部の部材に固定され、ソレノイドコイルを収納
し、継手と非接触状態に保持される磁気枠と、前記ソレ
ノイドコイルへの通電によって磁気吸引力を発生する前
記アクチュエータとしてのリング状の可動磁性体を備
え、前記各部分が継手軸に対して同心状に配置されると
ともに、前記可動磁性体の磁気吸引力に応じて前記高圧
室の圧力を制御する前記制御弁としてのリリーフ弁を継
手軸中心部から離して設けたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式動力伝達継手にあっては、1個の制御
弁のみを動作させるような場合に、前者のように可動磁
性体が軸心に添って平行移動するようなアクチュエータ
構造にすると、可動磁性体の平行状態を保持する為の長
いガイドが必要となり、継手の長さが長くなるという問
題がある。
【0008】また、非通電時に可動磁性体と吸引対象部
材が離れている為に、通電した時の可動磁性体に作用す
る力が弱く、大きな電流が必要となり、コイルも大き
く、コストも高くなるという問題がある。また、後者の
ような偏荷重支持用の支持部材を設けた場合において
も、可動磁性体と、吸引対象部材との間が、支持部材の
厚さの分だけ離れる為、前者と同様な理由によって、可
動磁性体に作用する力が弱くなる。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、コイルを小さくし、消費電流
を少なくして、コストを低減することができ、かつ、継
手長さを短くすることができる油圧式動力伝達継手を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、
前記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;
該油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制
御する制御弁と;外部からの信号によって、該制御弁を
作動させるアクチュエータを備え;前記両軸の回転速度
差および外部からの制御信号に応じたトルクを伝達する
油圧式動力伝達継手において;外部の部材に固定され、
ソレノイドコイルを取り巻いて継手と非接触状態に保持
される磁気枠と、前記ソレノイドコイルへの通電によっ
て磁気吸引力を発生する可動磁性体と、により前記アク
チュエータを構成し、前記可動磁性体の継手軸中心から
離れた位置に、前記制御弁を設けるとともに、前記可動
磁性体を、前記制御弁とは略軸対称となる位置で、常時
吸引対象部材に接するように、かつ、その接点部を支点
として揺動可能に位置決めし、前記ソレノイドコイルへ
通電することにより前記制御弁を作動させるものであ
る。
【0011】
【作用】本発明においては、可動磁性体の制御弁を設け
ていない側を、あらかじめ吸引対象部材に密着するよう
に傾斜して取り付けている。したがって、ソレノイドコ
イルに通電しない状態では、可動磁性体は、移動せず、
通常のトルク特性が得られる。
【0012】ソレノイドコイルに通電すると、吸引力が
作用し、接点部を支点として可動磁性体が移動し、制御
弁が作動する。これによりロック、あるいはフリー等の
制御弁の機能で決まる特性を得ることができる。このよ
うに、可動磁性体の制御弁を設けていない側を吸引対象
部材に密着するように、傾斜して取り付けたため、大電
流が不要となり、ソレノイドコイルを小さくすることが
でき、消費電流を少なくすることができる。その結果、
コストを低減することができる。
【0013】また、可動磁性体を平行移動させるための
ガイド部が不要となり、継手の長さを短くすることがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図8は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、図1において、1はハウジン
グであり、ハウジング1は図示しない出力軸に連結さ
れ、出力軸と一体的に回転する。
【0015】尚、ハウジングは非磁性体でできたハウジ
ング非磁性部1Bと磁性体でできた他の部分が一体とな
っている。2はカムであり、カム2はハウジング1の内
側面に所定の角度回転可能に支持される。カム2は、複
数のカム山とカム谷からなるカム面2Aを有し、その外
周であって、側面にカム山があるところに位置決め兼ト
ルク伝達用の複数の突起2Bを有する。
【0016】カム2は、その突起2Bがハウジング1に
形成した切欠き1Aに係合して、ロータ3の回転方向に
ハウジング1と一体で回転し、ロータ3の回転方向が変
わると、カム2はロータ3とともにつれ回りし、カム2
の突起2Bがハウジング1の切欠き1Aに当るまで回転
した後に、ハウジング1と一体で回転する。ロータ3は
ハウジング1内に回転自在に収納され、入力軸4に結合
され、入力軸4と一体で回転する。
【0017】ロータ3には、軸方向に複数個のプランジ
ャー室5が形成され、プランジャー室5内は複数個のプ
ランジャー6がリターンスプリング7を介して摺動自在
に収納されている。また、ロータ3には複数の吸入吐出
孔8が各プランジャー室5に通じるように形成されてい
る。9は吸入ポート10、吸入路11および吐出ポート
12が形成された磁性体のバルブであり、バルブ9は、
ハウジング1の切欠き1Aに突起13を係合させること
により、ハウジング1に位置決め固定されている。
【0018】また、吐出ポート12は高圧室14に連通
し、高圧室14は、バルブ9に形成したオリフィス(流
動抵抗発生手段)15を介して吸入ポート10に連通可
能となっている。プランジャー6が吸入工程にある場合
は、バルブ9の吸入ポート10とロータ3の吸入吐出孔
8が通じる位置関係となり、オリフィス15、吸入路1
1、吸入ポート10、ロータ3の吸入吐出孔8を通じ
て、プランジャー室5にオイルを吸入することができ
る。
【0019】また、プランジャー6が吐出工程にある場
合は、吸入工程と逆の関係となり、ロータ3の吸入吐出
孔8はバルブ9の吐出ポート12、高圧室14に通じ
る。16はベアリング17で支持されたリテーナ(吸引
対象部材)であり、リテーナ16はハウジング1の内周
に固定され、ハウジング1と一体で回転する。リテーナ
16には挿入孔18が形成され、挿入孔18にはバルブ
9の突出部19が挿入される。なお、21はオイルシー
ル43の抜け止めの為のスナップリングである。
【0020】22は磁気枠であり、磁気枠22は外部の
部材に固定され、継手と非接触状態に保持される。磁気
枠22は継手軸に対して同心状に配置され、磁気枠22
内にはソレノイドコイル23が収納される。24はソレ
ノイドコイル23への通電により磁気吸引力を発生する
可動磁性体であり、可動磁性体24はハウジング1内に
リテーナ16に相対して移動可能に収納される。可動磁
性体24の図中右方向へのストッパとしてはストッパリ
ング25がハウジング1の内周に設けられている。
【0021】26はロックバルブとしての制御弁であ
り、制御弁26は一端側がバルブ9のバルブ孔27内に
摺動自在に収納され、また、他端側が可動磁性体24に
形成した挿入用切欠き部28に挿入されている。制御弁
26と可動磁性体24の間にはリリーフ用のスプリング
29が介装されている。30は抜け止めピンであり、抜
け止めピン30により、制御弁26とは略軸対称となる
位置で、リテーナ16に接するように、可動磁性体24
を連結している。
【0022】すなわち、可動磁性体24は、接点部を支
点として揺動可能に傾斜してリテーナ16に取り付けら
れる。可動磁性体24、ソレノイドコイル23および磁
気枠22が全体としてアクチュエータを構成しており、
アクチュエータは制御弁26の作動を制御する。リテー
ナ16と可動磁性体24の間には、図2および図3に示
すように、下側の2ケ所において、付勢力が弱いスプリ
ング35が介装されている。スプリング35は可動磁性
体24の継手軸中心を通る垂直線に対して、それぞれ対
称となる位置に設けられ、スプリング35間には制御弁
26が設けられている。
【0023】制御弁26と抜け止めピン30は可動磁性
体24の継手軸中心から離れた対称位置に設けられる。
図1中、38はハウジング1と一体で回転するアキュー
ムレータピストンであり、アキュームレータピストン3
8は、封入油の熱膨張を吸収するために設けられてい
る。アキュームレータピストン38とハウジング1に固
定したカバー39の間にはリターンスプリング40が介
装されている。
【0024】なお、41はスプライン、42,43はオ
イルシール、44はベアリング、45はニードルベアリ
ング、46,47,48はシールリングである。次に、
動作を説明する。まず、通常特性について説明する。ソ
レノイドコイル23に通電しないときは、図4(A)に
示すように、可動磁性体24は磁気吸引力を発生せず、
図示の位置に保持される。したがって、スプリング35
は圧縮されない。すなわち、可動磁性体24は、抜け止
めピン30により、リテーナ16に対して傾斜して取り
付けられた状態が保持される。
【0025】このため、図5に示すように、制御弁26
はオリフィス15を開放しているので、オイルは矢印で
示すように流れる。すなわち、吐出ポート12に押し出
されたオイルは、高圧室14、オリフィス15を通って
吸入路11に供給される。このとき、オリフィス15の
抵抗により高圧室14、吐出ポート12およびプランジ
ャー室5の油圧が上昇し、プランジャー6に反力が発生
する。このプランジャー反力に逆ってカム2を回転させ
ることによりトルクが発生し、カム2とロータ3との間
でトルクが伝達される。
【0026】このときのトルク特性は、図6のAに示さ
れ、差動回転数ΔNの2乗に比例したトルクTとなる。
次に、ロックの特性について説明する。ソレノイドコイ
ル23に通電したときは、図4(B)に示すように、可
動磁性体24は、接点部を支点として揺動し、スプリン
グ35を圧縮して、リテーナ16に当接する。
【0027】このため、図7に示すように、制御弁26
はリリーフ用のスプリング29の圧縮力によりオリフィ
ス15を閉止する。このときトルク特性は、図6のBに
示され、ロックの状態になる。なお、図8に示すよう
に、高圧室14のオイルの圧力が所定値を越えると、制
御弁26はスプリング29に抗して開弁し、リリーフ弁
として作動する。
【0028】このように、可動磁性体24の制御弁26
を設けていない側を、リテーナ16に密着させるように
したため、大電流が必要でなく、ソレノイドコイル23
を小さくすることができ、消費電流も少なくすることが
でき、その結果、コストを低減することができる。ま
た、可動磁性体24を平行移動させるためのガイド部が
不要であるため、継手の長さを短くすることができる。
【0029】尚、本実施例においては、制御弁26が作
動した場合にオリフィス15を閉止するリリーフ弁とな
っているが、スプール状の弁により、オリフィス15を
閉止しても良い。また、同じく、高圧室14を開放する
ように作用する制御弁として、フリー状態を得るように
しても良い。制御弁にどのような機能を持たせるかは、
車両の必要としている機能によって選択することにな
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、可動磁性体の制御弁を設けてない側をリテーナに密
着するように傾斜して取り付けたため、大電流を必要と
せず、ソレノイドコイルを小さくすることができ、消費
電流を少なくすることができる。その結果、コストを低
減することができる。
【0031】また、可動磁性体を平行移動させるための
ガイド部が不要であり、継手の長さを短くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】リテーナと可動磁性体の断面図
【図3】可動磁性体の正面図
【図4】可動磁性体の動作説明図
【図5】通常特性の動作説明図
【図6】トルク特性を示すグラフ
【図7】ロック特性の動作説明図
【図8】ロック時のリリーフ弁の作動説明図
【図9】従来の通常特性の説明図
【図10】従来のロック特性の説明図
【図11】従来のフリー特性の説明図
【符号の説明】
1:ハウジング 1A:切欠き 1B:ハウジング非磁性部 2:カム 2A:カム面 2B:突起 3:ロータ 4:入力軸 5:プランジャー室 6:プランジャー 7:リターンスプリング 8:吸入吐出孔 9:バルブ 10:吸入ポート 11:吸入路 12:吐出ポート 13:突起 14:高圧室 15:オリフィス 16:リテーナ(吸引対象部材) 17:ベアリング 18:挿入孔 19:突出部 21:スナップリング 22:磁気枠 23:ソレノイドコイル 24:可動磁性体 25:ストッパリング 26:制御弁 27:バルブ孔 28:挿入用切欠き部 29:リリーフ用のスプリング 30:抜け止めピン 35:弱いスプリング 38:アキュームレータピストン 39:カバー 40:リターンスプリング 41:スプライン 42,43:オイルシール 44:ベアリング 45:ニードルベアリング 46,47:シールリング 48:シールリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
    記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;該
    油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制御
    する制御弁と;外部からの信号によって、該制御弁を作
    動させるアクチュエータを備え;前記両軸の回転速度差
    および外部からの制御信号に応じたトルクを伝達する油
    圧式動力伝達継手において;外部の部材に固定され、ソ
    レノイドコイルを取り巻いて継手と非接触状態に保持さ
    れる磁気枠と、 前記ソレノイドコイルへの通電によって磁気吸引力を発
    生する可動磁性体と、により前記アクチュエータを構成
    し、 前記可動磁性体の継手軸中心から離れた位置に、前記制
    御弁を設けるとともに、 前記可動磁性体を、前記制御弁とは略軸対称となる位置
    で、常時吸引対象部材に接するように、かつ、その接点
    部を支点として揺動可能に位置決めし、前記ソレノイド
    コイルへ通電することにより前記制御弁を作動させるこ
    とを特徴とする油圧式動力伝達継手。
JP33821791A 1991-12-20 1991-12-20 油圧式動力伝達継手 Expired - Lifetime JP2744160B2 (ja)

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