JPH05169308A - ガンドリルおよびエンドミル - Google Patents

ガンドリルおよびエンドミル

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Publication number
JPH05169308A
JPH05169308A JP33530191A JP33530191A JPH05169308A JP H05169308 A JPH05169308 A JP H05169308A JP 33530191 A JP33530191 A JP 33530191A JP 33530191 A JP33530191 A JP 33530191A JP H05169308 A JPH05169308 A JP H05169308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
blade
end mill
gun drill
shank
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33530191A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Nabeshima
三弘 鍋嶋
Yoshio Hasegawa
芳雄 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05169308A publication Critical patent/JPH05169308A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシニングセンターにあって、切削加工時、
切削液を的確に噴射する。 【構成】 例えばエンドミル31内に流通路36を形成し、
この流通路36に連通する複数の噴出口37を刃部33の外周
面に形成する。マシニングセンターを用いた切削加工
時、切削液を流通路36に供給して、噴出口37から工作物
の切削部位に噴出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンターな
どに取付けられて使用されるガンドリルおよびエンドミ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、金型製作における孔開けやフラ
イス削りなどの加工には、図5に一例を示しているよう
なマシニングセンターが使用される。このマシニングセ
ンターは、ベース1上にサドル2を介してテーブル3が
支持されている。このテーブル3は、図示していない駆
動源の駆動により、ベース1に対して左右方向(X方
向)および前後方向(Y方向)へ移動するものである。
そして、前記テーブル3上にはパレット4が取付けられ
ている。このパレット4は、工作物5が上面に着脱可能
に取付けられるものである。また、前記ベース1の後側
にはコラム6が設けられており、このコラム6には主軸
ヘッド7が支持されている。この主軸ヘッド7は、図示
していない駆動源の駆動により、上下方向(Z方向)へ
移動するものである。そして、前記主軸ヘッド7には、
Y方向を回転軸方向として回転駆動される主軸8が設け
られている。この主軸8の先端部には、切削加工用など
の各種工具9を着脱自在に保持する工具ホルダー10が着
脱自在に取付けられるチャック11が設けられている。な
お、図示していないが、前記主軸ヘッド7には、切削液
を噴射するノズルが設けられている。また、前記コラム
6の側方位置には、工具マガジン12が設けられている。
この工具マガジン12は、例えば、回行するチェーンに、
工具ホルダー10を着脱自在に保持する複数の保持部13を
並べて設けたものである。さらに、前記工具マガジン12
と主軸8との間には、自動工具交換装置(ATC)14が
設けられている。このATC14は、周知のように、工具
マガジン12と主軸8との間で工具9を自動的に交換する
ものである。そして、切削加工に際しては、主軸8とと
もに回転する工具9により、パレット4上に取付けられ
ている工作物5の切削加工を行う。その際、適宜テーブ
ル3をY方向あるいはX方向に移動させるとともに、主
軸ヘッド7とともに主軸8を上下動させる。また、切削
中は、前記ノズルから工具9および工作物5へ向けて切
削液が噴射される。さらに、必要に応じて、主軸8に取
付けられる工具9をATC14により交換する。
【0003】ところで、このようなマシニングセンター
において使用される工具9には、深孔の孔開け用のガン
ドリルやフライス削り用のエンドミルなどがある。そし
て、従来、マシニングセンターにおいて使用されるガン
ドリルおよびエンドミルは、非中空構造になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来
は、ガンドリルやエンドミルなどの様々な工具9が使用
されるマシニングセンターにおいて、切削加工時、工具
9自体とは別個のノズルから工具9および工作物5へ向
けて切削液を噴射するようにしていたため、ガンドリル
やエンドミルなどの様々な工具9の各々について切削液
の噴射を必ずしも適切に行えない問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、様々な工具が使用されるマシニングセン
ターなどにあって、切削加工時の切削液の噴射を的確に
行うことを可能とできるガンドリルおよびエンドミルを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガンドリルは、
前記目的を達成するために、細長いシャンクの先端部に
刃先部を設けてなるガンドリルにおいて、前記シャンク
内にその軸方向に沿って孔状の流通路を形成し、前記刃
先部の先端面に前記流通路に連通させて複数の噴出口を
開口形成したものである。
【0007】また、本発明のエンドミルは、前記目的を
達成するために、シャンクの先端部に刃部を設け、この
刃部が外周面に外周刃を有するとともに先端面に底刃を
有するエンドミルにおいて、前記シャンクおよび刃部内
にその軸方向に沿って孔状の流通路を形成し、前記刃部
の外周面に前記流通路に連通させて複数の噴出口を開口
形成したものである。
【0008】
【作用】本発明のガンドリルは、マシニングセンターな
どに取付けられて使用され、工作物を孔開け加工する。
すなわち、回転駆動されつつ軸方向へ移動することによ
り、細長いシャンクの先端部に設けられた刃先部が工作
物を切削し、この工作物に深孔を加工する。そして、こ
のような切削加工時、切削液をシャンク内の孔状の流通
路へ供給し、切削液を刃先部の先端面の複数の噴出口か
ら工作物の切削部位に向けて噴出させる。
【0009】また、本発明のエンドミルは、マシニング
センターなどに取付けられて使用され、工作物をフライ
ス削りする。すなわち、回転駆動されつつ軸方向と直交
する方向などへ移動し、シャンクの先端部に設けられた
刃部の外周刃あるいは底刃が工作物を切削する。そし
て、切削加工時、切削液をシャンクおよび刃部内の孔状
の流通路へ供給し、切削液を刃部の外周面の複数の噴出
口から工作物の切削部位に向けて噴出させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。まず、本発明のガンドリルの一実施
例を図1および図2に基づいて説明する。この実施例の
ガンドリル21が使用されるマシニングセンターは、様々
なものが可能であるが、例えば先に説明した図5に示す
ようなものである。前記ガンドリル21は、工具ホルダー
10に取付けられる細長いシャンク22と、このシャンク22
の先端部に設けられたより径大な刃先部23とからなって
いる。この刃先部23は、例えば、シャンク22の先端に臘
付けされた超硬チップである。なお、刃先部23の外周面
には、その軸方向に沿って溝部24が形成されている。そ
して、ガンドリル21のシャンク22内には、その軸方向に
沿って直線孔状の流通路25が形成されており、刃先部23
の先端面には、前記流通路25に連通させて一対の噴出口
26が開口形成されている。一方、マシニングセンターの
主軸8には、これに取付けられたガンドリル21の流通路
25に連通する流通路29が形成されており、この流通路29
は、水、水溶性切削液あるいは切削油などの切削液を供
給する切削液供給源30に接続されている。
【0011】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。前記ガンドリル21は、マシニングセンターの
主軸8に工具ホルダー10およびチャック11を介して取付
けられて使用され、パレット4上に取付けられた工作物
5に対して孔開け加工を施すものである。そして、この
加工時には、適宜テーブル3をX方向に移動させるとと
もに、主軸8を上下動させることにより、工作物5に対
してガンドリル21を位置決めした上で、主軸8とともに
ガンドリル21を回転させながら、テーブル3をY方向に
おいて後退させる。それに伴い、ガンドリル21の刃先部
23が工作物5に対して軸方向へ前進しながら、この工作
物5を切削していく。これにより、この工作物5に深孔
が加工される。このような切削加工中、切削液供給源30
から供給される切削液が主軸8およびガンドリル21内の
流通路29,25を介して、刃先部23の先端面の一対の噴出
口26から工作物5の切削部位に向けて噴出する。なお、
噴出した切削液および切粉は、刃先部23の溝部24および
加工された孔自体を介して工作物5外へ排出される。
【0012】つぎに、本発明のエンドミルの一実施例を
図3および図4に基づいて説明する。この実施例のエン
ドミル31が使用されるマシニングセンターは、前記ガン
ドリル21の実施例の場合と同じものである。前記エンド
ミル31は、工具ホルダー10に取付けられるシャンク32
と、このシャンク32の先端部に一体に設けられた刃部33
とからなっている。この刃部33は、螺旋状の外周刃34を
外周面に有するとともに、底刃35を先端面に有してい
る。そして、エンドミル31のシャンク32および刃部33内
には、その軸方向に沿って直線孔状の流通路36が形成さ
れており、刃部33の外周面には、前記流通路36に連通さ
せて複数の噴出口37が開口形成されている。
【0013】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。前記エンドミル31は、マシニングセンターの
主軸8に工具ホルダー10およびチャック11を介して取付
けられて使用され、パレット4上に取付けられた工作物
5に対してフライス削り加工を施すものである。この加
工時には、適宜テーブル3をX方向およびY方向に移動
させるとともに、主軸8を上下動させながら、主軸8と
ともにエンドミル31を回転させて、このエンドミル31の
外周刃34あるいは底刃35により、工作物5を切削する。
このような切削加工中、切削液供給源30から供給される
切削液が主軸8およびエンドミル31内の流通路29,36を
介して、刃部33の外周面の複数の噴出口37から工作物5
の切削部位に向けて噴出する。また、工具とは別個に主
軸ヘッド7に設けられたノズルからもエンドミル31およ
び工作物5へ向けて切削液が噴射される。
【0014】前記両実施例の構成によれば、ガンドリル
21やエンドミル31自体に流通路25,36および噴出口26,
37を形成し、切削加工時、切削液を流通路25,36に供給
して噴出口26,37から噴出させるようにしたので、様々
な工具が使用されるマシニングセンターにあって、切削
加工時、工具に合った的確な切削液の噴出を行える。
【0015】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
ガンドリルやエンドミルには様々な形状のものがある
が、もちろん、ガンドリルやエンドミルの形状は前記実
施例のものに限定されず、様々な形状のガンドリルやエ
ンドミルに本発明を適用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ガンドリルやエンドミ
ル自体に流通路とこの流通路に連通する複数の噴出口と
を形成したので、切削加工時、切削液を流通路に供給し
て噴出口から噴出させることにより、様々な工具が使用
されるマシニングセンターなどにあって、切削加工時の
切削液の噴射を工具に合わせて的確に行うことが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガンドリルの一実施例を示す側面図で
ある。
【図2】同上ガンドリルの先端部の断面図である。
【図3】本発明のエンドミルの一実施例を示す側面図で
ある。
【図4】同上エンドミルの先端部の断面図である。
【図5】マシニングセンターの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
21 ガンドリル 22 シャンク 23 刃先部 25 流通溝 26 噴出口 31 エンドミル 32 シャンク 33 刃部 34 外周刃 35 底刃 36 流通路 37 噴出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長いシャンクの先端部に刃先部を設け
    てなるガンドリルにおいて、前記シャンク内にその軸方
    向に沿って孔状の流通路を形成し、前記刃先部の先端面
    に前記流通路に連通させて複数の噴出口を開口形成した
    ことを特徴とするガンドリル。
  2. 【請求項2】 シャンクの先端部に刃部を設け、この刃
    部が外周面に外周刃を有するとともに先端面に底刃を有
    するエンドミルにおいて、前記シャンクおよび刃部内に
    その軸方向に沿って孔状の流通路を形成し、前記刃部の
    外周面に前記流通路に連通させて複数の噴出口を開口形
    成したことを特徴とするエンドミル。
JP33530191A 1991-12-18 1991-12-18 ガンドリルおよびエンドミル Withdrawn JPH05169308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33530191A JPH05169308A (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ガンドリルおよびエンドミル

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JP33530191A JPH05169308A (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ガンドリルおよびエンドミル

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JPH05169308A true JPH05169308A (ja) 1993-07-09

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JP33530191A Withdrawn JPH05169308A (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ガンドリルおよびエンドミル

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Cited By (4)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311